JPH09120870A - 同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法 - Google Patents
同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法Info
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- JPH09120870A JPH09120870A JP7290356A JP29035695A JPH09120870A JP H09120870 A JPH09120870 A JP H09120870A JP 7290356 A JP7290356 A JP 7290356A JP 29035695 A JP29035695 A JP 29035695A JP H09120870 A JPH09120870 A JP H09120870A
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- conductor terminal
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 相手ヘッダコネクタとの信頼性の高い電気的
接続が可能な同軸ケーブル用コネクタを提供すること。 【解決手段】 同軸ケーブル用コネクタ10は、内部導体
用端子20、弾性接触片31を具えるリセプタクル型の外部
導体用端子30、及びカバー部材60を有する。カバー部材
60は頂面板61、底面板62及び両者を接続する前面板64を
有し、更に底面板62と一体的に形成された環状部63を含
む。環状部63は外部導体用端子30の接触片31の外周にわ
たって適当な空間をおいて配置され、接触片31の過度な
撓みを防止すべく機能する。
接続が可能な同軸ケーブル用コネクタを提供すること。 【解決手段】 同軸ケーブル用コネクタ10は、内部導体
用端子20、弾性接触片31を具えるリセプタクル型の外部
導体用端子30、及びカバー部材60を有する。カバー部材
60は頂面板61、底面板62及び両者を接続する前面板64を
有し、更に底面板62と一体的に形成された環状部63を含
む。環状部63は外部導体用端子30の接触片31の外周にわ
たって適当な空間をおいて配置され、接触片31の過度な
撓みを防止すべく機能する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同軸ケーブル用コネ
クタ、特に回路基板上に取り付けられたヘッダコネクタ
と嵌合し、同軸ケーブルの内外部導体を基板の回路と接
続する同軸ケーブル用コネクタ、及びその製造方法に関
する。
クタ、特に回路基板上に取り付けられたヘッダコネクタ
と嵌合し、同軸ケーブルの内外部導体を基板の回路と接
続する同軸ケーブル用コネクタ、及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の同軸ケーブル用コネクタの例が
特開平4-282580号、実開昭63-27983号、実開平3-68376
号、実開平3-68377 号及び実開平5-59773 号の各公報に
開示される。この種の同軸ケーブル用コネクタは同軸ケ
ーブルの内部導体と接続される内部導体用端子、編組線
等の外部導体と接続される外部導体用端子及び両者の間
に配置される誘電体材料を有する。外部導体用端子及び
内部導体用端子の各々はヘッダコネクタの外側端子及び
内側端子と嵌合する接触部を含む。
特開平4-282580号、実開昭63-27983号、実開平3-68376
号、実開平3-68377 号及び実開平5-59773 号の各公報に
開示される。この種の同軸ケーブル用コネクタは同軸ケ
ーブルの内部導体と接続される内部導体用端子、編組線
等の外部導体と接続される外部導体用端子及び両者の間
に配置される誘電体材料を有する。外部導体用端子及び
内部導体用端子の各々はヘッダコネクタの外側端子及び
内側端子と嵌合する接触部を含む。
【0003】
【発明の解決すべき課題】この種の同軸ケーブル用コネ
クタでは外部導体用端子の接続部はヘッダコネクタの外
側端子と接続されるリセプタクル型に形成される。典型
的な場合、外部導体用端子の接続部は略円環状に形成さ
れ且つ高さ方向に複数のスロットを有し、これにより形
成される複数の弾性接触片によりヘッダコネクタの外側
端子との弾性接触が可能となる。
クタでは外部導体用端子の接続部はヘッダコネクタの外
側端子と接続されるリセプタクル型に形成される。典型
的な場合、外部導体用端子の接続部は略円環状に形成さ
れ且つ高さ方向に複数のスロットを有し、これにより形
成される複数の弾性接触片によりヘッダコネクタの外側
端子との弾性接触が可能となる。
【0004】近年、同軸ケーブル用コネクタ全体を小型
化することが望まれているが、そのような場合、上述の
外部導体用端子の複数の接触片は強度的に弱いものとな
り、その結果コネクタを単独で取り扱うときに接触片が
永久変形してそのために嵌合時の接触不良が生じたり、
嵌合時の若干のこじりに対しても永久変形してやはり接
触不良を生じる等の虞れがあった。
化することが望まれているが、そのような場合、上述の
外部導体用端子の複数の接触片は強度的に弱いものとな
り、その結果コネクタを単独で取り扱うときに接触片が
永久変形してそのために嵌合時の接触不良が生じたり、
嵌合時の若干のこじりに対しても永久変形してやはり接
触不良を生じる等の虞れがあった。
【0005】この問題を解決するための構成が上述した
実開平3-68376 号公報、実開平3-68377 号公報及び実開
