JPH09127555A - 積層配線の形成方法 - Google Patents

積層配線の形成方法

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JPH09127555A
JPH09127555A JP7284998A JP28499895A JPH09127555A JP H09127555 A JPH09127555 A JP H09127555A JP 7284998 A JP7284998 A JP 7284998A JP 28499895 A JP28499895 A JP 28499895A JP H09127555 A JPH09127555 A JP H09127555A
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metal layer
acid
wiring
based metal
wet etching
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Manabu Sato
学 佐藤
Tomohiro Nishida
知紘 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置等の信号配線等に用いる、Al
系金属層上にMo等の高融点金属層が形成された積層配
線を、ウェットエッチングにより信頼性高く形成する方
法を提供する。 【解決手段】 燐酸、酢酸および硝酸を主体とする混酸
において、特定の容量混合比を採用してAl系金属層と
高融点金属層を順次エッチングする。 【効果】 Al系金属層と高融点金属層のエッチングレ
ートがほぼ同じウェットエッチング条件を採用すること
により、Al系金属配線のアンダカットやボイドの発生
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置等の信
号配線に用いる積層配線の形成方法に関し、更に詳しく
は、基板上にAl系金属層と、Mo等の高融点金属層と
がこの順に積層された構造を有する信頼性の高い積層配
線の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板上にITO(Indium
Tin Oxide)等の透明画素電極をマトリクス状
に配列し、これをTFT(Thin Film Tra
nsistor)で駆動するアクティブマトリクス型の
液晶表示装置においては、TFTを駆動するためのゲー
ト電極、およびこのゲート電極から延在するゲート配線
や、データ配線等を同じガラス基板上に形成したTFT
パネル構造が採用される。
【0003】最も一般的な逆スタガ型のTFTパネル構
造の概略断面図を図4を参照して説明する。ガラス基板
1上にゲート電極2を順テーパ状に形成し、ゲート絶縁
膜3およびi型半導体層4、n型半導体層5を介してソ
ース電極6とドレイン電極7をゲート電極2と対向して
配置することにより、TFTが構成される。通常i型半
導体層4はノンドープのa−Siから、n型半導体層5
はn型不純物を含むn+ a−Siから形成されるが、レ
ーザアニール等により多結晶シリコン化する場合もあ
る。ゲート電極2はAl系金属等からなり、この上層に
形成されるi型半導体層4のステップカバレッジを確保
したり、ゲート絶縁膜3の絶縁耐圧を向上するためにそ
の側面を順テーパ状に加工する。
【0004】従来よりAl系金属からなるゲート電極2
やここから延在するゲート配線を順テーパ状に加工する
ためには、ガラス基板1上に全面にAl系金属層をスパ
ッタリング等で成膜し、この上にレジストパターンを選
択的に形成後、このレジストパターンをマスクとして等
方的にウェットエッチングする方法が採用されている。
Al系金属層のウェットエッチング液としては、燐酸、
酢酸および硝酸を70:10:3の容量比で混合した混
酸が用いられる。この混酸は、例えば大宮化成(株)か
らAL−1という商品名で発売されているものであり、
40℃の液温で約500nm/minのエッチングレー
トが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年のTFT
パネルにおいては、Al系金属配線と半導体層との拡散
を防止したり、Al系金属配線のヒロックを防止するた
めに、低抵抗のAl系金属配線21の上面と両側面をM
o等の高融点金属配線22で囲いこんだ積層配線構造が
採用される場合がある。かかる積層配線構造を図1に示
す。この場合にも高融点金属配線22の側面を順テーパ
形状に加工することにより、絶縁耐圧等を向上すること
ができる。Moも燐酸、酢酸および硝酸を10:70:
3の容量比で混合したAl系金属層用と同じ混酸による
ウェットエッチングが可能であり、そのエッチングレー
トは23℃〜24℃の液温度で約40nm/minであ
る。この場合には、ガラス基板上にAl系金属配線を形
成後、全面にMo等の高融点金属層を成膜し、このAl
系金属配線上の高融点金属層上にAl系金属配線より幅
