JPH09120033A - 内視鏡用光源装置の回転フィルタ - Google Patents

内視鏡用光源装置の回転フィルタ

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JPH09120033A
JPH09120033A JP8259424A JP25942496A JPH09120033A JP H09120033 A JPH09120033 A JP H09120033A JP 8259424 A JP8259424 A JP 8259424A JP 25942496 A JP25942496 A JP 25942496A JP H09120033 A JPH09120033 A JP H09120033A
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rotary
cassette
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一成 中村
Toshiaki Nishigori
俊明 錦織
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Akihiko Miyazaki
昭彦 宮崎
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Hiromasa Suzuki
博雅 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転フィルタの駆動時に安定した回転が得ら
れるようにし、各波長領域の照明光を安定して供給でき
るようにする。 【解決手段】 内視鏡用光源装置に設けられる回転フィ
ルタ51は、R,G,Bの異なる波長領域のフィルタ5
1a,51b,51cを有し、回転軸54を中心に回転
可能となっている。回転フィルタ51を回転駆動して各
フィルタ51a,51b,51cを照明光路中に順次介
挿することにより、光源から出射される白色光が各フィ
ルタ51a,51b,51cを透過して異なる波長領域
の照明光が出射される。回転フィルタ51の枠体90の
一部には、バランサ91が設けられており、バランサ9
1によって回転フィルタ51の回転の立上がりがスムー
ズになり、且つ、安定した回転が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察波長領域等が
異なる種々の画像が得られるように、種々の照明光を供
給可能な内視鏡用光源装置の回転フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処
置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処
置のできる内視鏡が広く利用されている。
【0003】また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮
像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡も種々提案されて
いる。
【0004】面順次式で撮像する内視鏡装置の場合、面
順次の照明光の波長領域を変えることにより、通常観察
用の画像だけでなく、ある複数の特定の波長領域の画像
とか、可視領域以外の例えば赤外波長領域の画像など、
病変部位の検査などのための特殊画像を得ることが可能
になる。照明光の波長領域を変えるには、照明光を時系
列的に分離する回転フィルタにおいて、異なる透過波長
領域のフィルタを複数用意して切り換えれば良い。
【0005】また、通常観察用のフィルタにおいても、
R,G,Bの各波長領域を透過するフィルタの開口角を
変化させた開口角変化型回転フィルタを用いることによ
り、例えば開口角度を小さくしたものの場合はR,G,
Bの各色についてぶれの少ない画像が得られる。回転フ
ィルタの各フィルタの開口角を変化させる場合、ホワイ
トバランスを取る等のために、R,G,Bの各フィルタ
の開口角を均等ではなく、異なるようにすることもあ
る。
【0006】ところで、回転フィルタの枠体には、アル
ミニウム等が用いられ、各フィルタにはガラス等の材質
が用いられるが、枠体と各フィルタの比重が異なる場
合、前記のように各フィルタの開口角が異なるようにす
