JPH0912167A - 給紙カセット - Google Patents
給紙カセットInfo
- Publication number
- JPH0912167A JPH0912167A JP8186449A JP18644996A JPH0912167A JP H0912167 A JPH0912167 A JP H0912167A JP 8186449 A JP8186449 A JP 8186449A JP 18644996 A JP18644996 A JP 18644996A JP H0912167 A JPH0912167 A JP H0912167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- feeding
- paper feed
- cassette
- postcard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つの給紙カセットをもって複数種の用紙の
給紙を行うこと。 【解決手段】 複数枚の用紙Pを重積して載置し得るカ
セット本体17にそれぞれ紙送り方向に沿って延在する
少なくとも4個の側面略台形状に形成された平板状の分
離体30を紙送り方向に対して直交する方向に整列配置
し、分離体30のうちの紙送り方向に対して直交する方
向の外側に位置する少なくとも2個を用紙Pを横方向に
給紙する際の分離体30aとするとともに、この分離体
30aのうちの紙送り方向に対して直交する方向の最も
中央側に位置する2個の分離体30aの相互に対向する
側面を用紙Pを縦方向に給紙する際の用紙Pの紙送り方
向に対して平行な両側端縁のガイドとし、分離体30の
うちの用紙Pを横方向に給紙する際に用いなかった紙送
り方向に対して直交する方向の内側に位置する分離体3
0を用紙Pを縦方向に給紙する際の分離体30bとした
ことを特徴としている。
給紙を行うこと。 【解決手段】 複数枚の用紙Pを重積して載置し得るカ
セット本体17にそれぞれ紙送り方向に沿って延在する
少なくとも4個の側面略台形状に形成された平板状の分
離体30を紙送り方向に対して直交する方向に整列配置
し、分離体30のうちの紙送り方向に対して直交する方
向の外側に位置する少なくとも2個を用紙Pを横方向に
給紙する際の分離体30aとするとともに、この分離体
30aのうちの紙送り方向に対して直交する方向の最も
中央側に位置する2個の分離体30aの相互に対向する
側面を用紙Pを縦方向に給紙する際の用紙Pの紙送り方
向に対して平行な両側端縁のガイドとし、分離体30の
うちの用紙Pを横方向に給紙する際に用いなかった紙送
り方向に対して直交する方向の内側に位置する分離体3
0を用紙Pを縦方向に給紙する際の分離体30bとした
ことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の用紙を重
積して載置し、この用紙を分離部により上方から1枚づ
つ分離して記録装置の印字位置に向かって供給する給紙
カセットに係り、特に、1つの給紙カセットで複数種の
用紙を給紙することのできる給紙カセットに関する。
積して載置し、この用紙を分離部により上方から1枚づ
つ分離して記録装置の印字位置に向かって供給する給紙
カセットに係り、特に、1つの給紙カセットで複数種の
用紙を給紙することのできる給紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータ、ワードプロセ
ッサ、ファクシミリ等の出力装置として用いられている
熱転写プリンタ、レーザービームプリンタ等の各種のプ
リンタや電子複写機等の記録装置においては、所望の記
録を行う場合に、複数枚の用紙が収納された給紙カセッ
トを記録装置に装着し、この給紙カセットに収納された
用紙を上方から1枚づつ分離して記録装置の印字位置に
向かって給紙(供給)するようになっている。そして、
記録装置においては、例えばA3サイズ、A4サイズ、
B4サイズ、B5サイズ、葉書サイズ等の各種のサイズ
の用紙が用いられており、給紙カセットも用紙のサイズ
に対応させた複数の給紙カセットが用いられている。
ッサ、ファクシミリ等の出力装置として用いられている
熱転写プリンタ、レーザービームプリンタ等の各種のプ
リンタや電子複写機等の記録装置においては、所望の記
録を行う場合に、複数枚の用紙が収納された給紙カセッ
トを記録装置に装着し、この給紙カセットに収納された
用紙を上方から1枚づつ分離して記録装置の印字位置に
向かって給紙(供給)するようになっている。そして、
記録装置においては、例えばA3サイズ、A4サイズ、
B4サイズ、B5サイズ、葉書サイズ等の各種のサイズ
の用紙が用いられており、給紙カセットも用紙のサイズ
に対応させた複数の給紙カセットが用いられている。
【0003】図4および図5は、従来の給紙カセット1
の一般的なものの要部を示すものであり、上面が開放さ
れ内側に用紙Pを重積して載置した状態で収納する箱形
のカセット本体2の内部には、用紙Pの後端位置を規制
する後端位置決め板3および用紙Pの側端の位置を規制
する可動側板4が配設されている。
の一般的なものの要部を示すものであり、上面が開放さ
れ内側に用紙Pを重積して載置した状態で収納する箱形
のカセット本体2の内部には、用紙Pの後端位置を規制
する後端位置決め板3および用紙Pの側端の位置を規制
する可動側板4が配設されている。
【0004】そして、カセット本体2の内部の図4およ
び図5において矢印Aにて示す紙送り方向の下流側に位
置する先端側には圧接板5が配設されており、この圧接
板5は、1対のスプリング6および1対の補助スプリン
グ7によって常に上方に向かって付勢され、最上部に位
置する用紙Pをプリンタ、電子複写機等の記録装置(図
示せず)に設けられている給紙ローラ8(図5)に弾性
的に押し付けるようにされている。
び図5において矢印Aにて示す紙送り方向の下流側に位
置する先端側には圧接板5が配設されており、この圧接
板5は、1対のスプリング6および1対の補助スプリン
グ7によって常に上方に向かって付勢され、最上部に位
置する用紙Pをプリンタ、電子複写機等の記録装置(図
示せず)に設けられている給紙ローラ8(図5)に弾性
的に押し付けるようにされている。
【0005】さらに、カセット本体2の紙送り方向の下
流側に位置する先端部両角部には、爪分離部9がそれぞ
れ配設されている。この爪分離部9は、カセット本体2
の内部に収納された用紙Pの先端部角部に係合される分
離爪10を有している(図4)。
流側に位置する先端部両角部には、爪分離部9がそれぞ
れ配設されている。この爪分離部9は、カセット本体2
の内部に収納された用紙Pの先端部角部に係合される分
離爪10を有している(図4)。
【0006】また、圧接板5の給紙ローラ8と対向する
位置には凹部11が形成されており、この凹部11の内
部には、回転駆動する給紙ローラ8によってカセット本
体2の内部に収納された用紙Pを図示しない記録装置の
印字位置に向かって1枚づつ送出(給紙)する際に、用
紙Pが一度に複数枚分離されて送出されるのを防止する
ための摩擦パッド12が固着されている。この摩擦パッ
ド12は、用紙Pとの摩擦係数の大きい素材、例えばゴ
ム、コルク等により形成されており、その上面が圧接板
5の上面と略同一面となるようにされている。
位置には凹部11が形成されており、この凹部11の内
部には、回転駆動する給紙ローラ8によってカセット本
体2の内部に収納された用紙Pを図示しない記録装置の
印字位置に向かって1枚づつ送出(給紙)する際に、用
紙Pが一度に複数枚分離されて送出されるのを防止する
ための摩擦パッド12が固着されている。この摩擦パッ
ド12は、用紙Pとの摩擦係数の大きい素材、例えばゴ
ム、コルク等により形成されており、その上面が圧接板
