JP4187345B2 - 圧縮データ復元装置、それを備えた半導体検査装置、及び、データ圧縮復元方法 - Google Patents

圧縮データ復元装置、それを備えた半導体検査装置、及び、データ圧縮復元方法 Download PDF

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    • G01R31/31908Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体検査装置において、転送されてきテストパターンデータの圧縮データを連続的に高速で復元するための、圧縮データ復元処理の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、データ転送等のためにデータをいったん圧縮した後、その圧縮データを再び復元することが広く行われている。このような圧縮データの復元には、一般に、復元プロセッサ(通常、圧縮復元プロセッサ)が用いられる。
【0003】
ここで、図8を参照して、本発明の理解を容易にするため、従来の圧縮データ復元技術の一例について説明する。図8は、従来の圧縮データ復元方法を説明するためのブロック図である。
【0004】
一般に、復元プロセッサ16により圧縮データ列280を復元して復元データ列340を生成する場合、この復元プロセッサ16に対して復元プロセッサ制御データ84をプログラミングする必要がある。このような復元プロセッサ制御データ84としては、例えば、圧縮データ列のデータ量や圧縮前の原始データ列のデータ量が挙げられる。そして、そのプログラミングは、制御用プロセッサ80上で動作する制御用ソフトウエア82により行われる。
【0005】
そして、復元プロセッサ制御データ84をプログラミングした復元プロセッサ16に、圧縮データ列280を入力すると、復元データ列340が生成される。圧縮データ列280の復元処理終了後、復元プロセッサ16は、制御用プロセッサ80へ復元終了通知86を出力する。さらに、この復元終了通知86を待って、制御用ソフトウエア82が、復元プロセッサ16に次の圧縮データ列の復元処理をさせるためのプログラミングを開始する。
【0006】
ここで、復元プロセッサに制御データをプログラミングするたびに制御用ソフトウエアがいちいち必要となる理由を説明する。
圧縮データ列を転送元の記憶装置に逐次書き込むにあたり、圧縮処理の段階では未だ制御データは得られていない。また、この圧縮データ列を復元プロセッサにより復元するには、圧縮データ列の入力以前に、復元プロセッサにプログラミングしておく制御データが必要である。その結果、圧縮データ列を復元する際には、その圧縮データ列に対応する制御データをそのたびに検索して復元プロセッサへ入力してプログラミングしなければならい。このため、この検索等の処理を実行するために制御用ソフトウエアが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来、圧縮データ列の復元にあたっては、圧縮データ列ごとに、制御用ソフトウエアにより復元プロセッサ制御データをいちいちプログラミングする必要があった。このため、圧縮データ列の数が多くなるほど、制御用ソフトウエアが介入する回数も増加する。そして、制御用ソフトウエアが介入するとプログラミングに一定の時間を要するため、その分だけ復元処理速度が低下する。その結果、大量の圧縮データ列を連続して復元する場合、復元処理に膨大な時間がかかってしまうという問題があった。
【0008】
特に、このように連続して復元される複数の圧縮データ列として、半導体検査装置で用いるテストパターンデータが挙げられる。半導体検査装置に、検査対象の半導体集積回路専用のテストパターンデータが圧縮されて転送されて来る場合、半導体検査装置において、復元処理により生成したテストパターンデータを用いて半導体検査を行っている。
【0009】
ところが、テストパターンデータが膨大な量である場合には、圧縮データの復元に要する時間が、半導体検査に要する時間よりも遥かに長くなってしまうことがある。その上、復元処理中は、この半導体検査装置を稼動させることができない。このため、高価な半導体検査装置を有効に活用するため、復元処理の高速化による短時間化が望まれていた。
【0010】
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、複数の圧縮データ列を連続して高速で復元することにより、復元に要する時間を短縮する技術の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的の達成を図るため、本発明の請求項1に係る圧縮データ復元装置によれば、複数の原始データ列を圧縮して生成された複数の圧縮データ列を復元して複数の復元データ列を生成する圧縮データ復元装置において、圧縮データ列と当該圧縮データ列の復元時に必要となる制御データとをそれぞれ含む、圧縮データ列ごとのユニットファイルより構成された主ファイルであって、当該制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明する動的制御データの代わりに仮データを含む主ファイルを格納するための第1記憶部と、圧縮データ列の制御データのうち当該圧縮データ列生成後に判明した動的制御データを含む副ファイルを格納するための第2記憶部と、圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する際に、第1記憶部からユニットファイルを読み出すとともに、第2記憶部から動的制御データを読出し、当該ユニットファイルごとに、制御データのうちの仮データを副ファイルの動的制御データと置換して置換済制御データを生成する置換済制御データ生成部と、制御データ生成部からユニットファイルごとに圧縮データ列と置換済制御データとが入力され、当該置換済制御データを用いて当該圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する復元プロセッサとにより構成してある。
【0012】
このように、本発明の圧縮データ復元装置によれば、主ファイルに、圧縮データ列とその制御データとを一組としたユニットファイルを作成しておき、このユニットファイルごとに圧縮データ列を復元する。このため、圧縮データ列を復元する際には、既に圧縮データ列とその制御データとが対応づけられている。その結果、従来のように制御用ソフトウエアを用いて圧縮データ列に対応する制御データをわざわざ検索しなくとも、対応する制御データを復元プロセッサへプログラミングすることができる。
【0013】
ところで、制御データには、圧縮データ生成後に判明する動的制御データが含まれる。この動的制御データは、主ファイルの各ユニットファイルを作成する段階ではまだ不明である。このため、本発明では、ユニットファイルにおいて、動的制御データの代わりに仮データを格納しておき、その一方で、各圧縮データ列に対応する各動的制御データを含む副ファイルを作成する。そして、圧縮データを復元する際に、仮データを動的制御データに置換して置換済制御データを生成する。
