JPH09125647A - 壁材の剥落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法 - Google Patents
壁材の剥落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法Info
- Publication number
- JPH09125647A JPH09125647A JP31340895A JP31340895A JPH09125647A JP H09125647 A JPH09125647 A JP H09125647A JP 31340895 A JP31340895 A JP 31340895A JP 31340895 A JP31340895 A JP 31340895A JP H09125647 A JPH09125647 A JP H09125647A
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- Japan
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- wire
- insertion hole
- wall
- elastic wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来から、建造物の壁材を建造物に固着する
際、建造物の壁材がモルタルを介して固着するが、壁材
の剥離防止と落下防止が難しい。そこで、緊結線の一端
を壁材の裏面の穴に挿入し、接着剤を壁材の裏面の穴に
充填して固着し、他端をコンクリート本体のビスに固定
する方法と、壁材の裏面の斜め穴に金具を挿入し、コン
クリート壁面にモルタルを塗り、その上に壁材を密着す
る施工法があった。しかし、信頼性がない。本発明は信
頼性を高めることを目的とする。 【構成】本発明は、金属弾性線材の一端の螺旋状部分の
口径を適用する壁材の裏側の挿入穴の口径より大きく
し、離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端の
円形状部分をコンクリート壁面への固定具に固着してな
る壁材の剥落防止具であり、壁材の剥落防止具による取
付方法である。
際、建造物の壁材がモルタルを介して固着するが、壁材
の剥離防止と落下防止が難しい。そこで、緊結線の一端
を壁材の裏面の穴に挿入し、接着剤を壁材の裏面の穴に
充填して固着し、他端をコンクリート本体のビスに固定
する方法と、壁材の裏面の斜め穴に金具を挿入し、コン
クリート壁面にモルタルを塗り、その上に壁材を密着す
る施工法があった。しかし、信頼性がない。本発明は信
頼性を高めることを目的とする。 【構成】本発明は、金属弾性線材の一端の螺旋状部分の
口径を適用する壁材の裏側の挿入穴の口径より大きく
し、離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端の
円形状部分をコンクリート壁面への固定具に固着してな
る壁材の剥落防止具であり、壁材の剥落防止具による取
付方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、壁材の剥落防止具と壁
材の剥落防止具による取付方法に関し、特に、ビルなど
の建造物の内装或いは外装に使用されるタイル或いは石
板などの化粧板を、ビルなどの建造物のコンクリート本
体などの建造物本体の表面にモルタルを介して固着する
湿式施工方法において、タイル或いは石板などの化粧板
や壁材を、ビルなどの建造物のコンクリート本体などの
建造物本体の壁面に固着させて、前記建造物本体の壁面
から剥離させないようにすることを特徴とする壁材の剥
落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法に関する。
材の剥落防止具による取付方法に関し、特に、ビルなど
の建造物の内装或いは外装に使用されるタイル或いは石
板などの化粧板を、ビルなどの建造物のコンクリート本
体などの建造物本体の表面にモルタルを介して固着する
湿式施工方法において、タイル或いは石板などの化粧板
や壁材を、ビルなどの建造物のコンクリート本体などの
建造物本体の壁面に固着させて、前記建造物本体の壁面
から剥離させないようにすることを特徴とする壁材の剥
落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ビルなどの建造物の表面に貼
るタイル或いは石板などの化粧板や壁材を、ビルなどの
建造物のコンクリート本体などの建造物本体の表面に固
着させる際に、ビルなどの建造物の表面の壁材とビルな
どの建造物のコンクリート本体などの建造物本体の表面
との間にモルタル１１を介して固着する湿式施工方法に
おいて、ビルなどの建造物のコンクリート本体などの建
造物本体の表面に固着させているビルなどの建造物の表
面に貼るタイル或いは石板などの化粧板や壁材が、剥離
して落下することを防止するために、図３に示すよう
に、金属線による緊結線の一端をタイル或いは石板など
の化粧板や壁材の裏面に形成された穴に挿入し、エポキ
シ樹脂系の接着剤８をタイル或いは石板などの化粧板や
壁材の裏面に形成された穴に充填することによって固着
し、次に、金属線による緊結線をビルなどの建造物のコ
ンクリート本体などの建造物本体の表面に打ち込まれた
コンクリートビスに巻き付けることによって固定した上
で、コンクリート壁面とビルなどの建造物の表面に貼る
タイル或いは石板などの化粧板や壁材との間にモルタル
を挟み込むことによってコンクリート壁面にタイル或い
は石板などの化粧板や壁材を固着する方法や図４に示す
ように、石板の裏面に形成された縦断面がハの字になる
一対の斜め穴にほぼコの字状の金具９を挿入し、次に、
コンクリート壁面５にモルタルを塗布して、このモルタ
ル１１の上に石板の裏面が密着する施工法であった。
るタイル或いは石板などの化粧板や壁材を、ビルなどの
建造物のコンクリート本体などの建造物本体の表面に固
着させる際に、ビルなどの建造物の表面の壁材とビルな