平5-59773 号公報に開示される。実開平3-68376 号及び
実開平3-68377 号には複数の接触片の先端近傍の外側に
配置される、外形が略正八角形状の支持輪を含む同軸ケ
ーブルコネクタが開示される。更に実開平5-59773 号公
報には接触片の外周を包囲する円筒状のリングが設けら
れる。これらの支持輪及びリングは接触片を強化して接
触片の変形を防止する。
実開平3-68376 号公報、実開平3-68377 号公報及び実開
平5-59773 号公報に開示される。実開平3-68376 号及び
実開平3-68377 号には複数の接触片の先端近傍の外側に
配置される、外形が略正八角形状の支持輪を含む同軸ケ
ーブルコネクタが開示される。更に実開平5-59773 号公
報には接触片の外周を包囲する円筒状のリングが設けら
れる。これらの支持輪及びリングは接触片を強化して接
触片の変形を防止する。
【0006】しかしながら、上述の支持輪及びリングは
接触片の周囲に接触して配置される別体の部材として構
成され、更に接触片のばね性によってのみコネクタに支
持される。従ってこの場合には接触片の撓み得る量は小
さく、ばねの自由度が小さいものとなってしまう。この
ことは接触不良が生じ易いことを意味する。例えばリセ
プタクル型の端子、及び支持輪又はリングの製造上の公
差、或いは相手側コンタクト及び相手側コネクタハウジ
ングの製造上の公差等により製品に寸法のずれが生じ、
接触不良を起こす虞れがある。加えてリセプタクル型の
端子及び支持輪又はリングの製造上の公差、特にフォー
ミングの公差や、両者の組立時における端子の接触片の
変形等により、端子から支持輪又はリングが抜け落ちる
虞れもある。
接触片の周囲に接触して配置される別体の部材として構
成され、更に接触片のばね性によってのみコネクタに支
持される。従ってこの場合には接触片の撓み得る量は小
さく、ばねの自由度が小さいものとなってしまう。この
ことは接触不良が生じ易いことを意味する。例えばリセ
プタクル型の端子、及び支持輪又はリングの製造上の公
差、或いは相手側コンタクト及び相手側コネクタハウジ
ングの製造上の公差等により製品に寸法のずれが生じ、
接触不良を起こす虞れがある。加えてリセプタクル型の
端子及び支持輪又はリングの製造上の公差、特にフォー
ミングの公差や、両者の組立時における端子の接触片の
変形等により、端子から支持輪又はリングが抜け落ちる
虞れもある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上述の
課題を解決した同軸ケーブル用コネクタを提供するもの
である。本発明の同軸ケーブル用コネクタは、同軸ケー
ブルの内部導体、外部導体の各々と接続される内部導体
用端子、外部導体用端子、及び金属性カバー部材を有
し、前記外部導体用端子の相手コネクタとの接続部を複
数の弾性接触片を含むリセプタクル型に構成し、前記接
続部の外周には前記カバー部材と一体的に形成される環
状部が前記接触片との間に空間を設けて配置されること
を特徴とする。
課題を解決した同軸ケーブル用コネクタを提供するもの
である。本発明の同軸ケーブル用コネクタは、同軸ケー
ブルの内部導体、外部導体の各々と接続される内部導体
用端子、外部導体用端子、及び金属性カバー部材を有
し、前記外部導体用端子の相手コネクタとの接続部を複
数の弾性接触片を含むリセプタクル型に構成し、前記接
続部の外周には前記カバー部材と一体的に形成される環
状部が前記接触片との間に空間を設けて配置されること
を特徴とする。
【0008】更に本発明の同軸ケーブル用コネクタ製造
方法は、内部導体用端子及び外部導体用端子を誘電体部
に固定し、第1のサブアセンブリを構成する工程と、該
第1のサブアセンブリの一面に略直線的に延びる略板状
のカバー部材を取り付け第2のサブアセンブリを構成す
る工程と、前記内部導体用端子及び前記外部導体用端子
に端部処理した同軸ケーブルを接続する工程と、前記カ
バー部材を長さ方向に曲げ起こして、少なくとも2か所
で略直角曲げし、前記カバー部材が前記誘電体部を上下
から包囲するよう配置させる工程とを含むことを特徴と
する。
方法は、内部導体用端子及び外部導体用端子を誘電体部
に固定し、第1のサブアセンブリを構成する工程と、該
第1のサブアセンブリの一面に略直線的に延びる略板状
のカバー部材を取り付け第2のサブアセンブリを構成す
る工程と、前記内部導体用端子及び前記外部導体用端子
に端部処理した同軸ケーブルを接続する工程と、前記カ
バー部材を長さ方向に曲げ起こして、少なくとも2か所
で略直角曲げし、前記カバー部材が前記誘電体部を上下
から包囲するよう配置させる工程とを含むことを特徴と
する。
【0009】本発明の同軸ケーブル用コネクタは内部導
体用端子、外部導体用端子、誘電体部及び金属製のカバ
ー部材を有する。外部導体用端子は略リセプタクル型に
形成され、複数のスロットにより画定された複数の接触
片を有する。同軸ケーブル用コネクタが相手ヘッダコネ
クタと嵌合するとき、接触片は外側へ撓み得る。金属性
のカバー部材はコネクタの外周を包囲すると共に弾性接
触片の外側近傍に延びるよう配置される。これにより接
触片の撓みをカバー部材が制限し、接触片の永久変形を
防止する。
体用端子、外部導体用端子、誘電体部及び金属製のカバ
ー部材を有する。外部導体用端子は略リセプタクル型に
形成され、複数のスロットにより画定された複数の接触
片を有する。同軸ケーブル用コネクタが相手ヘッダコネ
クタと嵌合するとき、接触片は外側へ撓み得る。金属性
のカバー部材はコネクタの外周を包囲すると共に弾性接
触片の外側近傍に延びるよう配置される。これにより接
触片の撓みをカバー部材が制限し、接触片の永久変形を
