JPH09127211A - テストパターン圧縮装置 - Google Patents

テストパターン圧縮装置

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JPH09127211A
JPH09127211A JP7281596A JP28159695A JPH09127211A JP H09127211 A JPH09127211 A JP H09127211A JP 7281596 A JP7281596 A JP 7281596A JP 28159695 A JP28159695 A JP 28159695A JP H09127211 A JPH09127211 A JP H09127211A
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test
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logic simulation
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Toshiya Murota
俊也 室田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストパターンの圧縮を短時間でかつ高い圧
縮率で行うことができるテストパターン圧縮装置を提供
する。 【解決手段】 圧縮装置は、指定された参照パターンを
読み込む参照パターン指定部12とテストパターン圧縮
部10とから構成される。該テストパターン圧縮部10
は、テストパターン中の繰返し記述を検索し変換する繰
返し記述変換部11と、テストパターン中の前記参照パ
ターンと等しいパターンを検索し変換するサブルーチン
比較/変換部13とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIのテストに
使用するテストパターンを圧縮するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの大規模化に伴い、LSI
のテストパターンの規模も、指数関数的に増大してい
る。このため、通常の1、0のパターンでは、そのデー
タ量も多くなり、LSIのテスト装置のメモリ容量を越
えてしまうため、テストパターンを圧縮してパターン数
を削減するという手法がこれまで用いられてきた。
【0003】この従来技術の圧縮方法は、特開平6−7
5019号に見られるように、同一パターンあるいは同
一パターン列を繰返し記述に置き換えるものがほとんど
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、LSIの大
規模化の傾向は、著しく、テストパターンの規模はさら
に大規模化し、従来の圧縮方法では対処できない事態も
生じている。従来の繰返し記述への変換による圧縮のみ
では、データが十分に圧縮されず、LSIテスト装置の
メモリ容量を越える場合もしばしば起こってきた。
【0005】一方、あるパターン列をサブルーチンとし
てまとめて、記述の置き換えを行うことにより圧縮を行
うというサブルーチン記述による圧縮方法も存在する。
【0006】図5は、繰返し記述のほかに、サブルーチ
ン変換記述による圧縮を併用する従来技術の圧縮装置の
構成を示す。この圧縮装置の主要部であるテストパター
ン圧縮部50は、繰返し記述への変換を行う繰返し記述
変換部51とサブルーチン記述への変換を行うサブルー
チン変換部52とから構成される。繰返し記述とサブル
ーチン記述の両方を使用することにより、圧縮率を高め
ている。しかし、サブルーチン変換においては、サブル
ーチンとしてまとめる参照パターンの指定が行えず、圧
縮装置が内部で自動的に任意のパターン列をサブルーチ
ン化するため、必ずしも最適な圧縮が行えず、圧縮変換
の実行時間が長くなるという問題があった。
【0007】また、テストパターン作成時間の短縮のた
めに論理シミュレーション実行時の出力結果よりテスト
パターンを抽出する方法がある。LSIの論理シミュレ
ーションはLSIと外部メモリを組み合わせて行う場合
があり、テストパターンは、論理シミュレーション中に
LSIと外部メモリ間の接続ピンを流れるシミュレーシ
ョン結果の信号に基づき抽出される。図6は、論理シミ
ュレーションの終了と同時にLSIテスト装置のテスト
パターンを出力する従来のテストパターン出力機能を有
する論理シミュレーション装置の構成図を示す。この従
来の論理シミュレーション装置は、論理シミュレーショ
ン結果をテスト装置制限記述を参照して、テストパター
ンに変換するテストパターン変換部61を含む論理シミ
ュレーション部60からなる。このような従来の論理シ
ミュレーション装置では、圧縮してテストパターンを出