5の上面と略同一面となるようにされている。
【0007】このような従来の給紙カセット1において
は、カセット本体2の内部の表面に用紙Pを重積して載
置することにより収納し、最上部に位置する用紙Pの先
端部角部を分離爪10の下面側に係合させることにより
複数の用紙Pをカセット本体2の内部に収納する。する
と、スプリング6および補助スプリング7の付勢力によ
り、圧接板5が用紙Pを介して給紙ローラ8に圧接さ
れ、これにより、最上部に位置する用紙Pが給紙ローラ
8の下方に圧接される。そして、この状態で、給紙ロー
ラ8を回転駆動させると、この給紙ローラ8と用紙8と
の摩擦力により、上部の用紙Pが送出されようとする
が、爪分離部9を構成する分離爪10により、この送出
されようとする用紙Pのうち最上部に位置する用紙Pの
みが下方の用紙Pと分離されて分離爪10を乗り越えて
カセット本体2から紙送り方向に沿って外部に搬送さ
れ、この用紙Pが図示しない記録装置の印字位置に向か
って送出(給紙)されるようになっている。
は、カセット本体2の内部の表面に用紙Pを重積して載
置することにより収納し、最上部に位置する用紙Pの先
端部角部を分離爪10の下面側に係合させることにより
複数の用紙Pをカセット本体2の内部に収納する。する
と、スプリング6および補助スプリング7の付勢力によ
り、圧接板5が用紙Pを介して給紙ローラ8に圧接さ
れ、これにより、最上部に位置する用紙Pが給紙ローラ
8の下方に圧接される。そして、この状態で、給紙ロー
ラ8を回転駆動させると、この給紙ローラ8と用紙8と
の摩擦力により、上部の用紙Pが送出されようとする
が、爪分離部9を構成する分離爪10により、この送出
されようとする用紙Pのうち最上部に位置する用紙Pの
みが下方の用紙Pと分離されて分離爪10を乗り越えて
カセット本体2から紙送り方向に沿って外部に搬送さ
れ、この用紙Pが図示しない記録装置の印字位置に向か
って送出(給紙)されるようになっている。
【0008】ところで、従来の給紙カセット1において
は、普通紙に代表される腰の弱い用紙Pを用いる場合に
は何等問題はないが、葉書に代表される厚紙等の腰の強
い用紙Pを用いる場合には、用紙Pの腰が強い(剛性が
大きい)ために分離爪10によって用紙Pをたわませる
ことができず、用紙Pの先端部が分離爪10を乗り越え
ることができずに、用紙Pの先端部が分離爪10によっ
て係合した状態を保持し続け、用紙Pを送出することが
できないという問題点があった。
は、普通紙に代表される腰の弱い用紙Pを用いる場合に
は何等問題はないが、葉書に代表される厚紙等の腰の強
い用紙Pを用いる場合には、用紙Pの腰が強い(剛性が
大きい)ために分離爪10によって用紙Pをたわませる
ことができず、用紙Pの先端部が分離爪10を乗り越え
ることができずに、用紙Pの先端部が分離爪10によっ
て係合した状態を保持し続け、用紙Pを送出することが
できないという問題点があった。
【0009】そこで、このような問題点に対処するため
に、図6に示すように、上下1対の間隙形成部材13
a,13bにより用紙1枚分が通過し得る隙間Gを形成
し、この隙間Gをもって用紙Pを分離する間隙分離部1
5を備えた給紙カセット1Aが提案されている。
に、図6に示すように、上下1対の間隙形成部材13
a,13bにより用紙1枚分が通過し得る隙間Gを形成
し、この隙間Gをもって用紙Pを分離する間隙分離部1
5を備えた給紙カセット1Aが提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の給紙カセット1,1Aにおいては、複数の給紙
カセット1,1Aを用紙Pのサイズに対応した数だけ必
要とするだけでなく、同一サイズの用紙Pを紙送り方向
を異ならせて給紙する場合、例えば、用紙Pとして葉書
を使用し、この葉書を紙送り方向を横方向にして、葉書
の長辺を紙送り方向に対して直交する方向に位置させて
給紙する場合と、葉書を紙送り方向を縦方向にして、葉
書の短辺を紙送り方向に対して直交する方向に位置させ
て給紙する場合とにおいても異なる給紙カセット1,1
Aを必要とするという問題点があった。すなわち、同一
サイズの用紙Pを紙送り方向を異ならせて給紙する場合
にも種類の異なる給紙カセット1,1Aを必要とすると
いう問題点があった。
た従来の給紙カセット1,1Aにおいては、複数の給紙
カセット1,1Aを用紙Pのサイズに対応した数だけ必
要とするだけでなく、同一サイズの用紙Pを紙送り方向
を異ならせて給紙する場合、例えば、用紙Pとして葉書
を使用し、この葉書を紙送り方向を横方向にして、葉書
の長辺を紙送り方向に対して直交する方向に位置させて
給紙する場合と、葉書を紙送り方向を縦方向にして、葉
書の短辺を紙送り方向に対して直交する方向に位置させ
て給紙する場合とにおいても異なる給紙カセット1,1
Aを必要とするという問題点があった。すなわち、同一
サイズの用紙Pを紙送り方向を異ならせて給紙する場合
にも種類の異なる給紙カセット1,1Aを必要とすると
いう問題点があった。
【0011】また、複数の給紙カセット1,1Aを必要
とするということは、部品点数が増加して経済的負担が
増加するとともに、使用しない給紙カセット1,1Aを
保管するためのスペースを必要とするという問題点があ
った。
とするということは、部品点数が増加して経済的負担が
増加するとともに、使用しない給紙カセット1,1Aを
保管するためのスペースを必要とするという問題点があ
った。
【0012】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、1つの給紙カセットをもって複数種の用紙の給
紙を行うことのできる給紙カセットを提供することを目
的とする。
であり、1つの給紙カセットをもって複数種の用紙の給
紙を行うことのできる給紙カセットを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の給紙カ
セットの特徴は、記録装置に装着可能とされるとともに
記録装置に対して複数枚の用紙を分離体をもって1枚づ
つ分離供給し得る給紙カセットであって、複数枚の用紙
を重積して載置し得るカセット本体にそれぞれ紙送り方
向に沿って延在する少なくとも4個の側面略台形状に形
成された平板状の分離体を紙送り方向に対して直交する
方向に整列配置し、前記分離体のうちの紙送り方向に対
して直交する方向の外側に位置する少なくとも2個の分
離体を所定サイズの用紙を横方向に給紙する際の分離体
とするとともに、この分離体の相互に対向する側面を前
記用紙を縦方向に給紙する際の前記用紙の紙送り方向に
対して平行な両側端縁のガイドとし、前記分離体のうち
の前記用紙を横方向に給紙する際に用いなかった前記紙
送り方向に対して直交する方向の内側に位置する分離体
を前記用紙を縦方向に給紙する際の分離体とした点にあ
る。
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の給紙カ
セットの特徴は、記録装置に装着可能とされるとともに
記録装置に対して複数枚の用紙を分離体をもって1枚づ
つ分離供給し得る給紙カセットであって、複数枚の用紙
を重積して載置し得るカセット本体にそれぞれ紙送り方
向に沿って延在する少なくとも4個の側面略台形状に形
成された平板状の分離体を紙送り方向に対して直交する
方向に整列配置し、前記分離体のうちの紙送り方向に対
して直交する方向の外側に位置する少なくとも2個の分
離体を所定サイズの用紙を横方向に給紙する際の分離体
とするとともに、この分離体の相互に対向する側面を前
記用紙を縦方向に給紙する際の前記用紙の紙送り方向に
対して平行な両側端縁のガイドとし、前記分離体のうち
の前記用紙を横方向に給紙する際に用いなかった前記紙
送り方向に対して直交する方向の内側に位置する分離体
を前記用紙を縦方向に給紙する際の分離体とした点にあ