どの建造物のコンクリート本体などの建造物本体の表面
との間にモルタル１１を介して固着する湿式施工方法に
おいて、ビルなどの建造物のコンクリート本体などの建
造物本体の表面に固着させているビルなどの建造物の表
面に貼るタイル或いは石板などの化粧板や壁材が、剥離
して落下することを防止するために、図３に示すよう
に、金属線による緊結線の一端をタイル或いは石板など
の化粧板や壁材の裏面に形成された穴に挿入し、エポキ
シ樹脂系の接着剤８をタイル或いは石板などの化粧板や
壁材の裏面に形成された穴に充填することによって固着
し、次に、金属線による緊結線をビルなどの建造物のコ
ンクリート本体などの建造物本体の表面に打ち込まれた
コンクリートビスに巻き付けることによって固定した上
で、コンクリート壁面とビルなどの建造物の表面に貼る
タイル或いは石板などの化粧板や壁材との間にモルタル
を挟み込むことによってコンクリート壁面にタイル或い
は石板などの化粧板や壁材を固着する方法や図４に示す
ように、石板の裏面に形成された縦断面がハの字になる
一対の斜め穴にほぼコの字状の金具９を挿入し、次に、
コンクリート壁面５にモルタルを塗布して、このモルタ
ル１１の上に石板の裏面が密着する施工法であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、ビ
ルなどの建造物のコンクリート本体などの建造物本体の
表面に固着させているビルなどの建造物の表面に貼るタ
イル或いは石板などの化粧板や壁材が、剥離して落下す
ることを防止するために、図３に示すように、金属線に
よる緊結線の一端をタイル或いは石板などの化粧板や壁
材の裏面に形成された穴に挿入し、エポキシ樹脂系の接
着剤をタイル或いは石板などの化粧板や壁材の裏面に形
成された穴に充填することによって固着し、次に、金属
線による緊結線をビルなどの建造物のコンクリート本体
などの建造物本体の表面に打ち込まれたコンクリートビ
スに巻き付けることによって固定した上で、コンクリー
ト壁面とビルなどの建造物の表面に貼るタイル或いは石
板などの化粧板や壁材との間にモルタル１１を挟み込む
ことによってコンクリート壁面５にタイル或いは石板な
どの化粧板や壁材１２を固着する方法では、エポキシ樹
脂系の接着剤８が、経年変化や毎日の気温の変化によ
り、エポキシ樹脂系の接着剤８自体の性質の変化に伴い
ビルなどの建造物の表面に貼るタイル或いは石板などの
化粧板や壁材１２の伸縮が生じ、その伸縮を繰り返して
いる過程で、劣化現象が生じ、エポキシ樹脂系の接着剤
８による金属線製緊結線７の固着力が低下して、モルタ
ル１１への雨水の滲み込みや外力を受けていく過程で、
タイル或いは石板などの化粧板や壁材１２とモルタル１
１との間で剥離現象が生じ、金属線製緊結線７がタイル
或いは石板などの化粧板や壁材１２の裏面の穴から抜け
出して、タイル或いは石板などの化粧板や壁材１２が、
モルタル１１から離脱して落下することを防ぐ適切な手
段はなかった。それ故に、適切な落下防止手段がないた
めに建造物の高さの制限をして、被害を最小限にする努
力をしてきた。また、エポキシ樹脂系の接着剤８を使用
すると、その接着剤８の硬化には長時間が必要であり、
作業性が悪くなることが問題である。また、図４に示す
ように、石板の裏面に形成された縦断面がハの字になる
一対の斜め穴１０にほぼコの字状の金具９を挿入し、次
に、コンクリート壁面５にモルタル１１を塗布して、こ
のモルタル１１の上に石板の裏面が密着する施工法であ
るために、石板の裏面をモルタル１１の上に密着させて
離脱させないようにするためには石板の裏面に金具を嵌
め込むための穴を設ける必要があるが、そのための穴を
穿つ作業が難しいのである。そして、その作業を無理に
行なうと高価な製品になることを避けることができな
い。その点を解決することを本発明が解決しようとする
課題である。
ルなどの建造物のコンクリート本体などの建造物本体の
表面に固着させているビルなどの建造物の表面に貼るタ
イル或いは石板などの化粧板や壁材が、剥離して落下す
ることを防止するために、図３に示すように、金属線に
よる緊結線の一端をタイル或いは石板などの化粧板や壁
材の裏面に形成された穴に挿入し、エポキシ樹脂系の接
着剤をタイル或いは石板などの化粧板や壁材の裏面に形
成された穴に充填することによって固着し、次に、金属
線による緊結線をビルなどの建造物のコンクリート本体
などの建造物本体の表面に打ち込まれたコンクリートビ
スに巻き付けることによって固定した上で、コンクリー
ト壁面とビルなどの建造物の表面に貼るタイル或いは石
板などの化粧板や壁材との間にモルタル１１を挟み込む
ことによってコンクリート壁面５にタイル或いは石板な
どの化粧板や壁材１２を固着する方法では、エポキシ樹
脂系の接着剤８が、経年変化や毎日の気温の変化によ
り、エポキシ樹脂系の接着剤８自体の性質の変化に伴い
ビルなどの建造物の表面に貼るタイル或いは石板などの
化粧板や壁材１２の伸縮が生じ、その伸縮を繰り返して
いる過程で、劣化現象が生じ、エポキシ樹脂系の接着剤
８による金属線製緊結線７の固着力が低下して、モルタ
ル１１への雨水の滲み込みや外力を受けていく過程で、
タイル或いは石板などの化粧板や壁材１２とモルタル１
１との間で剥離現象が生じ、金属線製緊結線７がタイル
或いは石板などの化粧板や壁材１２の裏面の穴から抜け
出して、タイル或いは石板などの化粧板や壁材１２が、
モルタル１１から離脱して落下することを防ぐ適切な手
段はなかった。それ故に、適切な落下防止手段がないた
めに建造物の高さの制限をして、被害を最小限にする努
力をしてきた。また、エポキシ樹脂系の接着剤８を使用
すると、その接着剤８の硬化には長時間が必要であり、
作業性が悪くなることが問題である。また、図４に示す
ように、石板の裏面に形成された縦断面がハの字になる
一対の斜め穴１０にほぼコの字状の金具９を挿入し、次
に、コンクリート壁面５にモルタル１１を塗布して、こ
のモルタル１１の上に石板の裏面が密着する施工法であ
るために、石板の裏面をモルタル１１の上に密着させて
離脱させないようにするためには石板の裏面に金具を嵌
め込むための穴を設ける必要があるが、そのための穴を
