JPH09129019A - 天井直付け照明器具取付装置 - Google Patents
天井直付け照明器具取付装置Info
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- JPH09129019A JPH09129019A JP30333595A JP30333595A JPH09129019A JP H09129019 A JPH09129019 A JP H09129019A JP 30333595 A JP30333595 A JP 30333595A JP 30333595 A JP30333595 A JP 30333595A JP H09129019 A JPH09129019 A JP H09129019A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 天井に対する器具本体の配設姿勢を事前に決
め、器具本体の取り付け作業を迅速に行うことを可能と
する。 【解決手段】 取付用枠体13の四方の側面にそれぞれ
嵌合凹部79を設けると共に、嵌合凹部79の内部に平
坦な第1の係止受部80を設け、取付用枠体13の上面
の前後及び左右の各側縁部に平坦な第2の係止受部81
を設ける。下アダプタ5に、上アダプタ4の取付用枠体
13よりも僅かに大なる取付用枠体13を嵌挿する角形
の嵌合孔84を設け、角形の嵌合孔84の互いに対向す
る内側面に、上アダプタ4の第1の係止受部80及び第
2の係止受部81に着脱可能に係合する両係止爪93を
それぞれ配設すると共に、両係止爪93を嵌合孔84の
内側面に対して出没移動自在に設け、嵌合孔84の内側
面から両係止爪93を突出した状態に付勢する付勢バネ
99をそれぞれ設ける。
め、器具本体の取り付け作業を迅速に行うことを可能と
する。 【解決手段】 取付用枠体13の四方の側面にそれぞれ
嵌合凹部79を設けると共に、嵌合凹部79の内部に平
坦な第1の係止受部80を設け、取付用枠体13の上面
の前後及び左右の各側縁部に平坦な第2の係止受部81
を設ける。下アダプタ5に、上アダプタ4の取付用枠体
13よりも僅かに大なる取付用枠体13を嵌挿する角形
の嵌合孔84を設け、角形の嵌合孔84の互いに対向す
る内側面に、上アダプタ4の第1の係止受部80及び第
2の係止受部81に着脱可能に係合する両係止爪93を
それぞれ配設すると共に、両係止爪93を嵌合孔84の
内側面に対して出没移動自在に設け、嵌合孔84の内側
面から両係止爪93を突出した状態に付勢する付勢バネ
99をそれぞれ設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井の引掛シーリ
ングに照明器具を取り付けるための天井直付け照明器具
取付装置に関するものである。
ングに照明器具を取り付けるための天井直付け照明器具
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、引掛シーリングに引掛ける取付具
を有すると共に、取付具に器具本体の係止具を着脱自在
に係止する照明器具取付装置が知られている。例えば、
特開平7−37410号に記載の照明器具取付装置にあ
っては、取付具は略円盤形状をなし、取付具の上面に引
掛シーリングに引っ掛ける一対の栓刃を有すると共に、
取付具の外周の略全周に形成された周溝と、取付具の上
面の外周縁部とがそれぞれ係止段部とされ、取付具の上
面にばねの付勢により出没自在にロック釦が設けられ、
ばねに抗してロック釦を後退させるロック解除釦が取付
具の側方に形成された凹部に摺動自在に設けられてい
る。
を有すると共に、取付具に器具本体の係止具を着脱自在
に係止する照明器具取付装置が知られている。例えば、
特開平7−37410号に記載の照明器具取付装置にあ
っては、取付具は略円盤形状をなし、取付具の上面に引
掛シーリングに引っ掛ける一対の栓刃を有すると共に、
取付具の外周の略全周に形成された周溝と、取付具の上
面の外周縁部とがそれぞれ係止段部とされ、取付具の上
面にばねの付勢により出没自在にロック釦が設けられ、
ばねに抗してロック釦を後退させるロック解除釦が取付
具の側方に形成された凹部に摺動自在に設けられてい
る。
【0003】また、上記の照明器具取付装置の器具本体
は、取付具の係止段部に係脱可能に弾性係止する係止部
を有すると共に、係止部の係止を解除する解除操作部を
有する係止具を備える。係止具は、器具本体の中央に開
設された開口に対して配置され、係止具の中央には取付
具を嵌合する嵌合筒部が設けられ、嵌合筒部の相対向面
に突出孔がそれぞれ設けられると共に、各突出孔を介し
て嵌合筒部に連通する収納室がそれぞれ形成され、各収
納室内にはそれぞれ径方向に摺動自在に係止部が収納さ
れると共に、径方向の嵌合筒部に向けて付勢され、常時
は係止部の先端が突出孔から嵌合筒部内に突出された状
態とされ、係止部の先端には、係止段部の周面に沿う円
弧凹状に形成されると共に、その上面にテーパガイドが
形成され、収納室下面に開設された開口部から係止部に
一体に設けられた解除操作部が露出して設けられてい
る。
は、取付具の係止段部に係脱可能に弾性係止する係止部
を有すると共に、係止部の係止を解除する解除操作部を
有する係止具を備える。係止具は、器具本体の中央に開
設された開口に対して配置され、係止具の中央には取付
具を嵌合する嵌合筒部が設けられ、嵌合筒部の相対向面
に突出孔がそれぞれ設けられると共に、各突出孔を介し
て嵌合筒部に連通する収納室がそれぞれ形成され、各収
納室内にはそれぞれ径方向に摺動自在に係止部が収納さ
れると共に、径方向の嵌合筒部に向けて付勢され、常時
は係止部の先端が突出孔から嵌合筒部内に突出された状
態とされ、係止部の先端には、係止段部の周面に沿う円
弧凹状に形成されると共に、その上面にテーパガイドが
形成され、収納室下面に開設された開口部から係止部に
一体に設けられた解除操作部が露出して設けられてい
る。
【0004】引掛シーリングに対する取付具の取り付け
は、栓刃を引掛シーリングに差込み、取付具を時計方向
に回転して引掛シーリング側の受け刃に栓刃を引っ掛け
ることにより、取付具が引掛シーリングに機械的に取り
付けられると共に、栓刃が電気的にも引掛シーリングに
接続され、取付具のロック釦が引掛シーリングのロック
釦嵌合用凹部に嵌合して取付具の回転止めがなされると
共に取付具の外れ止めがなされる。
は、栓刃を引掛シーリングに差込み、取付具を時計方向
に回転して引掛シーリング側の受け刃に栓刃を引っ掛け
ることにより、取付具が引掛シーリングに機械的に取り
付けられると共に、栓刃が電気的にも引掛シーリングに
接続され、取付具のロック釦が引掛シーリングのロック
釦嵌合用凹部に嵌合して取付具の回転止めがなされると
共に取付具の外れ止めがなされる。
【0005】引掛シーリングに対する取付具の取り外し
は、ロック解除釦を押し込んだ状態で、即ち、ロック釦
をばねに抗して後退させて取付具の上面に没入させ、取
付具のロック釦を引掛シーリングのロック釦嵌合用凹部
から外した状態としたまま、取付具を反時計方向に回転
する。
は、ロック解除釦を押し込んだ状態で、即ち、ロック釦
をばねに抗して後退させて取付具の上面に没入させ、取
付具のロック釦を引掛シーリングのロック釦嵌合用凹部
から外した状態としたまま、取付具を反時計方向に回転
する。
【0006】取付具に対する器具本体の取り付けは、器
具本体に設けた係止具の嵌合筒部を取付具に嵌合する時
に、係止部のテーパガイドが取付具の縁部に当接してガ
イドされ、ばねに抗して係止部が収納室側に後退して嵌
合筒部が取付具に嵌合され、係止部の先端が取付具側の
係止段部上に位置すると、ばねの付勢によって係止部が
突出されて係止段部に係止される。また、このものは、
取付具の上面外周縁部も係止段部に用いられ、引掛シー
リングよりも取付具が十分大きい場合には、係止部が取
付具の上面外周縁部も係止段部に係止される。
具本体に設けた係止具の嵌合筒部を取付具に嵌合する時
に、係止部のテーパガイドが取付具の縁部に当接してガ
イドされ、ばねに抗して係止部が収納室側に後退して嵌
合筒部が取付具に嵌合され、係止部の先端が取付具側の
係止段部上に位置すると、ばねの付勢によって係止部が
突出されて係止段部に係止される。また、このものは、
取付具の上面外周縁部も係止段部に用いられ、引掛シー
リングよりも取付具が十分大きい場合には、係止部が取
付具の上面外周縁部も係止段部に係止される。
【0007】このものによれば、取付具が略円盤状であ
るため、器具本体を取付具の周方向に回動することがで
き、天井に対して器具本体を任意の回動位置で取付ける
ことが可能であるが、器具本体側が天井に対して任意に
回動できないような限られた配置位置に器具本体を配設
する場合には、取付具が略円盤状であると取付具に対し
て器具本体を取り付ける際に、器具本体側の天井に対す
る配設姿勢を考慮しなければならないという不便さがあ
る。
るため、器具本体を取付具の周方向に回動することがで
き、天井に対して器具本体を任意の回動位置で取付ける
ことが可能であるが、器具本体側が天井に対して任意に
回動できないような限られた配置位置に器具本体を配設
する場合には、取付具が略円盤状であると取付具に対し
て器具本体を取り付ける際に、器具本体側の天井に対す
る配設姿勢を考慮しなければならないという不便さがあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、器具
本体を引掛シーリングに取り付けた上アダプタに取り付
ける前に、上アダプタ側において天井に対する器具本体
の配設姿勢を事前に決めることを可能とし、器具本体側
が天井に対して任意に回動できないような限られた配置
位置に器具本体を配設する場合における器具本体の取り
付け作業を迅速に行うことを可能とする天井直付け照明
器具取付装置を提供することにある。
本体を引掛シーリングに取り付けた上アダプタに取り付
ける前に、上アダプタ側において天井に対する器具本体
の配設姿勢を事前に決めることを可能とし、器具本体側
が天井に対して任意に回動できないような限られた配置
位置に器具本体を配設する場合における器具本体の取り
付け作業を迅速に行うことを可能とする天井直付け照明
器具取付装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の天井直付け照明
器具取付装置は、引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上
面に有する上アダプタと、前記上アダプタに対して着脱
自在に嵌合係止され、器具本体側に配備された下アダプ
タとからなるものであって、上記課題を解決するため
に、前記上アダプタが、角形の取付用枠体と、前記取付
用枠体の中央に回動自在に設けられた円筒状の上アダプ
タベースとからなり、前記取付用枠体の四方の側面にそ
れぞれ嵌合凹部を設けると共に、前記嵌合凹部の内部に
平坦な第1の係止受部を設け、前記取付用枠体の上面の
前後及び左右の各側縁部に平坦な第2の係止受部を設
け、前記下アダプタに、前記上アダプタの取付用枠体よ
りも僅かに大なる前記取付用枠体を嵌挿する角形の嵌合
孔を設け、前記角形の嵌合孔の互いに対向する内側面
に、前記上アダプタの取付用枠体の側面の第1の係止受
部及び前記取付用枠体の上面の第2の係止受部に着脱可
能に係合する両係止爪をそれぞれ配設すると共に、前記
両係止爪を前記嵌合孔の内側面に対して出没移動自在に
設け、前記嵌合孔の内側面から前記両係止爪を突出した
状態に付勢する付勢バネをそれぞれ設け、前記両係止爪
を前記付勢バネの付勢に抗して嵌合孔の内側面から没入
した状態に後退移動させる解除つまみを前記下アダプタ
の下面に露出させてそれぞれ設けたことを特徴とする。
器具取付装置は、引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上
面に有する上アダプタと、前記上アダプタに対して着脱
自在に嵌合係止され、器具本体側に配備された下アダプ
タとからなるものであって、上記課題を解決するため
に、前記上アダプタが、角形の取付用枠体と、前記取付
用枠体の中央に回動自在に設けられた円筒状の上アダプ
タベースとからなり、前記取付用枠体の四方の側面にそ
れぞれ嵌合凹部を設けると共に、前記嵌合凹部の内部に
平坦な第1の係止受部を設け、前記取付用枠体の上面の
前後及び左右の各側縁部に平坦な第2の係止受部を設
け、前記下アダプタに、前記上アダプタの取付用枠体よ
りも僅かに大なる前記取付用枠体を嵌挿する角形の嵌合
孔を設け、前記角形の嵌合孔の互いに対向する内側面
に、前記上アダプタの取付用枠体の側面の第1の係止受