ると、回転フィルタがアンバランスになってしまう。こ
のように、バランスの悪い回転フィルタを駆動すると、
フィルタの回転がなかなか安定せず、また、フィードバ
ック制御が働かないことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の構成では、回転フィルタの各フィルタの開口角を変化
させる場合に、回転フィルタがアンバランスになって回
転フィルタの駆動が不安定になるおそれがある。このよ
うなバランスの悪い回転フィルタを用いた場合は、フィ
ルタの回転がなかなか安定せず、また、フィードバック
制御が働かないなどの不具合が生じることがあり、各波
長領域の照明光を安定して供給できないという問題点が
発生する。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、回転の立上がりがスムーズで、且つ、安定した
回転が得られ、各波長領域の照明光を安定して供給でき
る内視鏡用光源装置の回転フィルタを提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内視鏡用光源
装置に設けられ、光源から出射される白色光が透過する
ことによって異なる波長領域の光を出射する内視鏡用光
源装置の回転フィルタにおいて、前記回転フィルタの一
部にバランサを設けたものであり、この構成によって、
回転フィルタの駆動時に安定した回転が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図15は本発明の一実
施形態に係り、図1は光源装置が接続される内視鏡装置
の構成を示すブロック図、図2は内視鏡装置の全体を示
す側面図、図3は回転フィルタの基本構成を示すための
フィルタカセットの断面図、図4は図3のA−A′線断
面図、図5はフィルタカセットチェンジャーの斜視図、
図6はフィルタカセットチェンジャーの平面図、図7は
フィルタカセットチェンジャーの背面側を示す斜視図、
図8は図6のB−B′線断面図、図9は通常観察用の回
転フィルタの各フィルタの透過特性を示す説明図、図1
0及び図11は特殊画像用の回転フィルタの各フィルタ
の透過特性を示す説明図、図12及び図13はヘモグロ
ビンの酸素飽和度の変化による血液の吸光度の変化を示
す説明図、図14は通常観察用の回転フィルタの他の例
を示すためのフィルタカセットの断面図、図15は本実
施形態に係る回転フィルタを示すためのフィルタカセッ
トの断面図である。
【0011】まず、図1ないし図14において本発明が
適用される光源装置の構成について説明する。
【0012】図2に示すように、光源装置に接続される
電子内視鏡1は、細長で例えば可撓性の挿入部2を有
し、この挿入部2の後端に太径の操作部3が連設されて
いる。前記操作部3の後端部からは側方に可撓性のケー
ブル4が延設され、このケーブル4の先端部にコネクタ
5が設けられている。前記電子内視鏡1は、前記コネク
タ5を介して、光源装置及び信号処理回路が内蔵された
ビデオプロセッサ6に接続されるようになっている。さ
らに、前記ビデオプロセッサ6には、モニタ7が接続さ
れるようになっている。
【0013】前記挿入部2の先端側には、硬性の先端部
9及びこの先端部9に隣接する後方側に湾曲可能な湾曲
部10が順次設けられている。また、前記操作部3に設
けられた湾曲操作ノブ11を回動操作することによっ
て、前記湾曲部10を左右方向あるいは上下方向に湾曲
できるようになっている。また、前記操作部3には、前
記挿入部2内に設けられた処置具チャンネルに連通する
挿入口12が設けられている。
【0014】図1に示すように、電子内視鏡1の挿入部
2内には、照明光を伝達するライトガイド14が挿通さ
れている。このライトガイド14の先端面は、挿入部2
の先端部9に配置され、この先端部9から照明光を出射
できるようになっている。また、前記ライトガイド14
の入射端側は、ユニバーサルコード4内に挿通されてコ
ネクタ5に接続されている。また、前記先端部9には、
対物レンズ系15が設けられ、この対物レンズ系15の
結像位置に、固体撮像素子16が配設されている。この
固体撮像素子16は、可視領域を含め紫外領域から赤外
領域に至る広い波長域で感度を有している。前記固体撮
像素子16には、信号線26,27が接続され、これら
