JPH09128683A - 通信システム及び固定端末装置 - Google Patents

通信システム及び固定端末装置

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JPH09128683A
JPH09128683A JP7313455A JP31345595A JPH09128683A JP H09128683 A JPH09128683 A JP H09128683A JP 7313455 A JP7313455 A JP 7313455A JP 31345595 A JP31345595 A JP 31345595A JP H09128683 A JPH09128683 A JP H09128683A
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JP
Japan
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service
terminal device
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host computer
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JP7313455A
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English (en)
Inventor
Iwao Sakoguchi
巌 砂古口
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不慣れな外出先の路上等の現在位置におい
て、現在位置やサービスの要請に関する情報を、サービ
スを実施する側に迅速かつ正確に伝えることができる通
信システム及び固定端末装置を提供すること。 【解決手段】 移動端末装置10は、サービス要請情報
100を生成してホストコンピュータ30に送信し、サ
ービス要請情報100を受信したホストコンピュータ3
0は、サービス拠点データベース35Aやサービス要請
情報100に基づいて選択サービス拠点を選択し、さら
に、サービス要請情報100に基づいてサービス実施情
報110を生成して選択サービス拠点の固定端末装置5
0に送信した後に、サービス要請情報100をハードデ
ィスク装置35に記憶し、サービス実施情報110を受
信した固定端末装置50は、地図情報55Aに基づく地
図や、サービス実施情報110の内容を表わす文字を、
現在位置を示すマーク60とともにディスプレイ57に
表示した後に、サービス実施情報110をハードディス
ク装置55に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不慣れな外出先の
路上等の現在位置において、現在位置やサービスの要請
に関する情報を、サービスを実施する側に迅速かつ正確
に伝えることができる通信システム及び固定端末装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、路上で自動車の故障や事故により
動けなくなった場合には、利用者等の直接の要請に基づ
いて、救援車両(以下、「サービスカー」という)を出
動させて応急処置を行う救援業務(以下、「ロードサー
ビス」という)が利用されている。利用者等が直接に要
請する際には、最寄りのロードサービス基地に電話で連
絡する必要があるが、自動車で外出する場合には不慣れ
な土地に出向くことが多く、不慣れな土地で最寄りのロ
ードサービス基地を選別することは困難であるため、特
定の電話番号をダイヤルすることにより、最寄りのロー
ドサービス基地に自動的につながる電話サービスが実施
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
等が最寄りのロードサービス基地に連絡する際には、適
切なロードサービスを行うために、「故障車等の現在位
置」、「故障車等を特定する情報(自動車登録番号、車
名、車体の色等)」、「故障車等の状況」等を、ロード
サービス側へ伝達する必要があるが、「故障車等の現在
位置」や「故障車等の状況」は、故障等の発生場所や原
因によりその都度異なるものであるから、電話による伝
達では、「故障車等の現在位置」や「故障車等の状況」
を正確に説明できないことがあり、さらに、電話の口頭
による連絡では聞き取りにくい場合もあって、ロードサ
ービスにおけるトラブルの原因になっていた。
【0004】特に、不慣れな土地でロードサービスを夜
間に要請する場合には、従来技術の電話サービスにより
最寄りのロードサービス基地に電話で連絡することがで
きても、利用者等は土地に不慣れなことに加え、夜間で
は目標物を認識することができないことがあるので、
「故障車等の現在位置」を正確に伝えることができず、
サービスカーが「故障車等の現在位置」に到着するまで
に相当な時間を要する場合があった。また、ロードサー
ビスの要請実績を記録する場合には、電話で伝達された
内容を手作業で保存する(例えば、パーソナルコンピュ
ータにキー入力をしたり、記入用紙に記載する等)必要
があり煩雑であった。
【0005】かかる観点から言えば、自動車の現在位置
が確認できるカーナビゲーション装置の現在位置認識機
能を利用して、現在位置を示す信号をロードサービス基
地に送信し、同時に「故障車等を特定する情報(自動車
登録番号、車名、車体の色等)」、「故障車等の状況」
等を信号化してロードサービス基地に送信することがで
きれば、利用者等にとって不慣れな土地や夜間であって
も「故障車等の現在位置」等を正確に伝えることが可能
であり、また、ロードサービス側はロードサービスの要
請実績を自動的に記録することが可能となって、上述し
た問題に対して有効であるが、カーナビゲーション装置
はGPS衛星からの電波を受信する以外にはデータ通信
を行う機能を持たないので、現在位置を示す信号等をロ
ードサービス基地に送信することができなかった。
