JPH09123165A - 異形粒子分別方法及び分別装置 - Google Patents

異形粒子分別方法及び分別装置

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JPH09123165A
JPH09123165A JP28623395A JP28623395A JPH09123165A JP H09123165 A JPH09123165 A JP H09123165A JP 28623395 A JP28623395 A JP 28623395A JP 28623395 A JP28623395 A JP 28623395A JP H09123165 A JPH09123165 A JP H09123165A
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endless belt
pellets
shaped
particles
traveling portion
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JP28623395A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakajima
正彦 中島
Fumio Oya
文男 大屋
Takaaki Imafuku
孝明 今福
Susumu Akutsu
進 阿久津
Akira Kinoshita
暁 木下
Akira Matsui
昭 松井
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性合成樹脂ペレット等の粒状物中に混
在する融着状、連珠状及びヘッドホン状のいずれの異形
ペレットをも確実に分別除去する。 【解決手段】 表面に多数の針状部材15を立設した無
端ベルト10の上側走行部10aを所定角度に傾斜さ
せ、前記上側走行部10aにおいて上方移動するように
無端ベルト10を回動させるとともに、前記上側走行部
10にベルト振動装置14によって振動を付与するよう
に設定した異形粒子分別装置1を使用し、前記上側走行
部10aの中間部に混合ペレットaを供給し、正常粒子
bは無端ベルト10の振動とそれ自身の自重とによって
上側走行部10aの下端より、異形粒子cは無端ベルト
10の針状部材15間に捕捉させて上側走行部10aの
上端より排出させ、異形粒子cを分別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性合成樹脂
ペレット等の粒状物中に混在する異形粒子の分別に適す
る異形粒子分別方法及び分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂は、単量体(モノマー)を
重合して得られた重合体(ポリマー)に必要に応じて安
定剤、可塑剤、滑剤、着色剤、充填剤などを加えて溶融
混練し、これをストランド状に押出し、冷却前又は冷却
固化後に切断して、図3(A)に示すようなペレットと
して出荷するのが一般的である。
【0003】ところが、切断に使用されるペレタイザー
の設定状態により切断が完全に行なわれない場合があ
り、図3(B)に示すような粒子同士が直接に連結した
もの(以下、「融着状」粒子という)、(C)、(D)
に示すような粒子同士が糸状樹脂で連結したもの(以
下、粒子の長径より糸状樹脂の長さが小であるものを
「連珠状」粒子といい、粒子の長径より糸状樹脂の長さ
が大であるものを「ヘッドホン状」粒子という)等の異
形粒子が混在する。
【0004】このような異形ペレットは、成形品を製造
する際に種々の障害をもたらすことになる。例えば、通
常、必要な着色剤、充填剤等を含有したペレット(マス
ターバッチペレット又はコンセントレーションペレッ
ト)に着色剤、充填剤等を含有しないペレット(ナチュ
ラルペレット)を混合して希釈し、このような混合した
ペレットを押出機に供給して成形を行なうが、異形ペレ
ット粒子が混在していると、ホッパーから押出機に落下
する際に摩擦抵抗力が変化して落下速度が変化するため
に、成形品に色ムラが生じることとなる。このため、異
形ペレットを検出して除去する必要があるが、篩により
分別するのでは効率が悪く、コスト高となる。そこで、
次のような分別方法が提案されている。
【0005】カスケード分別法は、図4に示すように、
