JPH0912166A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0912166A
JPH0912166A JP7165265A JP16526595A JPH0912166A JP H0912166 A JPH0912166 A JP H0912166A JP 7165265 A JP7165265 A JP 7165265A JP 16526595 A JP16526595 A JP 16526595A JP H0912166 A JPH0912166 A JP H0912166A
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unit
red
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JP7165265A
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English (en)
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Hiroshi Omura
宏志 大村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 紙種情報検知手段として、紙色を検知し判定
する色センサー250と251を配置を示してある。第
1段カセット、第2段カセットにそれぞれ赤色A4紙と
白色A4紙をセットした場合、色センサー250と25
1から第1段カセット204と第2段カセット205が
それぞれ赤色、白色である情報を受け、この情報を受け
たCPU(図示せず)は、操作部にその情報を表示す
る。 【効果】 赤色の紙にプリントしたいときには、ユーザ
ーが任意の位置のカセット段に赤色の紙を入れても、操
作盤などから赤色の紙を指定することで、赤色の紙への
プリントが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の記録紙を収
容可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、複写機にファックス機能や、コン
ピュータあるいはワープロからの出力データをプリント
するプリント機能や、光磁気ディスク等の記録媒体に画
像データを記録する画像ファイル機能などが付加された
画像形成装置がすでに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置では、たとえば、赤色のA4
の紙にプリントをしたいときには、ユーザーは所望のカ
セット段に赤色のA4紙を入れ、そのカセット段を指定
することで、赤色のA4紙へのプリントを達成してい
た。また、ユーザー自身が常に赤紙を入れておくカセッ
トを固定にしておき、そのカセット段を指定することで
赤色のA4紙へのプリントを達成していた。なお、こう
いった状況は赤色紙だけについての状況ではなく、OH
P用紙や、タブ紙、穴開け紙などの場合も同じである。
【0004】このような状態では、例えば、赤色のA4
紙、OHPに用いるA4用紙、タブ付きA4紙、穴開き
A4紙などをカセットに挿入した場合、複写機の操作部
に表示される表示はすべて「A4」であり、ユーザーが
所望の用紙を選択する場合にしばしば混同してしまうと
いう問題点があった。
【0005】また、紙サイズのみしか指定できないプリ
ンタードライバを使用する際には、ユーザーが所望の種
類以外の同じサイズの紙をカセットから抜き出し、所望
の種類の紙をカセットに収納した後にプリントしなけれ
ばならないという煩わしさがあった。
【0006】さらに、カセット段を指定するプリンター
ドライバを使用する際には、ユーザーが所望の用紙カセ
ット段をしばしば混同してしまうという問題点があっ
た。
【0007】よって本発明の第1の目的は、各カセット
に収納すべき記録紙の種別を予め記憶しておくことな
く、所望の記録紙を自動的に選択することができる画像
形成装置を提供することにある。
【0008】また本発明の第2の目的は、使用し得る記
録紙の種別として、記録紙の色のみならず、OHP紙で
あるか否か、穴開き紙であるか否か、タブ付き紙である
か否かを識別し得る画像形成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる第1の目的を達成
するために、本発明に係る画像形成装置は、記録紙収納
カセットに収納されている記録紙のサイズを検知するサ
イズ検知手段と、前記カセットに収納されている記録紙
の紙種情報を検知する紙種情報検知手段と、前記紙サイ
ズ検知手段および前記紙種情報検知手段からの出力に基
づいて、外部から指定された記録紙を選択する紙選択手
段とを有し、画像形成動作の開始に際して、前記紙選択
手段の出力により所望の記録紙を選択する。
【0010】また、第2の目的を達成するために、 前記紙種情報検知手段は記録紙の色を認識する手段: 前記紙種情報検知手段はOHP用紙であるか否かを認
識する手段: 前記紙種情報検知手段は記録紙に穴があるか否かを認