【0006】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、信号化された現在位置
やサービスの要請に関する情報をサービスを実施する側
に迅速かつ正確に伝えることにより、不慣れな外出先の
路上等の現在位置において、要請されたサービスを速や
かに実施することができるとともに、サービスの要請実
績を自動的に記録することができる通信システム及び固
定端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の通信システムは、移動体の現在位置を確認する
現在位置確認手段と、サービス内容を入力する入力手段
と、前記移動体を特定する特定情報が記憶される第1記
憶手段と、前記現在位置と前記サービス内容と前記特定
情報をデータ通信する第1データ通信手段を有する移動
端末装置と、前記サービス内容を提供するサービス拠点
に関するサービス拠点情報が記憶される第2記憶手段
と、前記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報を
データ通信する第2データ通信手段を有するホストコン
ピュータと、前記現在位置と前記サービス内容と前記特
定情報をデータ通信する第3データ通信手段を有する固
定端末装置とを備える通信システムであって、前記移動
体に設置された前記移動端末装置は、前記入力手段によ
り前記サービス内容が入力されると、前記現在位置と前
記サービス内容と前記特定情報を、前記ホストコンピュ
ータに送信し、前記ホストコンピュータは、前記サービ
ス拠点情報と前記移動端末装置から受信した前記サービ
ス内容に基づいて、前記サービス内容を提供する前記サ
ービス拠点を選択サービス拠点として選択した後に、前
記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報を、前記
選択サービス拠点に設置された前記固定端末装置に送信
し、前記選択サービス拠点に設置された前記固定端末装
置は、前記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報
を、前記ホストコンピュータから受信することを特徴と
する。
【0008】また、前記選択サービス拠点は、前記移動
端末装置から受信した前記現在位置に近いものであるこ
とを特徴とする。また、前記ホストコンピュータは、前
記移動端末装置から受信した前記現在位置と前記サービ
ス内容と前記特定情報を、前記第2記憶手段に記憶する
ことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の通信システムの固定端末
装置は、前記ホストコンピュータから受信した前記現在
位置と前記サービス内容と前記特定情報とが表示される
表示手段を有することを特徴とする。また、前記ホスト
コンピュータから受信した前記現在位置と前記サービス
内容と前記特定情報とが記憶される第3記憶手段を有す
ることを特徴とする。また、前記第3記憶手段には地図
に関する地図情報が記憶されており、前記地図情報と前
記ホストコンピュータから受信した前記現在位置に基づ
いて、前記現在位置を含んだ前記地図を前記表示手段に
映し出し、前記表示手段に映し出された前記地図におい
て、前記現在位置に該当する箇所にマークを表示するこ
とを特徴とする。
【0010】このような構成を有する本発明の通信シス
テムでは、移動体に設置された移動端末装置に、提供を
受けたいサービス内容のみを入力手段で入力することに
より、移動体の現在位置においてサービスの提供を受け
ることができる。
【0011】移動端末装置は、サービス内容が入力され
ると、現在位置確認手段により現在位置を確認するとと
もに、第1記憶手段に記憶された特定情報を読み取る。
そして、確認した現在位置と、読み取った特定情報と、
入力されたサービス内容とを、第1データ通信手段によ
りホストコンピュータに送信する。
【0012】ホストコンピュータは、移動端末装置から
現在位置と特定情報とサービス内容を受信すると、移動
端末装置から受信した現在位置とサービス内容に基づい
て、第2記憶手段に記憶されたサービス拠点情報を読み
取り、サービス内容を提供するとともに現在位置に近い
サービス拠点を、選択サービス拠点として選択する。そ
して、移動端末装置から受信した現在位置と特定情報と
サービス内容を、第2データ通信手段により選択サービ
ス拠点に設置された固定端末装置に送信する。また、移
動端末装置から受信した現在位置と特定情報とサービス
内容は、第2記憶手段に記憶しておく。
【0013】固定端末装置は、ホストコンピュータから
現在位置と特定情報とサービス内容を受信すると、ホス
トコンピュータから受信した現在位置に基づいて、第3
記憶手段に記憶された地図情報を読み取り、現在位置を
含んだ地図を表示手段に映し出して、現在位置に該当す
る箇所にマークを表示する。また、ホストコンピュータ
から受信した現在位置と特定情報とサービス内容を、表
示手段に表示する。以上より、選択サービス拠点は、サ
ービスの提供先である移動体から直接に連絡を受けなく
ても、提供するサービス内容と場所およびサービスの提
供先である移動体を、固定端末装置により正確に把握す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。図1に、本発明を実施した通信
システム1の構成を示す。本実施例の通信システム1で
は、ホストコンピュータ30と固定端末装置50とが一
般公衆回線網70を経由して接続しており、さらに、移
動端末装置10が携帯電話80と中継局90とを介して
一般公衆回線網70と接続することにより、通信システ
ム1のデータ網を形成している。尚、本実施例の通信シ
ステム1は、多数の移動端末装置10と、1台のホスト
コンピュータ30と、多数の固定端末装置50とを有し
ているが、移動端末装置10と固定端末装置50に関し
ては、説明の便宜を図るために1台のみを示している。
【0015】移動端末装置10は、CPU11と、RO
M12と、RAM13と、入力手段である入力部14