U字溝52を形成した複数の移送プレート53を傾斜底
面部51に沿って一定の逆傾斜角度をもって階段状に固
設すると共に、該移送プレート53及び傾斜底面板51
に振動を与える振動装置54を設置してなる装置50を
使用する方法である。振動によって、一端最上位にある
移送プレート53のU字溝52に混合ペレットを供給す
れば、立方体に近い正常ペレットは移送プレート53の
U字溝52に沿って移動し、傾斜底面板51に落下し、
全体に長い異形ペレットは移送プレート53間に跨がっ
て移動する。よって、正常ペレットは傾斜底面板51の
他端最下位置より落下して回収でき、異形ペレットは他
端最下位置にある移送プレート53より落下して回収で
きる。
【0006】回転ドラム分別法は、図5に示すように、
混合ペレットを試料供給部61から回転する金網ドラム
62内に移送し、粉末状乃至繊維状の異形ペレットを金
網ドラム62の網目から不良品回収部63に落下させ、
続いてパンチングドラム64内へ移送してここで周面に
設けたパンチング穴65から正常ペレットを良品回収部
66に落下させ、そして残った異形ペレットを該パンチ
ングドラム64の一端開口から排出させて不良品回収部
67に落下させるものである。
【0007】振動パンチングメタル板分別方法は、図6
に示すように、混合ペレットをペレット供給部71から
振動装置73によって移動方向に振動が与えられたパン
チングメタル板74上に供給することにより、パンチン
グ穴72よりも径の大きい異形ペレットをパンチングメ
タル板74上を移動させ、該パンチングメタル板74の
一端部下方に設けた不良品回収部75に回収し、該パン
チング穴72よりも径の小さい正常ペレットをパンチン
グ穴72から底面板76に落下させ、底面板76上で移
動させ、該底面板76の一端部下方に設けた良品回収部
77に回収するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
スケード分別方法では、特にヘッドホン状及び連珠状の
異形ペレットの分別効率が悪いという問題があった。上
記回転ドラム分別方法では、特にヘッドホン状の異形ペ
レットの分別効率が悪く、しかも金網ドラム62の網目
及びパンチング穴65の目詰まりが激しいために保守管
理が大変であり、更には正常ペレットの大きさに応じた
パンチング穴65を有するパンチングドラム64を各々
別個に用意しなければならないという問題もあった。ま
た、上記振動パンチングメタル板分別方法でも、特にヘ
ッドホン状及び融着状の異形ペレットの分別効率が悪
く、上記回転ドラム分別方法と同様にパンチング穴72
の目詰まりが激しいために保守管理が大変であるという
問題もあった。
【0009】本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、融着状、連
珠状及びヘッドホン状のいずれの異形ペレットをも確実
に分別除去することができ、それでいて保守管理に手間
がかからない異形粒子分別方法及び異形粒子分別装置を
提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に為された本発明の異形粒子分別方法は、表面に多数の
針状部材を立設した無端ベルトの上側走行部を傾斜さ
せ、前記上側走行部において上方移動するように無端ベ
ルトを回動させるとともに、前記上側走行部に振動を付
与し、前記上側走行部の中間部に粒状物を供給すること
により、正常粒子を前記上側走行部の下端より、異形粒
子を前記上側走行部の上端より排出させることを特徴と
するものである。
【0011】又、本発明の異形粒子分別装置は、上記異
形粒子分別方法を適当に実施できるものであって、その
表面に多数の針状部材を立設し、その上側走行部を傾斜
させた無端ベルトと、前記上側走行部において上方移動
するように無端ベルトを回動させるベルト駆動機構と、
前記上側走行部に振動を付与するベルト振動装置と、前
記上側走行部の中間部に粒状物を供給する供給ホッパー
とからなることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の異形粒子分別装置1の正
面図である。なお、本実施形態で分別の対象となる正常
ペレットは、短径が略2mm、長径が略5mmの米粒状
ペレットとする。
【0014】異形粒子分別装置1は、ペレット供給部