る。
【0014】そして、このような構成を採用したことに
より、少なくとも1つの給紙カセットをもって、同一サ
イズの用紙を紙送り方向を異ならせて給紙することがで
きる。
より、少なくとも1つの給紙カセットをもって、同一サ
イズの用紙を紙送り方向を異ならせて給紙することがで
きる。
【0015】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明の給紙カセットの特徴は、請求項1において、前
記用紙を横方向に給紙する際に用いられる分離体を、前
記用紙を縦方向に給紙する際の分離体に対して前記紙送
り方向の上流側にずらして配置した点にある。
本発明の給紙カセットの特徴は、請求項1において、前
記用紙を横方向に給紙する際に用いられる分離体を、前
記用紙を縦方向に給紙する際の分離体に対して前記紙送
り方向の上流側にずらして配置した点にある。
【0016】そして、このような構成を採用したことに
より、用紙を横方向に給紙する際に用いられる分離体を
用紙を縦方向に載置および給紙する際の用紙の用紙の紙
送り方向に対して平行な両側端縁のガイドとすることが
できる。
より、用紙を横方向に給紙する際に用いられる分離体を
用紙を縦方向に載置および給紙する際の用紙の用紙の紙
送り方向に対して平行な両側端縁のガイドとすることが
できる。
【0017】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
本発明の給紙カセットの特徴は、請求項1または請求項
2において、前記分離体の前記用紙の先端と対向する位
置に傾斜面を形成した点にある。
本発明の給紙カセットの特徴は、請求項1または請求項
2において、前記分離体の前記用紙の先端と対向する位
置に傾斜面を形成した点にある。
【0018】そして、このような構成を採用したことに
より、複数枚の用紙を1枚づつ分離供給することができ
る。
より、複数枚の用紙を1枚づつ分離供給することができ
る。
【0019】また、特許請求の範囲の請求項4に記載の
本発明の給紙カセットの特徴は、請求項1乃至請求項3
の何れか1項において、前記カセット本体に、前記分離
体との間で用紙1枚分が通過し得る隙間を形成する押え
板を配設した点にある。
本発明の給紙カセットの特徴は、請求項1乃至請求項3
の何れか1項において、前記カセット本体に、前記分離
体との間で用紙1枚分が通過し得る隙間を形成する押え
板を配設した点にある。
【0020】そして、このような構成を採用したことに
より、複数枚の用紙をより確実に1枚づつ分離供給する
ことができる。
より、複数枚の用紙をより確実に1枚づつ分離供給する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
形態により説明する。
【0022】図1は本発明に係る給紙カセットの実施の
形態の一例の要部の構成を示す平面図である。
形態の一例の要部の構成を示す平面図である。
【0023】まず、本実施の形態の給紙カセットの概略
構成を図1により説明する。
構成を図1により説明する。
【0024】図1に示すように、本実施の形態の給紙カ
セット16は、表面に複数枚の用紙Pを重積して載置し
得る略平板状に形成されたカセット本体17を有してい
る。このカセット本体17の一面RSには、腰の強い用
紙Pとしての葉書PCが、重積して載置した状態で収納
されるようになっている。そして、このカセット本体1
7は、図1において矢印Bにて示す紙送り方向に用紙P
を送出し得るものであり、図1において上方に示す紙送
り方向の下流側に位置する先端部両角部には、装着部1
8が設けられている。この装着部18は、後述する記録
装置33のカセット装着部38に装着可能とされてい
る。
セット16は、表面に複数枚の用紙Pを重積して載置し
得る略平板状に形成されたカセット本体17を有してい
る。このカセット本体17の一面RSには、腰の強い用
紙Pとしての葉書PCが、重積して載置した状態で収納
されるようになっている。そして、このカセット本体1
7は、図1において矢印Bにて示す紙送り方向に用紙P
を送出し得るものであり、図1において上方に示す紙送
り方向の下流側に位置する先端部両角部には、装着部1
8が設けられている。この装着部18は、後述する記録
装置33のカセット装着部38に装着可能とされてい
る。
【0025】また、カセット本体17の一面RSには、
図1に示すように、分離部51として、最上部に位置す
る用紙Pを摩擦力(詳しくは、用紙Pの腰の強さと摩擦
力とのバランス)をもって他の用紙Pから分離する摩擦
分離部21が配設されている。
図1に示すように、分離部51として、最上部に位置す
る用紙Pを摩擦力(詳しくは、用紙Pの腰の強さと摩擦
力とのバランス)をもって他の用紙Pから分離する摩擦
分離部21が配設されている。
【0026】つぎに、前記カセット本体17の一面RS
の構成をより詳しく説明する。
の構成をより詳しく説明する。
【0027】図1に示すように、カセット本体17の一
面RSの図1において左方に示す左端部近傍と左右方向
中央部より右方には、略平板状に形成された左右1対の
葉書側面ガイド部材27が配設されている。この左右1
対の葉書側面ガイド部材27は、葉書PCが横方向に用
いられる際および往復葉書RPCが用いられる際に、図
1に矢印Bにて示す紙送り方向と直交する両側端を位置
決めするためのものであり、その長手方向が図1におい
て矢印Bにて示す紙送り方向と平行に延在するようにし
て配設されている。
面RSの図1において左方に示す左端部近傍と左右方向
中央部より右方には、略平板状に形成された左右1対の
葉書側面ガイド部材27が配設されている。この左右1
対の葉書側面ガイド部材27は、葉書PCが横方向に用
いられる際および往復葉書RPCが用いられる際に、図
1に矢印Bにて示す紙送り方向と直交する両側端を位置
決めするためのものであり、その長手方向が図1におい
て矢印Bにて示す紙送り方向と平行に延在するようにし
て配設されている。
【0028】前記カセット本体17の一面RSの図1に
おいて下方に示す後端部近傍には、図1に矢印Bにて示
す紙送り方向と直交するようにして葉書ガイド28が平
行に配設されている。この葉書ガイド28は、略コ字状
に形成されており、その凹部29が図1において上方
(紙送り方向の下流側)に向けて配設されている。そし
て、葉書PCを横方向に用いる場合には、凹部29の開
口側に位置する先端部に図1に矢印Bにて示す紙送り方
向の上流側に位置する後端が当接され、葉書PCの後端
の位置決めを行うようになっている。さらに、葉書PC
を縦方向にして用いる場合には、凹部29の内部に、図
1に矢印Bにて示す紙送り方向の上流側に位置する後端
および後端側側端が当接され、縦方向に用いられる場合
の葉書PCの後端および後端側側端の位置決めを行うよ
うになっている。また、葉書ガイド28は、図示しない
適宜な係合手段、例えば、葉書ガイド28に係合凸部を
設け、カセット本体17の一面RSに係合凸部が係脱さ
れる係合凹部を設ける構成等により、カセット本体17
の一面RSに着脱可能とされている。さらにまた、葉書
ガイド28は、往復葉書RPCを用いる場合には、図1
に矢印Bにて示す紙送り方向の上流側(図1下方)に装
着されるようにされている。つまり、本実施の形態にお
いては、葉書ガイド28の装着位置を可変とすることに
より、葉書PCまたは往復葉書RPCを使用し得るよう
にされている。
おいて下方に示す後端部近傍には、図1に矢印Bにて示
す紙送り方向と直交するようにして葉書ガイド28が平
行に配設されている。この葉書ガイド28は、略コ字状
に形成されており、その凹部29が図1において上方
(紙送り方向の下流側)に向けて配設されている。そし
て、葉書PCを横方向に用いる場合には、凹部29の開