と、第1記憶手段であるハードディスク装置15と、映
像制御部16と、ディスプレイ17と、第1データ通信
手段であるモデム18と、現在位置確認手段である現在
位置確認部19とを有しており、移動体である自動車
(図示せず)に設置されるものである。
【0016】CPU11は、移動端末装置10を制御す
るものであり、ROM12に記憶されている制御プログ
ラムを読み取って、図13、14に示す処理を実行する
ものである。また、RAM13は、CPU11が制御プ
ログラムを実行する際において、ワークエリア等として
使用されるものである。入力部14は電源スイッチ21
とテンキー22とバックキー23を有しており、その外
観を図2に示す。ハードディスク装置15には、記憶媒
体であるハードディスクにホストコンピュータ30の電
話番号等が記憶されている。
【0017】映像制御部16では映像信号の生成が行な
われており、生成された映像信号はディスプレイ17に
表示される。モデム18は携帯電話80と接続してお
り、中継局90と一般公衆回線網70とを経由してデー
タ通信を行うために、データの変調と復調を行うもので
ある。現在位置確認部19は、図示しないGPS衛星か
ら送られる電波を受信して、自動車の現在位置を緯度及
び経度として認識するものである。尚、現在位置確認部
19は、カーナビゲーション装置の現在位置認識機能と
して使用されているものと同様である。
【0018】ホストコンピュータ30は、CPU31
と、ROM32と、RAM33と、キーボード34と、
第2記憶手段であるハードディスク装置35と、映像制
御部36と、ディスプレイ37と、第2データ通信手段
であるモデム38とを有している。
【0019】CPU31は、ホストコンピュータ30を
制御するものであり、ROM32に記憶されている制御
プログラムを読み取って、図15、16、17に示す処
理を実行するものである。また、RAM33は、CPU
31が制御プログラムを実行する際において、ワークエ
リア等として使用されるものである。キーボード34
は、ホストコンピュータ30に文字コード等を入力する
ものである。ハードディスク装置35には、サービス拠
点情報であるサービス拠点データベース35A(図8、
9参照)等が、記憶媒体であるハードディスクに記憶さ
れている。映像制御部36では映像信号の生成が行なわ
れており、生成された映像信号はディスプレイ37に表
示される。モデム38は、一般公衆回線網70とを経由
してデータ通信を行うために、データの変調と復調を行
うものである。
【0020】固定端末装置50は、CPU51と、RO
M52と、RAM53と、キーボード54と、第3記憶
手段であるハードディスク装置55と、映像制御部56
と、表示手段であるディスプレイ57と、第3データ通
信手段であるモデム58とを有しており、サービス拠点
データベース35Aに登録されたサービス拠点(図示せ
ず)に設置されている。尚、サービス拠点とは、サービ
スを提供するサービス基地またはサービス店舗である
(以下、単に「サービス拠点」という)。
【0021】CPU51は、固定端末装置50を制御す
るものであり、ROM52に記憶されている制御プログ
ラムを読み取って、図18、19に示す処理を実行する
ものである。また、RAM53は、CPU51が制御プ
ログラムを実行する際において、ワークエリア等として
使用されるものである。キーボード54は、固定端末装
置50に文字コード等を入力するものである。ハードデ
ィスク装置55には、記憶媒体であるハードディスクに
後述する地図情報55A(図10参照)等が記憶されて
いる。映像制御部56では映像信号の生成が行なわれて
おり、生成された映像信号はディスプレイ57に表示さ
れる。モデム58は、一般公衆回線網70とを経由して
データ通信を行うために、データの変調と復調を行うも
のである。
【0022】ここで、本実施例の通信システム1の概要
を説明すると、自動車に設置された移動端末装置10の
入力部14からサービスを要請すれば、要請されたサー
ビスが実施できるとともに自動車に最寄りのサービス拠
点をホストコンピュータ30が選択し、かかるサービス
拠点に設置された固定端末装置50のディスプレイ57
に、要請されたサービス内容や自動車の現在位置等を地
図に重ねて表示することにより、自動車で外出した際に
不慣れな外出先の路上等において、「弁当配達」、「自
動車修理/メンテナンス」、「レンタル・サービス」、
「タクシー呼出し」(図3参照)の種々のサービスの提
供を、その場で受けられるものである。また、要請され
たサービス内容を、ホストコンピュータ30や固定端末
装置50のハードディスク装置35、55に記憶するこ
とにより、サービスの要請実績を自動的に記憶するもの
である。
【0023】また、本実施例の通信システム1では、サ
ービスを提供する業者を選択することもできる。例え
ば、「弁当配達」のサービスでは、「○○チェーン
店」、「○×△チェーン店」、「△△チェーン店」、
「×××チェーン店」(図4参照)の異なるフランチャ
イズ・チェーンの系列を選択することが可能である。さ
らに、サービスを選択することもできる。例えば、「○
○チェーン店」の「弁当配達」のサービスでは、「とん
かつ弁当」、「幕の内弁当」、「牛丼弁当」、「シャケ
弁当」、「すき焼き弁当」(図5参照)を選択すること
ができる。
【0024】次に、移動端末装置10からホストコンピ
ュータ30に送信するサービス要請情報100につい
て、図6を用いて説明する。サービス要請情報100に
は、他のサービス要請情報100と区別するための要求
シリアル番号101と、要請するサービス内容であるサ
ービス区分102、グループコード103、サービスコ
ード104と、移動端末装置10が設置された自動車の
現在位置の緯度及び経度を表わす現在位置情報105
と、特定情報である移動体特定情報106と、予備情報
107とを有している。
【0025】尚、移動体特定情報106は、移動端末装
置10が設置された自動車を特定する自動車登録番号、
車名、車体の色等であり、移動端末装置10のハードデ
ィスク装置15のハードディスク(図示せず)に記憶さ