穿つ作業が難しいのである。そして、その作業を無理に
行なうと高価な製品になることを避けることができな
い。その点を解決することを本発明が解決しようとする
課題である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属弾性線材
の一端を螺旋状に巻回して、その螺旋状の部分の口径を
適用する壁材の裏側の挿入穴の口径よりわずか大きくし
て、前記壁材の裏側の挿入穴に離脱しないように嵌め込
み、金属弾性線材の他端を円形状にし、その円形状の金
属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固定具に固着し
てなる壁材の剥落防止具である。また、本発明は、金属
弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、その螺旋状の部分
の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴の口径よりわずか
大きくして、前記壁材の裏側の挿入穴に離脱しないよう
に嵌め込み、金属弾性線材の他端を円形状にし、その円
形状の金属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固定具
に固着してなる壁材の剥落防止具による取付方法であ
る。
の一端を螺旋状に巻回して、その螺旋状の部分の口径を
適用する壁材の裏側の挿入穴の口径よりわずか大きくし
て、前記壁材の裏側の挿入穴に離脱しないように嵌め込
み、金属弾性線材の他端を円形状にし、その円形状の金
属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固定具に固着し
てなる壁材の剥落防止具である。また、本発明は、金属
弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、その螺旋状の部分
の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴の口径よりわずか
大きくして、前記壁材の裏側の挿入穴に離脱しないよう
に嵌め込み、金属弾性線材の他端を円形状にし、その円
形状の金属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固定具
に固着してなる壁材の剥落防止具による取付方法であ
る。
【０００５】
【作用】本発明の壁材の剥落防止具は、その使用に際し
て、金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して出来た螺旋
状の巻回部は、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材
の裏側の挿入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材
の裏側の挿入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性
線材の他端を円形状にして出来た円形状部は、その円形
状の金属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固定具に
固着して離脱することを確実に防止する。また、本発明
の壁材の剥落防止装置による取付方法は、金属弾性線材
の一端を巻回して螺旋状にし、その金属弾性線材の他端
を円形状にし、その一端に螺旋状部分を有し、その他端
に円形状部分を有している金属弾性線材において、その
金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、その螺旋状の
部分の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴の口径よりわ
ずか大きくして、前記壁材の裏側の挿入穴に離脱しない
ように嵌め込み、金属弾性線材の他端を円形状にし、そ
の円形状の金属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固
定具により固着することが出来る。そこで、本発明の壁
材の剥落防止装置によって壁材を躯体壁面への固定具に
対し、確実に固着して、壁材を躯体壁面に対し、離脱す
ることを確実に防止することが出来る。
て、金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して出来た螺旋
状の巻回部は、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材
の裏側の挿入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材
の裏側の挿入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性
線材の他端を円形状にして出来た円形状部は、その円形
状の金属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固定具に
固着して離脱することを確実に防止する。また、本発明
の壁材の剥落防止装置による取付方法は、金属弾性線材
の一端を巻回して螺旋状にし、その金属弾性線材の他端
を円形状にし、その一端に螺旋状部分を有し、その他端
に円形状部分を有している金属弾性線材において、その
金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、その螺旋状の
部分の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴の口径よりわ
ずか大きくして、前記壁材の裏側の挿入穴に離脱しない
ように嵌め込み、金属弾性線材の他端を円形状にし、そ
の円形状の金属弾性線材の他端の部分を躯体壁面への固
定具により固着することが出来る。そこで、本発明の壁
材の剥落防止装置によって壁材を躯体壁面への固定具に
対し、確実に固着して、壁材を躯体壁面に対し、離脱す
ることを確実に防止することが出来る。
【０００６】
