JPH09129335A - ステアリングロールコネクタ - Google Patents

ステアリングロールコネクタ

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Publication number
JPH09129335A
JPH09129335A JP7284894A JP28489495A JPH09129335A JP H09129335 A JPH09129335 A JP H09129335A JP 7284894 A JP7284894 A JP 7284894A JP 28489495 A JP28489495 A JP 28489495A JP H09129335 A JPH09129335 A JP H09129335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotator
steering
stator
roll connector
angular velocity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7284894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Sugiyama
宜伸 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP7284894A priority Critical patent/JPH09129335A/ja
Publication of JPH09129335A publication Critical patent/JPH09129335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角速度センサとステアリングロールコネクタ
の両方のニュートラル位置をステアリングホイールのニ
ュートラル位置に合わせることに伴うステアリング装置
の組み立ての煩雑さを低減する。 【解決手段】 ステアリングホイールの回転位置を検知
するための角速度センサをステアリングロールコネクタ
に一体的に設け、角速度センサを、ロテータ3に固定し
た検出用ディスク9と、ステータ2に固定したフォトイ
ンタラプタ10とから構成する。検出用ディスク9に
は、ロテータ3の回転中心を中心とする円周上に等間隔
で配置された多数の微細なスリット9aを設け、フォト
インタラプタ10は、検出用ディスク9のスリット9a
の旋回軌道と対峙する位置に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングコラムに取り付けて、ステアリングホイールを車体
側に電気的に接続するのに用いられるステアリングロー
ルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングロールコネクタは、
ステータとロテータとからなるドーナツ状のケーシング
の中に、渦巻き状に巻いたフラットケーブルを収納し、
フラットケーブルの一端をステータ側に、他端をロテー
タ側に固定した構成になっている。そして、ステータを
ステアリングコラムに固定し、さらにステアリングシャ
フトにステアリングホイールを取り付けると、ロテータ
がステアリングホイールに連結され、ステアリングホイ
ールを回したときに、フラットケーブルの巻状態が変化
しながらロテータが回転するようになっている。なお、
フラットケーブルの巻き状態の中立位置をステアリング
ホイールの中立位置に合わせるため、ロールコネクタに
は、一般に中立位置の表示マークが設けられている。
【0003】一方、ステアリング装置には、ステアリン
グホイールをニュートラル位置からどの方向へどれだけ
回したかを検知するために角速度センサが設けられてい
る。角速度センサには、ステアリングホイールのニュー
トラル位置検知機能をもったものがあり、そのタイプで
は、ステアリングホイールのロックトゥロックの間に一
度だけニュートラル信号が発信されるようになってい
る。このタイプの角速度センサは、それ自体のニュート
ラルの状態をステアリングホイールのニュートラルの状
態に合わせてステアリング装置に組み込まれるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
テアリング装置においては、角速度センサとステアリン
グロールコネクタの両方のニュートラル位置をステアリ
ングホイールのニュートラル位置に合わせなければなら
ないため、ステアリング装置の組み立てが煩雑であっ
た。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、ステアリング装置の組み立ての際の位置合わせの
回数を減らして組み立ての煩雑さを低減することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グロールコネクタは、上述の技術的課題を解決するため
に、以下のように構成されたことを特徴としている。す
なわち、ステアリングホイールの回転位置を検知するた
めの角速度センサを一体的に備えており、角速度センサ
は、ロテータに固定された検出用ディスクと、ステータ
に固定された検出手段とから構成されている。検出用デ
ィスクは、ロテータの回転中心を中心とする円周上に等
間隔で配置された被検出部を備え、検出手段は、検出用
ディスクの被検出部の旋回軌道と対峙する位置に配置さ
れている。
【0007】
【作用・効果】上記構成においては、検出用ディスクを
ロテータに固定し、かつ、検出用ディスクの被検出部を
検出するための検出手段をステータに固定することによ
り、角速度センサをステアリングロールコネクタと一体
化しているので、ステアリング装置の組み立てのときの
位置合わせは一度でよい。したがって、ステアリング装
置の組み立ての煩雑さを低減することができる。
【0008】また、従来は、ロールコネクタの中立位置
表示とは別に、角速度センサ側でも中立位置表示が必要
であったが、上記構成によれば角速度センサ側での中立
位置表示が不要になるため、そのための機能部品の削減
によるコストダウンも可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1及び図2を用いて詳細に説明する。
【0010】図1は、このステアリングロールコネクタ
の中央断面図、図2は平面図である。図示するように、
ケーシング1は、基板2aとサブステータ2bとからな
るステータ2と、ロテータ3とを組み合わせた構成であ
り、このケーシング1の中に、渦巻き状に巻いたフラッ
トケーブル4が収納されている。また、フラットケーブ
ル4の一端がステータ2側の端子(図示せず)に、他端
がロテータ3側の端子(図示せず)に固定されていて、
ステータ2に対するロテータ3の回転に伴って、渦巻き
状に巻いたフラットケーブル4が締まったり緩んだりす
るようになっている。
【0011】この巻き状態が閉まり側や緩み側のどちら
かに片寄ったままでロールコネクタをステアリング装置
に組み付けてしまうことがないように、このステアリン
グロールコネクタの表面には、フラットケーブル4の巻
き状態の中立位置を示す表示手段が設けられている。表
示手段は、ステータ2に内歯ギヤ5を固定するととも
に、その中に内歯ギヤ5よりも歯数の少ない外歯ギヤ6
を設け、内歯ギヤ5と外歯ギヤ6に合いマーク7を形成
することによって構成されている。ロテータ3には透明
のカバー8が固定されており、このカバー8の内面に
は、外歯ギヤ6を内歯ギヤ5に一箇所で噛み合わせる突
起8aが形成されている。ロテータ3が回転すると外歯
ギヤ6と内歯ギヤ5のかみ合い位置が変化するので、外
歯ギヤ6は、中心がロテータ3の回転中心の回りを公転
しながら自転することになる。なお、内歯ギヤ5と外歯
ギヤ6の歯数は、ニュートラル位置でのみ合いマーク7
が一致し、それ以外の位置では合いマーク7がずれるよ
うに定められている。
【0012】このロールコネクタには、ロテータ3が連
結されるステアリングホイールの回転位置を検知するた
めの角速度センサが一体的に設けられている。角速度セ
ンサは、ロテータ3に固定された検出用ディスク9と、
検出手段としてステータ2に固定されたフォトインタラ
プタ10とから構成されている。検出用ディスク9に
は、ロテータ3の回転中心を中心とする円周上全周に、
被検出部としての多数のスリット9aが等間隔で形成さ
れている。フォトインタラプタ10は、検出用ディスク
9のスリット9aの旋回軌道と対峙する位置に配置され
ており、スリット9aが通過するごとに信号を発するよ
うになっている。なお、フォトインタラプタ9からの信
号は、自動車のマイクロコンピュータで計数することに
よって、ニュートラル位置を検出するようになってい
る。
【0013】以上の構成においては、検出用ディスク9
をロテータ3に固定し、かつ、検出用ディスク9のスリ
ット9aを検出するためのフォトインタラプタ10をス
テータ2に固定することにより、角速度センサをステア
リングロールコネクタと一体化しているので、ステアリ
ング装置の組み立てのときの位置合わせは一度でよい。
したがって、ステアリング装置の組み立ての煩雑さを低
減することができる。また、このように構成すれば、角
速度センサ自体の中立位置表示が不要になるため、部品
の削減によるコストダウンも可能となる。
【0014】なお、角速度センサは、検出用ディスクの
スリットの代わりに微細な多数の反射面を形成し、フォ
トインタラプタの代わりにフォトリフレクタを用いて構
成してもよい。また、光学式センサでなく磁気センサを
用いる構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るステアリングロールコネクタの
実施の形態を示す中央断面図である。
【図2】 図1のステアリングロールコネクタの平面図
である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ステータ 2a 基板 2b サブステータ 3 ロテータ 4 フラットケーブル 5 内歯ギヤ 6 外歯ギヤ 7 合いマーク 8 透明カバー 8a 突起 9 検出用ディスク 9a スリット 10 フォトインタラプタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転可能なロテータ(3)とステータ
    (2)とからなるケーシング(1)内に渦巻き状に巻いたフラ
    ットケーブル(4)が収納され、かつ、該フラットケーブ
    ル(4)の一端がステータ(2)に、他端がロテータ(3)に固
    定され、さらに、該フラットケーブル(4)の巻き状態の
    中立位置を示す表示手段(5,6,7)を備えたステアリング
    ロールコネクタにおいて、 ステアリングホイールの回転位置を検知するための角速
    度センサ(9,10)を一体的に備え、該角速度センサ(9,10)
    が、上記ロテータ(3)に固定された検出用ディスク(9)
    と、上記ステータ(2)に固定された検出手段(10)とから
    構成され、該検出用ディスク(9)は、該ロテータ(3)の回
    転中心を中心とする円周上に等間隔で配置された被検出
    部(9a)を備え、該検出手段(10)は、該検出用ディスク
    (9)の被検出部(9a)の旋回軌道と対峙する位置に配置さ
    れたことを特徴とするステアリングロールコネクタ。
JP7284894A 1995-11-01 1995-11-01 ステアリングロールコネクタ Pending JPH09129335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7284894A JPH09129335A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ステアリングロールコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7284894A JPH09129335A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ステアリングロールコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09129335A true JPH09129335A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17684424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7284894A Pending JPH09129335A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ステアリングロールコネクタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH09129335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19755094B4 (de) * 1997-12-11 2005-11-10 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Wickelfederverbinder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040707

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Effective date: 20050630

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