【0014】
したがって、本発明によれば、各圧縮データ列に対応している置換済制御データを復元プロセッサにプログラミングすることにより、圧縮データを復元することができる。その結果、圧縮データ列ごとにいちいち制御用ソフトウエアを介入させる必要がないので、復元処理に要する時間を短縮することができる。
【0015】
また、請求項2記載の発明によれば、主ファイルにおいて、ユニットファイルの各々は、制御データ及び圧縮データ列それぞれのヘッダとして、当該制御データ及び当該圧縮データ列それぞれの復元プロセッサにおける格納先を示す位置情報を含む構成としてある。
【0016】
このように、各ユニットファイルに、各データの復元プロセッサにおける格納先を示す位置情報を含めれば、制御用ソフトウエアを用いなくとも、この位置情報に基づいて制御データや圧縮データ列を容易に復元プロセッサに入力することができる。
【0017】
また、請求項3記載の発明によれば、置換済制御データ生成部は、第1記憶部から読み出されたユニットファイルを、圧縮データ列と制御データとに分離し、当該圧縮データ列を復元プロセッサへ出力する分離部と、第2記憶部から一括して読み出した各前記動的制御データの出力順序を、当該動的制御データと置換される仮データが分離部から出力される順序に一致させる配列部と、分離部から出力された仮データを、配列部から順次に出力される動的制御データと置換して置換済制御データを生成し、当該置換済制御データを復元プロセッサへ出力する置換部とを備えた構成としてある。
【0018】
このように、配列部において、動的制御データの順序を仮データの順序を一致させれば、置換部において、動的制御データを機械的に順次に読み出すだけで、対応する仮データと容易に置換させることができる。このため、圧縮データ列ごとにいちいち制御用ソフトウエアを用いることなく、容易に復元処理を行うことができる。
【0019】
また、請求項4記載の発明によれば、ユニットファイルが位置情報を含む場合に、分離部は、ユニットファイルの制御データ及び圧縮データ列それぞれの位置情報に基づいて、当該データが制御データか圧縮データ列かを判断する構成としてある。
このように、分離部において位置情報に基づいて、各ユニットファイルの制御データと圧縮データ列との別を判断すれば、制御データと圧縮データ列とを容易に分離することができる。
【0020】
また、請求項5記載の発明によれば、置換部は、ユニットファイルが位置情報を含む場合に、制御データの位置情報に基づいて当該制御データが仮データか否かを判断し、当該制御データが仮データである場合に置換指示信号を出力するデコーダと、置換指示信号により、仮データを動的制御データに置換するマルチプレクサとを備えた構成としてある。
【0021】
このように、デコーダにおいて、位置情報に基づいて仮データを検出すれば、制御情報のうちの仮データを容易に検出することができる。そして、デコーダからの置換指示信号により、マルチプレクサにおいてその仮データを動的制御データを確実に置換することができる。
【0022】
また、請求項6記載の発明によれば、配列部は、第2記憶部から読み出された動的制御データをいったん格納し、格納された順序で当該動的制御データを出力する一時記憶部を備えた構成としてある。
このように、先書込み先読出し(FIFO)の一時記憶部を設ければ、一時記憶部に格納した順序で、動的制御データを仮データと容易に置換することができる。
【0023】
また、請求項7記載の発明によれば、主ファイルにおけるユニットファイルの配列順序と、副ファイルにおける当該ユニットファイルに対応する動的制御データの配列順序とを一致させた構成としてある。
このような構成とすれば、ユニットファイルの仮データの順序と、それに対応する動的制御データの順序とを容易に一致させることができる。その結果、仮データを対応する動的制御データと容易に置換することができる。
【0024】
また、請求項8記載の発明によれば、配列部は、一時記憶部へ入力する動的制御データの順序を制御する並替部を備えた構成としてある。
このような構成とすれば、副ファイルにおける動的制御データの順序を所望の順序に並べ替えて、置換を行うことができる。その結果、副ファイルにおける動的制御データの順序と、ユニットファイルの復元順序とが異なる場合においても、容易に仮データを対応する動的制御データと置換することができる。
【0025】
また、請求項9記載の発明によれば、制御データは、原始データ列のデータ量と圧縮データ列のデータ量とを含み、動的制御データは、圧縮データ列のデータ量を含む構成としてある。
なお、本発明では、制御データ及び動的制御データは、これに限定されず、任意好適なものとすることができる。
【0026】
また、請求項10記載の発明によれば、置換済制御データ生成部は、第1記憶部から、主ファイルのうち一部分のユニットファイルを選択して読み出すとともに、第2記憶部から、副ファイルのうちの、当該ユニットファイルに対応する動的制御データを選択して読み出す構成としてある。
このような構成とすれば、主ファイルの全てのユニットファイルを復元するだけではなく、一部分のユニットファイルのみを選択して復元する場合にも、本発明を適用することができる。
【0027】
また、請求項11記載の発明によれば、原始データ列を半導体集積回路検査用のテストパターンデータとした構成としてある。
半導体集積回路検査用のテストパターンデータは膨大な量であり、かつ多くの圧縮データ列に分けられて転送されるので、本発明を適用すれば、復元時間の大幅な短縮を図ることができ、好適である。
【0028】
また、この発明の請求項12記載の半導体検査装置によれば、転送されてきた複数の圧縮データ列を復元して半導体集積回路検査用のテストパターンデータを生成する圧縮データ復元装置を備えた半導体検査装置であって、
圧縮データ復元装置は、圧縮データ列と当該圧縮データ列の復元時に必要となる制御データとをそれぞれ含む、圧縮データ列ごとのユニットファイルより構成された主ファイルであって、当該制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明する動的制御データの代わりに仮データを含む主ファイルを格納するための第1記憶部と、圧縮データ列の制御データのうち当該圧縮データ列生成後に判明した動的制御データを含む副ファイルを格納するための第2記憶部と、圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する際に、第1記憶部からユニットファイルを読み出すとともに、第2記憶部から動的制御データを読出し、当該ユニットファイルごとに、制御データのうちの仮データを副ファイルの動的制御データと置換して置換済制御データを生成する置換済制御データ生成部と、制御データ生成部からユニットファイルごとに圧縮データ列と置換済制御データとが入力され、当該置換済制御データを用いて当該圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する復元プロセッサとにより構成してある。
