JPH09123119A - 樹木等粉砕機 - Google Patents

樹木等粉砕機

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JPH09123119A
JPH09123119A JP28085495A JP28085495A JPH09123119A JP H09123119 A JPH09123119 A JP H09123119A JP 28085495 A JP28085495 A JP 28085495A JP 28085495 A JP28085495 A JP 28085495A JP H09123119 A JPH09123119 A JP H09123119A
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JP
Japan
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hammer
shredder
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JP28085495A
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Hisashi Kimura
久司 木村
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Komatsu Zenoah Co
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Komatsu Zenoah Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工が簡単な連結部材を備えた樹木等粉砕機
を提供することを目的としている。 【解決手段】 回転駆動される主軸11と、この主軸1
1における軸方向の異なる位置に設けられ、半径方向に
延在する複数の連結部材12と、これらの連結部材12
を介して、前記主軸11に平行に連結され、主軸11を
中心にして回転バランスのとれる位置に配置された複数
のハンマ保持軸13と、これらの各ハンマ保持軸13に
回転自在に設けられたシュレッダハンマ14とを備えた
樹木等粉砕機であって、前記各連結部材12は、所定の
幅の板によって形成したものであって、前記主軸11の
軸方向の各位置において、半径方向の向きを変えて複数
枚重ねて設けられ、前記各ハンマ保持軸13は、各連結
部材12における主軸11から半径方向に所定量離れた
位置に設けられ、前記シュレッダハンマ14は、連結部
材12の重なり合う面に接するように設けられているこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、剪定あるいは伐
採された樹木や、わら等の材料を粉砕し、容量の減少化
(運搬の容易化)、堆肥・腐葉土化あるいは燃料化等に
利用するための樹木等粉砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の樹木等粉砕機としては、例えば
図5及び図6に示すものが知られている。すなわち、主
軸11が図示しないエンジンによって回転駆動されるよ
うになっており、主軸11には半径方向に延在する連結
部材12が設けられている。連結部材12は円板状に形
成されており、その周方向の4等分する位置にはハンマ
保持軸13が主軸11に平行に設けられている。さら
に、このハンマ保持軸13にはシュレッダハンマ14が
回転自在に設けられている。
【0003】上記連結部材12は、主軸11の両側の部
分が連結部材12の板厚分だけ平行に位置をずらすよう
に折り曲げられている。そして、異なるハンマ保持軸1
3に設けられたシュレッダハンマ14が連結部材12の
内側の面12aに接するように設けられている。
【0004】上記のように構成された樹木等粉砕機にお
いては、主軸11を回転駆動することによって、シュレ
ッダハンマ14が主軸11の回りを旋回移動する。そし
て、このシュレッダハンマ14の部分に樹木や、わら等
の材料を投入すると、同材料がシュレッダハンマ14に
よって即座にチップ状に粉砕されることになる。また、
連結部材12がその板厚分だけずれるように折り曲げら
れ、異なるハンマ保持軸13に設けられたシュレッダハ
ンマ14が連結部材12の内側の面12aに接するよう
に設けられているから、連結部材12に対応するように
投入された材料も、いずれかのシュレッダハンマ14に
よってチップ状に粉砕されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記樹木等
粉砕機においは、連結部材12における主軸11の両側
の部分を平行に折り曲げなければならないから、この折
り曲げの加工が難しいという問題がある。また加工精度
上、折り曲げた後に、主軸11を通する穴や、各ハンマ
保持軸13を通す穴をあけなければならないから、これ
らの穴の加工も難しいという問題がある。
【0006】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、加工が簡単な連結手段を
備えた樹木等粉砕機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回転駆動される主軸(11)と、この
主軸(11)における軸方向の異なる位置に設けられ、