部及び前記取付用枠体の上面の第2の係止受部に着脱可
能に係合する両係止爪をそれぞれ配設すると共に、前記
両係止爪を前記嵌合孔の内側面に対して出没移動自在に
設け、前記嵌合孔の内側面から前記両係止爪を突出した
状態に付勢する付勢バネをそれぞれ設け、前記両係止爪
を前記付勢バネの付勢に抗して嵌合孔の内側面から没入
した状態に後退移動させる解除つまみを前記下アダプタ
の下面に露出させてそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0010】引掛シーリングに対して上アダプタを取り
付けた後、天井の境界線に対して器具本体の取り付け姿
勢に適合するように、取付用枠体を上アダプタベースの
周囲に回動させて角形の取付用枠体の四方の側面を取り
付け方向に合わせる。
付けた後、天井の境界線に対して器具本体の取り付け姿
勢に適合するように、取付用枠体を上アダプタベースの
周囲に回動させて角形の取付用枠体の四方の側面を取り
付け方向に合わせる。
【0011】下アダプタの角形の嵌合孔に、上アダプタ
の取付用枠体を合わせて器具本体を押し上げると、下ア
ダプタの角形の嵌合孔内に上アダプタの取付用枠体が嵌
挿されると共に、角形の嵌合孔の互いに対向する内側面
に配設された両係止爪が一旦没入した後、付勢バネの復
帰力により嵌合孔に突出し、上アダプタの取付用枠体の
対向側面の嵌合凹部の内部の各第1の係止受部に両係止
爪がそれぞれ係止される。
の取付用枠体を合わせて器具本体を押し上げると、下ア
ダプタの角形の嵌合孔内に上アダプタの取付用枠体が嵌
挿されると共に、角形の嵌合孔の互いに対向する内側面
に配設された両係止爪が一旦没入した後、付勢バネの復
帰力により嵌合孔に突出し、上アダプタの取付用枠体の
対向側面の嵌合凹部の内部の各第1の係止受部に両係止
爪がそれぞれ係止される。
【0012】さらに、器具本体を押し上げると、角形の
嵌合孔の互いに対向する内側面に配設された両係止爪が
一旦没入した後、両係止爪が取付用枠体の上方に位置す
ると、付勢バネの復帰力により嵌合孔に突出し、取付用
枠体の上面の第2の係止受部に両係止爪がそれぞれ係止
されると共に、上アダプタの角形の取付用枠体の上部が
下アダプタの角形の嵌合孔にしっくり嵌まり込んで安定
される。
嵌合孔の互いに対向する内側面に配設された両係止爪が
一旦没入した後、両係止爪が取付用枠体の上方に位置す
ると、付勢バネの復帰力により嵌合孔に突出し、取付用
枠体の上面の第2の係止受部に両係止爪がそれぞれ係止
されると共に、上アダプタの角形の取付用枠体の上部が
下アダプタの角形の嵌合孔にしっくり嵌まり込んで安定
される。
【0013】下アダプタの下面に露出させてそれぞれ設
けられた解除つまみを摺動させ、両係止爪を付勢バネの
付勢に抗して嵌合孔の内側面から没入した状態に後退移
動させ、上アダプタの係止受部と下アダプタの両係止爪
との係合状態を解除し、器具本体を上アダプタから取り
外す。
けられた解除つまみを摺動させ、両係止爪を付勢バネの
付勢に抗して嵌合孔の内側面から没入した状態に後退移
動させ、上アダプタの係止受部と下アダプタの両係止爪
との係合状態を解除し、器具本体を上アダプタから取り
外す。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の天井直付け照明
器具取付装置(以下、単に照明器具取付装置という)の
一実施形態を示す分解斜視図である。照明器具取付装置
1は、天井面7に止着された引掛シーリング2に引っ掛
ける一対の栓刃3,3を上面に有する上アダプタ4及び
上アダプタ4に対して係脱自在に取り付けられる下アダ
プタ5により構成されている。また、下アダプタ5は器
具本体6に支持されており、器具本体6は、引掛シーリ
ング2に取り付けられた上アダプタ4に対して下アダプ
タ5を係止させることにより、上アダプタ4に取り付け
られる。
を参照して説明する。図1は、本発明の天井直付け照明
器具取付装置(以下、単に照明器具取付装置という)の
一実施形態を示す分解斜視図である。照明器具取付装置
1は、天井面7に止着された引掛シーリング2に引っ掛
ける一対の栓刃3,3を上面に有する上アダプタ4及び
上アダプタ4に対して係脱自在に取り付けられる下アダ
プタ5により構成されている。また、下アダプタ5は器
具本体6に支持されており、器具本体6は、引掛シーリ
ング2に取り付けられた上アダプタ4に対して下アダプ
タ5を係止させることにより、上アダプタ4に取り付け
られる。
【0015】引掛シーリング2は、従来公知のものであ
って、直方体形状のシーリングベース8の下面に、中心
回りに一対の弧状の栓刃挿入口9,9が設けられ、各栓
刃挿入口9,9は、引掛シーリング2を下側から眺めた
場合に時計回りの回転方向における始端部に幅広部1
0,10が形成され、始端部に連続して終端部まで幅狭
部11,11が形成されている。また、各栓刃挿入口
9,9の幅狭部11,11の奥方の内側裏面には、栓刃
受け部(図示せず)が設けられると共に、栓刃受け部に
屋内配線と接続された導電性の接続端子板(図示せず)
が配設されている。
って、直方体形状のシーリングベース8の下面に、中心
回りに一対の弧状の栓刃挿入口9,9が設けられ、各栓
刃挿入口9,9は、引掛シーリング2を下側から眺めた
場合に時計回りの回転方向における始端部に幅広部1
0,10が形成され、始端部に連続して終端部まで幅狭
部11,11が形成されている。また、各栓刃挿入口
9,9の幅狭部11,11の奥方の内側裏面には、栓刃
受け部(図示せず)が設けられると共に、栓刃受け部に
屋内配線と接続された導電性の接続端子板(図示せず)
が配設されている。
【0016】次に、上アダプタ4について説明する。上
アダプタ4は、円筒状に形成された上アダプタベース1
2と、上アダプタベース12の側周面を取り囲む角形の
取付用枠体13とからなる。取付用枠体13は、該上ア
ダプタ4に対して下アダプタ5を係脱自在に装着するた
めの枠体であり、取付用枠体13の内側中央に上アダプ
タベース12が回動自在に設けられている。
アダプタ4は、円筒状に形成された上アダプタベース1
2と、上アダプタベース12の側周面を取り囲む角形の
取付用枠体13とからなる。取付用枠体13は、該上ア
ダプタ4に対して下アダプタ5を係脱自在に装着するた
めの枠体であり、取付用枠体13の内側中央に上アダプ
タベース12が回動自在に設けられている。
【0017】上アダプタベース12の上面には、図2に
示すように、一対の栓刃3,3が同一円周上に互いに向
かい合って配置されている。栓刃3は、略逆L字形をな
すと共に上アダプタベース12の内部に固定された端子
板(図示せず)と一体に形成されており、栓刃3の脚部
14の基端が端子板から上方に向けて折曲形成され、脚
部14の中途から先端が上アダプタベースの上面から突
出され、脚部14の先端に内側に向けて折曲された刃部
15を有している。
示すように、一対の栓刃3,3が同一円周上に互いに向
かい合って配置されている。栓刃3は、略逆L字形をな
すと共に上アダプタベース12の内部に固定された端子
板(図示せず)と一体に形成されており、栓刃3の脚部
14の基端が端子板から上方に向けて折曲形成され、脚
部14の中途から先端が上アダプタベースの上面から突
出され、脚部14の先端に内側に向けて折曲された刃部
15を有している。
【0018】また、上アダプタベースの上面には、図2
に示すように、一対の栓刃3,3の各々に対応して、引
掛シーリング2に対する図2において矢印Bで示す上ア
ダプタ4の取り外し方向の回動を阻止する各ロック爪1
6,16がそれぞれ一対の栓刃3,3と同一円周上に出
没自在に配設されると共に、上アダプタ4の取り外し回
動方向において各栓刃3,3よりも上流側にそれぞれ配
置されている。
に示すように、一対の栓刃3,3の各々に対応して、引
掛シーリング2に対する図2において矢印Bで示す上ア
ダプタ4の取り外し方向の回動を阻止する各ロック爪1
6,16がそれぞれ一対の栓刃3,3と同一円周上に出
没自在に配設されると共に、上アダプタ4の取り外し回
動方向において各栓刃3,3よりも上流側にそれぞれ配
置されている。
【0019】上アダプタベース12の下面には、図3に
示すように、図2の各ロック爪16,16に係合すると
共に付勢手段に抗して各ロック爪16,16を上アダプ
タベース12の上面から内側に没入させる各ロック解除
部材17,17が中心を挟んで対向配置されると共に、
径方向と直交する方向に摺動自在に設けられ、各ロック
解除部材17,17に臨んで各ストッパー18,18が
それぞれ配置され、中央には、上アダプタベース12の
下面において各ロック解除部材17,17に同時に干渉
する脱着用ハンドル19が上アダプタベース12の軸方
向を中心に回動自在に設けられている。
示すように、図2の各ロック爪16,16に係合すると
共に付勢手段に抗して各ロック爪16,16を上アダプ
タベース12の上面から内側に没入させる各ロック解除
部材17,17が中心を挟んで対向配置されると共に、
径方向と直交する方向に摺動自在に設けられ、各ロック
解除部材17,17に臨んで各ストッパー18,18が
それぞれ配置され、中央には、上アダプタベース12の
下面において各ロック解除部材17,17に同時に干渉
する脱着用ハンドル19が上アダプタベース12の軸方
向を中心に回動自在に設けられている。
【0020】また、上アダプタベース12の下面の周縁
寄りには、端子板に接続されたコード20が下方に延出
されると共に、図1に示すようにコード20の先端には
接続用コネクタ21が取り付けられている。
寄りには、端子板に接続されたコード20が下方に延出
されると共に、図1に示すようにコード20の先端には
接続用コネクタ21が取り付けられている。
【0021】上アダプタベース12は、図4に示すよう
に、ベース本体22と、ベース本体22の下面に装着さ
れる閉塞板23及び脱着用ハンドル19を含む閉塞アセ
ンブリ24とを備えている。
に、ベース本体22と、ベース本体22の下面に装着さ
れる閉塞板23及び脱着用ハンドル19を含む閉塞アセ
ンブリ24とを備えている。
【0022】ベース本体22は、ベース本体22の上面
を形成する円形状の上壁25を備え、上壁25の周縁が
環状の上部フランジ部26に形成されると共に、上部フ
ランジ部26の上部に全周に亘って断面円弧状に面取部
27が形成され、ベース本体22の下端には、環状の下
部フランジ部28が設けられ、上部フランジ部26と下
部フランジ部28との間には、ベース本体22の全周に
亘って取付溝29が形成されている。
を形成する円形状の上壁25を備え、上壁25の周縁が
環状の上部フランジ部26に形成されると共に、上部フ
ランジ部26の上部に全周に亘って断面円弧状に面取部
27が形成され、ベース本体22の下端には、環状の下
部フランジ部28が設けられ、上部フランジ部26と下
部フランジ部28との間には、ベース本体22の全周に
亘って取付溝29が形成されている。
【0023】ベース本体22の上壁25の裏面には、一
対の栓刃3,3の各配設位置にそれぞれ対応して、栓刃
3を一体に備えた端子板(図示せず)を取り付けるため
の端子板配設凹部(図示せず)がそれぞれ設けられ、各
端子板配設凹部には、上壁25の上面に連通する栓刃通
孔30,30が中心を挟んで対向位置にそれぞれ設けら
れると共に、端子板取付用の取付用ネジ孔31,31が
それぞれ設けられている(図4参照)。
対の栓刃3,3の各配設位置にそれぞれ対応して、栓刃
3を一体に備えた端子板(図示せず)を取り付けるため
の端子板配設凹部(図示せず)がそれぞれ設けられ、各
端子板配設凹部には、上壁25の上面に連通する栓刃通
孔30,30が中心を挟んで対向位置にそれぞれ設けら
れると共に、端子板取付用の取付用ネジ孔31,31が
それぞれ設けられている(図4参照)。
【0024】なお、図示しないが、端子板は、ベース本
体22の裏面側から栓刃通孔30に端子板の栓刃3が挿
通されて栓刃3の脚部14の中途から先端がベース本体
22の上面から突出され(図4参照)、端子板配設凹部
の取付用ネジ孔31に端子板に挿通されたネジ(図示せ
ず)によってねじ止めされて端子板配設凹部に固定され
ている。
体22の裏面側から栓刃通孔30に端子板の栓刃3が挿
通されて栓刃3の脚部14の中途から先端がベース本体
22の上面から突出され(図4参照)、端子板配設凹部
の取付用ネジ孔31に端子板に挿通されたネジ(図示せ
ず)によってねじ止めされて端子板配設凹部に固定され
ている。
【0025】また、各端子板には、図3に示す接続コー
ド20の一端がそれぞれハンダ付けにより接続され、接
続コード20の他端は、閉塞板23に設けられたコード
