JPH0912262A - 工作物又は線路ガイド等を掴みあるいは重量に依存して締付ける装置 - Google Patents

工作物又は線路ガイド等を掴みあるいは重量に依存して締付ける装置

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JPH0912262A
JPH0912262A JP8171872A JP17187296A JPH0912262A JP H0912262 A JPH0912262 A JP H0912262A JP 8171872 A JP8171872 A JP 8171872A JP 17187296 A JP17187296 A JP 17187296A JP H0912262 A JPH0912262 A JP H0912262A
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JP
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gripping
weight
dependent
clamping device
bolt
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JP8171872A
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English (en)
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Klaus Klemens Nerger
クラウス・クレメンス・ネルガー
Josef Saeftel
ヨーゼフ・ゼフテル
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Vodafone GmbH
Original Assignee
Mannesmann AG
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Publication date
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/26Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
    • B23Q1/28Means for securing sliding members in any desired position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/10Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
    • B66C1/22Rigid members, e.g. L-shaped members, with parts engaging the under surface of the loads; Crane hooks
    • B66C1/24Single members engaging the loads from one side only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66C1/22Rigid members, e.g. L-shaped members, with parts engaging the under surface of the loads; Crane hooks
    • B66C1/28Duplicate, e.g. pivoted, members engaging the loads from two sides
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
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    • B66C1/10Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掴み又は締付け部材7aがレバー対に固定さ
れ、棒と棒との間の中央に別の制御手段が設けられてい
る、工作物27,28等を掴みあるいは重量に依存して
締付ける装置に関する。 【解決手段】 異なる工作物形状及び工作物種類のおい
て側方の自由空間がわずかである異なる寸法の工作物の
ために、担持フレーム8が設けられ、前記担持フレーム
8に、互いに平行に走行する複数の棒4のそれぞれ重畳
して位置する対のための上部ヒンジボルト対5a,5b
がリンク接続され、前記棒4は下部ヒンジボルト6a,
6bの対により掴み部材7aのための接続部品に着脱可
能にリンク接続され、それぞれ1つの下部ヒンジボルト
6a,6bにリンク接続されている支持用桁材10の1
つの対が、前記担持フレーム8に棒4と棒4との間の中
央に細長穴案内部8aの中で位置調整可能な制御ボルト
9に一緒リンク的に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に制御スイッチ
を有する手動操作機器と組合せて使用し、掴み又は締付
け部材がレバー対に固定され、棒と棒との間の中央に別
の制御手段が設けられている、場所位置に対して動かし
又は保持する工作物又は線路ガイド等を掴み及び重量に
依存して締付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒頭に記載の形式の装置は、ドイツ実用
新案特許出願第DE−GBM G 9103520.1
号明細書から公知である。この文献では掴み部材は、ト
グルジョイントを有し半円に湾曲されている掴みアーム
と、棒と棒との間の中央に配置され掴みアームの移動を
制御する切換えディスクとから成る。しかしこの公知の
装置は、負荷を一時的に下ろし置いて切換え棒を制御曲
線に沿って動かし、これにより掴みアームの開放、閉鎖
又は閉鎖保持を作用する、歩進切換え装置として形成さ
れている。開放保持は、掴みアームのある特定の位置で
のみかつある特定の周期の中で行われる。
【0003】ディスクを掴むために、所要の負荷フック
を側方から、垂直に位置する工作物例えば円形ディスク
に向かって下方から動かして当てることが公知である。
負荷フックを持上げると工作物は、負荷フックに取付け
られている2つの凸子に係止される。しかしこのような
負荷フックは、異なる寸法のディスクを掴むには適さ
ず、ディスクを工作機械の中で2つのチャック及び加工
工程で加工しなければならないばあいにも適さない。す
なわち、第1の締付け固定(チャッキング)及び加工工
程の後にこのような負荷フックによりディスクを取出す
場合、工作物をまず初めにに下ろし置き、次いで別の側
から再び取上げなければならない、何故ならば負荷フッ
クは常に工作物側を覆うからである。工作機械の中で加
工物を反転してからでないと、工作物を締付け固定でき
ない。
【0004】負荷により自動的により閉鎖する従来の掴
みペンチを使用する場合、次の問題が生じる。負荷され
あるいは負荷されない掴みペンチの構造高さが非常に大
きい。この大きい構造高さは、障害物を超えて走行する
際、掴みペンチの上方に配置されている制御スイッチの
操作を妨害する。非常に平たい形状の掴みペンチに比し
て可能な積重ね高さを低める。更に、従来の掴みペンチ
の掴み部材は、負荷されると常に、最大位置まで更に閉
鎖しようとする。しかしこの位置を工作物の幾何学的形
状に起因してとることができない場合、形状が安定して
いない工作物においては、付加的な強い強制的押し込み
力が発生する。合成樹脂容器の場合、この強制的押し込
み力により早期に取っ手個所が損傷される。更に別の1
つの欠点は、容器の中に可動に配置されている負荷が傾
動しやすく、ひいては容器から出やすいことにある。更
に、内部を掴む多数の掴みペンチが容器端縁を超えて突
出し、従ってこれらの容器を互いに密に積重ねることが
不可能である。最後に、別の1つの欠点は、公知の掴み
部材に適するセンタリング部材が無いことにある、すな
わちこのようなセンタリング部材は、掴みペンチを迅速
に容器に当てることを可能にしたり、掴みペンチを容器
から斜めに外す際に掴み機構が容器に引っかかって留ま
ることを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の欠点を除去して、掴みそして重量に依存して締付ける
装置を改善し、異なる寸法の工作物でも、側方の自由空