の広いレジストパターンを形成し、このレジストパター
ンをマスクとして高融点金属層をウェットエッチングす
ればよい。
【0006】しかしながら、Al系金属配線上にMo等
の高融点金属層を形成し、このAl系金属配線部分の高
融点金属層上にAl系金属配線より幅の広いレジストパ
ターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして
高融点金属層を先の組成の混酸を用いてウェットエッチ
ングする際には、様々の原因により高融点金属層下のA
l系金属配線にアンダカットやサイドエッチングが入
り、積層配線の信頼性を低下する場合がある。この問題
を図5〜図7を参照して説明する。
【0007】図5(a)は高融点金属層22aパターニ
ング用のレジストパターン9にピンホール9dが有る場
合である。この場合にはレジストパターン9から露出す
る高融点金属層22aがウェットエッチングされると同
時にピンホール9d下の高融点金属層22aもエッチン
グされ、さらにこの部分のAl系金属配線21表面が露
出した場合には速やかにエッチングされて、図5(b)
に示すようにボイド10が形成される。
【0008】図6(a)はレジストパターン9直下の高
融点金属層22aにピンホール22dが有る場合であ
る。この場合にはレジストパターン9から露出する高融
点金属層22aがウェットエッチングされる間に、ピン
ホール22dから染み込んだ混酸によりサイドエッチン
グが進み、Al系金属配線21の側面が露出した時点で
急速にエッチングされて、図6(b)に示すようにボイ
ド10が形成される。
【0009】さらに図7(a)はAl系金属配線21上
に形成した高融点金属層22aのステップカバレッジが
充分でない場合を示す。この場合にも高融点金属層22
aの側面下部のくびれ部分から混酸が染み込み、図7
(b)に示すようにAl系金属配線21にボイド10が
形成される。
【0010】以上いずれの場合にもAl系金属配線21
が浸食されボイドが形成されると、高信頼性を意図して
設計した積層配線の信頼性がむしろ低下し、断線に至る
場合も発生する。Al系金属配線21にボイドが形成さ
れる浸食の原因は、高融点金属層のエッチングレートに
比してAl系金属層のエッチングレートが1桁以上大き
いために、ピンホール欠陥部から急速にアンダカットが
進行するためと考えられる。
【0011】Al系金属層のボイド防止のためには、A
l系金属層が基本的にエッチングされないフッ素系ガス
を用いて高融点金属層をプラズマエッチングする方法が
考えられるが、かかるプラズマエッエングではガラス基
板やSi等他の材料層とのエッチング選択比がとれず、
またプラズマ照射によるダメージの虞れがある。またA
l系金属層のウェットエッチング液とは別組成のウェッ
トエッチング液を採用してAl系金属配線との選択比を
得る方法が考えられる。しかしながら、生産ラインでの
装置の耐薬品性や安全性、あるいはウェットエッチング
プロセスの整合性等を勘案すると、共通のウェットエッ
チング液によりAl系金属層と高融点金属層とをエッチ
ングできる方法の採用が望ましい。
【0012】したがって本発明の課題は、Al系金属層
とこの上のMo等の高融点金属層との積層配線の形成に
あたり、共通のウェットエッチング液の使用が可能であ
り、下層のAl系金属配線のボイドの発生のない積層配
線の形成方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために提案するものであり、Al系金属層と高融
点金属層との積層構造を有する積層配線の形成方法であ
って、基板上にAl系金属配線を形成する工程、この基
板およびAl系金属配線上全面に高融点金属層を形成す
る工程、高融点金属層上に、Al系金属配線の幅より広
い幅のレジストパターンを形成する工程、レジストパタ
ーンをマスクとして、高融点金属層をウェットエッチン
グする工程を含み、このウェットエッチング用のウェッ
トエッチング液は、燐酸、酢酸および硝酸を含む混酸か
らなり、混酸の容量混合比は、酢酸の容量混合比が、燐
酸の容量混合比および硝酸の容量混合比のいずれより大
きいことを特徴とするものである。
【0014】本発明の積層配線構造は、高融点金属層
が、Al系金属配線の上面と側面とを被覆する構造であ
ることが望ましい。
【0015】また本発明の積層配線構造に採用される高
融点金属層は、Mo層からなることが望ましい。
【0016】さらに本発明の積層配線の形成方法におい
ては、Al系金属配線を形成する工程において、高融点
金属層をウェットエッチングする工程において用いるウ
ェットエッチング液を共通に用いることが望ましい。
【0017】次に作用の説明に移る。本発明者らは、従
来からAl系金属層のウェットエッチング液として採用
されている燐酸、酢酸および硝酸を含む混酸について検
討を加えた結果、Al系金属層のエッチングに寄与する
成分は主として燐酸であり、またMoのエッチングに寄
与する成分は硝酸であることを確認した。