口側に位置する先端部に図1に矢印Bにて示す紙送り方
向の上流側に位置する後端が当接され、葉書PCの後端
の位置決めを行うようになっている。さらに、葉書PC
を縦方向にして用いる場合には、凹部29の内部に、図
1に矢印Bにて示す紙送り方向の上流側に位置する後端
および後端側側端が当接され、縦方向に用いられる場合
の葉書PCの後端および後端側側端の位置決めを行うよ
うになっている。また、葉書ガイド28は、図示しない
適宜な係合手段、例えば、葉書ガイド28に係合凸部を
設け、カセット本体17の一面RSに係合凸部が係脱さ
れる係合凹部を設ける構成等により、カセット本体17
の一面RSに着脱可能とされている。さらにまた、葉書
ガイド28は、往復葉書RPCを用いる場合には、図1
に矢印Bにて示す紙送り方向の上流側(図1下方)に装
着されるようにされている。つまり、本実施の形態にお
いては、葉書ガイド28の装着位置を可変とすることに
より、葉書PCまたは往復葉書RPCを使用し得るよう
にされている。
【0029】前記カセット本体17の一面RSの図1に
上方に示す前端部近傍には、6個の側面略台形形状に形
成された平板状の分離体30がその長手方向を紙送り方
向と平行にして配設されている。この6個の分離体30
のうち図1において左右方向外側、すなわち、紙送り方
向に対して直交する方向の外側に位置する2個の分離体
30aは、往復葉書RPCおよび葉書PCが横方向に用
いられる際の分離に用いられるものであり、この2個の
分離体30aの相互に対向する側面は、葉書PCが縦方
向に用いられる際の葉書PCの紙送り方向と平行な両側
端縁をガイドするガイド機能を合わせ持つ構成とされて
いる。また、図1において左右方向内側、すなわち、紙
送り方向に対して直交する方向の内側に位置する4個の
分離体30bは、葉書PCが縦方向に用いられる際の分
離に用いられるものであり、この4個の分離体30bの
紙送り方向の上流側に位置する葉書PCの先端と対向す
る位置は、前記2個の分離体30aより紙送り方向の下
流側(後述する給紙ローラ39と離間する方向)にずら
して配設されている。言い替えると、用紙Pを横方向に
給紙する際に用いられる分離体30aは、用紙Pを縦方
向に給紙する際の分離体30bに対して紙送り方向の上
流側にずらして配設されている。
上方に示す前端部近傍には、6個の側面略台形形状に形
成された平板状の分離体30がその長手方向を紙送り方
向と平行にして配設されている。この6個の分離体30
のうち図1において左右方向外側、すなわち、紙送り方
向に対して直交する方向の外側に位置する2個の分離体
30aは、往復葉書RPCおよび葉書PCが横方向に用
いられる際の分離に用いられるものであり、この2個の
分離体30aの相互に対向する側面は、葉書PCが縦方
向に用いられる際の葉書PCの紙送り方向と平行な両側
端縁をガイドするガイド機能を合わせ持つ構成とされて
いる。また、図1において左右方向内側、すなわち、紙
送り方向に対して直交する方向の内側に位置する4個の
分離体30bは、葉書PCが縦方向に用いられる際の分
離に用いられるものであり、この4個の分離体30bの
紙送り方向の上流側に位置する葉書PCの先端と対向す
る位置は、前記2個の分離体30aより紙送り方向の下
流側(後述する給紙ローラ39と離間する方向)にずら
して配設されている。言い替えると、用紙Pを横方向に
給紙する際に用いられる分離体30aは、用紙Pを縦方
向に給紙する際の分離体30bに対して紙送り方向の上
流側にずらして配設されている。
【0030】また、各分離体30の葉書PCの先端と対
向する位置には、それぞれ傾斜面31が形成されてい
る。この傾斜面31は、紙送り方向の下流側に進行する
に伴ってカセット本体17の表面から離間するように形
成されている。また、図1に左右方向外側に位置する分
離体30aの葉書PCと対向する位置に位置する傾斜面
31aの傾斜角度は、図1に左右方向内側に位置する4
個の分離体30bの傾斜面31bの傾斜角度より若干急
勾配となるようにされている。これは、葉書PCが横方
向に用いられる際の分離に用いられる図1に左右方向外
側に位置する分離体30aが給紙ローラ39に近接して
設けられているために、横方向に用いられる葉書PCに
は大きな搬送力を付与することができるからである。
向する位置には、それぞれ傾斜面31が形成されてい
る。この傾斜面31は、紙送り方向の下流側に進行する
に伴ってカセット本体17の表面から離間するように形
成されている。また、図1に左右方向外側に位置する分
離体30aの葉書PCと対向する位置に位置する傾斜面
31aの傾斜角度は、図1に左右方向内側に位置する4
個の分離体30bの傾斜面31bの傾斜角度より若干急
勾配となるようにされている。これは、葉書PCが横方
向に用いられる際の分離に用いられる図1に左右方向外
側に位置する分離体30aが給紙ローラ39に近接して
設けられているために、横方向に用いられる葉書PCに
は大きな搬送力を付与することができるからである。
【0031】そして、分離体30aにより葉書PC(横
方向)および往復葉書RPCを摩擦力をもってその下方
に位置する他の葉書PC(横方向)および往復葉書RP
Cから分離する摩擦分離部21aが構成されており、分
離体30bにより葉書PC(縦方向)をその下方に位置
する他の葉書PC(縦方向)から分離する摩擦分離部2
1bが構成されている。
方向)および往復葉書RPCを摩擦力をもってその下方
に位置する他の葉書PC(横方向)および往復葉書RP
Cから分離する摩擦分離部21aが構成されており、分
離体30bにより葉書PC(縦方向)をその下方に位置
する他の葉書PC(縦方向)から分離する摩擦分離部2
1bが構成されている。
【0032】また、カセット本体17の一面RSの図1
に上方に示す前端部近傍の上方には、走行する葉書PC
の走行位置を上方から規制するための押え板32が各分
離体30との間に少なくとも葉書1枚分以上の隙間Gを
あけて配設されている。
に上方に示す前端部近傍の上方には、走行する葉書PC
の走行位置を上方から規制するための押え板32が各分
離体30との間に少なくとも葉書1枚分以上の隙間Gを
あけて配設されている。
【0033】さらにまた、カセット本体17の一面RS
の図1において右方は、後端ガイド部材23bを保持し
得る収納部SYとされている。
の図1において右方は、後端ガイド部材23bを保持し
得る収納部SYとされている。
【0034】なお、本実施の形態においては、給紙カセ
ット16に載置される用紙Pとして、葉書PC、往復葉
書RPCを例示したが、用紙Pの種類としては葉書PC
の他に例えばOHP用紙、感熱紙、各種の厚紙、各種の
塗工紙、各種の金属泊、ケミカルシートと称される各種
の樹脂シート、普通紙等から選択することができるとと
もに、用紙Pのサイズとしては、葉書サイズの他に、例
えば、A3サイズ、A4サイズ、A5サイズ、A6サイ
ズ、B4サイズ、B5サイズ、B6サイズ、リーガルサ
イズ等の各種のものから選択することができる。また、
用紙Pの種類、用紙Pのサイズおよび用紙Pの紙送り方
向の組み合わせも必要に応じて多種多様のものから選択
することができる。
ット16に載置される用紙Pとして、葉書PC、往復葉
書RPCを例示したが、用紙Pの種類としては葉書PC
の他に例えばOHP用紙、感熱紙、各種の厚紙、各種の
塗工紙、各種の金属泊、ケミカルシートと称される各種
の樹脂シート、普通紙等から選択することができるとと
もに、用紙Pのサイズとしては、葉書サイズの他に、例
えば、A3サイズ、A4サイズ、A5サイズ、A6サイ
ズ、B4サイズ、B5サイズ、B6サイズ、リーガルサ
イズ等の各種のものから選択することができる。また、
用紙Pの種類、用紙Pのサイズおよび用紙Pの紙送り方
向の組み合わせも必要に応じて多種多様のものから選択
することができる。
