JPH09128155A - ファイル管理方法及びディスク型記録再生装置 - Google Patents

ファイル管理方法及びディスク型記録再生装置

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JPH09128155A
JPH09128155A JP7280681A JP28068195A JPH09128155A JP H09128155 A JPH09128155 A JP H09128155A JP 7280681 A JP7280681 A JP 7280681A JP 28068195 A JP28068195 A JP 28068195A JP H09128155 A JPH09128155 A JP H09128155A
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data
file
track
group
management table
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JP7280681A
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Noriyuki Yamamoto
則行 山本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長大で不定長、さらに連続したようなファイ
ルをも容易に扱えるようにする。 【解決手段】 データファイル毎に特定のファイル番号
を付加すると共に、ファイル番号とハードディスク10
上のトラック番号との対応を記述したデータファイル管
理用テーブルの情報を発生するMPU4と、このデータ
ファイル管理用テーブルを記憶するファイル管理用のメ
モリ領域8とを有し、HDC3はデータファイル管理用
テーブルに基づいてデータファイルの管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
ク装置や光磁気ディスク装置等のようにデータファイル
をディスク状記録媒体に記録するディスク型記録再生装
置と、この装置に適用されるファイル管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタル情報記録装置によ
って記録媒体に記録されるデータは、ホストコンピュー
タのオペレーティングシステム(以下OSと呼ぶ)のフ
ァイル管理機能により、制御されていた。すなわち、記
録媒体の一例としてディスク状記録媒体(以下単にディ
スクと呼ぶ)上のデータの記録場所や空き領域などは記
録装置自身は関知せず、ホストコンピュータからコマン
ドと共に指定された場所に記録再生するようになされて
いた。
【0003】OSのうちで最も広く使用されている、例
えばマイクロソフト社のいわゆるMS−DOSや米国電
信電話会社(AT&T)のいわゆるUNIXにおいて
は、ディスクの初期化(フォーマット化)時に記録領域
を固定サイズ(512バイト或いは1024バイトな
ど)のデータブロックに対応して分割し、当該分割され
た記録領域を単位(すなわちセクタ)として記録及び再
生を行うようになされる。これを固定サイズ分割法と呼
ぶ。当該固定サイズ分割法は、記録領域の利用効率の点
とファイルの拡張柔軟性の点で優れている。
【0004】固定サイズ分割法の場合、ディスク初期化
時に各セクタの先頭に当該セクタ固有の番号(すなわち
セクタID)が書き込まれる。このセクタIDは、例え
ば、図7に示すように、8ビットのセクタ番号と16ビ
ットのトラック番号と8ビットの面番号と16ビットの
誤り検査符号(CRC)とからなるものである。
【0005】ホストコンピュータは、このセクタIDを
一続きの論理ブロック番号として管理しており、データ
の記録再生時には記録又は再生すべきディスク上の位置
が当該論理ブロック番号の形でホストコンピュータから
与えられる。
【0006】なお、近年は、セクタIDを設けないデー
タフォーマットを使用するドライブ装置があるが、これ
はハード的にセクタ番号を管理するだけであり、上述の
セクタIDの概念はそのまま継承されており、上述同様
に固定サイズのブロック管理法をとっていることに変わ
りはない。
【0007】ここで、通常の磁気ディスク装置が用いら
れるシステム構成例(OSが例えばMS−DOSの場
合)を図8に示す。
【0008】この図8において、ハードディスクドライ
ブ(以下、HDDとする)101には、磁気ディスクで
あるハードディスク110と、このハードディスク11
0に対してデータを記録再生する磁気ヘッド(図示は省
略する)と、当該磁気ヘッドをハードディスク110上
の所定のトラック位置に移動させるボイスコイルモータ
(以下、VCMとする)107と、当該VCM107の
駆動信号を生成するサーボ回路106と、外部から供給
されたデータ及び外部に出力するデータを一旦蓄えるバ
ッファ102と、ハードディスク110へ記録する記録
信号の生成と当該ハードディスク110から読み出され
た信号からの再生データの生成とを行うR/Wチャネル
回路105と、各部を制御するマイクロプロセッサユニ
ット(以下、MPUとする)104と、当該MPU10
4の制御に基づいて、上記バッファ102の書き込み/
読み出しを制御すると共にR/Wチャネル回路105と
の間のデータの受け渡しをも行うハードディスクコント
ローラ(以下、HDCとする)103とを有してなる。
当該HDD101の構成は一般に公知のものであるため
詳細な動作については省略する。
【0009】このようなHDD101は、SCSI(Sm
all Computer System Interface)等のバスを介してホ