れている。ここでは、自動車登録番号を「名古屋808
6」とし、車名を「セリカ」とし、車体の色を「白」と
する。また、予備情報107とは、サービスの対価の支
払い方法やサービスの実施時間に関するものである。
【0026】次に、ホストコンピュータ30から固定端
末装置50に送信するサービス実施情報110につい
て、図7を用いて説明する。サービス実施情報110に
は、他のサービス実施情報110と区別するための要求
シリアル番号111と、要請するサービス内容であるサ
ービスコード112と、移動端末装置10が設置された
自動車の現在位置の緯度及び経度を表わす現在位置情報
113と、移動端末装置10が設置された自動車を特定
する特定情報(自動車登録番号、車名、車体の色等)で
ある移動体特定情報114と、予備情報115とを有し
ている。
【0027】次に、ホストコンピュータ30のハードデ
ィスク装置35に記憶されたサービス拠点データベース
35Aについて、図9を用いて説明する。サービス拠点
データベース35Aには、サービスを提供する業者を特
定するグループコード項目121と、かかる業者のサー
ビス拠点を特定するサービス拠点コード122と、移動
端末装置10を設置した自動車の現在位置に対応する対
象地域コード123と、サービス拠点の固定端末装置5
0と接続する電話番号を表わす電話番号124と、サー
ビス拠点の営業時間を表わす営業時間情報125とを有
している。後述する図15のステップ35において、ホ
ストコンピュータ30が選択サービス拠点を選択すると
きに使用される。
【0028】次に、固定端末装置50のディスプレイ5
7に写し出される地図に関する地図情報55Aについて
説明する。地図情報55Aは、固定端末装置50のハー
ドディスク装置55に記憶されており(図10参照)、
ディスプレイ57に写し出される地図を9等分した広さ
をもつブロックごと(図11参照)に、ファイル化され
たものである。図12に、ディスプレイ57に写し出さ
れる地図の一例を示す。
【0029】次に、図12〜19のフローチャート図を
用いて、通信システム1の動作を説明する。先ず、移動
端末装置10の動作を、図13、14を用いて説明す
る。移動端末装置10の入力部14の電源スイッチ21
が押下されると、ステップ(以下、「S]という)1に
おいて、RAM13、映像制御部16、モデム18等の
初期化を行い、移動端末装置10の全体が初期化され
る。S2では、図3の「サービスリクエストメインメニ
ュー」をディスプレイ17に表示する。かかる「サービ
スリクエストメインメニュー」によって、通信システム
1において要請することが可能なサービスの種類を知る
ことができる。
【0030】S3では、図2に示す入力部14のテンキ
ー22において、「サービスリクエストメインメニュ
ー」(図3参照)の各項目に割り付けられた番号
「1」、「2」、「3」、「4」のテンキー22が押下
されたか否かを判断している。かかる番号のテンキー2
2が押下された場合(S3:Yes)にはS4に進む
が、かかる番号のテンキー22が押下されていない場合
(S3:No)にはS3に戻って、入力部14のテンキ
ー22が押下されるまで待機する。ここでは、番号
「1」のテンキー22を押下して、「弁当配達」のサー
ビスを要請することとし、S4に進む。
【0031】S4では、要請された「弁当配達」のサー
ビスの「第1サブメニュー」をディスプレイ17に表示
するとともに、要請されたサービスの種類を表わす「サ
ービス区分コード」をRAM13上のワークエリア「S
_KUBUN」に記憶する。ここでは、S3において、
番号「1」のテンキー22を押下して、「弁当配達」の
サービスを要請しているので、図4に示す「第1サブメ
ニュー」がディスプレイ17に表示される。かかる「第
1サブメニュー」によって、通信システム1においてサ
ービスを要請することが可能な業者を知ることができ
る。尚、S3において、番号「2」、「3」、「4」の
いずれか一つのテンキー22を押下して、「自動車修理
/メンテナンス」、「レンタル・サービス」、「タクシ
ー呼出し」のいずれか一つのサービスを要請した場合に
は、各サービスに対応した「第1サブメニュー」(図示
しない)がディスプレイ17に表示される。
【0032】S5では、図2に示す入力部14におい
て、「第1サブメニュー」(図4参照)の各項目に割り
付けられた番号「1」、「2」、「3」、「4」のテン
キー22またはバックキー23が押下されたか否かを判
断している。かかる番号のテンキー22またはバックキ
ー23が押下された場合(S5:Yes)にはS6に進
むが、かかる番号のテンキー22またはバックキー23
が押下されていない場合(S5:No)にはS5に戻っ
て、かかる番号のテンキー22またはバックキー23が
押下されるまで待機する。ここでは、番号「1」のテン
キー22を押下して、「○○チェーン店」の「弁当配
達」のサービスを要請することとし、S6に進む。
【0033】S6では、バックキー23が押下されたか
否かを判断している。バックキー23が押下された場合
(S6:Yes)にはS2に戻って、サービスの要請を
初めからやり直す。バックキー23が押下されていない
場合(S6:No)にはS7に進む。
【0034】S7では、要請された「○○チェーン店」
の「弁当配達」サービスの「第2サブメニュー」をディ
スプレイ17に表示するとともに、要請されたサービス
の業者を表わす「グループコード」をRAM13上のワ
ークエリア「S_GROUP」に記憶する。ここでは、
S5において、番号「1」のテンキー22を押下して、
「○○チェーン店」を要請しているので、「S_GRO
UP」には「AC」(図9参照)が記憶され、図5に示
す「第2サブメニュー」がディスプレイ17に表示され
る。かかる「第2サブメニュー」によって、通信システ
ム1において「○○チェーン店」の「弁当配達」サービ
スが配達可能な弁当の種類を知ることができる。
【0035】尚、S5において、番号「2」、「3」、
「4」のいずれか一つのテンキー22を押下して、「○
×△チェーン店」、「△△チェーン店」、「×××チェ
