JPH09123070A - 携帯型電動工具 - Google Patents

携帯型電動工具

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Publication number
JPH09123070A
JPH09123070A JP7308321A JP30832195A JPH09123070A JP H09123070 A JPH09123070 A JP H09123070A JP 7308321 A JP7308321 A JP 7308321A JP 30832195 A JP30832195 A JP 30832195A JP H09123070 A JPH09123070 A JP H09123070A
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
operating arms
tool
closing mechanism
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP7308321A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Baba
勉 馬場
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Individual
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  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 携帯可能な工具本体1に一対の作動アー
ム3a・3bを開閉自在に突設すると共に工具本体内に
電源部15を駆動源として作動アームを開閉動作させる
開閉動機構5を配設し、一対の作動アームの先端部に相
互に咬合可能な嘴部19a・19bを形成してなる。 【効果】 交通事故車両のドアーのこじ開け作業や砂利
道や泥道、ぬかるみ、雪道等の軟弱地盤からの車両の緊
急脱出作業、車両の持ち上げ作業を容易に行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば交通事故車両
のドアーのこじ開け作業や砂利道や泥道、ぬかるみ、雪
道等の軟弱地盤からの車両の緊急脱出作業、車両の持ち
上げ作業等において用いられる携帯型電動工具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の工具類としては、手工具と
してバールや動力工具として油圧ジャッキ、空圧ジャッ
キ等のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造において、バールの場合には人為的作業のため、大
変な労力が掛かると共に作業性が低下し易く、また、油
圧ジャッキや空圧ジャッキの場合には駆動源として油
圧、空圧発生源が必要となって作動機構が複雑化し易
く、またそれだけ全体重量が重くなり、携帯可搬性が低
下することがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項1記載の発明にあっては、携帯可能な工具本体に一
対の作動アームを開閉自在に突設すると共に工具本体内
に電源部を駆動源として作動アームを開閉動作させる開
閉動機構を配設し、該一対の作動アームの先端部に相互
に咬合可能な嘴部を形成してなる携帯型電動工具にあ
る。
【0005】又、請求項2記載の発明にあっては、請求
項1記載の開閉動機構として右ねじ及び左ねじからなる
螺子機構を含んでなることを特徴とするものであり、又
請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の
嘴部に係止凸部を形成してなることを特徴とするもので
あり、又、請求項4記載の発明にあっては、請求項1乃
至3記載の工具本体に叩打部を形成してなることを特徴
とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の実施の形
態例を示し、1は工具本体であって、可搬ハンドル2を
有して形成され、工具本体1に一対の作動アーム3a・
3bが支点軸4を中心として開閉動機構5により開閉動
作自在に突設されている。
【0007】この場合、上記開閉動機構5は、上記工具
本体1内に回動軸6を軸架し、回動軸6に中央部を境に
して右ねじ部6a及び左ねじ部6bを形成し、この右ね
じ部6a及び左ねじ部6bに右ナット7a及び左ナット
7bをそれぞれ螺着し、これにより螺子機構8を構成
し、この右ナット7a及び左ナット7bに係合ピン9を
植設し、上記作動アーム3a・3bの基端部に係合長穴
10をそれぞれ形成し、それぞれの係合ピン9と係合長
穴10とを摺動自在に係合し、回動軸6と電動モータ1
1の主軸11aとをウオーム機構12及び平歯車機構1
3からなる減速機構14により伝導連結し、電動モータ
11に乾電池や充電池からなる電源部15を配設し、回
動軸6の両端部位置及び中央部に過大な開動並びに閉動
を検出するセンサー16が臨設され、かつ可搬ハンドル
2に電源スイッチ17が設けられ、工具本体1に電池残
量メータ18が設けら、しかして電動モータ11により
電源部を駆動源として回動軸6を正逆回動し、回動軸6
の正逆回動により螺子機構8の作用で作動アーム3a・
3bを開閉動作させるように構成している。
【0008】19a・19bは嘴部であって、上記作動
アーム3a・3bの先端部に形成され、一方の嘴部19
bは二股状に形成され、他方の嘴部19aが二股部分に
嵌入し、相互に咬合可能な形状に形成され、かつ嘴部1
9a・19bの外面に係止凸部20がそれぞれ形成され
ている。
【0009】またこの場合工具本体1の背部に叩打部2
1が形成され、更に電源部15用のソーラーパネル22
が設置されると共に電池切れの際に回動軸6を回動させ
る手動ハンドル23が配設されている。
【0010】この実施の形態例は上記構成であるから、
図1、図2の如く、工具本体1を可搬ハンドル2により
握持し、交通事故車両のドアー等の作業部位に嘴部19
a・19bを挿入位置し、図4の如く、電源部15を駆
動源として開閉動機構5により一対の作動アーム3a・
3bを開動作させることにより通常の力では開かなかっ
たドアーを簡単にこじ開けることができ、嘴部19a・
19bは作動アーム3a・3bの先端部に相互に咬合可