信号線26,27は、前記挿入部2及びユニバーサルコ
ード4内に挿通されて前記コネクタ5に接続されてい
る。
【0015】一方、ビデオプロセッサ6内に設けられた
光源装置20は、紫外光から赤外光に至る広帯域の光を
発光するランプ21を備えている。このランプ21とし
ては、一般的なキセノンランプやストロボランプ等を用
いることができる。前記キセノンランプやストロボラン
プは、可視光のみならず紫外光及び赤外光を大量に発光
する。このランプ21は、電源部22によって電力が供
給されるようになっている。前記ランプ21の前方に
は、複数(図では3つの場合を示している。)のフィル
タカセット50が設けられている。このフィルタカセッ
ト50は、フィルタカセットチェンジャー70によっ
て、選択的に照明光路に挿入されるようになっている。
また、前記フィルタカセットチェンジャー70は、切換
え回路43からの制御信号によって制御されるようにな
っている。また、各フィルタカセット50は、回転フィ
ルタ51を有し、照明光路に挿入されたときには、前記
回転フィルタ51が、モータ23に連結され、このモー
タ23によって回転されるようになっている。このモー
タ23は、モータドライバ25によって回転が制御され
て駆動されるようになっている。
【0016】前記フィルタカセット50の構成を図3及
び図4を用いて説明する。
【0017】図3に示すように、回転フィルタ51に
は、3つのフィルタ51a,51b,51cが、周方向
に沿って配列されている。通常観察用の回転フィルタの
場合には、前記各フィルタ51a,51b,51cは、
それぞれ、図9に示すような赤(R),緑(G),青
(B)の各波長領域の光を透過するフィルタになってい
る。前記各フィルタ51a,51b,51cの内周側に
は、回転フィルタ51の回転位置検出用の複数の孔53
が、周方向に沿って配列されている。また、図4に示す
ように、前記回転フィルタ51は、フィルタカセット5
0のハウジング52内に収納され、回転フィルタ51の
回転軸54は、前記ハウジング52の中央部に設けられ
た玉軸受55,55によって回転自在に支持されてい
る。
【0018】前記ハウジング52の正面板52a及び背
面板52bには、互いに対向し、且つ、前記回転フィル
タ51の各フィルタ51a,51b,51cとも対向す
る位置に、窓56,56が設けられ、ランプ21から出
射された光が、この窓56,56及び各フィルタ51
a,51b,51cを透過できるようになっている。ま
た、前記正面板52a及び背面板52bには、互いに対
向し、且つ、前記回転フィルタ51の回転位置検出用の
孔53とも対向する位置に、窓57,57が設けられて
いる。一方の窓57の外側には、発光素子61が配設さ
れ、他方の窓57の外側には、フォトセンサ62が配設
され、これら発光素子61とフォトセンサ62とで回転
エンコーダ60が構成されている。すなわち、発光素子
61から発光され、孔53を通過した光が、フォトセン
サ62で受光され、このフォトセンサ62の出力が、シ
ステム全体のタイミングを作るタイミングジェネレータ
42に入力されるようになっている。
【0019】また、前記回転フィルタ51の回転軸54
は、ハウジング52の背面板52b側より後方に突出さ
れている。一方、前記モータ23の出力軸の端部には、
クラッチ64が設けられ、前記クラッチ64を介して、
前記回転フィルタ51の回転軸54とモータ23の出力
軸とが連結されるようになっている。
【0020】また、前記ハウジング52の底部のフィル
タカセットチェンジャー70側の端部には、下側に突出
するつめ65が設けられている。
【0021】前記回転フィルタ51としては、図9に示
すような透過特性を有するフィルタが配列された通常観
察用の回転フィルタの他に、例えば、次のような特殊画
像用の回転フィルタが用意されている。
【0022】1つの回転フィルタは、3つのフィルタ5
1a,51b,51cが、いずれも図10に示すような
805nmを中心とする狭帯域を透過する回転フィルタ
(以下、これを805nm単波長型回転フィルタと呼
ぶ。)である。
【0023】他の回転フィルタは、3つのフィルタ51
a,51b,51cのうちの2つが、図11に示すよう
に、500nmを中心とする狭帯域を透過するフィルタ
と、650nmを中心とする狭帯域を透過するフィルタ
である回転フィルタ(以下、これをヘモグロビン量観察