力する機能はなく、近年のLSIの大規模化に伴い生成
されるテストパターンも大規模化するという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明は、テストパターンの圧縮
をより短時間で行い、より高い圧縮率を得ることができ
る圧縮装置、および論理シミュレーションと同時に圧縮
されたテストパターンを出力する論理シミュレーション
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1テスト
パターン圧縮装置は、LSIのテストパターンを読み込
み、読み込んだテストパターンを圧縮するテストパター
ン圧縮装置であって、参照パターンを指定するための指
定手段と、読み込んだ前記テストパターンの中から前記
参照パターンと同一のパターンを検索し、前記参照パタ
ーンと同一のパターンをサブルーチン記述に変換するサ
ブルーチン変換手段とを備える。
【0010】本発明に係る第2テストパターン圧縮装置
は、LSIのテストパターンを読み込み、読み込んだテ
ストパターンを圧縮するテストパターン圧縮装置であっ
て、参照演算式を指定するための指定手段と、読み込ん
だ前記テストパターンの中から前記参照演算式に適合す
るパターンを検索し、前記参照演算式に適合するパター
ンと同一のパターンを演算形式記述に変換する演算式変
換手段とを備える。
【0011】本発明に係る第1論理シミュレーション装
置は、参照パターンを指定するための参照パターン指定
手段と、シミュレーション結果より変換したテストパタ
ーンの中から参照パターンと同一のパターンを検索し、
前記参照パターンと同一のパターンをサブルーチン記述
に変換するサブルーチン変換手段とを備える。
【0012】本発明に係る第2論理シミュレーション装
置は、参照演算式を指定する指定手段と、シミュレーシ
ョン結果より変換したテストパターンの中から参照演算
式に適合するパターンを検索し、前記参照演算式に適合
するパターンと同一のパターンを演算形式記述に変換す
る演算式変換手段とを備える。
【0013】本発明に係る第3論理シミュレーション装
置は、シミュレーション結果より変換したテストパター
ンの中から繰返しパターンを検索し、繰返しパターンと
同一のパターンを繰返し記述に変換する繰返し記述変換
手段を備える。ミュレーションの終了と同時に圧縮され
たテストパターンを得ることができる。
【0014】好ましくは、前記第1または第2論理シミ
ュレーション装置は、さらに、テストパターンの中から
繰返しパターンを検索し、前記繰返しパターンと同一の
パターンを繰返し記述に変換する繰返し記述変換手段を
備える。
【0015】好ましくは、前記第1もしくは第2テスト
パターン圧縮装置または前記第1もしくは第2論理シミ
ュレーション装置において、前記指定手段は、使用者が
参照パターンまたは参照演算式を入力するための入力操
作手段と、入力された参照パターンまたは参照演算式を
記憶する記憶手段とを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を用いて、本発
明の実施の形態の詳細な説明を行う。 <実施の形態1>.図1は、本発明の実施の形態1のテ
ストパターン圧縮装置の構成図である。本実施形態のテ
ストパターン圧縮装置は、指定された参照パターンを読
込み記憶する参照パターン指定部12と圧縮装置の主要
部であるテストパターン圧縮部10とから構成され、該
テストパターン圧縮部10は、テストパターンの中から
繰返しパターンを検索して繰返し記述に変換する繰返し
記述変換部11と、参照パターン指定部12により読込
まれた参照パターンと同一のパターンをテストパターン
の中から検索し、サブルーチン記述に変換するサブルー
チン比較/変換部13とからなる。
【0017】図7は事前に指定された参照パターン列の
例を示す。図8は圧縮前のテストパターンの例を示し、
破線で囲まれた部分はそれぞれ、図7の参照パターンと
一致するパターン列を表す。図9は、本発明の実施の形
態1により、図8のテストパターンを図7の参照パター
ンを用いて圧縮した後のパターン列を示す。図8のテス
トパターン中での図7の参照パターンに一致する部分
(破線で囲まれた部分)がサブルーチン記述に変換され
ることにより、図9の圧縮されたテストパターンが得ら
れる。
【0018】以下に図13のフローチャートを用いて、
実施の形態1のテストパターン圧縮装置の動作を説明す
る。本実施形態のテストパターン圧縮装置は、参照パタ
ーン指定部12が、使用者が事前に入力した参照パター
ンを格納する参照パターン格納部15から図7に示すよ
うな参照パターンを読み込む(S101)。次にテスト
パターン格納部14よりテストパターンを読み込み(S
102)、繰返し記述変換部11で、テストパターン中