【0035】ここで、本発明の給紙カセットが用いられ
る記録装置の実施の形態の一例について図2および図3
により説明する。
る記録装置の実施の形態の一例について図2および図3
により説明する。
【0036】図2は本発明に係る給紙カセットが用いら
れる記録装置の実施の形態の一例の要部の構成を示す平
面図であり、図3は要部の内部構成を示す側面図であ
る。
れる記録装置の実施の形態の一例の要部の構成を示す平
面図であり、図3は要部の内部構成を示す側面図であ
る。
【0037】本実施の形態は、本発明に係る給紙カセッ
ト16を記録装置33として公知のサーマルプリンタ3
3aに用いたものである。
ト16を記録装置33として公知のサーマルプリンタ3
3aに用いたものである。
【0038】図2および図3に示すように、本実施の形
態の記録装置33としてのサーマルプリンタ33aの内
部には、平板状のプラテン34がその印字面34aを略
鉛直方向となるようにして配設されている。このプラテ
ン34の図3において右方に示す前方には、プラテン3
4に対向し、図示しない駆動機構によりプラテン34に
対して接離自在とされた複数の発熱素子(図示せず)を
整列配置させた印字ヘッドとしてのサーマルヘッド35
が配設されている。そして、プラテン34に対して当接
しているヘッドダウン状態(図示せず、図2および図3
はヘッドアップ状態を示す)におけるサーマルヘッド3
5とプラテン34との当接位置が印字位置PPとされて
る。また、プラテン34とサーマルヘッド35との間に
は、プラテン34側から順に、用紙Pおよびインクリボ
ン(図示せず)が供給されるようにされている。
態の記録装置33としてのサーマルプリンタ33aの内
部には、平板状のプラテン34がその印字面34aを略
鉛直方向となるようにして配設されている。このプラテ
ン34の図3において右方に示す前方には、プラテン3
4に対向し、図示しない駆動機構によりプラテン34に
対して接離自在とされた複数の発熱素子(図示せず)を
整列配置させた印字ヘッドとしてのサーマルヘッド35
が配設されている。そして、プラテン34に対して当接
しているヘッドダウン状態(図示せず、図2および図3
はヘッドアップ状態を示す)におけるサーマルヘッド3
5とプラテン34との当接位置が印字位置PPとされて
る。また、プラテン34とサーマルヘッド35との間に
は、プラテン34側から順に、用紙Pおよびインクリボ
ン(図示せず)が供給されるようにされている。
【0039】前記サーマルヘッド35は、図3において
左方に示すステッピングモータ等の適宜な駆動モータ3
6の駆動力によりプラテン34の印字面34aに沿って
往復移動自在とされたキャリッジ37に搭載されてお
り、このキャリッジ37には、ベースフィルムに所望の
色のインクを塗布してなるインクリボンを内部に具備す
るリボンカセット(共に図示せず)が搭載し得るように
されている。
左方に示すステッピングモータ等の適宜な駆動モータ3
6の駆動力によりプラテン34の印字面34aに沿って
往復移動自在とされたキャリッジ37に搭載されてお
り、このキャリッジ37には、ベースフィルムに所望の
色のインクを塗布してなるインクリボンを内部に具備す
るリボンカセット(共に図示せず)が搭載し得るように
されている。
【0040】図3に示すように、キャリッジ37の下方
には、開口部(図示せず)を介して本発明に係る給紙カ
セット16の装着部18が係合される係合部(図示せ
ず)を備えたカセット装着部38が設けられている。
には、開口部(図示せず)を介して本発明に係る給紙カ
セット16の装着部18が係合される係合部(図示せ
ず)を備えたカセット装着部38が設けられている。
【0041】また、カセット装着部38の上方には、給
紙カセット16の略先端部に対向するようにして図示し
ない駆動モータにより回転駆動される給紙ローラ39が
配設されている。この給紙ローラ39は、図示しないば
ねなどの適宜な付勢部材により給紙カセット16に向か
って付勢し得るようにされており、給紙カセット16が
カセット装着部38に装着された状態において、給紙カ
セット16に収納された用紙Pの最上部に位置する用紙
Pの上面に圧接されるようになっている。
紙カセット16の略先端部に対向するようにして図示し
ない駆動モータにより回転駆動される給紙ローラ39が
配設されている。この給紙ローラ39は、図示しないば
ねなどの適宜な付勢部材により給紙カセット16に向か
って付勢し得るようにされており、給紙カセット16が
カセット装着部38に装着された状態において、給紙カ
セット16に収納された用紙Pの最上部に位置する用紙
Pの上面に圧接されるようになっている。
【0042】前記印字位置PPより図3において矢印C
にて示す用紙Pの走行方向の上流側(図3下方)には、
給紙カセット16から分離されて図3において矢印Bに
て示す紙送り方向に送出された用紙Pを所定速度で印字
位置PPに向かって搬送する紙送りローラ40および案
内ガイド41が配設されている。この紙送りローラ40
は、図示しないステッピングモータにより回転駆動され
るようになっており、紙送りローラ40の左方には、紙
送りローラ40の外周面に当接される補助ローラ42が
回転自在に配設されており、この補助ローラ42は、紙
送りローラ40に従動回転するようにされている。
にて示す用紙Pの走行方向の上流側(図3下方)には、
給紙カセット16から分離されて図3において矢印Bに
て示す紙送り方向に送出された用紙Pを所定速度で印字
位置PPに向かって搬送する紙送りローラ40および案
内ガイド41が配設されている。この紙送りローラ40
は、図示しないステッピングモータにより回転駆動され
るようになっており、紙送りローラ40の左方には、紙
送りローラ40の外周面に当接される補助ローラ42が
回転自在に配設されており、この補助ローラ42は、紙
送りローラ40に従動回転するようにされている。
【0043】つまり、給紙カセット16から分離されて
給紙された用紙Pは、紙送り機構を構成する紙送りロー
ラ40と補助ローラ42との間に挟持されるようにして
案内ガイド41に沿って印字位置PPに向かって走行可
能とされている。
給紙された用紙Pは、紙送り機構を構成する紙送りロー
ラ40と補助ローラ42との間に挟持されるようにして
案内ガイド41に沿って印字位置PPに向かって走行可
能とされている。
【0044】前記印字位置PPより図3において矢印C
にて示す用紙Pの走行方向の下流側(図3上方)には、
印字の終了した用紙Pを外部に排出する排紙ローラ43
が配設されている。この排紙ローラ43は図示しないス
テッピングモータ等の駆動モータにより回転駆動される
ようになっており、排紙ローラ43の右方には、排紙ロ
ーラ43の外周面に当接される圧接ローラ44が回転自
在に配設されており、この圧接ローラ44は、排紙ロー
ラ43に従動回転するようにされている。
にて示す用紙Pの走行方向の下流側(図3上方)には、
印字の終了した用紙Pを外部に排出する排紙ローラ43
が配設されている。この排紙ローラ43は図示しないス
テッピングモータ等の駆動モータにより回転駆動される
ようになっており、排紙ローラ43の右方には、排紙ロ
ーラ43の外周面に当接される圧接ローラ44が回転自
在に配設されており、この圧接ローラ44は、排紙ロー
ラ43に従動回転するようにされている。
【0045】つまり、印字が施された用紙Pは、排紙ロ
ーラ43と圧接ローラ44との間に挟持されるようにし
て外部に排出されるようになっている。
ーラ43と圧接ローラ44との間に挟持されるようにし
て外部に排出されるようになっている。
【0046】このように構成された本実施の形態のサー
マルプリンタ33aによれば、給紙カセット16をカセ
ット装着部38に装着した状態で給紙ローラ39を回転
駆動することにより、給紙カセット16に収納した複数