2、ペレット分離部3、正常ペレット回収部4及び異形
ペレット回収部5とから構成してある。
【0015】ペレット供給部2は、供給ホッパー6及び
供給シュート7から構成してある。供給ホッパー6には
オートローダー8を付設してあり、これにより供給管9
を介して供給ホッパー6に混合ペレットaを供給し、供
給シュート7に一定速度で排出するようになっている。
又、混合ペレットaを後述する無端ベルト10の上側走
行部10aの中間部適宜位置に落下供給させるため、シ
ュート調整台11を設け、これにより供給シュート7の
高さ方向位置を適宜設定できるようにしてある。
【0016】ペレット分離部3は、無端ベルト10、ベ
ルト駆動機構12、分離トラフ13及びベルト振動装置
14とから構成してある。
【0017】無端ベルト10は、天然ゴム、スチレンブ
タジエンゴム、ウレタンゴム等のゴム製、又はポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体、軟質塩化ビニル等
の合成樹脂製とし、図2(A)、(B)に示すように、
その表面に多数の針状部材15を固設してあり、水平方
向に対して15〜50°、好ましくは30〜45°傾斜
させて設置してある。なお、織布等の補強材を無端ベル
ト10の裏面に添付又は内部に混入させて、十分な耐久
性を有するよう補強することが望ましい。
【0018】針状部材15は、真鍮、ステンレススチー
ル等の金属製、又はナイロン、ポリエステル、ポリエチ
レン等の合成樹脂製とする。金属製とした場合には、無
端ベルト10に直接植設し、合成樹脂製とした場合に
は、直接植設する他、針状部材15を突設した合成樹脂
製シートを成形し、これを無端ベルト10に添設しても
よい。針状部材15は、長さ15〜25mm、直径1〜
2mmとし、図2(A)に示すように、無端ベルト10
の走行方向に所定間隔20〜70mmをおいたブロック
とし、各ブロックにおいて、針状部材15を走行方向3
列、針間隔(以下「目開き」という)を正常ペレットの
短径の1.1〜2倍である4〜7mmとした千鳥状に配
設してある。
【0019】ベルト駆動機構12は、駆動モーター(図
示しない)、駆動側ベルト車16、従動側ベルト車17
とから構成してあり、図1に示すように、駆動モーター
により駆動される駆動側ベルト車16が左回転すること
により、無端ベルト10も左回動し、上側走行部10a
が上方移動するように設定してある。無端ベルト10の
回動速度は、駆動モーターの回転数を変更することによ
り10〜60mm/分の範囲で適宜設定自在としてあ
る。又、無端ベルト10の張力は、張力調整用シリンダ
ー18により張力調整用ベルト車19の無端ベルト10
に対する押圧力を調整することにより、適宜設定でき
る。
【0020】分離トラフ13は、無端ベルト10の上側
走行部10aを案内するとともに、供給シュート7を介
して供給された混合ペレットaを受けるものであり、分
離トラフ13の下端には飛散防止カバー20が連結され
ている。
【0021】ベルト振動装置14は、分離トラフ13下
方に設置してあり、分離トラフ13を無端ベルト10の
走行方向と略平行方向に振動を与えることができるよう
にしてある。ベルト振動装置14は、40〜4000回
/分の範囲で振動数を変更自在としてあるが、好ましく
は50〜3500回/分の振動数領域で使用する。
【0022】正常ペレット回収部4は、飛散防止カバー
20の下方に設置した回収ホッパー21と、この回収ホ
ッパー21の下端部に取付けた回収袋取付部材22とか
ら構成してある。そして、回収ポッパー21の下端開口
部に紙、プラスチックフィルム製等の回収袋23の開口
部を挿入し、回収袋取付部材22によって回収袋23を
設定できるようになっている。
【0023】異形ペレット回収部5は、上記上側走行部
10aの走行方向上端部の下方に設置した回収ホッパー
24と、この回収ホッパー24の下端部に取付けた回収
袋取付部材25とから構成してある。そして、回収ホッ
パー24の下端開口部に回収袋26の開口部を挿入し、
回収袋取付部材25によって回収袋26を設定できるよ
うになっている。尚、回収ホッパー24の下端部には、
光学式通過センサーを内蔵した異形ペレット検出器27
を設置してあり、異形ペレットをこの異形ペレット検出
器27により検出できるようになっている。