【0029】
これにより、本発明によれば、複数の圧縮データ列を連続して高速で復元することにより、復元に要する時間を短縮することができるので、その分、半導体検査装置の実動時間をより長く確保することができる。
【0030】
また、請求項13記載の半導体検査装置によれば、主ファイルにおいて、ユニットファイルの各々は、制御データ及び圧縮データ列それぞれのヘッダとして、当該制御データ及び当該圧縮データ列それぞれの復元プロセッサにおける格納先を示す位置情報を含む構成としてある。
【0031】
このように、各ユニットファイルに、各データの復元プロセッサにおける格納先を示す位置情報を含めれば、半導体検査装置の圧縮データ復元装置において、制御用ソフトウエアを用いなくとも、この位置情報に基づいて制御データや圧縮データ列を容易に復元プロセッサに入力することができる。
【0032】
また、請求項14記載の発明によれば、置換済制御データ生成部は、第1記憶部から読み出されたユニットファイルを、圧縮データ列と制御データとに分離し、当該圧縮データ列を復元プロセッサへ出力する分離部と、第2記憶部から一括して読み出した各動的制御データの出力順序を、当該動的制御データと置換される仮データが分離部から出力される順序に一致させる配列部と、分離部から出力された仮データを、配列部から順次に出力される動的制御データと置換して置換済制御データを生成し、当該置換済制御データを復元プロセッサへ出力する置換部とを備えた構成としてある。
【0033】
このように、配列部において、動的制御データの順序を仮データの順序を一致させれば、置換部において、動的制御データを機械的に順次に読み出すだけで、対応する仮データと容易に置換させることができる。このため、半導体検査装置の圧縮データ復元装置において、圧縮データ列ごとにいちいち制御用ソフトウエアを用いることなく、容易に復元処理を行うことができる。
【0034】
また、請求項15記載の発明によれば、ユニットファイルが位置情報を含む場合に、分離部は、ユニットファイルの前記制御データ及び前記圧縮データ列それぞれの位置情報に基づいて、当該データが制御データか圧縮データ列かを判断する構成としてある。
【0035】
このように、分離部において位置情報に基づいて、各ユニットファイルの制御データと圧縮データ列との別を判断すれば、半導体検査装置の圧縮データ復元装置において、制御データと圧縮データ列とを容易に分離することができる。
【0036】
また、請求項16記載の発明によれば、ユニットファイルが位置情報を含む場合に、置換部は、制御データの位置情報に基づいて当該制御データが前記仮データか否かを判断し、当該制御データが前記仮データである場合に置換指示信号を出力するデコーダと、置換指示信号により、仮データを前記動的制御データに置換するマルチプレクサとを備えた構成としてある。
【0037】
このように、デコーダにおいて、位置情報に基づいて仮データを検出すれば、制御情報のうちの仮データを容易に検出することができる。そして、デコーダからの置換指示信号により、マルチプレクサにおいてその仮データを動的制御データを確実に置換することができる。
【0038】
また、本発明の請求項17記載のデータ圧縮復元方法によれば、複数の原始データ列を圧縮して生成された複数の圧縮データ列を復元して複数の復元データ列を生成する圧縮データ復元方法において、圧縮データ列と当該圧縮データ列の復元時に必要となる制御データとそれぞれ含む、圧縮データ列ごとのユニットファイルより構成された主ファイルであって、当該制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明する動的制御データの代わりに仮データを含む主ファイルを第1記憶部に格納し、圧縮データ列の復元時に必要となる制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明した動的制御データを含む副ファイルを第2記憶部に格納し、圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する際に、第1記憶部からユニットファイルを読み出すとともに、第2記憶部から動的制御データを読出し、当該ユニットファイルごとに、制御データのうちの仮データを副ファイルの動的制御データと置換して置換済制御データを生成し、かつ、ユニットファイルごとに圧縮データ列と置換済制御データとを入力して、当該置換済制御データを用いて当該圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する方法としてある。
【0039】
このように、発明のデータ圧縮復元方法によれば、主ファイルに圧縮データともに、動的制御データを仮データとした制御データを格納しておき、復元の際に、その仮データを副ファイルの動的制御データと置換する。このため、制御用ソフトウエアを用いることなく、制御データを復元プロセッサにプログラミングすることができる。その結果、圧縮データごとに制御用ソフトウエアの介入がないので、複数の圧縮データ列を連続して高速で復元することにより、復元に要する時間を短縮することができる。
【0040】
また、請求項18記載の発明によれば、置換済制御データを生成するにあたり、圧縮データ列の復元順序と、当該圧縮データ列に対応する動的制御データの置換直前の配列順序とを一致させる方法としてある。
このように、圧縮データの復元順序と動的制御データの配列順序とを一致させておいてから置換すれば、動的制御データを機械的に順次に読み出すだけで、対応する仮データと容易に置換させることができる。このため、圧縮データ列ごとにいちいち制御用ソフトウエアを用いることなく、容易に復元処理を行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、実施形態の圧縮データ復元装置について説明する。図1は、実施形態の圧縮データ復元装置の構成を説明するためのブロック図である。
【0042】
図1に示すように、この実施形態の圧縮データ復元装置100は、複数の原始データ列を圧縮して生成された複数の圧縮データ列を復元して複数の復元データ列を生成する装置であって、第1記憶部10、第2記憶部12、置換済制御データ生成部14及び復元プロセッサ16を備えている。
【0043】
この第1記憶部10は、ディスク記憶装置からなり、主ファイル20を格納するためのものである。また、第2記憶部12もディスク記憶装置からなり、副ファイル22を格納するためのものである。
【0044】
1.(主ファイルについて)
ここで、図2を参照して、この主ファイル20のデータ構成について説明する。
図2は、主ファイル20の一部分のデータ構成図である。図2に示すように、この主ファイル20は、圧縮データ列28ごとのユニットファイル24より構成されている。
【0045】