【0018】そこで硝酸の容量混合比を一定としてお
き、燐酸の容量混合比を増やしてゆき、これに見合う分
酢酸の容量混合比を減らしていったところ、Al系金属
層のエッチングレートは漸減してゆき、一方Moのエッ
チングレートは変化しないことが判明した。この関係を
図3に示す。同図は縦軸にエッチングレートをとり、横
軸には混酸の混合比をとったものである。同図から明ら
かなように、燐酸、酢酸および硝酸の容量混合比が1
0:70:3のときに、Al系金属層とMoとのエッチ
ングレートはほぼ同等となる。このときのエッチングレ
ートは、液温40℃でともに例えば約100nm/mi
nである。
【0019】この同一ウェットエッチング条件で積層配
線をパターニングしたところ、下層のAl系金属配線の
アンダカットによるボイド形成は激減し、ほぼ完全に回
避することが可能となる。なおボイド回避の効果は、酢
酸の容量混合比が燐酸の容量混合比を超えた辺り、すな
わち燐酸、酢酸および硝酸の容量混合比が40:40:
3を境として顕著な有意差が見られた。
【0020】Al系金属配線の形成と、高融点金属配線
の形成とに上述した組成の混酸を共通して用いれば、積
層配線形成のプロセスや設備の単純化に寄与する。
【0021】また積層配線構造としては、Al系金属配
線の上面と側面をともに被覆する構造を採用する場合
に、アンダカットによるボイド防止の効果を発揮するこ
とができる。かかる積層配線は、先述したようにAl系
金属配線のヒロック防止や、Al系金属配線と半導体層
との拡散を防止するために望ましい構造である。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき添付図面
を参照しながら説明する。
【0023】本実施例は逆スタガ型TFT構造による液
晶表示装置のゲート電極・配線の形成に本発明を適用
し、Al系金属層とMoからなる高融点金属層をともに
同じウェットエッチング液によりパターニングした例で
あり、これを図2(a)〜(d)を参照して説明する。
【0024】まず図2(a)に示すように、ガラス基板
1上に例えばAl−1%SiからなるAl系金属層21
aをスパッタリング等により成膜し、この上にレジスト
パターン8を形成する。Al系金属層21aの厚さは一
例として400nm、レジストパターン8の幅は0.7
μmである。
【0025】つぎに燐酸、酢酸および硝酸の容量混合比
が10:70:3のウェットエッチング液中に図2
(a)に示す被エッチング基板を浸漬してAl系金属層
21aをウェットエッチングする。液温は40℃であ
る。ウェットエッチング槽の上部には還流冷却装置を取
りつけ、酢酸の濃度を一定に保つことが好ましい。オー
バーエッチング時間を含め、約6分後にエッチングを停
止し、洗浄およびレジストパターンを剥離して図2
(b)に示すように順テーパ形状のAl系金属配線21
を得た。
【0026】つぎにMoからなる高融点金属層22aを
例えば300nmの厚さにCVD法やスパッタリング等
により全面に形成する。この後図2(c)に示すように
すでに形成されているAl系金属配線21上の高融点金
属層22a上に再びレジストパターン9を形成する。レ
ジストパターン9の幅はAl系金属配線21の幅より若
干広く例えば1.0μmとし、Al系金属配線21の左
右にほぼ均等に跨がるように形成する。
【0027】つぎに先にAl系金属層21aのパターニ
ングに使用した燐酸、酢酸および硝酸の容量混合比が1
0:70:3のウェットエッチング液中に再び図2
(c)に示す被エッチング基板を浸漬し、40℃の液温
で高融点金属層22aをパターニングする。オーバーエ
ッチング時間を含め、約4分30秒後にエッチングを停
止し、洗浄およびレジストパターン剥離の過程を経て高
融点金属配線22のパターニングが完了する。完成され
た積層配線の状態は、図2(d)に示すように高融点金
属配線22の側面が順テーパ状に形成され、この後の工
程で形成するゲート絶縁膜や半導体層のステップカバレ
ッジに有利な形状となっている。またAl系金属配線2
1にボイドが入る配線不良は、被エッチング基板上のど
の場所においてもほぼ観測されないレベルに迄低減され
た。この後の工程は、常法に準拠してゲート絶縁膜、i
型半導体層、n型半導体層およびソース・ドレイン電極
等を順次形成してゆき、TFTを形成すればよい。
【0028】以上逆スタガ型TFT液晶表示装置のゲー
ト電極・配線に用いる積層配線の形成方法について好適
な実施例を詳述したが、本発明は上述した実施例に何ら
限定されるものではない。例えば、燐酸、酢酸および硝
酸を含む混酸の混合比は、酢酸の容量混合比が他の酸の
容量混合比よりも大きければ、Al系金属配線のボイド
防止には効果があるものである。
【0029】またこのウェットエッチング液によるパタ
ーニングは基本的に等方性エッチングであるので、レジ
ストパターン下にサイドエッチングが入り、テーパ形状
が得られるが、テーパ角度の制御は混酸の混合比やウェ
ットエッチング温度、あるいはレジストパターンの密着