から繰返しパターンを検索し、見つかれば繰返し記述に
変換する(S103)。次にサブルーチン比較/変換部
13で、繰返し記述変換後のテストパターン中から参照
パターンと同じパターンを検索する(S104)。前記
テストパターン中に参照パターンに一致するものがあれ
ば(S105)、サブルーチン比較/変換部13でサブ
ルーチン記述に変換する(S106)。一致するものが
ないときはS107のステップに進む。ここで繰返し記
述変換後のパターンが図8に示すようなパターンである
とすると、図7の参照パターンA、参照パターンBで表
されるパターンがテストパターン中に検索されるので、
サブルーチン記述変換により図9に示されるような圧縮
後のテストパターンが得られる。テストパターンが終了
したかどうか判断し(S107)、テストパターンが終
了するまで前記の検索および変換手順を繰り返す。これ
により、図9に示すような圧縮されたテストパターンが
得られる。尚、最終的な圧縮後のテストパターンはテス
トパターン格納部14に出力される。本実施形態におい
て、指定された参照パターンを用いて、サブルーチン記
述変換によりテストパターンを圧縮するため、より短時
間で圧縮されたテストパターンが得られる。また、サブ
ルーチン記述変換と繰返し記述変換とを組合わせること
により、より高い圧縮率でテストパターンの圧縮ができ
る。
【0019】<実施の形態2>.図2は、本発明の実施
の形態2のテストパターン圧縮装置の構成図である。本
実施形態のテストパターン圧縮装置は、指定された参照
演算式を読込み記憶する参照演算式指定部22と圧縮装
置の主要部であるテストパターン圧縮部20とから構成
され、該テストパターン圧縮部20は、繰返し記述に変
換する繰返し記述変換部21と、参照演算式指定部22
により指定された参照演算式で表されるパターン列と同
じパターンをテストパターンの中から検索し、演算式記
述に変換する演算式比較/変換部23とからなる。
【0020】図10は事前に指定された参照演算式の例
を示す。ここで、参照演算式とは、参照パターンを演算
式等を使用して表したものであり、パターンによって
は、上記参照パターンのような0、1の並びによる記述
よりもより広い範囲のパターンを表現することができ
る。例えば、図10においては、C言語を用いて表現さ
れている。ここで、x、yは信号の現在値を5ビットで表
し、関数pattern_writeは、(x,y,1,1)の値を記述す
る。すなわち、参照演算式Aは、x、yを1ずつ増加させ
ながら、(x,y,1,1)のパターンを32回繰返し記述し
たときに得られるパターンを表す。実際には、図11の
破線で囲まれたパターン(A)となる。同様に参照演算
式Bは、図11の破線で囲まれたパターン(B)とな
る。ここで、図11に示したパターン全体をテストパタ
ーンとし、本発明の実施の形態2の圧縮装置により、こ
のテストパターンを図10の参照演算式を用いて圧縮す
ると、図12に示すような演算式記述が得られる。この
演算式記述は、LSIテスト装置を動作させるためのア
ルゴリズム言語で図11のテストパターンを記述したも
のである。ここで、図12の(A)で示されるステップ
は、参照演算式Aの演算式記述を表し、(B)で示され
るステップは、参照演算式Bの演算式記述を表す。図1
2において、図11の圧縮前のテストパターンの参照演
算式で表されるパターンに一致する部分(破線で囲まれ
た部分)が演算式記述に変換されることにより、図11
のテストパターンが圧縮される。
【0021】以下に図14のフローチャートを用いて、
実施の形態2のテストパターン圧縮装置の動作を説明す
る。本実施形態のテストパターン圧縮装置は、まず参照
演算式指定部22により、使用者が事前に入力した参照
演算式を格納する参照演算式格納部25より図10に示
されるような参照演算式を読み込む(S201)。次に
テストパターン格納部24よりテストパターンを読み込
み(S202)、繰返し記述変換部21で、テストパタ
ーン中から繰返しパターンを検索し、見つかれば繰返し
記述に変換する(S203)。次に演算式比較/変換部
23で繰返し記述変換後のテストパターン中の参照演算
式で表されるパターンを検索(S204)する。前記テ
ストパターン中に参照演算式で表されるパターンに一致
するものがあれば(S205)、演算式比較/変換部2
3により演算式記述に変換する(S206)。一致する
ものがなければS207のステップに進む。ステップS
207では、テストパターンが終了したかどうか判断
し、テストパターンが終了するまで前記の検索および変
換手順を繰り返す。ここで、繰返し記述変換後のパター
ンが図11に示すようなパターンであるとすると、図1
0の参照演算式A、参照演算式Bで表されるパターンが
テストパターン中に検索されるので、図12に示される
ような圧縮後のテストパターンが得られる。また、最終