なお、図2では、主ファイル20を構成するユニットファイル24のうち、第一及び第二ユニットファイル24a及び24bを代表して示し、第三ユニットファイル以降のユニットファイルの図示を省略する。
【0046】
そして、各ユニットファイルには、圧縮データ列28とその圧縮データ列28の復元時に必要となる制御データ26とをそれぞれ含んでいる。したがって、この主ファイル20においては、予め、各圧縮データ列28と制御データ26とが組となって格納されていることになる。
【0047】
具体的には、図2に示すように、第一ユニットファイル24aには、第一圧縮データ列28aと第一制御データ26aとが含まれている。また、第二ユニットファイル24bには、第二圧縮データ列28b及び第二制御データ26bとが含まれている。
なお、各制御データ26は、各圧縮データ列28の先頭にそれぞれ格納されている。
【0048】
さらに、この実施形態では、主ファイル20は、制御データ26として、「原始データ列のデータ量(N)」と「圧縮データ列のデータ量(M)」とをそれぞれ格納している。
【0049】
すなわち、図2に示すように、第一ユニットファイル24aは、第一制御データ26aとして、「第一原始データ列のデータ量(NA)」及び「第一圧縮データ列のデータ量(MA)」を含んでいる。また、第二ユニットファイル24bは、第二制御データ26bとして、「第二原始データ列のデータ量(NB)」及び「第二圧縮データ列のデータMB」を含んでいる。
【0050】
ただし、この主ファイル20には、制御データ26のうち、圧縮データ列28の生成後に判明する動的制御データである「圧縮データ列のデータ量(M)」の代わりに、仮データ26xが格納されている。
【0051】
すなわち、図2に示すように、第一ユニットファイル24aの第一制御データ26aにおいては、第一圧縮データ列のデータ量の代わりに、仮データ26axが格納されている。また、第二ユニットファイル24bの第二制御データ26bにおいては、第二圧縮データ列のデータ量の代わりに、仮データ26bxが格納されている。
【0052】
また、この主ファイル20では、各ユニットファイル24は、各圧縮データ列28及び制御データ26それぞれのヘッダとして、当該制御データ26及び当該圧縮データ列28それぞれの、復元プロセッサ16における格納先を示す位置情報を含んでいる。
【0053】
すなわち、第一ユニットファイル24aにおいては、第一制御データ26aのうち、「第一原始データ列のデータ量(NA)」ブロックの先頭に、このデータ量(NA)の復元プロセッサ16におけるプログラミング先のレジスタのアドレスa(NA)が格納されている。
【0054】
また、第一制御データ26aのうち、仮データ26axが格納されている「第一圧縮データ列のデータ量」のブロックの先頭には、この第一圧縮データ列のサイズを定義するためにこのデータ量がプログラミングされるレジスタのアドレスa(MA)が格納されている。
【0055】
さらに、第一圧縮データ列28aのブロックの先頭には、この第一圧縮データ列28aの復元プロセッサ16における書込み先のレジスタのアドレスa(A)が格納されている。
【0056】
また、第二ユニットファイル24bにおいても、第一ユニットファイル24aと同様に、第二制御データ26bのうち、「第二原始データ列のデータ量(NB)」ブロックの先頭に、このデータ量(NB)の復元プロセッサ16におけるプログラミング先のレジスタのアドレスa(NB)が格納されている。
【0057】
また、第二制御データ26bのうち、仮データ26bxが格納されている「第二圧縮データ列のデータ量」のブロックの先頭には、この第二圧縮データ列のサイズを定義するためにこのデータ量がプログラミングされるレジスタのアドレスa(MB)が格納されている。
【0058】
さらに、第二圧縮データ列28bのブロックの先頭には、この第二圧縮データ列28bの復元プロセッサ16における書込み先のレジスタのアドレスa(B)が格納されている。
【0059】
なお、この実施形態においては、各ユニットファイル24が、位置情報としてアドレスを直接有する例について説明したが、この発明では、位置情報はこれに限定されない。例えば、復元プロセッサにおける各アドレスの記憶領域を示すポインタを位置情報として有していても良い。
【0060】
2.(副ファイルについて)
次に、図3を参照して、副ファイル22のデータ構成について説明する。
図3は、副ファイル22の一部分のデータ構成図である。図3に示すように、この副ファイル22には、各圧縮データ列の制御データのうち、圧縮データ列を主ファイルとして第1記憶部に書き込んだ後に判明した各動的制御データ30が格納されている。
【0061】
この実施形態においては、各動的制御データ30は、主ファイル20におけるユニットファイル24の配列順序と対応する順序に配列して副ファイル22に格納されている。
【0062】
すなわち、図2に示した主ファイル20における第一及び第二ユニットファイル24a及び24b以下の順序に配列された各ユニットファイルにそれぞれ対応する動的制御データ30を、図3に示すように、「第一圧縮データのデータ量(MA)」30a、「第二圧縮データのデータ量(MB)」30b、「第三圧縮データのデータ量(MC)」30c以下の順序で配列している。
【0063】
3.(置換済制御データ生成部について)
次に、置換済制御データ生成部14について説明する。
圧縮データ列28を復元して復元データ列34を生成するにあたり、置換済制御データ生成部14は、第1記憶部10から各ユニットファイル24を順次に読み出すとともに、第2記憶部12から各動的制御データ30を一括して読出す。すなわち、各ユニットファイル24は、復元する順番に一つずつ読み出されるのに対して、動的制御データ30は、例えば全て一括して読み出される。
【0064】
そして、置換済制御データ生成部14は、ユニットファイル24ごとに、制御データ26のうちの仮データ26xを動的制御データ30と置換して置換済制御データ32を生成する
【0065】
なお、復元処理にあたっては、主ファイル20中の全てのユニットファイル24を順次に読み出しても良いし、一部分のユニットファイル24を選択して読出しても良い。また、ユニットファイル24の読出し順序は、主ファイル20中の配列順序と同じでも良いし、異なっていても良い。
この実施形態では、説明の簡単のため、主ファイル20中の全てのユニットファイル24を、主ファイル20中の配列順序に従って先頭から順次に読み出す例について説明する。
【0066】
ここで、図4を参照して、置換済制御データ生成部14について詳細に説明する。
図4は、この実施形態の置換制御データ生成部14の構成を説明するための機能ブロック図である。図4に示すように、この置換済制御データ生成部14は、分離部40、配列部36及び置換部38により構成されている。
【0067】
3.1(分離部について)
第1記憶部10から読み出されたユニットファイル24は、この分離部40に入力される。そして、この分離部40により、ユニットファイル24は、圧縮データ列28と制御データ26とに分離される。