ーン店」のいずれか一つの業者を要請した場合には、各
業者に対応した「第2サブメニュー」(図示しない)が
ディスプレイ17に表示される。また、S3において、
番号「2」、「3」、「4」のいずれか一つのテンキー
22を押下して、「自動車修理/メンテナンス」、「レ
ンタル・サービス」、「タクシー呼出し」のいずれか一
つのサービスを要請した場合には、各サービスの各業者
に対応した「第2サブメニュー」(図示しない)がディ
スプレイ17に表示される。
【0036】S8では、図2に示す入力部14におい
て、「第2サブメニュー」(図5参照)の各項目に割り
付けられた番号「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」のテンキー22またはバックキー23が押下され
たか否かを判断している。かかる番号のテンキー22ま
たはバックキー23が押下された場合(S8:Yes)
にはS9に進むが、かかる番号のテンキー22またはバ
ックキー23が押下されていない場合(S8:No)に
はS8に戻って、かかる番号のテンキー22またはバッ
クキー23が押下されるまで待機する。ここでは、番号
「1」のテンキー22を押下して、「○○チェーン店」
の「とんかつ弁当」の「弁当配達」のサービスを要請す
ることとし、S9に進む。
【0037】S9では、バックキー23が押下されたか
否かを判断している。バックキー23が押下された場合
(S9:Yes)にはS2に戻って、サービスの要請を
初めからやり直す。バックキー23が押下されていない
場合(S9:No)には、要請された弁当の種類を表わ
す「サービスコード」をRAM13上のワークエリア
「S_CODE」に記憶してS10に進む。ここでは、
「とんかつ弁当」に該当する「サービスコード」が記憶
される。
【0038】S10では、現在位置確認部19で確認す
ることによって、移動端末装置10が設置された自動車
の現在位置の緯度と経度を表わす「現在位置情報」を、
RAM13上のワークエリア「S_ITI」に記憶して
S11に進む。次のS11では、図14のサブルーチン
を呼び出して実行することにより、移動端末装置10か
らホストコンピュータ30にサービス要請情報100
(図6参照)を送信する。図14のサブルーチンを実行
したらS2に戻り、サービスの要請を初めからやり直
す。
【0039】次に、図14のサブルーチンを説明する。
S20では、モデム18により携帯電話80の回線をオ
フフックする。S21では、ハードディスク装置15に
記憶されたホストコンピュータ30の電話番号を読み取
って、かかる電話番号をダイヤリングする。S23で
は、移動端末装置10とホストコンピュータ30が接続
されたか否かを判断しており、移動端末装置10とホス
トコンピュータ30が接続された場合(S23:Ye
s)にはS24に進むが、移動端末装置10とホストコ
ンピュータ30が接続されていない場合(S23:N
o)にはS23に戻って、移動端末装置10とホストコ
ンピュータ30が接続されるまで待機する。
【0040】S24では、図6に示すサービス要請情報
100を生成させ、生成させたサービス要請情報100
をモデム18により変調させながらホストコンピュータ
30に送信する。サービス要請情報100の生成は、以
下のように行なわれる。要求シリアル番号101は、他
のサービス要請情報100と区別するためのものであ
り、移動端末装置10を特定する番号と、移動端末装置
10においてサービス要請情報100を特定する番号と
を、組み合わせたものが設定される。サービス区分10
2には、S4においてRAM13上のワークエリア「S
_KUBUN」に記憶された「サービス区分」を設定す
る。
【0041】グループコード103には、S7において
RAM13上のワークエリア「S_GROUP」に記憶
された「グループコード」を設定する。サービスコード
104には、S9においてRAM13上のワークエリア
「S_CODE」に記憶された「サービスコード」を設
定する。現在位置情報105には、S10においてRA
M13上のワークエリア「S_ITI」に記憶された
「現在位置情報」を設定する。移動体特定情報106に
は、ハードディスク装置15に記憶された「特定情報」
を設定する。S25では、モデム18により携帯電話8
0の回線をオンフックして、移動端末装置10とホスト
コンピュータ30の接続を切断し、図13のS11に戻
る。
【0042】次に、ホストコンピュータ30の動作を、
図15、16、17を用いて説明する。ホストコンピュ
ータ30の電源スイッチ(図示せず)が押下されると、
S31において、RAM33、映像制御部36、モデム
38等の初期化を行い、ホストコンピュータ30の全体
が初期化される。S32では、モデム38が呼び出し音
を検出した否かを判断しており、モデム38が呼び出し
音を検出した場合(S32:Yes)にはS33に進む
が、モデム38が呼び出し音を検出していない場合(S
32:No)にはS32に戻って、モデム38が呼び出
し音を検出するまで待機する。
【0043】S33では、図16のサブルーチンを呼び
出して実行することにより、図14のS24において、
移動端末装置10から送信されたサービス要請情報10
0を、ホストコンピュータ30が受信する。ここで、図
16のサブルーチンを説明する。S41では、モデム3
8により回線をオフフックする。S42では、移動端末
装置10から送信されたサービス要請情報100を、モ
デム38で復調して受信する。S43では、モデム38
により回線をオンフックして、移動端末装置10とホス
トコンピュータ30の接続を切断し、図15のS34に
進む。
【0044】S34では、S33(図16のサブルーチ
ンではS42)において受信したサービス要請情報10
0の現在位置情報105を「地域コード」に変換する。
具体的には、現在位置情報105をその緯度と経度を含
む一定範囲の地域を示す「地域コード」に変換する。こ
こでは、「地域コード」を「03」とする。
【0045】S35では、S33(図16のサブルーチ
ンではS44)において受信したサービス要請情報10