ストコンピュータ側と接続されている。
【0010】当該ホストコンピュータ上には、OS13
0以外のソフトウェアとして、BIOS(Basic Input
Output System)133、デバイスドライバ132、論
理フォーマットプログラム131がインストールされて
いる。なお、上記BIOS133は、ハードディスクの
I/Oサービスを行うハードウェア依存部分をまとめた
プログラムである。また、デバイスドライバ132は、
ハードディスクをブロックデバイスとしてアクセスでき
るようにするプログラムで、ファイルとディスク上の論
理ブロック(すなわちセクタ)との対応付けを行う。論
理フォーマットプログラム131は、ディスクの初期化
時に、必要な初期化情報(セクタIDやファイル管理用
テーブルなど)を書き込むためのプログラムである。
【0011】このように、通常、ファイルの管理はホス
ト側で行われ、HDD101側はホストから与えられた
論理ブロック番号をディスク上の物理的位置を表すセク
タID番号に変換して、ディスク上の当該位置への記録
/再生を行うようになされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例のディジタル情報記録再生システムにおいては、画
像や音声などのデータを記録再生する場合、以下のよう
な問題点があった。
【0013】先ず、画像,音声などは一つのファイルが
時間的に連続した非常に大きいサイズを有している。例
えば、いわゆるMPEG(Moving Picture Image Codin
g Experts Group)方式で圧縮されたデータの最小編集
単位(GOP)でさえ、平均して3メガビット程度の大
きさであり、したがって、例えば小型のディスクを用い
た場合には数トラック分に跨ってしまうことになる。こ
のような長大なファイルに対し、通常のコンピュータデ
ータ用に開発されたファイルシステムは、非常に冗長な
ものとなる。なお、上記MPEGとは、蓄積用動画像符
号化の検討組織であり、1988年に、国際標準化機構
(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の傘下に設立
された、動画像圧縮技術の標準化を検討する専門家の作
業部会の略称である。
【0014】また、上述した音声や画像を扱う場合、一
つのファイルの長さは不定となることが多いため、当該
ファイルを記録する際に、予め当該ファイルの記録に必
要なセクタ数を知ることはできない。これに対して、通
常のコンピュータ装置用コマンドでは、記録セクタ数を
指定しなければならないため、このような不定長ファイ
ルには対応できない。
【0015】さらに、記録再生装置に接続される装置
は、ホストコンピュータではなく、一般のテレビジョン
装置や音響映像機器等であることも想定される。このた
め、現状のコンピュータ用記録再生装置を使用する場合
には、専用のファイルシステムをホスト(この場合例え
ばテレビジョン装置)内に設ける必要があり、コストの
上昇を招く。
【0016】そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてな
されたものであり、長大で不定長、さらに連続したよう
なファイルをも容易に扱うことができるファイル管理方
法及びディスク型記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル管理方
法及びディスク型記録再生装置では、ディスク状記録媒
体上に記録されるデータファイルの管理を行うに際し、
データアクセスの単位となるデータファイルの管理を、
ディスク状記録媒体上のトラックに付加されたトラック
番号で行うことにより、上述の課題を解決する。
【0018】すなわち、本発明によれば、ファイル管理
を小さなサイズの固定ブロックではなく、トラック番号
で行うことにより、長大で不定長、連続という特徴を有
する画像や音声情報などの記録装置として、最適なシス
テムを構成している。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照にしながら説明する。
【0020】先ず、図1には本発明が適用されるシステ
ムとして、ファイル管理機能付きのハードディスクドラ
イブ(HDD)システムの第1の構成例を示し、当該シ
ステム構成とその動作について説明する。
【0021】図1のHDD1は、磁気ディスクであるハ
ードディスク10と、このハードディスク10に対して
データを記録再生する磁気ヘッド(図示は省略する)
と、当該磁気ヘッドをハードディスク10上の所望のト
ラック位置に移動させるボイスコイルモータ(VCM)
7と、当該VCM7の駆動信号を生成するサーボ回路6
と、外部から供給されたデータ及び外部に出力するデー
タを一旦蓄えるバッファRAM2と、ハードディスク1
0へ記録する記録信号の生成と当該ハードディスク10
から読み出された信号からの再生データの生成とを行う
R/Wチャネル回路5と、各部を制御するマイクロプロ
セッサユニット(MPU)4と、当該MPU4の制御に
基づいて、上記バッファRAM2の書き込み/読み出し
を制御すると共にR/Wチャネル回路5との間のデータ
の受け渡しをも行うハードディスクコントローラ(HD
C)3とを有してなる。
【0022】次に、図2には、上記HDC3の具体的な
構成を示す。
【0023】この図2において、ホストI/Fコントロ
ーラ11は、ホスト側との間のインターフェイスを行う
ものであり、例えばホスト側から信号が供給されたとき
には、当該供給された信号がコマンドか或いは記録すべ
きデータかを判断する。当該信号がコマンドである場合
には、当該コマンドを内部バスを通してMPUI/Fコ