型回転フィルタと呼ぶ。)である。
【0024】更に他の回転フィルタは、3つのフィルタ
51a,51b,51cの透過する波長域が、ヘモグロ
ビンの酸素飽和度(以下、SO2 とも記す。)の変化に
より血液の吸光度の変化する波長と、その波長の近傍で
あって、SO2 の変化による血液の吸光度の変化の少な
い2つの波長である回転フィルタ(以下、これをSO2
観察型回転フィルタと呼ぶ。)である。図13は、50
0〜650nm付近におけるSO2 の変化による血液の
吸光度(散乱反射スペクトル)の変化を示している。こ
の帯域におけるSO2 観察型回転フィルタの各フィルタ
の透過波長域としては、例えば、569nm,577n
m,585nmの組が選択される。尚、SO2 観察型回
転フィルタの各フィルタの透過波長域の組み合わせは、
図13に示すものに限らない。図12は、オキシヘモグ
ロビンとデオキシヘモグロビンの分光吸光特性を示して
いるが、この図から分かるように、SO2 観察型回転フ
ィルタの各フィルタの透過波長域の組み合わせ、すなわ
ち、オキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンの吸光
度が略等しい2波長域と、オキシヘモグロビンとデオキ
シヘモグロビンの吸光度の差の大きい波長域の組み合わ
せは、幾つか選択可能である。
【0025】また更に他の回転フィルタは、図14に示
すように、通常観察用であるが、R,G,Bの各フィル
タ51a,51b,51cの開口角を変化(図14で
は、小さくした例を示す。)させた回転フィルタ(以
下、これを開口角変化型回転フィルタと呼ぶ。)であ
る。
【0026】このような種々の回転フィルタ51は、そ
れぞれ、別個のフィルタカセット50のハウジング52
内に収納されている。
【0027】次に、図5ないし図8を用いて、前記フィ
ルタカセットチェンジャー70の構成を説明する。
【0028】図5に示すように、フィルタカセットチェ
ンジャー70は、複数(図では3つの場合を示してい
る。)のフィルタカセット50を収納可能なカセットユ
ニット71を備えている。このカセットユニット71に
は、光軸24で示す照明光路側で開口する例えば3つの
カセット収納部72が形成され、各カセット収納部72
に、前述の複数種のフィルタカセット50が収納されて
いる。前記カセットユニット71の底部には、照明光路
の光軸24と平行に配置されたナット73が取付けられ
ている。このナット73には、カセットチェンジモータ
75によって回転されるパイプスクリュー76が螺入さ
れている。前記モータ75は、移動しないように、所定
の位置に固定されている。そして、前記モータ75によ
ってパイプスクリュー76を回転させることにより、図
6に示すように、ナット73と共にカセットユニット7
1を照明光路の光軸24と平行な方向に前後動できるよ
うになっている。
【0029】図8に示すように、前記カセットユニット
71の各カセット収納部72内の上部及び下部には、レ
ール77,77が設けられ、前記フィルタカセット50
は、このレール77,77に沿って移動し、照明光路に
挿脱されるようになっている。また、前記フィルタカセ
ット50のつめ65は、下部側のレール77より下側に
突出され、このつめ65には、一端がカセット収納部7
2の奥部に固定された引っ張りばね78の他端が取付け
られている。そして、このばね78によって、フィルタ
カセット50をカセット収納部72内に収納する方向に
付勢している。
【0030】また、図7に示すように、前記カセットユ
ニット71の反照明光路側の面の下部には、全てのカセ
ット収納部72に連通し、照明光路の光軸24と平行な
長孔80が形成されている。この長孔80には、前記光
軸24に対して垂直に配置され、モータ81によって回
転されるパイプスクリュー82が挿入されている。図8
に示すように、このパイプスクリュー82には、カセッ
トユニット71内において、ナット83が螺合されてい
る。このナット83は、回転が規制されて、前記パイプ
スクリュー82の回転によって移動されると共に、前記
フィルタカセット50のつめ65に当接するようになっ
ている。前記モータ81は、移動しないように、所定の
位置に固定されている。そして、前記モータ81によっ
てパイプスクリュー82を回転させることにより、ナッ
