JPH08340427A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08340427A
JPH08340427A JP7144411A JP14441195A JPH08340427A JP H08340427 A JPH08340427 A JP H08340427A JP 7144411 A JP7144411 A JP 7144411A JP 14441195 A JP14441195 A JP 14441195A JP H08340427 A JPH08340427 A JP H08340427A
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JP7144411A
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English (en)
Inventor
Taku Sugiura
卓 杉浦
Kunio Yoshihara
邦男 吉原
Hidenori Ozaki
英礼 尾崎
Taketo Utsunomiya
健人 宇都宮
Keiji Inaba
恵司 稲葉
Minoru Hashimoto
実 橋本
Makoto Kikukawa
眞 菊川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最適な濃度レベルで画像を読み取る。 【構成】 読み取り濃度指定があれば、操作部から読み
取り開始指示を行ない、この読み取り動作中、CPU
は、輝度レベルをサンプリングする。そして、ステップ
S1106で、輝度分布に応じて、原稿の種類を操作部
に表示する。使用者は、原稿種類の表示を見て、それが
実際の原稿と異なる場合には、ステップS1107で、
再度、読み取りを指示する。しかし、再読み取りを指示
しない場合には、続くステップS1108で、ページメ
モリ1025内の画像情報を、外部記憶装置に格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取った原稿画像を
可視出力する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、画像ファイリング装
置では、読み取りレベル(濃度)を変えずに原稿画像を
読み取るか、あるいは、画像表示手段(CRT,液晶
等)に表示し、それを目で確認して、不適当であれば読
み取りレベル(濃度)を変えて、再度、読み込むのが一
般的である。
【0003】また、近年、ディジタル複写機においても
画像を格納するためのページメモリを持つ製品が発表さ
れているが、この場合、メモリから格納された画像を読
み出し、それを記録紙上に出力して画像を確認する方式
が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像ファイリング装置や複写機で、画像表示のため
の手段がないシステムにおいては、実際に画像を記録紙
上に出力して、画像の状態を確認しなければならないと
いう問題がある。
【0005】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、読み取った原稿の種類
を表示して、最適な濃度レベルで画像を読み取れる画像
処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するため、本発明は、原稿か
ら読み取って得られた画像を可視出力する画像処理装置
において、前記原稿の読み取り濃度レベルを設定する手
段と、前記濃度レベルに従って読み取った画像情報を格
納する格納手段と、前記格納された画像情報の濃度分布
を生成する手段と、前記濃度分布から前記原稿の種類を
判定する手段と、前記判定結果を可視表示する手段とを
備える。
【0007】以上の構成において、最適なレベルにて原
稿画像を読み取るよう機能する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 <システム全体の説明>図1は、本発明の実施例に係る
画像形成システムの全体構成を表わすブロック図であ
る。同図において、符号1は、原稿を読み取って画像デ
ータに変換する画像入力装置(以下、リーダ部と称す
る)、2は、複数種類の記録紙カセットを有し、プリン
ト命令により画像データを記録紙上に可視像として出力
する画像出力装置(以下、プリンタ部と称する)、3
は、リーダ部1と電気的に接続された外部装置であり、
以下に説明する各種の機能を有する。
【0009】外部装置3は、ハードディスク11を有
し、電話回線13を収容するファクス部4、ファイル部
5、ファイル部5に接続さた外部記憶装置6、コンピュ
ータ(PC/WS)12及び不図示のLANと接続する
ためのコンピューターインターフェイス部7、コンピュ
ータ12からの情報を可視像とするためのフォーマッタ
部8、リーダ部1からの情報を蓄積したり、コンピュー
タ12から送られてきた情報を一時的に蓄積するための
イメージメモリ部9、そして、上記の各機能を制御する
コア部10を備えている。
【0010】図2は、本実施例に係るシステムのリーダ
部1及びプリンタ部2の断面構成を示す図である。以
下、その構成及び動作について説明する。
【0011】図2において、原稿給送装置101上に積
載された原稿は、1枚ずつ順次、原稿台ガラス面102
上に搬送される。そして、原稿がガラス面102の所定
位置へ搬送されると、スキャナ部のランプ103が点灯
し、かつ、スキャナ・ユニット104が移動して原稿を
照射する。原稿からの反射光は、ミラー105,10
6,107、レンズ108を介してCCDイメージ・セ
ンサー部109(以下、CCDと称する)に入力され
る。
【0012】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換され、変換された電気信号は、画像
処理部110において、各種の画像処理が施され、画像
処理部110内の外部切り替え回路(不図示)に至る。
【0013】この外部切り替え回路は、リーダ部1から
の信号をプリンタ部2、または外部装置3へ切り替える
セレクタである。また、外部切り替え回路は、リーダ部
1からの信号と、外部装置3からの信号のいずれかを選
択し、それをプリンタ部2に接続する働きをも行なう。
【0014】画像処理部110の外部切り替え回路によ
りプリンタ部2へ接続された電気信号は、露光制御部2
01にて、変調された光信号に変換され、感光体202
を照射する。この照射光によって感光体202上に作ら
れた潜像は、次に、現像器203によって現像される。
そして、この現像像の先端とタイミングを合わせて、転
写紙積載部204、もしくは転写紙積載部205より転
写紙が搬送される。
【0015】転写部206において、上述のように現像
された像が転写されるが、この転写像は、定着部207
にて転写紙に定着された後、排紙部208より、本装置
の外部に排出される。そして、排紙部208から出力さ
れた転写紙は、ソータ220にてソート機能が働いてい
る場合には、各ビンに排出され、また、ソート機能が働
いていない場合には、ソータ220の最上位のビンに排
出される。
【0016】次に、本実施例において、順次、読み込む
画像を1枚の出力用紙の両面に出力する方法について説
明する。
【0017】画像を1枚の出力用紙の両面に出力する場
合、定着部207で定着された出力用紙を、一度、排紙
部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転して搬送方
向切り替え部材209を介して、再給紙用被転写積載部
210に搬送する。そして、次の原稿が準備されると、
上記のプロセスと同様にして原稿画像が読み取られる
が、転写紙については、再給紙用被転写紙積載部210
より給紙される。結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚
の原稿画像を出力される。
【0018】図3は、本実施例に係るリーダ部1に設け
られた操作パネルの構成を示す図である。同図におい
て、符号301は表示部であり、装置の動作状態や各種
メッセージを表示する。また、この表示部301の表面
はタッチパネルになっていて、その表面を触ることによ
り選択キーとして働く。また、302はテンキーであ
り、数字を入力するためのキーである。そして、303
はスタートキーであり、このキーを押すことにより装置
が所定の動作を開始する。 <各部の動作説明>次に、本実施例に係る装置の動作を
説明する。
【0019】図4は、本実施例に係る装置の動作全体を
示すフローチャートである。同図に示すように、装置の
電源投入後、初期設定が行なわれ(ステップS40
1)、操作パネルの表示部301に動作モード選択キー
が表示されるので、操作者が選択キーに対応するパネル
を触れることにより、所望のモードが選択される。そし
て、選択されたモードがコピーモードかどうかが判定さ
れ(ステップS402)、それがコピーモードのときに
は、結合子Aにて示される処理ステップに飛ぶ。
【0020】次に、コピーモードが選択されない場合に
は、ファックス送信モードかどうかが判定され(ステッ
プS403)、モードがファックス送信モードのときに
は、結合子Bにて示される処理ステップに飛ぶ。また、
ここで、ファックス送信モードが選択されないときに
は、ファイルモードかどうかが判定され(ステップS4
04)、選択されたモードがファイルモードのときに
は、結合子Cにて示される処理ステップに飛ぶ。
【0021】一方、上記のステップS404でファイル
モードが選択されないときには、コンピュータインター
フェイス部7からの入力モードかどうかが判定され(ス
テップS405)、それがコンピュータインターフェイ
ス部7からの入力モードのときには、結合子Dにて示さ
れる処理ステップに飛ぶ。
【0022】また、ステップS405で、コンピュータ
インターフェイス部7からの入力モードが検出されない
場合には、ファックス受信モードかどうかが判定され
(ステップS406)、モードがファックス受信モード
のときには、結合子Eにて示される処理ステップに飛
ぶ。しかし、ここでファックス受信モードが検出されな
いときには、再度、コピーモードかどうかの判定ルーチ
ン(ステップS402)に戻り、上記ステップS402
からステップS406にて示される選択モードの判定処
理を繰り返す。
【0023】以下、上記の個々の処理動作について詳細
に説明する。
【0024】図5は、モードとしてコピーモードが選択
された場合の処理手順を示すフローチャートである。同
図において、最初、コピー動作の初期化設定が行なわれ
(ステップS501)、操作パネル上の表示パネル30
1やテンキー302の状態を読み込んでコピー条件を設
定し(ステップS502)、スタートキー303の入力
を待つ(ステップS503)。そして、スタートキー3
03が押されると、リーダ部1で原稿を読み取り(ステ
ップS504)、プリンタ部2で印刷を行なう(ステッ
プS505)。
【0025】なお、上記の印刷処理終了後は、初期設定
(図4のステップS401)に戻る。
【0026】図6は、ファックス送信モードが選択され
た場合の処理手順を示すフローチャートである。同図に
示すように、まず、ファックス送信の初期化設定が行な
われ(ステップS601)、操作パネル上の表示部30
1やテンキー302の状態を読み込んでファックス送信
条件を設定し(ステップS602)、スタートキー30
3の入力を待つ(ステップS603)。
【0027】スタートキー303が押されると、リーダ
部1より原稿を読み取り(ステップS604)、読み取
った画像データをファックス部4に送る。ファックス部
4は、設定された様式と、決められたプロトコルに従っ
てファックス送信を行なう(ステップS605)。そし
て、送信終了後、初期設定(図4のステップS401)
に戻る。
【0028】図7は、ファイルモードが選択された場合
の処理を示すフローチャートである。同図において、フ
ァイル操作の初期化設定が行なわれ(ステップS70
1)、操作パネル上にファイル記録か、検索かのモード
選択を表示してキー入力を待つ(ステップS702)。
そして、記録キーが選択された場合には、記録条件設定
を行ない(ステップS703)、リーダ部1より原稿を
読み込んで(ステップS704)、ファイル部5にデー
タを送り、ファイル部5の外部記憶装置6に記録する
(ステップS705)。
【0029】一方、上記ステップS702で、ファイル
検索キーが選択された場合には、検索条件設定が行なわ
れ(ステップS706)、外部記憶装置6よりファイル
の検索が行なわれて(ステップS707)、その結果が
出力される(ステップS708)。そして、上記の記録
または検索が終了後は、処理を初期設定(図4のステッ
プS401)に戻す。
【0030】図8は、コンピュータインターフェイス部
7に外部からコマンド・データが入力された場合の動作
を示すフローチャートである。同図に示すように、所定
のコマンドをコンピュータインターフェイス部7で受理
し(ステップS801)、コア部10を経由して、デー
タをフォーマッタ部8に送り、そこでデータを解釈し
て、文字等、意味のある情報に変換する(ステップS8
02)。
【0031】次に情報を出力するが、プリンタ部2が動
作中かどうかを確認し(ステップS803)、プリンタ
部2が動作中でない場合、データを印刷する(ステップ
S803)。しかし、プリンタ部2が動作中の場合に
は、データをイメージメモリ部9に記憶し(ステップS
805)、再度、処理をステップS803に戻して、プ
リンタ部2が動作中でないときに印刷する(ステップS
803,S804)。そして、データ出力後、初期設定
(図4のステップ401)に戻る。
【0032】図9は、本実施例においてファックス受信
された場合の処理手順を示すフローチャートである。同
図において、まず、ファックス受信がファックス部4に
て行なわれ(ステップS901)、次に、プリンタ部2
が動作中かどうかが判定される(ステップS902)。
そして、プリンタ部2が動作中でなければ、プリンタ部
2にデータが送られ、印刷が行なわれる(ステップS9
03)。しかし、ステップS902で、プリンタ部2が
動作中であると判断された場合には、データをファック
ス部4に接続されたハードディスク11に記憶され(ス
テップS904)、ステップS902で、プリンタ部2
が動作中でないと判定されたときにプリントアウトする
(ステップS902,S903)。
【0033】なお、上記のプリント終了後は、初期設定
(図4のステップS401)に戻る。
【0034】本実施例では、上記のモードを操作パネル
上の表示部301の選択キーで選択するか、ファックス
部4にて受信するか、あるいは、コンピュータインター
フェイス部7にて外部からのコマンドを検出することに
より動作を行なう。なお、これらの動作は、同時に組み
合わせて動作できるもの、また、同時に独立して動作で
きるものもあり、それらの優先順位の設定等をコア部1
0にて制御する。 <装置の構成部分の詳細説明>次に、図1に示す画像形
成システムの主要部の動作を説明する。
【0035】図10は、本実施例に係る画像形成システ
ムを構成するリーダ部1、コア部10、コンピュータイ
ンターフェイス部7の詳細構成を示すブロック図であ
る。同図において、符号1050がコンピュータインタ
ーフェイス部に対応する。
【0036】まず、原稿は、図示しない露光ランプによ
り照射され、原稿からの反射光は、CCDイメージセン
サ1001により読み込まれ、増幅回路1003で所定
レベルに増幅される。ここで、CCDイメージセンサ1
001は、CCDドライバ1002により駆動されてい
る。
【0037】所定レベルに増幅された画像信号は、サン
プルホールド回路(S/H)1004において、所定信
号レベルのサンプルホールドが実行される。そして、サ
ンプルホールドされたアナログ画像信号は、A/D変換
器1005において、アナログ信号からディジタル信号
へと変換され、黒補正/白補正回路1006へ送られ
る。この黒補正/白補正回路1006では、CCD10
01の暗出力レベルの補正、白レベルによる光学系及び
センサの感度ばらつきの補正を行なう。
【0038】このようにして補正された画像情報は、画
像処理部1007において、ディジタル複写機特有の処
理である、変倍、ネガポジ変換、移動等の各種編集処理
が行なわれる。また、濃度変換部1008では、輝度濃
度変換や、プリンタの出力特性に合わせた濃度変換を行
なう。符号1009はD/A変換部であり、ここでは、
ディジタル多植画像信号をアナログ信号に変換する。
【0039】変調回路1010では、入力されたアナロ
グ画像信号をパルス幅変調にてPWM変換され、プリン
タ部2で、レーザーによりドラム上に画像形成が行なわ
れる。また、リーダ部1は、さらに、CPU1013、
所定のプログラムが格納されたROM1012、ワーク
として機能するRAM1011を有し、コア部10との
インターフェイスとして、画像情報は、黒補正/白補正
回路1006の出力部分から出力され、信号の流れは双
方向である。また、通信は、シリアルコントローラーと
して機能するシリアルI/F1014を介してシリアル
通信する。
【0040】次に、コア部10について詳細に説明す
る。
【0041】図10において、符号1015はシリアル
コントローラーであるシリアルI/F、1018がCP
U、1017がプログラムROM、1016がワークR
AM、1022,1023は、各々がラインメモリであ
り、画像情報を1ライン毎に順番に格納する。また、符
号1020はコントロール部であり、上記のメモリ10
22,1023を制御するとともに、CPU1018が
画像情報を扱えるように構成されている。
【0042】2値化処理部1024では、2値化された
画像情報をページメモリ1025に格納する。また、符
号1021はページメモリ1025のコントローラであ
り、2値化処理部1024からの格納制御、外部インタ
ーフェイスへの出力制御を行なう。 <ビデオインターフェイスの説明>次に、コンピュータ
インターフェイス部7について説明する。なお、本実施
例に係るシステムでは、SCSIコントローラ1050
を介してのSCSIインターフェイスを行なう。
【0043】<原稿読み取り動作の詳細説明>図11
は、本実施例における原稿読み取りの動作を示すフロー
チャートである。同図に示すように、本実施例に係るシ
ステムでは、ステップS1101で、操作部から読み取
り濃度の指定を行なうか否かの判断をする。そして、濃
度指定を行なう場合には、続くステップ1102で、図
10に示す2値化処理部1024のスライスレベルを変
更し、ステップS1103で、操作部から読み取り開始
指示を行なう。
【0044】ステップS1103で開始指示がされる
と、ステップS1104で読み取り動作が行なわれる。
なお、この読み取り動作については、既に述べたので、
ここでは省略するが、ページメモリ1025に2値の画
像情報が格納される。
【0045】上記の読み取り動作中、CPU1018
は、コントロール部1020を介して、輝度レベルをサ
ンプリングする。次に、ステップS1106で、後述す
る輝度分布に応じて、原稿の種類を操作部に表示する。
そこで、使用者は、原稿種類の表示を見て、それが実際
の原稿と異なる場合には、ステップS1107で、再
度、読み取りを指示する。そして、再度、読み取り指示
をした場合には、処理をステップS1101に戻す。
【0046】しかし、ステップS1107で再読み取り
を指示しない場合には、続くステップS1108で、ペ
ージメモリ1025内の画像情報を、外部記憶装置(例
えば、ハードディスク)に格納する。なお、本実施例で
は、簡単のため、図1に示すコンピュータ12内のハー
ドディスクに格納するように構成されている。
【0047】<原稿種類の決定>次に、本実施例におけ
る原稿の種類の決定方法について説明する。
【0048】図12,図13は、原稿の種類と輝度分布
との関係を示す図(画像輝度分布のヒストグラム)であ
り、ページメモリ1025よりサンプリングした画像情
報の輝度レベルと分布数の関係を示す。
【0049】図12は、例えば、通常の文字原稿につい
ての輝度分布を示しており、これに対して、新聞、ある
いは雑誌、色紙の場合は下地がかぶっているため、図1
3に示すような輝度分布になる。つまり、図12,図1
3を比較すると明らかなように、ピーク分布数の存在す
る輝度レベルにより、原稿の種類を決定することができ
る。
【0050】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿の種類を判定して、それが通常の文字原稿である
か、あるいは、下地等を有する原稿かを可視表示するこ
とで、使用者が画像を実際に出力して読み取りレベルを
判定しなくても、その表示を見ることで所望の濃度での
画像処理が可能となる。
【0051】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読み取った原稿の種類を可視表示することで、特定の画
像表示手段を設けなくても、安価な構成にて所望の濃度
にて画像処理ができるという効果がある。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成システムの全体
構成を表わすブロック図である。
【図2】実施例に係るシステムのリーダ部及びプリンタ
部の断面構成を示す図である。
【図3】実施例に係る操作パネルの構成を示す図であ
る。
【図4】実施例に係る装置全体の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】コピーモード時の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】ファックス送信時の動作を示すフローチャート
である。
【図7】ファイル記憶、または検索時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】外部インターフェイスからのプリント時の動作
を示すフローチャートである。
【図9】ファックス受信時の動作を示すフローチャート
である。
【図10】実施例に係る画像形成システムを構成するリ
ーダ部、コア部、コンピュータインターフェイス部の詳
細構成を示すブロック図である。
【図11】実施例における原稿読み取りの動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】文字原稿の画像輝度分布のヒストグラムを示
す図である。
【図13】下地をかぶった原稿の画像輝度分布のヒスト
グラムを示す図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置(リーダ部) 2 画像出力装置(プリンタ部) 3 外部装置 4 ファクス部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 7 コンピューターインターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 ハードディスク 12 コンピュータ(PC/WS) 13 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇都宮 健人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 稲葉 恵司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 橋本 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 菊川 眞 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から読み取って得られた画像を可視
    出力する画像処理装置において、 前記原稿の読み取り濃度レベルを設定する手段と、 前記濃度レベルに従って読み取った画像情報を格納する
    格納手段と、 前記格納された画像情報の濃度分布を生成する手段と、 前記濃度分布から前記原稿の種類を判定する手段と、 前記判定結果を可視表示する手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り濃度レベルは可変であり、
    前記格納手段は、前記画像情報に関して、所定の読み取
    り指示に従って、該変更後の濃度レベルにて読み取った
    画像情報へ書き換えることを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度分布は、前記画像情報の輝度レ
    ベルを抽出して得られる輝度分布であることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理装置。
JP7144411A 1995-06-12 1995-06-12 画像処理装置 Withdrawn JPH08340427A (ja)

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JP7144411A JPH08340427A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 画像処理装置

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