ントローラ16に送り、当該MPUI/Fコントローラ
16を介して前記MPU4に伝える。
【0024】また、上記ホスト側から供給された信号が
記録すべきデータである場合、この記録データは、バッ
ファコントローラ13を介して前記バッファRAM2に
一旦蓄えられた後、読み出されてディスクコントローラ
15に送られる。このとき、上記バッファコントローラ
13に送られるデータは、データチェッカ/ジェネレー
タ31にてCRC(冗長度符号チェック方式)を用いた
誤り検出が行われる。ディスクコントローラ15からは
前記R/Wチャネル回路5に対して記録データが出力さ
れるが、このときディスクECCコントローラ17にて
当該記録データに誤り訂正符号が付加される。このR/
Wチャネル回路5に送られた記録データは、その後、図
示しいな記録アンプを通り、同じく図示しいな記録ヘッ
ドによってハードディスク10に記録されることにな
る。
【0025】一方、前記ハードディスク10から再生さ
れ、前記R/Wチャネル回路5を介して供給された再生
データは、ディスクECCコントローラ17にて誤り訂
正がなされ、ディスクコントローラ15を介してバッフ
ァコントローラ13に送られる。なお、このときディス
クコントローラ15からバッファコントローラ13に送
られる再生データは、CRCを用いた誤り検出が行われ
る。上記バッファコントローラ13に送られた再生デー
タは、前記バッファRAM2に一旦蓄えられた後、ホス
トI/Fコントローラ11からホスト側に出力される。
なお、このとき上記バッファコントローラ13からホス
トI/Fコントローラ11に送られるデータには、デー
タチェッカ/ジェネレータ31にて生成された誤り検査
符号(CRC)が付加される。
【0026】以上、図1及び図2のMPU4、HDC
3、バッファRAM2、R/Wチャネル回路5、サーボ
回路6などの構成及び基本的な機能は従来のものと同様
であるが、本発明にかかるHDD1は、以下の点が従来
のものと異なっている。
【0027】先ず、MPU4は、通常の機能の他に、以
下のようなトラック単位のファイル管理機能を有する。
すなわち、MPU4は、メモリ領域8にハードディスク
10の全トラック数分のレコードを持つ、図3に示すよ
うなファイル管理用テーブルを有することで、ファイル
の管理を小さいサイズの固定ブロック(セクタ)ではな
くトラック単位で行うようにしている。
【0028】ここで、上記ファイル管理用テーブルは、
各トラックに対応するトラック番号が記されたトラック
番号フィールドを有し、この各トラック番号に対して、
使用不能トラックを表示する使用不能トラックフィール
ドと、ファイル番号を表示するファイル番号フィールド
と、ポインタによるファイルの構成順序(トラック番号
の連鎖)を表す次トラックポインタフィールドとが記さ
れている。このファイル管理用テーブルにおいて、例え
ば、フォーマット時に使用不能トラックを検出すると、
そのトラック番号に対応する使用不能トラックフィール
ドにフラグ”1”が記録される。この図3の例では、ト
ラック番号「1」が使用不能トラックとなっている。ま
た、ファイル番号の「1」はトラック番号「0」,
「2」,「3」(すなわち使用不能トラックを示すトラ
ック番号「1」は除いている)にて一つのファイルが構
成されることを示し、ファイル番号の「2」はトラック
番号「4」以降にて一つのファイルが構成されているこ
とを示している。さらに、次トラックポインタは使用可
能なトラックの番号を示していることになる。
【0029】次に、本発明のHDD1では、ハードディ
スク10上の各トラックに、ユーザデータ、サーボデー
タと区別できる特定のユニークなコード(以下、バイオ
レーションコードと呼ぶ)を、予め形成或いは記録時に
書き込んであり、このバイオレーションコードに基づい
て各トラックにおける記録再生位置を決定するようにな
されている。
【0030】上記MPU4は、上記ファイル管理用テー
ブルとハードディスク10上に設けられたバイオレーシ
ョンコードとを用いることで、データ記録時は以下のよ
うに動作する。
【0031】先ず、上記MPU4は、記録コマンドがホ
スト側から供給された場合、上記メモリ領域8にあるフ
ァイル管理用テーブルから、ファイル番号を検索し、未
使用な若い番号を獲得する。また、ファイル管理用テー
ブルの使用不能トラックフィールドと次トラックポイン
タフィールドから使用可能トラックを探し、さらにファ
イル番号フィールドにファイル番号を書き込む。
【0032】上述のようにして獲得したアクセスすべき
トラック番号に対し、MPU4は、HDC3の内部コン
トロールレジスタ及び周辺回路の内部レジスタ(これら
の図示は省略する)に必要な値を書き込む。
【0033】サーボ回路6では、上記MPU4からセッ
トされたトラック番号に応じてサーボ制御用の信号を生
成し、この制御信号によりVCM7を駆動して、磁気ヘ
ッドをディスク10上の所望のトラックの中心線上に位
置決めする。さらに、R/Wチャネル回路5において
は、ディスク10上から回転位置情報を読み出し、図示
しないカウンタにセットした後、磁気ヘッドの回転方向
の位置をカウントアップする。
【0034】次に、上記HDC3は、ホスト側から入力
された記録データをバッファコントローラ13を介して
一旦バッファRAM2に蓄えると共に、R/Wチャネル
回路5からの再生データより上記バイオレーションコー
ドを検出した後、上記バッファRAM2に蓄えた記録デ
ータをR/Wチャネル回路5に出力する。
【0035】この間に、MPU4は、再びファイル管理
用テーブルにアクセスし、使用可能トラックの中から次
に記録可能なトラック番号を獲得し、そのトラック番号
をファイル管理用テーブルの現トラック番号レコード内