能に形成されているから、作動アーム3a・3bの閉動
時においては先端部の厚さを薄くできて狭い間隙部等へ
の挿入が容易にでき、使用の融通性並びに作業性を向上
することができ、しかも駆動源として電源部15を用い
ているから、油圧や空圧源も必要がなくて作動機構も簡
素化することができ、またそれだけ全体を小型化、軽量
化することができ、携帯可搬性を高めることができ、一
層使用の快適性を高めることができる。
【0011】またこの場合開閉動機構5として右ねじ及
び左ねじからなる螺子機構8を含んで構成しているか
ら、構造を一層簡素化することができ、製作コストの低
減を図ることができ、また、嘴部19a・19bに係止
凸部20を形成しているから、作業部位に対しての係止
作用を得ることができ、作業部位に対しての位置決め並
びに係止を良好にできて作業性を向上することができ、
また更には、工具本体1に叩打部21を形成しているか
ら、嘴部19a・19bを作業部位にあてがった状態で
叩打部12ハンマー等により打撃することにより、容易
に嘴部19a・19bを作業部位に挿入することもで
き、作業性を向上することができる。
【0012】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、工具本体1、開閉動機構5の構造や形態
並びに作動アーム3a・3b等は適宜変更して設計され
るものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、工具本体から突設された作動アームの先
端部に形成された嘴部を作業部位に位置し、電源部を駆
動源として開閉動機構により一対の作動アームを開動作
させることにより通常の力では開かなかった交通事故車
両のドアーのこじ開け作業や砂利道や泥道、ぬかるみ、
雪道等の軟弱地盤からの車両の緊急脱出作業、車両の持
ち上げ作業を容易に行うことができ、嘴部は作動アーム
の先端部に相互に咬合可能に形成されているから、作動
アーム閉動時においては先端部の厚さを薄くできて狭い
間隙部等への挿入が容易にでき、使用の融通性並びに作
業性を向上することができ、しかも駆動源として電源部
を用いているから、油圧や空圧源も必要がなくて作動機
構も簡素化することができ、またそれだけ全体を小型
化、軽量化することができ、携帯可搬性を高めることが
でき、一層使用の快適性を高めることができる。
【0014】また請求項2記載の発明にあっては、開閉
動機構として右ねじ及び左ねじからなる螺子機構を含ん
で構成しているから、構造を一層簡素化することがで
き、製作コストの低減を図ることができ、また請求項3
記載の発明にあっては、嘴部に係止凸部を形成している
から、作業部位に対しての係止作用を得ることができ、
作業部位に対しての位置決め並びに係止を良好にできて
作業性を向上することができ、また請求項4記載の発明
にあっては、工具本体に叩打部を形成しているから、嘴
部を作業部位にあてがった状態で叩打部ハンマー等によ
り打撃することにより、容易に嘴部を作業部位に挿入す
ることもでき、作業性を向上することができる。
【0015】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態例の側断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の平断面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の側断面図である。
【図5】本発明の実施の形態例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 工具本体 3a 作動アーム 3b 作動アーム 5 開閉動機構 8 螺子機構 15 電源部 19a 嘴部 19b 嘴部 20 係止凸部 21 叩打部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な工具本体に一対の作動アーム
    を開閉自在に突設すると共に工具本体内に電源部を駆動
    源として作動アームを開閉動作させる開閉動機構を配設
    し、該一対の作動アームの先端部に相互に咬合可能な嘴
    部を形成してなる携帯型電動工具。
  2. 【請求項2】 上記開閉動機構として右ねじ及び左ねじ
    からなる螺子機構を含んでなる請求項1記載の携帯型電
    動工具。
  3. 【請求項3】 上記嘴部に係止凸部を形成してなる請求
    項1又は2記載の携帯型電動工具。
  4. 【請求項4】 上記工具本体に叩打部を形成してなる請
    求項1乃至3記載の携帯型電動工具。
JP7308321A 1995-10-31 1995-10-31 携帯型電動工具 Pending JPH09123070A (ja)

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JP7308321A JPH09123070A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 携帯型電動工具

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JP7308321A JPH09123070A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 携帯型電動工具

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JP7308321A Pending JPH09123070A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 携帯型電動工具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192808A (zh) * 2012-11-16 2013-07-10 戴震班 便携式移车器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192808A (zh) * 2012-11-16 2013-07-10 戴震班 便携式移车器
CN103192808B (zh) * 2012-11-16 2015-04-08 戴震班 便携式移车器

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