【0024】又、無端ベルト10の下側走行部10bの
近傍上方には目詰除去用振動装置28を配設し、下側走
行部10bの下方には回収ホッパー29を配設してあ
り、この回収ホッパー29の下端部には回収袋取付部材
30を設置してある。そして、回収ホッパー29の下端
開口部に回収袋31の開口部を挿入し、回収袋取付部材
30によって回収袋31を設定できるようになってい
る。
【0025】次に、上記異形粒子分別装置1を使用した
場合に関して、本発明の異形粒子分別方法について説明
する。
【0026】供給ホッパー6から供給シュート7を介し
て無端ベルト10の上側走行部10aの中間部上に混合
ペレットaを一定速度で落下供給すれば、上側走行部1
0a上に供給された混合ペレットのうち正常ペレットb
は、無端ベルト10の振動とペレット自身の自重とによ
って無端ベルト10の上側走行部10a上を下端方向に
移動し、針状部材15、15間を通過し、やがて該上側
走行部10aの下端部(図では右側端部)に到達し、こ
こから回収ホッパー21内に落下して回収袋22に回収
される。
【0027】一方、異形ペレットcは、針状部材15、
15間を通過できずに捕捉され、無端ベルト10の上方
走行に伴って上端方向に移送され、やがて該上側走行部
10aの上端部(図では左側端部)に到達し、ここから
回収ホッパー24内に落下して回収袋24に回収され
る。
【0028】又、長期間装置を作動させるうちには、針
状部材15,15間に捕捉されるが、回収ホッパー24
に落下しない異形ペレットcも生じるため、適宜時期に
目詰除去用振動装置28を作動し、無端ベルト10の下
側走行部10bを上下方向に振動させ、このような異形
ペレットcを回収ホッパー29内に落下させ、回収袋3
1に回収する。
【0029】次に、本発明の異形粒子分別装置1を使用
して実際に本発明の異形粒子分別方法を実施した結果
を、従来技術の分別方法を実施した結果と比較して説明
する。
【0030】〔実施例〕図1に示す異形粒子分別装置1
を次のような条件に設定した。 分離トラフ傾斜角度 ・・・35°(水平方向に対して) ベルト回動速度 ・・・30m/分 振動装置 振動数 ・・・3000回/分 振幅 ・・・2.0mm 振動方向 ・・・30°(水平方向に対して)
【0031】又、図2に示す無端ベルト10として次の
ような仕様のものを使用した。 針の形状 ・・・1mm(直径)×20mm(長さ) ブロック間隔 ・・・50mm 針の取付列 ・・・3列/1ブロック 針の目開 ・・・5mm
【0032】上記設定条件及び無端ベルト仕様において
本発明を実施した結果、回収袋に回収された異形ペレッ
トcの各形態別の回収率、及び正常ペレットbの混入率
は以下のようであった。 異形ペレットの回収率 融着2連 ・・・100% 融着3連以上 ・・・100% 連珠2連 ・・・100% 連珠3連以上 ・・・100% ヘッドホン2連 ・・・ 90% ヘッドホン3連以上 ・・・100% 正常ペレットの混入率 ・・・ 0%
【0033】〔比較例1〕上記実施例と同混合率の混合
ペレットaを使用して、カスケード分別方法を実施した
結果は、以下のようであった。 異形ペレットの回収率 融着2連 ・・・ 76% 融着3連以上 ・・・ 80% 連珠2連 ・・・ 55% 連珠3連以上 ・・・ 65% ヘッドホン2連 ・・・ 10% ヘッドホン3連以上 ・・・ 76% 正常ペレットの混入率 ・・・ 0%
【0034】〔比較例2〕上記実施例と同混合率の混合
ペレットaを使用して、回転ドラム分別方法を実施した
結果は、以下のようであった。 異形ペレットの回収率 融着2連 ・・・100% 融着3連以上 ・・・100% 連珠2連 ・・・ 90% 連珠3連以上 ・・・ 95% ヘッドホン2連 ・・・ 80% ヘッドホン3連以上 ・・・ 95% 正常ペレットの混入率 ・・・ 5%
【0035】〔比較例3〕上記実施例と同混合率の混合
ペレットaを使用して、振動パンチングメタル板分別方
法を実施した結果は、以下のようであった。 異形ペレットの回収率 融着2連 ・・・ 0% 融着3連以上 ・・・ 18% 連珠2連 ・・・ 0% 連珠3連以上 ・・・ 26% ヘッドホン2連 ・・・ % ヘッドホン3連以上 ・・・ % 正常ペレットの混入率 ・・・ 0%
【0036】以上の結果より、本発明によれば、いずれ
の形態の異形ペレットをもほぼ確実に分別することがで
