JPH09126873A - 歩行動物の秤量装置 - Google Patents

歩行動物の秤量装置

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JPH09126873A
JPH09126873A JP28551595A JP28551595A JPH09126873A JP H09126873 A JPH09126873 A JP H09126873A JP 28551595 A JP28551595 A JP 28551595A JP 28551595 A JP28551595 A JP 28551595A JP H09126873 A JPH09126873 A JP H09126873A
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JP
Japan
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weighing
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individual identification
walking animal
load
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JP28551595A
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Ichiro Takeyama
一郎 竹山
Nobuo Aoki
青木  伸夫
Akira Kusube
晃 楠部
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 秤量台への歩行動物の進入を正確に検出し
て、電力の消費を可及的に低減する点にある。 【解決手段】 歩行動物が歩行通過する秤量台2と、そ
の秤量台2にかかる荷重を検出する荷重検出センサ21
と、その荷重検出センサ21の検出情報に基づいて歩行
動物の体重を算出する秤量処理部と、歩行動物に取り付
けられた個体識別情報送信装置に対して個体識別情報の
送信指示を電波により送信し、且つ、前記個体識別情報
送信装置から電波により送信される前記個体識別情報を
受信する通信手段CMとが設けられた歩行動物の秤量装
置において、通信手段CMが、前記荷重検出センサ21
が歩行動物の荷重を検出するに伴って、前記個体識別情
報送信装置に対して個体識別情報の送信指示を送信する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行動物が歩行通
過する秤量台と、その秤量台にかかる荷重を検出する荷
重検出センサと、その荷重検出センサの検出情報に基づ
いて歩行動物の体重を算出する秤量処理部と、歩行動物
に取り付けられた個体識別情報送信装置に対して個体識
別情報の送信指示を電波により送信し、且つ、前記個体
識別情報送信装置から電波により送信される前記個体識
別情報を受信する通信手段とが設けられた歩行動物の秤
量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる歩行動物の秤量装置は、秤量台上
を歩行通過する歩行動物による荷重を荷重検出センサが
検出し、秤量処理部が、その荷重検出センサの検出情報
に基づいて歩行動物の体重を算出する。このような歩行
動物の秤量作業においては、秤量対象となった歩行動物
と、その歩行動物について算出した体重とを対応付ける
必要があるが、このために、歩行動物に、それの個体識
別情報を送信可能な個体識別情報送信装置を取り付け、
秤量装置に、その個体識別情報送信装置に対して個体識
別情報の送信指示を電波で送信する通信手段を備えて、
個体識別情報送信装置から送信された個体識別情報を受
信するようにしている。ところで、通信手段から個体識
別情報送信装置に対する電波による個体識別情報の送信
指示は、比較的大きな電力を要するため、必要な場合に
のみ電波を送信する構成が考えられている。この具体構
成としては、従来、秤量台の入口部に揺動式のゲートを
配置し、歩行動物がこのゲートを押し開いて、ゲートの
開き作動をセンサが検出したときに個体識別情報送信装
置に対して個体識別情報の送信指示を送信する構成が考
えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、歩行動物が揺動式のゲートに頭をこすりつ
ける等、揺動式のゲートを押し開いて通過せずに、単に
揺動式のゲートに触れる場合が多く、このような場合に
揺動式のゲートが開いたものと誤検出して、通信手段