【実施例１】本発明を施した壁材の剥落防止具１は、そ
の螺旋状の巻回部２の口径を適用する壁材の裏側の挿入
穴４の口径よりわずか大きくして、前記壁材１２の裏側
の挿入穴４に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材
の他端を長円形状にし、その長円形状の金属弾性線材の
他端のフック部３をコンクリート壁面５への締結部材６
などの固定具に固着してなる壁材の剥落防止装置に使用
する金属弾性線材の一端を巻回して螺旋状にし、その金
属弾性線材の他端を円形状にしている金属弾性線材から
なる金属弾性線材の一端に複数回巻回した螺旋状部分を
有し、その金属弾性線材の他端に長円形状部分を有して
いる壁材の剥落防止具である。
の螺旋状の巻回部２の口径を適用する壁材の裏側の挿入
穴４の口径よりわずか大きくして、前記壁材１２の裏側
の挿入穴４に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材
の他端を長円形状にし、その長円形状の金属弾性線材の
他端のフック部３をコンクリート壁面５への締結部材６
などの固定具に固着してなる壁材の剥落防止装置に使用
する金属弾性線材の一端を巻回して螺旋状にし、その金
属弾性線材の他端を円形状にしている金属弾性線材から
なる金属弾性線材の一端に複数回巻回した螺旋状部分を
有し、その金属弾性線材の他端に長円形状部分を有して
いる壁材の剥落防止具である。
【０００７】
【実施例２】本発明は、金属弾性線材の一端を螺旋状に
巻回して、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏
側の挿入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材の裏
側の挿入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材
の他端を円形状にし、その円形状の金属弾性線材の他端
の部分をコンクリート壁面への固定具に固着してなる壁
材の剥落防止具による取付方法である。
巻回して、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏
側の挿入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材の裏
側の挿入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材
の他端を円形状にし、その円形状の金属弾性線材の他端
の部分をコンクリート壁面への固定具に固着してなる壁
材の剥落防止具による取付方法である。
【０００８】
【効果】本発明の壁材の剥落防止具は、その使用に際し
て、金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して出来た螺旋
状の巻回部は、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材
の裏側の挿入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材
の裏側の挿入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性
線材の他端を円形状にして出来た円形状部は、その円形
状の金属弾性線材の他端の部分をコンクリート壁面への
固定具に固着して離脱することを確実に防止する効果が
ある。また、本発明の壁材の剥落防止具による取付方法
は、金属弾性線材の一端を巻回して螺旋状にし、その金
属弾性線材の他端を円形状にし、その一端に螺旋状部分
を有し、その他端に円形状部分を有している金属弾性線
材において、その金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回し
て、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏側の挿
入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材の裏側の挿
入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端
を円形状にし、その円形状の金属弾性線材の他端の部分
をコンクリート壁面への固定具により固着することが出
来る効果がある。そこで、本発明の壁材の剥落防止具に
よって壁材をコンクリート壁面への固定具に対し、確実
に固着して、壁材をコンクリート壁面に対し、離脱する
ことを確実に防止することが出来る効果がある。
て、金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して出来た螺旋
状の巻回部は、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材
の裏側の挿入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材
の裏側の挿入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性
線材の他端を円形状にして出来た円形状部は、その円形
状の金属弾性線材の他端の部分をコンクリート壁面への
固定具に固着して離脱することを確実に防止する効果が
ある。また、本発明の壁材の剥落防止具による取付方法
は、金属弾性線材の一端を巻回して螺旋状にし、その金
属弾性線材の他端を円形状にし、その一端に螺旋状部分
を有し、その他端に円形状部分を有している金属弾性線
材において、その金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回し
て、その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏側の挿
入穴の口径よりわずか大きくして、前記壁材の裏側の挿
入穴に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端