き、しかも回収した異形ペレット中に正常ペレットを含
ませないように分別することができ、従来のいずれの分
別方法と比べても、本発明の異形ペレットの回収率は、
いずれの形態の異形ペレットに関しても上回るものであ
り、さらに、正常ペレットの混入率に関しても優れてい
ることがわかる。
【0037】
【発明の効果】本発明の異形粒子分別方法によれば、正
常粒子は無端ベルトの振動とそれ自身の自重とによって
無端ベルトの上側走行部を下端方向に移動し、異形粒子
は無端ベルトの針状部材間に捕捉されて無端ベルトと共
に上端方向に移送されるから、正常粒子と異形粒子とを
効率的かつ確実に分別することができる。
【0038】本発明の異形粒子分別装置によれば、上記
異形粒子分別方法を好適に実施できるばかりか、無端ベ
ルトに振動が付与されるから、短期間に針状部材間に異
形粒子が固着して目詰まりを起こすこともなく、保守管
理が極めて容易である。
【0039】又、針状部材の形状、目開き、配置、無端
ベルトの傾斜角度、回動速度、無端ベルトに与える振動
数等を正常粒子の形状に対応させて適宜変更することに
より、ほぼ全ての形態の異形粒子を確実に分別すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異形粒子分別装置の一実施形態の正面
図である。
【図2】無端ベルトの(A)は一部平面図であり、
(B)はA−A線断面図である。
【図3】(A)は正常ペレット、(B)は融着状異形ペ
レット、(C)は連珠状異形ペレット、(D)はヘッド
ホン状異形ペレットの各説明図である。
【図4】カスケード分別装置の(A)は縦断面図であ
り、(B)は要部拡大斜視図である。
【図5】回転ドラム分別装置の正面図である。
【図6】振動パンチングメタル板分別装置の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 異形粒子分別装置 2 ペレット供給部 3 ペレット分離部 4 正常ペレット回収部 5 異形ペレット回収部 6 供給ホッパー 10 無端ベルト 10a 上側走行部 10b 下側走行部 12 ベルト駆動機構 14 ベルト振動装置 15 針状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿久津 進 茨城県鹿島郡神栖町東和田17番地−1 三 菱化学株式会社鹿島事業所内 (72)発明者 木下 暁 茨城県鹿島郡神栖町東和田17番地−1 三 菱化学株式会社鹿島事業所内 (72)発明者 松井 昭 茨城県鹿島郡神栖町東和田17番地−1 三 菱化学株式会社鹿島事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数の針状部材を立設した無端ベ
    ルトの上側走行部を傾斜させ、前記上側走行部において
    上方移動するように無端ベルトを回動させるとともに、
    前記上側走行部に振動を付与し、前記上側走行部の中間
    部に粒状物を供給することにより、正常粒子を前記上側
    走行部の下端より、異形粒子を前記上側走行部の上端よ
    り排出させることを特徴とする異形粒子分別方法。
  2. 【請求項2】 その表面に多数の針状部材を立設し、そ
    の上側走行部を傾斜させた無端ベルトと、前記上側走行
    部において上方移動するように無端ベルトを回動させる
    ベルト駆動機構と、前記上側走行部に振動を付与するベ
    ルト振動装置と、前記上側走行部の中間部に粒状物を供
    給する供給ホッパーとからなることを特徴とする異形粒
    子分別装置。
JP28623395A 1995-11-02 1995-11-02 異形粒子分別方法及び分別装置 Pending JPH09123165A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326055A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Nippon Kankyo Shigen Kk 廃棄物の処理方法
CN104203434A (zh) * 2012-03-19 2014-12-10 三菱丽阳株式会社 柱状体区分方法以及柱状体区分装置

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