的な圧縮後のテストパターンはテストパターン格納部2
4に出力される。
【0022】参照演算式による圧縮は、演算式で表現で
きるパターンの範囲が広いため、パターンの形式によっ
ては、参照パターンの場合と比較して、より高い圧縮率
で圧縮が実現できる。また、繰返し記述変換と組合わせ
ることにより、さらにより高い圧縮率でテストパターン
の圧縮ができる。
【0023】<実施の形態3>.図3は、実施の形態1
のテストパターン圧縮装置を内蔵した、テストパターン
出力機能を有する論理シミュレーション装置を示す。論
理シミュレーション装置は、圧縮するときに参照される
参照パターンを指定する参照パターン指定部32と論理
シミュレーション装置の主要部である論理シミュレーシ
ョン部30とから構成され、該論理シミュレーション部
30は、論理シミュレーション結果をテストパターンに
変換するテストパターン変換部31と、参照パターン指
定部32により読み込まれた参照パターンと同一のパタ
ーンをテストパターンの中から検索し、サブルーチン記
述に変換するサブルーチン比較/変換部33と、テスト
パターンの中から繰返しパターンを検索し、繰返し記述
に変換する繰返し記述変換部34とからなる。以下、図
15を用いて、実施の形態3の論理シミュレーション装
置の動作の説明を行う。
【0024】前記論理シミュレーション装置は、最初
に、参照パターン指定部32が、指定された参照パター
ンを読込む(S301)。次に、論理シミュレーション
結果をテスト装置に見合ったテストパターンに変換する
ための制限情報であるテスト装置制限記述を読込んだ
(S302)後、シミュレーション入力パターンを読込
む(S303)。読込んだシミュレーション入力パター
ンにより、論理シミュレーションの実行を開始する(S
304)。次に、論理シミュレーションをステップ毎に
実行する(S305)。前記シミュレーション装置は、
論理シミュレーションの各ステップを実行する度毎にシ
ミュレーション結果を出力するため、テストパターン変
換部31でシミュレーション結果が出力される度に、こ
のシミュレーション結果をテストパターンに変換する
(S306)。繰返し記述変換部34で、前記テストパ
ターン中から繰返しパターンを検索し、一致するパター
ンがあれば、繰返し記述に変換する(307)。次に、
サブルーチン比較/変換部33で、テストパターン中か
ら参照パターンを検索し、一致するパターンがあればサ
ブルーチン記述に変換する(S308)。論理シミュレ
ーションの全ステップを実行したかどうか判断し(S3
09)、全ステップを実行するまで、上記のテストパタ
ーンへの変換、繰返し記述変換およびサブルーチン記述
変換を行う。
【0025】このようにして、論理シミュレーション結
果から得られるテストパターンを繰返し記述および参照
パターンを用いて圧縮することにより、高圧縮率で短時
間で圧縮されたテストパターンを、論理シミュレーショ
ン実行終了と同時に得られる。
【0026】<実施の形態4>.図4は、実施の形態2
のテストパターン圧縮装置を内蔵した、テストパターン
出力機能を有する論理シミュレーション装置を示す。該
論理シミュレーション装置は、圧縮するときに参照され
る参照演算式を指定する参照演算式指定部42と論理シ
ミュレーション装置の主要部である論理シミュレーショ
ン部40とから構成され、該論理シミュレーション部4
0は、論理シミュレーション結果をテストパターンに変
換するテストパターン変換部41と、参照演算式指定部
42により読み込まれた参照演算式と適合するパターン
をテストパターンの中から検索し、演算式記述に変換す
る演算式比較/変換部43と、テストパターンの中から
繰返しパターンを検索し、繰返し記述に変換する繰返し
記述変換部44とからなる。以下、図16を用いて、実
施の形態4の動作の説明を行う。
【0027】上記論理シミュレーション装置は、最初
に、参照演算子指定部42が、指定された参照演算式を
読込む(S401)。次に論理シミュレーション結果を
テスト装置に見合ったテストパターンに変換するための
制限情報であるテスト装置制限記述を読込み(S40
2)、シミュレーション入力パターンを読込む(S40
3)。読込んだシミュレーション入力パターンにより、
論理シミュレーション実行を開始する(S404)。次
に、論理シミュレーションをステップ毎に実行する(S
405)。前記シミュレーション装置は、論理シミュレ
ーションの各ステップを実行する度毎にシミュレーショ
ン結果を出力するため、テストパターン変換部41でシ
ミュレーション結果が出力される度にシミュレーション
結果をテストパターンに変換する(S406)。繰返し
記述変換部44は、このテストパターン中から繰返しパ
ターンを検索し、同一のパターンがあれば繰返し記述に
変換する(S407)。次に、演算式比較/変換部43