間が僅かな場合に2つの締付け固定及び加工工程の間に
これらの工作物を下ろし置き再び取上げることが不要で
あるようにこの装置を形成し、更にこの装置をコンパク
トに形成して、掴み部材を異なる工作物形状又は工作物
種類に整合することを可能にすることにある。この場
合、掴みアームを行程領域全体にわたり固定することを
可能にし、これにより、手動により掴みアームを操作す
る際に障害が発生することを防止する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、冒頭に記載
の形式の装置を基礎にして本発明により、互いに平行に
走行する複数の棒のそれぞれ重畳して位置する対のため
の上部ヒンジボルト対がリンク接続された担持フレーム
が設けられ、棒は下部ヒンジボルトの対により掴み部材
のための接続部品に着脱可能にリンク接続され、それぞ
れ1つの下部ヒンジボルトにリンク接続されている支持
用桁材の1つの対が、担持フレームに棒と棒との間の中
央に細長穴案内部の中で位置調整可能な制御ボルトに一
緒にリンク的に固定されていることにより解決される。
このような基礎モジュールにより、外部及び内部で掴む
掴み機構を、大幅に異なる工作物形状及び工作物種類に
使用することが可能となる。これにより本発明の装置を
ある特定の搬送物に整合することが可能となる。更に基
礎モジュールの重要な利点は、作業安全性が非常に高い
こと、操縦快適性が高いこと、構造がコンパクトであり
ながら行程が比較的長いことにある。本発明の装置は、
搬送物の上に載置することにより開放でき、下ろし置か
れた工作物から本発明の装置を除去する際に任意の位置
で、操縦部材を作動することにより本発明の装置の開放
状態を保持できる。これにより重大な人身傷害の危険が
無くなる、すなわち、公知のシヤーペンチと取扱う際の
傷害の危険が無くなる。すなわち、通常のシヤーペンチ
は、完全に開放された位置でのみ係止し、部分的には、
閉鎖した掴みペンチを開放する際に又は中間位置で開放
状態を保持するために手動により掴みペンチを操作する
ことさえ行わなければならない。公知のシヤーペンチに
比して本発明の装置の構造高さは小さく、これにより、
障害物を越える際に制御スイッチを操作するのが容易に
なり、起用木の中の機械の無い自由空間の中の狭いスペ
ースでの本発明の装置の装置の取扱いは容易であり、搬
送物が密に積重ねられている状態での本発明の装置の取
扱いも容易である。
【0007】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、担持フレームの外部に迅速交換機構が設けられ、迅
速交換機構は連結凸子を設けられ、連結凸子は制御スイ
ッチの収容部材の中に挿入連結可能である。このような
迅速交換機構の利点は、制御スイッチを有する手動の操
作機器との連結を実現でき、従って本発明の装置を、掴
み動作へ向かって制御して案内して、本発明の装置を作
動することができることにある。
【0008】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、担持フレームにハンドルが固定され、ハンドルは操
縦レバーを有する。これにより本発明の装置を手動で案
内及び制御できる。
【0009】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、細長穴案内部の長さ及び位置により終位置の掴み部
材と終位置の掴み部材との間の間隔を定める。掴み部材
と掴み部材との間の最大間隔と最小間隔との間の差が、
掴み装置の行程である。1行程の1/2は、1つの掴み
部材当りの行程である。行程を通過する際に掴み部材の
位置は常に互いに平行なままである。
【0010】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、棒と棒との間の中央に設けられている制御手段が、
ロック機構から成る。従って本発明は従来の技術とは異
なり、歩進切換え装置を使用せず、ロック機構を使用し
ている。
【0011】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、制御ボルトがロック機構により多数の位置で係止可
能である。これを実現するために、適切な締付け機構が
ロックするか、又は非常に微細なラスタの中に形状結合
でロックされることが可能である。
【0012】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、制御ボルトが塊状部材に接続され、この接続は塊状
部材の僅かな横方向移動が可能になるように実現され、
塊状部材は外部に、細長穴案内部へ向かって小さいピッ
チの歯部を設けられ、歯部に平行に走行する同一の歯部
が設けられ、歯部は、担持フレームに取付けられている
棒(13)に取付けられている。従って、ロック機構の
多数の位置は、歯部の多数の歯により制御できる。
【0013】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、塊状部材自身が、制御ボルトを収容するために、細
長穴案内部の方向に対して垂直又横方向に細長穴案内部
を形成している。更に、塊状部材が制御ボルトに沿って
移動する際の移動距離は、歯部を覆う長さより僅かに長
く、これにより係止及び係止解除が可能となる。
【0014】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、塊状部材の中に細長穴案内部の走行方向に対して横
方向に対を成しばねにより押付けられている圧力ボルト
が設けられ、これにより塊状部材を歯部との係合から解
除できる。
【0015】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、歯部の走行方向に平行に平面的滑り面が棒に取付け
られている。滑り面は案内部を形成している。
【0016】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、サドル状部品が長手方向に移動可能に担持フレーム
に取付けられ、脚部に接続され、脚部の中に斜めに上方
へ走行する細長穴が形成され、細長穴を貫通して案内ボ
ルトが走行子、案内ボルトは担持フレームの中に固定さ
れている。これらの細長穴の位置が斜めであることによ
り、サドル状部品を担持フレームから離す際に脚部が歯
付塊状部材を、ばね弾性を有する圧力ボルトの力に抗し
て、制御ボルトの位置とは無関係に歯付棒に係合させる
ことが可能である。
【0017】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、サドル状部品及び脚部が、対を成して配置されてい
る板ばねにより、負荷が作用しない場合には制御ボルト
をロック解除する。この場合、引張りばねの役割はサド
ル状部品が、本発明の装置が負荷されていない場合に常
に、制御ボルトがロックされていない位置に引張られる
ことにある。
【0018】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、サドル状部品の移動距離が担持ねじにより制限され
ている。このような回転防止されている担持ねじは、移
動距離を形成し、担持フレームからサドル状部品を介し
て連結凸子へ更に操作機器への動力伝達を形成する。
【0019】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、ロック機構がハンドル及び操縦レバーにより手動で
作動可能であり、この作動は、操縦レバーが回転軸を中
心に旋回可能に担持フレームに支承され、操縦レバーが
連行凸子を有し、連行凸子は、同様に担持フレームに移
動可能に支承されスライダすなわち斜めに上方へ走行し
ている細長穴を介して案内されているスライダの細長穴
を介して案内されているように行われる。この手段によ
り、本発明の装置を手動で操縦し制御し、必要な場合に
はロック機構を負荷によってだけでなく手動によっても
作動することが可能となる。
【0020】これらの必要な機能を実現するために、本
発明の別の1つの有利な実施の形態では、スライダがボ
ルトにより担持フレームに対して移動可能に案内されて
いる。
【0021】本発明の装置が、負荷が意図せずに衝突し
た場合又は搬送時に本発明の装置を載置する際に開放す
るのを防止するために、本発明の別の1つの有利な実施
の形態では、サドル状部品に板ばねが固定され、板ばね
の段部は操縦レバーに当接している。
【0022】設定された位置を保証するために、本発明
