JPH09127845A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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Publication number
JPH09127845A
JPH09127845A JP30985095A JP30985095A JPH09127845A JP H09127845 A JPH09127845 A JP H09127845A JP 30985095 A JP30985095 A JP 30985095A JP 30985095 A JP30985095 A JP 30985095A JP H09127845 A JPH09127845 A JP H09127845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
cleaning
inlet seal
cleaning member
cleaning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30985095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ono
博司 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP30985095A priority Critical patent/JPH09127845A/ja
Publication of JPH09127845A publication Critical patent/JPH09127845A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写工程を経た感光体表面の帯電量のうち、
特に高い部分の帯電を効果的に除去し、クリーニング部
材の直前で感光体表面の突出した帯電をなくすことによ
り、より安定したクリーニングが行えるようにする。 【解決手段】 転写後の感光体1表面の残留トナー2を
かき取るクリーニング部材4と、このクリーニング部材
4の直前に設けられ感光体1の表面に先端を圧接する入
口シール3とを有するクリーニング装置であって、前記
入口シール3が厚さ0.1〜0.3mmのシート材で構
成されると共に、表面抵抗率が103 〜106 Ωかつ体
積抵抗率が10〜104 Ω・cmの電気特性を有してい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装
置におけるクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】転写後の感光体表面の残留トナーをかき
取るクリーニング部材と、このクリーニング部材の直前
に設けられ感光体の表面に先端を圧接する板状部材とを
有するクリーニング装置としては実開昭58−1046
2号公報に開示されたものが知られている。これは、ブ
レード(クリーニング部材)の直前で、トナーそらせ板
(板状部材)により感光体表面の突出した帯電を除去
し、回収トナーと感光体との結びつきを弱め、より安定
してクリーニングを行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この実
開昭58−10462号公報に開示されているものは、
板状部材の少なくとも一部を導電性材料で構成し、板状
部材にトナー電荷と逆極性の電圧を印加するか、これを
接地させる構造のものであり、導電性材料を使用してい
るため必要以上の電荷の移動が発生する恐れがあって感
光体への逆帯電等の悪影響が生じるという問題を有して
いるものである。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、導電性材料よりも電気抵抗の大きな素材で、なお
かつ感光体の帯電が除去できるクリーニング装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、転写後の感光体表面の残留トナーをかき
取るクリーニング部材と、このクリーニング部材の直前
に設けられ感光体の表面に先端を圧接する入口シールと
を有するクリーニング装置であって、前記入口シールが
厚さ0.1〜0.3mmのシート材で構成されると共
に、表面抵抗率が103 〜106 Ωかつ体積抵抗率が1
0〜104 Ω・cmの電気特性を有していることを特徴
とするものである。また、前記入口シールがアースされ
ていることを特徴とするものである。
【0006】上記構成とすることにより、入口シール
は、その厚さを0.1〜0.3mm、表面抵抗率を10
3 〜106 Ω、体積抵抗率を10〜104 Ω・cmとそ
れぞれ数値限定されたシール材としたので、導体でも絶
縁体でもない部材(半導体のうちの体積抵抗率の高い方
の部類)で入口シールを構成することとなり、この入口
シールが感光体の表面に接触して帯電量(絶対値)のう
ち、特に高い部分の帯電を効果的に除去して、総じて安
定した帯電除去作用が行われる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施例を図
に基づいて説明する。図1は本発明に係るクリーニング
装置を用いた画像形成装置の一部の概略図であるが、図
1において、ドラム状の感光体1は時計方向へ回転駆動
され図示していない除電、帯電、露光、現像等の工程を
経て感光体上にトナー像を形成する。このトナー像が図
示していない転写工程を経た後、感光体1の表面には残
留トナー2が残る。この残留トナー2は入口シール3を
通過した後、クリーニング部材4により感光体1の表面
よりかき取られる。
【0008】転写工程を経た感光体1の表面は帯電して
おり、帯電量は部分的に突出したものとなる。また、こ
の帯電量の突出した部分には残量トナーあるいはクリー
ニングユニット内の回収トナーが引きつけられ付着し、
クリーニング不良の原因となる(図2(a),図3
(a)参照)。尚、図2(a),(b)で、符号dで示
す所は弱い付着力領域であり、符号eで示す所は強い付
着力領域である。
【0009】本発明に係るクリーニング装置では、入口
シール3として厚さ0.1〜0.3mm、表面抵抗率1
3 〜106 Ω、体積抵抗率10〜104 Ω・cmのシ
ール材を用いており、この入口シール3が感光体表面に
接触し、帯電量(絶対値)を下げる働きをする。特に、
帯電量の突出した部分ではより効果的に帯電量は下げら
れる(図2(b),図3(b)参照)。また、この効果
をより確実にするために、入口シール3はアースされて
いる(図1参照)。
【0010】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、入口
シールが厚さ0.1〜0.3mm、表面抵抗率103
106 Ω、体積抵抗率10〜104 Ω・cmのシート材
であるため、転写工程を経た感光体表面の帯電量のう
ち、特に高い部分の帯電を効果的に除去し、クリーニン
グ部材の直前で感光体表面の突出した帯電をなくすこと
により、より安定したクリーニングを行うことができ
る。また、入口シールをアースさせれば、入口シール自
身の帯電を抑え、より安定した感光体での帯電除去を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーニング装置を用いた画像形
成装置の一部の概略図である。
【図2】(a)は転写工程後の感光体表面を示す説明
図、(b)は本発明に係るクリーニング装置の入口シー
ル部通過後の感光体表面を示す説明図である。
【図3】(a)は転写工程後の感光体表面の電位を示す
説明図、(b)は本発明に係るクリーニング装置の入口
シール部通過後の感光体表面の電位を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体 2 残留トナー 3 入口シール 4 クリーニング部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写後の感光体表面の残留トナーをかき
    取るクリーニング部材と、このクリーニング部材の直前
    に設けられ感光体の表面に先端を圧接する入口シールと
    を有するクリーニング装置であって、前記入口シールが
    厚さ0.1〜0.3mmのシート材で構成されると共
    に、表面抵抗率が103 〜106 Ωかつ体積抵抗率が1
    0〜104 Ω・cmの電気特性を有していることを特徴
    とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記入口シールがアースされていること
    を特徴とする請求項1記載のクリーニング装置。
JP30985095A 1995-11-01 1995-11-01 クリーニング装置 Pending JPH09127845A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30985095A JPH09127845A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 クリーニング装置

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JP30985095A JPH09127845A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 クリーニング装置

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JPH09127845A true JPH09127845A (ja) 1997-05-16

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ID=17998045

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JP30985095A Pending JPH09127845A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 クリーニング装置

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JP (1) JPH09127845A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203331A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kyocera Document Solutions Inc クリーニング装置および画像形成装置
JP2019159025A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203331A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kyocera Document Solutions Inc クリーニング装置および画像形成装置
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