枚の用紙Pの最上部に位置する用紙Pが分離されて紙送
り機構に送出(給紙)される。そして、プラテン34の
前方に、紙送り機構により給紙カセット16から分離さ
れて送出された用紙Pと、インクリボンとを支持してお
き、用紙Pおよびインクリボンを介してプラテン34と
圧接させたサーマルヘッド35をキャリッジ37ととも
にプラテン34に沿って往復動させながらインクリボン
を繰り出し、サーマルヘッド35に整列配置されている
複数の発熱素子を、印字情報に基づいて選択的に発熱さ
せることにより、インクリボンのインクを部分的に溶融
して用紙Pの所定の印字位置PPに転写し、用紙P上に
所望の文字等の画像が形成されるようになっている。
マルプリンタ33aによれば、給紙カセット16をカセ
ット装着部38に装着した状態で給紙ローラ39を回転
駆動することにより、給紙カセット16に収納した複数
枚の用紙Pの最上部に位置する用紙Pが分離されて紙送
り機構に送出(給紙)される。そして、プラテン34の
前方に、紙送り機構により給紙カセット16から分離さ
れて送出された用紙Pと、インクリボンとを支持してお
き、用紙Pおよびインクリボンを介してプラテン34と
圧接させたサーマルヘッド35をキャリッジ37ととも
にプラテン34に沿って往復動させながらインクリボン
を繰り出し、サーマルヘッド35に整列配置されている
複数の発熱素子を、印字情報に基づいて選択的に発熱さ
せることにより、インクリボンのインクを部分的に溶融
して用紙Pの所定の印字位置PPに転写し、用紙P上に
所望の文字等の画像が形成されるようになっている。
【0047】なお、用紙Pとして感熱紙を用いる場合に
は、インクリボンを用いる必要はない。また、記録装置
33としてはサーマルプリンタ33aに限定されるもの
ではなく、活字式プリンタ、インクジェットプリンタ、
レーザービームプリンタ等の各種のプリンタや電子複写
機を用いることもできる。
は、インクリボンを用いる必要はない。また、記録装置
33としてはサーマルプリンタ33aに限定されるもの
ではなく、活字式プリンタ、インクジェットプリンタ、
レーザービームプリンタ等の各種のプリンタや電子複写
機を用いることもできる。
【0048】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
給紙カセット16の作用について説明する。
給紙カセット16の作用について説明する。
【0049】本実施の形態の給紙カセット16によれ
ば、複数種の用紙P、すなわち、葉書PC(縦方向、横
方向)、往復葉書RPCとを選択的に収納して、分離お
よび送出(給紙)することができる。
ば、複数種の用紙P、すなわち、葉書PC(縦方向、横
方向)、往復葉書RPCとを選択的に収納して、分離お
よび送出(給紙)することができる。
【0050】さらに詳しく説明する。
【0051】まず、カセット本体17の一面RSに、複
数枚の葉書PCが横方向(葉書PCの長手方向が紙送り
方向に対して直交する方向)にして重積して載置した状
態で収納されている場合には、カセット本体17の一面
RSの長手方向略中央部位に、葉書PCの後端の位置決
めを行う葉書ガイド28が装着されている。そして、カ
セット本体17の一面RSの左右1対の葉書側面ガイド
部材27と葉書ガイド28により葉書PCの紙送り方向
後端と側端とを位置決めし、葉書PCの紙送り方向先端
は摩擦分離部21aを構成する左右方向外側に位置する
左右1対の分離体30aの葉書PCと対向する面に設け
られた傾斜面31aと対向するようにされている。
数枚の葉書PCが横方向(葉書PCの長手方向が紙送り
方向に対して直交する方向)にして重積して載置した状
態で収納されている場合には、カセット本体17の一面
RSの長手方向略中央部位に、葉書PCの後端の位置決
めを行う葉書ガイド28が装着されている。そして、カ
セット本体17の一面RSの左右1対の葉書側面ガイド
部材27と葉書ガイド28により葉書PCの紙送り方向
後端と側端とを位置決めし、葉書PCの紙送り方向先端
は摩擦分離部21aを構成する左右方向外側に位置する
左右1対の分離体30aの葉書PCと対向する面に設け
られた傾斜面31aと対向するようにされている。
【0052】そして、給紙カセット16の一面RSを上
方に向けた状態で、給紙カセット16の装着部18をサ
ーマルプリンタ33aの図示しない開口部を介して係合
させることにより、給紙カセット16がサーマルプリン
タ33aに装着されるとともに、サーマルプリンタ33
aに設けられた給紙ローラ39が給紙カセット16の最
上部に位置する葉書PCの上面に圧接される。
方に向けた状態で、給紙カセット16の装着部18をサ
ーマルプリンタ33aの図示しない開口部を介して係合
させることにより、給紙カセット16がサーマルプリン
タ33aに装着されるとともに、サーマルプリンタ33
aに設けられた給紙ローラ39が給紙カセット16の最
上部に位置する葉書PCの上面に圧接される。
【0053】この状態でサーマルプリンタ33aに設け
られた給紙ローラ39を回転駆動することにより、給紙
ローラ39と葉書PCとの摩擦力で給紙カセット16の
一面RSに重積して載置された葉書PCのうち上部の複
数の葉書PCが搬送されようとするが、葉書PCの剛性
が大きいので、葉書PCの剛性と摩擦力とのバランスに
より最上部に位置する葉書PCのみが摩擦分離部21a
を構成する左右1対の分離体30aの傾斜面31aを登
りきって、分離体30aと押え板32との間の隙間Gを
通過してその下方に位置する他の葉書PCから分離され
て紙送り方向に沿ってサーマルプリンタ33aの内部の
印字位置PPに向かって(詳しくは紙送り機構を構成す
る紙送りローラ40と補助ローラ42との当接部位に向
かって)送り出される。
られた給紙ローラ39を回転駆動することにより、給紙
ローラ39と葉書PCとの摩擦力で給紙カセット16の
一面RSに重積して載置された葉書PCのうち上部の複
数の葉書PCが搬送されようとするが、葉書PCの剛性
が大きいので、葉書PCの剛性と摩擦力とのバランスに
より最上部に位置する葉書PCのみが摩擦分離部21a
を構成する左右1対の分離体30aの傾斜面31aを登
りきって、分離体30aと押え板32との間の隙間Gを
通過してその下方に位置する他の葉書PCから分離され
て紙送り方向に沿ってサーマルプリンタ33aの内部の
印字位置PPに向かって(詳しくは紙送り機構を構成す
る紙送りローラ40と補助ローラ42との当接部位に向
かって)送り出される。
【0054】つぎに、カセット本体17の一面RSに、
複数枚の往復葉書RPCが重積して載置した状態で収納
されている場合には、カセット本体17の一面RSの図
1において下方に示す紙送り方向上流側に、葉書PCの
後端の位置決めを行う葉書ガイド28が装着されてい
る。そして、カセット本体17の一面RSの左右1対の
葉書側面ガイド部材27と葉書ガイド28により往復葉
書RPCの紙送り方向後端と側端とを位置決めし、往復
葉書RPCの紙送り方向先端は摩擦分離部21aを構成
する左右方向外側に位置する左右1対の分離体30aの
往復葉書RPCと対向する面に設けられた傾斜面31a
と対向するようにされている。
複数枚の往復葉書RPCが重積して載置した状態で収納
されている場合には、カセット本体17の一面RSの図
1において下方に示す紙送り方向上流側に、葉書PCの
後端の位置決めを行う葉書ガイド28が装着されてい
る。そして、カセット本体17の一面RSの左右1対の
葉書側面ガイド部材27と葉書ガイド28により往復葉
書RPCの紙送り方向後端と側端とを位置決めし、往復
葉書RPCの紙送り方向先端は摩擦分離部21aを構成
する左右方向外側に位置する左右1対の分離体30aの
往復葉書RPCと対向する面に設けられた傾斜面31a
と対向するようにされている。
【0055】そして、給紙カセット16の一面RSを上