の別の1つの有利な実施の形態では、操縦レバーの外側
レバーアームが、ばねにより押付けられている玉により
棒に係止可能である。
【0023】工作物種類に応じて工作物を捕捉するため
に、本発明の別の1つの有利な実施の形態では、掴み部
材あるいは剛性構造の掴み角柱又は自己位置調整する掴
み角柱を設けられている。
【0024】これに関する本発明の別の1つの有利な実
施の形態では、自己位置調整する掴み角柱が、端部に固
定されている負荷載置部材と更にほぼ対向して位置する
押さえ部材を有する外側部分を有し、押さえ部材はホル
ダを有し、ホルダは移動可能に棒に沿って案内され、押
さえ部材をそれぞれ案内の中の凸子により収容する。こ
の場合、接触面は、押さえ部材は行程全長にわたり、掴
んだ工作物に整合されるように、形成されている。
【0025】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、外側部分が滑り脚状部材を有し、滑り脚状部材には
滑り止めライニングが設けられており、更に滑り脚状部
材には、下降の際に迅速に開放するように別個の肩部が
形成されている。これにより滑り脚状部材が得る利点
は、比較的密に隣接して積重ねられた複数の工作物で
も、前もって個別に分けなくとも手動で掴むことができ
ることにある。
【0026】外側部分に、それぞれの工作物に向いてい
る載置突出部を有する付加的負荷載置部材が設けられて
いることにより担支能力が増大する。重い工作物はしば
しば、非対称の負荷分布を有する。更に、いくつかの場
合、工作物の直径と直径との間に大きい跳躍変化が存在
する。
【0027】ディスク状工作物の場合、本発明の別の1
つの有利な実施の形態では、掴み部材が掴みアームから
成り、掴みアームにはボルトを中心にばねを介して戻り
旋回可能なように締付け固定角柱が、掴みアームの端部
に支承されている。
【0028】特別の工作物は、それぞれに応じて積重ね
られて又は互いに隣接して配置され、このような工作物
を収容することは、特有の問題に直面する。このような
工作物位置の場合、本発明の別の1つの有利な実施の形
態では、掴み部材が、ヒンジボルトに対向して位置する
ようにそれぞれ1つの歯付軸孔を有し、歯付軸孔の中に
はそれぞれ1つの歯付軸が案内され、歯付軸にはそれぞ
れ1つの支持ジョー及び/又は少なくとも1つの負荷フ
ックが取付けられている。これに応じて支持ジョー及び
負荷フックは、容易に交換可能にであり、相応して成形
又は形成できる。
【0029】これに関して、本発明の別の1つの有利な
実施の形態では、互いに密に隣接する複数の工作物を掴
む掴み部材が、アングルアームを有する負荷フックから
成り、掴み部材は歯付軸に旋回可能に支承され、旋回運
動を制限する制限手段と、軸方向運動を防止する防止手
段とが設けられている。この場合、アングルアームは、
例えば支持ジョーの周縁に載置でき、旋回運動を制限す
る手段は、ピン等から成ることも可能である。
【0030】いわゆる基礎モジュールの行程は、制限し
て使用することも可能である。これの実現するために、
本発明の別の1つの有利な実施の形態では、掴み部材
が、互いに対して1つの平面の中で位置調整可能な掴み
条片から成り、掴み条片はともにヒンジボルトを介して
接続部品に接続され、これにより掴み条片はセンタリン
グフレームを収容する。この実施の形態の本発明の装置
はとりわけ、本発明の装置を中に入れて係合させる掴み
領域を有する容器に適する。
【0031】複数の容器から成るこのような工作物を一
様に捕捉することを保証するために、本発明の別の1つ
の有利な実施の形態では、センタリングフレームの端部
領域にそれぞれセンタリングレバーが旋回可能に支承さ
れ、軸方向移動が防止されている。
【0032】本発明の装置の広範囲にすなわちユニバー
サルに使用し、本発明の装置を折畳み式シャシ装置の形
でも使用できるように、本発明の別の1つの有利な実施
の形態では、接続部品に、回転支承されているローラを
有するロールホルダが固定されている。従って本発明の
装置は、その通常位置を反転して線路ガイド等の領域内
でも使用できる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に本発明を実施の形態に基づき
図を用いて詳細に説明する。工作物を掴み、重量に依存
して締付ける装置が、図1に、手動操作機器と一緒に示
されている。操作機器は閾値切換え機構2を介して収容
装置1aの中の連結凸子2aに接続可能である制御スイ
ッチ1を有する。操作機器の制御スイッチ1は、剛性構
造的案内部材、チェーン、ロープ等と信号線とを介して
操作機器に接続されていることもある。しかし本発明の
装置は直接に操作機器の担持系(引張り手段)に接続さ
れていることもあり、制御スイッチ1は別個に配置され
ていることもある。
【0034】図1に示されている装置の利点は、操作機
器の操縦も、本発明の装置の操縦も、負荷の案内も迅速
かつ確実に手動により行うことが可能であることにあ
る。操縦者の他方の手は自由であり、別の行為を行うこ
とができる。本発明の装置にはハンドル3が操縦部材と
して所属し、操縦部材は操縦レバー3aを有し、操縦レ
バー3aは回転軸3b(図3)を中心に旋回可能であ
る。
【0035】本発明の装置(図1〜図5)はほぼ基礎モ
ジュールを形成し、基礎モジュールは、操縦部材前述の
ハンドル3と、ロック機構12と、任意に取付け可能で
あり迅速に交換可能な掴み部材7aのためのレバー系と
から成る。
【0036】このいわゆる基礎モジュールは、互いに平
行に走行する棒4から成る互いに隣接する複数の対を有
し、棒4は上部のヒンジボルト対5a,5bにより担持
フレーム8にリンク接続されている。互いに平行に走行
する棒4は、下部のヒンジボルト6a,6bの対によ
り、前述の掴み部材7aのための接続部品7に着脱可能
にリンク接続され、それぞれ1つの下部ヒンジボルト6
a又は6bにリンク接続されている支持用桁材10の対
は、担持フレーム8の中に形成され左側の棒4と右側の
棒4との間の中央に位置する細長穴形案内部8aの中で
位置調整可能な制御ボルト9に一緒にリンク的に固定さ
れている。下部ヒンジボルト6a及び6bはいわば、そ
れぞれいわゆる基礎モジュールと掴み部材7aとの間の
インターフェースを形成している。制御ボルト9の運動
距離は、掴み部材7aと掴み部材7aとの間の間隔を定
め、従って細長穴8aの長さ及び位置により終位置の掴
み部材7aと終位置の掴み部材7aとの間の間隔を定め
ることが可能である。
【0037】図1では制御ボルト9は下部終位置にあ
り、従って掴み部材7aも最低位置をとり、従って掴み
部材7aと掴み部材7aとの間の間隔は最小である。こ
れに対して細長穴8aの上端は掴み部材7aと掴み部材
7aとの間の最大間隔を制限する。その際、掴み部材7
aと担持フレーム8との間の間隔も減少する。掴み部材
7aと掴み部材7aとの間の(又は下部ヒンジボルト6
aと6bとの間の)最大間隔と最小間隔とは、本発明の
装置の行程を形成する。これにより1つの掴み部材7a
当り本発明の装置の半行程が形成される。
【0038】この行程を通過する間にわたり掴み部材7
aと掴み部材7aとは互いに平行っまである。細長穴8
aの中の制御ボルト9が中間位置でロックされると、双
方の掴み部材8aもある特定の位置に固定されたままに
なる。しかし本発明の広範囲なすなわちユニバーサルな
使用可能度は、掴み部材7aをある1つの特定の個所に
だけ固定できるだけでなく、多数の位置に固定できる場
合にも得られ、この場合、制御ボルト9は係止機構12
によりこの多数の位置に係止可能である。
【0039】図2には軽視機構12が詳細に示されてい
る。制御ボルト9は、横方向細長穴案内部11aを有す
る塊状部材11の中に突出している。係止機構12のピ
ン12aは塊状部材11を制御ボルト9に接続し、この
接続は、塊状部材11が制御ボルト9に対して軸方向に
は移動可能ではないが、しかし担持フレーム8の細長穴
案内部8aに対して横方向に制御ボルト9に対して移動
可能であるように実現される。細長穴案内部8aに対し
て平行に棒13が配置され、棒13は、細長穴案内部8
aの中の制御ボルト9の移動距離全長にわたり担持フレ
ーム8に取付けられており、棒13は、歯部11bを備
える塊状部材11に対向して位置する歯部を有する。こ
の棒13の位置決めは、対向歯部13bを有する対向歯
部付棒13に対して塊状部材11が移動する際に塊状部
材11の歯部が対向歯部付棒13にかみ合うように実現
されている。制御ボルト9に沿っての塊状部材11の移