識し、かつ穴がある記録紙の場合には穴の個数とそれぞ
れの穴の位置を認識する手段: 前記紙種情報検知手段は記録紙にタブがあるか否かを
認識し、かつタブがある記録紙の場合にはタブの個数と
それぞれのタブの位置を認識する手段:のいずれかとす
ることができる。
【0011】
【作用】本発明の上記構成を採ることにより、たとえ
ば、赤色のA4紙にプリントしたいときには、ユーザー
が任意の位置のカセット段に赤色のA4紙を入れても、
操作盤などから赤色のA4紙を指定することで、赤色の
A4紙へのプリントが可能となる。
【0012】また、ユーザー自身が常に赤紙を入れてお
くカセットを固定することなく単に赤色A4紙を指定す
ることで、赤色のA4紙へのプリントが可能となる。ま
た、これは赤色紙だけの状況だけではなく、OHP用紙
や、タブ紙、穴開け紙などの場合についても同じであ
る。
【0013】このような状態では、例えば、赤色のA4
紙、OHPのA4用紙、タブ付きA4紙、穴開きA4紙
を任意の位置のカセットに挿入しておけば、ユーザーは
単に赤色のA4紙、OHPのA4用紙、タブ付きA4
紙、穴開きA4紙という所望の用紙を選択すればよいこ
とになる。
【0014】更に、紙サイズのみしか指定できないプリ
ンタードライバに紙種を設定する機能を追加するだけ
で、ユーザーは所望の用紙を使用できることが可能にな
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例による画像形成
装置を示すブロック図である。図1において、1は原稿
を画像データに変換する画像入力装置(以下、リーダ部
と称する)、2は複数種類の記録紙カセットを有し、プ
リント命令により画像データを記録紙上に可視像として
出力する画像出力装置(以下、プリンタと称する)、3
はリーダ部1と電気的に接続された外部装置であり、各
種の機能を有する。
【0017】この外部装置3には、ファクシミリ部4、
ファイル部5、このファイル部5と接続されている外部
記憶装置6、コンピュータおよびLANと接続するため
のコンピュータインターフェイス部7、コンピュータか
らの情報を可視像とするためのフォーマッタ部8、リー
ダ部1からの情報を蓄積したり、コンピュータから送ら
れてきた情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ
部9、及び上記各機能を制御するコア部10等を備えて
いる。
【0018】図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の
構成を示す断面図である。以下、図2の構成および動作
について説明する。
【0019】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚ずつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送されると、
スキャナ部のランプ103が点灯し、かつスキャナ・ユ
ニット104が移動して原稿を照射する。原稿の反射光
は、ミラー105,106,107、レンズ108を介
してCCDイメージ・センサー部109(以下、CCD
と称する)に入力される。また、250および251
は、記録紙の種別を判定(色,OHP紙であるか否か、
穴開き紙であるか否か、タブ付き紙であるか否か)する
ための紙種情報検知手段である。
【0020】図3は、図2に示したリーダ部1の信号処
理構成を示す回路ブロック図である。以下、図3の構成
および動作について説明する。
【0021】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換される。CCD109からのカラー
情報は、次段の増幅器110R,110G,110Bで
A/D変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅さ
れる。A/D変換器111からの出力信号は、シェーデ
ィング回路112に入力され、ここでランプ103の配
光ムラや、CCD109の感度ムラが補正される。シェ
ーディング回路112からの信号は、Y信号生成・色検
出回路113および外部I/F切換え回路119に入力
される。Y信号生成・色検出回路113は、シェーディ
ング回路112からの信号を下記の第(1)式に基づい
て演算を行い、Y信号を得る。
【0022】
【数1】 Y=0.3R+0.6G+0.1B …(1) さらに、R,G,Bの信号から7つの色に分離し各色に
対する信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生成
・色検出回路113からの出力信号は、変倍・リピート
回路114に入力される。スキャナユニット104の走
査スピードにより副走査方向の変倍を、変倍・リピート
回路114により主走査方向の変倍を行う。また、変倍
・リピート回路114により複数の同一画像を出力する
ことが可能である。輪郭・エッジ強調回路115は、変
倍・リピート回路114からの信号の高周波成分を強調
することによりエッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。マーカエリ
ア判定・輪郭生成回路116は、原稿上の指定された色
のマーカペンで書かれた部分を読み取りマーカの輪郭情
報を生成し、次のパターン化・太らせ・マスキング・ト
リミング回路117でこの輪郭情報から太らせやマスキ
ングやトリミングを行う。また、Y信号生成・色検出回
路113からの色検出信号によりパターン化を行う。パ
ターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117
からの出力信号は、レーザドライバ回路118に入力さ
れ各種処理された信号をレーザを駆動するための信号に
変換する。レーザドライバ回路118の信号は、プリン
タ部2に入力され、可視像として画像形成が行われる。
【0023】次に、外部装置3とのインタフェースを行
う外部I/F切替え回路119について説明する。
【0024】外部I/F切替え回路119は、リーダ部
1から画像情報を外部装置3に出力する場合、パターン
化・太らせ・マスキング・トリミング回路117からの
画像情報をコネクタ120に出力する。また、外部装置
3からの画像情報をリーダ部1が入力する場合、外部I
/F切替え回路119は、コネクタ120からの画像情
報をY信号生成・色検出回路113に入力する。
【0025】上記の各画像情報は、CPU回路部122
の指示により行われ、かつCPU回路部122によって
設定された値からエリア生成回路121は、上記画像処
理に必要な各種のタイミング信号を生成する。また、C
PU回路部122に内蔵されている通信機能を用いて外
部装置3との通信を行う。サブ・CPU123は、操作
部124の制御を行うと共に、サブCPUに内蔵されて
いる通信機能を用いて外部装置3との通信を行う。ま
た、250および251は、図2に示した紙種情報検知
手段である。
【0026】再び、図2を参照しながらプリンタ部2の
構成および動作について説明する。
【0027】プリンタ部2に入力された信号は、露光制
御部201にて光信号に変換されて画像信号に感光体2
02を照射する。照射光によって感光体202上に作ら
れた潜像は、現像器203によって現像される。上記潜
像とタイミングを合せて転写紙積載部204もしくは転
写紙積載部205より転写紙が搬送され、転写部206
において、上記現像された像が転写される。転写された
像は、定着部207にて転写紙に定着された後、排紙部
208より装置外部に排出される。排紙部208から出
力された転写紙は、ソータ220でソート機能が働いて
いる場合には、各ビンに、またはソート機能が働いてい
ない場合には、ソータの最上位のビンに排出される。
【0028】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。定着部20
7で定着された出力用紙を、一度、排紙部208まで搬
送した後、用紙の搬送向きを反転して搬送方向切替え部
材209を介して再給紙用転写紙積載部210に搬送す
る。次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様にし
て原稿画像が読み取られるが転写紙については再給紙用
転写紙積載部210より給紙されるので、結局同一シー
トの表面,裏面に2枚の原稿画像を出力することができ
る。
【0029】次に、図1に示した外部装置3のシステム
構成動作について説明する。
【0030】外部装置3は、リーダ部1とケーブルで接
続され、外部装置3内のコア部10で信号の制御や、各
機能の制御を行う。外部装置3内には、ファクシミリ送
受信を行うファクシミリ部4、各種原稿情報を電気信号
に変換し保存するファイル部5、コンピュータからのコ
ード情報をイメージ情報に展開するフォーマッタ部8と
コンピュータとのインタフェースを行うコンピュータ・
インタフェース部7、リーダ部1からの情報を蓄積した
り、コンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積
するためのイメージメモリ部9および上記各機能を制御
するコア部10からなる。
【0031】以下、図4に示すブロック図を参照しなが
ら外部装置3のコア部10の構成および動作について説
明する。図4は、図1に示したコア部10の詳細構成を
説明するブロック図である。
【0032】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。コネク
タ1001には、4種類の信号が内蔵されており、信号
1057は、8ビット多値のビデオ信号である。信号1
055は、ビデオ信号を制御する制御信号である。信号
1051は、リーダ部1内のCPU122と通信を行
う。信号1051と信号1052は、通信IC1002
で通信プロトコル処理され、CPUバス1053を介し
てCPU1003に通信情報を伝達する。
【0033】信号1057は、双方向のビデオ信号ライ
ンであり、リーダ部1からの情報をコア部10で受け取
ることや、コア部10からの情報をリーダ部1に出力す