ト83と共に、フィルタカセット50を移動させて照明
光路に挿脱できるようになっている。尚、フィルタカセ
ット50を照明光路から退避させる方向に移動する場合
には、ナット83を後退させることにより、ばね78の
引っ張り力により、フィルタカセット50が後退する。
【0031】次に、フィルタカセットチェンジャー70
の動作について説明する。
【0032】まず、モータ75を回転させることによ
り、希望するフィルタカセット50がナット83によっ
て移動可能な位置にくるように、カセットユニット71
を移動させる。次に、モータ81を回転させることによ
り、希望するフィルタカセット50のつめ83に当接す
るナット83を照明光路側に前進させ、フィルタカセッ
ト50を押出す。その結果、図5及び図6に示すよう
に、窓52a,52bが、照明光路に介装される位置
に、フィルタカセット50が配置される。この状態にお
いて、回転フィルタ回転用のモータ23の出力軸に設け
られたクラッチ64が、回転フィルタ51の回転軸54
に連結される。尚、前記クラッチ64と回転軸54の連
結の際には、モータ23をフィルタカセット50側に移
動するようにしても良いし、あるいは磁石を利用してク
ラッチ64と回転軸54とを連結するようにしても良
い。
【0033】次に、フィルタカセット50を照明光路か
ら退避させる場合には、モータ81を回転させ、ナット
83を後退させることにより、ばね78の引っ張り力に
より、フィルタカセット50が後退し、カセット収納部
72に収納される。
【0034】図1に示すように、前記フィルタカセット
チェンジャー70によって選択され、照明光路に介装さ
れたフィルタカセット50の回転フィルタ51を透過し
た光は、集光レンズ88で集光されて、ライトガイド1
4の入射端に入射され、このライトガイド14を介して
先端部9に導かれ、この先端部9から出射されて、観察
部位を照明するようになっている。
【0035】この照明光による観察部位からの戻り光
は、対物レンズ系15によって、固体撮像素子16上に
結像され、光電変換されるようになっている。この固体
撮像素子16には、前記信号線26を介して、前記ビデ
オプロセッサ6内のドライバ回路31からの駆動パルス
が印加され、この駆動パルスによって読み出し,転送が
行われるようになっている。この固体撮像素子16から
読み出された映像信号は、前記信号線27を介して、前
記ビデオプロセッサ6内または電子内視鏡1内に設けら
れたプリアンプ32に入力されるようになっている。こ
のプリアンプ32で増幅された映像信号は、プロセス回
路33に入力され、γ補正及びホワイトバランス等の信
号処理を施され、A/Dコンバータ34によって、デジ
タル信号に変換されるようになっている。このデジタル
の映像信号は、セレクト回路35によって、例えば赤
(R),緑(G),青(B)の各色に対応する3つのメ
モリ(1)36a,メモリ(2)36b,メモリ(3)
36cに選択的に記憶されるようになっている。前記メ
モリ(1)36a,メモリ(2)36b,メモリ(3)
36cは、同時に読み出され、D/Aコンバータ37に
よって、アナログ信号に変換され、R,G,B色信号と
して出力されると共に、エンコーダ38に入力され、こ
のエンコーダ38からNTSCコンポジット信号として
出力されるようになっている。
【0036】そして、前記R,G,B色信号または、N
TSCコンポジット信号が、カラーモニタ7に入力さ
れ、このカラーモニタ7によって、観察部位がカラー表
示されるようになっている。
【0037】また、前記タイミングジェネレータ42に
よって、モータドライバ25,ドライバ回路31,セレ
クト回路35等の各回路間の同期が取られている。
【0038】本構成では、切換え回路43にて、フィル
タカセットチェンジャー70を制御し、通常観察用回転
フィルタ51を内蔵したフィルタカセット50を、照明
光路に介装すると、前記ランプ21から出射された光
は、このフィルタカセット50内の通常観察用の回転フ
ィルタ51のR,G,Bを透過するフィルタ51a,5
1b,51cを順次透過して、R,G,Bの各波長領域
の光に時系列的に分割される。そして、このR,G,B
の光が、ライトガイド14を介して、先端部9に伝達さ
れ、被写体に照射される。この可視帯域におけるR,
G,Bの面順次照明光による被写体からの戻り光は、対
物レンズ系15によって固体撮像素子16上に結像さ