動距離は、歯部を被覆する長さより僅かに大きい。
【0040】歯付塊状部材11の中には付加的にばね状
圧力ボルト14が設けられ、ばね状圧力ボルト14は塊
状部材11を押圧して歯付棒13から離す。これを実現
するために棒13の歯部の前の領域に平面的滑り面13
aが形成されている。歯部11bと13bとのかみ合せ
は、サドル状部材15を介して行われ、サドル状部材1
5は担持フレーム8の上に移動可能に載置されて取付け
られている。サドル状部材15は脚部15aを有し、脚
部15aは、斜めに配置されている細長穴15bを有す
る。細長穴15bはサドル状部材15を、担持フレーム
18に固定されているボルト16に沿って案内する。細
長穴15bが斜めに位置するので、サドル状部材15が
担持フレーム8から持上げられる際に脚部15aが歯付
塊状部材11をばね状圧力ボルト14の力に抗して更に
制御ボルト9の位置とは無関係に歯付棒13にかみ合せ
る。引張りばね17により更に、サドル状部材15が、
本発明の装置が負荷されない状態では常に、制御ボルト
9が係止されない位置に引張られる。連結凸子2aは、
図1に示されているように固定してサドル状部材15の
上面に取付けられている。
【0041】サドル状部材15が引張りばね17の力に
抗して担持フレーム8から持上げられる場合、回転不能
な担持ねじ18(図1)が移動距離を制限し、更に担持
ねじ18は、担持フレーム8からサドル状部材15を介
し更に連結凸子2aを介して操作機器又はその制御スイ
ッチ1への動力伝達を実現する。平行四辺形状に配置さ
れている棒4の力状態は本発明の装置が、角柱状掴み部
材7aを使用する場合にロック機構12無しでもなお自
己閉鎖的に作用するように構成されている。
【0042】掴み部材7aに中心に作用する搬送物の重
力は、本発明の装置の閉鎖を作用する。重心の外部で掴
まれた負荷例えば軸は、ある特定の非対称性から開始し
て持上げるように本発明の装置に作用する。本発明の装
置がそれでも意図せずに開放されないように、ロック機
構12が作動される。しかしロック機構12は、開放さ
れた本発明の装置が、下ろされた負荷から離れる際に再
び閉鎖することを防止するためにも使用される。この状
態ではロックはハンドル3及び操縦レバー3aを介して
作動される。
【0043】図3では操縦レバー3aが回転軸3bによ
り回転可能に担持フレーム8に固定され、操縦レバー3
aの外側レバーアーム3は連行凸子3を有する。連行凸
子3cはスライダ19の細長穴19aの中に突出してい
る。スライダ19はサドル状部材15と同様にボルト1
6に沿って移動可能に案内されている。これを実現する
ためにスライダ19は、脚部15aと同様に斜めに配置
されている細長穴19bを有する。図3に示されている
位置ではスライダ19は歯付塊状部材11を対向歯付棒
13にかみ合せ、空の本発明の装置の閉鎖を防止する。
このロックを開放するためにハンドル3は制御スイッチ
1へ向かって旋回され、これによりスライダ19は、脚
部15aと一致する位置に移動される。これにより塊状
部材11は再び、図2に示されている位置に到達し、本
発明の装置は、ロック解除位置にあり、掴み部材7aは
閉鎖する。
【0044】ロック機構12の別の1つの機能は、負荷
が意図せずに衝突した場合に掴み部材7aが開放された
り、搬送の際に本発明の装置が掴み部材7aの上に載る
ことにより掴み部材7aが開放されることを防止するこ
とである。この機能は、図4(a),図4(b),図5
(a)及び図5(b)に示されている。この場合、板ば
ね20は段部20aを介してサドル状部材15に固定さ
れる。その際、段部20aは、外側のレバーアーム3d
の中へ下方から入込んで突出している。サドル状部材1
5が、本発明の装置が負荷を受取った状態で図4(a)
及び図4(b)に示されているように担持フレーム8か
ら持上げされる場合、操縦レバー3aも段部20aを介
して上方へ向かって旋回する。この位置で玉21は、こ
の玉21の背後に配置されている図示されていないばね
により外側レバーアーム3dの孔3eの中に押込めら
れ、これにより玉21は外側レバーアーム3dを係止す
る。この位置で塊状部材11は脚部15aによっても、
スライダ19によっても対向歯付棒13に押付けられ
る。
【0045】本発明を取扱う際に、掴まれた工作物又は
掴み部材7aが意図せずに障害物の上に載せられた場
合、サドル状部材15は再び、図2に示されている位置
に移動する。そのとき板バネ20はそれに対応して下に
移動するが、操縦レバー3aは玉21の上の係止位置に
留まる。これにより本発明の装置は開放せず、工作物が
逸脱することがかない。工作物を意図して障害物の上に
載せた場合、操縦者は僅かな手の力で、係止力に抗して
ハンドル3を制御スイッチ1へ向かって旋回して、本発
明の装置を開放できる。
【0046】しかし操縦レバー3aの係止の解放は、負
荷がまだ本発明の装置の中で吊られており、ペンチがま
だ取付けられていない状態でも行うことができる。これ
は図5に示されている。本発明の装置は、次のペンチ取
付けの際に開放する。この場合、操縦レバー3aは板ば
ね20の抵抗に抗して段部20aから下方へ向かって旋
回される。まだ負荷が吊られている状態で係止をこのよ
うに解放することにより操縦者は、本発明の装置を中間
停止無しに載置し解放することができる。しかし、負荷
がまだ吊られている状態で本発明の装置を解放すること
は、操縦レバー3aを作動することにより何時でも再び
無効にすることができる。この場合、本発明の装置はロ
ックされたままであり、このロックの継続は、操縦者
が、負荷が吊られている又は載置されている状態でハン
ドル3を作動すると終了する。本発明の装置のそれぞれ
の機能は直接に利用可能であり、その際、まず初めにに
所定のサイクルが完了するまで待つことは不要である。
【0047】しかしいくつかの用途では、まだ負荷が吊
られている状態でのロックの解放は、不可能であること
もある。これらの場合、板ばね20は、剛性構造の連行
部材により置換され、連行部材は、段部20aと同様に
操縦レバー3aに下方から当接する。しかしこの場合、
操縦レバー3aは、サドル状部材15が持上げられた状
態ではもはや作動できない。
【0048】掴み部材7aは、いわゆる基礎モジュール
における切断部(下部ヒンジボルト6a,6b)で交換
可能である。図7(a)及び図7(b)の実施の形態
は、図6に示されている剛性構造の掴み角柱を有する掴
み部材7aとは異なり、自己位置調整する位置調整角柱
を有する掴み部材22を示す。分かり易く比較するため
に、掴み角柱22の尺度“t”により示されている深さ
は同一である。しかし図6では、掴み角柱6と図示の工
作物27及び28との間の有効な重畳“h1”及び“h
2”は、“t”より小さい。これに対して図7(a)及
び図7(b)の実施の形態は、有効な重畳としてのそれ
ぞれ尺度“t”が互いに等しいことを前提する。この理
由から、加工物27及び28の重力の作用線と掴み角柱
22における支持力の作用線との間の角度ずれβ1及び
β2は、図6の角度ずれα1及びα2より常に小さい。
これにより、位置調整可能な掴み角柱22において、加
工物の重量が同一である場合には所要支持力がより小さ
くなるか、又は掴み角柱22の耐負荷性が同一の場合に
は工作物の許容重量が、剛性構造の掴み角柱22の場合
に比してより大きくなる。自己位置調整形掴み角柱22
の別の1つの利点は、掴み部材7aが小さい工作物にお
いては工作物の下方領域の中にそれほど突出しないこと
にある。これにより工作物27,28は、下部の自由度
が小さい場合でも操作可能である。
【0049】位置調整可能な掴み角柱22は、負荷載置
部材24の外側部分23と、押さえ部材25と、ホルダ
26とから成る。ホルダ26は棒4に沿って移動可能に
案内され、押さえ部材25の凸子25aを孔26aの中
に旋回可能に収容する。付加的に押さえ部材25は負荷
載置部材24に沿って案内され、この案内は、押さえ部
材25が常に接触面24aに当接するように行われる。
接触面24aの形状は、押さえ部材25が行程全長にわ
たり、接触面24aに当接している工作物27,28の
直径に整合されているように実現される。基礎モジュー
ルは、負荷を受取った状態では本発明の装置を自動的に
ロックするので、押さえ部材25は、工作物27,28
を傾動する際に直接に凸子25aを介して棒4の下面に
より支持され、その際本発明の装置は開放しない。
【0050】工作物27,28を操作するには、本発明
の装置がただ1つの掴み角柱22を設けられているだけ