の次トラックポインタフィールドに書き込むと共に、図
示しない内部の次トラックレジスタにセットしておく。
【0036】1トラックの記録が終わると、MPU4
は、次トラックポインタフィールドに記録されたトラッ
ク番号を周辺回路にセットする。
【0037】その後、サーボ回路6は、再びトラックア
クセスを行い、所望トラックに位置決め制御する。ま
た、HDC3は、これらの間にホストから入力されたデ
ータをバッファRAM2に蓄え、更に周辺回路のセット
アップ後、再びディスク10上に形成されたバイオレー
ションコードを検出した後、記録を行う。
【0038】以降、これらの動作が一連のファイルデー
タの入力終了まで繰り返される。
【0039】なお、図3に示したファイル管理用テーブ
ルからトラック番号を獲得する際に、使用不能トラック
がある場合、そのトラックを避けるように次トラックポ
インタに記録がなされる。ファイル終了時は、次トラッ
クポインタフィールドに終了フラグ、例えば当該トラッ
ク番号が書き込まれる。
【0040】次に、データ再生時の動作について説明す
る。
【0041】MPU4は、再生コマンドを受けた場合、
メモリ領域8にある前記ファイル管理用テーブルから、
ファイル番号のあるトラック番号を獲得する。この番号
に基づいて、記録動作の場合と同様にトラックにアクセ
スを行うと共に、再生回路のセットアップが行われる。
その後、ディスク10に形成されたバイオレーションコ
ードの検出をトリガにして再生が行われる。
【0042】以降は、ファイル管理用テーブルの次トラ
ックポインタフィールドの値を頼りにトラックアクセス
が行われ、次トラックポインタフィールドに終了フラグ
が記されたトラックまで再生が続けられる。
【0043】次に、例えば、早送りや編集などの際も、
ファイル単位でのアクセスは、MPU4のファイル管理
機能により行われる。すなわち、ファイル管理用テーブ
ルのファイル番号フィールドから、ホストからのアクセ
ス方法指定に基づいて数値を検索し、対応するトラック
番号を得る。その後は、前述同様、サーボ回路6により
当該トラックにアクセスがなされた後、再生データ列か
らバイオレーションコードを探すことにより、それ以降
のデータの再生が行われる。また、あるファイルを消去
する場合には、ファイル管理用テーブルのファイル番号
を消去すると共に、直前のトラック番号に対する次トラ
ックポインタフィールドにあるトラック番号を次のファ
イル番号の記されたレコードのトラック番号に書き換え
る。その間のトラックに対する次トラックポインタフィ
ールドはリセットされ、開放される。
【0044】次に、本発明の第2の構成例について説明
する。
【0045】この第2の構成例は、ファイルがさらに小
さなグループに分けられる場合である。以下の説明で
は、ファイルデータとして画像及び音声データを用い、
これら画像及び音声データの圧縮方式の例として、MP
EG方式を用いた場合について述べる。
【0046】ここで、MPEG方式では、符号化は前後
の画像を元にして作られるため、1画面だけで完結した
情報とはならない。したがって、ランダムアクセスや、
中途編集などを可能にするための方法として、何枚かの
画面データを一まとまりとして扱えるようになされてい
る。この単位は、GOP(グループ・オブ・ピクチャ)
と呼ばれる。そして、当該GOPへのアクセスを可能と
するために、GOP先頭にはシーケンスヘッダと呼ばれ
る情報領域が設けられている。このシーケンスヘッダ部
には、画面フォーマットなどを指定する情報が含まれ、
さらにこのシーケンスヘッダ部の先頭にはシーケンスヘ
ッダコードと呼ばれるユニークな開始コードが付加され
ている。なお、シーケンスヘッダコードとしては、00
0001B3hという4バイト分のコードが指定されて
いる。
【0047】図3には、当該第2の構成例として、ハー
ドディスクドライブを用いた圧縮画像記録再生システム
の例を示す。なお、この図3において、図1と同じ構成
要素には同一の指示符号を付してそれらの説明について
は省略する。
【0048】すなわち、この図3に示す第2の構成例に
おいては、HDD40の外部に、画像及び音声データの
圧縮/伸長のために、エンコーダ(以下、MPEGエン
コーダ20と呼ぶ)と、デコーダ(以下、MPEGデコ
ーダ21と呼ぶ)とを設けるようにしている。
【0049】したがって、記録時、図示しない外部ホス
ト(テレビジョン装置等)からの画像及び音声データ
は、上記MPEGエンコーダ20にて、MPEG方式の
圧縮データにエンコードされてHDD40に入力され、
ハードディスク10に記録される。一方、再生時は、H
DD40にてハードディスク10から読み出された上記
MPEG方式により圧縮されたデータは、当該HDD4
0から出力され、MPEGデコーダ21に送られる。こ
のMPEGデコーダ21では、上記圧縮されたデータを
デコードし、このデコードされたデータが画像及び音声
データとして出力される。
【0050】ここで、当該第2の構成例のHDD40内
に設けられるHDC30は、図5に示すような構成を有
している。なお、この図5において、前記図2と同じ構
成要素には同一の指示符号を付してそれらの説明につい
ては省略する。
【0051】すなわち、この図5に示すHDC30にお
いては、通常の機能の他に、上記GOPのシーケンスヘ
ッダを検出するためのヘッダ検出部12が、ホストI/
Fコントローラ11とバッファコントローラ13との間
に設けられ、また、前記バイオレーションコードを検出
するためのバイオレーションコード検出部14がバッフ
ァコントローラ13とディスクコントローラ15との間
に設けられている。
【0052】また、上記図4及び図5に示すような構成