性のコントロール等により制御可能である。例えば、レ
ジストパターンのベーキング温度を低めに設定すれば、
下地の被エッチング層との密着性は弱くなり、この場合
にはウェットエッチング期間中にウェットエッチング液
が隙間に浸透し、結果としてテーパ角度の緩い積層配線
が形成されることとなる。
【0030】積層配線に採用するAl系金属層として
は、Al−1%Siの他に、純AlやCu、Ti、In
やGe等他の合金成分を含んでいてもよい。また高融点
金属層としてMoの他にW、Ta等他の高融点金属を採
用してもよい。
【0031】本発明のウェットエッチング液組成によ
り、Al系金属層と高融点金属層との積層構造を、1回
のウェットエッチングにより連続的にパターニングする
ことも可能である。かかる積層配線は、マイグレーショ
ン耐性の高い高信頼性配線として、液晶表示装置以外の
半導体装置にも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればAl系金属層と高融点金属層が積層された積層
配線の形成方法において、特定組成の混酸を用いてウェ
ットエッチングすることにより、以下の効果を発揮す
る。
【0033】Al系金属層と高融点金属層のエッチング
レートを同等あるいは近似させることにより、下層のA
l系金属配線のアンダカットを防止し、ボイドの発生を
抑制することができる。これにより、液晶表示装置や半
導体装置の高信頼性配線を制御性高く形成することがで
きる。特に、本発明の積層配線の形成方法によれば、A
l系金属層と高融点金属層とを共通のウェットエッチン
グ液組成によりパターニングしても上述した効果が発揮
できるので、ウェットエッチング装置の耐薬品性の仕様
が一本化でき、また安全衛生上の管理項目を徒に増やす
ことがないので、実際の製造工程の簡素化にも寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層配線の形成方法により得られる、
積層配線構造を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の積層配線の形成方法を、その工程順に
示す概略断面図であり、(a)はガラス基板上にAl系
金属層とレジストパターンを順次形成した状態、(b)
はAl系金属配線をウェットエッチングによりパターニ
ングしてAl系金属配線を形成した状態、(c)はAl
系金属配線上に高融点金属層とレジストパターンを順次
形成した状態、(d)は高融点金属層をパターニングし
て積層配線が完成した状態である。
【図3】燐酸、酢酸および硝酸を主体とした混酸の容量
混合比と、Al系金属層およびMoからなる高融点金属
層のエッチングレートの関係を示す図である。
【図4】逆スタガ型TFTの概略断面図である。
【図5】従来の積層配線形成方法における問題点を示す
概略断面図である。
【図6】従来の積層配線形成方法における、別の問題点
を示す概略断面図である。
【図7】従来の積層配線形成方法における、さらに別の
問題点を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ゲート電極 3 ゲート絶縁膜 4 i型半導体層 5 n型半導体層 6 ソース電極 7 ドレイン電極 8、9 レジストパターン 9d、22d ピンホール 10 ボイド 21 Al系金属配線 21a Al系金属層 22 高融点金属配線 22a 高融点金属層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al系金属層と高融点金属層との積層構
    造を有する積層配線の形成方法であって、 基板上にAl系金属配線を形成する工程、 前記基板および前記Al系金属配線上全面に高融点金属
    層を形成する工程、 前記高融点金属層上に、前記Al系金属配線の幅より広
    い幅のレジストパターンを形成する工程、 前記レジストパターンをマスクとして、前記高融点金属
    層をウェットエッチングする工程を含み、 前記ウェットエッチング用のウェットエッチング液は、 燐酸、酢酸および硝酸を含む混酸からなり、 前記混酸の容量混合比は、 前記酢酸の容量混合比が、前記燐酸の容量混合比および
    前記硝酸の容量混合比のいずれより大きいことを特徴と
    する、 積層配線の形成方法。
  2. 【請求項2】 高融点金属層は、Al系金属配線の上面
    と側面とを被覆する構造であることを特徴とする、請求
    項1記載の積層配線の形成方法。
  3. 【請求項3】 高融点金属層は、Mo層からなることを
    特徴とする、請求項1記載の積層配線の形成方法。
  4. 【請求項4】 Al系金属配線を形成する工程におい
    て、 高融点金属層をウェットエッチングする工程において用
    いるウェットエッチング液を共通に用いることを特徴と
    する、請求項1記載の積層配線の形成方法。
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