でよい。第2の側で外側部分23は滑り脚状部材と組合
せられる。滑り脚状部材29は滑り止めライニング23
を有し、滑り止めライニング23は、工作物27,28
が軸方向にずれるのを防止し、滑り脚状部材29は肩部
29bも有し、肩部29bは本発明の装置が、工作物2
7,28を下降する際に迅速に開放するように作用す
る。しかし工作物の重量が大きい場合、滑り脚状部材2
9は、図8(a)に示されているように付加負荷載置部
材30により置換できる。これにより、滑り脚状部材2
9を有する実施の形態に比して本発明の装置の許容積載
負荷を2倍にする。重量の大きい工作物27,28はし
ばしば、非対称の負荷分布を有する。この場合、直径の
跳躍変化が大きく、これは図11に示されている。従来
の掴みペンチではこのような工作物27,28はしばし
ば、非常に不適切にしか掴めない。このような場合が生
じるのは例えば、軸工作物を、工作機械の中に装填する
ために又は本発明の装置の中で軸方向の滑りを防止する
ためにできるだけ水平に吊らなければならない場合であ
る。この理由から負荷載置部材31と付加負荷載置部材
30とはそれぞれ、歯付軸横断面を有する歯付軸孔31
a及び30bを有する。これらの歯付軸孔31a及び3
1bは、対応する歯付軸を収容するために用いられる。
歯付軸32の自由端には、必要に応じて付加的支持ジョ
ー33を位置決めして取付けることができ、この位置決
めは、非対称に載置する工作物27,28が所望の個所
で支持されるように行われる。更に工作物27,28の
これらの支持個所は、異なる直径を有することもあるの
で、支持ジョー33は、図8(b)に示されているよう
に歯のピッチに対応してずらされるか、又は図8(c)
に示されているように鏡対称にずらされて歯付軸32の
外周に填められて歯付軸32の軸線方向に押込まれる。
【0051】歯のピッチが固定されているので、ある特
定の直径段階に調整できる。鏡対称の支持ジョー33を
使用する場合にはそれぞれ、得られる中間段に調整でき
る。これにより段の跳躍変化は半減される。しかし歯付
軸32は、必要の応じて、任意の工作物固有の支持レバ
ーにより交換可能である。滑り防止のために歯付軸32
を歯付軸孔31a及び31bの中に固定することと、支
持ジョー33を歯付軸32に固定することとは、図8
(c)に示されているように締付けボルト34により行
われる。
【0052】軸状工作物27,28を操作する場合の別
の1つの代替実施の形態が、図9(a)に示されてい
る。このような工作物27,28はしばしば、工作物担
体の上に密に積重ねられて載置されている。このような
場合、掴みペンチにより2つの互いに隣接する軸の間に
入込むのは困難である。とりわけ、工作物27,28が
長く重い場合、工作物27,28を掴む前に掴み部品を
互いから引張って開くことと、工作物27,28を下ろ
し置いてから掴み部品を押し合わせて閉じることとは、
非常に困難であり時間がかかる。
【0053】これを実現するために図9(a)の代替実
施の形態は、負荷フック53を有し、負荷フック53は
収容孔53aの中で回転可能に支承され、更に負荷フッ
ク53は歯付軸32の回りにはめ込まれて歯付軸32に
より回転可能に支承されている。負荷フック53のアン
グルアーム53aは、支持ジョー33の上に載置されて
支持ジョー33により支持されている。負荷フック53
は工作物27又は28を下から捉える。本発明の装置が
閉鎖すると双方の歯付軸32は互いに向かって移動す
る。2つの歯付軸32の間の間隔が小さい程、負荷フッ
ク53はアングルアーム53bを介してより大きく上方
へ旋回される。支持ジョー33が図示の位置にある場
合、工作物27,28すなわち軸54は、負荷フック5
3と支持ジョー33との間に挟まれる。間隔“a”が大
きくなると負荷フック53の旋回距離も長くなり、負荷
フック53は、本発明の装置が閉鎖する際に上方へ高く
旋回する。本発明の装置が完全に開放した位置にある場
合(図示せず)、半径“R”を基準として反対の方向に
向かって、“a”に対する間隔がより増加する。これに
より負荷フック53は工作物27,28から旋回して遠
ざかる。確実に操作するために負荷フック53は対で設
けられる。歯付軸32の取付けられている2つの負荷フ
ック53の間の間隔は、自由に選択可能である。
【0054】図9(b)ではセットリング55が設けら
れ、セットリング55は負荷フック53が、歯付軸32
の軸方向に滑ることを防止し、負荷フック53の旋回領
域を制限する。これを実現するためにセットリング55
は、歯付軸横断面を有する収容孔55aを有し、収容孔
55aは、支持ジョー33の場合と同一である。歯付軸
33の回りに負荷フック53をはめ込んで固定すること
も、締付けねじ34により行われる。セットリング55
は付加的に2つの円弧状細長穴55を有する。細長穴5
5bによりピン56は案内され、ピン56の頭部はセッ
トリング55の前に位置し、負荷フック53の孔53c
の中に固定して取付けられている。この状態では、セッ
トリング55を歯付軸43に沿って長手軸線方向にずら
すことにより、負荷フック53の旋回領域を拡大又は縮
小できる。
【0055】負荷フック53のアングルアーム53b
が、下部の湾曲部分と同一の平面の中に位置する場合、
旋回領域は、図9(b)に示されているように制限さ
れ、従って負荷フック53は、本発明の装置を開放する
際に支持ジョー33に引っかからない。しかし負荷フッ
ク53の形状は、アングルアーム53bが負荷フック5
3の下部部分に大して下方へずれるように実現すること
も可能である。この場合、負荷フック53の左側部分の
位置決めは、歯付軸32が僅かに短縮された状態で負荷
フック53の下部部分が、上方への旋回の際に歯付軸3
2(左側)及び支持ジョー33の前を通過して旋回でき
るように行うことが可能である。
【0056】この状態は図10に示されている。旋回領
域は、対応して変化されている。セットリング55は、
負荷フック53が後方へ傾動するのを防止する。負荷フ
ック53がこのように上方へ旋回するのは、この状態で
工作物28,29すなわち軸54が全く正常に一方の負
荷載置部材31と他方の負荷載置部材30とにより受止
められている場合に行われる。このような動作が可能な
のは、工作物27,28は確かに粗製品として負荷フッ
ク53により掴まれ、例えば工作機械の中にで持上げら
れて装填されるが、しかし工作物27,28は後に完成
品として、大幅に段階付けされた軸54を形成する場合
である。この場合、付加的に別の支持ジョー33が任意
に歯付軸32に位置決めされて取付けられる。大幅に段
階付けされた軸54を下ろし置いた後、負荷フック53
は、構成部品を押して一緒にするために工作物担体の上
で使用される。
【0057】歯付軸孔31aの代りに、回転不能な別の
異形材を使用することも可能であり、又は無段設定のた
めに、適切な締付け機構を有する丸形棒を使用すること
も可能である。前述の掴み部材7aの場合、掴まれた工
作物27,28又は54に接触するすべての部品は、摩
耗部品として迅速に交換可能である。これらの部品の材
料の選択は、高品質表面を有する工作物27,28又は
軸54が操作の際に損傷されないように行われる。
【0058】前述の掴み部材7aは変更して使用する場
合もある、すなわち例えば非常に短い工作物27,28
又は軸54、ディスク、ロール又は車輪を操作する場合
である。
【0059】ディスク状の工作物の代替実施の形態とし
て、図12及び図13では掴み部材7aが設けられてい
る。掴み部材35には、ボルト36を中心に旋回可能に
締付け固定角柱37が支承されている。締付け固定角柱
37は掴み部材35をU状に取囲む。引張りばね38は
掴み部材35及び締付け固定角柱37に固定され、この
固定は、締付け固定角柱37が常に、掴み部材35に一
致する位置旋回されるように実現される。この旋回位置
では、締付け固定角柱37の中にばね弾性的に支承され
ている玉が、掴み部材35の中の対応する孔35aの中
に係止する。この係止機構及び引張りばね38の作用に
より締付け固定角柱37は、その先端37aにある程度
以上の負荷が印加されると初めて、滑り脚状部材29へ
向かって旋回する。この負荷閾値は締付け固定角柱37
が、図3の基礎モジュールの中のロック機構が掴み部材
35を固定すると初めて旋回するように定められてい
る。
【0060】旋回の際に、掴み部材と掴み部材との間に
位置する工作物27,28又はディスク状工作物27,
28が最大で尺度“a”だけ滑り脚状部材29へ向かっ