の第2の構成例におけるHDD40では、メモリ領域5
0内に図6に示すようなファイル管理用テーブルを有し
ている。
【0053】すなわち、当該図6に示すファイル管理用
テーブルは、各トラックに対応するトラック番号が記さ
れたトラック番号フィールドと、各トラック番号に対し
て使用不能トラックを表示する使用不能トラックフィー
ルドと、ファイル番号を表示するファイル番号フィール
ドと、グループ番号を表示するグループ番号フィールド
と、ポインタによるファイルの構成順序(トラック番号
の連鎖)を表示する次トラックポインタフィールドとが
記されている。このファイル管理用テーブルにおいて、
例えば、フォーマット時に使用不能トラックを検出する
と、そのトラック番号の使用不能フィールドにフラグ”
1”が記録される。この図6の例では、トラック番号
「1」が使用不能トラックとなっている。また、ファイ
ル番号の「1」はトラック番号「0」,「2」,
「3」,「4」,「5」(すなわち使用不能トラックを
示すトラック番号「1」は除いている)にて一つのファ
イルが構成されることを示し、ファイル番号の「2」は
トラック番号「6」以降にて一つのファイルが構成され
ていることを示している。さらに、ファイル番号「1」
では、トラック番号「0」と「2」がグループ番号
「1」として一つのグループになされ、トラック番号
「3」と「4」がグループ番号「2」として一つのグル
ープに、トラック番号「5」がグループ番号「3」とし
て一つのグループになされている。
【0054】この第2の構成例のMPU4は、上記図6
のファイル管理用テーブルとハードディスク10上に設
けられたバイオレーションコードとを用い、第1の構成
例と同様に、ファイル管理用テーブルに基づいてトラッ
クを決定し、ファイル番号をテーブルに書き込み、記録
動作を開始する。
【0055】ここで、当該第2の構成例において、HD
C30のヘッダ検出部12は、ホストから入力されたデ
ータ列から特定のGOPシーケンスヘッダコードを検出
する。その検出結果は、バッファコントローラ13に伝
えられると共に、MPUI/Fコントローラ16によっ
てMPU4に伝えられる。
【0056】MPU4は、上記ファイル管理用テーブル
の現在トラック番号に対するグループ番号フィールドに
グループ番号を記入する。当該グループ番号は、ファイ
ル内で「1」からヘッダ検出毎にインクリメントして記
入される。
【0057】また、HDC30のバッファコントローラ
13は、データ記録時に、上記ヘッダ検出部12からの
ヘッダ検出信号を受けるたびに、ヘッダコード以降のデ
ータの書き込み開始バッファアドレスを記憶する。この
書き込み開始バッファアドレスをヘッダアドレスと呼ぶ
ことにする。
【0058】一方、ディスクコントローラ15は、ディ
スクI/Fを介して前記R/Wチャネル回路5から入力
される特定の信号(例えばホームインデックス検出信号
など)により、ディスクへの書き込み開始位置を判断
し、先にバッファコントローラ13が記憶した開始バッ
ファアドレスから以降のデータを、ディスクI/Fを介
してR/Wチャネル回路5に送る。その際、ヘッダコー
ドの前に特定のバイオレーションコードを付加して出力
する。
【0059】その後、バッファRAM2内のヘッダアド
レスから次のヘッダアドレスまでデータを出力すると、
再びバイオレーションコードを出力する動作に移り、次
のヘッダアドレスからデータを出力する。
【0060】なお、連続してGOPを記録する場合に
は、この動作が繰り返されることになる。
【0061】次に、当該第2の構成例におけるデータ再
生時の動作について説明する。
【0062】通常、再生は第1の構成例と同様にファイ
ル管理用テーブルに基づき、ファイル単位で連続して行
われる。
【0063】この第2の構成例では、HDC30のバイ
オレーションコード検出部14は、ディスクI/Fとハ
ードディスクコントローラ15を介して供給された再生
データ列から、特性のバイオレーションコードを検出
し、当該バイオレーションコード検出信号と、当該バイ
オレーションコードを削除した後のそれ以降のデータを
バッファコントローラ13に送る。以下の動作は第1の
構成例と同様であるためその説明は省略する。
【0064】次に、当該第2の構成例におけるGOP単
位での例えば早送りや編集などの際の、GOP単位での
アクセスも、MPU4のファイル管理機能により行われ
る。すなわち、ファイル管理用テーブルのグループ番号
フィールドから、ホストからのアクセス方法指定に基づ
いて数値を検索し、対応するトラック番号を得る。その
後は、前述同様、サーボ回路6により当該トラックにア
クセスがなされた後、再生データ列からGOP用のバイ
オレーションコードを探すことにより、それ以降のデー
タの再生が行われる。また、あるGOPを消去する場合
には、ファイル管理用テーブルのグループ番号を消去す
ると共に、直前のトラック番号に対する次トラックポイ
ンタフィールドにあるトラック番号を次のGOP番号の
記されたトラック番号に書き換える。その間のトラック
に対する次トラックポインタフィールドはリセットさ
れ、開放される。消去した領域に新たに書き込みを行う
場合には、完全に開放されたトラックのみを使用するも
のとする。すなわち、GOPは前のGOPに続いて、ト
ラックの途中から始まり、トラックの途中で終わって、
次のGOPが記録されている。この場合、両トラックは
使用しないこととする。これにより、管理が容易にな
る。
【0065】次に、本発明の第3の構成例としては、フ
ァイル管理を上述したようなテーブルによらないで行う
ことも可能である。
【0066】この場合、HDDは、常に一定の順でトラ
ックアクセスを行うようにサーボ回路によって制御され