で、テストパターン中から参照演算式で表されるパター
ンを検索し、テストパターン中に参照演算式で表される
パターンと同一のパターンがあれば演算式記述に変換す
る(S408)。論理シミュレーションの全ステップを
実行したかどうか判断し(S409)、全ステップを実
行するまで、上記のテストパターンへの変換、テストパ
ターンの繰返し変換および参照演算式変換を繰返し行
う。
【0028】このようにして、論理シミュレーション結
果から得られるテストパターンを繰返し記述および参照
演算式を用いて圧縮することにより、高圧縮率で圧縮さ
れたテストパターンを、論理シミュレーション実行終了
と同時に得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明により、下記のような効果が得ら
れる。
【0030】本発明の第1テストパターン圧縮装置は、
指定された参照パターンを使用して、テストパターンを
サブルーチン記述に変換する。これにより、テストパタ
ーン圧縮時間が短縮される。
【0031】本発明の第2テストパターン圧縮装置は、
指定された参照演算式を使用して演算式記述に変換す
る。参照演算式は、広範囲のパターンを表現できるた
め、テストパターンが高い圧縮率で圧縮される。
【0032】本発明の第1論理シミュレーション装置
は、論理シミュレーション結果から得られるテストパタ
ーンを参照パターンを用いて圧縮することにより、論理
シミュレーション実行終了と同時に、圧縮されたテスト
パターンを得ることができる。
【0033】本発明の第2論理シミュレーション装置
は、論理シミュレーション結果から得られるテストパタ
ーンを参照演算式を用いて圧縮することにより、論理シ
ミュレーション実行終了と同時に、圧縮されたテストパ
ターンを得ることができる。
【0034】本発明の第3論理シミュレーション装置
は、論理シミュレーション結果から得られるテストパタ
ーンを繰返しパターンを用いて圧縮することにより、論
理シミュレーション実行終了と同時に、圧縮されたテス
トパターンを得ることができる。
【0035】上記第1または第2論理シミュレーション
装置は、参照パターンまたは参照演算式に加えさらに、
繰返しパターンを使用してテストパターンの圧縮を行う
ため、より高い圧縮率で圧縮されたテストパターンをシ
ミュレーション実行終了と同時に得ることができる。
【0036】上記第1もしくは第2テストパターン圧縮
装置または第1もしくは第2論理シミュレーション装置
において、使用者が参照パターンまたは参照演算式を指
定するための入力操作手段および記憶手段を設けること
により、最適な参照パターンまたは参照演算式の指定が
でき、それにより圧縮時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のテストパターン圧縮装置の構
成を示すブロック図。
【図2】 実施の形態2のテストパターン圧縮装置の構
成を示すブロック図。
【図3】 実施の形態3のテストパターン出力機能を有
する論理シミュレーション装置装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】 実施の形態4のテストパターン出力機能を有
する論理シミュレーション装置装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】 従来技術のテストパターン圧縮装置の構成を
示すブロック図。
【図6】 従来技術のテストパターン出力機能を有する
論理シミュレーション装置の構成を示すブロック図。
【図7】 参照パターンの例を示す図。
【図8】 圧縮前のテストパターンの例を示す図。
【図9】 参照パターンを用いてサブルーチン変換記述
により圧縮されたテストパターンを示す図。
【図10】 参照演算式の例を示す図。
【図11】 圧縮前のテストパターンの例を示す図。
【図12】 参照演算式を用いて演算式記述変換により
圧縮されたテストパターンを示す図。
【図13】 実施の形態1のテストパターン圧縮装置の
動作を表すフローチャート。
【図14】 実施の形態2のテストパターン圧縮装置の
動作を表すフローチャート。
【図15】 実施の形態3の論理シミュレーション装置
の動作を表すフローチャート。
【図16】 実施の形態4の論理シミュレーション装置
の動作を表すフローチャート。
【符号の説明】
10,20,50 テストパターン圧縮部、11,2
1,34,44,51 繰返し記述変換部、12,32
参照パターン指定部、13,33 サブルーチン比較
/変換部、14,24,37,47,53,64 テス
トパターン格納部、15,38 参照パターン格納部、
22,42 参照演算式指定部、23,43演算式比較
/変換部、25,48 参照演算式格納部、30,4
0,60 論理シミュレーション部、31,41,61