れ、この固体撮像素子16によって被写体像が撮像され
る。従って、モニタ7には、通常の可視画像がカラー表
示される。
【0039】一方、前記切換え回路43にて、フィルタ
カセットチェンジャー70を制御し、他の特殊画像用回
転フィルタ51が内蔵されたフィルタカセット50を照
明光路中に介装すると、回転フィルタ51の種類に応じ
て、次のような画像が得られる。
【0040】まず、805nm単波長型回転フィルタを
選択すると、R,G,Bの全タイミングで、805nm
を中心とする狭帯域の光が、この回転フィルタを透過
し、805nmを中心とする狭帯域における被写体の画
像が得られる。ところで、赤外線吸収色素であるICG
(Indocyanine green)を混入した血
液は、805nmに最大吸収を有する。そこで、例え
ば、静脈注射により、血液中に前記ICGを混入し、前
記805nmを中心とする狭帯域における被写体の画像
を観察することにより、IIbの癌や、粘膜下の血管の走
行状態等の観察が可能となる。
【0041】また、ヘモグロビン量観察型回転フィルタ
を選択すると、500nmを中心とする狭帯域における
被写体の画像と、650nmを中心とする狭帯域におけ
る被写体の画像とが得られる。図13に示すように、5
00nm近傍と650nm近傍とでは血液の吸光度の差
が大きい。従って、この2つの波長域における吸光度と
の差より、ヘモグロビン量の変化を観察することができ
る。
【0042】また、SO2 観察型回転フィルタを選択し
た場合には、569nm,577nm,585nmの各
波長域の画像が得られる。図13に示すように、569
nm,585nmは、SO2 の変化によって血液の吸光
度がほとんど変化しない波長であり、577nmは、S
2 の変化によって血液の吸光度が変化する波長であ
る。従って、この3つの波長域の画像によって、SO2
の変化を観察することができる。
【0043】また、フィルタの開口角度を小さくした開
口角変化型回転フィルタを選択した場合には、R,G,
Bの各々についてぶれの少ない画像が得られる。尚、
R,G,B間における色ずれは、補正することが可能で
ある。
【0044】また、照明光路に、いずれのフィルタカセ
ット50も介装しない場合には、白色光を出力すること
ができ、ファイバスコープ等の肉眼観察が可能な内視鏡
や同時式の撮像手段を有する内視鏡に対しても、適合す
る照明光を供給することができる。
【0045】このように、上記構成によれば、フィルタ
カセットチェンジャー70によって、照明光路に介装さ
れるフィルタカセット50を切換えることにより、面順
次照明光の組み合わせを、複数の組み合わせの中から選
択することができる。従って、観察部位や観察目的等に
応じて波長領域等が異なる種々の組み合わせの面順次照
明光を供給できる。そして、この種々の組み合わせの面
順次照明光によって、種々の画像、例えば、通常画像,
癌や血管の走行状態を示す画像,ヘモグロビン量の変化
を示す画像,ヘモグロビンの酸素飽和度の変化を示す画
像,R,G,Bの各々についてぶれの少ない画像を得る
ことが可能になる。
【0046】ここで、図15において本実施形態の回転
フィルタの構成を説明する。
【0047】回転フィルタ51の各フィルタ51a,5
1b,51cの開口角を変化させる場合、ホワイトバラ
ンスを取る等のために、R,G,Bの各フィルタの開口
角が均等ではなく、例えば図15に示すように、異なる
ようにしても良い。この図に示す例では、Rを透過する
フィルタ51aが、他のGを透過するフィルタ51b,
Bを透過するフィルタ51cに比べて、開口角が小さく
なっている。
【0048】ところで、回転フィルタ51の枠体90に
は、アルミニウム等が用いられ、各フィルタ51a,5
1b,51cにはガラス等が用いられるが、枠体90と
各フィルタ51a,51b,51cの比重が異なる場
合、図15に示すように各フィルタ51a,51b,5
1cの開口角が異なるようにすると、回転フィルタ51
がアンバランスになってしまう。このように、バランス
の悪い回転フィルタ51を駆動すると、なかなか安定せ
ず、また、フィードバック制御が働かないことがある。
【0049】そこで、本実施形態では、回転フィルタ5
1の枠体90の一部に、バランサ91を取り付けること
によって、バランスを取るようにしている。前記バラン
サ91の位置及び重量は、バランサ91を取り付ける前
の回転フィルタ51の重心の位置等に応じて設定され
る。図15に示す例では、枠体90の比重が各フィルタ
51a,51b,51cの比重よりも大きいため、重心
が回転中心よりもR透過フィルタ51a側に偏位してい
るので、このフィルタ51aの反対側にバランサ91を
取り付けている。このように回転フィルタ51のバラン
スを取ることにより、回転フィルタ51の回転の立上が
りがスムーズになり、且つ、回転が安定する。
【0050】尚、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、例えば、回転フィルタ51は、各フィルタ51a,
51b,51cとして、赤外帯域や紫外帯域における異
なる3波長領域を透過するフィルタを設けたものであっ
ても良い。このような回転フィルタによって、赤外帯域
や紫外帯域における被写体像が観察可能となる。また、
回転フィルタではなく、常に所定の光を透過するフィル
タを内蔵したフィルタカセットを設けても良い。
【0051】また、フィルタカセットを交換する機構
は、実施形態に示すものに限らず、交換可能なフィルタ
カセットの数も任意である。また、回転フィルタをフィ
ルタカセットに内蔵することなく、交換可能にしても良
い。
【0052】また、各フィルタカセット内に、回転フィ
ルタと共に、モータ及び回転エンコーダを設けても良
い。
【0053】尚、本発明は、被観察体の反射光を受光す
る内視鏡に限らず、被観察体を透過した光を受光して観
察する内視鏡に対しても適用することができる。
【0054】また、本発明は、挿入部の先端部に固体撮
像素子を有する電子内視鏡に限らず、ファイバスコープ
等肉眼観察が可能な内視鏡の接眼部に、あるいは、前記
接眼部と交換して、テレビカメラを接続して使用する内
視鏡装置に対しても適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転フィルタの一部にバランサを設けることにより、回転
の立上がりがスムーズで、且つ、安定した回転が得ら
れ、各波長領域の照明光を安定して供給することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光源装置が接続される内視鏡装置の構成を示す
ブロック図
【図2】内視鏡装置の全体を示す側面図
【図3】回転フィルタの基本構成を示すためのフィルタ
カセットの断面図
【図4】図3のA−A′線断面図
【図5】フィルタカセットチェンジャーの斜視図
【図6】フィルタカセットチェンジャーの平面図
【図7】フィルタカセットチェンジャーの背面側を示す
斜視図
【図8】図6のB−B′線断面図
【図9】通常観察用の回転フィルタの各フィルタの透過
特性を示す説明図
【図10】特殊画像用の回転フィルタの各フィルタの透
過特性を示す説明図
【図11】特殊画像用の回転フィルタの各フィルタの透
過特性を示す説明図
【図12】ヘモグロビンの酸素飽和度の変化による血液
の吸光度の変化を示す説明図
【図13】ヘモグロビンの酸素飽和度の変化による血液
の吸光度の変化を示す説明図
【図14】通常観察用の回転フィルタの他の例を示すた
めのフィルタカセットの断面図
【図15】本発明の実施形態に係る回転フィルタを示す
ためのフィルタカセットの断面図
【符号の説明】
1…電子内視鏡 6…ビデオプロセッサ 20…光源装置 21…ランプ 50…フィルタカセット 51…回転フィルタ 51a,51b,51c…フィルタ 70…フィルタカセットチェンジャー 90…枠体 91…バランサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 昭彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 博雅 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡用光源装置に設けられ、光源から
    出射される白色光が透過することによって異なる波長領
    域の光を出射する回転フィルタにおいて、 前記回転フィルタの一部にバランサを設けたことを特徴
    とする内視鏡用光源装置の回転フィルタ。
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