JPH09128892A - ディスク再生装置およびその方法 - Google Patents
ディスク再生装置およびその方法Info
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Abstract
を補償し、正確にデータを再生可能とする。 【解決手段】 エンベロープ検出回路210は、記録信
号VRFのエンベロープの上側電位VETおよび下側電位V
EBを検出する。アイパターン中心検出回路220は記録
信号VRFのアイパターンの中心電位VEYE を検出する。
A/D変換回路230は記録信号VRFのアイパターンの
中心電位VEYE を境界として記録信号V RFを非線形にA
/D変換し、上側電位VET〜中心電位VEYE の範囲の記
録信号V RFの電位および中心電位VEYE 〜下側電位VEB
の範囲の記録信号VRFの電位を、それぞれ数値255〜
数値128および数値127〜数値0の範囲のディジタ
ルデータQ7 〜Q0 に変換し、記録信号VRFの2次歪み
を補償する。
Description
のディスク記録媒体からデータを再生するディスク再生
方法およびその方法に関する。
気ディスク記録媒体(ディスク)から記録データを再生
する場合、ディスクから記録信号を読み出し、アナログ
/ディジタル変換(A/D変換)して得られたディジタ
ルデータをビタビ(Viterbi )復号する方法が採られる
ことが多い。ディスクから歪みなく正常に読み出すこと
ができた記録信号の波形は、図5(A)に示す通りとな
り、記録信号のアイパターンの中心の電位(中心電位)
VEY E は、記録信号のエンベロープの高電位側(上側)
の電位VETおよび低電位側(下側)の電位VEBの中間の
値をとることになる。
の波形(アイパターンおよびエンベロープ)を示す図で
あって、(A)は歪みがない記録信号の波形を示し、
(B)は2次歪みがあり、アイパターンの中心が上側に
変移した記録信号の波形を示し、(C)は2次歪みがあ
り、アイパターンの中心が下側に変移した記録信号の波
形を示す。
ータに変換する場合、上記A/D変換は、通常、図5
(A)に示す歪みがない記録信号の波形のエンベロープ
の上側の電位(上側電位)VETを数値255(FFh)
に、下側の電位(下側電位)V EBを数値0(00h)に
対応付け、これらの範囲内の記録信号の電位を等間隔に
数値1〜数値254に対応付けることにより行われる。
従って、歪みがない記録信号の中心電位VEYE は、上側
電位VETおよび下側電位VEBのちょうど中間の値、つま
り、数値127に変換されることになり、中心電位V
EYE を特定することができる。
ディスク装置のサーボ系でのフォーカス量、および、レ
ーザーパワー制御に対する設定値の誤差等によるディス
クの熱の伝播特性の変化が原因となり、記録信号には、
偶数次高調波を主な成分とする歪み(2次歪み)が発生
しやすい。2次歪みを起こした記録信号は、記録信号の
電位が中心電位VEYE 以上の(上側)波形と、中心電位
VEYE 以下の(下側)波形とが非対称となるので、図5
(B),(C)にそれぞれ示すように、記録信号のアイ
パターンの中心は上側または下側に偏移してしまう。従
って、歪みがない記録信号用に調整されたA/D変換回
路で、歪みがある記録信号をA/D変換すると、記録信
号の実際のアイパターンの中心の電位VEYE は、必ずし
も数値127に変換されない。
用に調整されたA/D変換回路を用いて2次歪みがある
記録信号をA/D変換すると、ディジタルデータの値が
記録信号に正確に対応せず、また、アイパターンの中心
電位VEYE も特定できない。従って、2次歪みがある記
録信号をA/D変換したディジタルデータに対しては正
確なビタビ復号を行い得ず、再生した記録データの誤り
率が悪化する。
みてなされたものであり、ディスクから読み出した記録
信号に2次歪みが生じていても、正確な記録データを再
生可能なディスク再生装置およびその方法を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、記録信号の波形に応
じて、記録信号を非線形にアナログ/ディジタル変換し
て2次歪みを補正し、補正後のディジタルデータに対し
て正確な復号処理を行うことができるディスク再生装置
およびその装置を提供することを目的とする。また、本
発明は、記録信号の波形に応じた2次歪みの補正、およ
び、正確な記録データの再生を、簡単な処理内容および
低コストな装置で実現可能なディスク再生装置およびそ
の装置を提供することを目的とする。
に、本発明に係るディスク再生装置は、ディスク記録媒
体から記録信号を読み出す読出手段と、読み出した前記
記録信号のエンベロープの高電位側の電位(上側電
