JPH09121969A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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Publication number
JPH09121969A
JPH09121969A JP28121195A JP28121195A JPH09121969A JP H09121969 A JPH09121969 A JP H09121969A JP 28121195 A JP28121195 A JP 28121195A JP 28121195 A JP28121195 A JP 28121195A JP H09121969 A JPH09121969 A JP H09121969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
stopper
seat
leg
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28121195A
Other languages
English (en)
Inventor
Satomi Okada
岡田早都美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP28121195A priority Critical patent/JPH09121969A/ja
Publication of JPH09121969A publication Critical patent/JPH09121969A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し台の下の空間を利用して椅子に座って作
業を行う際に、特に力をかける作業を行う際に、椅子が
移動しないように作業の安全性を確保できる椅子を提供
する。 【解決手段】 座部1と、座部1を支持し、その下方で
複数に分岐し、分岐した各下端部にキャスター5を備え
る脚部2と、該脚部2の下方に床面から浮かせて取り付
けられ、脚部2と一体として移動するストッパー3とを
備える椅子であって、脚部2の下端とキャスター5の間
にバネ4を介在させ、座部1に着座してバネ4に荷重を
加え、バネ4を縮めることによりストッパー3を下方に
移動させ、床に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台等での作業
を座って行うための椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台での作業は立位姿勢で行わ
れるため、長時間の作業は足腰に負担がかかる。そこ
で、食卓に向かって作業を行ったり、流し台の下のキャ
ビネットに膝を入れる空間を確保して、椅子を使用した
りして作業が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来使用され
ている流し台用の椅子は移動の自在性や安定性に欠ける
ものである。そのため、固い野菜を切る等の力をかける
作業では、作業中に椅子が移動する等のために、作業の
安全性が確保できない。本発明はこの点に鑑みてなされ
たものであり、流し台の下の空間を利用して椅子に座っ
て作業を行う際に、特に力をかける作業を行う際に、椅
子が移動しないよう作業の安全性を確保できる椅子を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
椅子は、座部と、座部を支持し、その下方で複数に分岐
し、分岐した各下端部にキャスターを備える脚部と、該
脚部の下方に床面から浮かせて取り付けられ、脚部と一
体として移動するストッパーとを備える椅子であって、
脚部の下端とキャスターの間にバネを介在させ、座部に
着座してバネに荷重を加え、バネを縮めることによりス
トッパーを下方に移動させ、床に接触させることを特徴
とするものである。
【0005】本発明の請求項2記載の椅子は、請求項1
記載の椅子において、前方に開放された空間を形成し、
該空間の下方に足掛けを形成するキャビネットの前記足
掛けに係止する係止具を備えることを特徴とするもので
ある。
【0006】本発明の請求項3記載の椅子は、請求項2
記載の椅子において、略垂直片と略水平片とで構成され
る略L型部材を備え、該略L型部材の略垂直片の上端に
ハンドルを設け、略水平片の横端に係止具を設け、略垂
直片と略水平片とで形成される角部を椅子の下部に取り
付け、前記ハンドルを操作して前記角部を支点として略
L型部材を回転させて前記係止具を移動させることを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一の実施形態であ
る椅子の断面図である。図2は同実施形態である椅子が
係止されるキャビネットの斜視図である。図3は同実施
形態である椅子の部分断面図であり、着座していない状
態である。図4は同実施形態である椅子の部分断面図で
あり、着座した状態である。
【0008】図1乃至図4に示すように、この椅子は、
座部1と脚部2とストッパー3とを備える椅子であっ
て、脚部2は、座部1を支持し、その下方で複数に分岐
し、分岐した各下端部にキャスター5を備えている。
【0009】ストッパー3は、脚部2を覆うカバーの役
目を果たさせるべく脚部2の下部に溶接、ねじ等により
床面から浮かせて取り付けられており、脚部2と一体と
して移動する。また、脚部2の下端とキャスター5の間
にバネ4を介在させ、座部1に着座してバネ4に荷重を
加え、バネ4を縮めることによりストッパー3を下方に
移動させ、床に接触させるものである。
【0010】即ち、キャスター5はバネ4を介して脚部
2の下端に設置されているため、作業者が座部1に腰掛
けることにより脚部2に荷重が加わると、バネ4が縮ん
で脚部2の位置が下方に移動し、これと共にストッパー
3の位置が下方に移動し、床面に接触する。これによ
り、キャスター5が自在に移動できなくなり、椅子の位
置が固定され安定する。この状態が図4に示される。
【0011】座部1に腰掛けない場合は、椅子はキャス
ター5により、自在に移動させることができる。この状
態が図3に示される。ストッパー3の材質は金属、プラ
スチック、木質材料等を使用できる。
【0012】また、この椅子は、略垂直片12と略水平
片13とが接続されて構成される略L型部材6を備えて
おり、略L型部材6の略垂直片12の上端にはハンドル
7が取り付けられ、略水平片13の横端にはL型の係止
具8が取り付けられ、略垂直片12と略水平片13とか
ら形成される角部9がストッパー3に取り付けられ、ハ
ンドル7は座部1の側方に位置している。
【0013】そして、前方に開放された空間を形成し、