0のグループコード103と、S34において変換した
「地域コード」の2種類のコードに該当するサービス拠
点を、ハードディスク装置35のハードディスクに記憶
されたサービス拠点データベース35A(図8、9参
照)から検索して、選択サービス拠点として選択する。
ここでは、グループコード103は「AC」であり、
「地域コード」は「03」であるから、サービス拠点コ
ード122が「AC−01」であるサービス拠点が選択
される。
【0046】S36では、図17のサブルーチンを呼び
出して実行する。ここで、図17のサブルーチンを説明
する。S51では、モデム38により回線をオフフック
する。S52では、ハードディスク装置35に記憶され
たサービス拠点データベース35Aの電話番号124の
中から、選択サービス拠点に該当する電話番号を読み取
って、かかる電話番号をダイヤリングする。ここでは、
選択サービス拠点は、サービス拠点コード122が「A
C−01」であるサービス拠点であるので、ダイヤリン
グされる電話番号は、「052−821−0101」で
ある。これにより、ホストコンピュータ30と選択サー
ビス拠点に設置された固定端末装置50が接続すること
ができる。
【0047】S53では、ホストコンピュータ30と固
定端末装置50が接続されたか否かを判断しており、ホ
ストコンピュータ30と固定端末装置50が接続された
場合(S53:Yes)にはS54に進むが、ホストコ
ンピュータ30と固定端末装置50が接続されていない
場合(S53:No)にはS53に戻って、ホストコン
ピュータ30と固定端末装置50が接続されるまで待機
する。
【0048】S54では、図7に示すサービス実施情報
110を生成させ、生成させたサービス実施情報110
をモデム38により変調させながら固定端末装置50に
送信する。尚、サービス実施情報110の生成は、以下
のように行なわれる。要求シリアル番号111は、他の
サービス実施情報110と区別するためのものであり、
ホストコンピュータ30を特定する番号と、ホストコン
ピュータ30においてサービス実施情報110を特定す
る番号とを、組み合わせたものが設定される。サービス
コード112には、S33(図16のサブルーチンでは
S42)において受信したサービス要請情報100のサ
ービスコード102を設定する。同様にして、現在位置
情報115、移動体特定情報116、予備情報117に
は、サービス要請情報100の現在位置情報105、移
動体特定情報106、予備情報107が各々に設定され
る。S55では、モデム38により回線をオンフックし
て、ホストコンピュータ30と固定端末装置50の接続
を切断し、図15のS37に進む。
【0049】S37では、S33(図16のサブルーチ
ンではS42)において受信したサービス要請情報10
0を、サービス要請情報の実績記録として、ハードディ
スク装置35のハードディスクのサービス実績データ3
5Bに記憶して、S32に戻り、モデム38が呼び出し
音を検出するまで待機する。
【0050】次に、固定端末装置10の動作を、図1
8、19を用いて説明する。固定端末装置10の電源ス
イッチ(図示せず)が押下されると、S61において、
RAM63、映像制御部66、モデム68等の初期化を
行い、固定端末装置10の全体が初期化される。S62
では、モデム68が呼び出し音を検出した否かを判断し
ており、モデム68が呼び出し音を検出した場合(S6
2:Yes)にはS63に進むが、モデム68が呼び出
し音を検出していない場合(S62:No)にはS62
に戻って、モデム68が呼び出し音を検出するまで待機
する。
【0051】S63では、図19のサブルーチンを呼び
出して実行することにより、図15のS36(図17の
サブルーチンではS54)において、ホストコンピュー
タ30から送信されたサービス実施情報110を、固定
端末装置50が受信する。ここで、図19のサブルーチ
ンを説明する。S71では、モデム58により回線をオ
フフックする。S72では、ホストコンピュータ30か
ら送信されたサービス実施情報110を、モデム58で
復調して受信する。S73では、モデム58により回線
をオンフックして、ホストコンピュータ30と固定端末
装置50の接続を切断し、図18のS64に進む。
【0052】S64では、S63(図19のサブルーチ
ンではS72)において受信したサービス実施情報11
0の現在位置情報113の経度と緯度を含むブロック
(以下、「現在位置ブロック」という)を、ハードディ
スク装置55のハードディスクに記憶された地図情報5
5Aから読み取り、さらに、現在位置ブロックがディス
プレイ57の中央部141(図11参照)になるよう
に、現在位置ブロックの周辺の8つのブロック(以下、
「周辺ブロック」という)を、ハードディスク装置55
のハードディスクに記憶された地図情報55Aから読み
取る。そして、現在位置ブロックをディスプレイ57の
中央部141に、周辺ブロックをディスプレイ57の周
辺部130、131、132、140、142、15
0、151、152に対応させながら、映像制御部58
によりディスプレイ57に地図を表示する。同時に、現
在位置情報113の経度と緯度に該当する箇所に、
「◎」で表わすマーク60を重ねて表示する。
【0053】S65では、S63(図19のサブルーチ
ンではS72)において受信したサービス実施情報11
0のサービスコード112と移動体特定情報114を、
映像制御部58により、ディスプレイ57に表示する。
ここでは、サービスコード112に該当する「とんかつ
弁当」と、移動体特定情報114に該当する「名古屋8
086」、「セリカ」、「白」が、ディスプレイ57の
枠61内に表示される(図12参照)。尚、固定端末装
置50のディスプレイ57では、サービスコード112
と移動体特定情報114の内容が記載される枠61を表
示すると、枠61に重なる部分の地図を見ることができ
ないが、サービスコード112と移動体特定情報114
の内容を表わす文字だけを表示して、枠61に重なる部
分の地図を見えるようにしてもよい。
【0054】次のS66では、ディスプレイ57に表示