て移動し、従って尺度“i”だけ下方へ沈む。負荷は常
に回転軸線の外部で締付け固定角柱37の先端37aの
上に載っているので、接触面37bも工作物27,28
又は軸54に押付けられる。これにより掴み部材7aは
常に3つの点で工作物27,28又は軸54にしっかり
と当接し、ディスク状工作物の傾動を防止する。工作物
27,28を下ろし置く際、引張りばね38は締付け固
定角柱37を常に再び、係止されている初期位置に動か
す。この場合、いわゆる基礎モジュールの中の棒4の長
い行程は、掴み部材が多数の互いに異なる工作物寸法に
適合調整されることを作用するのみであり、工作物2
7,28又は54の締付け固定は旋回可能な締付け固定
角柱37により行われる。
【0061】図13に示されているように、掴み部材7
aは側面図で見て非常に狭幅に形成されており、これに
より、狭幅のディスクから成る工作物27,28は、両
側から接近可能なままである。この掴み原理は軸54に
も適用できる。この場合、軸54は軸方向のずれを防止
される。
【0062】軸54又はディスク状工作物27,28の
場合、掴み部材7aは常に外部から当該の工作物を介し
て押される。しかし工作物27,28を、工作物27,
28の中の孔又は任意の開口の中で掴まなければならな
い多数の用途がある。これらの場合は例えば、合成樹脂
容器に当てはまる。
【0063】この場合のために、図14〜図16の実施
の形態が示されている。棒4のヒンジボルト6a,6b
は、掴み条片41及び42を収容孔41a及び42aの
中に収容する。掴み条片41及び42は鏡対称であり、
重畳して配置されている。更に掴み条片41,42は細
長穴41b及び42bを有し、これにより掴み条片4
1,42は、それぞれの収容孔41a,41bに対向し
て位置するヒンジボルト6a,6bに沿って案内され
る。これらの細長穴41b,42bから孔41aまでの
間隔は、基礎モジュールのいずれの行程領域が使用され
るかを定める。これらの細長穴41b及び42bの長さ
により掴み条片の行程を制限できる。
【0064】本発明の装置をある特定の工作物27,2
8例えばある特定の容器に整合する場合、基礎モジュー
ルの長い行程全長を使用することは適切でない。この行
程が長い程、工作物27,28を掴んでいる本発明の装
置の構造長も長くなる。更に掴み条片41及び42は、
細長穴41c及び42cを備えている。
【0065】これらの細長穴41c及び42cの配置及
び寸法は、掴み部材7aの終位置でこれら2つの細長穴
41c及び42cを重畳することにより、これら2つの
細長穴41c及び42cを貫通するボルト43が常にヒ
ンジボルト6aと6bとの間の真ん中に位置決めされる
ように定められている。更にボルト43はセンタリング
フレーム44の孔44aを貫通して突出している。これ
により、掴み部材7aの終位置ではセンタリングフレー
ム44は常に中央に位置決めされる。
【0066】更にセンタリングフレーム44の終端はそ
れぞれ、それぞれ1つの隆起部44bを有し、隆起部材
44bは後方へ向かって太くなり、掴み部材7aに載置
し、掴み部材7aを越えて後方へ突出している。隆起部
44bは、ねじ45を収容する孔を形成されている。こ
れらのねじ45の後方の自由端の回りにはセンタリング
レバー46がはめ込まれて旋回可能にかつ軸方向のずれ
不可能に支承されている。
【0067】センタリングレバー46の旋回領域は制限
されている、すなわち旋回領域の上方は、それぞれの掴
み部材7aに固定されている湾曲部材47と、玉押圧ね
じ48とにより制限され、旋回領域の下方は、ねじ49
により掴み部材7aに固定されている凸子49aにより
制限されている。凸子49aは、センタリングレバー4
6の中に下方から入込んで突出している。センタリング
レバー46の自由端は、図15及び図16に示されてい
るようにアングル状接触部材46aを有する。掴み条片
41及び42の自由端も、アングル状掴み部品41d及
び42dが設けられている。
【0068】図16に示されている本発明の装置の開放
状態では掴み条片41及び42は常にセンタリングレバ
ー46に対して本発明の装置の中央へ向かって移動され
る。本発明の装置を容器端縁に下降する際、本発明の装
置は長手方向に容器に対してセンタリングされる。その
際、掴み部品41d及び42は、旋回可能なセンタリン
グレバー46のアングル状接触部材46aを介して、衝
突することなしに容器端縁の側を通過する。本発明の装
置は、接触部材46aが上方で容器端縁の上に載置し、
センタリングレバー46が玉押圧ねじ48に下方から当
接して玉押圧ねじ48により支持されるまで下降する。
この状態では掴み部材7aも容器の中に潜り込む。その
際、掴み条片41及び42の平滑な下部エッジは、積重
ね容器において積込み高さを検査するためにも用いられ
る。基礎モジュールにおける操縦レバー3aが、本発明
の装置の中央へ向かって旋回される場合、掴み条片41
及び42は、本発明の装置が次いで持上げられる際にま
ず初めに水平方向のみに外方へ移動する。
【0069】本発明の1つの利点は、本発明の装置の背
面に更に掴み部材7aの第2の対を、前述のように設け
ることができることにある。これにより、対を成して設
けられているアングル状掴み部品41d及び42dは、
広幅の載置面を形成し、この載置面は、容器の対応する
掴み手段又は保持手段の中へ下方から入込んで突出して
いる。これらの載置面は、外方へ向かって先細りするこ
ともあり、この場合、本発明の装置は、掴み条片41,
42が押されて互いから離れる際に、容器の保持部材及
び掴み部材の中の載置面の先細りを介して側方でもセン
タリングされる。掴み部材7a又は掴み条片41,42
が、アングル掴み部品41d及び42dの垂直脚部が内
部から容器取っ手に当接するまで動かされると初めて、
掴み部材7a又は掴み条片41,42は持上げられる。
【0070】このフェーズでは、掴み部品41d及び4
2dの水平脚部は容器取っ手に下面に当接し、容器取っ
手を物上げる。負荷を受取る際、掴み条片41及び42
は基礎モジュールにより固定され、これにより容器取っ
手は、負荷が重い場合でも互いから離れる程に押される
ことはない。この状態では容器取っ手はアングル状取っ
手部品41d,42dとアングル状接触部材とにより3
つの側を取囲まれる。対を成して配置されている掴み部
品41dと42dとの間隔は、容器取っ手幅に整合され
ている。これにより、容器が移動し又は落ち出てくるこ
とは、内容物が動く場合でさえも絶対に発生しない。取
っ手部品41d,42d及びセンタリングレバー45
は、容器端縁を超えて突出することはない。センタリン
グレバー46は取っ手部品41d,42dが、開放して
いる本発明の装置が容器から離される際に容器取っ手の
下に引っかかって留まることを防止する。
【0071】本発明の装置の別の1つの代替実施の形態
が、図17に示されている。この実施の形態では掴み部
材7aはロールホルダ50及びローラ51により形成さ
れる。この実施の形態は、本発明の装置が折畳み式シャ
シ装置として使用できることを意味する。この場合、本
発明の装置の長い行程は、異なる異形材すなわち線路横
断面との組合せを可能にする。本発明の1つの重要な利
点は、互いに対向して位置する2つのローラ51が線路
幅に適合調整されることにある。これにより、案内フラ
ンジ51aを有するローラ51の使用が可能になる。こ
の構造では、側方案内を行う付加的ロールは不要であ
る。従って、線路異形材の中央ウェブは自由なままであ
り、従って中央ウェブに付加的なリブを設けることも可
能であり、設置線を内部室の中に設けることもできる。
ローラ51は、要求に応じて例えば対応して、例えば対
にして前後に順次に配置することも可能である。高さ調
整可能なストッパ52は、片勾配の際に過剰な傾動を防
止する。
【0072】連結凸子2a(図1参照)の代りに、この
実施の形態では負荷フック53が設けられている。シャ
シ装置が例えば滑車等と組合せられる場合、取付け作業
の際に迅速に、持上げ又は下降及び水平運動の機能を有
する搬送区間を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を部分的に断面図で示す前面図で
ある。
【図2】ロック機構の前面図である。
【図3】ハンドルに関連して示す図2と同様のロック機
構の前面図である。
【図4】(a)は、板ばねに関連して示す図2及び図3
と同様の前面図である。(b)は、(a)の側面図であ
る。
【図5】(a)は、ハンドレバーの位置が変化した図4
と同様の前面図である。(b)は、(a)の側面図であ