半径方向に延在する複数の連結手段(122)と、これ
らの連結手段(122)を介して、前記主軸(11)に
平行に連結され、主軸(11)を中心にして回転バラン
スのとれる位置に配置された複数のハンマ保持軸(1
3)と、これらの各ハンマ保持軸(13)に回転自在に
設けられたシュレッダハンマ(14)とを備えた樹木等
粉砕機であって、前記各連結手段(122)は、所定の
幅の板によって形成したものであって、前記主軸(1
1)の軸方向の各位置において、半径方向の向きを変え
て複数枚重ねて設けられ、前記各ハンマ保持軸(13)
は、各連結手段(122)における主軸(11)から半
径方向に所定量離れた位置に設けられ、前記シュレッダ
ハンマ(14)は、連結手段(122)の重なり合う面
に接するように設けられていることを特徴としている。
【0008】そして、上記発明においては、主軸(1
1)を回転駆動することによって、シュレッダハンマ
(14)が主軸(11)の回りを旋回移動する。このた
め、シュレッダハンマ(14)の部分に樹木や、わら等
の材料を投入すると、同材料は、シュレッダハンマ(1
4)によって即座にチップ状に粉砕される。また、連結
手段(122)を複数枚重ねて設け、シュレッダハンマ
(14)を連結手段(122)の重なり合う面に接する
ように設けているから、連結手段(122)に対応する
ように投入された材料も、いずれかのシュレッダハンマ
(14)によってチップ状に粉砕されることになる。そ
して、各連結手段(122)を従来例のように折り曲げ
る必要がないから、同各連結手段(122)の加工が簡
単になるとともに、例えば主軸(11)やハンマ保持軸
(13)を通す穴を各連結手段(122)に簡単に加工
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図1〜図4を参照して説明する。
【0010】樹木等粉砕機は、図1に示すように、エン
ジンEによって駆動される粉砕装置4を備えている。粉
砕装置4は、シュレッダハンマ機構1及びチッパナイフ
機構6によって構成されており、シュレッダハンマ機構
1にはシュレッダホッパ(ホッパ)7が設けられ、チッ
パナイフ機構6にはチッパホッパ(ホッパ)8が設けら
れている。また、シュレッダハンマ機構1及びチッパナ
イフ機構6は、カバー9によって覆われている。
【0011】シュレッダハンマ機構1は、比較的小さな
樹木等、例えば樹木の枝等の材料Wを大量に粉砕するの
に適するものであり、エンジンEによって、一端部側か
ら回転駆動される主軸11と、この主軸11における軸
方向の異なる位置に設けられ、半径方向に延在する複数
の連結部材12と、これらの連結部材12を介して、前
記主軸11に平行に連結され、主軸11を中心にして回
転バランスのとれる位置に配置された複数のハンマ保持
軸13と、これらの各ハンマ保持軸13に回転自在に設
けられたシュレッダハンマ14とを備えている。
【0012】チッパナイフ機構6は、比較的大きな樹木
等、例えば樹木の幹等の材料Wを粉砕するのに適してお
り、上記主軸11に連結された円板体(カッタ保持手
段)61と、この円板体61に設けられ、主軸11の回
りを旋回移動するカッタ(粉砕手段)62とを備えてい
る。
【0013】また、主軸11には、シュレッダハンマ機
構1とチッパナイフ機構6との間に、送風ファン10が
設けられている。この送風ファン10は、シュレッダハ
ンマ機構1やチッパナイフ機構6で粉砕したチップを、
ダクト5(図4参照)から排出するようになっている。
【0014】一方、上記シュレッダホッパ7には、図4
に示すように、材料Wをシュレッダハンマ機構1に送り
込む送りローラ20が設けられている。この送りローラ
20はチェーン21を介して油圧モータ22に接続され
ており、この油圧モータ22とともに上下に移動可能に
なっている。しかも、送りローラ20は、付勢手段23
によって下方に引っ張られており、材料Wを確実に保持
しながらシュレッダハンマ機構1に送るようになってい
る。また、油圧モータ22は油圧ポンプ24に接続され
ている。
【0015】また、上記連結部材12は、図1〜図3に
示すように、主軸11における軸方向の両端部側にそれ
ぞれ設けられた端部支持連結部材121、121と、こ
れらの端部支持連結部材121、121の中間に設けら
れた複数の中間部支持連結部材(連結手段)122によ
って構成されている。
【0016】端部支持連結部材121は、図2に示すよ
うに、円板状に形成されており、その中心に主軸11を
通す主軸穴121aが形成され、この主軸穴121aを
中心にして周方向に4等分した位置にハンマ保持軸13
を通す保持軸穴121bが形成されている。そして、各
端部支持連結部材121と主軸11とは、溶接によって
固定されている。また、ハンマ保持軸13は、接続手段
3(図1参照)によって、一方の端部支持連結部材12
1に軸方向の位置が規制されるように設けられている。
さらに、ハンマ保持軸13は、主軸11を中止にした回
転のバランスがとれるように設けられている。
【0017】中間部支持連結部材(連結手段)122
は、図1及び図3に示すように、所定の幅の板によって
形成したものであって、前記主軸11の軸方向の各位置
において、半径方向の向きを90度変えて2枚重ねて設
けられている。また、中間部支持連結部材122の長さ
方向及び幅方向の中心位置には主軸11を通す主軸穴1