る。例えば、使用不能トラックを除いて、常にディスク
内周から外周、または外周から内周に向けて連続的にト
ラックジャンプを行うようになされる。
【0067】なお、この第3の構成例の場合も、第1の
構成例或いは第2の構成例と同様に、トラック上には予
めユーザデータとは区別できるバイオレーションコード
が形成されている。
【0068】したがって、データの記録時は、上記バイ
オレーションコードをトリガに記録データがHDCから
R/Wチャネル回路に出力されてハードディスクに記録
される。このとき、MPUは記録開始トラックを記憶す
る。それ以降、定められた順でトラックアクセスが行わ
れ、各トラックにおいてはバイオレーションコードをト
リガに記録が行われる。なお、記録したファイルの先頭
へのアクセスは、記憶されたトラックへのアクセス後、
バイオレーションコードを読み出すことで行われる。フ
ァイルの再生は、それ以降、順次定められたトラックア
クセスにより行われる。
【0069】次に、本発明の第4の構成例として、第1
〜第3の構成例では、ファイル管理機能が磁気ディスク
装置(HDD)内に備わっているとしたが、ホスト側に
あっても構わない。この場合、ホストからトラック番号
が磁気ディスク装置に入力された後、データの入出力が
行われることになる。
【0070】また、上記第1〜第3の構成例では、バイ
オレーションコードはディスク上に予め形成或いは記録
されているとしたが、トラックジャンプ毎にHDC或い
はR/Wチャネル回路により所定のコード(バイオレー
ションコード)を発生させて記録しても構わない。この
場合も再生時は当該コードを頼りにアクセスする。
【0071】その他、ファイル管理用テーブルは、前述
した各構成例に挙げたような構成以外でも構わない。
【0072】また、ファイル或いはGOP編集の際、フ
ァイル管理用テーブルにおいて次トラックポインタフィ
ールドをクリアすることにより、トラックの開放を行う
としたが、例えば、使用不能トラックフィールドを用い
て開放を示しても良い。例えば、使用したトラックには
使用不能フラグを立てることにし、開放したときはそこ
をクリアすればよい。
【0073】さらに、第2の構成例におけるHDC30
のヘッダ検出部12、及びバイオレーションコード検出
部14は、当該HDC30の外付け回路としてもよい。
【0074】またさらに、前記各構成例におけるバイオ
レーションコードは、一つに限らない。例えばGOP用
の他に記録開始(ファイル先頭)用、記録終了(ファイ
ル終了)用、さらにポインティング用があってもよい。
【0075】また、上記構成例において、GOPへはM
PUのファイル管理機構によってアクセスするようにな
されていたが、連続してデータを読み続け、GOP用バ
イオレーションコードを検出し、その数をカウントする
ことにより、アクセスしてもよい。
【0076】また、前述の説明では、ファイル番号或い
はグループ番号フィールドは、リセット時に、0にクリ
アするものとしていが、例えばドライブ内のハードディ
スク上のトラック数以上の値にリセットしても構わな
い。この場合、ファイル番号、或いはグループ番号は0
から始めることができる。
【0077】さらに、上述した構成例は、磁気ディスク
装置を想定していたが、光磁気ディスク装置等であって
も構わない。
【0078】以上の説明で明らかなように、本発明の各
構成例においては、長大で不定長、連続という特徴を有
する画像及び音声情報などの記録装置として最適なシス
テムを構成できる。また、コンピュータ用の複雑なファ
イル管理を行わず、ファイル管理が単純化されるため、
ホスト、ドライブ双方の制御が簡単になり、転送レート
が向上する。さらに、コストの上昇も抑えられる。
【0079】
【発明の効果】本発明においては、ディスク状記録媒体
上に記録されるデータファイルの管理を行うに際し、デ
ータアクセスの単位となるデータファイルの管理を、デ
ィスク状記録媒体上のトラックに付加されたトラック番
号で行うことにより、長大で不定長、さらに連続したよ
うなファイルをも容易に扱うことが可能となる。また、
コンピュータ用の複雑なファイル管理を行わず、ファイ
ル管理が単純化されるため、ホスト、ドライブ双方の制
御が簡単になり、転送レートが向上する。さらにコスト
の上昇も抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構成例におけるファイル管理機
能付きハードディスクドライブシステムの構成を示すブ
ロック回路図である。
【図2】図1のハードディスクドライブ内のハードディ
スクコントローラの構成を示すブロック回路図である。
【図3】本発明の第1の構成例におけるファイル管理用
テーブルを示す図である。
【図4】本発明の第2の構成例におけるファイル管理機
能付きハードディスクドライブシステムの構成を示すブ
ロック回路図である。
【図5】図3のハードディスクドライブ内のハードディ
スクコントローラの構成を示すブロック回路図である。
【図6】本発明の第2の構成例におけるファイル管理用
テーブルを示す図である。
【図7】従来の磁気ディスクのセクタID領域を説明す
るための図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置を用いるシステムの構
成例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1,40 ハードディスクドライブ 2 バッファRAM 3,30 ハードディスクコントローラ 4 マイクロプロセッサユニット 5 R/Wチャネル回路 6 サーボ回路 7 ボイスコイルモータ 8,50 ファイル管理用テーブル格納用のメモリ領域 10 ハードディスク 11 ホストI/Fコントローラ 12 ヘッダ検出部 13 バッファコントローラ 14 バイオレーションコード検出部 15 ディスクコントローラ 16 MPUI/Fコントローラ 17 ディスクECCコントローラ 20 MPEGエンコーダ 21 MPEGデコーダ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体上に記録されるデー
    タファイルの管理を行うファイル管理方法において、 データアクセスの単位となるデータファイルの管理を、
    ディスク状記録媒体上のトラックに付加されたトラック
    番号で行うことを特徴とするファイル管理方法。
  2. 【請求項2】 データファイル毎に特定のファイル番号
    を付加し、 上記ファイル番号とディスク状記録媒体上のトラック番
    号との対応を記述したデータファイル管理用テーブルを
    生成し、 当該データファイル管理用テーブルを用いてデータファ
    イルの管理を行うことを特徴とする請求項1記載のファ
    イル管理方法。
  3. 【請求項3】 上記データファイル管理用テーブルは、
    トラック番号とファイル番号、次のトラック番号を示す
    ポインタを内容として含むことを特徴とする請求項2記
    載のファイル管理方法。
  4. 【請求項4】 上記データファイルは一つ或いは複数の
    データグループから構成され、 データファイル内でデータグループ毎に特定のグループ
    番号を付加し、 上記データグループの管理を上記トラック番号で行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のファイル管理方法。
  5. 【請求項5】 上記グループ番号とディスク状記録媒体
    のトラック番号の対応とを記述したデータグループ管理
    用テーブルを生成し、 当該データグループ管理用テーブルを用いてデータグル
    ープの管理を行うことを特徴とする請求項4記載のファ
    イル管理方法。
  6. 【請求項6】 上記データグループ管理用テーブルは、
    トラック番号とグループ番号、次のトラック番号を示す
    ポインタを内容として含むことを特徴とする請求項5記
    載のファイル管理方法。
  7. 【請求項7】 データファイル毎に特定のファイル番号
    を付加し、 上記ファイル番号とディスク状記録媒体上のトラック番
    号との対応を記述したデータファイル管理用テーブルを
    生成し、 上記データファイルを一つ或いは複数のデータグループ
    から構成し、 データファイル内でデータグループ毎に特定のグループ
    番号を付加し、 上記グループ番号とディスク状記録媒体のトラック番号
    の対応とを記述したデータグループ管理用テーブルを生
    成し、 上記データファイル管理用テーブルはトラック番号とフ
    ァイル番号、次のトラック番号を示すポインタを内容と
    して含み、 上記データグループ管理用テーブルは、トラック番号と
    グループ番号、次のトラック番号を示すポインタを内容
    として含み、 当該データファイル管理用テーブルとデータグループ管
    理用テーブルとを用いてデータファイル及びデータグル
    ープの管理を行うことを特徴とする請求項1記載のファ
    イル管理方法。
  8. 【請求項8】 上記データファイル管理用テーブルは、
    トラック使用可能/不可能の情報を含むことを特徴とす
    る請求項2記載のファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 上記データファイルにおいて、ファイル
    番号或いはグループ番号と次のトラックポインタを書き
    換えることにより、ファイル単位或いはデータグループ
    単位での編集を可能とすることを特徴とする請求項7記
    載のファイル管理方法。
  10. 【請求項10】 ディスク状記録媒体上に記録されるデ
    ータファイルの管理を行うディスク型記録再生装置にお
    いて、 データアクセスの単位となるデータファイルの管理を、
    ディスク状記録媒体上のトラックに付加されたトラック
    番号で行うことを特徴とするディスク型記録再生装置。
  11. 【請求項11】 データファイル毎に特定のファイル番
    号を付加するファイル番号付加手段と、 上記ファイル番号とディスク状記録媒体上のトラック番
    号との対応を記述したデータファイル管理用テーブルを
    生成するデータファイル管理用テーブル生成手段と、 上記データファイル管理用テーブルを記憶するファイル
    管理用メモリ手段とを有し、 当該データファイル管理用テーブルに基づいてデータフ
    ァイルの管理を行うことを特徴とする請求項10記載の
    ディスク型記録再生装置。
  12. 【請求項12】 上記データファイル管理用テーブル
    は、トラック番号とファイル番号、次のトラック番号を
    示すポインタを内容として含むことを特徴とする請求項
    11記載のディスク型記録再生装置。
  13. 【請求項13】 上記データファイルは一つ或いは複数
    のデータグループから構成され、データファイル内でデ
    ータグループ毎に特定のグループ番号を付加するグルー
    プ番号付加手段を設け、 上記データグループの管理を上記トラック番号で行うこ
    とを特徴とする請求項10記載のディスク型記録再生装
    置。
  14. 【請求項14】 上記グループ番号とディスク状記録媒
    体のトラック番号の対応とを記述したデータグループ管
    理用テーブルを生成するデータグループ管理用テーブル