該空間の下方に足掛け11を形成する流し台の下のキャ
ビネット10の前記足掛け11にL型の係止具8を係止
して使用するものである。
【0014】この略L型部材6は角部9を支点として回
転し、ハンドル7を操作することにより略L型部材6を
回転させて係止具8を移動させるものである。即ち、ハ
ンドル7を前方に倒すと、係止具8が下方へ移動し、足
掛け11に係止される。ハンドル7を後方に引くと、係
止具8が上方へ移動し、足掛け11から外れることにな
る。これにより、椅子のキャビネット10への係止及び
取り外しが容易に行われる。略L型部材6の材質は金
属、プラスチック等を使用できる。
【0015】なお、前方に開放された空間を形成したの
は、ここに足を入れて作業を行うためである。
【0016】足掛け11は、線材14が平行に配置さ
れ、キャビネット10の側板の下方に架設され形成され
ており、この線材14間に、椅子のL型の係止具8が係
止され、椅子の前後方向の動きを拘束するものである。
したがって、係止具8は摩擦係数の大きい材質が適して
いる。また、足掛け11は作業者が作業中に足を掛けて
作業を行うために使用するものである。
【0017】なお、この椅子は必ずしもキャビネット1
0の足掛け11に係止して使用せず、単独で使用するこ
ともできる。
【0018】足掛け11の材質は金属、プラスチック等
を使用できる。係止具8の材質は金属、プラスチック、
木質材料、ゴム等を使用できる。
【0019】以下に、この椅子の使用方法について説明
する。先ず、椅子に腰掛けない状態で椅子を所定の位置
まで移動させて、椅子の座部1に腰掛ける。これにより
椅子の脚部2に作業者の荷重が加わるため、ばね4が縮
められて脚部2とストッパー3の位置が下方に移動し、
ストッパー3が床面に接触する。これにより、キャスタ
ー5が自在に移動できなくなり、椅子の位置が固定され
安定する。これにより、椅子の安定性を確保できる。
【0020】次いで、座部1の側方に位置するハンドル
7を前方に倒して、L型の係止具8をキャビネット10
の足掛け11に係止して椅子の前後方向の動きを拘束す
る。即ち、ハンドル7を後方に引かなければ、椅子はキ
ャビネット10の前後方向へは移動できなくなる。この
状態で作業を行えば、特に力をかける作業を行う際に
も、椅子が移動しないよう作業の安全性を確保できる。
【0021】なお、略L型部材6の角部9から係止具8
までの長さは椅子が作業しやすい位置にくるように設計
されている。
【0022】ところで、作業者が椅子から立ち上がれ
ば、脚部2から作業者の荷重が除去されるため、ストッ
パー3が床面から浮き上がると共に、キャスター5が床
面に接触して椅子は左右方向へは、多少移動できるよう
になる。さらに、ハンドル7を後方に引いて、係止具8
をキャビネット10の足掛け11から取り外せば、椅子
の移動は自在となる。
【0023】上述に椅子により、流し台の下の空間を利
用して椅子に座って作業を行う際に、特に力をかける作
業を行う際に、椅子が移動しないよう作業の安全性を確
保できる椅子を提供することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の椅子は、椅子の
座部に腰掛けることにより、ストッパーが床面に接触す
ると共に、キャスターが自在に移動できなくなり、椅子
が作業する位置に固定され安定する。従って、この椅子
により、移動自在にして椅子に座った場合の椅子の安定
性を確保できる。
【0025】本発明の請求項2記載の椅子は、請求項1
記載の椅子の効果に加えて、係止具をキャビネットの足
掛けに係止して椅子の動きを拘束することにより、特に
力をかける作業を行う際にも、椅子が移動しないよう作
業の安全性を確保できる。
【0026】本発明の請求項3記載の椅子は、請求項2
記載の椅子の効果に加えて、係止具のキャビネットの足
掛けへの係止及び取り外しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態である椅子の断面図であ
る。
【図2】同上実施形態である椅子が係止されるキャビネ
ットの斜視図である。
【図3】同上実施形態である椅子の部分断面図であり、
着座していない状態である。
【図4】同上実施形態である椅子の部分断面図であり、
着座した状態である。
【符号の説明】
1 座部 2 脚部 3 ストッパー 4 バネ 5 キャスター 6 略L型部材 7 ハンドル 8 係止具 9 角部 10 キャビネット 11 足掛け 12 略垂直片 13 略水平片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と、座部を支持し、その下方で複数
    に分岐し、分岐した各下端部にキャスターを備える脚部
    と、該脚部の下方に床面から浮かせて取り付けられ、脚
    部と一体として移動するストッパーとを備える椅子であ
    って、脚部の下端とキャスターの間にバネを介在させ、
    座部に着座してバネに荷重を加え、バネを縮めることに
    よりストッパーを下方に移動させ、床に接触させること
    を特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 前方に開放された空間を形成し、該空間
    の下方に足掛けを形成するキャビネットの前記足掛けに
    係止する係止具を備えることを特徴とする請求項1記載
    の椅子。
  3. 【請求項3】 略垂直片と略水平片とで構成される略L
    型部材を備え、該略L型部材の略垂直片の上端にハンド
    ルを設け、略水平片の横端に係止具を設け、略垂直片と
    略水平片とで形成される角部を椅子の下部に取り付け、
    前記ハンドルを操作して前記角部を支点として略L型部
    材を回転させて前記係止具を移動させることを特徴とす
    る請求項2記載の椅子。
JP28121195A 1995-10-30 1995-10-30 椅 子 Pending JPH09121969A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142408A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Plowship Co Ltd 移乗補助装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142408A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Plowship Co Ltd 移乗補助装置

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