22aが形成され、この主軸穴122aの両側には同主
軸穴122aから等しい位置にハンマ保持軸13を通す
保持軸穴122bが形成されている。そして、各中間部
支持連結部材122は、重ね合わされた状態で主軸11
に溶接により固定されている。
【0018】前記シュレッダハンマ14は、いずれかの
ハンマ保持軸13に設けられたものが必ず連結手段12
2の重なり合う面に接するように設けられている。
【0019】上記のように構成された樹木等粉砕機にお
いては、シュレッダホッパ7へ材料Wを投入すると、材
料Wが送りローラ20によってシュレッダハンマ14に
送り込まれる。そうすると、S方向に旋回するシュレッ
ダハンマ14によって材料Wが粉砕されてチップ状にな
る。また、中間部支持連結部材122を2枚重ねて設
け、シュレッダハンマ14を中間部支持連結部材122
の重なり合う面に接するように設けているから、中間部
支持連結部材122に対応するように投入された材料W
も、いずれかのシュレッダハンマ14によってチップ状
に粉砕することができる。そして、各中間部支持連結部
材122を従来例の連結部材のように折り曲げる必要が
ないから、同各中間部支持連結部材122の加工が簡単
になるとともに、主軸穴122aや保持軸穴122bを
簡単に加工することができる。
【0020】なお、上記実施の形態においては、端部支
持連結部材121を円板状に形成したが、この端部支持
連結部材121についても中間部支持連結部材122を
重ね合わせたもので構成してもよい。
【0021】また、上記実施の形態においては、中間部
支持連結部材122を2枚重ね合わせたもので構成した
が、3枚以上重ね合わせたもので構成してもよい。そし
て、この場合には、隣接する中間部支持連結部材122
の交差角度が等しくなるように、各中間部支持連結部材
122の向きを設定することが好ましい。例えば、中間
部支持連結部材122を3枚設けた場合には、半径方向
の向きを60度ずつ変えて設けることが好ましい。この
際、端部支持連結部材121には保持軸穴121bを等
間隔に6つ設けることになる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、連結手段(122)
を複数枚重ねて設け、シュレッダハンマ(14)を連結
手段(122)の重なり合う面に接するように設けてい
るから、連結手段(122)に対応するように投入され
た材料も、いずれかのシュレッダハンマ(14)によっ
てチップ状に粉砕することができる。しかも、各連結手
段(122)を従来例のように折り曲げる必要がないか
ら、同各連結手段(122)の加工が簡単になるととも
に、例えば主軸(11)やハンマ保持軸(13)を通す
穴を各連結手段(122)に簡単に加工することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態として示した樹木等粉
砕機の要部側断面図。
【図2】同樹木等粉砕機のシュレッダハンマ機構を示す
図であって、図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】同樹木等粉砕機のシュレッダハンマ機構を示す
図であって、図1のIII −III線に沿う断面図。
【図4】同樹木等粉砕機を示す図であって、図1のIV−
IV線に沿う断面図。
【図5】従来例として示した樹木等粉砕機の要部側断面
図。
【図6】同樹木等粉砕機を示す図であって、図5のVI−
VI線に沿う断面図。
【符号の説明】
11 主軸 13 ハンマ保持軸 14 シュレッダハンマ 122 中間部支持連結部材(連結手段) W 材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される主軸(11)と、この主
    軸(11)における軸方向の異なる位置に設けられ、半
    径方向に延在する複数の連結手段(122)と、これら
    の連結手段(122)を介して、前記主軸(11)に平
    行に連結され、主軸(11)を中心にして回転バランス
    のとれる位置に配置された複数のハンマ保持軸(13)
    と、これらの各ハンマ保持軸(13)に回転自在に設け
    られたシュレッダハンマ(14)とを備えた樹木等粉砕
    機であって、 前記各連結手段(122)は、所定の幅の板によって形
    成したものであって、前記主軸(11)の軸方向の各位
    置において、半径方向の向きを変えて複数枚重ねて設け
    られ、 前記各ハンマ保持軸(13)は、各連結手段(122)
    における主軸(11)から半径方向に所定量離れた位置
    に設けられ、 前記シュレッダハンマ(14)は、連結手段(122)
    の重なり合う面に接するように設けられていることを特
    徴とする樹木等粉砕機。
JP28085495A 1995-10-27 1995-10-27 樹木等粉砕機 Expired - Lifetime JP2921742B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102490238A (zh) * 2011-11-23 2012-06-13 东北林业大学 玉米秸秆皮瓤的分离方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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