は、不必要に個体識別情報の送信指示を送信してしま
い、電力を浪費してしまう不都合があった。本発明は、
上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、
秤量台への歩行動物の進入を正確に検出して、電力の消
費を可及的に低減する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、秤量装置の通信手段は、秤量台上
を歩行動物が通過し始めて、荷重検出センサが歩行動物
の荷重を検出するに伴って、歩行動物に取り付けられた
個体識別情報送信装置に対して個体識別情報の送信指示
を送信する。つまり、歩行動物の秤量のために備えられ
る荷重検出センサを検出情報を利用して、実際に歩行動
物が秤量台上を通過し始めたのを検出して、電波による
送信指示を送信するので、秤量台への歩行動物の進入を
正確に検出して、電力の消費を可及的に低減することが
できる。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、抽出処理部は、個体識別情報送信装置から送信
された個体識別情報を含む電波を通信手段が受信する
と、その受信した電波から歩行動物の個体識別情報を抽
出する。この抽出処理部及び通信手段に対する通電状態
を切換える通電切換手段は、荷重検出センサが歩行動物
の荷重を検出するに伴って、抽出処理部及び通信手段に
対して通電を開始し、通信手段は通電の開始に伴って個
体識別情報の送信指示を送信する。従って、秤量装置が
歩行動物の個体識別情報送信装置から送信される個体識
別情報を認識するのに必要となる装置部分である通信手
段及び抽出処理部の全体に対して、秤量台に歩行動物が
進入したときに通電を開始するので、単に送信指示の電
波を送信状態に切り換えるような場合に較べて、電力の
消費を更に低減することができる。
【0006】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、通信手段及び抽出処理部に対する通電状態を切
換える通電切換手段は、荷重検出センサが歩行動物の荷
重を検出するに伴って、通信手段及び抽出処理部に対し
て通電を開始し、更に、荷重検出センサが歩行動物の荷
重を検出する状態から検出しない状態となるに伴って、
通信手段及び抽出処理部への通電を停止する。つまり、
秤量台上を歩行動物が歩行通過し、その歩行動物の秤量
を行うときにのみ通信手段及び抽出処理部に対して通電
するので、電力の消費を更に低減することができる。
【0007】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、通信手段及び抽出処理部に対する通電状態を切
換える通電切換手段は、荷重検出センサが歩行動物の荷
重を検出する状態から検出しない状態となるに伴って、
通信手段及び抽出処理部への通電を停止するとき、即座
に通電を停止するのではなく、設定時間経過後に通電を
停止する。従って、歩行動物が連続的に秤量台上を歩行
通過するような場合、通電切換手段により通信手段及び
抽出処理部への通電が頻繁に入り切りしてしまうのを防
止できて、電力の消費を更に低減できる。更に、通電切
換手段により通信手段及び抽出処理部への通電が開始さ
れたときは動作が不安定となるいわゆる立ち上がり時間
が存在するが、上記のように通電が頻繁に入り切りして
しまうのを防止できて、秤量装置の動作の安定化をも図
ることができる。
【0008】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、歩行動物に取り付けられた個体識別情報送信装
置は、秤量装置の通信手段からの電波による送信指示を
電力変換手段にて駆動用電力に変換し、その電力によっ
て個体識別情報を電波にて送信する。すなわち、通信手
段は、個体識別情報送信装置に対して、単に個体識別情
報の送信指示を送信するのみならず、個体識別情報送信
装置の動作用の電力をも供給することになるので、個体
識別情報送信装置側では、必ずしも電源を設ける必要が
なく、又、設けるにしても容量の小さいもので済み、個
体識別情報送信装置の構成の簡素化を図れるものであ
る。個体識別情報送信装置の構成の簡素化を図る分、通
信手段から送信される送信指示の電波に対して、ある程
度高い電力が要求されるものとなるが、上記の如く電力
の消費を可及的に低減しているので、その要求される電
力の増分を緩和することができる。
【0009】又、上記請求項6記載の構成を備えること
により、通信手段は、秤量台内に配置したアンテナ部分
から、歩行動物に取り付けられた個体識別情報送信装置
に対して電波による送信指示を送信するので、歩行動物
の足部分に個体識別情報送信装置を取り付ける等するこ
とで、例えば、秤量台の側脇にアンテナ部分を設置する
ような構成に較べて、アンテナ部分と個体識別情報送信
装置との間隔を可及的に接近させることができるので、
アンテナ部分から送信される送信指示の電力を可及的に
低減し、もって、秤量装置の電力消費を低減できる。
又、上記請求項7記載の構成を備えることにより、秤量
装置の秤量処理部及び通信手段が動作するための電力
は、太陽電池パネルと蓄電池とを備えた電源装置から供
給され、秤量装置は商用電源からの電力供給を受けずに
屋外での使用が可能としてある。この場合において、上
記の如く秤量装置の電力消費を可及的に低減しているの
で、電源装置の電力供給能力を低く設定することが可能
となり、太陽電池パネル及び蓄電池の小型化を図ること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の歩行動物の秤量装
置を歩行動物の一例である牛の秤量装置に適用した実施
の形態について、図面に基づいて説明する。先ず、図1
及び図2に基づいて、装置の全体構成について説明す
る。秤量装置は、牛を歩行通過させて牛の重量を秤量す
る秤量部Mと、牛を群れから一頭ずつ分離して秤量部M
に導く分離ゲートGと、電源装置PU(図1及び図2で
は図示を省略)とから成る。秤量部M及び分離ゲートG
は夫々別体に構成され、秤量部Mは、牛の群れを誘導す
る誘導路Pの一部に設け、その秤量部Mの入口部の手前
に分離ゲートGを設けてある。誘導路Pは、牛の進路方
向視で左右両側に位置する柵1にて形成してある。かか
る秤量装置は、例えば屋外に設けられた放牧場と水飲み
場との間の通路を、上記誘導路Pとして設置される。
【0011】秤量部Mは、主に、秤量台2と、その秤量
台2の出口部に設けた出口ゲート3と、秤量台2上の通
路の両側に設けた柵4と、柵4に取り付けられた制御ボ
ックス5と、制御ボックス5に隣接して柵4に取り付け
られたIDコントローラCCと、秤量部Mを搬送するた
めの一対の搬送装置6とから成る。図中の21夫々は、
接地部21aにて地面に接地し、且つ、秤量台2の4隅
夫々を支持するように設けた荷重検出センサとしてのロ
ードセルであり、これら4つのロードセル21の出力の
合計値が秤量台2にかかる荷重となる。
【0012】図2に示すように、牛の右後脚の足首に
は、牛の個体識別情報(個体番号)を送信する個体識別
情報送信装置であるIDタグTを取り付けてあり、秤量
台2には、発信装置Tから発信される個体番号を受信す
るアンテナ22を設けてある。搬送装置6は、車輪61
と、その車輪61をロードセル21の接地部21aより
も下方に突出した搬送位置と上方に退行した接地位置と
に切り換え自在なアーム部62とから成る。即ち、秤量
部Mは、アーム部62を前記搬送位置に切り換えること
により搬送可能となり、その状態で所望の位置まで搬送
し、その位置で、アーム部62を前記接地位置に切り換
えることにより固定接地できるように構成してある。両
側の柵4夫々には、秤量部Mを搬送する際に把持するハ
ンドル41と、牛が秤量台2上の通路の両側端部寄りを
歩行するのを規制して通路の中央部を歩行させるための
足寄せ部42とを設けてある。
【0013】分離ゲートGは、上下軸芯回りに揺動開閉
自在な左右一対の入口扉体74A,74Bを備えた入口
ゲート7と、その入口ゲート7の入口扉体74Bを開閉
させるゲート開閉機構8とから成る。秤量部Mの制御ボ
ックス5には、牛の体重の算出や各部の制御を行うコン
トローラCO、各種の指示を入力するためのキーパネル
51、秤量結果(牛の個体番号及びその重量)を表示出
力するためのディジタル表示器52、秤量結果を印字出
力するためのプリンタ53等が備えらえている。コント
ローラCOには、図3に示すように、ロードセル21の
荷重検出値の時系列データに基づく牛の体重の算出を行
う秤量処理部100、IDコントローラCCに対する電
力供給を入り切りするリレー101、そのリレー101
の作動を制御するリレー制御回路102、及び、後述す
るように牛を一頭のみ秤量台2に導くべく入口ゲート7
を開閉操作するようにゲート開閉機構8をモータ駆動回
路MDを介して制御するゲート開閉制御部54が備えら
れている。尚、ゲート開閉制御部54が制御を行うため
の後述の各種のセンサは図3では図示を省略している。
【0014】IDコントローラCCには、アンテナ22
から電波を送信するための発信回路110及びアンテナ
22が受信した電波を復調する復調回路111が備えら
れている。電源装置PUは、上記したコントローラC
O、IDコントローラCC及びモータ駆動回路MD等に
電力を供給するものであり、図3及び図4に示すよう
に、太陽電池パネル120、蓄電池121及び太陽電池
パネル120にて発電した電力による蓄電池121に対
する充電を制御する充電コントローラ122とからな
る。電源装置PUの電力は、IDコントローラCCの以
外の部分に対しては、図示しない秤量装置の主電源が入
り状態のときは常に供給されるが、IDコントローラC
Cに対しては、コントローラCO内のリレー101を経
由して電力が供給されて、リレー101を制御するリレ
ー制御回路102の制御によって、通電と非通電とに切
換られる。
【0015】リレー制御回路102は、牛が秤量台2に
進入し、前足から順に足を秤量台2上に乗せて行く過程
において、ロードセル21がその荷重を検出するに伴っ
てリレー101の接点を導通状態にし、IDコントロー
ラCCへ通電する。具体的には、4つのロードセル21
の荷重検出値が秤量処理部100で加算されて、その合
計値が設定値を超えた時点で、リレー101の接点を導
通状態にする。又、リレー制御回路102は、牛が秤量
台2を通過し、ロードセル21が荷重を検出する状態か
ら検出しない状態となるに伴ってリレー101の接点を
非導通状態にし、IDコントローラCCへの通電を停止
する。具体的には、4つのロードセル21の荷重検出値
が秤量処理部100で加算されて、その合計値が設定値
より小さくなった時点から設定時間経過後に、リレー1
01の接点を非導通状態にする。尚、上記の荷重の検出
の有無を判断するための設定値及び上記設置時間は適宜
変更可能である。
【0016】IDコントーラCCの発振回路110は、
電力を供給されている間は常に発振作動し、アンテナ2
2から電波を送信するように構成してあり、このため、
コントローラCOのリレー101の接点が導通状態とな
るとアンテナ22から電波が送信される。アンテナ22
からの電波を受信するIDタグTには、図3に示すよう
に、アンテナ130、牛の個体識別情報を記憶するメモ
リ131、メモリ131に記憶されている個体識別情報
によってアンテナ130が受信した電波を変調し、更
に、アンテナ130から送信する変調回路132、及
び、アンテナ130が受信した電波の一部を直流電流に
変換してメモリ131及び変調回路132に電力を供給
する電源回路133が備えられている。従って、IDタ
グTは、アンテナ22からの電波を受信するに伴って個
体識別情報を送信するので、アンテナ22から送信する
電波は、個体識別情報の送信指示となっている。
【0017】IDタグTからの個体識別情報にて変調さ
れた電波をアンテナ22が受信すると、IDコントロー
ラCCの復調回路111にて復調され、個体識別情報が
抽出されてコントローラCOの秤量処理部100に送ら
れる。従って、IDコントローラCCの発振回路110
及びアンテナ22はIDタグTに対して個体識別情報の
送信指示を電波により送信する通信手段CMとして機能
し、アンテナ22は通信手段CMのアンテナ部分であ
る。又、IDコントローラCCの復調回路111は、通
信手段CMが受信した個体識別情報を含む電波から個体
識別情報を抽出する抽出処理部として機能し、コントロ
ーラCOのリレー101及びリレー制御回路102は、
通信手段CM及び抽出処理部111への通電又は通電の
停止を行う通電切換手段PCとして機能する。尚、ID
タグTの電源回路133は、通信手段CMから送信され
る電波による送信指示を駆動用電力に変換する電力変換
手段PEとして機能する。
【0018】次に、図5及び図7に基づいて、入口ゲー
ト7について説明を加える。入口ゲート7は、左右一対
の台部71と、左右一対の台部71夫々の上部に立設し
た左右一対の柱状体72と、左右一対の柱状体72夫々
に対して上下軸芯周りに回動自在に設けた左右一対の回
転支持部73と、左右一対の回転支持部73夫々に一体
取着した左右一対の入口扉体74A,74Bと、左右一
対の台部71夫々の上部に立設し且つ前後の柵1と柵4
との間に位置するように設けた左右一対の柵75と、左
右一対の柱状体72夫々の上端部を連結する梁体76と
から成る。
【0019】左右一対の入口扉体74A,74Bは、両
開き式に揺動開閉自在な構造となっており、しかも、図
5に示すように、回転支持部73に付設された付勢手段
としてのスプリング77A,77Bにより、誘導路Pと
交差角90°で交差する全閉状態に復帰付勢している。
左右一対の入口扉体74A,74Bのうち、ゲート開閉
機構8により開閉される側、つまり、進行方向に向かっ
て右側の入口扉体74Bは、補強のために上下両端を折
り曲げられたプラスチック板で構成され、ゲート開閉機
構8により開閉されない側、つまり、進行方向に向かっ
て左側の入口扉体74Aは、金属フレーム74Afにプ
ラスチック板を張り付けて構成されている。このように
左右一対の入口扉体74A,74Bを構成することで、
ゲート開閉機構8に開閉される側の入口扉体74Bの回
動軸芯周りの慣性モーメントは、ゲート開閉機構8に開
閉されない側の入口扉体74Aの回動軸芯周り慣性モー
メントよりも小さくなっている。
【0020】又、左右一対の回転支持部73に付設され
たスプリング77A,77Bのうち、ゲート開閉機構8
に開閉されない側の入口扉体74Aを支持する回転支持
部73に付設されたスプリング77Aは、ゲート開閉機
構8に開閉される側の入口扉体74Bを支持する回転支
持部73に付設されたスプリング77Bよりもバネ定数
の大きいものを採用してあり、その結果、ゲート開閉機
構8に開閉されない側の入口扉体74Aに作用するスプ
リング77Aの付勢力は、ゲート開閉機構8に開閉され
る側の入口扉体74Bに作用するスプリング77Bの付
勢力よりも大きくなっている。更に、左右一対の入口扉
体74A,74B夫々の遊端側の端部74Ah,74B
hを硬質ゴム材により形成してあり、前記全閉状態にお
いては、左右一対の入口扉体74A,74B夫々の遊端
側の先端部同士が重なる状態となって、牛の前方視界を
遮るようになっている。
【0021】図7に示すように、一対の入口扉体74
A,74Bのうちの左側の入口扉体74Aが第1設定角
度以上開かれたことを検出する入口側近接センサS1を
設けてある。入口側近接センサS1は磁気型近接センサ
にて構成してあり、左側の入口扉体74Aの後方側に位
置させた状態で左側の柵75に取着した検出部S1a
と、入口扉体74Aに取着し且つ回転支持部73の回転
軸芯を中心とした円弧形状に磁性体にて形成した被検出
部S1bとから構成してある。検出部S1aと被検出部
S1bとは、入口扉体74Aが前記第1設定角度(例え
ば55°)以上開かれた状態において互いに近接するよ
うに配置してある。即ち、入口側近接センサS1は、入
口扉体74Aが前記第1設定角度以上開かれた状態でO
N信号を出力するように構成してある。尚、図7は図面
を見易くするため、ゲート開閉機構8の図示を省略して
いる。
【0022】以下、ゲート開閉機構8について説明す
る。ゲート開閉機構8は、図2に示すように、右側の入
口ゲート74Bの回転支持部73の上方位置に設けられ
ている。以下、カバーを取り外して内部構成が見える状
態にした図8及び図9によって説明する。柱状体72に
固着した取付板11の下端から水平方向に延設されてい
る支持台10には、入口扉体74Bの回転軸30が貫通
しており、横幅方向端部に位置する回転軸30の上端部
には円柱状のレバー84が、回転軸30を貫通し、水平
方向片側に突出する状態に取り付けられている。
【0023】そのレバー84を揺動操作する略長方形の
板状に形成されたアームバー83が、水平姿勢で且つ鉛
直方向軸芯周りに回動自在に支持台10上に取り付けら
れ、取付板11には、そのアームバー83の回動軸を回
動駆動するモータである電動モータ81が取着されてい
る。アームバー83の両端部の下面側には、レバー84
と係合する係合部であるローラ83aが鉛直方向軸芯周
りに回動自在に取り付けられている。つまり、レバー8
4の取り付け高さは、電動モータ81の回転軸82に取
り付けられたアームバー83のローラ83aと同じ高さ
としてあり、電動モータ81によって回転駆動されるア
ームバー83のローラ83aがレバー84に係合して揺
動駆動することにより、扉体74Bが揺動する。又、取
付板11には、アームバー83の端部を検出する近接セ
ンサ15が取り付けられている。
【0024】ゲート開閉機構8の動作について、図9に
より説明する。図9(イ)は初期位置であるが、この位
置では、入口扉体74Bは全閉状態の図1においてYで
示す位置にある。上記初期位置からモータ駆動回路MD
の駆動により電動モータ81が回転すると、図9(ロ)
に示すように、アームバー83のローラ83aがレバー
84に係合し、レバー84を押し始める。 ローラ83
aのレバー84に対する係合位置は、係合当初では、図
9(ロ)に示すように、レバー84の遊端側であるが、
アームバー83が回転するにつれて、すなわち、入口扉
体74Bが開くにつれて、図9(ハ)に示すように、レ
バー84の基端側に移動する。
【0025】更に、アームバー83が回転すると、ロー
ラ83aとレバー84との係合位置は再び遊端側に移動
し、図9(ニ)に示す位置までアームバー83が回転す
ると、近接センサ15がアームバー83の端部を検出し
て、電動モータ81を停止する。図9(ニ)に示す状態
では、入口扉体74Bは図1においてXで示す途中状態
にある。すなわち、電動モータ81の回動駆動により、
入口扉体74Bを全閉状態から途中状態に開き操作する
過程のうち開き操作初期及び開き操作終期におけるロー
ラ83aのレバー84に対する係合位置が相対的にレバ
ー84の揺動遊端側に位置するのである。
【0026】この結果、電動モータ81がほぼ一定の速
度でアームバー83を回動駆動すると、入口扉体74B
の開き速度は、開き操作初期及び開き操作終期において
相対的に遅くなるのである。尚、途中状態においては、
アームバー83とレバー84とは、ほぼ直交する姿勢と
なり、入口扉体74Bを全閉状態に復帰付勢するスプリ
ング77Bの付勢力がアームバー83の長手方向に作用
して、途中状態を維持し易いものとしている。
【0027】次に、牛が入口ゲート7に進入して入口扉
体74A,74Bを押し開く場合は、レバー84は図9
(ニ)の位置から時計方向に揺動するので、アームバー
83がレバー84の揺動作動を許容する構成としてあ
る。牛が入口扉体74A,74Bを押し開き、それが入
口側近接センサS1によって検出されると、電動モータ
81がアームバー83を図9(イ)に示す位置まで回転
させる。この状態では、アームバー83のローラ83a
はレバー84の揺動軌跡の外側に出ることになり、ロー
ラ83aとレバー84は不干渉状態となる。従って、牛
が入口ゲート7の通過を完了すると、入口扉体74A,
74Bは、スプリング77A,77Bの付勢力により、
全閉状態に復帰する。以上より、ゲート開閉機構8は、
電動モータ81の1/2回転で1動作を行うことにな
る。
【0028】尚、入口扉体74Bは、上記の如くスプリ
ング77Bの付勢力が相対的に小さく、又、慣性モーメ
ントも相対的に小さくしてあるので、入口扉体74Bを
回動駆動する電動モータ81もそれほど強力なものにす
る必要は必ずしもない。又、入口扉体74Aは、上記の
如くスプリング77Aの付勢力が相対的の大きく、又、
慣性モーメントも相対的に大きくしてあるので、全閉状
態に復帰する入口扉体74Aに後続の牛が接触したとき
に、牛に作用する力は十分確保され、適正に牛の前進意
欲を喪失させるのである。
【0029】次に、図6及び図10に基づいて、出口ゲ
ート3について説明を加える。出口ゲート3は、左右両
側夫々の柵4における秤量台2の出口部に相当する箇所
に立設した左右一対の柱状体31と、左右一対の柱状体
31夫々に対して上下軸芯周りに回動自在に設けた左右
一対の回転支持部32と、左右一対の回転支持部32夫
々に一体取着した左右一対の出口扉体33A,33Bと
から成る。左右一対の出口扉体33A,33Bは、両開
き式に揺動開閉自在な構造となっており、又、回転支持
部32に付設されたスプリング(図示せず)により、誘
導路Pと所定の第2設定角度α(α<90°、例えば、
α=60°)で交差する状態(夫々の遊端側の先端部が
左右一対の回転支持部32の軸芯同士を結ぶ仮想線より
も前方側に位置する状態)の原点位置に復帰付勢してい
る。更に、左右一対の出口扉体33A,33B夫々の遊
端側の端部33Ah,33Bhを硬質ゴム材により形成
してある。又、左右一対の出口扉体33A,33Bが前
記原点位置にある状態において、牛の前方視界を保って
牛の前進意欲をかき立てるために、前記原点位置にある
状態においては、左右一対の出口扉体33A,33Bの
遊端側の先端部同士が離間するようにしてある。しか
も、左右一対の出口扉体33A,33Bは、前記原点位
置においては、前方にやや開かれた状態となっているの
で、このことによっても、牛の前進意欲をかき立てるの
を助長している。
【0030】図10に示すように、一対の出口扉体33
A,33Bのうち右側の出口扉体33Bが前記原点位置
から第3設定角度以上開かれたことを検出する出口側近
接センサS2を設けてある。出口側近接センサS2も磁
気型近接センサにて構成してあり、柱状体31の上端部
に取着した検出部S2aと、回転支持部32に対して一
体的に回転するように取着し且つ回転支持部32の回転
軸芯を中心とした円弧形状に磁性体にて形成した被検出
部S2bとから構成してある。検出部S2aと被検出部
S2bとは、出口扉体33Bが前記第3設定角度(例え
ば10°)以上開かれた状態において互いに近接するよ
うに配置してある。即ち、出口側近接センサS2は、出
口扉体33Bが前記原点位置から前記第3設定角度以上
開かれた状態でON信号を出力するように構成してあ
る。
【0031】次に、ゲート開閉制御部54の制御作動に
ついて説明を加える。ゲート開閉制御部54は、上述の
ように、入口側近接センサS1及び出口側近接センサS
2夫々の検出情報に基づいて、モータ駆動回路MDを介
してゲート開閉機構8の電動モータ81を制御する。図
11(イ)に示す状態は、秤量台2上に牛がいない状態
の、装置の起動時の状態であり、ゲート開閉制御部54
は入口扉体74Bを前記途中状態に切り換えるように電
動モータ81を回転駆動する。従って、入口ゲート7の
手前に居る牛C1は前方視界が開けるので、前進意欲を
かき立てられ秤量台2に進入する。
【0032】図11(ロ)に示すように、牛C1の進入
に際しては、一対の入口扉体74A,74Bは押し開か
れ、その押し開かれる過程で、入口扉体74Aの開き角
度が55°前後になると、入口側近接センサS1からO
N信号が出力され、これに基づいて、ゲート開閉制御部
54は、モータ81の回動駆動によりアームバー83を
図9(イ)に示す位置に回動する。図11(ハ)に示す
如く、牛C1が入口ゲート7を通過して牛C1の全体が
秤量台2上に乗った状態になると、一対の入口扉体74
A,74Bは、前記スプリング77A,77Bによる付
勢力により前記全閉状態となる。従って、入口ゲート7
の手前に達した牛C2は、前方視界が遮られるので前進
意欲を削がれ、入口ゲート7の手前で停止する。この図
11(ハ)に示す状態で、秤量部Mが秤量台2上の牛C
1の重量を秤量するのである。
【0033】出口ゲート3が前記原点位置にある状態で
も、牛C1の前方視界を保っているので、出口ゲート3
の手前に達した牛C1は、図11(ニ)に示すように、
出口ゲート3の一対の出口扉体33A,33Bを押し開
きながら前進する。牛C1が出口ゲート3を通過するの
に伴って、出口扉体33Bが前記原点位置から10°以
上開かれると、出口側近接センサS2からON信号が出
力され、これに基づいて、ゲート開閉制御部54は入口
扉体74Bを前記途中状態に切り換えるように電動モー
タ81を回転駆動する。従って、入口ゲート7の手前の
牛C2は、前方視界が開けるので、前進意欲をかき立て
られ秤量台2に進入する。牛C1が出口ゲート3の通過
を完了すると、出口ゲート3の一対の出口扉体33A,
33Bは前記スプリングによる付勢力により前記原点位
置になる。
【0034】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、通電切換手段PCは、荷重検
出センサ21が荷重を検出するに伴って、又は、荷重を
検出する状態から検出しない状態となるに伴って、通信
手段PC及び抽出処理部(復調回路)111へ通電し、
又は、通電を停止しているが、通信手段PC及び抽出処
理部(復調回路)111への通電を入り切りするのでは
なく、通信手段CMを構成する発振回路110が発振作
動するか否かを切換える構成としても良い。 上記実施の形態では、4つのロードセル21の荷重
検出値が秤量処理部100で加算されて、その合計値が
設定値より小さくなった時点から設定時間経過後に、リ
レー101の接点を非導通状態にしているが、前記合計
値が設定値より小さくなると同時にリレー101の接点
を非導通状態にしても良い。 上記実施の形態では、歩行動物の秤量装置を、太陽
電池パネル120等からなる電源装置PUを備えて、屋
外で使用できるように構成した場合を例示しているが、
屋内において一般商用電力の供給を受けて動作するよう
に構成しても良い。 上記実施の形態では、秤量対象となる歩行動物の例
として牛を例示しているが、例えば、本発明は馬又は羊
等の他の歩行動物の秤量装置にも適用できる。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる全体構成を示す平
面図
【図2】本発明の実施の形態にかかる全体構成を示す正
面図
【図3】本発明の実施の形態にかかるブロック構成図
【図4】本発明の実施の形態にかかる電源装置の外観図
【図5】本発明の実施の形態にかかる分離ゲートの右側
面図
【図6】本発明の実施の形態にかかる秤量部の右側面図
【図7】本発明の実施の形態にかかる入口ゲート付近の
説明図
【図8】本発明の実施の形態にかかるゲート開閉機構の
拡大図
【図9】本発明の実施の形態にかかるゲート開閉機構の
作動を示す平面図
【図10】本発明の実施の形態にかかる出口ゲート付近
の一部切欠き平面図
【図11】本発明の実施の形態にかかる牛が秤量台上を
歩行通過する際の経時変化を説明する図
【符号の説明】
2 秤量台 21 荷重検出センサ 22 アンテナ部分 100 秤量処理部 111 抽出処理部 120 太陽電池パネル 121 蓄電池 CM 通信手段 PC 通電切換手段 PE 電力変換手段 PU 電源装置 T 個体識別情報送信装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行動物が歩行通過する秤量台(2)
    と、その秤量台(2)にかかる荷重を検出する荷重検出
    センサ(21)と、その荷重検出センサ(21)の検出
    情報に基づいて歩行動物の体重を算出する秤量処理部
    (100)と、歩行動物に取り付けられた個体識別情報
    送信装置(T)に対して個体識別情報の送信指示を電波
    により送信し、且つ、前記個体識別情報送信装置(T)
    から電波により送信される前記個体識別情報を受信する
    通信手段(CM)とが設けられた歩行動物の秤量装置で
    あって、 前記通信手段(CM)が、前記荷重検出センサ(21)
    が歩行動物の荷重を検出するに伴って、前記個体識別情
    報送信装置(T)に対して個体識別情報の送信指示を送
    信するように構成されている歩行動物の秤量装置。
  2. 【請求項2】 前記通信手段(CM)が受信した前記個
    体識別情報を含む電波から前記個体識別情報を抽出する
    抽出処理部(111)が設けられ、 前記通信手段(CM)が、それに対する通電の開始に伴
    って前記送信指示を送信するように構成され、 前記荷重検出センサ(21)が歩行動物の荷重を検出す
    るに伴って前記通信手段(CM)及び前記抽出処理部
    (111)へ通電する通電切換手段(PC)が設けられ
    ている請求項1記載の歩行動物の秤量装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段(CM)が、それに対する
    通電の停止に伴って前記送信指示の送信を停止するよう
    に構成され、 前記通電切換手段(PC)は、前記荷重検出センサ(2
    1)が歩行動物の荷重を検出する状態から検出しない状
    態となるに伴って前記通信手段(CM)及び前記抽出処
    理部(111)への通電を停止するように構成されてい
    る請求項2記載の歩行動物の秤量装置。
  4. 【請求項4】 前記通電切換手段(PC)は、前記荷重
    検出センサ(21)が歩行動物の荷重を検出する状態か
    ら検出しない状態に切り換わった時点から設定時間経過
    後に、前記通信手段(CM)及び前記抽出処理部(11
    1)への通電を停止するように構成されている請求項3
    記載の歩行動物の秤量装置。
  5. 【請求項5】 前記個体識別情報送信装置(T)に、前
    記通信手段(CM)から送信される電波による送信指示
    を駆動用電力に変換する電力変換手段(PE)が備えら
    れ、 その電力変換手段(PE)から供給される電力によっ
    て、前記個体識別情報を送信するように構成されている
    請求項1、2、3又は4記載の歩行動物の秤量装置。
  6. 【請求項6】 前記通信手段(CM)のアンテナ部分
    (22)は、前記秤量台(2)内に配置され、歩行動物
    の後足に取り付けられた前記個体識別情報送信装置
    (T)に向けて前記送信指示を送信するように構成され
    ている請求項1、2、3、4又は5記載の歩行動物の秤
    量装置。
  7. 【請求項7】 太陽電池パネル(120)と、その太陽
    電池パネル(120)にて生じた電流により充電される
    蓄電池(121)とを備えた電源装置(PU)が設けら
    れ、 その電源装置(PU)の電力が、前記秤量処理部(10
    0)及び前記通信通信手段(CM)に供給されるように
    構成されている請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    歩行動物の秤量装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100507347B1 (ko) * 2002-06-08 2005-08-08 주식회사 스피드칩 전자태그와의 무선인식을 이용한 개체인식 및 개체정보를측정하는 장치
CN102265793A (zh) * 2011-08-16 2011-12-07 内蒙古物通天下网络科技有限责任公司 牲畜自动识别门
FR3007518A1 (fr) * 2013-06-19 2014-12-26 Marechalle Pesage Bascule de pesage autonome
CN109911556A (zh) * 2019-04-10 2019-06-21 山东新希望六和集团有限公司 一种用于肉鸭称重和计数的传送装置

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