テストパターン変換部、35,45,62 シミュレ
ーション入力パターン格納部、36,46,63 テス
ト装置制限記述格納部、39,49,65 シミュレー
ション結果格納部、52 サブルーチン変換部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路のテストパターンを読み込み、
    読み込んだテストパターンを圧縮するテストパターン圧
    縮装置において、 参照パターンを指定するための指定手段と、 読み込んだ前記テストパターンの中から前記参照パター
    ンと同一のパターンを検索し、前記参照パターンと同一
    のパターンをサブルーチン記述に変換するサブルーチン
    変換手段とを備えることを特徴とするテストパターン圧
    縮装置。
  2. 【請求項2】 集積回路のテストパターンを読み込み、
    読み込んだテストパターンを圧縮するテストパターン圧
    縮装置において、 参照演算式を指定するための指定手段と、 読み込んだ前記テストパターンの中から前記参照演算式
    に適合するパターンを検索し、前記参照演算式に適合す
    るパターンと同一のパターンを演算形式記述に変換する
    演算式変換手段とを備えることを特徴とするテストパタ
    ーン圧縮装置。
  3. 【請求項3】 論理シミュレーションの実行と同時にテ
    ストパターンを発生させる手段を持つ論理シミュレーシ
    ョン装置において、 参照パターンを指定するための指定手段と、 前記テストパターンの中から参照パターンと同一のパタ
    ーンを検索し、前記参照パターンと同一のパターンをサ
    ブルーチン記述に変換するサブルーチン変換手段とを備
    えることを特徴とする論理シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 論理シミュレーションの実行と同時にテ
    ストパターンを発生する手段を持つ論理シミュレーショ
    ン装置において、 参照演算式を指定するための指定手段と、 前記テストパターンの中から参照演算式に適合するパタ
    ーンを検索し、前記参照演算式に適合するパターンと同
    一のパターンを演算形式記述に変換する演算式変換手段
    とを備えることを特徴とする論理シミュレーション装
    置。
  5. 【請求項5】 論理シミュレーションの実行と同時にテ
    ストパターンを発生する手段を持つ論理シミュレーショ
    ン装置において、 前記テストパターンの中から繰返しパターンを検索し、
    繰返しパターンと同一のパターンを繰返し記述に変換す
    る繰返し記述変換手段を備えることを特徴とする論理シ
    ミュレーション装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4に記載の論理シ
    ミュレーション装置において、前記テストパターンの中
    から繰返しパターンを検索し、前記繰返しパターンと同
    一のパターンを繰返し記述に変換する繰返し記述変換手
    段を、さらに備える論理シミュレーション装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のテストパターン圧縮装
    置において、 前記指定手段は、使用者が参照パターンを入力するため
    の入力操作手段と、入力された参照パターンを記憶する
    記憶手段とを有することを特徴とするテストパターン圧
    縮装置。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のテストパターン圧縮装
    置において、 前記指定手段は、使用者が参照演算式を入力するための
    入力操作手段と、入力された参照演算式を記憶する記憶
    手段とを有することを特徴とするテストパターン圧縮装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の論理シミュレーション
    装置において、 前記指定手段は、使用者が参照パターンを入力するため
    の入力操作手段と、入力された参照パターンを記憶する
    記憶手段とを有することを特徴とする論理シミュレーシ
    ョン装置。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の論理シミュレーショ
    ン装置において、 前記指定手段は、使用者が参照演算式を入力するための
    入力操作手段と、入力された参照演算式を記憶する記憶
    手段とを有することを特徴とする論理シミュレーション
    装置。
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