取出口32に挿通されて上アダプタ4の下面側に延出さ
れ、図1に示すように、接続コード20の他端に接続用
コネクタ33が設けられている。
ド20の一端がそれぞれハンダ付けにより接続され、接
続コード20の他端は、閉塞板23に設けられたコード
取出口32に挿通されて上アダプタ4の下面側に延出さ
れ、図1に示すように、接続コード20の他端に接続用
コネクタ33が設けられている。
【0026】また、ベース本体22の上壁25の裏面に
は、一対の栓刃3,3の各々に対して設けられた各ロッ
ク爪16,16の配設位置にそれぞれ対応して図11に
示すロック配設凹部34,34が中心を挟んで対向して
それぞれ設けられ、各ロック配設凹部34,34には、
上壁25の上面に連通するロック爪通孔35,35が中
心を挟んで対向位置にそれぞれ設けられている(図4参
照)。なお、図4において、各ロック配設凹部34,3
4は、ベース本体22の周縁寄りに中心を挟んで対向し
て配設されると共に、その前後方向が互いに反対方向と
なるように形成されている。
は、一対の栓刃3,3の各々に対して設けられた各ロッ
ク爪16,16の配設位置にそれぞれ対応して図11に
示すロック配設凹部34,34が中心を挟んで対向して
それぞれ設けられ、各ロック配設凹部34,34には、
上壁25の上面に連通するロック爪通孔35,35が中
心を挟んで対向位置にそれぞれ設けられている(図4参
照)。なお、図4において、各ロック配設凹部34,3
4は、ベース本体22の周縁寄りに中心を挟んで対向し
て配設されると共に、その前後方向が互いに反対方向と
なるように形成されている。
【0027】ロック配設凹部34は、図11に示すよう
に、前方を形成するベース本体22の上壁25の裏面か
ら立ち上がる前壁36と、両側方を形成するベース本体
22の上壁25の裏面から立ち上がる両側壁37(片側
のみ図示)と、後方を形成するベース本体22の上壁2
5の裏面から立ち上がるストッパー18とにより囲まれ
て形成され、ストッパー18の下端は、ベース本体22
の下端面よりも下方に延出されて上アダプタベース12
の下面に突出されている。
に、前方を形成するベース本体22の上壁25の裏面か
ら立ち上がる前壁36と、両側方を形成するベース本体
22の上壁25の裏面から立ち上がる両側壁37(片側
のみ図示)と、後方を形成するベース本体22の上壁2
5の裏面から立ち上がるストッパー18とにより囲まれ
て形成され、ストッパー18の下端は、ベース本体22
の下端面よりも下方に延出されて上アダプタベース12
の下面に突出されている。
【0028】ロック配設凹部34内には、図11に示す
ように、ロック爪16を有するロック部材38、付勢バ
ネ39及びロック解除部材17が配設されている。ロッ
ク部材38は、上面にロック爪16が突設され、下面に
バネ挿入穴(図示せず)が設けられ、両側にテーパ摺動
部40が突設されている。なお、図11では、テーパ摺
動部40は一側のみ図示している。
ように、ロック爪16を有するロック部材38、付勢バ
ネ39及びロック解除部材17が配設されている。ロッ
ク部材38は、上面にロック爪16が突設され、下面に
バネ挿入穴(図示せず)が設けられ、両側にテーパ摺動
部40が突設されている。なお、図11では、テーパ摺
動部40は一側のみ図示している。
【0029】ロック解除部材17は、その前部にロック
部材38の後部及び両側部に密接して配置される両腕部
41が形成され、その後部に下方に延出されて上アダプ
タ4の下面に突出される作用片42が設けられている。
なお、図11では、腕部41は一側のみ図示している。
ロック解除部材17の両腕部41の下部には、ロック部
材38のテーパ摺動部40に適合するテーパ係合部43
が形成されている。
部材38の後部及び両側部に密接して配置される両腕部
41が形成され、その後部に下方に延出されて上アダプ
タ4の下面に突出される作用片42が設けられている。
なお、図11では、腕部41は一側のみ図示している。
ロック解除部材17の両腕部41の下部には、ロック部
材38のテーパ摺動部40に適合するテーパ係合部43
が形成されている。
【0030】図11に示すように、ロック解除部材17
は、ロック配設凹部34の内部にロック解除部材17の
両腕部41,41が配置されると共に、ロック解除部材
17の作用片42がロック配設凹部34の下方から突出
されてロック配設凹部34の前後方向に摺動自在に配設
され、ロック部材38は、ロック解除部材17の両腕部
41,41の間に挿入され、ロック部材38の上面に設
けられたロック爪16がロック配設凹部34の上壁25
のロック爪通孔35に挿通されると共に、ロック解除部
材17の両腕部41,41の下部に形成されたテーパ係
合部43に、ロック部材38のテーパ摺動部40が当接
され、さらに、ロック部材38の下面に設けたバネ挿入
穴に付勢バネ39がその上端から中途までを挿入され、
ベース本体22の下面に対して装着された閉塞板23に
より、付勢バネ39の下端が当接支持され、ベース本体
22の裏面のロック配設凹部34に配設される。
は、ロック配設凹部34の内部にロック解除部材17の
両腕部41,41が配置されると共に、ロック解除部材
17の作用片42がロック配設凹部34の下方から突出
されてロック配設凹部34の前後方向に摺動自在に配設
され、ロック部材38は、ロック解除部材17の両腕部
41,41の間に挿入され、ロック部材38の上面に設
けられたロック爪16がロック配設凹部34の上壁25
のロック爪通孔35に挿通されると共に、ロック解除部
材17の両腕部41,41の下部に形成されたテーパ係
合部43に、ロック部材38のテーパ摺動部40が当接
され、さらに、ロック部材38の下面に設けたバネ挿入
穴に付勢バネ39がその上端から中途までを挿入され、
ベース本体22の下面に対して装着された閉塞板23に
より、付勢バネ39の下端が当接支持され、ベース本体
22の裏面のロック配設凹部34に配設される。
【0031】このため、ロック部材38は付勢バネ38
により上方に向けて付勢され、常態において、ロック爪
16がロック爪通孔35からベース本体22の上面に突
出された状態とされると共に、ロック部材38のテーパ
摺動部40がロック解除部材17のテーパ係合部43を
下方から押圧する向きのテーパ作用により、ロック部材
38のテーパ摺動部40とロック解除部材17のテーパ
係合部43とが当接一致され、ロック解除部材17がロ
ック配設凹部34の前方側に位置するよう付勢されてい
る(図11参照)。
により上方に向けて付勢され、常態において、ロック爪
16がロック爪通孔35からベース本体22の上面に突
出された状態とされると共に、ロック部材38のテーパ
摺動部40がロック解除部材17のテーパ係合部43を
下方から押圧する向きのテーパ作用により、ロック部材
38のテーパ摺動部40とロック解除部材17のテーパ
係合部43とが当接一致され、ロック解除部材17がロ
ック配設凹部34の前方側に位置するよう付勢されてい
る(図11参照)。
【0032】閉塞アセンブリ24は、図4に示すよう
に、ベース本体22の下面に対して装着される閉塞板2
3と、脱着用ハンドル19と、脱着用ハンドル19を閉
塞板23の下面に回動自在に支持するための支持板44
と、引張スプリング45とにより構成される。
に、ベース本体22の下面に対して装着される閉塞板2
3と、脱着用ハンドル19と、脱着用ハンドル19を閉
塞板23の下面に回動自在に支持するための支持板44
と、引張スプリング45とにより構成される。
【0033】閉塞板23は、ベース本体22の下部フラ
ンジ28と略同径の金属製の円板であり、図5に示すよ
うに、その中央には、脱着用ハンドル19の中央上部を
嵌合するための円形嵌合孔部46が穿設されると共に、
円形嵌合孔部46の周縁の一部に連通して円形嵌合孔部
46と同心に、円形嵌合孔部46の半径よりも大きい半
径で弧状に切欠いたキー溝孔部47が穿設されている。
ンジ28と略同径の金属製の円板であり、図5に示すよ
うに、その中央には、脱着用ハンドル19の中央上部を
嵌合するための円形嵌合孔部46が穿設されると共に、
円形嵌合孔部46の周縁の一部に連通して円形嵌合孔部
46と同心に、円形嵌合孔部46の半径よりも大きい半
径で弧状に切欠いたキー溝孔部47が穿設されている。
【0034】また、閉塞板23には、ベース本体22の
各ロック配設凹部34,34の配設位置に対応してそれ
ぞれロック解除部材17の作用片42を挿通してベース
本体22の径方向と直交する方向に案内するためのガイ
ド孔部48,48が穿設されると共に、ガイド孔部48
に連通してストッパー18を挿通するためのストッパー
通孔部49が穿設され、周縁寄りの所定位置にそれぞれ
取付孔50,50とコード挿通孔51が穿設され、キー
溝孔部47,47の近傍にバネ係止孔52が設けられて
いる。
各ロック配設凹部34,34の配設位置に対応してそれ
ぞれロック解除部材17の作用片42を挿通してベース
本体22の径方向と直交する方向に案内するためのガイ
ド孔部48,48が穿設されると共に、ガイド孔部48
に連通してストッパー18を挿通するためのストッパー
通孔部49が穿設され、周縁寄りの所定位置にそれぞれ
取付孔50,50とコード挿通孔51が穿設され、キー
溝孔部47,47の近傍にバネ係止孔52が設けられて
いる。
【0035】脱着用ハンドル19は、閉塞板23の直径
方向に沿って配置される杆部53を備え、該杆部53の
中央には、杆部53の両側及び上部側に張り出して円柱
突部54が設けられ、円柱突部54の上面には、円柱突
部54よりも径小で、閉塞板23に設けられた円形嵌合
孔部46内に嵌合する円形嵌合凸部55が設けられると
共に、閉塞板23に設けられたキー溝孔部47内に沿っ
て周方向に移動されるように、周方向寸法がキー溝孔部
47よりも短く形成された円弧凸状のキーリブ56が、
円形嵌合凸部55の一側縁から径方向外側に向けて一体
に張り出して設けられ、円形嵌合凸部55の上面には、
中央に取付ネジ穴57が設けられ、周縁寄りに円柱状の
位置決めダボ58が突設されている。
方向に沿って配置される杆部53を備え、該杆部53の
中央には、杆部53の両側及び上部側に張り出して円柱
突部54が設けられ、円柱突部54の上面には、円柱突
部54よりも径小で、閉塞板23に設けられた円形嵌合
孔部46内に嵌合する円形嵌合凸部55が設けられると
共に、閉塞板23に設けられたキー溝孔部47内に沿っ
て周方向に移動されるように、周方向寸法がキー溝孔部
47よりも短く形成された円弧凸状のキーリブ56が、
円形嵌合凸部55の一側縁から径方向外側に向けて一体
に張り出して設けられ、円形嵌合凸部55の上面には、
中央に取付ネジ穴57が設けられ、周縁寄りに円柱状の
位置決めダボ58が突設されている。
【0036】支持板44は、図5に示すように、閉塞板
23に設けられた円弧状のキー溝孔部47の半径と略等
しい円板状であって、その周縁には、径方向外側に延出
されてさらに上方に向けて折曲されてなる折曲片59が
一体に形成されると共に、折曲片59の立上り壁60に
は、バネ係止孔61が設けられ、支持板44の中央には
ネジ挿通孔62が設けられ、周縁寄りには、脱着用ハン
ドル19に設けられた位置決めダボ58より僅かに大の
位置決め孔63が穿設されている。
23に設けられた円弧状のキー溝孔部47の半径と略等
しい円板状であって、その周縁には、径方向外側に延出
されてさらに上方に向けて折曲されてなる折曲片59が
一体に形成されると共に、折曲片59の立上り壁60に
は、バネ係止孔61が設けられ、支持板44の中央には
ネジ挿通孔62が設けられ、周縁寄りには、脱着用ハン
ドル19に設けられた位置決めダボ58より僅かに大の
位置決め孔63が穿設されている。
【0037】閉塞アセンブリ24は、次のように組み立
てられる。図5に示すように、閉塞板23の下面側か
ら、閉塞板23の中央に設けられた円形嵌合孔部46並
びにキー溝孔部47に対して脱着用ハンドル19の中央
上部に設けられた円形嵌合凸部55並びにキーリブ56
を合わせて挿入する。これにより、円形嵌合孔部46の
周囲の閉塞板23の内側縁が、脱着用ハンドル19の円
形突部54の上面に当接されると共に、閉塞板23の円
形嵌合孔部46に脱着用ハンドル19の円形嵌合凸部5
5がガイドされ、閉塞板23に設けられたキー溝孔部4
7内に脱着用ハンドル19の円弧凸状のキーリブ56が
入り込み、閉塞板23に対して脱着用ハンドル19が回
動される場合、キー溝孔部47の径方向の一側縁47a
と他側縁47bとの間で、脱着用ハンドル19の円弧凸
状のキーリブ56がキー溝孔部47内に沿って周方向に
移動可能となる。
てられる。図5に示すように、閉塞板23の下面側か
ら、閉塞板23の中央に設けられた円形嵌合孔部46並
びにキー溝孔部47に対して脱着用ハンドル19の中央
上部に設けられた円形嵌合凸部55並びにキーリブ56
を合わせて挿入する。これにより、円形嵌合孔部46の
周囲の閉塞板23の内側縁が、脱着用ハンドル19の円
形突部54の上面に当接されると共に、閉塞板23の円
形嵌合孔部46に脱着用ハンドル19の円形嵌合凸部5
5がガイドされ、閉塞板23に設けられたキー溝孔部4
7内に脱着用ハンドル19の円弧凸状のキーリブ56が
入り込み、閉塞板23に対して脱着用ハンドル19が回
動される場合、キー溝孔部47の径方向の一側縁47a
と他側縁47bとの間で、脱着用ハンドル19の円弧凸
状のキーリブ56がキー溝孔部47内に沿って周方向に
移動可能となる。
【0038】次いで、閉塞板23の上面から、支持板4
4に設けられた位置決め孔63に、閉塞板23の円形嵌
合凸部55の上面に突設された位置決めダボ58を挿通
させて脱着用ハンドル19と支持板44とを位置決め
し、取付用ビス64を支持板44のネジ挿通孔62に挿
通した後、取付用ビス64の先端を円形嵌合凸部55に
設けられた取付ネジ穴57にねじ込むことにより、脱着
用ハンドル19の円形嵌合凸部55の上面に対して支持
板44を取り付ける。
4に設けられた位置決め孔63に、閉塞板23の円形嵌
合凸部55の上面に突設された位置決めダボ58を挿通
させて脱着用ハンドル19と支持板44とを位置決め
し、取付用ビス64を支持板44のネジ挿通孔62に挿
通した後、取付用ビス64の先端を円形嵌合凸部55に
設けられた取付ネジ穴57にねじ込むことにより、脱着
用ハンドル19の円形嵌合凸部55の上面に対して支持
板44を取り付ける。
【0039】支持板44は、閉塞板23の円形嵌合孔部
46よりも大径であるため、脱着用ハンドル19は、そ
の円形嵌合凸部55に取り付けた支持板44が閉塞板2
3の内周縁で支持され、閉塞板23の下面に回動自在に
支持される。なお、脱着用ハンドル19の回動可能な範
囲は、上述のように、脱着用ハンドル19の円弧凸状の
キーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47の径方向
の一側縁47aと他側縁47bとの間で移動可能な範囲
である。
46よりも大径であるため、脱着用ハンドル19は、そ
の円形嵌合凸部55に取り付けた支持板44が閉塞板2
3の内周縁で支持され、閉塞板23の下面に回動自在に
支持される。なお、脱着用ハンドル19の回動可能な範
囲は、上述のように、脱着用ハンドル19の円弧凸状の
キーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47の径方向
の一側縁47aと他側縁47bとの間で移動可能な範囲
である。
【0040】次に、閉塞板23に設けられたバネ係止孔
52に引張スプリング45の一端を引っ掛けて係止する
と共に、支持板44の折曲片59に設けられたバネ係止
孔61に引張スプリング45の他端を引っ掛けて係止す
る。引張スプリング45の付勢力により、支持板44と
一体の脱着用ハンドル19が図4において矢印Aで示す
方向に付勢され、常態において脱着用ハンドル19の円
弧凸状のキーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47
の径方向の一側縁47aに当接した状態とされている。
52に引張スプリング45の一端を引っ掛けて係止する
と共に、支持板44の折曲片59に設けられたバネ係止
孔61に引張スプリング45の他端を引っ掛けて係止す
る。引張スプリング45の付勢力により、支持板44と
一体の脱着用ハンドル19が図4において矢印Aで示す
方向に付勢され、常態において脱着用ハンドル19の円
弧凸状のキーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47
の径方向の一側縁47aに当接した状態とされている。
【0041】閉塞アセンブリ24のベース本体22の下
面に対する取り付けは、図4に示すように、取付用ビス
65,65をそれぞれ閉塞板23に設けた取付孔50,
50に挿通した後、取付用ビス65,65の先端をベー
ス本体22の下部フランジ部28の下面にそれぞれ設け
られたネジ穴(図示せず)にねじ込むことによりベース
本体22の下面に閉塞アセンブリ24が装着されて上ア
ダプタベース12が組み立てられる。また、各ロック解
除部材17,17の作用片42,42が閉塞板23に設
けられたガイド孔部48,48を通って上アダプタベー
ス12の下方に突出され、各ストッパー18,18が閉
塞板23に設けられたストッパー通孔部49,49を通
って上アダプタベース12の下方に突出されると共に、
ストッパー18,18がガイド孔部48,48の後方側
に配置されている(図3及び図11参照)。
面に対する取り付けは、図4に示すように、取付用ビス
65,65をそれぞれ閉塞板23に設けた取付孔50,
50に挿通した後、取付用ビス65,65の先端をベー
ス本体22の下部フランジ部28の下面にそれぞれ設け
られたネジ穴(図示せず)にねじ込むことによりベース
本体22の下面に閉塞アセンブリ24が装着されて上ア
ダプタベース12が組み立てられる。また、各ロック解
除部材17,17の作用片42,42が閉塞板23に設
けられたガイド孔部48,48を通って上アダプタベー
ス12の下方に突出され、各ストッパー18,18が閉
塞板23に設けられたストッパー通孔部49,49を通
って上アダプタベース12の下方に突出されると共に、
ストッパー18,18がガイド孔部48,48の後方側
に配置されている(図3及び図11参照)。
【0042】次に、取付用枠体13について説明する。
取付用枠体13は、角形をなし、図6に示すように、枠
ベース板66の上側に補強板67及び枠部材68が順に
重合されてなる。枠ベース板66及び補強板67の中央
には、上アダプタベース12の下部フランジ部28より
も僅かに大きい円形の開口部69a,69bがそれぞれ
設けられ、枠ベース板66及び補強板67の四隅には、
それぞれネジ挿通孔70,71が設けられている。
取付用枠体13は、角形をなし、図6に示すように、枠
ベース板66の上側に補強板67及び枠部材68が順に
重合されてなる。枠ベース板66及び補強板67の中央
には、上アダプタベース12の下部フランジ部28より
も僅かに大きい円形の開口部69a,69bがそれぞれ
設けられ、枠ベース板66及び補強板67の四隅には、
それぞれネジ挿通孔70,71が設けられている。
【0043】図6に示すように、枠部材68の中央に
は、上アダプタベース12の上部フランジ部26よりも
僅かに大きい円形の開口部72が設けられ、開口部72
の内周面には、4つの対角位置にそれぞれ切欠凹部73
が設けられ、各切欠凹部73を形成する一方の側壁74
には、先端が開口部72の内周面よりも内側に張り出す
弾性片75が周方向に向けてそれぞれ設けられ、各弾性
片75の先端には係止爪76が設けられている。また、
枠部材68の四方の側部には、枠部材68の厚み方向に
おいて側部上端寄りから側部下端までを内側に向けて斜
めに切り欠かれてテーパ部77が設けられている(図2
及び図3参照)。なお、枠部材68の下面の四隅には、
ネジ穴(図示せず)がそれぞれ設けられている。
は、上アダプタベース12の上部フランジ部26よりも
僅かに大きい円形の開口部72が設けられ、開口部72
の内周面には、4つの対角位置にそれぞれ切欠凹部73
が設けられ、各切欠凹部73を形成する一方の側壁74
には、先端が開口部72の内周面よりも内側に張り出す
弾性片75が周方向に向けてそれぞれ設けられ、各弾性
片75の先端には係止爪76が設けられている。また、
枠部材68の四方の側部には、枠部材68の厚み方向に
おいて側部上端寄りから側部下端までを内側に向けて斜
めに切り欠かれてテーパ部77が設けられている(図2
及び図3参照)。なお、枠部材68の下面の四隅には、
ネジ穴(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0044】取付用枠体13は、次のように組み立てら
れる。枠ベース板66の上面に補強板67を重ねて載置
し、さらに補強板67の上面に枠部材68を重ねてお
き、枠ベース板66の下側から、枠ベース板66及び補
強板67の各四隅に設けた各ネジ挿通孔70,71にそ
れぞれ取付用ビス78を挿通し、各取付用ビス78の先
端を枠部材68の下面の四隅に設けられたネジ穴にねじ
込むことにより組み立てられる(図3参照)。
れる。枠ベース板66の上面に補強板67を重ねて載置
し、さらに補強板67の上面に枠部材68を重ねてお
き、枠ベース板66の下側から、枠ベース板66及び補
強板67の各四隅に設けた各ネジ挿通孔70,71にそ
れぞれ取付用ビス78を挿通し、各取付用ビス78の先
端を枠部材68の下面の四隅に設けられたネジ穴にねじ
込むことにより組み立てられる(図3参照)。
【0045】取付用枠体13の前後及び左右の4つの側
面には、枠部材68のテーパ部77と枠部材68の下側
に配置された補強板67の平坦な上面とでそれぞれ嵌合
凹部79が形成されている。該嵌合凹部79は、後述す
る器具本体6側に配備された下アダプタ5に設けられた
2つの係止爪をそれぞれ係止するための一方となるもの
であって、嵌合凹部79の内側上部が係止爪の形状に適
合する枠部材68のテーパ部77であり、嵌合凹部79
の内側下部となる補強板67の上面が平坦な第1係止受
部80となる。また、取付用枠体13の上面の前後及び
左右の各側縁部は、下アダプタ5に設けられた2つの係
止爪をそれぞれ係止するための平坦な第2係止受部81
とされる。
面には、枠部材68のテーパ部77と枠部材68の下側
に配置された補強板67の平坦な上面とでそれぞれ嵌合
凹部79が形成されている。該嵌合凹部79は、後述す
る器具本体6側に配備された下アダプタ5に設けられた
2つの係止爪をそれぞれ係止するための一方となるもの
であって、嵌合凹部79の内側上部が係止爪の形状に適
合する枠部材68のテーパ部77であり、嵌合凹部79
の内側下部となる補強板67の上面が平坦な第1係止受
部80となる。また、取付用枠体13の上面の前後及び
左右の各側縁部は、下アダプタ5に設けられた2つの係
止爪をそれぞれ係止するための平坦な第2係止受部81
とされる。
【0046】上アダプタ4は、次のように組み立てられ
る。図7に示すように、取付用枠体13の下側から、取
付用枠体13の枠ベース板66並びに補強板67の開口
部69a,69bに上アダプタベース12をその上部フ
ランジ部26側から挿入し、取付用枠体13に対して上
アダプタベース12を圧入する。
る。図7に示すように、取付用枠体13の下側から、取
付用枠体13の枠ベース板66並びに補強板67の開口
部69a,69bに上アダプタベース12をその上部フ
ランジ部26側から挿入し、取付用枠体13に対して上
アダプタベース12を圧入する。
【0047】上アダプタベース12の上部フランジ部2
6が取付用枠体13の枠部材68の開口部72に挿入さ
れる際に、上部フランジ部26の周縁が枠部材68の開
口部72の内周面に設けられた4つの弾性片75を押圧
することにより、各弾性片75が径方向外側に向けてそ
れぞれ弾性変形して開口部72の径が拡張され、上アダ
プタベース12の上部フランジ部26の上面が取付用枠
体13の上面に略一致すると、取付用枠体13の4つの
弾性片75が弾性復帰して各弾性片75の先端の係止爪
76がそれぞれ上アダプタベース12の周面の全周に亘
って設けられた取付溝29に入り込み、取付用枠体13
に対して上アダプタベース12が軸方向に抜け止めされ
ると共に、上アダプタベース12の取付溝29の回りの
周方向全周に亘り取付用枠体13が回動自在に配設され
る(図8参照)。
6が取付用枠体13の枠部材68の開口部72に挿入さ
れる際に、上部フランジ部26の周縁が枠部材68の開
口部72の内周面に設けられた4つの弾性片75を押圧
することにより、各弾性片75が径方向外側に向けてそ
れぞれ弾性変形して開口部72の径が拡張され、上アダ
プタベース12の上部フランジ部26の上面が取付用枠
体13の上面に略一致すると、取付用枠体13の4つの
弾性片75が弾性復帰して各弾性片75の先端の係止爪
76がそれぞれ上アダプタベース12の周面の全周に亘
って設けられた取付溝29に入り込み、取付用枠体13
に対して上アダプタベース12が軸方向に抜け止めされ
ると共に、上アダプタベース12の取付溝29の回りの
周方向全周に亘り取付用枠体13が回動自在に配設され
る(図8参照)。
【0048】次に、引掛シーリング2に対する上アダプ
タ4の取り付け及び取り外しについて説明する。
タ4の取り付け及び取り外しについて説明する。
【0049】まず、引掛シーリング2に対する上アダプ
タ4の取り付けは、上アダプタベース12の下面に設け
た脱着用ハンドル19を指で支持し、図1に示す上アダ
プタベース12の上面に突設された一対の栓刃3,3を
引掛シーリング2の一対の弧状の栓刃挿入口9,9の幅
広部10,10に各々差し込んだ後、図3に示すように
上アダプタ4を下側から眺めた場合に、脱着用ハンドル
19を矢印Aで示す時計方向に向けて回動させる。
タ4の取り付けは、上アダプタベース12の下面に設け
た脱着用ハンドル19を指で支持し、図1に示す上アダ
プタベース12の上面に突設された一対の栓刃3,3を
引掛シーリング2の一対の弧状の栓刃挿入口9,9の幅
広部10,10に各々差し込んだ後、図3に示すように
上アダプタ4を下側から眺めた場合に、脱着用ハンドル
19を矢印Aで示す時計方向に向けて回動させる。
【0050】上アダプタ4を上側から眺めた場合には、
反時計回りに脱着用ハンドル19が回動されることとな
り、図9に示すように、脱着用ハンドル19の円弧凸状
のキーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47の径方
向の一側縁47aに当接した状態であり、図9において
矢印aで示す反時計方向に脱着用ハンドル19が回動さ
れることから、キーリブ56が閉塞板23のキー溝孔部
47の径方向の一側縁47aを押圧することとなり、脱
着用ハンドル19の反時計方向の回動に伴って閉塞板2
3側も一体に反時計方向に回動し、即ち、上アダプタベ
ース12が取付用枠体13に対して反時計回りに回動す
る。
反時計回りに脱着用ハンドル19が回動されることとな
り、図9に示すように、脱着用ハンドル19の円弧凸状
のキーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47の径方
向の一側縁47aに当接した状態であり、図9において
矢印aで示す反時計方向に脱着用ハンドル19が回動さ
れることから、キーリブ56が閉塞板23のキー溝孔部
47の径方向の一側縁47aを押圧することとなり、脱
着用ハンドル19の反時計方向の回動に伴って閉塞板2
3側も一体に反時計方向に回動し、即ち、上アダプタベ
ース12が取付用枠体13に対して反時計回りに回動す
る。
【0051】図3においては、上アダプタベース12が
取付用枠体13に対して矢印Aで示す時計回りに回動す
ることとなるから、図1において一対の栓刃3,3が栓
刃挿入口9,9の幅広部10,10に沿ってそれぞれ移
動し、図2に示す一対の栓刃3,3の刃部15,15が
それぞれ図1の引掛シーリング2の一対の幅狭部11,
11の奥方の内側裏面の栓刃受け部にそれぞれ支持され
て機械的に取り付けられると共に、栓刃3,3が栓刃受
け部に設けられた接続端子板に対して電気的にも接続状
態となる。
取付用枠体13に対して矢印Aで示す時計回りに回動す
ることとなるから、図1において一対の栓刃3,3が栓
刃挿入口9,9の幅広部10,10に沿ってそれぞれ移
動し、図2に示す一対の栓刃3,3の刃部15,15が
それぞれ図1の引掛シーリング2の一対の幅狭部11,
11の奥方の内側裏面の栓刃受け部にそれぞれ支持され
て機械的に取り付けられると共に、栓刃3,3が栓刃受
け部に設けられた接続端子板に対して電気的にも接続状
態となる。
【0052】また、上アダプタベース12を引掛シーリ
ング2の下面に当接した際に、上アダプタベース12の
上面に突出されていた一対のロック爪16,16がシー
リングベース8の下面によって押圧され、図11におい
て、付勢バネ39の付勢に抗してロック部材38を押し
下げるため、ロック爪16が上アダプタベース12のロ
ック爪通孔内35に没入する。同時に、ロック部材38
のテーパ摺動部40も押し下げられることにより、ロッ
ク部材38のテーパ摺動部40の上側に係合されている
テーパ係合部43を備えたロック解除部材17も自重に
より下方にさがる(図12参照)。
ング2の下面に当接した際に、上アダプタベース12の
上面に突出されていた一対のロック爪16,16がシー
リングベース8の下面によって押圧され、図11におい
て、付勢バネ39の付勢に抗してロック部材38を押し
下げるため、ロック爪16が上アダプタベース12のロ
ック爪通孔内35に没入する。同時に、ロック部材38
のテーパ摺動部40も押し下げられることにより、ロッ
ク部材38のテーパ摺動部40の上側に係合されている
テーパ係合部43を備えたロック解除部材17も自重に
より下方にさがる(図12参照)。
【0053】この後、上アダプタベース12の一対の栓
刃3,3が引掛シーリング2の一対の栓刃挿入口9,9
の幅狭部11,11の終端迄回転されると、一対のロッ
ク爪16,16の各々が一対の栓刃挿入口9,9の幅広
部10,10の各々に一致し、付勢バネ39の復帰力に
より上方に突出して各幅広部10,10内に嵌まり込
む。この状態では、上アダプタベース12の引掛シーリ
ング2に対する反時計回りの回転は、即ち、引掛シーリ
ング2から上アダプタベース12を取り外す方向の回転
は、一対のロック爪16,16の各々と一対の栓刃挿入
口9,9の各々の幅広部10,10の周縁とがそれぞれ
当接することによりロックされ、上アダプタ4が外れ止
めされる。
刃3,3が引掛シーリング2の一対の栓刃挿入口9,9
の幅狭部11,11の終端迄回転されると、一対のロッ
ク爪16,16の各々が一対の栓刃挿入口9,9の幅広
部10,10の各々に一致し、付勢バネ39の復帰力に
より上方に突出して各幅広部10,10内に嵌まり込
む。この状態では、上アダプタベース12の引掛シーリ
ング2に対する反時計回りの回転は、即ち、引掛シーリ
ング2から上アダプタベース12を取り外す方向の回転
は、一対のロック爪16,16の各々と一対の栓刃挿入
口9,9の各々の幅広部10,10の周縁とがそれぞれ
当接することによりロックされ、上アダプタ4が外れ止
めされる。
【0054】また、上アダプタ4の引掛シーリング2か
らの取り外しは、図3に示すように上アダプタ4を下側
から眺めた場合に、脱着用ハンドル19を反時計方向に
向けて回動させる。
らの取り外しは、図3に示すように上アダプタ4を下側
から眺めた場合に、脱着用ハンドル19を反時計方向に
向けて回動させる。
【0055】上アダプタ4を上側から眺めた場合には、
時計回りに脱着用ハンドル19が回動されることとな
り、図9に示すように、脱着用ハンドル19の円弧凸状
のキーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47の径方
向の一側縁47aに当接した状態から、図9において矢
印bで示す時計方向に脱着用ハンドル19が回動される
ことから、図4に示すキーリブ56と一体の支持板44
を引張している引張スプリング45の付勢力に抗して脱
着用ハンドル19が閉塞板23に対して時計方向に回動
され、脱着用ハンドル19の杆部50の両端寄りの各一
側面が、上アダプタベース12の下面の対向位置に突出
されている各ロック解除部材17,17に設けられた各
作用片42,42に同時に当接すると、これらを押圧す
ることとなる。
時計回りに脱着用ハンドル19が回動されることとな
り、図9に示すように、脱着用ハンドル19の円弧凸状
のキーリブ56が、閉塞板23のキー溝孔部47の径方
向の一側縁47aに当接した状態から、図9において矢
印bで示す時計方向に脱着用ハンドル19が回動される
ことから、図4に示すキーリブ56と一体の支持板44
を引張している引張スプリング45の付勢力に抗して脱
着用ハンドル19が閉塞板23に対して時計方向に回動
され、脱着用ハンドル19の杆部50の両端寄りの各一
側面が、上アダプタベース12の下面の対向位置に突出
されている各ロック解除部材17,17に設けられた各
作用片42,42に同時に当接すると、これらを押圧す
ることとなる。
【0056】さらに脱着用ハンドル19が矢印bで示す
時計方向に回動されると、脱着用ハンドル19の杆部5
0の両端寄りの一側面により、各ロック解除部材16,
16の作用片42,42が閉塞板23の各ガイド孔部4
8,48に案内され、図11において、付勢バネ39の
付勢に抗してロック解除部材17をロック配設凹部34
の後方に向けて摺動移動し、この時、ロック解除部材1
7のテーパ係合部43とロック部材38のテーパ摺動部
40とが互いの当接部分を減少させる向きのテーパ作用
により、付勢バネ39の付勢に抗してロック部材38が
押し下げられ、図11において、ロック部材38のロッ
ク爪16が上アダプタベース12のロック爪通孔35に
没入し、ロック爪16と引掛シーリング2側の栓刃挿入
口9の幅広部10の周縁との衝接が解消され、ロック解
除状態となる(図13参照)。
時計方向に回動されると、脱着用ハンドル19の杆部5
0の両端寄りの一側面により、各ロック解除部材16,
16の作用片42,42が閉塞板23の各ガイド孔部4
8,48に案内され、図11において、付勢バネ39の
付勢に抗してロック解除部材17をロック配設凹部34
の後方に向けて摺動移動し、この時、ロック解除部材1
7のテーパ係合部43とロック部材38のテーパ摺動部
40とが互いの当接部分を減少させる向きのテーパ作用
により、付勢バネ39の付勢に抗してロック部材38が
押し下げられ、図11において、ロック部材38のロッ
ク爪16が上アダプタベース12のロック爪通孔35に
没入し、ロック爪16と引掛シーリング2側の栓刃挿入
口9の幅広部10の周縁との衝接が解消され、ロック解
除状態となる(図13参照)。
【0057】また、図9において、脱着用ハンドル19
が閉塞板23に対して矢印bで示す時計方向に回動され
ると、脱着用ハンドル19のキーリブ56が、閉塞板2
3のキー溝孔部47の径方向の他側縁47bに向けて回
動され、脱着用ハンドル19のキーリブ56が、閉塞板
23のキー溝孔部47の径方向の他側縁47bに当接す
るのと略同時に、ロック解除部材17,17の作用片4
2,42がストッパー18,18に当接する(図10参
照)。
が閉塞板23に対して矢印bで示す時計方向に回動され
ると、脱着用ハンドル19のキーリブ56が、閉塞板2
3のキー溝孔部47の径方向の他側縁47bに向けて回
動され、脱着用ハンドル19のキーリブ56が、閉塞板
23のキー溝孔部47の径方向の他側縁47bに当接す
るのと略同時に、ロック解除部材17,17の作用片4
2,42がストッパー18,18に当接する(図10参
照)。
【0058】引き続いて、図10において脱着用ハンド
ル19が矢印bで示す時計方向に回動されると、脱着用
ハンドル19の杆部53の両端寄りの一側面が各ロック
解除部材17,17の作用片42,42をそれぞれ各ス
トッパー18,18に押し付けた状態を保持し、即ち、
一対のロック爪16,16をロック解除状態としたま
ま、脱着用ハンドル19のキーリブ56が、閉塞板23
のキー溝孔部47の径方向の他側縁47bを押圧するこ
ととなる。従って、脱着用ハンドル19の時計方向の回
動に伴って閉塞板23側も時計方向に回動し、即ち、上
アダプタベース12が取付用枠体13に対して時計回り
に回動する。
ル19が矢印bで示す時計方向に回動されると、脱着用
ハンドル19の杆部53の両端寄りの一側面が各ロック
解除部材17,17の作用片42,42をそれぞれ各ス
トッパー18,18に押し付けた状態を保持し、即ち、
一対のロック爪16,16をロック解除状態としたま
ま、脱着用ハンドル19のキーリブ56が、閉塞板23
のキー溝孔部47の径方向の他側縁47bを押圧するこ
ととなる。従って、脱着用ハンドル19の時計方向の回
動に伴って閉塞板23側も時計方向に回動し、即ち、上
アダプタベース12が取付用枠体13に対して時計回り
に回動する。
【0059】図1及び図3においては、脱着用ハンドル
19と一緒に上アダプタベース12がロック解除状態の
まま取付用枠体13に対して反時計回りに回動すること
となるから、一対のロック爪16,16と一対の栓刃挿
入口9,9の幅広部10,10の周縁との衝接を解消さ
せた状態を保持したまま、上アダプタベース12を引掛
シーリング2に対して反時計回りに回転させることがで
き、上アダプタベース12の一対の栓刃3,3を引掛シ
ーリング2の一対の栓刃挿入口9,9の幅広部10,1
0に移動させた後、上アダプタ4を引掛シーリング2か
ら取り外す。
19と一緒に上アダプタベース12がロック解除状態の
まま取付用枠体13に対して反時計回りに回動すること
となるから、一対のロック爪16,16と一対の栓刃挿
入口9,9の幅広部10,10の周縁との衝接を解消さ