【0068】
例えば、図2に示した第一ユニットファイル24aが分離部40に入力された場合、分離部40は、各データの先頭のアドレスによって、そのデータが圧縮データ列28か制御データ26かを判断する。すなわち、アドレスが、「第一圧縮データ列を書き込むレジスタのアドレスa(A)」ならば、分離部40は、そのデータを圧縮データ列28と判断する。一方、アドレスが、例えば「第一原始データ列のデータ量をプログラミングするレジスタのアドレスa(NA)」又は「第一圧縮データ列のサイズを定義するレジスタのアドレスa(MA)」ならば、分離部40は、そのデータを制御データ26と判断する。
なお、第二ユニットファイル24b以降の他のユニットファイルについても、分離部40は、同様にして判断して、圧縮データ列28と制御データ26とを分離する。
【0069】
そして、ユニットファイル24ごとに、まず、分離後の制御データ26が、置換部38へ出力される。続いて、分離後の圧縮データ列28が、復元プロセッサ16へ出力される。
【0070】
この実施形態では、上述したように、主ファイル20におけるユニットファイル24の配列順序(図2参照。)に従って先頭から順次にユニットファイル24を読み出す。その結果、分離部40から置換部38へ入力される制御データ26の順序は、ユニットファイル24の配置順序と一致する。したがって、制御データ26のうちの仮データ26xは、ユニットファイル24の配置順序と同じ順序で置換部へ入力されることになる。
【0071】
3.2(配列部について)
一方、第2記憶部12から副ファイル22全体として一括して読み出された各動的制御データ30は、配列部36に入力される。そして、配列部36は、各動的制御データ30の置換部38への出力順序を、当該動的制御データ30と置換される仮データ26xが置換部38へ入力される順序に一致させる。
【0072】
ここで、図5の(A)を参照して、配列部36の構成例について説明する。
図5の(A)には、配列部36の一時記憶装置を先入れ先出し(First-In First-Out)メモリ(以下、「FIFO」とも表記する。)42で構成した例を示す。
【0073】
この実施形態では、上述したように、副ファイル22においては、主ファイル20における対応するユニットファイル24の配列順序と一致するように格納されている(図3参照)。すなわち、副ファイル22には、動的制御データ30が、「第一圧縮データ列のデータ量(MA)」30a、「第二圧縮データ列のデータ量(MB)」30b、「第三圧縮データ列のデータ量(MC)」30c、・・の順序で格納されている。そして、この実施形態では、これらの各動的制御データ30を一度に先頭からFIFOに読込む。
【0074】
その結果、この実施形態では、副ファイル22における配列順序と同じ順序で、FIFOから動的制御データ30が順次に置換部38へ出力される。したがって、置換部38へ分離部40から入力される制御データ26の仮データ26xの順序と、配列部36から入力される動的制御データ30の順序とが一致する。
【0075】
ところで、この発明では、配列部36において、動的制御データ30を所望の出力順序に並び替えることもできる。出力順序を並び替えれば、副ファイルにおける動的制御データの順序と、ユニットファイルの復元順序とが異なる場合においても、容易に仮データを対応する動的制御データと置換することができる。
【0076】
ここで、図5の(B)を参照して、配列部36の変形例について説明する。
図5の(B)は、変形例の配列部36の構成を示す機能ブロック図である。図5の(B)に示すように、この変形例の配列部36には、FIFO42に加えて、並替部44及び参照テーブル46を設けてある。
【0077】
この参照テーブル46においては、各動的制御データ30とその配列部36からの出力順序とが対応づけられている。例えば、図3に示した「第一圧縮データ列のデータ量(MA)」30a、「第二圧縮データ量(MB)」30b及び「第三圧縮データ量(MC)」30cを、「MB」30b、「MC」30c及び「MA」30aの順序に並び替える場合には、参照テーブル46において、「MA→3」、「MB→1」及び「MC→2」のように対応づけると良い。
なお、1〜3の各番号は、出力順序を示す。
【0078】
そして、この並替部44は、この参照テーブル46を参照し、この参照テーブル46に示す読出し順序で動的制御データ30をFIFO42へ入力する。例えば、各動的制御データ30を「MB」30b、「MC」30c及び「MA」30aの順序に並び替えて、FIFO42へ入力する。そして、FIFO42は、この並べ替えられた順序で、各動的制御データ30を順次に置換部38へ出力する。
【0079】
なお、参照テーブル46を用いずに、例えばソフトウエアの指示によって、動的制御データ30を並べ替えることもできる。この場合、復元処理にソフトウエアが介入することになるが、この介入は、第2記憶部12から各動的制御データ30を一括して読み出す際の一度限りである。したがって、この場合にも、各圧縮データ列の復元ごとにいちいちソフトウエアが介入する従来の場合に比べて、復元処理時間を十分に短縮することができる。
【0080】
3.3(置換部について)
また、置換部38は、分離部40で分離された制御データ26のうちの仮データ26xを、配列部36から順次に出力される動的制御データ30と順次に置換して置換済制御データ32を生成し、プロセッサにプログラミングする。
【0081】
ここで、図6を参照して、この置換部38の構成例について説明する。
図6は、置換部38の構成を説明するための機能ブロック図である。図6に示すように、この構成例では、置換部38は、デコーダ50及びマルチプレクサ52により構成されている。
【0082】
このデコーダ50は、制御データ26の位置情報に基づいて、その制御データ26が仮データ26xか否かを判断する。例えば、図2に示した第一ユニットファイル24aの分離後の第一制御データ26aがデコーダ50に入力された場合、デコーダ50は、各制御データ26aの先頭のアドレスによって、その制御データ26aが非動的制御データか仮データ26axかを判断する。
【0083】
すなわち、アドレスが、例えば「第一原始データ列のデータ量をプログラミングするレジスタのアドレスa(NA)」ならば、デコーダ50は、その制御データ26を非仮データと判断する。一方、アドレスが、例えば「第一圧縮データ列のサイズを定義するレジスタのアドレスa(MA)」ならば、デコーダ50は、その制御データ26を仮データ26xと判断する。
なお、第二制御データ26b以降の他の制御データについても、デコーダ50は、アドレスに基づいて、同様にして判断する。
【0084】
そして、デコーダ50は、当該制御データ26が仮データ26xである場合に、置換指示信号(検出信号)54をマルチプレクサ52へ出力する。
【0085】
マルチプレクサ52には、デコーダ50に入力された制御データ26と同一の制御データが同時に入力されている。そして、置換信号54を受けない場合には、マルチプレクサ52は、入力された非仮データの制御データ26をそのまま復元プロセッサ16へ出力し、プログラミングする。これに対して、置換指示信号54を受けると、マルチプレクサ52は、その時点でマルチプレクサに入力されている仮データ26xを動的制御データ30と置換する。
【0086】
この置換にあたっては、上述したように、配列部36により、動的制御データ30の出力順序を仮データ26xの置換部38への入力順序と一致させてあるので、マルチプレクサ52が、動的制御データ30を機械的に順次に読み出すだけで、対応する仮データ26xと自動的に一致させることができる。したがって、いちいちソフトウエアを介入させることなく、各仮データ26を対応する動的制御データ30に容易に置換することができる。
そして、マルチプレクサ52は、置換した制御データ26を置換済制御データ32として、復元プロセッサ16をプログラミングする。
【0087】
4.(復元プロセッサについて)
この実施形態で用いる復元プロセッサ16は、従来周知の復元プロセッサである。そして、この復元プロセッサ16には、置換済制御データ生成部14の置換部38から置換済制御データ32が入力されるとともに、分離部40から圧縮データ列28が入力される。
【0088】
各制御データ26は、各制御データ26の先頭のアドレスの示す位置に入力されてプログラミングされる。したがって、従来のように制御用ソフトウエアを用いて圧縮データ列に対応する制御データをわざわざ検索しなくとも、対応する制御データを復元プロセッサ16へ容易にプログラミングすることができる。
【0089】
例えば、図2に示した第一ユニットファイル24anの第一制御データ26aが置換済制御データ32となって入力された場合、「第一原始データ列のデータ量(NA)」は、その先頭の「第一原始データ列のデータ量をプログラミングするレジスタのアドレスa(NA)」の示すアドレスに書き込まれる。また、仮データ26axと置換された動的制御データである「第一圧縮データ列のデータ量(MA)」30aは、その先頭の「第一圧縮データ列のサイズを定義するレジスタのアドレスa(MA)」の示すアドレスに書き込まれる。
【0090】
そして、復元プロセッサ16は、プログラミングされた置換済制御データ32を用いて圧縮データ列28を復元して復元データ列34を生成する。例えば、第一圧縮データ列28aは、その先頭の「第一圧縮データ列を書き込むレジスタのアドレスa(A)」の示すアドレスに書き込まれる。そして、復元プロセッサ16は、プログラミングされている置換済制御データ32を用いて第一圧縮データ列28aを復元し、復元データ列34を生成する。
【0091】
さらに、この実施形態では、第一圧縮データ列28aの復元が終了すると、復元プロセッサ16は、置換済制御データ生成部14へ、終了通知を出力する。終了通知を受けた置換制御データ生成部14は、第1記憶部10から第二ユニットファイル24bを読み出し、第一ユニットファイル24aの場合と同様にして、第二圧縮データ列28bに対応する置換済制御データ32を生成する。そして、復元プロセッサ16は、第一圧縮データ列28aの復元と同様にして、第二圧縮データ列28bを復元する。
以下、第三圧縮データ列以降の他の圧縮データ列についても、同様にして、順次に復元する。
【0092】
このように、この圧縮データ復元装置100によれば、復元プロセッサ16に圧縮データ列28に対応した置換済制御データ32をプログラミングすることができる。このため、圧縮データ列28ごとにいちいち制御用ソフトウエアを介入させずに圧縮データ28を復元することができる。その結果、復元処理に要する時間を短縮することができる。
【0093】
5.(半導体検査装置)
次に、図7を参照して、上述の圧縮データ復元装置100を備えた半導体検査装置(以下、「LSIテスタ」とも表記する。)70の例について説明する。
なお、このLSIテスタ70の、圧縮データ復元装置100以外の部分の構成は、従来周知のLSIテスタの構成と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0094】
半導体集積回路検査用のテストパターンデータは、検査対象の半導体集積回路(LSI)に応じてテストパターンデータ作成部60で作成される。このテストパターンデータ作成部60は、コンピュータ62によって制御されている。そして、このコンピュータ62の制御の下、シミュレータ64において、検査対象のLSIに応じた膨大な量のテストパターンデータが作成される。
【0095】
テストパターンデータは、通常、その管理上等の理由から、例えば機能別に分けられている。そして、一つのデータ列のデータ量は、例えば、1MB〜10MB程度となる。そして、一種類の半導体集積回路を検査するためには、例えば、数千個程度のデータ列からなるテストパターンデータが作成される。
【0096】
作成されたテストパターンデータは、汎用ネットワーク回線68を介して、LSIテスタに転送される。この転送データ量を低減するため、テストパターンデータは圧縮される。特にテストパターンデータは、繰り返しデータが多いため、圧縮することによって、データ量を大幅に減らすことができる。一方、圧縮データ列の数そのものは、圧縮前と同じであるので、数千個程度のままである。
【0097】
テストパターンデータを圧縮するにあたっては、図2に示したメモリ構造を有する主ファイル20と、図3に示したメモリ構造を有する副ファイル22を生成する。そして、この主ファイル20及び副ファイル22は、テストパターンデータ装置60の記憶部66にいったん格納される。
【0098】
そして、テストパターンデータ作成部60からLSIテスタ70へテストパターンデータとして転送された主ファイル20及び副ファイル22は、圧縮データ復元装置100の第1及び第2記憶部10及び12(図1参照。)へそれぞれ格納される。
【0099】
このLSIテスタ70は、コンピュータ72によって制御されている。そして、このコンピュータ72の制御の下、圧縮データ復元装置100は、上述したようにして、復元処理を行ってテストパターンデータを生成する。この復元処理にあたっては、数千個の圧縮データファイルを順次に復元するが、従来のように制御ソフトウエアをいちいち介入させる必要がない。このため、復元時間の大幅な短縮を図ることができる。その結果、半導体検査装置の実動時間をより長く確保することができる。
そして、復元されたテストパターンデータは、パターン発生器74へ書き込まれ、半導体集積回路の検査に用いられる。
【0100】
上述した実施の形態においては、本発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した実施の形態においては、制御データを原始データ列のデータ量及び圧縮データ列のデータ量の二つとした例について説明したが、本発明では、制御データ列の数及び種類はこれらに限定されない。さらに、動的制御データも、圧縮データ列のデータ量だけに限定されない。例えば、各ユニットファイルに、一つの圧縮データ列につき、複数の動的制御データを含めても良い。
【0101】
また、例えば、上述した実施形態においては、主ファイル20に含まれる全てのユニットファイル24を順次に読み出して復元処理を行う例について説明したが、この発明では、全てのユニットファイルを復元する場合に限定する必要はない。例えば、第1記憶部から主ファイルのうち一部分のユニットファイルを選択して読み出しても良い。その場合、第2記憶部から、副ファイルのうちの、当該ユニットファイルに対応する動的制御データを選択して読み出すことが望ましい。
【0102】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、主ファイルに、圧縮データ列とその制御データとを一組としたユニットファイルを作成しておく。このユニットファイルにおいて、動的制御データの代わりに仮データを格納しておき、その一方で、各圧縮データ列に対応する各動的制御データを含む副ファイルを作成しておく。そして、圧縮データを復元する際に、仮データを動的制御データに置換して置換済制御データを生成する。
【0103】
このため、圧縮データ列を復元する際には、既に圧縮データ列とその制御データとが対応づけられている。その結果、従来のように制御用ソフトウエアを用いて圧縮データ列に対応する制御データをわざわざ検索しなくとも、対応する制御データを復元プロセッサへプログラミングすることができる。その結果、圧縮データ列ごとにいちいち制御用ソフトウエアを介入させずに圧縮データを復元することができるので、復元処理に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る圧縮データ復元装置の概略構成を説明するためのブロック図である。
【図2】実施形態に係る主ファイルのデータ構成の説明図である。
【図3】実施形態に係る副ファイルのデータ構成の説明図である。
【図4】実施形態に係る置換済制御データ生成部の構成を説明するための機能ブロック図である。
【図5】(A)及び(B)は、実施形態に係る配列部の構成を説明するための機能ブロック図である。
【図6】実施形態に係る置換部の構成を説明するための機能ブロック図である。
【図7】実施形態に係るLSIテスタの構成を説明するためのブロック図である。
【図8】従来の圧縮データ復元方法を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 第1記憶部
12 第2記憶部
14 置換済制御データ生成部
16 復元プロセッサ
20 主ファイル
22 副ファイル
24、24a、24b ユニットファイル
26、26a、26b 制御データ
26x、26ax、26bx 仮データ
28、28a、28b 圧縮データ列
30、30a、30b、30c 動的制御データ
32 置換済制御データ
34 復元データ列
36 配列部
38 置換部
40 分離部
42 FIFO
44 並替部
46 参照テーブル
50 デコーダ
52 マルチプレクサ
60 テストパターンデータ作成部
62 コンピュータ
64 シミュレータ
66 記憶部
68 汎用ネットワーク回線
70 LSIテスタ
72 コンピュータ
74 パターン発生器
80 制御用プロセッサ
82 制御用ソフトウエア
84 復元プロセッサ制御データ
86 復元終了通知
280 圧縮データ列
340 復元データ列

Claims (18)

  1. 複数の原始データ列を圧縮して生成された複数の圧縮データ列を復元して複数の復元データ列を生成する圧縮データ復元装置において、
    前記圧縮データ列と当該圧縮データ列の復元時に必要となる制御データとをそれぞれ含む、前記圧縮データ列ごとのユニットファイルより構成された主ファイルであって、当該制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明する動的制御データの代わりに仮データを含む主ファイルを格納するための第1記憶部と、
    前記圧縮データ列の制御データのうち当該圧縮データ列生成後に判明した動的制御データを含む副ファイルを格納するための第2記憶部と、
    前記圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する際に、前記第1記憶部から前記ユニットファイルを読み出すとともに、前記第2記憶部から前記動的制御データを読出し、当該ユニットファイルごとに、前記制御データのうちの前記仮データを前記副ファイルの動的制御データと置換して置換済制御データを生成する置換済制御データ生成部と、
    前記制御データ生成部から前記ユニットファイルごとに前記圧縮データ列と置換済制御データとが入力され、当該置換済制御データを用いて当該圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する復元プロセッサと
    を備えてなることを特徴とする圧縮データ復元装置。
  2. 前記主ファイルにおいて、
    前記ユニットファイルの各々は、前記制御データ及び前記圧縮データ列それぞれのヘッダとして、当該制御データ及び当該圧縮データ列それぞれの前記復元プロセッサにおける格納先を示す位置情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の圧縮データ復元装置。
  3. 前記置換済制御データ生成部は、
    前記第1記憶部から読み出された前記ユニットファイルを、前記圧縮データ列と前記制御データとに分離し、当該圧縮データ列を前記復元プロセッサへ出力する分離部と、
    前記第2記憶部から一括して読み出した各前記動的制御データの出力順序を、当該動的制御データと置換される前記仮データが前記分離部から出力される順序に一致させる配列部と、
    前記分離部から出力された前記仮データを、前記配列部から順次に出力される前記動的制御データと置換して置換済制御データを生成し、当該置換済制御データを前記復元プロセッサへ出力する置換部と
    を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の圧縮データ復元装置。
  4. 前記ユニットファイルが前記位置情報を含む場合に、前記分離部は、
    前記ユニットファイルの前記制御データ及び前記圧縮データ列それぞれの位置情報に基づいて、当該データが制御データか圧縮データ列かを判断する
    ことを特徴とする請求項3記載の圧縮データ復元装置。
  5. 前記ユニットファイルが前記位置情報を含む場合に、前記置換部は、
    前記制御データの前記位置情報に基づいて当該制御データが前記仮データか否かを判断し、当該制御データが前記仮データである場合に置換指示信号を出力するデコーダと、
    前記置換指示信号により、前記仮データを前記動的制御データに置換するマルチプレクサと
    を備えてなることを特徴とする請求項3又は4記載の圧縮データ復元装置。