内容をプリンタ59で出力する。S67では、S63
(図19のサブルーチンではS72)において受信した
サービス実施情報110を、サービス実施情報の実績記
録として、ハードディスク装置55のハードディスクの
サービス実績データ55Bに記憶して、S62に戻り、
モデム58が呼び出し音を検出するまで待機する。
【0055】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の通信システム1の移動端末装置10は、入力部14か
ら入力されたサービス内容に関するサービス区分10
2、グループコード103、サービスコード104や、
移動端末装置10が設置された自動車に関する現在位置
情報105、移動体特定情報106等を含むサービス要
請情報100を生成してホストコンピュータ30に送信
し(図14のS24)、サービス要請情報100を受信
したホストコンピュータ30は、ハードディスク装置3
5に記憶されたサービス拠点データベース35Aやサー
ビス要請情報100のグループコード103、現在位置
情報105等に基づいて選択サービス拠点を選択するの
で(図15のS35)、要請されたサービス内容が実施
できるとともに移動端末装置10に最寄りのサービス拠
点を検索することができ、さらに、サービス要請情報1
00に基づいてサービス内容に関するサービスコード1
12や、移動端末装置10が設置された自動車に関する
現在位置情報113、移動体特定情報114等を含むサ
ービス実施情報110を生成して選択サービス拠点の固
定端末装置50に送信した(図17のS54)後に、サ
ービス要請情報100をハードディスク装置35に記憶
し(図15のS37)、サービス実施情報110を受信
した固定端末装置50は、ハードディスク装置55に記
憶された地図情報55Aに基づく地図や、サービス実施
情報110のサービスコード112、現在位置情報11
3、移動体特定情報114等の内容を表わす文字を、現
在位置を示すマーク60とともにディスプレイ57に表
示した後に、サービス実施情報110をハードディスク
装置55に記憶するので(図18のS67)、信号化さ
れた現在位置やサービスの要請に関する情報をサービス
を実施する側に迅速かつ正確に伝えることができ、不慣
れな外出先の路上等の現在位置において、要請されたサ
ービスを速やかに実施することができるとともに、サー
ビスの要請実績を自動的に記録することができる通信シ
ステム1及び固定端末装置50を提供することができ
る。
【0056】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、上記実施の形態の通信システム1
では、サービスの種類や業者に拘らず、移動端末装置1
0から同一のホストコンピュータ30に接続していた
が、サービスの種類や業者に対応した複数のホストコン
ピュータを備えて、図14のS22において、移動端末
装置10がサービスの種類や業者に対応したホストコン
ピュータを選択してダイヤリングすることができれば、
本発明の目的を達成するだけでなく、ホストコンピュー
タ30のハードディスク装置35のハードディスクに記
憶されるサービス実績データ35Bを業界内や業者内で
管理することができるので、いわゆる顧客リストを他の
業界や業者に知られることがなく、営業管理に都合がよ
い。
【0057】また、固定端末装置50を警察署や消防署
に配置すれば、不慣れな外出先の路上等において交通事
故が発生しても、警察署や消防署は交通事故の発生場所
等を正確に把握することができ、速やかにパトカーや救
急車を出動させて迅速な初動体制の確立が可能となると
ともに、出動実績を自動的に記録することが可能とな
る。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本実施の形態の通信システムの移動端末装置は、入
力部から入力されたサービス内容に関するサービス区
分、グループコード、サービスコードや、移動端末装置
が設置された自動車に関する現在位置情報、移動体特定
情報等を含むサービス要請情報を生成してホストコンピ
ュータに送信し、サービス要請情報を受信したホストコ
ンピュータは、ハードディスク装置に記憶されたサービ
ス拠点データベースやサービス要請情報のグループコー
ド、現在位置情報等に基づいて、選択サービス拠点を選
択するので、要請されたサービス内容が実施できるとと
もに移動端末装置に最寄りのサービス拠点を検索するこ
とができ、さらに、サービス要請情報に基づいてサービ
ス内容に関するサービスコードや、移動端末装置が設置
された自動車に関する現在位置情報、移動体特定情報等
を含むサービス実施情報を生成して選択サービス拠点の
固定端末装置に送信した後に、サービス要請情報をハー
ドディスク装置に記憶し、サービス実施情報を受信した
固定端末装置は、ハードディスク装置に記憶された地図
情報に基づく地図や、サービス実施情報のサービスコー
ド、現在位置情報、移動体特定情報等の内容を表わす文
字を、現在位置を示すマークとともにディスプレイに表
示した後に、サービス実施情報をハードディスク装置に
記憶することができるので、信号化された現在位置やサ
ービスの要請に関する情報をサービスを実施する側に迅
速かつ正確に伝えることができ、不慣れな外出先の路上
等の現在位置において、要請されたサービスを速やかに
実施することができるとともに、サービスの要請実績を
自動的に記録することができる通信システム及び固定端
末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムのブロック図である。
【図2】移動端末装置の入力部の外観図である。
【図3】サービスリクエストメインメニューを表わした
図である。
【図4】第1サブメニューを表わした図である。
【図5】第2サブメニューを表わした図である。
【図6】サービス要請情報を表わした図である。
【図7】サービス実施情報を表わした図である。
【図8】ホストコンピュータのハードディスク装置のハ
ードディスクに記憶されたデータを表わす図である。