る。
【図6】剛性構造の掴み角柱と一緒に示されている丸形
工作物の前面図である。
【図7】(a)は、自己位置調整する位置調整角柱と一
緒に示す掴み部材の前面図である。(b)は、大きい直
径を有する工作物のための図7と同様の前面図である。
【図8】(a)は、第2の負荷載置部材と一緒に示す重
い工作物の構造を示す前面図である。(b)は、歯付軸
異形材を有する支持ジョーの詳細を示す前面図である。
(c)は、支持ジョーの詳細を示す横断面図である。
【図9】(a)は、密に積重ねられた工作物のための代
替実施の形態を示す前面図である。(b)は、セットリ
ングの詳細を示す断面図である。
【図10】歯付軸及び支持ジョーの前を通過し上方へ旋
回された負荷フックを有する閉鎖位置での図9(a)の
実施の形態の前面図である。
【図11】掴み装置を有する段状軸の前面図である。
【図12】ディスク状工作物のための代替実施の形態の
前面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】容器を捕捉する代替の実施例の形態の前面図
である。
【図15】付加的に別の負荷部品を有する図14の前面
図である。
【図16】動作開始位置の図14及び図15の実施の形
態の前面図である。
【図17】線路案内のための折畳み式シャシ装置として
用いられる本発明の装置の前面図である。
【符号の説明】
1 制御スイッチ(操作機器) 1a 収容装置 2 迅速交換機構 2a 連結凸子 3 ハンドル 3a 操縦レバー 3b 回転軸 3c 連行凸子 3d 外側のレバーアーム 3e 孔 4 棒 5a,5b 上部ヒンジボルト 6a,6b 下部ヒンジボルト 7 接続部品 7a 掴み部材 8 担持フレーム 8a 細長穴案内部 9 制御ボルト 10 支持用桁材 11 塊状部材 11b 歯部 12 ロック機構 12a ピン 13 対向歯付棒 13a 平面的な滑り面 13b 歯部 14 圧力ボルト 15 サドル状部品 15a 脚部 15b 細長穴 16 ボルト 17 引張りばね 18 担持ねじ 19 スライダ 19a,19b 細長穴 20 板ばね 20a 段階 21 玉 22 掴み角柱 23 外側部分 24 負荷載置部材 24a 接触面 25 押さえホルダ 25a 凸子 26 ホルダ 26a 孔 27,28 工作物 29 滑り脚状部材 29a 滑り止めライニング 30 付加的負荷載置部材 30a 支持ジョー 30b 歯付軸異形材孔 31 負荷載置部材 31a 歯付軸孔 32 歯付軸 33 支持ジョー 34 締付けねじ 35 掴み部材 35a 孔 36 ボルト 37 締付け固定角柱 37a 先端 37b 接触面 38 引張りばね 39 玉 41 掴み条片 41a 孔 41b,41c 細長穴 41d 掴み部品 42 掴み条片 43 ボルト 44 センタリングフレーム 44a 孔 44b 隆起部 45 ねじ 46 センタリングレバー 46a 接触部材 47 湾曲部材 48 玉押圧ねじ 49 ねじ 49a 凸子 50 ロールホルダ 51 ローラ 51a 案内フランジ 52 ストッパ 53 負荷フック 53a 収容孔 53b アングルアーム 53c 孔 54 軸(工作物) 55 セットリング 55a 収容孔 55b 細長穴 56 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ・ゼフテル ドイツ連邦共和国、デー 44575 カスト ロープ‐ラウクセル、コッテンブルガー・ シュトラーセ 65

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物又は線路ガイド等を掴み又は締付
    ける部材がレバー対に固定され、棒と棒との間の中央に
    別の制御手段が設けられている、掴みあるいは重量に依
    存して締付ける装置において、 互いに平行に走行する複数の棒(4)のそれぞれ重畳し
    て位置する対のための上部ヒンジボルト対(5a,5
    b)がリンク接続された担持フレーム(8)が設けら
    れ、前記棒(4)は下部ヒンジボルト(6a,6b)の
    対により掴み部材(7a)のための接続部品に着脱可能
    にリンク接続され、それぞれ1つの下部ヒンジボルト
    (6a,6b)にリンク接続されている支持用桁材(1
    0)の1つの対が、前記担持フレーム(8)に棒(4)
    と棒(4)との間の中央に細長穴案内部(8a)の中で
    位置調整可能な制御ボルト(9)に一緒にリンク的に固
    定されていることを特徴とする掴みあるいは重量に依存
    して締付ける装置。
  2. 【請求項2】 担持フレーム(8)の外部に迅速交換機
    構(2)が設けられ、前記迅速交換機構(2)は連結凸
    子(2a)を備え、前記連結凸子(2a)は制御スイッ
    チ(1)の収容部材(1a)の中に挿入連結可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の掴みあるいは重量に
    依存して締付ける装置。
  3. 【請求項3】 担持フレーム(8)にハンドル(3)が
    固定され、前記ハンドル(3)は操縦レバー(3a)を
    有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  4. 【請求項4】 細長穴案内部(8a)の長さ及び位置に
    より終位置の掴み部材(7a)と終位置の掴み部材(7
    a)との間の間隔を定めることができることを特徴とす
    る請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の
    掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  5. 【請求項5】 棒(4)と棒(4)との間の中央に設け
    られている制御手段が、ロック機構(12)から成るこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか
    1項に記載の掴みあるいは重量に依存して締付ける装
    置。
  6. 【請求項6】 制御ボルト(9)がロック機構(12)
    により多数の位置で係止可能であることを特徴とする請
    求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の掴み
    あるいは重量に依存して締付ける装置。
  7. 【請求項7】 制御ボルト(9)が塊状部材(11)に
    接続され、この接続は前記塊状部材(11)の僅かな横
    方向移動が可能になるように実現され、前記塊状部材
    (11)は外部に、細長穴案内部(8a)へ向かって小
    さいピッチの歯部(11a)を設けられ、前記歯部(1
    1a)に平行に走行する同一の歯部(13b)が設けら
    れ、前記歯部(13b)は、担持フレーム(8)に取付
    けられている棒(13)に取付けられていることを特徴
    とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記
    載の掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  8. 【請求項8】 塊状部材(11)自身が、制御ボルト
    (9)を収容するために、細長穴案内部(8a)の方向
    に対して垂直又横方向に細長穴案内部(11a)を形成
    していることを特徴とする請求項1から請求項7のうち
    のいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依存して締
    付ける装置。
  9. 【請求項9】 塊状部材(11)の中に細長穴案内部
    (8a)の方向に対して横方向に対を成しばねにより押
    付けられている圧力ボルト(14)が設けられ、これに
    より前記塊状部材(11)を歯部(11a,11b)と
    の係合から解除できることを特徴とする請求項1から請
    求項8のうちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量
    に依存して締付ける装置。
  10. 【請求項10】 歯部(13b)の走行方向に平行に平
    面的滑り面(13a)が棒(13)に取付けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれ
    か1項に記載の掴みあるいは重量に依存して締付ける装
    置。
  11. 【請求項11】 サドル状部品(15)が長手方向に移
    動可能に担持フレーム(8)に取付けられ、脚部(15
    a)に接続され、前記脚部(15a)の中に斜めに上方
    へ走行する細長穴(15b)が形成され、前記細長穴
    (15b)を貫通して案内ボルト(16)が走行し、前
    記案内ボルト(16)は前記担持フレーム(8)の中に
    固定されていることを特徴とする請求項1から請求項1
    0のうちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依
    存して締付ける装置。
  12. 【請求項12】 サドル状部品(15)及び脚部(15
    a)が、対を成して配置されている板ばね(17)によ
    り、負荷が作用しない場合には制御ボルト(9)をロッ
    ク解除することを特徴とする請求項1から請求項11の
    うちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依存し
    て締付ける装置。
  13. 【請求項13】 サドル状部品(15)の移動距離が担
    持ねじ(18)により制限されていることを特徴とする
    請求項1から請求項12のうちのいずれか1項に記載の
    掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  14. 【請求項14】 ロック機構(12)がハンドル(3)
    及び操縦レバー(3a)により手動で作動可能であり、
    この作動は、前記操縦レバー(3a)が回転軸(3b)
    を中心に旋回可能に担持フレーム(8)に支承され、前
    記操縦レバー(3a)が連行凸子(3c)を有し、前記
    連行凸子(3c)は、同様に前記担持フレーム(8)に
    移動可能に支承されスライダ(19)すなわち斜めに上
    方へ走行している細長穴(19b)を介して案内されて
    いる前記スライダ(19)の細長穴(19a)を介して
    案内されているように行われる請求項1から請求項13
    のうちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依存
    して締付ける装置。
  15. 【請求項15】 スライダ(19)がボルト(16)に
    より担持フレーム(8)に対して移動可能に案内されて
    いることを特徴とする請求項14に記載の掴みあるいは
    重量に依存して締付ける装置。
  16. 【請求項16】 サドル状部品(15)に板ばね(2
    0)が固定され、前記板ばね(20)の段部(20a)
    は操縦レバー(3a)に当接していることを特徴とする
    請求項11から請求項14のうちのいずれか1項に記載
    の掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  17. 【請求項17】 操縦レバー(3a)の外側レバーアー
    ム(3d)が、ばねにより押付けられている玉(21)
    により棒(3)に係止可能であることを特徴とする請求
    項1から請求項16のうちのいずれか1項に記載の掴み
    あるいは重量に依存して締付ける装置。
  18. 【請求項18】 掴み部材(7a)が、剛性構造の掴み
    角柱(22)又は自己位置調整する掴み角柱(22)を
    設けられていることを特徴とする請求項1から請求項1
    7のうちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依
    存して締付ける装置。
  19. 【請求項19】 自己位置調整する掴み角柱(22)が
    外側部分(23)を有し、前記外側部分(23)は、端
    部に固定されている負荷載置部材(24)を有し、更に
    前記外側部分(23)は、ほぼ対向して位置する押さえ
    部材(25)を有し、前記押さえ部材(25)はホルダ
    (26)を有し、ホルダ(26)は移動可能に棒(4)
    に沿って案内され、前記ホルダ(26)は押さえ部材
    (25)をそれぞれ案内(26a)の中の凸子(25
    a)により収容することを特徴とする請求項18に記載
    の掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  20. 【請求項20】 外側部分(23)が滑り脚状部材(2
    9)を有し、前記滑り脚状部材(29)は滑り止めライ
    ニング(29a)を設けられており、更に前記滑り脚状
    部材(29)は、下降の際に迅速に開放するように別個
    の肩部(29b)を形成されていることを特徴とする請
    求項18又は請求項19に記載の掴みあるいは重量に依
    存して締付ける装置。
  21. 【請求項21】 外側部分(23)が付加的負荷載置部
    材(30)を設けられており、前記付加的負荷載置部材
    (30)は、それぞれの工作物(27,28)に向いて
    いる載置突出部(30a)を有することを特徴とする請
    求項18から請求項20のうちのいずれか1項に記載の
    掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  22. 【請求項22】 掴み部材(7a)が掴みアーム(3
    5)から成り、前記掴みアーム(35)にはボルト(3
    6)を中心にばねを介して戻り旋回可能なように締付け
    固定角柱(37)が、前記掴みアーム(35)の端部に
    支承されていることを特徴とする請求項1から請求項2
    1のうちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依
    存して締付ける装置。
  23. 【請求項23】 掴み部材(7a)が、ヒンジボルト
    (6a,6b)に対向して位置するようにそれぞれ1つ
    の歯付軸孔(30b)を有し、前記歯付軸孔(30b)
    の中にはそれぞれ1つの歯付軸(32)が案内され、前
    記歯付軸(32)にはそれぞれ1つの支持ジョー(3
    3)及び/又は少なくとも1つの負荷フック(53)が
    取付けられていることを特徴とする請求項1から請求項
    22のうちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に
    依存して締付ける装置。
  24. 【請求項24】 互いに密に隣接する複数の工作物(2
    7;28)を掴む掴み部材(7a)が、アングルアーム
    (53b)を有する負荷フッ(53)から成り、前記掴
    み部材(7a)は歯付軸(32)に旋回可能に支承さ
    れ、旋回運動を制限する制限手段と、軸方向運動を防止
    する防止手段とが設けられていることを特徴とする請求
    項1から請求項23のうちのいずれか1項に記載の掴み
    あるいは重量に依存して締付ける装置。
  25. 【請求項25】 掴み部材(7a)が、互いに対して1
    つの平面の中で位置調整可能な掴み条片(41,42)
    から成り、前記掴み条片(41,42)は双方ともにヒ
    ンジボルト(6a,6b)を介して接続部品(7)に接
    続され、これにより前記掴み条片(41,42)はセン
    タリングフレーム(44)を収容することを特徴とする
    請求項1から請求項24のうちのいずれか1項に記載の
    掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  26. 【請求項26】 センタリングフレーム(44)の端部
    領域にそれぞれセンタリングレバー(46)が旋回可能
    に支承され、軸方向移動を防止されていることを特徴と
    する請求項1から請求項25のうちのいずれか1項に記
    載の掴みあるいは重量に依存して締付ける装置。
  27. 【請求項27】 接続部品(7)に、回転支承されてい
    るローラ(51)を有するロールホルダ(50)が固定
    されていることを特徴とする請求項1から請求項26の
    うちのいずれか1項に記載の掴みあるいは重量に依存し
    て締付ける装置。
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