    生成手段と、 上記データグループ管理用テーブルを記憶するデータグ
    ループ管理用メモリ手段とを有し、 当該データグループ管理用テーブルを用いてデータグル
    ープの管理を行うことを特徴とする請求項13記載のデ
    ィスク型記録再生装置。
  15. 【請求項15】 上記データグループ管理用テーブル
    は、トラック番号とグループ番号、次のトラック番号を
    示すポインタを内容として含むことを特徴とする請求項
    14記載のディスク型記録再生装置。
  16. 【請求項16】 データファイル毎に特定のファイル番
    号を付加するファイル番号付加手段と、 上記ファイル番号とディスク状記録媒体上のトラック番
    号との対応を記述したデータファイル管理用テーブルを
    生成するデータファイル管理用テーブル生成手段と、 上記データファイルを一つ或いは複数のデータグループ
    から構成し、データファイル内でデータグループ毎に特
    定のグループ番号を付加するグループ番号付加手段と、 上記グループ番号とディスク状記録媒体のトラック番号
    の対応とを記述したデータグループ管理用テーブルを生
    成するデータグループ管理用テーブル生成手段と、 上記データファイル管理用テーブル及びデータグループ
    管理用テーブルを記憶する管理用メモリ手段とを有し、 上記データファイル管理用テーブルはトラック番号とフ
    ァイル番号、次のトラック番号を示すポインタを内容と
    して含み、上記データグループ管理用テーブルはトラッ
    ク番号とグループ番号、次のトラック番号を示すポイン
    タを内容として含み、当該データファイル管理用テーブ
    ルとデータグループ管理用テーブルとを用いてデータフ
    ァイル及びデータグループの管理を行うことを特徴とす
    る請求項10記載のディスク型記録再生装置。
  17. 【請求項17】 上記データファイル管理用テーブル
    は、トラック使用可能/不可能の情報を含むことを特徴
    とする請求項11記載のディスク型記録再生装置。
  18. 【請求項18】 上記データファイルにおいて、ファイ
    ル番号或いはグループ番号と次のトラックポインタを書
    き換えることにより、ファイル単位或いはデータグルー
    プ単位での編集を可能とすることを特徴とする請求項1
    6記載のディスク型記録再生装置。
  19. 【請求項19】 トラックアクセスを常に一定の順序で
    行うように制御する制御手段と、 必要なトラック番号を記憶する記憶手段とを有すること
    を特徴とする請求項10記載のディスク型記録再生装
    置。
  20. 【請求項20】 各トラックの記録開始位置をディスク
    状記録媒体上に予め記録或いは形成された所定コードに
    より定める開始位置決定手段と、 上記データファイル或いはグループを、上記開始位置よ
    り記録する記録制御手段とを有することを特徴とする請
    求項16記載のディスク型記録再生装置。
  21. 【請求項21】 各トラックへのジャンプ毎に記録開始
    位置を示す所定コードを発生する所定コード発生手段
    と、 上記データファイル或いはグループを、上記所定コード
    に続いて記録する記録制御手段とを有することを特徴と
    する請求項16記載のディスク型記録再生装置。
  22. 【請求項22】 上記データファイル或いはグループの
    先頭を検出する先頭検出手段と、 上記データファイル或いはグループの先頭に所定のコー
    ドを付加する所定コード付加手段と、 付加した所定コードを先頭にファイル或いはグループを
    ディスク状記録媒体に記録する記録制御手段とを有する
    ことを特徴とする請求項16記載のディスク型記録再生
    装置。
  23. 【請求項23】 上記ファイル管理用テーブルによっ
    て、所望トラックにアクセスし、ディスク状記録媒体に
    記録された所定コードによって、所望ファイル或いはグ
    ループにアクセスして、当該ディスク状記録媒体からデ
    ータを再生する再生制御手段を設けることを特徴とする
    請求項16記載のディスク型記録再生装置。
JP7280681A 1995-10-27 1995-10-27 ファイル管理方法及びディスク型記録再生装置 Withdrawn JPH09128155A (ja)

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JP7280681A JPH09128155A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ファイル管理方法及びディスク型記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8572307B2 (en) 2007-07-20 2013-10-29 Panasonic Corporation Memory controller, memory card, and nonvolatile memory system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8572307B2 (en) 2007-07-20 2013-10-29 Panasonic Corporation Memory controller, memory card, and nonvolatile memory system

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