せた状態を保持したまま、上アダプタベース12を引掛
シーリング2に対して反時計回りに回転させることがで
き、上アダプタベース12の一対の栓刃3,3を引掛シ
ーリング2の一対の栓刃挿入口9,9の幅広部10,1
0に移動させた後、上アダプタ4を引掛シーリング2か
ら取り外す。
【0060】以上に述べたように、上アダプタ4は、上
アダプタ4の引掛シーリング2に対する取り外し方向の
回転止めをするロック爪16が1つのみではなく、一対
の栓刃3,3の各々に対してそれぞれ設けられているた
め、引掛シーリング2に上アダプタ4を取り付けた場
合、上アダプタ4の引掛シーリング2に対する脱落防止
の安全度が高いものとなる。
アダプタ4の引掛シーリング2に対する取り外し方向の
回転止めをするロック爪16が1つのみではなく、一対
の栓刃3,3の各々に対してそれぞれ設けられているた
め、引掛シーリング2に上アダプタ4を取り付けた場
合、上アダプタ4の引掛シーリング2に対する脱落防止
の安全度が高いものとなる。
【0061】また、上アダプタ4の引掛シーリング2に
対する取り付けの際には、上アダプタ2の下面に設けら
れた脱着用ハンドル19を支持すると共に取り付け方向
に回動させるだけで取り付けることができるため、上ア
ダプタ4全体を手中で握持したまま回動するものに比
べ、例えば、子供のような握力の小さなものでも片手で
取り付けが行え、簡単かつ容易に取り付けることができ
る。
対する取り付けの際には、上アダプタ2の下面に設けら
れた脱着用ハンドル19を支持すると共に取り付け方向
に回動させるだけで取り付けることができるため、上ア
ダプタ4全体を手中で握持したまま回動するものに比
べ、例えば、子供のような握力の小さなものでも片手で
取り付けが行え、簡単かつ容易に取り付けることができ
る。
【0062】さらに、上アダプタ4の引掛シーリング2
に対する取り外しの際には、上アダプタ4の下面に設け
られた脱着用ハンドル19を支持すると共に取り外し方
向に回動させるだけでよく、ロック解除釦を押し込み、
この状態を保持しつつ上アダプタ全体を手中で握持した
まま回動するといった操作を行うものに比べて、きわめ
て簡単かつ容易に取り外すことができる。
に対する取り外しの際には、上アダプタ4の下面に設け
られた脱着用ハンドル19を支持すると共に取り外し方
向に回動させるだけでよく、ロック解除釦を押し込み、
この状態を保持しつつ上アダプタ全体を手中で握持した
まま回動するといった操作を行うものに比べて、きわめ
て簡単かつ容易に取り外すことができる。
【0063】次に、下アダプタ5について説明する。下
アダプタ5は、図1に示すように、器具本体6に重合さ
れる取付板82と、取付板82の下面に装着された下ア
ダプタベース83とを備えている。図8に示すように、
器具本体6の中央部、取付板82及び下アダプタベース
83の中央には、上アダプタ4の取付用枠体13よりも
僅かに大の角形の嵌合孔84が設けられている。
アダプタ5は、図1に示すように、器具本体6に重合さ
れる取付板82と、取付板82の下面に装着された下ア
ダプタベース83とを備えている。図8に示すように、
器具本体6の中央部、取付板82及び下アダプタベース
83の中央には、上アダプタ4の取付用枠体13よりも
僅かに大の角形の嵌合孔84が設けられている。
【0064】下アダプタベース83は、図14に示すよ
うに、角形の嵌合孔84の上下及び左右の側縁を形成す
る枠部85を備えると共に、枠部85の互いに対向する
左右の側縁から左右方向外側に略矩形状に張り出した張
出部86,86をそれぞれ一体に備えており、図15に
示すように、左右の張出部86,86の内部には中央の
嵌合孔84に連通して中空に形成された収納部87,8
7がそれぞれ設けられている。なお、図15において
は、片方のみ図示している。
うに、角形の嵌合孔84の上下及び左右の側縁を形成す
る枠部85を備えると共に、枠部85の互いに対向する
左右の側縁から左右方向外側に略矩形状に張り出した張
出部86,86をそれぞれ一体に備えており、図15に
示すように、左右の張出部86,86の内部には中央の
嵌合孔84に連通して中空に形成された収納部87,8
7がそれぞれ設けられている。なお、図15において
は、片方のみ図示している。
【0065】図14に示すように、左右の張出部86,
86の下面には、枠部85側となる内側寄りに、左右の
収納部87,87に連通すると共に、角形の嵌合孔84
の左右の側縁に沿って長方形状の解除つまみ用通孔8
8,88がそれぞれ設けられ、図15に示すように、解
除つまみ用通孔88内には解除つまみ89,89が回動
自在に配設され、嵌合孔84の左右方向の内側面には、
図16に示すように、左右の収納部87,87に連通す
る係止爪用通孔90,90が対向してそれぞれ設けられ
ている。
86の下面には、枠部85側となる内側寄りに、左右の
収納部87,87に連通すると共に、角形の嵌合孔84
の左右の側縁に沿って長方形状の解除つまみ用通孔8
8,88がそれぞれ設けられ、図15に示すように、解
除つまみ用通孔88内には解除つまみ89,89が回動
自在に配設され、嵌合孔84の左右方向の内側面には、
図16に示すように、左右の収納部87,87に連通す
る係止爪用通孔90,90が対向してそれぞれ設けられ
ている。
【0066】解除つまみ89は、図14に示すように、
その中央に操作片部91が一体に設けられ、嵌合孔84
の左右の側縁に沿う方向のその両端を解除つまみ用通孔
88内の両側壁(図示せず)にそれぞれ回動自在に軸支
されると共に、その操作片部91が下アダプタベース8
3の下面に露出して設けられている。
その中央に操作片部91が一体に設けられ、嵌合孔84
の左右の側縁に沿う方向のその両端を解除つまみ用通孔
88内の両側壁(図示せず)にそれぞれ回動自在に軸支
されると共に、その操作片部91が下アダプタベース8
3の下面に露出して設けられている。
【0067】左右の張出部86,86の内部の収納部8
7には、図15に示すように、それぞれ係止部材92が
下アダプタベース83の左右方向に摺動自在に設けられ
ている。
7には、図15に示すように、それぞれ係止部材92が
下アダプタベース83の左右方向に摺動自在に設けられ
ている。
【0068】係止部材92の先端には係止爪93が設け
られ、係止部材92の後部一側には、図17に示すよう
に、角形に切り欠かれた切欠部94が設けられ、係止部
材92の下面の略中央には、係合凹部95が設けられて
いる。係止爪93は、図15に示すように、上面にテー
パ部96が形成されており、下面に平坦な係止部97が
形成されている。
られ、係止部材92の後部一側には、図17に示すよう
に、角形に切り欠かれた切欠部94が設けられ、係止部
材92の下面の略中央には、係合凹部95が設けられて
いる。係止爪93は、図15に示すように、上面にテー
パ部96が形成されており、下面に平坦な係止部97が
形成されている。
【0069】左右の収納部87,87の外縁を形成する
外壁98の内側には、付勢バネ99を位置決めするバネ
収納凹部100が設けられ、収納部87のバネ収納凹部
100と係止部材92の後端間には、下アダプタベース
83の中央の嵌合孔84の内側面に設けられた左右の係
止爪用通孔90からそれぞれ左右の係止爪93を突出し
た状態に付勢する付勢バネが99それぞれ設けられてい
る(図15参照)。
外壁98の内側には、付勢バネ99を位置決めするバネ
収納凹部100が設けられ、収納部87のバネ収納凹部
100と係止部材92の後端間には、下アダプタベース
83の中央の嵌合孔84の内側面に設けられた左右の係
止爪用通孔90からそれぞれ左右の係止爪93を突出し
た状態に付勢する付勢バネが99それぞれ設けられてい
る(図15参照)。
【0070】また、解除つまみ89は、図15に示すよ
うに、その中間から下方に延び出す操作片部91と中間
から操作片部91との延出方向に対してやや斜めに交差
して上方に延び出す作用片部101と中間の両側に突出
された支軸部102とを備える。解除つまみ89は、そ
の支軸部102が図15における平面視において下アダ
プタベース83の下面の解除つまみ用通孔88の両側縁
に軸支され、その操作片部91が下アダプタベース83
の下面から突出されると共に、その作用片部101が収
納部87内に配設された係止部材92の係合凹部95に
挿入され、作用片部101が係合凹部95の後壁103
に当接された状態となっている。
うに、その中間から下方に延び出す操作片部91と中間
から操作片部91との延出方向に対してやや斜めに交差
して上方に延び出す作用片部101と中間の両側に突出
された支軸部102とを備える。解除つまみ89は、そ
の支軸部102が図15における平面視において下アダ
プタベース83の下面の解除つまみ用通孔88の両側縁
に軸支され、その操作片部91が下アダプタベース83
の下面から突出されると共に、その作用片部101が収
納部87内に配設された係止部材92の係合凹部95に
挿入され、作用片部101が係合凹部95の後壁103
に当接された状態となっている。
【0071】また、図14において、左方の張出部86
aの上面の外縁と上側にあたる一側縁との隅と、右方の
張出部86bの上面の外縁と下側にあたる他側縁との隅
とには、ロックつまみ104,104がそれぞれ左右の
張出部86a,86bの各外縁に沿ってロック解除位置
とロック位置との間でそれぞれ切換移動自在に設けられ
ている。なお、ロックつまみ104の各々は、図17に
示すように、上部に下アダプタベース83の収納部87
内に臨むロック部105と、下部に張出部86の下面に
露出して配置される操作板部106とを一体に備える。
aの上面の外縁と上側にあたる一側縁との隅と、右方の
張出部86bの上面の外縁と下側にあたる他側縁との隅
とには、ロックつまみ104,104がそれぞれ左右の
張出部86a,86bの各外縁に沿ってロック解除位置
とロック位置との間でそれぞれ切換移動自在に設けられ
ている。なお、ロックつまみ104の各々は、図17に
示すように、上部に下アダプタベース83の収納部87
内に臨むロック部105と、下部に張出部86の下面に
露出して配置される操作板部106とを一体に備える。
【0072】また、ロックつまみ104は、ロック解除
位置にあっては、図17に示すように、そのロック部1
05が下アダプタベース83の収納部87の後部におい
て、係止部材92の後部一側に設けた角形の切欠部94
を後方から臨む位置に配置され、ロック位置にあって
は、図19に示すように、そのロック部105が下アダ
プタベース83の収納部87の後部において、係止部材
92の後端面92aに当接する位置に配置される。
位置にあっては、図17に示すように、そのロック部1
05が下アダプタベース83の収納部87の後部におい
て、係止部材92の後部一側に設けた角形の切欠部94
を後方から臨む位置に配置され、ロック位置にあって
は、図19に示すように、そのロック部105が下アダ
プタベース83の収納部87の後部において、係止部材
92の後端面92aに当接する位置に配置される。
【0073】次に、引掛シーリング2に取り付けた上ア
ダプタ4に対する器具本体6の取り付け及び取り外しに
ついて説明する。
ダプタ4に対する器具本体6の取り付け及び取り外しに
ついて説明する。
【0074】器具本体6の上アダプタ4に対する取り付
けは、器具本体6に装着されている下アダプタ5を上ア
ダプタ4に対して係止させることにより行われる。な
お、下アダプタ5の左右の張出部86a,86bに設け
られたロックつまみ104,104の操作板部106,
106を図17に示すロック解除位置に移動しておく。
けは、器具本体6に装着されている下アダプタ5を上ア
ダプタ4に対して係止させることにより行われる。な
お、下アダプタ5の左右の張出部86a,86bに設け
られたロックつまみ104,104の操作板部106,
106を図17に示すロック解除位置に移動しておく。
【0075】下アダプタ5の中央の角形の嵌合孔84に
上アダプタ4の角形の取付用枠体13を一致させ、器具
本体6を押し上げると、図8において、下アダプタ5の
嵌合孔84に上アダプタ4の取付用枠体13を嵌挿する
ときに、下アダプタ5の嵌合孔84に対向して突出され
ている係止爪93,93の上面に形成されたテーパ部9
6,96が、取付用枠体13の左右の下縁部にそれぞれ
当接してガイドされ、図16及び図18に示すように、
下アダプタ5の係止部材92の後端を嵌合孔84に向け
て付勢している付勢バネ99の付勢に抗して係止部材9
2が収納部87内に後退し、下アダプタ5の嵌合孔84
に突出されていた係止爪93が係止爪用通孔90内に没
入する。この時、ロックつまみ104のロック部105