  6. 前記配列部は、前記第2記憶部から読み出された前記動的制御データをいったん格納し、格納された順序で当該動的制御データを出力する一時記憶部を備えてなる
    ことを特徴とする請求項3、4又は5記載の圧縮データ復元装置。
  7. 前記主ファイルにおける前記ユニットファイルの配列順序と、前記副ファイルにおける当該ユニットファイルに対応する前記動的制御データの配列順序とを一致させた
    ことを特徴とする請求項6記載の圧縮データ復元装置。
  8. 前記配列部は、前記一時記憶部へ入力する前記動的制御データの順序を制御する並替部を備えてなる
    ことを特徴とする請求項6記載の圧縮データ復元装置。
  9. 前記制御データは、前記原始データ列のデータ量と前記圧縮データ列のデータ量とを含み、
    前記動的制御データは、前記圧縮データ列のデータ量を含む
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の圧縮データ復元装置。
  10. 前記置換済制御データ生成部は、前記第1記憶部から、前記主ファイルのうち一部分の前記ユニットファイルを選択して読み出すとともに、前記第2記憶部から、前記副ファイルのうちの、当該ユニットファイルに対応する前記動的制御データを選択して読み出す
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の圧縮データ復元装置。
  11. 前記原始データ列を半導体集積回路検査用のテストパターンデータとした
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の圧縮データ復元装置。
  12. 転送されてきた複数の圧縮データ列を復元して、半導体集積回路検査用のテストパターンデータを生成する圧縮データ復元装置を備えた半導体検査装置であって、
    前記圧縮データ復元装置は、
    前記圧縮データ列と当該圧縮データ列の復元時に必要となる制御データとをそれぞれ含む、前記圧縮データ列ごとのユニットファイルより構成された主ファイルであって、当該制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明する動的制御データの代わりに仮データを含む主ファイルを格納するための第1記憶部と、前記圧縮データ列の制御データのうち当該圧縮データ列生成後に判明した動的制御データを含む副ファイルを格納するための第2記憶部と、
    前記圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する際に、前記第1記憶部から前記ユニットファイルを読み出すとともに、前記第2記憶部から前記動的制御データを読出し、当該ユニットファイルごとに、前記制御データのうちの前記仮データを前記副ファイルの動的制御データと置換して置換済制御データを生成する置換済制御データ生成部と、
    前記制御データ生成部から前記ユニットファイルごとに前記圧縮データ列と置換済制御データとが入力され、当該置換済制御データを用いて当該圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する復元プロセッサと
    により構成されてなることを特徴とする半導体検査装置。
  13. 前記主ファイルにおいて、
    前記ユニットファイルの各々は、前記制御データ及び前記圧縮データ列それぞれのヘッダとして、当該制御データ及び当該圧縮データ列それぞれの前記復元プロセッサにおける格納先を示す位置情報を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の半導体検査装置。
  14. 前記置換済制御データ生成部は、
    前記第1記憶部から読み出された前記ユニットファイルを、前記圧縮データ列と前記制御データとに分離し、当該圧縮データ列を前記復元プロセッサへ出力する分離部と、
    前記第2記憶部から一括して読み出した各前記動的制御データの出力順序を、当該動的制御データと置換される前記仮データが前記分離部から出力される順序に一致させる配列部と、
    前記分離部から出力された前記仮データを、前記配列部から順次に出力される前記動的制御データと置換して置換済制御データを生成し、当該置換済制御データを前記復元プロセッサへ出力する置換部と
    を備えてなることを特徴とする請求項12又は13記載の半導体検査装置。
  15. 前記ユニットファイルが前記位置情報を含む場合に、前記分離部は、
    前記ユニットファイルの前記制御データ及び前記圧縮データ列それぞれの位置情報に基づいて、当該データが制御データか圧縮データ列かを判断する
    ことを特徴とする請求項14記載の半導体検査装置。
  16. 前記ユニットファイルが前記位置情報を含む場合に、前記置換部は、
    前記制御データの前記位置情報に基づいて当該制御データが前記仮データか否かを判断し、当該制御データが前記仮データである場合に置換指示信号を出力するデコーダと、
    前記置換指示信号により、前記仮データを前記動的制御データに置換するマルチプレクサと
    を備えてなることを特徴とする請求項14又は15記載の半導体検査装置。
  17. 複数の原始データ列を圧縮して生成された複数の圧縮データ列を復元して複数の復元データ列を生成する圧縮データ復元方法において、
    前記圧縮データ列と当該圧縮データ列の復元時に必要となる制御データとそれぞれ含む、前記圧縮データ列ごとのユニットファイルより構成された主ファイルであって、当該制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明する動的制御データの代わりに仮データを含む主ファイルを第1記憶部に格納し
    前記圧縮データ列の復元時に必要となる制御データのうち当該圧縮データ列の生成後に判明した動的制御データを含む副ファイルを第2記憶部に格納し、
    前記圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する際に、前記第1記憶部から前記ユニットファイルを読み出すとともに、前記第2記憶部から前記動的制御データを読出し、当該ユニットファイルごとに、前記制御データのうちの前記仮データを前記副ファイルの動的制御データと置換して置換済制御データを生成し、
    かつ、前記ユニットファイルごとに前記圧縮データ列と置換済制御データとを入力して、当該置換済制御データを用いて当該圧縮データ列を復元して復元データ列を生成する
    ことを特徴とするデータ圧縮復元方法。
  18. 前記置換済制御データを生成するにあたり、
    前記圧縮データ列の復元順序と、当該圧縮データ列に対応する前記動的制御データの置換直前の配列順序とを一致させる
    ことを特徴とする請求項17記載のデータ圧縮復元方法。
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