ることが可能である。信号1057は、バッファ101
0に接続され、ここで、双方向信号から片方向の信号1
058と信号1070に分離される。信号1058は、
リーダ部1からの8ビット多値のビデオ信号であり、次
段のLUT1011に入力される。LUT1011で
は、リーダ部1からの画像情報をルックアップテーブル
(LUT)により所望する値に変換する。
【0034】ファクシミリ部4,ファイル部5,コンピ
ュータインタフェース部7,フォーマッタ部8,イメー
ジメモリ部9からの信号1064は、セレクタ1014
とセレクタ1017に入力される。セレクタ1016
は、CPU1003の指示により信号1064を次段の
回転回路1015に入力する。
【0035】以下、コア部10と各部の信号の流につい
て説明する。
【0036】ファクシミリ部4からの情報によるコア部
10の処理について:ファクシミリ部4に情報を出力す
る場合について説明する。
【0037】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この原稿スキャン命
令により原稿をスキャナユニット104がスキャンする
ことにより、画像情報をコネクタ120に出力する。リ
ーダ部1と外部装置3は、ケーブルで接続されており、
リーダ部1からの情報は、コア部10のコネクタ100
1に入力される。また、コネクタ1001に入力された
画像情報は、多値8ビットの信号ライン1057を通っ
てバッファ1010に入力される。バッファ1010は
CPU1003の指示により双方向信号1057に基づ
く片方向信号1058をLUT1011に入力する。L
UT1011でリーダ部1からの画像情報をルックアッ
プテーブル(LUT)を用いて所望する値に変換する。
【0038】ファイル部5からの情報によるコア部10
の処理について:ファイル部5に情報を出力する場合に
ついて説明する。
【0039】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を送出する。リーダ部1は、この命令により
原稿をスキャナユニット104がスキャンすることによ
り、画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ部1
と外部装置3は、ケーブルで接続されておりリーダ部1
からの情報は、コア部10のコネクタ1001に入力さ
れる。コネクタ1001に入力された画像情報は、バッ
ファ1010によって片方向の信号1058となる多値
8ビットの信号である信号1058はLUT1011に
よって所望する信号に変換される。LUT1011の出
力信号1059は、セレクタ1013,1014,10
16を介してコネクタ1006に入力される。
【0040】次に、ファイル部5からの情報を受け取る
場合について説明する。ファイル部5からの画像情報は
コネクタ1006を介して信号1064としてセレクタ
1014かセレクタ1017に入力される。8ビット多
値のファイリングの場合はセレクタ1017へ、2値の
ファイリングの場合には、セレクタ1014またはセレ
クタ1017に入力することが可能である。2値のファ
イリングの場合は、ファクシミリ部4と同様な処理のた
め説明は省略する。
【0041】コンピュータインタフェース部7からの情
報によるコア部10の処理について:コンピュータイン
タフェース部7は、外部装置3に接続されるコンピュー
タとのインタフェースを行う。コンピュータインタフェ
ース部7は、SCSI,RS232C,セントロニクス
系との通信を行う複数のインタフェースを備えている。
コンピュータインタフェース部7は、上記のように3種
類のインタフェースを有し、各インタフェースからの情
報は、コネクタ1011とデータバス1053を介して
CPU1003に送られる。CPU1003は送られて
きた内容から各種の制御を行う。
【0042】フォーマッタ部8からの情報によるコア部
10の処理について:フォーマッタ部8は、上述したコ
ンピュータインタフェース部7から送られてきた文書フ
ァイル等のコマンドデータをイメージデータに展開する
機能を有する。CPU1003は、コンピュータインタ
フェース部7からデータバス1053を介して送られて
きたデータが、フォーマッタ部8に関するデータである
と判断すると、コネクタ1012を介し、フォーマッタ
部8に転送する。フォーマッタ部8は、転送されたデー
タを文字や図形等のように意味のある画像としてメモリ
に展開する。
【0043】次に、イメージメモリ部9に情報を出力す
る場合について説明する。CPU1003は、信号IC
1002を介して、リーダ部1のCPU122と通信を
行い、原稿スキャン命令を出す。リーダ部1は、この命
令により原稿スキャナユニット104がスキャンするこ
とにより、画像情報をコネクタ120に出力する。リー
ダ部1と外部装置3は、ケーブルで接続されており、リ
ーダ部1からの情報は、コア部10のコネクタ1001
に入力される。コネクタ1001に入力された画像情報
は、多値8ビットの信号ライン1057,バッファ10