は、係止部材92の後端面92aに干渉しない係止部材
92の後部一側に設けた角形の切欠部94に入り込み、
下アダプタ5の嵌合孔84に上アダプタ4の取付用枠体
13が嵌挿される。
上アダプタ4の角形の取付用枠体13を一致させ、器具
本体6を押し上げると、図8において、下アダプタ5の
嵌合孔84に上アダプタ4の取付用枠体13を嵌挿する
ときに、下アダプタ5の嵌合孔84に対向して突出され
ている係止爪93,93の上面に形成されたテーパ部9
6,96が、取付用枠体13の左右の下縁部にそれぞれ
当接してガイドされ、図16及び図18に示すように、
下アダプタ5の係止部材92の後端を嵌合孔84に向け
て付勢している付勢バネ99の付勢に抗して係止部材9
2が収納部87内に後退し、下アダプタ5の嵌合孔84
に突出されていた係止爪93が係止爪用通孔90内に没
入する。この時、ロックつまみ104のロック部105
は、係止部材92の後端面92aに干渉しない係止部材
92の後部一側に設けた角形の切欠部94に入り込み、
下アダプタ5の嵌合孔84に上アダプタ4の取付用枠体
13が嵌挿される。
【0076】下アダプタ5の嵌合孔84に上アダプタ4
の取付用枠体13が嵌合すると同時に、下アダプタ5の
係止爪93が上アダプタ4の嵌合凹部79の前方に位置
し、下アダプタ5の付勢バネ99の復帰力により係止部
材92,92が前方に押し出され、係止爪93,93が
嵌合孔84に突出されて上アダプタ4の取付用枠体13
の対向する両側の嵌合凹部79,79内にそれぞれ入り
込み、嵌合凹部79,79の第1係止受部80,80
に、下アダプタ5の係止爪83,83の下部の係止部9
7,97がそれぞれ支持されて器具本体6が上アダプタ
4に対して取り付けられる(図20参照)。
の取付用枠体13が嵌合すると同時に、下アダプタ5の
係止爪93が上アダプタ4の嵌合凹部79の前方に位置
し、下アダプタ5の付勢バネ99の復帰力により係止部
材92,92が前方に押し出され、係止爪93,93が
嵌合孔84に突出されて上アダプタ4の取付用枠体13
の対向する両側の嵌合凹部79,79内にそれぞれ入り
込み、嵌合凹部79,79の第1係止受部80,80
に、下アダプタ5の係止爪83,83の下部の係止部9
7,97がそれぞれ支持されて器具本体6が上アダプタ
4に対して取り付けられる(図20参照)。
【0077】この時、上アダプタ4の取付用枠体13
は、上アダプタベース12に対して回動自在であるた
め、器具本体6を天井に対して任意に回動して所望の回
転位置に配置することができる。また、図1に示す上ア
ダプタ4の接続用コネクタ21を器具本体6の接続用コ
ネクタ107に接続することにより、器具本体6が電気
的に接続される。
は、上アダプタベース12に対して回動自在であるた
め、器具本体6を天井に対して任意に回動して所望の回
転位置に配置することができる。また、図1に示す上ア
ダプタ4の接続用コネクタ21を器具本体6の接続用コ
ネクタ107に接続することにより、器具本体6が電気
的に接続される。
【0078】なお、引掛シーリング2に対して上アダプ
タ4を取り付けた後、上アダプタ4に対して器具本体6
を取り付ける前に、天井の境界線に対して器具本体6の
取り付け配置姿勢に適合するように、上アダプタベース
12に対して取付用枠体13を回動させて上アダプタ4
の角形の取付用枠体13の対向側縁を器具本体6の取付
方向に合わせることができ、このようにすると、器具本
体6を天井に対して任意に回動できないような限られた
配置位置においても、迅速に器具本体6を上アダプタ4
に対して取り付けることができる。
タ4を取り付けた後、上アダプタ4に対して器具本体6
を取り付ける前に、天井の境界線に対して器具本体6の
取り付け配置姿勢に適合するように、上アダプタベース
12に対して取付用枠体13を回動させて上アダプタ4
の角形の取付用枠体13の対向側縁を器具本体6の取付
方向に合わせることができ、このようにすると、器具本
体6を天井に対して任意に回動できないような限られた
配置位置においても、迅速に器具本体6を上アダプタ4
に対して取り付けることができる。
【0079】図20に示す例は、引掛シーリング2が天
井面7から比較的突出されていない埋込型である場合の
引掛シーリング2に取り付けた上アダプタ4に対する器
具本体6の取り付けについて説明したものであり、この
場合には、上アダプタ4の下部側の第1係止受部80,
80に下アダプタ5の係止爪93,93が支持される。
井面7から比較的突出されていない埋込型である場合の
引掛シーリング2に取り付けた上アダプタ4に対する器
具本体6の取り付けについて説明したものであり、この
場合には、上アダプタ4の下部側の第1係止受部80,
80に下アダプタ5の係止爪93,93が支持される。
【0080】また、引掛シーリング2が天井面7から大
きく突出されている露出型の場合には、上アダプタ4の
取付用枠体13の上面の外縁部を第2係止受部81とす
る。まず、前述と同様にして、図20に示すように、上
アダプタ4の取付用枠体13の両側の嵌合凹部79,7
9に下アダプタ6の対向する係止爪93,93が係合さ
れている状態とし、この状態から、さらに器具本体6を
押し上げる。
きく突出されている露出型の場合には、上アダプタ4の
取付用枠体13の上面の外縁部を第2係止受部81とす
る。まず、前述と同様にして、図20に示すように、上
アダプタ4の取付用枠体13の両側の嵌合凹部79,7
9に下アダプタ6の対向する係止爪93,93が係合さ
れている状態とし、この状態から、さらに器具本体6を
押し上げる。
【0081】器具本体6を押し上げると、取付用枠体1
3の嵌合凹部79の上面のテーパ部77によって下アダ
プタ5の係止爪93の上部のテーパ部96が押圧され、
下アダプタ5の対向する係止部材92,92をそれぞれ
付勢する付勢バネ99,99の付勢に抗して係止部材9
2,92が両側の収納部87,87内にそれぞれ後退
し、下アダプタ5の係止部材92,92の先端の係止爪
93,93が上アダプタ4の取付用枠体13の上方に位
置すると、付勢バネ99,99の復帰力により係止部材
92,92が前方に押し出され、上アダプタ4の取付用
枠体13の対向側縁上面の第2係止受部81,81に係
止爪93,93の下面の係止部97,97が支持されて
器具本体6が上アダプタ4に対して取り付けられる(図
21参照)。なお、この状態では、図21に示すよう
に、上アダプタ4の角形の取付用枠体13の4つの対向
側縁上部寄りが、下アダプタ5の角形の嵌合孔84内に
しっくり嵌まり込んで安定されており、上アダプタベー
ス12に対して回動自在である上アダプタ4の取付用枠
体13と下アダプタ5とが、上アダプタベース12の周
囲に一体に回動自在である。このため、器具本体6を天
井に対して任意に回動して所望の回転位置に配置するこ
とができる。
3の嵌合凹部79の上面のテーパ部77によって下アダ
プタ5の係止爪93の上部のテーパ部96が押圧され、
下アダプタ5の対向する係止部材92,92をそれぞれ
付勢する付勢バネ99,99の付勢に抗して係止部材9
2,92が両側の収納部87,87内にそれぞれ後退
し、下アダプタ5の係止部材92,92の先端の係止爪
93,93が上アダプタ4の取付用枠体13の上方に位
置すると、付勢バネ99,99の復帰力により係止部材
92,92が前方に押し出され、上アダプタ4の取付用
枠体13の対向側縁上面の第2係止受部81,81に係
止爪93,93の下面の係止部97,97が支持されて
器具本体6が上アダプタ4に対して取り付けられる(図
21参照)。なお、この状態では、図21に示すよう
に、上アダプタ4の角形の取付用枠体13の4つの対向
側縁上部寄りが、下アダプタ5の角形の嵌合孔84内に
しっくり嵌まり込んで安定されており、上アダプタベー
ス12に対して回動自在である上アダプタ4の取付用枠
体13と下アダプタ5とが、上アダプタベース12の周
囲に一体に回動自在である。このため、器具本体6を天
井に対して任意に回動して所望の回転位置に配置するこ
とができる。
【0082】なお、露出型の引掛シーリング2に対して
上アダプタ4を取り付けた後、上アダプタ4に対して器
具本体6を取り付ける前に、天井の境界線に対して器具
本体6の取り付け配置姿勢に適合するように、上アダプ
タベース12に対して取付用枠体13を回動させて上ア
ダプタ4の角形の取付用枠体13の対向側縁を器具本体
6の取付方向に合わせることができることは、前記と同
様である。
上アダプタ4を取り付けた後、上アダプタ4に対して器
具本体6を取り付ける前に、天井の境界線に対して器具
本体6の取り付け配置姿勢に適合するように、上アダプ
タベース12に対して取付用枠体13を回動させて上ア
ダプタ4の角形の取付用枠体13の対向側縁を器具本体
6の取付方向に合わせることができることは、前記と同
様である。
【0083】そして、上アダプタ4に対して器具本体6
を取り付けた後、下アダプタ5の左右のロックつまみ1
04,104の操作板部106,106をそれぞれ摺動
操作して図19に示すロック位置に切り換え、ロックつ
まみ104,104のロック部105,105を両係止
部材92,92の後端面にそれぞれ当接させ、両係止部
材92,92の収納部87,87への後退を阻止し、両
係止爪93,93を突出した状態にロックする。
を取り付けた後、下アダプタ5の左右のロックつまみ1
04,104の操作板部106,106をそれぞれ摺動
操作して図19に示すロック位置に切り換え、ロックつ
まみ104,104のロック部105,105を両係止
部材92,92の後端面にそれぞれ当接させ、両係止部
材92,92の収納部87,87への後退を阻止し、両
係止爪93,93を突出した状態にロックする。
【0084】器具本体6の上アダプタ4に対する取り外
しは、まず、下アダプタ5の左右のロックつまみ10
4,104の操作板部106,106をそれぞれ摺動操
作して、図17に示すロック解除位置に切り換える。
しは、まず、下アダプタ5の左右のロックつまみ10
4,104の操作板部106,106をそれぞれ摺動操
作して、図17に示すロック解除位置に切り換える。
【0085】次いで、図20に示すように、左右の張出
部86a,86bの下面に露出して設けられた解除つま
み89,89の操作片部91,91を互いに内側に、即
ち、嵌合孔4側に向けて回動する。
部86a,86bの下面に露出して設けられた解除つま
み89,89の操作片部91,91を互いに内側に、即
ち、嵌合孔4側に向けて回動する。
【0086】図15において、解除つまみ89の下部側
の操作片部91を矢印Cで示す嵌合孔4側に向けて操作
すると、解除つまみ89は、その中間部両側の支軸部1
02を中心として時計回りに回動し、解除つまみ89が
回動すると、解除つまみ89の上部側の作用片部101
が、張出部86の外側に向けて移動されることとなり、
係止部材92の係合凹部95に挿入された作用片部10
1の先端が、係合凹部95の後壁103に当接された状
態まま、係合凹部95の後壁103を外側に向けて押圧
することにより、付勢バネ99の付勢に抗して係止部材
92が収納部87内に後退移動され、下アダプタ5の嵌
合孔84に突出されていた係止爪93が係止爪用通孔9
0内に没入する。
の操作片部91を矢印Cで示す嵌合孔4側に向けて操作
すると、解除つまみ89は、その中間部両側の支軸部1
02を中心として時計回りに回動し、解除つまみ89が
回動すると、解除つまみ89の上部側の作用片部101
が、張出部86の外側に向けて移動されることとなり、
係止部材92の係合凹部95に挿入された作用片部10
1の先端が、係合凹部95の後壁103に当接された状
態まま、係合凹部95の後壁103を外側に向けて押圧
することにより、付勢バネ99の付勢に抗して係止部材
92が収納部87内に後退移動され、下アダプタ5の嵌
合孔84に突出されていた係止爪93が係止爪用通孔9
0内に没入する。
【0087】これにより、上アダプタ4の取付用枠体1
3の両側の第1係止受部80または取付用枠体13の上
面の第2係止受部81に対する下アダプタ5の対向する
係止爪93,93のそれぞれの係合状態が解除され、器
具本体6を下側に移動させることにより、上アダプタ4
から器具本体6を取り外すことができる。
3の両側の第1係止受部80または取付用枠体13の上
面の第2係止受部81に対する下アダプタ5の対向する
係止爪93,93のそれぞれの係合状態が解除され、器
具本体6を下側に移動させることにより、上アダプタ4
から器具本体6を取り外すことができる。
【0088】なお、解除つまみ89,89の操作片部9
1,91への操作を解除すると、付勢バネ99の復帰力
により係止部材92が嵌合孔84側に移動され、係止部