方に向けた状態で、給紙カセット16の装着部18をサ
ーマルプリンタ33aの図示しない開口部を介して係合
させることにより、給紙カセット16がサーマルプリン
タ33aに装着されるとともに、サーマルプリンタ33
aに設けられた給紙ローラ39が給紙カセット16の最
上部に位置する往復葉書RPCの上面に圧接される。
方に向けた状態で、給紙カセット16の装着部18をサ
ーマルプリンタ33aの図示しない開口部を介して係合
させることにより、給紙カセット16がサーマルプリン
タ33aに装着されるとともに、サーマルプリンタ33
aに設けられた給紙ローラ39が給紙カセット16の最
上部に位置する往復葉書RPCの上面に圧接される。
【0056】この状態でサーマルプリンタ33aに設け
られた給紙ローラ39を回転駆動することにより、前述
した横方向に用いられる葉書PCと同様に、最上部に位
置する往復葉書RPCのみが摩擦分離部21aによって
下方に位置する他の往復葉書RPCから分離されて送り
出される。
られた給紙ローラ39を回転駆動することにより、前述
した横方向に用いられる葉書PCと同様に、最上部に位
置する往復葉書RPCのみが摩擦分離部21aによって
下方に位置する他の往復葉書RPCから分離されて送り
出される。
【0057】つぎに、カセット本体17の一面RSに、
複数枚の葉書PCが縦方向(葉書PCの長手方向が紙送
り方向に対して平行する方向)にして重積して載置した
状態で収納されている場合には、カセット本体17の一
面RSの長手方向略中央部位に、葉書PCの紙送り方向
後端の位置決めを行う葉書ガイド28が装着されてい
る。そして、葉書ガイド部材28の凹部29により、葉
書PCの紙送り方向後端と後端側側端とを位置決めし、
葉書PCの紙送り方向先端は摩擦分離部21bを構成す
る左右方向中央部側に位置する4個の分離体30bの葉
書PCと対向する面に設けられた傾斜面31bと対向す
るようにされている。さらに、葉書PCの両側端縁先端
側は、摩擦分離部21aを構成する左右方向外側に位置
する2個の分離体30aの相互に対向する側面によって
位置決めされている。
複数枚の葉書PCが縦方向(葉書PCの長手方向が紙送
り方向に対して平行する方向)にして重積して載置した
状態で収納されている場合には、カセット本体17の一
面RSの長手方向略中央部位に、葉書PCの紙送り方向
後端の位置決めを行う葉書ガイド28が装着されてい
る。そして、葉書ガイド部材28の凹部29により、葉
書PCの紙送り方向後端と後端側側端とを位置決めし、
葉書PCの紙送り方向先端は摩擦分離部21bを構成す
る左右方向中央部側に位置する4個の分離体30bの葉
書PCと対向する面に設けられた傾斜面31bと対向す
るようにされている。さらに、葉書PCの両側端縁先端
側は、摩擦分離部21aを構成する左右方向外側に位置
する2個の分離体30aの相互に対向する側面によって
位置決めされている。
【0058】そして、給紙カセット16の一面RSを上
方に向けた状態で、給紙カセット16の装着部18をサ
ーマルプリンタ33aの図示しない開口部を介して係合
させることにより、給紙カセット16がサーマルプリン
タ33aに装着されるとともに、サーマルプリンタ33
aに設けられた給紙ローラ39が給紙カセット16の最
上部に位置する葉書PCの上面に圧接される。
方に向けた状態で、給紙カセット16の装着部18をサ
ーマルプリンタ33aの図示しない開口部を介して係合
させることにより、給紙カセット16がサーマルプリン
タ33aに装着されるとともに、サーマルプリンタ33
aに設けられた給紙ローラ39が給紙カセット16の最
上部に位置する葉書PCの上面に圧接される。
【0059】この状態でサーマルプリンタ33aに設け
られた給紙ローラ39を回転駆動することにより、前述
した横方向に用いられる葉書PCと同様に、最上部に位
置する葉書PCのみが摩擦分離部21bによって下方に
位置する他の葉書RPから分離されて送り出される。
られた給紙ローラ39を回転駆動することにより、前述
した横方向に用いられる葉書PCと同様に、最上部に位
置する葉書PCのみが摩擦分離部21bによって下方に
位置する他の葉書RPから分離されて送り出される。
【0060】したがって、本実施の形態の給紙カセット
16は、葉書PCおよび往復葉書RPCの2種類の用紙
Pを収納するとともに、葉書PCを横方向および縦方向
へ紙送り方向を異ならせて収納することができる。
16は、葉書PCおよび往復葉書RPCの2種類の用紙
Pを収納するとともに、葉書PCを横方向および縦方向
へ紙送り方向を異ならせて収納することができる。
【0061】すなわち、本実施の形態の給紙カセット1
6は、1つの給紙カセット16に、複数種の用紙Pを載
置することができるとともに、これらの用紙Pの分離お
よび給紙を確実に行うことができる構成とされているの
で、給紙カセット16のスペースの有効利用を図ること
ができ、しかも、用紙Pに対応させる給紙カセット16
の部品点数を確実に削減することができ、経済的負担を
低減することができるばかりでなく、使用しない給紙カ
セット16を保管するためのスペースを確実に削減する
ことができる。
6は、1つの給紙カセット16に、複数種の用紙Pを載
置することができるとともに、これらの用紙Pの分離お
よび給紙を確実に行うことができる構成とされているの
で、給紙カセット16のスペースの有効利用を図ること
ができ、しかも、用紙Pに対応させる給紙カセット16
の部品点数を確実に削減することができ、経済的負担を
低減することができるばかりでなく、使用しない給紙カ
セット16を保管するためのスペースを確実に削減する
ことができる。
【0062】さらに、本実施の形態の給紙カセット16
は、葉書PCを横方向に給紙する際に用いられる分離体
30aを、葉書PCを縦方向に給紙する際の分離体30
bに対して紙送り方向の上流側にずらして配置した構成
とされているので、葉書PCを横方向に給紙する際の分
離体30aの側面、すなわち、用紙Pを横方向に給紙す
る際に用いられる分離体30aの内の紙送り方向に対し
て直交する方向の最も中央側に位置する2個の分離体3
0aの相互に対向する側面を、葉書PCを縦方向に収納
する際の用紙Pの両側端縁の紙送り方向の下流側に位置
する先端側をガイドするガイド、および、葉書PCを縦
方向に給紙する際の用紙Pの両側端縁の走行位置を規制
するガイドとして用いることができるので、葉書PCを
縦方向に使用する際の用紙ガイドを新たに設けずとも、
正確で安定した分離および給紙を行うことができる。
は、葉書PCを横方向に給紙する際に用いられる分離体
30aを、葉書PCを縦方向に給紙する際の分離体30
bに対して紙送り方向の上流側にずらして配置した構成
とされているので、葉書PCを横方向に給紙する際の分
離体30aの側面、すなわち、用紙Pを横方向に給紙す
る際に用いられる分離体30aの内の紙送り方向に対し
て直交する方向の最も中央側に位置する2個の分離体3
0aの相互に対向する側面を、葉書PCを縦方向に収納
する際の用紙Pの両側端縁の紙送り方向の下流側に位置
する先端側をガイドするガイド、および、葉書PCを縦
方向に給紙する際の用紙Pの両側端縁の走行位置を規制
するガイドとして用いることができるので、葉書PCを
縦方向に使用する際の用紙ガイドを新たに設けずとも、
正確で安定した分離および給紙を行うことができる。
【0063】なお、分離部51としては、本実施の形態
の摩擦分離部21のかわりに、従来の上下1対の間隙形
成部材13a,13bにより用紙1枚分が通過し得る隙
間Gを形成し、この隙間Gをもって用紙Pを分離する間
隙分離部15を用いてもよく、本実施の形態の構成に限
定されるものではない。この間隙分離部15を用いる場
合には、給紙カセット16に載置した用紙Pを図示しな