10を介してLUT1011に送られる。LUT101
1の出力信号1059は、セレクタ1013,101
4,1016、コネクタ1009を介してイメージメモ
リ部9へ多値画像情報を転送する。イメージメモリ部9
に記憶された画像情報は、コネクタ1009のCPUバ
ス1054を介してCPU1003に送られる。CPU
1003は、上述したコンピュータインタフェース部7
にイメージメモリ部9から送られてきたデータを転送す
る。コンピュータインタフェース部7は、上述した3種
類のインタフェース(SCSI,RS232C,セント
ロニクス)のうちで、所望するインタフェースでコンピ
ュータ(本実施例ではワークステーション790)に転
送する。
【0044】次に、イメージメモリ部9から情報を受け
取る場合について説明する。先ず、コンピュータインタ
フェース部7を介してコンピュータから画像情報がコア
部10に送られるコア部10のCPU1003は、コン
ピュータインタフェース部7からデータバス1053を
介して送られてきたデータが、イメージメモリ部9に関
するデータであると判断すると、コネクタ1009を介
してイメージメモリ部9に転送する。次に、イメージメ
モリ部9は、コネクタ1009を介して8ビット多値信
号1064をセレクタ1014,セレクタ1017に伝
送する。セレクタ1014またはセレクタ1017から
の出力信号は、CPU1003の指示により、上述した
ファクシミリ部4と同様に、プリンタ部2に出力され出
力用紙上に画像形成が行われる。
【0045】以下、図5に示すブロック図を参照しなが
ら、図1に示したイメージメモリ部9の構成および動作
について説明する。図5は、図1に示したイメージメモ
リ部9の第1の詳細構成を説明するブロック図である。
【0046】イメージメモリ部9は、コネクタ900で
コア部10と接続され、各種信号のやり取りを行う。多
値入力信号954は、メモリコントローラ905の制御
下でメモリ904に記憶される。メモリコントローラ9
05は、CPU906の指示により、メモリ904とC
PUバス957とデータのやり取りを行うモードと、タ
イミング生成回路902の制御下で信号954をメモリ
904に記憶するモードと、メモリ904からメモリ内
容を読み出し信号ライン955に出力するモードの3つ
の機能を有する。
【0047】次に、コンピュータから送出されてきたイ
メージ情報をプリンタ部2に出力する動作について説明
する。
【0048】コンピュータから送られてきたイメージ情
報は、コンピュータインタフェース部7を介してコア部
10に送られる。コア部10のCPU1003はCPU
バス1054およびコネクタ1009を介してイメージ
メモリ部9のデュアルポートメモリ903にイメージ情
報を転送する。この時、CPU9006は、メモリコン
トローラ905を制御し、CPUバス957をメモリ9
04のバスに接続する。CPU906は、デュアルポー
トメモリ903からイメージ情報をメモリコントローラ
905を介してメモリ904に転送する。メモリ904
へイメージ情報を転送し終えると、CPU906は、メ
モリコントローラ905を制御し、メモリ904のデー
タラインを信号955に接続する。CPU906は、デ
ュアルポート966は、デュアルポートメモリ903を
介してコア部10のCPU1003と通信を行い、メモ
リ904からコア部10を通り、プリンタ部2に画像を
プリントするための設定を行う。設定が終了すると、C
PU906は、タイミング生成回路902に起動をか
け、信号ライン956から所定位のタイミング信号をメ
モリコントローラ905に出力する。メモリコントロー
ラ905は、タイミング生成回路902からの信号に同
期してメモリ904からイメージ情報を読み出し、信号
ライン955に伝送しコネクタ900に出力する。コネ
クタ900からプリンタ部2に出力するまでは、コア部
10からプリンタ部2の出力に関しては、コア部10で
説明したので省略する。
【0049】再び、図2〜図4を参照しながら、図8お
よび図9に示したフローチャートに従って、本実施例特
有の動作を詳細に説明する。
【0050】図2には、紙種情報検知手段として、紙色
を検知し判定する色センサー250と251を配置を示
してある。この色センサー250と251は、図3に示
すようにCPU122に接続されている。
【0051】さて、第1段カセット、第2段カセットに
それぞれ赤色A4紙と白色A4紙をセットした場合、色
センサー250と251から第1段カセット204と第
2段カセット205がそれぞれ赤色、白色、不図示の紙
サイズ検知センサーから第1段カセット204と第2段
カセット205の両方ともA4紙である情報を受け(ス
テップS1,S2)、CPU122は第1段カセットに
赤色A4紙、第2段カセットに白色A4紙をセットされ
たこと(ステップS3)を図4の通信IC1002とC
PU1003を介して図3のSUBCPU123に送信
する(ステップS4)。この情報を受けたSUBCPU
123は、操作部124にその情報を表示する(ステッ
プS5)。このときの操作部の表示を図16(A)に示
す。
【0052】また、第1段カセットまたは第2段カセッ
トに適当に赤色A4紙と白色A4紙を混ぜてセットした
場合、CPU122は第1段カセットの一番上の紙が何
色かを判定する。たとえば、第1段カセットの一番上の
紙が赤色A4紙、第2段カセットの一番上の紙が白色A
4紙をセットされた場合には、そのことを図4の通信I
C1002とCPU1003を介して図3のSUBCP
U123に送信する。この情報を受けたSUBCPU1
23は、操作部124にその情報を表示する(ステップ
S1〜S5)。このときの操作部の表示は、前述した説
明と同じく図6(A)に示すものになる。
【0053】たとえば、ユーザーが赤色A4紙へのコピ
ーを5部希望し、赤色A4紙を選択して、すなわち第1
段カセット204を選択して、不図示のコピーボタンを
押す(ステップS6)。SUBCPU123はコピーボ
タンが押されたことを検知すると、つぎに赤色A4紙と
5部コピーすることの情報を図4の通信IC1002と
CPU1003を介して図3のCPU122へ送る(ス
テップS7)。CPU122は赤色A4紙と5部コピー
のジョブであることを検知すると、第1段カセット20
4から赤色A4紙を5部給紙する動作に移る(ステップ
S8)。
【0054】このとき、図7に示すように3枚分しか赤
色A4紙がセットされておらず残りが白色A4紙のとき
には、3枚だけの赤色A4紙を給紙し、そこでCPU1
22は色センサー250と251から第1段カセット2
04と第2段カセット205の両方とも白色、不図示の
紙サイズ検知センサーから第1段カセット204と第2
段カセット205の両方ともA4紙である情報を受け取
ることになる(ステップS9,S10)。この情報を受
け取ったCPU122はコピーを中断し(ステップS1
1,S12,S16)、操作部にその旨のメッセージを
表示するために図4の通信IC1002とCPU100
3を介して図3のSUBCPU123にその情報を送信
する(ステップS17)。
【0055】その情報を受けとったSUBCPU123
は、操作部124にその旨のメッセージを表示する(ス
テップS18)。このときの操作部の表示を図6(B)
に示す。ユーザーはこのメッセージにより第1段カセッ
ト204あるいは第2段カセット205のどちらでも赤
色A4紙を補給する(ステップS19)。たとえば、第
1段カセット204に赤色A4紙を補給したときには、
CPU122は色センサー250から第1段カセット2
04に赤色、不図示の紙サイズ検知センサーからA4紙
が補給されたことを検知し、赤色A4紙が補給された情
報を図4の通信IC1002とCPU1003を介して
図3のSUBCPU123に送信する。その情報を受け
とったSUBCPU123は、操作部124に“スター
トキーを押してください”というメッセージを表示する
(ステップS20:図6(C)参照)。そして、コピー
キーを押すことによりコピーが継続できる(ステップS
21)。
【0056】なお、以上の説明は色センサーを用い、紙
の色を検知することの実施例であるが、これをOHP用
紙や、タブ紙、穴開け紙用のセンサーを用いた場合に
も、上記の実施例と同様に処理することができる。
【0057】次に、紙サイズのみしか指定できないプリ
ンタードライバに紙種を設定する機能を追加する場合の
実施例を説明する。
【0058】図10は、紙種を設定する機能を追加した
ときのプリンタドライバの設定画面を示す。本実施例の
中心となるところは、ペーパーソース(Paper S
ource)である。従って、このペーパーソースにつ
いて中心に説明していく。
【0059】このペーパーソースは次の3つのオプショ
ンから成り立っている。まず「All Pages」は
「First Page」または「Last Pag
e」を除くすべての原稿のページに対してどの紙を使用
するかであり、図10の例では白色A4紙の設定を示し
ている。次に「First Page」は原稿の1ペー
ジ目に対してどの紙を使用するかであり、図10の例で
は赤色A4紙の設定を示している。最後に「Last
Page」は原稿の最終ページに対してどの紙を使用す
るかであり、図10の例では赤色A4紙の設定を示して
いる。
【0060】このような設定をプリントドライバで行
い、図7に示した第1段カセットと第2段カセットに赤
色A4紙、白色A4紙を収納した状況下で、3ページ2
部の原稿をプリントする場合について説明する。
【0061】不図示のコンピュータはセントロニクスイ
ンターフェースと接続され、信号ライン(図示せず)を
介してセントロニクスインターフェース(図示せず)に
入力される。本ドライバは最終ページからプリントデー
タを不図示のコンピュータから上記セントロニクスイン
ターフェースへ送る。データを受けると、最終的にはフ
ォーマッタ部8へ送られ、前述した説明のようにプリン
トされる。
【0062】このときの最初のプリント用紙は、前記プ
リントドライバで設定された最終ページ、すなわち3ペ
ージ目に対する紙は赤色A4紙で第1段カセットから2
枚分消費される。次のページ、すなわち2ページ目に対
する紙は白色A4紙で第2段カセットから2枚分消費さ
れる。
【0063】次のページ、すなわち1ページ目に対する
紙は赤色A4紙で第1段カセットから2枚分消費される
が、残り1枚分しか残っていないために、1枚分プリン
トしたあとに図6(B)に示すメッセージを表示してプ
リントを中断することになる。ユーザーはこれを認識し
て赤色A4紙を第1段カセットまたは第2段カセットに
補給すると自動的にプリントが再開される。これによ
り、図11に示すようなプリント結果が得られる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、た
とえば、赤色のA4紙にプリントしたいときには、ユー
ザーが任意の位置のカセット段に赤色のA4紙を入れて
も、操作盤などから赤色のA4紙を指定することで、赤
色のA4紙へのプリントが可能となる。
【0065】また、ユーザー自身が常に赤紙を入れてお
くカセットを固定することなく単に赤色A4紙を指定す
ることで、赤色のA4紙へのプリントが可能となる。ま
た、これは赤色紙だけの状況だけではなく、OHP用紙
や、タブ紙、穴開け紙などの場合についても同じであ
る。
【0066】このような状態では、例えば、赤色のA4
紙、OHPのA4用紙、タブ付きA4紙、穴開きA4紙
を任意の位置のカセットに挿入しておけば、ユーザーは
単に赤色のA4紙、OHPのA4用紙、タブ付きA4
紙、穴開きA4紙という所望の用紙を選択すればよいこ
とになる。
【0067】更に、紙サイズのみしか指定できないプリ
ンタードライバに紙種を設定する機能を追加するだけ
で、ユーザーは所望の用紙を使用できることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像形成装置を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例によるリーダ部1及びプリンタ部2を
示した断面構成図である。
【図3】リーダ部1の全体的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1に示した外部装置3を詳細に示したブロッ
ク図である。
【図5】図1に示したイメージメモリ部9を詳細に示し
たブロック図である。
【図6】本実施例における表示例を示した図である。
【図7】本実施例の動作説明図である。
【図8】本実施例の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】本実施例の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】その他の実施例についての説明図である。
【図11】その他の実施例についての説明図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 外部装置 250,251 紙種情報検知手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙収納カセットに収納されている記
    録紙のサイズを検知するサイズ検知手段と、 前記カセットに収納されている記録紙の紙種情報を検知
    する紙種情報検知手段と、 前記紙サイズ検知手段および前記紙種情報検知手段から
    の出力に基づいて、外部から指定された記録紙を選択す
    る紙選択手段とを有し、 画像形成動作の開始に際して、前記紙選択手段の出力に
    より所望の記録紙を選択することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記紙種情報検知手
    段は記録紙の色を認識する手段であることを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記紙種情報検知手
    段はOHP用紙であるか否かを認識する手段であること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記紙種情報検知手
    段は記録紙に穴があるか否かを認識し、かつ穴がある記
    録紙の場合には穴の個数とそれぞれの穴の位置を認識す
    る手段であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記紙種情報検知手
    段は記録紙にタブがあるか否かを認識し、かつタブがあ
    る記録紙の場合にはタブの個数とそれぞれのタブの位置
    を認識する手段であることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102109784A (zh) * 2011-02-20 2011-06-29 宁尚国 数字文档打印页纸张颜色设置方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102109784A (zh) * 2011-02-20 2011-06-29 宁尚国 数字文档打印页纸张颜色设置方法

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