防止する。
【0010】
【発明の実施形態】以下に図面を参照して本発明の好適
実施形態となる同軸ケーブル用コネクタを詳細に説明す
る。
実施形態となる同軸ケーブル用コネクタを詳細に説明す
る。
【0011】図1には組立完了した同軸ケーブル用コネ
クタ10が示される。同軸ケーブルコネクタ10は内部導体
用端子20、外部導体用端子30、第1及び第2の誘電体部
40、50及びカバー部材60を有する。
クタ10が示される。同軸ケーブルコネクタ10は内部導体
用端子20、外部導体用端子30、第1及び第2の誘電体部
40、50及びカバー部材60を有する。
【0012】図1(c)の如く、内部導体端子20は略円
板状の頂部21及びピン部22を有し、第1の誘電体部40内
に配置される。頂部21は同軸ケーブル100 の内部導体11
0 を受容し、それと半田付接続される部分であるが、内
部導体110 の位置合わせを容易にし、接続を的確に行う
ため、導体受容面23がピン部22の径よりもより広い面積
となるよう形成される。
板状の頂部21及びピン部22を有し、第1の誘電体部40内
に配置される。頂部21は同軸ケーブル100 の内部導体11
0 を受容し、それと半田付接続される部分であるが、内
部導体110 の位置合わせを容易にし、接続を的確に行う
ため、導体受容面23がピン部22の径よりもより広い面積
となるよう形成される。
【0013】図1(b)及び図1(c)に示す如く、外
部導体用端子30の接続部25は略リセプタクル型に形成さ
れ、スロット32によって画定される複数の弾性接触片31
を有する。各弾性接触片31上には突部33が形成される。
外部導体用端子30は更に接触部25の一縁より延びる外部
導体受容部34を有する。外部導体受容部34は図1(c)
の如く同軸ケーブル100 の半田付等の方法により外部導
体120 と電気的接続されると共にカバー部材60とも電気
的接続される。外部導体用端子30は第1の誘電体部40内
に内部導体用端子20と径方向に離間して固定される。即
ち第1の誘電体部40は内部導体用端子20と外部導体用端
子30の両方を支持固定する。
部導体用端子30の接続部25は略リセプタクル型に形成さ
れ、スロット32によって画定される複数の弾性接触片31
を有する。各弾性接触片31上には突部33が形成される。
外部導体用端子30は更に接触部25の一縁より延びる外部
導体受容部34を有する。外部導体受容部34は図1(c)
の如く同軸ケーブル100 の半田付等の方法により外部導
体120 と電気的接続されると共にカバー部材60とも電気
的接続される。外部導体用端子30は第1の誘電体部40内
に内部導体用端子20と径方向に離間して固定される。即
ち第1の誘電体部40は内部導体用端子20と外部導体用端
子30の両方を支持固定する。
【0014】カバー部材60は図1(a)乃至(c)に示
される如く、同軸ケーブル用コネクタの頂面、及び嵌合
部を除く底面を覆うよう配置され、頂面板61、底面板6
2、環状部63、及び先端側で頂面板61と底面板62とを結
合する前面板64を有する。カバー部材60は同軸ケーブル
100 側に同軸ケーブル100 及び外部導体用端子30との接
続手段を有するがこれについては後述する。頂面板61に
は第2の誘電体部50が熱圧着等の方法により取り付けら
れる。第2の誘電体部50は組立完了時には図1(c)に
示す如く、同軸ケーブル100 の露出した内部導体110 の
頂側に位置して、内部導体110 及び金属性のカバー部材
60間の隔壁となる。底面板62と一体的に形成される環状
部63は外部導体用端子30の接続部25の弾性接触片31の外
周にわたって位置する。図1(c)の如く弾性接触片31
と環状部63の間には接触片31の弾性撓みを可能にする空
間が形成される。
される如く、同軸ケーブル用コネクタの頂面、及び嵌合
部を除く底面を覆うよう配置され、頂面板61、底面板6
2、環状部63、及び先端側で頂面板61と底面板62とを結
合する前面板64を有する。カバー部材60は同軸ケーブル
100 側に同軸ケーブル100 及び外部導体用端子30との接
続手段を有するがこれについては後述する。頂面板61に
は第2の誘電体部50が熱圧着等の方法により取り付けら
れる。第2の誘電体部50は組立完了時には図1(c)に
示す如く、同軸ケーブル100 の露出した内部導体110 の
頂側に位置して、内部導体110 及び金属性のカバー部材
60間の隔壁となる。底面板62と一体的に形成される環状
部63は外部導体用端子30の接続部25の弾性接触片31の外
周にわたって位置する。図1(c)の如く弾性接触片31
と環状部63の間には接触片31の弾性撓みを可能にする空
間が形成される。
【0015】以下に同軸ケーブル用コネクタ10の製造方
法について示す。図2には製造工程の第1段階で構成さ
れる第1のサブアセンブリ70を示す。第1段階では内部
導体用端子20が第1及び第2の誘電体部40、50と一体的
にモールドされ、その後、そのモールド体に外部導体用
端子30が挿入固定される。外部導体用端子30の頂面側に
抜け止め部39が形成される。内部導体用端子20は頂部21
を露出して同軸ケーブル100 の内部導体110 と接続可能
にして固定される。図2(a)中には頂部21の導体受容
面23を色付けして示す。第1及び第2の誘電体部40、50
は本好適実施形態では連絡片71を介して一体的に形成さ
れているが別部材としても形成され得る。なお連絡片71
はコネクタ組立の後半で除去される。外部導体用端子30
の外部導体受容部33は図2(a)及び(b)の如く同軸
ケーブル100 の位置合わせのための突出片51、及び外部
導体120 と半田付接続される接続面52を具える。
法について示す。図2には製造工程の第1段階で構成さ
れる第1のサブアセンブリ70を示す。第1段階では内部
導体用端子20が第1及び第2の誘電体部40、50と一体的
にモールドされ、その後、そのモールド体に外部導体用
端子30が挿入固定される。外部導体用端子30の頂面側に
抜け止め部39が形成される。内部導体用端子20は頂部21
を露出して同軸ケーブル100 の内部導体110 と接続可能
にして固定される。図2(a)中には頂部21の導体受容
面23を色付けして示す。第1及び第2の誘電体部40、50
は本好適実施形態では連絡片71を介して一体的に形成さ
れているが別部材としても形成され得る。なお連絡片71
はコネクタ組立の後半で除去される。外部導体用端子30
の外部導体受容部33は図2(a)及び(b)の如く同軸
ケーブル100 の位置合わせのための突出片51、及び外部
導体120 と半田付接続される接続面52を具える。
【0016】図3には製造工程の第2段階で構成される
第2のサブアセンブリ80及び接続された同軸ケーブル10
0 が示される。図中では第2のサブアセンブリ80はキャ
リアストリップ81、82と共に示されている。第2のサブ
アセンブリ80は第1のサブアセンブリ70と、カバー部材
60とを含む。カバー部材60は第1のサブアセンブリ80の
下面に位置して、カバー部材60を構成する上述の頂面板
61、底面板62及び前面板64が略直線位置になるよう配置
される。環状部63は接触片31の外周にわたって位置する
よう置かれる。更に第2の誘電体部50は頂面板61に熱圧
着等の方法により固定される。
第2のサブアセンブリ80及び接続された同軸ケーブル10
0 が示される。図中では第2のサブアセンブリ80はキャ
リアストリップ81、82と共に示されている。第2のサブ
アセンブリ80は第1のサブアセンブリ70と、カバー部材
60とを含む。カバー部材60は第1のサブアセンブリ80の
下面に位置して、カバー部材60を構成する上述の頂面板
61、底面板62及び前面板64が略直線位置になるよう配置
される。環状部63は接触片31の外周にわたって位置する
よう置かれる。更に第2の誘電体部50は頂面板61に熱圧
着等の方法により固定される。
【0017】図3に示す如く、同軸ケーブル100 は端部
処理された後第2のサブアセンブリ80の一端側から挿入
配置される。カバー部材60の底面板62には図3及び図4
に示す如く絶縁被覆圧着部65、直立壁66、及び外部導体
支持部67が形成される。直立壁66はカバー部材60と外部
導体用端子30との組立時の位置合わせとして機能し、絶
縁被覆圧着部65、外部導体支持部67は夫々同軸ケーブル
100 の絶縁被覆130 、外部導体120 を圧着固定する。こ
のとき同軸ケーブル100 の内部導体110 は内部導体用端
子20の頂部21の導体受容面23に、外部導体120 は外部導
体用端子30の外部導体受容部34の接続面52に受容され、
この位置で半田付接続される。
処理された後第2のサブアセンブリ80の一端側から挿入
配置される。カバー部材60の底面板62には図3及び図4
に示す如く絶縁被覆圧着部65、直立壁66、及び外部導体
支持部67が形成される。直立壁66はカバー部材60と外部
導体用端子30との組立時の位置合わせとして機能し、絶
縁被覆圧着部65、外部導体支持部67は夫々同軸ケーブル
100 の絶縁被覆130 、外部導体120 を圧着固定する。こ
のとき同軸ケーブル100 の内部導体110 は内部導体用端
子20の頂部21の導体受容面23に、外部導体120 は外部導
体用端子30の外部導体受容部34の接続面52に受容され、
この位置で半田付接続される。
【0018】製造工程の最終段階では、連絡片71及びキ
ャリアストリップ81、82をカットして除去し、図3
(b)中矢印Cで示される方向に向けて略180 °の曲げ
加工を行う。このとき図3(a)、(b)中のX、Yの
位置で略直角に曲げられ、これにより前面板64が同軸ケ
ーブル用コネクタ10の先端に、且つ頂面板61が頂面側に
配置される。第2の誘電体部50は露出した内部導体110
の略直上に配置される。
ャリアストリップ81、82をカットして除去し、図3
(b)中矢印Cで示される方向に向けて略180 °の曲げ
加工を行う。このとき図3(a)、(b)中のX、Yの
位置で略直角に曲げられ、これにより前面板64が同軸ケ
ーブル用コネクタ10の先端に、且つ頂面板61が頂面側に
配置される。第2の誘電体部50は露出した内部導体110
の略直上に配置される。
【0019】頂面板61は側壁72、案内壁73、及び圧着用
固定部74を有する。図1(a)及び(b)に示す如く、
側壁72は第1の誘電体部40の側面に配置され、案内壁73
及び圧着固定部74は第1の誘電体部40より同軸ケーブル
側の外部導体120 が露出した位置に置かれる。図1
(c)に示す如く圧着固定部74は圧着され、底面板62の
底側にまわり込んで固定され、これによりカバー部材6
0、外部導体用端子30及び外部導体120 相互間の電気的
導通も確保される。
固定部74を有する。図1(a)及び(b)に示す如く、
側壁72は第1の誘電体部40の側面に配置され、案内壁73
及び圧着固定部74は第1の誘電体部40より同軸ケーブル
側の外部導体120 が露出した位置に置かれる。図1
(c)に示す如く圧着固定部74は圧着され、底面板62の
底側にまわり込んで固定され、これによりカバー部材6
0、外部導体用端子30及び外部導体120 相互間の電気的
導通も確保される。
【0020】図4には本発明の同軸ケーブル用コネクタ
10が嵌合可能なヘッダコネクタ200が示される。ヘッダ
コネクタ200 は外側端子210 、内側端子220 及び誘電体
部230 を含む。内側端子220 は対向する2枚の弾性接触
片221 を含む受容部222 及び半田付タイン部223 を含
む。また、外側端子210 は環状接触部212 及び半田付タ
イン部213 を含み、環状接触部212 上に凹部211 を有す
る。本実施形態では外側端子210 は誘電体部230 に一体
モールドされ、内側端子220 は誘電体部230 に嵌合され
て固定される。
10が嵌合可能なヘッダコネクタ200が示される。ヘッダ
コネクタ200 は外側端子210 、内側端子220 及び誘電体
部230 を含む。内側端子220 は対向する2枚の弾性接触
片221 を含む受容部222 及び半田付タイン部223 を含
む。また、外側端子210 は環状接触部212 及び半田付タ
イン部213 を含み、環状接触部212 上に凹部211 を有す
る。本実施形態では外側端子210 は誘電体部230 に一体
モールドされ、内側端子220 は誘電体部230 に嵌合され
て固定される。
【0021】図5に同軸ケーブル用コネクタ10と相手ヘ
ッダコネクタ200 との嵌合状態が示される。同軸ケーブ
ル用コネクタ10の内部導体用端子20は、ヘッダコネクタ
の内側端子220 の受容部222 に受容される。更に外部導
体用端子30は外側端子210 と接触し、弾性接触片31の突
部33が外側端子210 の凹部211 と係合するよう構成され
る。即ち両者の係合前の半嵌合の状態では弾性接触片31
は外方に撓む。この撓み量はカバー部材60に形成される
環状部63により制限され、これにより接触片31の過度の
撓みが防止される。
ッダコネクタ200 との嵌合状態が示される。同軸ケーブ
ル用コネクタ10の内部導体用端子20は、ヘッダコネクタ
の内側端子220 の受容部222 に受容される。更に外部導
体用端子30は外側端子210 と接触し、弾性接触片31の突
部33が外側端子210 の凹部211 と係合するよう構成され
る。即ち両者の係合前の半嵌合の状態では弾性接触片31
は外方に撓む。この撓み量はカバー部材60に形成される
環状部63により制限され、これにより接触片31の過度の
撓みが防止される。
【0022】図6 乃至図10には本発明による同軸ケーブ
ル用コネクタの他の好適実施形態を示す。図 6乃至図8
には同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法が図9 に
は嵌合相手となるヘッダコネクタが示され図10にはその
嵌合状態が示される。
ル用コネクタの他の好適実施形態を示す。図 6乃至図8
には同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法が図9 に
は嵌合相手となるヘッダコネクタが示され図10にはその
嵌合状態が示される。
【0023】図6 (a)には製造の第2 段階で構成され
るサブアセンブリ580 が、図 7にはそれに同軸ケーブル
100 が取り付けられた縦断面図が示される。第 1段階は
第 1の好適実施形態と類似するので省略する。また図 8
には組立完了した同軸コネクタ510 が示される。第 1の
好適実施形態との大きな相違点は同軸ケーブル用コネク
タ510 が図6 (c)及び図8 の如く、対向する1 対の接
触片526 から構成される点である。また図 7に示す如く
同軸ケーブル100 がカバー部材560 上に直接置かれる点
も相違する。
るサブアセンブリ580 が、図 7にはそれに同軸ケーブル
100 が取り付けられた縦断面図が示される。第 1段階は
第 1の好適実施形態と類似するので省略する。また図 8
には組立完了した同軸コネクタ510 が示される。第 1の
好適実施形態との大きな相違点は同軸ケーブル用コネク
タ510 が図6 (c)及び図8 の如く、対向する1 対の接
触片526 から構成される点である。また図 7に示す如く
同軸ケーブル100 がカバー部材560 上に直接置かれる点
も相違する。
【0024】外部導体用端子530 は第 1の好適実施形態
と類似しそのリセプタクル型の接続部525 はスロット53
2 によって画定される複数の弾性接触片531 を含む。各
弾性接触片531 上には突部533 が形成される。外部導体
用端子530 は更に底壁535 、同軸ケーブル100 の外部導
体120 に圧着され半田付接続されるクランプ部534 、及
びカバー部材560 の係合片569 と係合するラッチ部536
を有する。
と類似しそのリセプタクル型の接続部525 はスロット53
2 によって画定される複数の弾性接触片531 を含む。各
弾性接触片531 上には突部533 が形成される。外部導体
用端子530 は更に底壁535 、同軸ケーブル100 の外部導
体120 に圧着され半田付接続されるクランプ部534 、及
びカバー部材560 の係合片569 と係合するラッチ部536
を有する。
【0025】内部導体用端子520 は上述の如く1 対の接
触片526 を有し、更に内部導体受容部523 を有する。同
軸ケーブル100 の内部導体110 は内部導体受容部523 に
圧着され半田付接続される。
触片526 を有し、更に内部導体受容部523 を有する。同
軸ケーブル100 の内部導体110 は内部導体受容部523 に
圧着され半田付接続される。
【0026】外部導体用端子530 及び内部導体用端子52
0 の両方は第 1の誘導体部540 内に支持される。外部導
体用端子530 は抜け止め部539 を含む。
0 の両方は第 1の誘導体部540 内に支持される。外部導
体用端子530 は抜け止め部539 を含む。
【0027】図 6及び図 7に示す如くカバー部材560 は
頂面板561 、底面板562 及び前面板564 を有しこれらは
製造の最終段階で矢印B の如く折り曲げられて、図 8に
示す如く、即ち第 1の好適実施形態と類似の配置をな
す。なおこのカバー部材60の折り曲げの前に第 2の誘電
体部550 がコネクタの頂側に折り返して配置される。ま
た図 8の最終段階を経た後では、図示しないが頂面板56
1 に形成されるクランプ部568 が同軸ケーブル100 及び
底面板562 を合わせて圧着する。
頂面板561 、底面板562 及び前面板564 を有しこれらは
製造の最終段階で矢印B の如く折り曲げられて、図 8に
示す如く、即ち第 1の好適実施形態と類似の配置をな
す。なおこのカバー部材60の折り曲げの前に第 2の誘電
体部550 がコネクタの頂側に折り返して配置される。ま
た図 8の最終段階を経た後では、図示しないが頂面板56
1 に形成されるクランプ部568 が同軸ケーブル100 及び
底面板562 を合わせて圧着する。
【0028】カバー部材560 は更に環状部563 を有す
る。環状部563 は第1 の好適実施形態の場合と相異し、
底側から上方に向けて延びる。( 図6(c)及び図8 参
照) 環状部563 が弾性接触片531 の外周にわたって弾性
接触片531 との間に空間を設けて配置され、相手ヘッダ
コネクタとの嵌合時に弾性接触片531 の過度の撓みを防
止する点は第1 の好適実施形態と同様であるがより低背
である同軸ケーブル用コネクタの製造を可能とする。
る。環状部563 は第1 の好適実施形態の場合と相異し、
底側から上方に向けて延びる。( 図6(c)及び図8 参
照) 環状部563 が弾性接触片531 の外周にわたって弾性
接触片531 との間に空間を設けて配置され、相手ヘッダ
コネクタとの嵌合時に弾性接触片531 の過度の撓みを防
止する点は第1 の好適実施形態と同様であるがより低背
である同軸ケーブル用コネクタの製造を可能とする。
【0029】図9 には相手ヘッダコネクタ700 が示され
る。相手ヘッダコネクタ700 は外側端子710 、内側端子
720 及び誘電体部730 を有する。内側端子720 は金属板
の折り曲げにより略ピン状の接触部722 を構成する。接
触部722 の寸法は接触相手となる同軸ケーブル用コネク
タ510 の内部導体用端子520 に対応して最適化される。
更に外側端子710 及び内側端子720 は半田付タイン部71
3 及び723 を夫々が有する。同軸のケーブル用コネクタ
510 は図10の如く、相手ヘッダコネクタ700 と嵌合す
る。このとき外部導体用端子530 は外側端子710 と接触
し、内部導体用端子520 は内側端子720 と接触する。上
述の如く同軸ケーブル用コネクタ510 の環状部563 は弾
性接触片531 の外周にわたって弾性接触片531 との間に
空間を設けて配置されるので弾性接触片531 を十分撓み
可能にしつつその過度の撓みを防止する。
る。相手ヘッダコネクタ700 は外側端子710 、内側端子
720 及び誘電体部730 を有する。内側端子720 は金属板
の折り曲げにより略ピン状の接触部722 を構成する。接
触部722 の寸法は接触相手となる同軸ケーブル用コネク
タ510 の内部導体用端子520 に対応して最適化される。
更に外側端子710 及び内側端子720 は半田付タイン部71
3 及び723 を夫々が有する。同軸のケーブル用コネクタ
510 は図10の如く、相手ヘッダコネクタ700 と嵌合す
る。このとき外部導体用端子530 は外側端子710 と接触
し、内部導体用端子520 は内側端子720 と接触する。上
述の如く同軸ケーブル用コネクタ510 の環状部563 は弾
性接触片531 の外周にわたって弾性接触片531 との間に
空間を設けて配置されるので弾性接触片531 を十分撓み
可能にしつつその過度の撓みを防止する。
【0030】以上の如く本発明の好適実施形態を示した
が、これはあくまでも例示的なものであり、当業者によ
って様々な変形、変更がなされ得る。
が、これはあくまでも例示的なものであり、当業者によ
って様々な変形、変更がなされ得る。
【0031】
【発明の効果】本発明の同軸ケーブル用コネクタによれ
ばリセプタクル型の端子に複数の接触片が形成され、且
つ接触片の外周側の離間した的確な位置に接触片の過度
の撓みを制限する環状部が形成される。
ばリセプタクル型の端子に複数の接触片が形成され、且
つ接触片の外周側の離間した的確な位置に接触片の過度
の撓みを制限する環状部が形成される。
【0032】従って相手ヘッダコネクタとの嵌合の際
に、接触片は十分な弾性撓みが可能であるので、接触不
良を生じる虞れがなく信頼性の高い接続が可能となる。
更に不本意に加えられた外力によっても接触片が変形す
ることもなく、複数回の挿抜に対しても信頼性の高い接
続が得られる。
に、接触片は十分な弾性撓みが可能であるので、接触不
良を生じる虞れがなく信頼性の高い接続が可能となる。
更に不本意に加えられた外力によっても接触片が変形す
ることもなく、複数回の挿抜に対しても信頼性の高い接
続が得られる。
【0033】加えて上述の環状部はカバー部材と一体的
に形成しているので、余分な組立工程を必要とせず、ま
た従来品の如く環状部が抜け落ちることはない。
に形成しているので、余分な組立工程を必要とせず、ま
た従来品の如く環状部が抜け落ちることはない。
【0034】更に、本発明の同軸ケーブル用コネクタ製
造方法によれば、同軸ケーブルの端部及びコネクタを保
護する構成が比較的単純な工程で製造でき、特に自動化
に適する。更に一枚の金属板からコネクタを包囲する部
分と環状部とを一体的に構成できるので、作業性のみな
らず経済的な面からも効率が良い。
造方法によれば、同軸ケーブルの端部及びコネクタを保
護する構成が比較的単純な工程で製造でき、特に自動化
に適する。更に一枚の金属板からコネクタを包囲する部
分と環状部とを一体的に構成できるので、作業性のみな
らず経済的な面からも効率が良い。
【図1】本発明の好適実施例となる同軸ケーブル用コネ
クタを同軸ケーブルと共に示す図で(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は縦断面図。
クタを同軸ケーブルと共に示す図で(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は縦断面図。
【図2】図1のコネクタの製造工程の第1段階で製造さ
れる第1のサブアセンブリを示す図で(a)は平面図、
(b)は(a)中の線A−Aに沿う断面図、(c)は
(a)中線B−Bに沿う断面図。
れる第1のサブアセンブリを示す図で(a)は平面図、
(b)は(a)中の線A−Aに沿う断面図、(c)は
(a)中線B−Bに沿う断面図。
【図3】図1のコネクタの製造工程の第2段階で製造さ
れる第2のサブアセンブリを同軸ケーブルと共に示す図
で(a)は平面図、(b)は縦断面図。
れる第2のサブアセンブリを同軸ケーブルと共に示す図
で(a)は平面図、(b)は縦断面図。
【図4】図1の同軸ケーブル用コネクタと嵌合するヘッ
ダコネクタを示す図で(a)は平面図、(b)は内側端
子を側面図として示した(a)中の線D−Dに沿う部分
断面図。
ダコネクタを示す図で(a)は平面図、(b)は内側端
子を側面図として示した(a)中の線D−Dに沿う部分
断面図。
【図5】図1の同軸ケーブル用コネクタと図4のヘッダ
コネクタとの嵌合状態を示す、内側導体及び、同軸ケー
ブルを側面図として示した部分断面図。
コネクタとの嵌合状態を示す、内側導体及び、同軸ケー
ブルを側面図として示した部分断面図。
【図6】本発明の他の好適実施形態となる同軸ケーブル
用コネクタの製造の第2工程で製造される第2のサブア
センブリを示す図2(a)は平面図、(b)は側面図及
び(c)は(b)中の線A−Aに沿う断面図。
用コネクタの製造の第2工程で製造される第2のサブア
センブリを示す図2(a)は平面図、(b)は側面図及
び(c)は(b)中の線A−Aに沿う断面図。
【図7】図6の第2サブアセンブリに同軸ケーブルが取
り付けられたときの縦断面図。
り付けられたときの縦断面図。
【図8】図6の第2サブアセンブリから製造される同軸
ケーブル用コネクタの完成状態を示す縦断面図。
ケーブル用コネクタの完成状態を示す縦断面図。
【図9】図8の同軸ケーブル用コネクタと嵌合可能なヘ
ッダコネクタを示す図で、(a)は平面図、(b)は
(a)中矢印C方向から見たときの側面図、及び(c)
は(a)中心線D−Dに沿う断面図。
ッダコネクタを示す図で、(a)は平面図、(b)は
(a)中矢印C方向から見たときの側面図、及び(c)
は(a)中心線D−Dに沿う断面図。
【図10】図8の同軸ケーブル用コネクタと図9のヘッ
ダコネクタとの嵌合状態を示す断面図。
ダコネクタとの嵌合状態を示す断面図。
20、520 内部導体用端子 25、525 接続部 30、530 外部導体用端子 31、531 接触片 40、50、540 、550 誘電体部 60、560 カバー部材 63、563 環状部 70 第1のサブアセンブリ 80、580 第2のサブアセンブリ 100 同軸ケーブル 110 内部導体 120 外部導体
Claims (2)
- 【請求項1】 同軸ケーブルの内部導体、外部導体の各
々と接続される内部導体用端子、外部導体用端子、及び
金属性カバー部材を有し、 前記外部導体用端子の相手コネクタとの接続部を複数の
弾性接触片を含むリセプタクル型に構成し、 前記接続部の外周には前記カバー部材と一体的に形成さ
れる環状部が前記接触片との間に空間を設けて配置され
ることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。 - 【請求項2】 内部導体用端子及び外部導体用端子を誘
電体部に固定し、第1のサブアセンブリを構成する工程
と、 該第1のサブアセンブリの一面に略直線的に延びる略板
状のカバー部材を取り付け第2のサブアセンブリを構成
する工程と、 前記内部導体用端子及び前記外部導体用端子に端部処理
した同軸ケーブルを接続する工程と、 前記カバー部材を長さ方向に曲げ起こして、少なくとも
2か所で略直角曲げし、前記カバー部材が前記誘電体部
を上下から包囲するよう配置させる工程とを含む同軸ケ
ーブル用コネクタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29035695A JP3186021B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-10-12 | 同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055895 | 1995-02-15 | ||
JP7-296050 | 1995-08-24 | ||
JP7-50558 | 1995-08-24 | ||
JP29605095 | 1995-08-24 | ||
JP29035695A JP3186021B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-10-12 | 同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120870A true JPH09120870A (ja) | 1997-05-06 |
JP3186021B2 JP3186021B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=27294005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29035695A Expired - Fee Related JP3186021B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-10-12 | 同軸ケーブル用コネクタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186021B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1589620A1 (en) * | 2004-04-21 | 2005-10-26 | Hosiden Corporation | Coaxial Cable Connector |
US7198509B2 (en) | 2004-04-27 | 2007-04-03 | Tyco Electronics Amp K.K | Coaxial connector |
CN103457048A (zh) * | 2012-04-19 | 2013-12-18 | 广濑电机株式会社 | 电连接器 |
US10381786B2 (en) | 2017-10-31 | 2019-08-13 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Connector |
CN110752477A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-02-04 | 江苏正恺电子科技有限公司 | 一种高耐压直角弯头连接器 |
WO2020189221A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | I-Pex株式会社 | 同軸コネクタ装置 |
KR20210076115A (ko) * | 2019-05-10 | 2021-06-23 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 동축 커넥터 세트에 있어서의 그라운드 접속 구조 |
JP2022183103A (ja) * | 2021-05-27 | 2022-12-08 | 電連技術股▲フン▼有限公司 | 完全シールド型高周波コネクタ及びコネクタモジュール |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP29035695A patent/JP3186021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN100456571C (zh) * | 2004-04-21 | 2009-01-28 | 星电株式会社 | 同轴缆线连接器 |
US7198509B2 (en) | 2004-04-27 | 2007-04-03 | Tyco Electronics Amp K.K | Coaxial connector |
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WO2020189221A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | I-Pex株式会社 | 同軸コネクタ装置 |
JPWO2020189221A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2021-09-13 | I−Pex株式会社 | 同軸コネクタ装置 |
CN113574747A (zh) * | 2019-03-18 | 2021-10-29 | 爱沛股份有限公司 | 同轴连接器装置 |
JP2022036275A (ja) * | 2019-03-18 | 2022-03-04 | I-Pex株式会社 | 同軸コネクタ装置 |
US11769972B2 (en) | 2019-03-18 | 2023-09-26 | I-Pex Inc. | Coaxial connector device |
CN113574747B (zh) * | 2019-03-18 | 2023-11-03 | 爱沛股份有限公司 | 同轴连接器装置 |
KR20210076115A (ko) * | 2019-05-10 | 2021-06-23 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 동축 커넥터 세트에 있어서의 그라운드 접속 구조 |
CN110752477A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-02-04 | 江苏正恺电子科技有限公司 | 一种高耐压直角弯头连接器 |
JP2022183103A (ja) * | 2021-05-27 | 2022-12-08 | 電連技術股▲フン▼有限公司 | 完全シールド型高周波コネクタ及びコネクタモジュール |
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JP3186021B2 (ja) | 2001-07-11 |
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