い付勢部材により上方に向けて付勢し、給紙ローラ39
の位置を固定したサーマルプリンタ33aに装着するこ
とにより、最上部に位置する用紙Pの位置が常に同一位
置とする構成が好ましい。
の摩擦分離部21のかわりに、従来の上下1対の間隙形
成部材13a,13bにより用紙1枚分が通過し得る隙
間Gを形成し、この隙間Gをもって用紙Pを分離する間
隙分離部15を用いてもよく、本実施の形態の構成に限
定されるものではない。この間隙分離部15を用いる場
合には、給紙カセット16に載置した用紙Pを図示しな
い付勢部材により上方に向けて付勢し、給紙ローラ39
の位置を固定したサーマルプリンタ33aに装着するこ
とにより、最上部に位置する用紙Pの位置が常に同一位
置とする構成が好ましい。
【0064】また、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給紙カセッ
トによれば、1つの給紙カセットをもって 複数種の用
紙を収納することができ、給紙カセットの部品点数を確
実に削減し、経済的負担を低減することができるばかり
でなく、使用しない給紙カセットを保管するためのスペ
ースを確実に削減することができるという極めて優れた
効果を奏する。
トによれば、1つの給紙カセットをもって 複数種の用
紙を収納することができ、給紙カセットの部品点数を確
実に削減し、経済的負担を低減することができるばかり
でなく、使用しない給紙カセットを保管するためのスペ
ースを確実に削減することができるという極めて優れた
効果を奏する。
【図1】 本発明に係る給紙カセットの実施の形態の一
例の要部の構成を示す平面図
例の要部の構成を示す平面図
【図2】 本発明に係る給紙カセットが用いられる記録
装置の実施の形態の一例の要部の構成を示す平面図
装置の実施の形態の一例の要部の構成を示す平面図
【図3】 図2の記録装置の要部の内部構成を示す側面
図
図
【図4】 従来の給紙カセットの要部の構成を示す斜視
図
図
【図5】 図4の縦断面図
【図6】 従来の給紙カセットの他の例の要部の構成を
示す概略図
示す概略図
16 給紙カセット 17 カセット本体 18 装着部 21、21a、21b 摩擦分離部 30、30a、30b 分離体 31 傾斜面 51 分離部 P 用紙 PC 葉書 B 紙送り方向 RS (給紙カセットの)一面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 3/56 310 8712−3F B65H 3/56 310D G03G 15/00 516 G03G 15/00 516
Claims (4)
- 【請求項1】 記録装置に装着可能とされるとともに記
録装置に対して複数枚の用紙を分離体をもって1枚づつ
分離供給し得る給紙カセットであって、 複数枚の用紙を重積して載置し得るカセット本体にそれ
ぞれ紙送り方向に沿って延在する少なくとも4個の側面
略台形状に形成された平板状の分離体を紙送り方向に対
して直交する方向に整列配置し、 前記分離体のうちの紙送り方向に対して直交する方向の
外側に位置する少なくとも2個の分離体を所定サイズの
用紙を横方向に給紙する際の分離体とするとともに、こ
の分離体の相互に対向する側面を前記用紙を縦方向に給
紙する際の前記用紙の紙送り方向に対して平行な両側端
縁のガイドとし、 前記分離体のうちの前記用紙を横方向に給紙する際に用
いなかった前記紙送り方向に対して直交する方向の内側
に位置する分離体を前記用紙を縦方向に給紙する際の分
離体としたことを特徴とする給紙カセット。 - 【請求項2】 前記用紙を横方向に給紙する際に用いら
れる分離体を、前記用紙を縦方向に給紙する際の分離体
に対して前記紙送り方向の上流側にずらして配置したこ
とを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット。 - 【請求項3】 前記分離体の前記用紙の先端と対向する
位置に傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載の給紙カセット。 - 【請求項4】 前記カセット本体に、前記分離体との間
で用紙1枚分が通過し得る隙間を形成する押え板を配設
したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1
項に記載の給紙カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8186449A JP3061571B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8186449A JP3061571B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 給紙カセット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07013941A Division JP3097730B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 給紙カセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912167A true JPH0912167A (ja) | 1997-01-14 |
JP3061571B2 JP3061571B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=16188658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8186449A Expired - Fee Related JP3061571B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 給紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061571B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019005923A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 富士通コンポーネント株式会社 | 印刷装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08198463A (ja) * | 1995-01-25 | 1996-08-06 | Casio Comput Co Ltd | カセット式給紙器 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP8186449A patent/JP3061571B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08198463A (ja) * | 1995-01-25 | 1996-08-06 | Casio Comput Co Ltd | カセット式給紙器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019005923A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 富士通コンポーネント株式会社 | 印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3061571B2 (ja) | 2000-07-10 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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