位)、および、前記エンベロープの低電位側の電位(下
側電位)を検出するエンベロープ電位検出手段と、読み
出した前記記録信号のアイパターンの中心電位を検出す
る中心電位検出手段と、前記記録信号の電位を、前記上
側電位と前記中心電位との電位差、および、前記中心電
位と前記下側電位との電位差に応じた値のディジタルデ
ータに変換する変換手段と、変換した前記ディジタルデ
ータを復号し、前記ディスク記録媒体に記録された記録
データを再生する再生手段とを有する。
上側電位から前記中心電位までの間の電位を所定数に等
分し、前記中心電位から前記下側電位までの間の電位を
前記所定数に等分した複数の比較電位を生成する比較電
位生成手段と、生成した前記複数の比較電位それぞれと
前記記録信号の電位とを比較する比較手段と、生成した
前記複数の比較電位それぞれと前記記録信号の電位との
比較結果に応じた値の前記ディジタルデータを生成する
ディジタルデータ生成手段とを有する。
学的に記録信号を読み出す。エンベロープ電位検出手段
は、読出手段が読み出した記録信号のエンベロープの高
電位側(上側)の電位(上側電位)、および、エンベロ
ープの低電位側(下側)の電位(下側電位)を検出す
る。中心電位検出手段は、記録信号のアイパターンの中
心電位を検出する。
位まで、および、中心電位から下側電位までをそれぞれ
所定数、例えば128等分(全部で256等分)した比
較電位と記録信号の電位とを比較し、これらが一致する
比較電位に対応する数値のディジタルデータに変換す
る。このように、変換手段は、上側電位、下側電位およ
び中心電位の値に応じて、中心電位を境界とする非線形
で、つまり、中心電位の上側と下側とで異なる間隔でA
/D変換を行い、記録信号の2次歪みを補償するととも
に、記録信号のアイパターンの中心電位を所定値(数値
127)に特定する。
タル形式に変換し、2次歪みを補償したディジタルデー
タに対してビタビ復号処理を行い、さらに、デコード処
理を行ってディスク記録媒体に記録される前の記録デー
タに対応する記録データを再生する。
ディスク記録媒体から読み出した記録信号のエンベロー
プの高電位側および低電位側の電位と、前記記録信号の
アイパターンの中心の電位とを検出し、検出したこれら
の電位に基づいて、前記記録信号のアイパターンの中心
の電位を境界として非線形に前記記録信号をディジタル
/アナログ変換し、前記記録信号に生じている2次歪み
を補償し、2次歪みを補償した前記記録信号を復号し、
前記ディスク記録媒体に記録された記録データを再生す
る。
る。図1は、本発明に係るディスク再生装置1の構成を
示す図である。図1に示すように、ディスク再生装置1
は、ピックアップ(PU)10、アンプ(AMP)1
2、等化回路(EQ)14、変換部20、ビタビ復号回
路22およびデコーダ回路24から構成される。
PLL回路202、エンベロープ検出回路210、アイ
パターン中心検出回路220およびアナログ/ディジタ
ル変換回路(A/D変換回路)230から構成される。
ディスク再生装置1は、これらの構成部分により、光磁
気ディスク2から記録信号を読み取り、記録信号の2次
歪みを補償してディジタルデータに変換し、光磁気ディ
スク2に記録されている記録データを再生する。なお、
図1には、ディスク再生装置の信号処理系統を主として
示してあり、図示の簡略化のために、本発明の説明に直
接関係を有さないディスク回転駆動系統、サーボ系統等
の構成部分は、適宜、省略して示してある。また、エン
ベロープ検出回路210、アイパターン中心検出回路2
20およびA/D変換回路230の構成は、それぞれ図
2〜図4を参照して後述する。
対してレーザー光を照射し、光磁気ディスク2で反射さ
れたレーザー光を検出して、電気的な記録信号S10に
変換し、アンプ12に対して出力する。アンプ12は、
記録信号S10を増幅して、記録信号S12として等化
回路14に対して出力する。等化回路14は、記録信号
S14を等化処理して記録信号VRFを生成し、変換部2
0のコンパレータ回路200、エンベロープ検出回路2
10およびアイパターン中心検出回路220に対して出
力する。
00は、所定の閾値電位と記録信号VRFとを比較し、デ
ィジタルデータに変換してPLL回路202に対して出
力する。PLL回路202は、コンパレータ回路200
から入力されたディジタルデータ、つまり、記録信号V
RFに同期したクロック信号CKを生成してA/D変換回
路230に対して出力する。
路210の構成を示す図である。図2に示すように、エ
ンベロープ検出回路210は、上側電位検出回路21
2、下側電位検出回路214およびバッファ回路21
6,218から構成され、記録信号VRFのエンベロープ
の高電位側の電位(上側電位VET)および低電位側の電
位(下側電位VEB)を検出してA/D変換回路230に
対して出力する(図5(A)〜図5(C)参照)。
P01、ダイオードD1,D2、抵抗器R03,R04,R08
およびコンデンサC01から構成される。上側電位検出回
路212は、オペアンプOP01、ダイオードD1,D2
および抵抗器R02,R03,R04により記録信号VRFの上
側電位の最高値を検出し、検出した最大値を抵抗器R08
およびコンデンサC01から構成されるローパスフィルタ
によりフィルタリングし、バッファ回路216に対して
出力する。バッファ回路216(オペアンプOP03)
は、上側電位検出回路212の出力信号をバッファリン
グし、上側電位VETとしてA/D変換回路230に対し
て出力する。
P02、ダイオードD3,D4、抵抗器R05,R06,
R07,R09およびコンデンサC02から構成される。下側
電位検出回路214は、オペアンプOP02、ダイオード
D3,D4および抵抗器R05,R06,R07により記録信
号VRFの下側電位の最低値を検出し、検出した最低値を
抵抗器R09およびコンデンサC02から構成されるローパ
スフィルタによりフィルタリングし、バッファ回路21
8に対して出力する。バッファ回路218(オペアンプ
OP04)は、下側電位検出回路214の出力信号をバッ
ファリングし、下側電位VEBとしてA/D変換回路23
0に対して出力する。
出回路220の構成を示す図である。図3に示すよう
に、アイパターン中心検出回路220は、コンパレータ
回路(CP11)222、抵抗器R11,R12、バッファ回
路(OP11)224、積分回路226およびバッファ回
路(OP13)228から構成される。積分回路226
は、オペアンプOP13、抵抗器R13,R14およびコンデ
ンサC 11,C12から構成される。
らの構成部分により、記録信号VRFのアイパターンの中
心電位VEYE (図5(A)〜図5(C)参照)を検出
し、A/D変換回路230に対して出力する。コンパレ
ータ回路222は、反転入力端子に入力される積分回路
226の出力信号S226の電位と、非反転入力端子に
入力される記録信号VRFの電位とを比較し、記録信号V
RFの電位が積分回路226の出力信号S226の電位よ
りも高い場合に、非反転出力端子から論理値1(≒
Vcc、例えば+5V)を、これ以外の場合には論理値0
(例えば≒0V)を出力し、反転出力端子からは非反転
出力端子と逆の論理値を出力する。
および反転出力端子の出力信号は、それぞれ抵抗器
R11,R12を介してバッファ回路224(オペアンプO
P11)の非反転入力端子に対して出力され、反転出力端
子の出力信号は積分回路226のオペアンプOP12の反
転入力端子に対して出力される。
222の出力信号をバッファリングし、積分回路226
のオペアンプOP12の非反転入力端子に対して出力す
る。なお、抵抗器R11,R12の抵抗値を等しくすると
(R11=R12)、バッファ回路224の出力信号の電位
は、論理値1である場合のコンパレータ回路222の出
力信号の電位と、出力信号が論理値0である場合のコン
パレータ回路222の出力信号の電位との中間値とな
る。
器R13およびコンデンサC11は、バッファ回路224の
出力信号Vm から、コンパレータ回路222の非反転出
力端子の出力信号を減算した信号を積分する。この積分
値は、積分回路226のコンデンサC12と抵抗器R14と
から構成されるローパスフィルタ(LPF1 )によりフ
ィルタリングされ、コンパレータ回路222(CP11)
の反転入力端子およびバッファ回路228(OP13)の
出力信号S226として非反転入力端子に対して出力さ
れる。
の平均値は、コンパレータ回路222の反転出力端子の
出力信号が50%デューティとなる値、つまり、記録信
号V RFのアイパターンの中心電位VEYE (=記録信号V
RFのオフセット電位)と等しい値に収束する。バッファ
回路228は、積分回路226の出力信号S226をバ
ッファリングし、中心電位VEYE としてA/D変換回路
230に対して出力する。
0の構成を示す図である。図4に示すように、A/D変
換回路230は、256個の抵抗器Rd から構成される
抵抗回路232、255個のコンパレータ回路2461
〜246255 から構成される比較回路234およびエン
コード回路238から構成される。抵抗回路232は、
端子a〜端子b間に直列に接続された128個の抵抗器
R d により、上側電位VET〜中心電位VEYE の間の電位
を127等分し、比較電位Vref1〜Verf127を生成し
て、比較回路234のコンパレータ回路2461 〜24
6127 の反転入力端子に対して出力する。
間に直列に接続された128個の抵抗器Rd により、中
心電位VEYE 〜下側電位VEBの間の電位を128等分
し、比較電位Vref128〜Verf255を生成して、比較回路
234のコンパレータ回路2461 〜246127 の反転
入力端子に対して出力する。
61 〜246255 それぞれは、比較電位Vref1〜V
erf255それぞれと記録信号VRFの電位とを比較し、比較
電位Vre f1〜Verf255が記録信号VRFの電位よりも高い
場合に出力信号S2461 〜S246255 を論理値0と
し、低い場合に論理値1としてエンコード回路238に
対して出力する。
2から入力されるクロック信号CKに同期して、比較回
路234の出力信号S2461 〜S246255 の論理値
に応じた値のディジタルデータQ7 〜Q0 を生成し、ビ
タビ復号回路22に対して出力する。つまり、A/D変
換回路230は、これらの構成部分により、記録信号V
RFを、中心電位VEYE を境界として非線形にディジタル
データQ7 〜Q0 に変換する。従って、記録信号VRFの
電位が上側電位VETに等しい場合(VRF=VET、量子化
誤差を考慮せず)、ディジタルデータQ7 〜Q0 の値は
255(FFh)となり、記録信号VRFの電位が中心電
位VEYE に等しい場合(VRF=VEYE )、ディジタルデ
ータQ7 〜Q0 の値は127(0Fh)となり、記録信
号VRFの電位が下側電位VEBに等しい場合(VRF=
VEB)、ディジタルデータQ7 〜Q0 の値は0(00
h)になる。
ば、2次歪みがない記録信号VRF(図5(A))、2次
歪みがあり、中心電位VEYE が上側に偏移した記録信号
VRF(図5(B))、および、中心電位VEYE が上側に
偏移した記録信号VRF(図5(C))いずれの電位も常
に、上側電位VET以下で中心電位VEYE より高い場合に
は数値255〜数値128の範囲のディジタルデータQ
7 〜Q0 に変換され、中心電位VEYE 以下で下側電位V
EB以上の場合には数値127〜数値0の範囲のディジタ
ルデータQ7 〜Q0 に変換される。つまり、記録信号の
上側と下側とで数値の範囲が対称になるように変換さ
れ、記録信号の2次歪みが補償される。
0から入力されたディジタルデータQ7 〜Q0 をビタビ
復号し、デコーダ回路24に対して出力する。デコーダ
回路24は、ビタビ復号されたディジタルデータをデコ
ードし、光磁気ディスク2に記録された記録データOU
Tを再生し、出力する。
る。ピックアップ10(図1)は、光磁気ディスク2か
ら記録信号を読み出し、アンプ12は記録信号を増幅
し、等化回路14は記録信号を等化処理して変換部20
に対して出力する。変換部20において、コンパレータ
回路200およびPLL回路202は、入力された記録
信号VRFに同期したクロック信号CKを生成し、A/D
変換回路230に対して出力する。
入力された記録信号VRFのエンベロープの上側電位VET
および下側電位VEBを検出し、A/D変換回路230に
対して出力する。アイパターン中心検出回路220は、
記録信号VRFのアイパターンの中心電位VEYE を検出
し、A/D変換回路230に対して出力する。
回路202から入力されたクロック信号に同期して、記
録信号VRFのアイパターンの中心電位VEYE を境界とし
て記録信号VRFを非線形にA/D変換し、上側電位VET
〜中心電位VEYE の範囲の記録信号VRFの電位、およ
び、中心電位VEYE 〜下側電位VEBの範囲の記録信号V
RFの電位を、それぞれ数値255〜数値128および数
値127〜数値0の範囲のディジタルデータQ7 〜Q0
に変換し、記録信号VRFの2次歪みを補償する。
0により2次歪みが補償されたディジタルデータQ7 〜
Q0 をビタビ復号し、デコーダ回路24は、ビタビ復号
されたディジタルデータをデコードし、光磁気ディスク
2に記録された記録データOUTを再生する。
再生装置1によれば、光磁気ディスク2から読み出した
記録信号VRFの2次歪みを変換部20において補正する
ので、ビタビ復号回路22において常に最適なビタビ復
号が可能になる。従って、再生後の記録データに誤りが
少なくなり、記録データ再生の信頼性が向上する。ま
た、本発明に係るディスク再生装置1に付加すべきエン
ベロープ検出回路210およびアイパターン中心検出回
路220の構成および処理の内容は比較的簡単であり、
ディスク再生装置1全体に占めるハードウェア量が少な
くて済む。従って、これらの構成部分の付加により、デ
ィスク再生装置1が著しくコスト高になることはない。
ある限り、ディスク再生装置1の各構成部分は、ハード
ウェア的に実現されるか、ソフトウェア的に実現される
かを問わない。また、本発明に係るディスク再生装置1
は、例えば伝送路を経た伝送信号等、他の2次歪みを含
みうる信号からのデータの再生、および、他の記録媒体
から再生した2次歪みを含みうる記録信号の再生に応用
可能である。
スク再生装置およびその方法によれば、ディスクから読
み出した記録信号に2次歪みが生じていても、正確な記
録データを再生可能である。また、本発明に係るディス
ク再生装置およびその装置によれば、記録信号の波形に
応じて、記録信号を非線形にアナログ/ディジタル変換
して2次歪みを補正し、補正後のディジタルデータに対
して正確な復号処理を行うことができる。また、本発明
に係るディスク再生装置によれば、記録信号の波形に応
じた2次歪みの補正、および、正確な記録データの再生
を、簡単な処理内容および低コストな装置で実現可能で
ある。
である。
す図である。
を示す図である。
ある。
図であって、(A)は歪みがない記録信号の波形を示
し、(B)は2次歪みがあり、アイパターンの中心が上
側に変移した記録信号の波形を示し、(C)は2次歪み
があり、アイパターンの中心が下側に変移した記録信号
の波形を示す。
ックアップ、12…アンプ、14…等化回路、20…変
換部、200…コンパレータ回路、202…PLL回
路、210…エンベロープ検出回路、212…上側電位
検出回路、214…下側電位検出回路、216,218
…バッファ回路、220…アイパターン中心検出回路、
222…コンパレータ回路、224…バッファ回路、2
26…積分回路、228…バッファ回路、230…A/
D変換回路、232…抵抗回路、234…比較回路、2
461 〜246255 …コンパレータ回路、238…エン
コード回路、22…ビタビ復号回路、24…デコーダ回
路
Claims (3)
- 【請求項1】ディスク記録媒体から記録信号を読み出す
読出手段と、 読み出した前記記録信号のエンベロープの高電位側の電
位(上側電位)、および、前記エンベロープの低電位側
の電位(下側電位)を検出するエンベロープ電位検出手
段と、 読み出した前記記録信号のアイパターンの中心電位を検
出する中心電位検出手段と、 前記記録信号の電位を、前記上側電位と前記中心電位と
の電位差、および、前記中心電位と前記下側電位との電
位差に応じた値のディジタルデータに変換する変換手段
と、 変換した前記ディジタルデータを復号し、前記ディスク
記録媒体に記録された記録データを再生する再生手段と
を有するディスク再生装置。 - 【請求項2】前記変換手段は、 検出した前記上側電位から前記中心電位までの間の電位
を所定数に等分し、前記中心電位から前記下側電位まで
の間の電位を前記所定数に等分した複数の比較電位を生
成する比較電位生成手段と、 生成した前記複数の比較電位それぞれと前記記録信号の
電位とを比較する比較手段と、 生成した前記複数の比較電位それぞれと前記記録信号の
電位との比較結果に応じた値の前記ディジタルデータを
生成するディジタルデータ生成手段とを有する請求項1
に記載のディスク再生装置。 - 【請求項3】ディスク記録媒体から読み出した記録信号
のエンベロープの高電位側および低電位側の電位と、前
記記録信号のアイパターンの中心の電位とを検出し、 検出したこれらの電位に基づいて、前記記録信号のアイ
パターンの中心の電位を境界として非線形に前記記録信
号をディジタル/アナログ変換し、前記記録信号に生じ
ている2次歪みを補償し、 2次歪みを補償した前記記録信号を復号し、前記ディス
ク記録媒体に記録された記録データを再生するディスク
再生方法。
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JP28518895A JP3858290B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | ディスク記録信号再生装置およびその方法 |
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JP2008084393A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Teac Corp | A/d変換回路及び光ディスク装置 |
JP2008084394A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Teac Corp | A/d変換回路及び光ディスク装置 |
JP2008090947A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Teac Corp | A/d変換回路及び光ディスク装置 |
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