【図9】サービス拠点データベースを表わす図である。
【図10】固定端末装置のハードディスク装置のハード
ディスクに記憶されたデータを表わす図である。
【図11】固定端末装置のディスプレイを9分割した図
である。
【図12】固定端末装置のディスプレイに表示された映
像を示す図である。
【図13】移動端末装置のフローチャート図である。
【図14】移動端末装置のフローチャート図である。
【図15】ホストコンピュータのフローチャート図であ
る。
【図16】ホストコンピュータのフローチャート図であ
る。
【図17】ホストコンピュータのフローチャート図であ
る。
【図18】固定端末装置のフローチャート図である。
【図19】固定端末装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 通信システム 10 移動端末装置 14 入力部 15 移動端末装置のハードディスク装置 18 移動端末装置のモデム 19 現在位置認識部 30 ホストコンピュータ 35 ホストコンピュータのハードディスク装置 35A サービス拠点データベース 38 ホストコンピュータのモデム 50 固定端末装置 55 固定端末装置のハードディスク装置 55A 地図情報 57 固定端末装置のディスプレイ 58 固定端末装置のモデム 60 マーク 102 サービス区分 103 グループコード 104、112 サービスコード 105、113 現在位置情報 106、114 移動体特定情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の現在位置を確認する現在位置確
    認手段と、サービス内容を入力する入力手段と、前記移
    動体を特定する特定情報が記憶される第1記憶手段と、
    前記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報をデー
    タ通信する第1データ通信手段を有する移動端末装置
    と、 前記サービス内容を提供するサービス拠点に関するサー
    ビス拠点情報が記憶される第2記憶手段と、前記現在位
    置と前記サービス内容と前記特定情報をデータ通信する
    第2データ通信手段を有するホストコンピュータと、 前記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報をデー
    タ通信する第3データ通信手段を有する固定端末装置と
    を備える通信システムにおいて、 前記移動体に設置された前記移動端末装置は、前記入力
    手段により前記サービス内容が入力されると、前記現在
    位置と前記サービス内容と前記特定情報を、前記ホスト
    コンピュータに送信し、 前記ホストコンピュータは、前記サービス拠点情報と前
    記移動端末装置から受信した前記サービス内容に基づい
    て、前記サービス内容を提供する前記サービス拠点を選
    択サービス拠点として選択した後に、前記現在位置と前
    記サービス内容と前記特定情報を、前記選択サービス拠
    点に設置された前記固定端末装置に送信し、 前記選択サービス拠点に設置された前記固定端末装置
    は、前記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報
    を、前記ホストコンピュータから受信することを特徴と
    する通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する通信システムにおい
    て、 前記選択サービス拠点は、前記移動端末装置から受信し
    た前記現在位置に近いものであることを特徴とする通信
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載する通信システ
    ムにおいて、 前記ホストコンピュータは、前記移動端末装置から受信
    した前記現在位置と前記サービス内容と前記特定情報
    を、前記第2記憶手段に記憶することを特徴とする通信
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する通信システムで使用
    する固定端末装置において、 前記ホストコンピュータから受信した前記現在位置と前
    記サービス内容と前記特定情報とが表示される表示手段
    を有することを特徴とする固定端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する固定端末装置におい
    て、 前記ホストコンピュータから受信した前記現在位置と前
    記サービス内容と前記特定情報とが記憶される第3記憶
    手段を有することを特徴とする固定端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する固定端末装置におい
    て、 前記第3記憶手段には地図に関する地図情報が記憶され
    ており、 前記地図情報と前記ホストコンピュータから受信した前
    記現在位置に基づいて、前記現在位置を含んだ前記地図
    を前記表示手段に映し出し、前記表示手段に映し出され
    た前記地図において、前記現在位置に該当する箇所にマ
    ークを表示することを特徴とする固定端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998012688A1 (fr) * 1996-09-20 1998-03-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Systeme et appareil fournissant des informations de positions
JP2001297252A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Nec Corp 受注品物配達システム

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