材92の嵌合孔84側への移動に伴って、係止部材92
の係合凹部95に挿入された作用片部101の先端が、
係合凹部95の後壁103に当接された状態まま、嵌合
孔84側に移動されることにより、解除つまみ89が支
軸部102を中心に反時計回りに回動され、係止部材9
2の係止爪93が係止爪用通孔90から嵌合孔84内に
突出され、図15に示す初期位置に復帰する。
1,91への操作を解除すると、付勢バネ99の復帰力
により係止部材92が嵌合孔84側に移動され、係止部
材92の嵌合孔84側への移動に伴って、係止部材92
の係合凹部95に挿入された作用片部101の先端が、
係合凹部95の後壁103に当接された状態まま、嵌合
孔84側に移動されることにより、解除つまみ89が支
軸部102を中心に反時計回りに回動され、係止部材9
2の係止爪93が係止爪用通孔90から嵌合孔84内に
突出され、図15に示す初期位置に復帰する。
【0089】なお、解除つまみ89の作用片部101の
基部寄りの前部101aが解除つまみ用通孔88の前縁
に当接されて、解除つまみ104の反時計方向の回動が
阻止されることにより、係止部材92の嵌合孔84側へ
の移動が停止される。
基部寄りの前部101aが解除つまみ用通孔88の前縁
に当接されて、解除つまみ104の反時計方向の回動が
阻止されることにより、係止部材92の嵌合孔84側へ
の移動が停止される。
【0090】
【発明の効果】本発明の天井直付け照明器具取付装置
は、引掛シーリングに対して上アダプタを取り付けた
後、上アダプタに対して器具本体を取り付ける前に、天
井の境界線に対して器具本体の取り付け配置姿勢に適合
するように、取付用枠体を上アダプタベースの周囲に回
動させて上アダプタの角形の取付用枠体の対向側面を器
具本体の取付方向に合わせることができ、下アダプタの
角形の嵌合孔に、上アダプタの取付用枠体を合わせて器
具本体を押し上げると、下アダプタの角形の嵌合孔内に
上アダプタの取付用枠体が嵌挿されると共に、角形の嵌
合孔の互いに対向する内側面に配設された両係止爪が一
旦没入した後、付勢バネの復帰力により嵌合孔に突出
し、上アダプタの取付用枠体の対向側面の嵌合凹部の内
部の各第1の係止受部に両係止爪がそれぞれ係止され、
引掛シーリンクが露出型である場合には、さらに、器具
本体を押し上げると、角形の嵌合孔の互いに対向する内
側面に配設された両係止爪が一旦没入した後、両係止爪
が取付用枠体の上方に位置すると、付勢バネの復帰力に
より嵌合孔に突出し、取付用枠体の上面の第2の係止受
部に両係止爪がそれぞれ係止されると共に、上アダプタ
の角形の取付用枠体の上部寄りが下アダプタの角形の嵌
合孔にしっくり嵌まり込んで安定されるので、器具本体
を引掛シーリングに取り付けた上アダプタに取り付ける
前に、上アダプタ側において天井に対する器具本体の配
設姿勢を事前に決めることができ、器具本体側が天井に
対して任意に回動できないような限られた配置位置にお
いても、迅速に器具本体を上アダプタに取り付けること
ができる。
は、引掛シーリングに対して上アダプタを取り付けた
後、上アダプタに対して器具本体を取り付ける前に、天
井の境界線に対して器具本体の取り付け配置姿勢に適合
するように、取付用枠体を上アダプタベースの周囲に回
動させて上アダプタの角形の取付用枠体の対向側面を器
具本体の取付方向に合わせることができ、下アダプタの
角形の嵌合孔に、上アダプタの取付用枠体を合わせて器
具本体を押し上げると、下アダプタの角形の嵌合孔内に
上アダプタの取付用枠体が嵌挿されると共に、角形の嵌
合孔の互いに対向する内側面に配設された両係止爪が一
旦没入した後、付勢バネの復帰力により嵌合孔に突出
し、上アダプタの取付用枠体の対向側面の嵌合凹部の内
部の各第1の係止受部に両係止爪がそれぞれ係止され、
引掛シーリンクが露出型である場合には、さらに、器具
本体を押し上げると、角形の嵌合孔の互いに対向する内
側面に配設された両係止爪が一旦没入した後、両係止爪
が取付用枠体の上方に位置すると、付勢バネの復帰力に
より嵌合孔に突出し、取付用枠体の上面の第2の係止受
部に両係止爪がそれぞれ係止されると共に、上アダプタ
の角形の取付用枠体の上部寄りが下アダプタの角形の嵌
合孔にしっくり嵌まり込んで安定されるので、器具本体
を引掛シーリングに取り付けた上アダプタに取り付ける
前に、上アダプタ側において天井に対する器具本体の配
設姿勢を事前に決めることができ、器具本体側が天井に
対して任意に回動できないような限られた配置位置にお
いても、迅速に器具本体を上アダプタに取り付けること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る天井直付け照明器具
取付装置の分解斜視図
取付装置の分解斜視図
【図2】同上の上方側から眺めて示す上アダプタの斜視
図
図
【図3】同上の下方側から眺めて示す上アダプタの斜視
図
図
【図4】同上の上アダプタを分解して示す斜視図
【図5】同上の上アダプタの閉塞アセンブリを分解して
示す斜視図
示す斜視図
【図6】同上の上アダプタの取付用枠体を分解して示す
斜視図
斜視図
【図7】同上の取付用枠体に対する上アダプタベースの
組み付けを示す上アダプタの斜視図
組み付けを示す上アダプタの斜視図
【図8】同上の引掛シーリング(埋込型)に取り付けた
上アダプタに対する下アダプタの取り付けを示す天井直
付け照明器具取付装置の一部破断断面図
上アダプタに対する下アダプタの取り付けを示す天井直
付け照明器具取付装置の一部破断断面図
【図9】同上の引掛シーリングへの取り付け時の上アダ
プタベースに対する脱着用ハンドルの回動位置における
係合状態を示す図
プタベースに対する脱着用ハンドルの回動位置における
係合状態を示す図
【図10】同上の引掛シーリングへの取り外し時の上ア
ダプタベースに対する脱着用ハンドルの回動位置におけ
る係合状態を示す図
ダプタベースに対する脱着用ハンドルの回動位置におけ
る係合状態を示す図
【図11】常態(引掛シーリングに対するロック時)に
おけるロック部材とロック解除部材との係合状態を示す
断面図
おけるロック部材とロック解除部材との係合状態を示す
断面図
【図12】引掛シーリングへの取り付け時のロック部材
とロック解除部材との係合状態を示す断面図
とロック解除部材との係合状態を示す断面図
【図13】取り外し時(引掛シーリングに対するロック
解除時)のロック部材とロック解除部材との係合状態を
示す断面図
解除時)のロック部材とロック解除部材との係合状態を
示す断面図
【図14】下方側から眺めて示す下アダプタの斜視図
【図15】下アダプタの要部断面図
【図16】上アダプタに対する取り外し時の下アダプタ
の要部断面図
の要部断面図
【図17】下アダプタの係止部材及びロックつまみの位
置関係を示す図
置関係を示す図
【図18】ロック解除時における下アダプタの係止部材
及びロックつまみの位置関係を示す図
及びロックつまみの位置関係を示す図
【図19】ロック時における下アダプタの係止部材及び
ロックつまみの位置関係を示す図
ロックつまみの位置関係を示す図
【図20】引掛シーリング(埋込型)に対する取り付け
時の天井直付け照明器具取付装置の一部破断断面図
時の天井直付け照明器具取付装置の一部破断断面図
【図21】引掛シーリング(露出型)に対する取り付け
時の天井直付け照明器具取付装置の一部破断断面図
時の天井直付け照明器具取付装置の一部破断断面図
1 照明器具取付装置 2 引掛シーリング 3 栓刃 4 上アダプタ 5 下アダプタ 6 器具本体 7 天井面 8 シーリングベース 9 栓刃挿入口 10 幅広部 11 幅狭部 12 上アダプタベース 13 取付用枠体 14 脚部 15 刃部 16 ロック爪 17 ロック解除部材 18 ストッパー 19 脱着用ハンドル 20 コード 21 接続用コネクタ 22 ベース本体 23 閉塞板 24 閉塞アセンブリ 25 上壁 26 上部フランジ部 27 面取部 28 下部フランジ 29 取付溝 30 栓刃通孔 31 取付用ネジ孔 32 コード取出口 33 接続用コネクタ 34 ロック配設凹部 35 ロック爪通孔 36 前壁 37 側壁 38 ロック部材 39 付勢バネ 40 テーパ摺動部 41 腕部 42 作用片 43 テーパ係合部 44 支持板 45 引張スプリング 46 円形嵌合孔部 47 キー溝孔部 47a 一側端 47b 他側端 48 ガイド孔部 49 ストッパー通孔部 50 取付孔 51 コード挿通口 52 バネ係止孔 53 杆部 54 円柱突部 55 円形嵌合凸部 56 キーリブ 57 取付ネジ穴 58 位置決めダボ 59 折曲片 60 立上り壁 61 バネ係止孔 62 ネジ挿通孔 63 位置決め孔 64 取付用ビス 65 取付用ビス 66 枠ベース板 67 補強板 68 枠部材 69 開口部 70 ネジ挿通孔 71 ネジ挿通孔 72 開口部 73 切欠凹部 74 側壁 75 弾性片 76 係止爪 77 テーパ部 78 取付用ビス 79 嵌合凹部 80 第1係止受部 81 第2係止受部 82 取付板 83 下アダプタベース 84 嵌合孔 85 枠部 86 張出部 87 収納部 88 解除つまみ用通孔 89 解除つまみ 90 係止爪用通孔 91 操作片部 92 係止部材 93 係止爪 94 切欠部 95 係合凹部 96 テーパ部 97 係止部 98 外壁 99 付勢バネ 100 バネ収納凹部 101 作用片部 102 支軸部 103 後壁 104 ロックつまみ 105 ロック部 106 操作板部 107 接続用コネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上面
に有する上アダプタと、前記上アダプタに対して着脱自
在に嵌合係止され、器具本体側に配備された下アダプタ
とからなる天井直付け照明器具取付装置において、 前記上アダプタが、角形の取付用枠体と、前記取付用枠
体の中央に回動自在に設けられた円筒状の上アダプタベ
ースとからなり、前記取付用枠体の四方の側面にそれぞ
れ嵌合凹部を設けると共に、前記嵌合凹部の内部に平坦
な第1の係止受部を設け、前記取付用枠体の上面の前後
及び左右の各側縁部に平坦な第2の係止受部を設け、 前記下アダプタに、前記上アダプタの取付用枠体よりも
僅かに大なる前記取付用枠体を嵌挿する角形の嵌合孔を
設け、前記角形の嵌合孔の互いに対向する内側面に、前
記上アダプタの取付用枠体の側面の第1の係止受部及び
前記取付用枠体の上面の第2の係止受部に着脱可能に係
合する両係止爪をそれぞれ配設すると共に、前記両係止
爪を前記嵌合孔の内側面に対して出没移動自在に設け、 前記嵌合孔の内側面から前記両係止爪を突出した状態に
付勢する付勢バネをそれぞれ設け、 前記両係止爪を前記付勢バネの付勢に抗して嵌合孔の内
側面から没入した状態に後退移動させる解除つまみを前
記下アダプタの下面に露出させてそれぞれ設けことを特
徴とする天井直付け照明器具取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30333595A JPH09129019A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 天井直付け照明器具取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30333595A JPH09129019A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 天井直付け照明器具取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09129019A true JPH09129019A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17919742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30333595A Withdrawn JPH09129019A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 天井直付け照明器具取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09129019A (ja) |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP30333595A patent/JPH09129019A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |