JPH09126813A - ロータリーエンコーダー - Google Patents
ロータリーエンコーダーInfo
- Publication number
- JPH09126813A JPH09126813A JP28161995A JP28161995A JPH09126813A JP H09126813 A JPH09126813 A JP H09126813A JP 28161995 A JP28161995 A JP 28161995A JP 28161995 A JP28161995 A JP 28161995A JP H09126813 A JPH09126813 A JP H09126813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary encoder
- base member
- base
- rotary shaft
- scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Optical Transform (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型構成であってもスケールディスクと基準
格子との間の位置調整を含む組立が容易であるロータリ
ーエンコーダーを提供する。 【解決手段】 回転軸5を支持する第1部材4と、基準
格子7を支持する第2部材8との間に、第1及び第2部
材とは別体で且つ第1及び第2部材と固設される第3部
材4を設けた。
格子との間の位置調整を含む組立が容易であるロータリ
ーエンコーダーを提供する。 【解決手段】 回転軸5を支持する第1部材4と、基準
格子7を支持する第2部材8との間に、第1及び第2部
材とは別体で且つ第1及び第2部材と固設される第3部
材4を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーエンコ
ーダーに関し、特に通常のものより小型に構成されたロ
ータリーエンコーダーに関するものである。
ーダーに関し、特に通常のものより小型に構成されたロ
ータリーエンコーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、高性能に回転検出を行うロー
タリーエンコーダーの構造を小型化することが求められ
ていた。
タリーエンコーダーの構造を小型化することが求められ
ていた。
【0003】図5は従来型の透過型スケールディスクを
用いた光学式ロータリーエンコーダーの構成の分解説明
図である。図中、2はスケールを光学的に検出するため
の受光素子、3’は装置を外部に対して囲うためのベー
ス、5は回転軸、6はスケールとなる格子が形成された
ディスク、7はディスク6のスケール(格子)の変位の
光学的検出のためのスリット格子、8は受光素子2のベ
ースとなるセンサー基板、9はセンサー基板をベース3
に固着するための止めネジである。ベースには回転軸を
支持するための不図示のベアリングが設けられている。
用いた光学式ロータリーエンコーダーの構成の分解説明
図である。図中、2はスケールを光学的に検出するため
の受光素子、3’は装置を外部に対して囲うためのベー
ス、5は回転軸、6はスケールとなる格子が形成された
ディスク、7はディスク6のスケール(格子)の変位の
光学的検出のためのスリット格子、8は受光素子2のベ
ースとなるセンサー基板、9はセンサー基板をベース3
に固着するための止めネジである。ベースには回転軸を
支持するための不図示のベアリングが設けられている。
【0004】この手のエンコーダーは、ディスク6と、
スリット格子7の位置決めを行う必要がある。図5のエ
ンコーダーにおいては、位置決めの際にスリット格子5
が取り付けられたセンサー基板6をディスクに対してx
y方向に調整する方法を採っていた。
スリット格子7の位置決めを行う必要がある。図5のエ
ンコーダーにおいては、位置決めの際にスリット格子5
が取り付けられたセンサー基板6をディスクに対してx
y方向に調整する方法を採っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この手のエンコーダー
においては、ディスク6と、スリット格子7の相対位置
決めが回転検出の精度に直結するので、ディスクとスリ
ット格子の位置決めは非常に高精度(例えば10ミクロ
ン以下)に行われる必要がある。通常の大きさのエンコ
ーダーの場合は良いが、直径20mmを切る大きさのエン
コーダーの場合は調整は難しい作業になる。さらに図5
の様な構成のエンコーダーは小型、軽量の基板を位置決
めする必要があり、作業はさらに困難である。
においては、ディスク6と、スリット格子7の相対位置
決めが回転検出の精度に直結するので、ディスクとスリ
ット格子の位置決めは非常に高精度(例えば10ミクロ
ン以下)に行われる必要がある。通常の大きさのエンコ
ーダーの場合は良いが、直径20mmを切る大きさのエン
コーダーの場合は調整は難しい作業になる。さらに図5
の様な構成のエンコーダーは小型、軽量の基板を位置決
めする必要があり、作業はさらに困難である。
【0006】本発明は、上述従来例に鑑み、小型構成で
あってもスケールディスクと基準格子との間の位置調整
を含む組立が容易であるロータリーエンコーダーの提供
を目的とする。
あってもスケールディスクと基準格子との間の位置調整
を含む組立が容易であるロータリーエンコーダーの提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
の第1の本発明は回転軸に固定されたスケールディスク
の変位を基準格子を用いて光学的に検出して回転軸の回
転情報を得るロータリーエンコーダーに於いて、前記回
転軸を支持する第1部材と、前記基準格子を支持する第
2部材との間に、該第1及び第2部材とは別体で且つ該
第1及び第2部材と固設される第3部材を設けたことを
特徴とするロータリーエンコーダーである。
の第1の本発明は回転軸に固定されたスケールディスク
の変位を基準格子を用いて光学的に検出して回転軸の回
転情報を得るロータリーエンコーダーに於いて、前記回
転軸を支持する第1部材と、前記基準格子を支持する第
2部材との間に、該第1及び第2部材とは別体で且つ該
第1及び第2部材と固設される第3部材を設けたことを
特徴とするロータリーエンコーダーである。
【0008】その他の本発明は更に、前記第3部材は前
記スケールディスクの光学的検出のための光路を配置す
る空間と、前記スケールディスクを配置する溝部とを有
すること、前記第3部材は前記スケールディスクと、該
スケールディスクの光学的検出のための光路とを内包す
る円筒形状の部材であること、前記第1部材は前記回転
軸支持のためのベアリングを有すること、前記第2部材
は前記基準格子及び受光素子を設けた基板部材であるこ
と、前記第3部材は周部の一部に空間があること、前記
第3部材と前記第1または第2部材とはネジ止めされる
こと、前記第3部材と前記第1または第2部材とのネジ
止めは前記回転軸の軸方向に平行方向より行われるこ
と、をそれぞれ特徴とする。
記スケールディスクの光学的検出のための光路を配置す
る空間と、前記スケールディスクを配置する溝部とを有
すること、前記第3部材は前記スケールディスクと、該
スケールディスクの光学的検出のための光路とを内包す
る円筒形状の部材であること、前記第1部材は前記回転
軸支持のためのベアリングを有すること、前記第2部材
は前記基準格子及び受光素子を設けた基板部材であるこ
と、前記第3部材は周部の一部に空間があること、前記
第3部材と前記第1または第2部材とはネジ止めされる
こと、前記第3部材と前記第1または第2部材とのネジ
止めは前記回転軸の軸方向に平行方向より行われるこ
と、をそれぞれ特徴とする。
【0009】別の本発明は、円柱形状で且つ、発光素子
からスケールディスク及び基準格子を経て受光素子まで
の光路の為の逃げとスケールディスクを固設した回転軸
配置の為の逃げを縦方向に、スケールディスク配置の逃
げを横方向に形成したベース部材を有することを特徴と
するロータリーエンコーダである。
からスケールディスク及び基準格子を経て受光素子まで
の光路の為の逃げとスケールディスクを固設した回転軸
配置の為の逃げを縦方向に、スケールディスク配置の逃
げを横方向に形成したベース部材を有することを特徴と
するロータリーエンコーダである。
【0010】その他の本発明は更に、前記ベース部材は
前記回転軸の横方向から前記回転軸の支持部材に取り付
け可能に構成したこと、前記ベース部材の上面に前記基
準格子と受光素子とを設けた基板を取り付けたこと、前
記基板を前記ベース部材にネジ止めしたこと、をそれぞ
れ特徴とする。
前記回転軸の横方向から前記回転軸の支持部材に取り付
け可能に構成したこと、前記ベース部材の上面に前記基
準格子と受光素子とを設けた基板を取り付けたこと、前
記基板を前記ベース部材にネジ止めしたこと、をそれぞ
れ特徴とする。
【0011】更に別の本発明は、ベース部材、発光素
子、回転軸に取り付けられたスケールディスク、基準格
子、受光素子、回転軸支持部材、を有し、前記受光素子
を実装した基板を、前記ベース部材に上方からネジ止め
し、前記発光素子と回転軸を取り付けた前記回転軸支持
部材を前記ベース部材に下方からネジ止めした事を特徴
とするロータリーエンコーダーである。
子、回転軸に取り付けられたスケールディスク、基準格
子、受光素子、回転軸支持部材、を有し、前記受光素子
を実装した基板を、前記ベース部材に上方からネジ止め
し、前記発光素子と回転軸を取り付けた前記回転軸支持
部材を前記ベース部材に下方からネジ止めした事を特徴
とするロータリーエンコーダーである。
【0012】その他の本発明は、前記ベース部材が円筒
形状であることを特徴とする。
形状であることを特徴とする。
【0013】更に別の本発明は、円筒形状ないし少なく
ともスケールディスク及びスケールディスクが固設され
た回転軸と該スケールディスクの変位の光学検出用光路
とを配置する空間を有する円柱形状のベース部材と、前
記回転軸を支持する支持部材と、少なくともスケールデ
ィスクの変位の光学検出用の基準格子を配置した基板と
を有し、前記ベース部材と支持部材と基板とを固着して
構成したことを特徴とするロータリーエンコーダーであ
る。
ともスケールディスク及びスケールディスクが固設され
た回転軸と該スケールディスクの変位の光学検出用光路
とを配置する空間を有する円柱形状のベース部材と、前
記回転軸を支持する支持部材と、少なくともスケールデ
ィスクの変位の光学検出用の基準格子を配置した基板と
を有し、前記ベース部材と支持部材と基板とを固着して
構成したことを特徴とするロータリーエンコーダーであ
る。
【0014】その他の本発明は、前記ベース部材と支持
部材と基板とをネジ止め固着したことを特徴とする。
部材と基板とをネジ止め固着したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施例の
ロータリーエンコーダーの構成の分解説明図である。図
面中の各部材に付された矢印は、各部材の取り付け位置
を示す。
ロータリーエンコーダーの構成の分解説明図である。図
面中の各部材に付された矢印は、各部材の取り付け位置
を示す。
【0016】図1のエンコーダーは光学的には発光素子
1、受光素子2、スケールとなる格子が周方向に配列さ
れたディスク6、基準格子であるスリット格子7で構成
されていて、発光素子1からの光をディスク6に照射
し、ディスク6上の格子より出射する光をスリット格子
7で空間的に選択して透過させ、この透過光を受光素子
2で受光して、受光素子よりディスク6の回転変位を示
す正弦波信号を出力する構成になっている。発光素子1
はLEDユニットであり、ベアリングユニット4上面に設
けられた凹部に固定配設される。ベアリングユニットの
下部には、回転軸5用の回転ベアリング11が配設され
る。ベース3はz方向より見た形状が馬蹄形状の部品と
なっている。この馬蹄形状の中部分の空間に回転軸5
と、前述の発光素子1から受光素子2までの光学的構成
の光路が配置される。ベース3のベアリングユニット4
への取り付け部である下部とセンサー基板8の取り付け
部である上部との間には、ディスク6を配置するための
溝部が形成されている。
1、受光素子2、スケールとなる格子が周方向に配列さ
れたディスク6、基準格子であるスリット格子7で構成
されていて、発光素子1からの光をディスク6に照射
し、ディスク6上の格子より出射する光をスリット格子
7で空間的に選択して透過させ、この透過光を受光素子
2で受光して、受光素子よりディスク6の回転変位を示
す正弦波信号を出力する構成になっている。発光素子1
はLEDユニットであり、ベアリングユニット4上面に設
けられた凹部に固定配設される。ベアリングユニットの
下部には、回転軸5用の回転ベアリング11が配設され
る。ベース3はz方向より見た形状が馬蹄形状の部品と
なっている。この馬蹄形状の中部分の空間に回転軸5
と、前述の発光素子1から受光素子2までの光学的構成
の光路が配置される。ベース3のベアリングユニット4
への取り付け部である下部とセンサー基板8の取り付け
部である上部との間には、ディスク6を配置するための
溝部が形成されている。
【0017】発光素子1とディスク6とスリット格子7
のz方向の位置決めはディスク6の高さ管理と、ベース
3の形状精度で決定される。この構成においては、セン
サー基板8の固定はまずネジにより上方より行う。ベー
ス3とスリット格子7のxyθ方向の位置合わせを行う
際には、このスリット格子7と受光素子2を実装したセ
ンサー基板8をネジ9でベース3にxyθ方向に固定し
た後、センサー基板8とベース3を接着剤にて固定す
る。
のz方向の位置決めはディスク6の高さ管理と、ベース
3の形状精度で決定される。この構成においては、セン
サー基板8の固定はまずネジにより上方より行う。ベー
ス3とスリット格子7のxyθ方向の位置合わせを行う
際には、このスリット格子7と受光素子2を実装したセ
ンサー基板8をネジ9でベース3にxyθ方向に固定し
た後、センサー基板8とベース3を接着剤にて固定す
る。
【0018】本実施例に示したエンコーダーの場合は、
ベース3の上から見た形状が馬蹄形状で周部の一部に空
間があり、従って回転軸5とディスク6を取り付けたベ
アリングユニット4に対して、回転軸5の横方向からベ
ース3を挿入して取り付けることが可能である。また、
ベース3の上から見た形状が馬蹄形状で周部の一部に空
間があり、且つベアリングユニット4のこの空間の下部
位置に凹部を設けてベース3の溝部に配置されるディス
ク6との間に空間が出来るようにしてあるので、ベアリ
ングユニット4にディスク6を取り付けた後も、図2に
示すように発光素子1とディスク6間のスペースにプリ
ズム12を挿入し、このプリズム12を反射部材として
図3に示すような格子パターンをテレビカメラ13で観
察することが出来る。
ベース3の上から見た形状が馬蹄形状で周部の一部に空
間があり、従って回転軸5とディスク6を取り付けたベ
アリングユニット4に対して、回転軸5の横方向からベ
ース3を挿入して取り付けることが可能である。また、
ベース3の上から見た形状が馬蹄形状で周部の一部に空
間があり、且つベアリングユニット4のこの空間の下部
位置に凹部を設けてベース3の溝部に配置されるディス
ク6との間に空間が出来るようにしてあるので、ベアリ
ングユニット4にディスク6を取り付けた後も、図2に
示すように発光素子1とディスク6間のスペースにプリ
ズム12を挿入し、このプリズム12を反射部材として
図3に示すような格子パターンをテレビカメラ13で観
察することが出来る。
【0019】位置合わせの際には、このテレビカメラ1
3で図3に示したディスク6とスリット格子7の格子パ
ターンを精密に合わせる。ベアリングユニット4に取り
付けられたディスク6とベース3側に固設されたスリッ
ト格子7との位置合わせは馬蹄形状のベース3をベアリ
ングユニット4に対して動かすことにより実行する。こ
の様な調整方法のため、従来例の図5に示した基板1枚
を動かす調整方法に比較して調整対象が操作しやすく、
調整が容易になる。位置合わせ完了後は、例えば両者を
接着固定する。
3で図3に示したディスク6とスリット格子7の格子パ
ターンを精密に合わせる。ベアリングユニット4に取り
付けられたディスク6とベース3側に固設されたスリッ
ト格子7との位置合わせは馬蹄形状のベース3をベアリ
ングユニット4に対して動かすことにより実行する。こ
の様な調整方法のため、従来例の図5に示した基板1枚
を動かす調整方法に比較して調整対象が操作しやすく、
調整が容易になる。位置合わせ完了後は、例えば両者を
接着固定する。
【0020】図4は、本発明の第2の実施例のロータリ
ーエンコーダーの構成の分解説明図である。
ーエンコーダーの構成の分解説明図である。
【0021】図4のエンコーダーは光学的には発光素子
21、受光素子22、ディスク26、スリット格子27
で構成されていて、発光素子21からの光をディスク2
6に照射し、ディスク26上の格子より出射する光をス
リット格子27で空間的に選択して透過させ、この透過
光を受光素子22で受光して、受光素子よりディスク6
の回転変位を示す正弦波信号を出力する構成になってい
る。発光素子21はLEDユニットであり、回転軸25用
の不図示のベアリングが配設されているベアリングユニ
ット24上面に固着配置される。ベース23は円環状の
部品である。ディスク26は回転軸25に固着されてい
る。
21、受光素子22、ディスク26、スリット格子27
で構成されていて、発光素子21からの光をディスク2
6に照射し、ディスク26上の格子より出射する光をス
リット格子27で空間的に選択して透過させ、この透過
光を受光素子22で受光して、受光素子よりディスク6
の回転変位を示す正弦波信号を出力する構成になってい
る。発光素子21はLEDユニットであり、回転軸25用
の不図示のベアリングが配設されているベアリングユニ
ット24上面に固着配置される。ベース23は円環状の
部品である。ディスク26は回転軸25に固着されてい
る。
【0022】発光素子21とディスク26とスリット格
子27のz方向の位置決めはディスク26の高さ管理
と、ベース23の形状精度で決定される。この構成にお
いては、センサー基板28の固定はネジ29により上方
より行う。ベース23とスリット格子27のxyθ方向
の位置合わせを行う際には、ベース23にスリット格子
27と受光素子22を実装したセンサー基板28をネジ
29で固定する。その後、ベース23を動かしながらス
リット格子27とディスク26の位置合わせを行い、ベ
アリングユニット24をベース23に、スリット格子2
7と対向した方向からネジ30でネジ止めする。スリッ
ト格子27とディスク26の位置合わせ状態の確認は、
例えば受光素子22の出力から行う。
子27のz方向の位置決めはディスク26の高さ管理
と、ベース23の形状精度で決定される。この構成にお
いては、センサー基板28の固定はネジ29により上方
より行う。ベース23とスリット格子27のxyθ方向
の位置合わせを行う際には、ベース23にスリット格子
27と受光素子22を実装したセンサー基板28をネジ
29で固定する。その後、ベース23を動かしながらス
リット格子27とディスク26の位置合わせを行い、ベ
アリングユニット24をベース23に、スリット格子2
7と対向した方向からネジ30でネジ止めする。スリッ
ト格子27とディスク26の位置合わせ状態の確認は、
例えば受光素子22の出力から行う。
【0023】ディスク26とスリット格子27の位置合
わせの際は円環状のベース部材23を動かす調整方法の
ため、従来例の図5に示した基板1枚を動かす調整方法
に比較して調整が容易になる。またベース部材を動かし
調整した後の固定は下方からネジで行う為、ドライバー
の操作も簡単で特殊なドライバーを使用する必要もな
い。
わせの際は円環状のベース部材23を動かす調整方法の
ため、従来例の図5に示した基板1枚を動かす調整方法
に比較して調整が容易になる。またベース部材を動かし
調整した後の固定は下方からネジで行う為、ドライバー
の操作も簡単で特殊なドライバーを使用する必要もな
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、回転軸を支持する
第1部材と、基準格子を支持する第2部材との間に、第
1及び第2部材とは別体で且つ第1及び第2部材と固設
される第3部材を設けたことにより、スケールディスク
と基準格子の調整、あるいは組立が容易に行え、小型ロ
ータリーエンコーダーの組立性の向上を図ることが出来
る。
第1部材と、基準格子を支持する第2部材との間に、第
1及び第2部材とは別体で且つ第1及び第2部材と固設
される第3部材を設けたことにより、スケールディスク
と基準格子の調整、あるいは組立が容易に行え、小型ロ
ータリーエンコーダーの組立性の向上を図ることが出来
る。
【0025】また、円柱形状で且つ、発光素子からスケ
ールディスク及び基準格子を経て受光素子までの光路の
為の逃げとスケールディスクを固設した回転軸配置の為
の逃げを縦方向に、スケールディスク配置の逃げを横方
向に形成したベース部材を設けることにより、ベースを
横方向から回転軸に取り付け可能とし、スケールディス
クと基準格子の調整、あるいは組立が容易に行え、小型
ロータリーエンコーダーの組立性の向上を図ることが出
来る。
ールディスク及び基準格子を経て受光素子までの光路の
為の逃げとスケールディスクを固設した回転軸配置の為
の逃げを縦方向に、スケールディスク配置の逃げを横方
向に形成したベース部材を設けることにより、ベースを
横方向から回転軸に取り付け可能とし、スケールディス
クと基準格子の調整、あるいは組立が容易に行え、小型
ロータリーエンコーダーの組立性の向上を図ることが出
来る。
【0026】また、受光素子を実装した基板を、ベース
部材に上方からネジ止めし、発光素子と回転軸を取り付
けた回転軸支持部材をベース部材に下方からネジ止めし
た事により、小型ロータリーエンコーダーの組立性の向
上を図ることが出来る。
部材に上方からネジ止めし、発光素子と回転軸を取り付
けた回転軸支持部材をベース部材に下方からネジ止めし
た事により、小型ロータリーエンコーダーの組立性の向
上を図ることが出来る。
【0027】また、円筒形状ないし少なくともスケール
ディスク及びスケールディスクが固設された回転軸とス
ケールディスクの変位の光学検出用光路とを配置する空
間を有する円柱形状のベース部材と、回転軸を支持する
支持部材と、少なくともスケールディスクの変位の光学
検出用の基準格子を配置した基板とを固着して構成した
ことにより、スケールディスクと基準格子の調整、ある
いは組立が容易に行え、小型ロータリーエンコーダーの
組立性の向上を図ることが出来る。
ディスク及びスケールディスクが固設された回転軸とス
ケールディスクの変位の光学検出用光路とを配置する空
間を有する円柱形状のベース部材と、回転軸を支持する
支持部材と、少なくともスケールディスクの変位の光学
検出用の基準格子を配置した基板とを固着して構成した
ことにより、スケールディスクと基準格子の調整、ある
いは組立が容易に行え、小型ロータリーエンコーダーの
組立性の向上を図ることが出来る。
【図1】本発明の第1実施例を示す図
【図2】本発明の第1実施例における、ディスクとスリ
ット格子の調整治具
ット格子の調整治具
【図3】本発明の第1実施例において、スリット格子と
ディスクをカメラで見た場合の観察図
ディスクをカメラで見た場合の観察図
【図4】本発明の第2実施例を示す図
【図5】従来型エンコーダー(反射型)を示す図
1 発光素子 2 受光素子 3 ベース 4 ベアリングユニット 5 軸 6 ディスク 7 スリット格子 8 センサー基板 9 センサー基板止めネジ 11 ベアリング 12 スリット格子観察用プリズム 13 テレビカメラ 21 発光素子 22 受光素子 23 ベース 24 ベアリングユニット 25 軸 26 ディスク 27 スリット格子 28 センサー基板 29 センサー基板止めネジ 30 ベアリングユニット止めネジ
Claims (16)
- 【請求項1】 回転軸に固定されたスケールディスクの
変位を基準格子を用いて光学的に検出して回転軸の回転
情報を得るロータリーエンコーダーに於いて、前記回転
軸を支持する第1部材と、前記基準格子を支持する第2
部材との間に、該第1及び第2部材とは別体で且つ該第
1及び第2部材と固設される第3部材を設けたことを特
徴とするロータリーエンコーダー。 - 【請求項2】 前記第3部材は前記スケールディスクの
光学的検出のための光路を配置する空間と、前記スケー
ルディスクを配置する溝部とを有することを特徴とする
請求項1に記載のロータリーエンコーダー。 - 【請求項3】 前記第3部材は前記スケールディスク
と、該スケールディスクの光学的検出のための光路とを
内包する円筒形状の部材であることを特徴とする請求項
1に記載のロータリーエンコーダー。 - 【請求項4】 前記第1部材は前記回転軸支持のための
ベアリングを有することを特徴とする請求項1に記載の
ロータリーエンコーダー。 - 【請求項5】 前記第2部材は前記基準格子及び受光素
子を設けた基板部材であることを特徴とする請求項1に
記載のロータリーエンコーダー。 - 【請求項6】 前記第3部材は周部の一部に空間がある
ことを特徴とする請求項1に記載のロータリーエンコー
ダー。 - 【請求項7】 前記第3部材と前記第1または第2部材
とはネジ止めされることを特徴とする請求項1に記載の
ロータリーエンコーダー。 - 【請求項8】 前記第3部材と前記第1または第2部材
とのネジ止めは前記回転軸の軸方向に平行方向より行わ
れることを特徴とする請求項7に記載のロータリーエン
コーダー。 - 【請求項9】 円柱形状で且つ、発光素子からスケール
ディスク及び基準格子を経て受光素子までの光路の為の
逃げとスケールディスクを固設した回転軸配置の為の逃
げを縦方向に、スケールディスク配置の逃げを横方向に
形成したベース部材を有することを特徴とするロータリ
ーエンコーダ。 - 【請求項10】 前記ベース部材は前記回転軸の横方向
から前記回転軸の支持部材に取り付け可能に構成したこ
とを特徴とする請求項9に記載のロータリーエンコーダ
ー。 - 【請求項11】 前記ベース部材の上面に前記基準格子
と受光素子とを設けた基板を取り付けたことを特徴とす
る請求項9に記載のロータリーエンコーダー。 - 【請求項12】 前記基板を前記ベース部材にネジ止め
したことを特徴とする請求項11に記載のロータリーエ
ンコーダー。 - 【請求項13】 ベース部材、発光素子、回転軸に取り
付けられたスケールディスク、基準格子、受光素子、回
転軸支持部材、を有し、前記受光素子を実装した基板
を、前記ベース部材に上方からネジ止めし、前記発光素
子と回転軸を取り付けた前記回転軸支持部材を前記ベー
ス部材に下方からネジ止めした事を特徴とするロータリ
ーエンコーダー。 - 【請求項14】 前記ベース部材が円筒形状であること
を特徴とする請求項13に記載のロータリーエンコーダ
ー。 - 【請求項15】 円筒形状ないし少なくともスケールデ
ィスク及び該スケールディスクが固設された回転軸と該
スケールディスクの変位の光学検出用光路とを配置する
空間を有する円柱形状のベース部材と、前記回転軸を支
持する支持部材と、少なくとも前記スケールディスクの
変位の光学検出用の基準格子を配置した基板とを有し、
前記ベース部材と支持部材と基板とを固着して構成した
ことを特徴とするロータリーエンコーダー。 - 【請求項16】 前記ベース部材と支持部材と基板とを
ネジ止め固着したことを特徴とする請求項15のロータ
リーエンコーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28161995A JPH09126813A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ロータリーエンコーダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28161995A JPH09126813A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ロータリーエンコーダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126813A true JPH09126813A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17641660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28161995A Withdrawn JPH09126813A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ロータリーエンコーダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09126813A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000040419A1 (fr) * | 1999-01-07 | 2000-07-13 | Seiko Epson Corporation | Mecanisme de detection, dispositif de controle de chariot et imprimante comprenant ces elements |
JP2008002977A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | 光学式ロータリエンコーダおよびその組立て方法 |
JP2010249581A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Yaskawa Electric Corp | 光学式エンコーダ |
JP2021085756A (ja) * | 2019-11-27 | 2021-06-03 | キヤノン株式会社 | 検出装置、駆動装置、ロボット装置、検出方法、ロボット装置を用いた物品の製造方法、制御プログラム及び記録媒体 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28161995A patent/JPH09126813A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000040419A1 (fr) * | 1999-01-07 | 2000-07-13 | Seiko Epson Corporation | Mecanisme de detection, dispositif de controle de chariot et imprimante comprenant ces elements |
US6447189B1 (en) | 1999-01-07 | 2002-09-10 | Seiko Epson Corporation | Detection mechanism, carriage monitoring device and printer incorporating the same |
JP2008002977A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | 光学式ロータリエンコーダおよびその組立て方法 |
JP2010249581A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Yaskawa Electric Corp | 光学式エンコーダ |
JP2021085756A (ja) * | 2019-11-27 | 2021-06-03 | キヤノン株式会社 | 検出装置、駆動装置、ロボット装置、検出方法、ロボット装置を用いた物品の製造方法、制御プログラム及び記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100900873B1 (ko) | 광학식 인코더 및 상기 광학식 인코더를 이용한 장치 | |
US10557707B2 (en) | Encoder, driving device, and robot apparatus | |
US7688432B1 (en) | Rotary position detector and associated methods | |
JP2007183294A (ja) | 測定プローブ | |
US4610500A (en) | Hologon laser scanner apparatus | |
JP2006071545A (ja) | 回転レーザ装置 | |
JPH09126813A (ja) | ロータリーエンコーダー | |
JP3139050U (ja) | レーザースキャン光学エンジン装置 | |
JP3193405B2 (ja) | レンズの光軸方向位置調整装置 | |
JP2579955Y2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
US5670779A (en) | Electro-optical shaft angle transducer having a rotatable refractive optical element | |
JP6602025B2 (ja) | 光学機器 | |
JP3155615B2 (ja) | 画像読取装置における固体撮像素子の取付方法及び構造、並びに複数部材の取付構造体 | |
JPH09269242A (ja) | ロータリーエンコーダ及び電気基板を有した筐体 | |
JP3529486B2 (ja) | 光ディスクドライブの組み立て方法 | |
JP2002107130A (ja) | 光ファイバ先端面傾斜角測定装置 | |
JPH01173434A (ja) | 光ピックアップ | |
JP2009271351A (ja) | 結像光学ユニット及びその検査方法 | |
JP3026846B2 (ja) | 光学系組立体 | |
JP2000010010A (ja) | 共焦点スキャナ | |
JP2004264072A (ja) | 光電式変位検出装置 | |
JPH0961195A (ja) | ロータリエンコーダ及びその組み立て装置 | |
JP2516612Y2 (ja) | レ−ザユニツト | |
JPH11337796A (ja) | 撮像装置 | |
JP2000162535A (ja) | 光ビーム走査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |