JPH09121452A - 表面実装型サージアブソーバ - Google Patents

表面実装型サージアブソーバ

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JPH09121452A
JPH09121452A JP27729995A JP27729995A JPH09121452A JP H09121452 A JPH09121452 A JP H09121452A JP 27729995 A JP27729995 A JP 27729995A JP 27729995 A JP27729995 A JP 27729995A JP H09121452 A JPH09121452 A JP H09121452A
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JP
Japan
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terminal
surge absorber
electrode plate
electrode
surge
Prior art date
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Application number
JP27729995A
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English (en)
Inventor
Sakae Koyata
栄 古屋田
Koichi Kurasawa
耕一 倉澤
Takeshi Soe
武司 曽江
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 継続的な過電圧又は過電流が印加されたとき
に迅速に放電を停止して電子機器等の過熱又は発火を防
止する。また継続的な過電圧又は過電流が印加されても
回路が開くことなく、繰返しの使用が可能である。 【解決手段】 中央に端子Aとなる突出部16aを有す
る電極板16の一端上面に2端子双方向性サイリスタ素
子11の電極面11aが接合され、その他端上面に正特
性サーミスタ素子12の電極面12aが接合される。サ
イリスタ素子11の他方の電極面11bに電極板17の
一端が接合され、端子Bとなる他端が突出部16aと同
一平面上に位置する。サーミスタ素子12の他方の電極
面12bに電極板18の一端が接合され、端子Cとなる
他端が突出部16aと同一平面上に位置する。端子Aと
端子Bと第3端子Cとを露出した状態で素子11と素子
12と電極板16、17、18とが樹脂体19により被
包される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機、ファクシミ
リ、モデム等のように電話回線を使用した電子機器、又
はCATVや有線放送にように有線回線使用した電子機
器に印加されるサージ電圧の吸収機能に加えて、継続的
な過電圧又は過電流の電子機器への負荷時に電子機器や
この機器を搭載するプリント回路基板の熱的損傷又は発
火を防止する表面実装型サージアブソーバに関するもの
である。本明細書で、過電圧又は過電流とは、サージア
ブソーバのブレークオーバ電圧を上回る異常電圧とこれ
に伴う異常電流をいう。
【0002】
【従来の技術】この種のサージアブソーバは、電子機器
の一対の入力線路にこの電子機器に並列に接続され、電
子機器に使用される最大の電圧より高い電圧で動作する
ように構成される。即ち、サージアブソーバはそのブレ
ークオーバ電圧より低い電圧では抵抗値の高い抵抗体で
あるが、印加電圧がそのブレークオーバ電圧以上のとき
には数10Ω以下の抵抗値の低い抵抗体になる。電子機
器に雷サージ等の数kV〜数10kVのサージ電圧が瞬
間的に印加されると、上記サージアブソーバがターンオ
ンし、このサージ電圧を吸収して電子機器を保護するよ
うになっている。
【0003】しかし、電子機器を含む回路に過電圧又は
過電流(例えばAC600Vで300mA)が何らかの
原因により継続して加わると、上記サージアブソーバに
電流が流れ続ける。この結果、サージアブソーバが発熱
し周辺の電子機器の発火の原因となる。通常、このよう
な過電圧又は過電流が回路に継続して侵入することは考
えられないが、不慮の事故を想定して最大限の安全対策
を施していく考えが広まってきている。例えば、米国の
UL(Underwriter's Laboratories Inc.)では、この
ような継続的な過電圧又は過電流の侵入時にサージアブ
ソーバが通信機器に火災や電撃の危険を与えてはならな
いように、サージアブソーバに対して所定の安全規格を
制定している。
【0004】従来、こうした安全規格に適合し、継続的
な過電圧又は過電流に起因した電子機器の発火を防止し
得る別のサージアブソーバとして、ヒューズや低融点金
属線等と避雷管、或いはヒューズや低融点金属線等とバ
リスタを組み合わせたものが知られている。このサージ
アブソーバは、侵入してくる雷サージ等のサージに対し
ては、サージアブソーバの応答電圧、即ち避雷管の場合
は放電開始電圧、またバリスタの場合はバリスタ電圧よ
り低い電圧に抑えることにより後段に接続されている電
子機器を保護する。一方、継続的な過電圧又は過電流
(例えばAC600Vで300mA)の侵入があるとヒ
ューズや低融点金属線が直ちに溶断して、サージアブソ
ーバの異常発熱のみならず、電子機器やこの機器を搭載
するプリント回路基板の熱的損傷、発火等を防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のサ
ージアブソーバでは、継続的な過電圧又は過電流の侵入
によりヒューズや低融点金属線が溶断するため、過電圧
又は過電流の侵入がなくなった後では電話機、CATV
等は使用不可能なままであり、溶断したヒューズや低融
点金属線を新しいものに交換する必要や、場合によって
はサージアブソーバも新しく交換する必要がある。本発
明の目的は、雷サージのような瞬間的なサージ電圧を吸
収することに加えて、継続的な過電圧又は過電流の侵入
があった場合にはサージアブソーバの異常発熱のみなら
ず、電子機器やこの機器を搭載するプリント回路基板の
熱的損傷、発火等を防止する表面実装型サージアブソー
バを提供することにある。本発明の別の目的は、継続的
な過電圧又は過電流の侵入により回路が開くことなく、
即ち新品に交換することなく繰返し使用可能な表面実装
型サージアブソーバを提供することにある。本発明の更
に別の目的は、プリント回路基板への実装面積を広く必
要とせず、僅かな工数で実装できる表面実装型サージア
ブソーバを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、本願
請求項1に係る発明は、中央に第1端子Aとなる突出部
16aを有する第1電極板16と、この第1電極板16
の一端上面に一方の電極面11aが接合された2端子双
方向性サイリスタ素子11と、上記第1電極板16の他
端上面に一方の電極面12aが接合された正特性サーミ
スタ素子12と、上記サイリスタ素子11の他方の電極
面11bに一端が接合され第2端子Bとなる他端が上記
突出部16aと同一平面上に位置するように形成された
第2電極板17と、上記サーミスタ素子12の他方の電
極面12bに一端が接合され第3端子Cとなる他端が上
記突出部16aと同一平面上に位置するように形成され
た第3電極板18と、上記第1端子Aと上記第2端子B
と上記第3端子Cとを露出した状態で上記サイリスタ素
子11と上記サーミスタ素子12と上記第1電極板16
と上記第2電極板17と上記第3電極板18とを被包し
た樹脂体19とを備えた表面実装型サージアブソーバ2
0である。
【0007】本願請求項2に係る発明は、請求項1に係
る発明であって、正特性サーミスタ素子12の公称無負
荷抵抗値が6Ω〜1kΩであって、スイッチング温度が
65〜165℃である表面実装型サージアブソーバであ
る。公称無負荷抵抗値が6Ω未満では過電流が流れたと
きに電流制限ができず、過電流が流れ続けることによっ
てサーミスタ素子が破壊する危険性があり、1kΩを超
えるとエネルギロスを伴い回路に与える影響が大きくな
り不都合である。スイッチング温度が65℃未満である
と、保護すべき機器類の使用温度や環境温度によって動
作する可能性があり、165℃を超えると、樹脂製のプ
リント回路基板が熱的損傷する恐れがある。
【0008】正特性サーミスタ素子はそれ自体に過電流
が流れると発熱し、その温度が上昇すると抵抗値が急激
に増加する性質を有する。この抵抗値の急上昇によりサ
ーミスタ素子に流れる電流は極少に抑制される。図2に
示すように、交流電源21に接続される電子機器22の
前段にサージアブソーバ20を設ける場合に、サージア
ブソーバ20の第1端子Aと第3端子Cが線路23及び
24を介してそれぞれ交流電源21に接続され、その第
3端子Cと第2端子Bが線路23及び25を介してそれ
ぞれ電子機器22に接続される。また図3に示すよう
に、一対の電話回線26及び27に接続される電話機3
0の前段にサージアブソーバ20を設ける場合に、サー
ジアブソーバ20の第1端子Aと第3端子Cが線路26
及び27にそれぞれ接続され、その第3端子Cと第2端
子Bが線路26及び28を介してそれぞれ電話機30に
接続される。
【0009】この線路23,24(又は回線26,2
7)に雷サージ等の数kV〜数10kVのサージ電圧が
瞬間的に印加されると、室温下におかれる正特性サーミ
スタ素子12の抵抗値及び2端子双方向性サイリスタ素
子11の抵抗値はそれぞれ低いため、サイリスタ素子1
1は導通状態になり、このサージ電圧を吸収して電子機
器22を保護する。またこの線路23,24(又は回線
26,27)に継続的な過電圧又は過電流の侵入がある
と、先ずそのときにサイリスタ素子11に発生している
電圧と流れている電流の積によってサイリスタ素子自体
が発熱する。即ちサイリスタ素子がオン・オフを繰返し
ながら、流れる電流によって素子自体が過熱する。同時
に正特性サーミスタ素子12に過電流が流れる。サーミ
スタ素子12に過電流が流れることにより、サーミスタ
素子自体も発熱する。サイリスタ素子11、サーミスタ
素子12及び第1電極板16は樹脂体19に被包される
ため、サイリスタ素子11の発熱は他に放散することな
く第1電極板16を介してサーミスタ素子12に伝導す
る。このためサーミスタ素子12はそれ自体の発熱とサ
イリスタ素子11からの伝導熱とにより、サーミスタ素
子12の抵抗値が速やかにかつ急激に上昇する。これに
よりサイリスタ素子11に流れる電流及びその印加電圧
は急激に減少し、サイリスタ素子11の発熱又は発火は
回避される。また、2端子双方向性サイリスタ素子11
と正特性サーミスタ素子12とを3枚の電極板16、1
7及び18により一体化し後、樹脂モールドすることに
より、各電極板を表面に設けた3端子の単一の表面実装
型サージアブソーバ20が作製される。この結果、サー
ジアブソーバ20を広いスペースを必要とせずに、また
僅かな工数で実装することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の2端子双方向性サイリス
タ素子は、比較的小型でサージ耐量の大きなシリコン半
導体素子が好ましい。サイリスタ素子とサーミスタ素子
と3枚の電極板を接合して、この接合体を樹脂体で被包
する方法としては、サイリスタ素子及びサーミスタ素子
をそれぞれ第1電極板にはんだ又は導電性接着剤により
接合した後、第2電極板及び第3電極板をはんだ又は導
電性接着剤によりそれぞれサイリスタ素子及びサーミス
タ素子に接合し、この接合体を所定の型枠に入れ、型枠
に封止用樹脂を注入した上、熱硬化して、最後に型枠を
取除く方法が好適である。本発明の電極板はCu又はC
u合金からなることが、電気抵抗が小さくかつ熱伝導性
が高いため好ましい。また樹脂体としては電気絶縁性が
高く耐熱性のあるエポキン系樹脂が好ましい。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに図面
に基づいて詳しく説明する。本発明は以下の実施例に限
るものではない。
【0012】<実施例1>図1に示すように、長さ約
2.5mm、幅約2.5mm、厚さ約1.0mmの2端
子双方向性サイリスタ素子11と直径約5.0mm、厚
さ1.0mmの正特性サーミスタ素子12を用意した。
2端子双方向性サイリスタ素子11はシリコン半導体で
作られたサイリスタ構造をなす。正特性サーミスタ素子
12はスイッチング温度が80℃で公称無負荷抵抗値は
8Ωのものを用いた。これらの素子11及び12の両面
にはそれぞれNi又はAlからなる電極面11a,11
b及び12a,12bが形成される。これらの素子11
及び12を、中央に突出部16aを有する断面形状がT
字状の第1電極板16の両端上面にそれぞれ載せ、素子
11の一方の電極面11aと素子12の一方の電極面1
2aを電極板16の両端上面にはんだ付けにより接合し
た。
【0013】これらの素子が接合された第1電極板16
を図示しない固定具により固定した後、第2電極板17
の一端の下面を素子11の他方の電極面11bに、また
第3電極板18の一端の下面を素子12の他方の電極面
12bにそれぞれはんだ付けにより接合した。第2及び
第3電極板17及び18はそれぞれ第1電極板16と同
一幅を有しかつサイリスタ素子11と接合した状態で図
1においてそれぞれ左右対称になるように折曲げられ
る。また電極板17及び18の各他端は第1電極板16
の突出部16aと同一平面上に位置するように形成され
る。電極板16、17及び18はそれぞれCuのリード
フレームである。続いて、2端子双方向性サイリスタ素
子11と正特性サーミスタ素子12と3枚の電極板1
6,17,18からなる接合体を、図示しない内寸が縦
約5mm×横約10mm×高さ約3mmの型枠に入れた
後、型枠内にエポキシ系樹脂を注入した。樹脂が硬化し
た後、型枠を取除いて、表面実装型サージアブソーバ2
0を得た。図1に示すように、樹脂体19の両側面から
底面にかけてそれぞれ端子B及びCが露出し、かつ樹脂
体19の底面の中央部に端子Aが露出するように、予め
型枠は形成される。端子B及びCは第2及び第3電極板
17,18の各他端に、端子Aは突出部16aにそれぞ
れ相応する。
【0014】<実施例2>スイッチング温度が120℃
で公称無負荷抵抗値が8Ωの正特性サーミスタ素子12
を用いた以外は、実施例1と同様にして表面実装型サー
ジアブソーバ20を得た。
【0015】<比較例1>図4に示す表面実装型サージ
アブソーバ1を比較例とした。このサージアブソーバ1
は実施例1と同じ単一の2端子双方向性サイリスタ素子
2と、このサイリスタ素子2の上下の両電極面2a,2
bに各一端を接続し各他端を互いに同一平面上に位置す
るように形成した一対の電極板3,4と、電極板3,4
の各他端を露出した状態でサイリスタ素子2を被包した
樹脂体5とを備える。電極板3,4の各他端が同一平面
上に位置する。
【0016】<比較試験と評価>先ず図1に示すよう
に、実施例1及び実施例2のサージアブソーバ20は各
端子をプリント回路基板40にはんだ付けすることによ
り基板40に実装した。また図4に示すように、比較例
1のサージアブソーバ1は各端子をプリント回路基板6
にはんだ付けすることにより基板6に実装した。図2に
示すように、実施例1と実施例2のサージアブソーバ2
0を交流電源21に接続される電子機器22の前段に設
けた。具体的にはサージアブソーバ20の端子Aと端子
Cを線路23及び24を介してそれぞれ交流電源21に
接続し、その端子Cと端子Bを線路23及び25を介し
てそれぞれ電子機器22に接続した。図示しないが、比
較例1のサージアブソーバ1を実施例1及び実施例2と
同様に図2に示される交流電源21に接続される電子機
器22の前段に設けた。この比較例1ではサージアブソ
ーバ1は電子機器22に並列に接続した。
【0017】実施例1、2と比較例1のサージアブソー
バについて、それぞれブレークオーバ電圧を測定し、そ
の後過電圧・過電流の印加試験を行った。過電圧・過電
流の印加試験は、米国のUL試験試験(UL497)に準じ
た次の表1及び国際電信電話諮問委員会の試験条件(CC
ITT-K.20)に準じた次の表2に基づいた。この試験で
は、第1次印加で2端子双方向性サイリスタ素子の電流
値の変化を調べ、第2次印加でサージアブソーバ及び基
板の発熱又は発火の状況を調べ、更に第3次印加でその
後のサージアブソーバの特性を調べた。実施例1の結果
及び実施例2の結果は同一であったので、まとめて表3
に示す。また比較例1の結果を表4に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】表3から明らかなように、実施例1及び実
施例2のサージアブソーバでは、継続的な過電圧又は過
電流がサージアブソーバに印加されたときに、基板が発
煙又は発火することなく、約0.01〜5秒で正特性サ
ーミスタ素子が2端子双方向性サイリスタ素子に流れる
電流を制限し、印加された過電圧又は過電流を遮断し
た。これにより後段の電子機器の熱的損傷はなく、更に
試験後、新品と代替することなく繰返しサージアブソー
バを使用することができた。これに対して比較例1のサ
ージアブソーバでは、表4に示す第1次印加時間でショ
ートし、このサージアブソーバ単体では過電圧又は過電
流の遮断機能は無かった。従って第1次印加試験により
後段の電子機器は熱的損傷を受け、第1次印加試験後の
サージアブソーバの特性に関してはサージ吸収機能が喪
失し、再使用は不可能であった。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、雷
サージのような瞬間的なサージ電圧を吸収することに加
えて、継続的な過電圧又は過電流の侵入があった場合に
は正特性サーミスタ素子の抵抗値の急上昇により、速や
かに本発明のサージアブソーバに流れる電流を制限し、
サージアブソーバの異常発熱のみならず、電子機器及び
この機器を搭載するプリント回路基板の熱的損傷、発火
等を防止することができる。また本発明のサージアブソ
ーバは、表面実装型であるため占有スペースが僅かで済
み、組立が簡便で量産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面実装型サージアブソーバの中央縦
断面図。
【図2】そのサージアブソーバを電子機器の前段に接続
した回路構成図。
【図3】そのサージアブソーバを電話機の前段に接続し
た回路構成図。
【図4】比較例1のサージアブソーバを電子機器の前段
に接続した回路構成図。
【符号の説明】
11 2端子双方向性サイリスタ素子 11a,11b 電極面 12 正特性サーミスタ素子 12a,12b 電極面 16 第1電極板 16a 突出部 17 第2電極板 18 第3電極板 19 樹脂体 20 表面実装型サージアブソーバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に第1端子(A)となる突出部(16a)を
    有する第1電極板(16)と、 前記第1電極板(16)の一端上面に一方の電極面(11a)が
    接合された2端子双方向性サイリスタ素子(11)と、 前記第1電極板(16)の他端上面に一方の電極面(12a)が
    接合された正特性サーミスタ素子(12)と、 前記サイリスタ素子(11)の他方の電極面(11b)に一端が
    接合され第2端子(B)となる他端が前記突出部(16a)と同
    一平面上に位置するように形成された第2電極板(17)
    と、 前記サーミスタ素子(12)の他方の電極面(12b)に一端が
    接合され第3端子(C)となる他端が前記突出部(16a)と同
    一平面上に位置するように形成された第3電極板(18)
    と、 前記第1端子(A)と前記第2端子(B)と前記第3端子(C)
    とを露出した状態で前記サイリスタ素子(11)と前記サー
    ミスタ素子(12)と前記第1電極板(16)と前記第2電極板
    (17)と前記第3電極板(18)とを被包した樹脂体(19)とを
    備えた表面実装型サージアブソーバ。
  2. 【請求項2】 正特性サーミスタ素子(12)の公称無負荷
    抵抗値がΩ〜1kΩであって、スイッチング温度が6
    5〜165℃である請求項1記載の表面実装型サージア
    ブソーバ。
JP27729995A 1995-10-25 1995-10-25 表面実装型サージアブソーバ Pending JPH09121452A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150123548A (ko) * 2014-04-25 2015-11-04 삼성전기주식회사 모바일 기기용 저항 조립체 및 그 제조 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20020522