を円形状にし、その円形状の金属弾性線材の他端の部分
をコンクリート壁面への固定具により固着することが出
来る効果がある。そこで、本発明の壁材の剥落防止具に
よって壁材をコンクリート壁面への固定具に対し、確実
に固着して、壁材をコンクリート壁面に対し、離脱する
ことを確実に防止することが出来る効果がある。
【図１】本発明の壁材の剥落防止装置に使用する壁材の
剥落防止具の斜視図である。
剥落防止具の斜視図である。
【図２】本発明の壁材の剥落防止装置に使用する壁材の
剥落防止具の使用状態を示した縦断面図である。
剥落防止具の使用状態を示した縦断面図である。
【図３】従来の技術の壁材の剥落防止装置の使用状態を
示した縦断面図である。
示した縦断面図である。
【図４】図３とは別の従来の技術の壁材の剥落防止装置
の使用状態を示した縦断面図である。
の使用状態を示した縦断面図である。
１ 壁材の剥落防止具 ２ 螺旋状の
巻回部 ３ 金属弾性線材の他端のフック部 ４ 壁材の裏
側の挿入穴 ５ コンクリート壁面 ６ コンクリ
ート壁面への締結部材 ７ 緊結線 ８ 接着剤 ９ ほぼコの字状の金具 １０ ハの字に
なる一対の斜め穴 １１ モルタル １２ 壁材
巻回部 ３ 金属弾性線材の他端のフック部 ４ 壁材の裏
側の挿入穴 ５ コンクリート壁面 ６ コンクリ
ート壁面への締結部材 ７ 緊結線 ８ 接着剤 ９ ほぼコの字状の金具 １０ ハの字に
なる一対の斜め穴 １１ モルタル １２ 壁材
Claims (3)
- 【請求項１】金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、
その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴
の口径よりわずか大きくして、前記壁材の裏側の挿入穴
に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端を円
形状にし、その円形状の金属弾性線材の他端の部分を駆
体壁面への固定具に固着してなる壁材の剥落防止具。 - 【請求項２】金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、
その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴
の口径よりわずか大きくし、前記壁材の裏側の挿入穴の
深さに適合し得る長さにし、前記壁材の裏側の挿入穴に
離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端を長円
形状にし、その長円形状の金属弾性線材の他端の部分を
駆体壁面への固定具に固着してなることを特徴とする請
求項１記載の壁材の剥落防止具。 - 【請求項３】金属弾性線材の一端を螺旋状に巻回して、
その螺旋状の部分の口径を適用する壁材の裏側の挿入穴
の口径よりわずか大きくして、前記壁材の裏側の挿入穴
に離脱しないように嵌め込み、金属弾性線材の他端を円
形状にし、その円形状の金属弾性線材の他端の部分を駆
体壁面への固定具に固着してなる壁材の剥落防止具によ
る取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31340895A JPH09125647A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 壁材の剥落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31340895A JPH09125647A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 壁材の剥落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125647A true JPH09125647A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=18040925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31340895A Pending JPH09125647A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 壁材の剥落防止具と壁材の剥落防止具による取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125647A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010236262A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nichiha Corp | 建築板用の留め付け補助具および該留め付け補助具を用いた建築板施工構造。 |
| JP2020165140A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 株式会社オリオンユニット | 躯体の壁面に取り付けられる平板状構造体及びこの取付方法 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP31340895A patent/JPH09125647A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010236262A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nichiha Corp | 建築板用の留め付け補助具および該留め付け補助具を用いた建築板施工構造。 |
| JP2020165140A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 株式会社オリオンユニット | 躯体の壁面に取り付けられる平板状構造体及びこの取付方法 |
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