JPH09120025A - 反射鏡の支持構造 - Google Patents

反射鏡の支持構造

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JPH09120025A
JPH09120025A JP30965695A JP30965695A JPH09120025A JP H09120025 A JPH09120025 A JP H09120025A JP 30965695 A JP30965695 A JP 30965695A JP 30965695 A JP30965695 A JP 30965695A JP H09120025 A JPH09120025 A JP H09120025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
mounting plate
magnet
supporting body
reflection mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP30965695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Tanigawa
政敏 谷川
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YAMADA KOGAKU KOGYO KK
Original Assignee
YAMADA KOGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射鏡の回動操作が素早く行ない得ると共
に、任意の取付け角度に容易に固定できるようにする。 【解決手段】 相対的に回動する部材の一方が反射鏡2
であり、他方が該反射鏡2の支持体1であって、この支
持体1に前記反射鏡2が固定されている取付け板3の一
端部3a側が軸4支されていると共に、その取付け板3
の自由端部3b側には支持体1との間に吸着作用を生ず
る永久磁石5が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の技術分野】本発明は、取付け角度の変更が容
易にできるようにした、特に光学系に用いられる反射鏡
の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている反射鏡の支持手段
として、反射鏡12が固定されている取付け板13の一
端部13a側を支持体11(図示の場合はケースの側
壁)に回動可能に軸14支すると共に、支持体11には
長穴15を円弧状に設け、その長穴15に前記取付け板
13の自由端部13b側に形成されている耳片に挿着し
た止めネジ16を貫挿して、この止めネジ16をナット
17締めして反射鏡12を所要の取付け角度に固定でき
るようにした構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来構造のもの
は、反射鏡を回動させて該反射鏡からの光路を変更する
場合、ナットを緩めて反射鏡を所要の角度に回動し再び
ナットを締め込むという操作が必要であって、この操作
が頻繁に行なわれる場合には操作者の負担が大きくなっ
て非常に煩わしいものとなる。また、部品点数も多く、
支持部側に長穴を設ける手間等の点と相俟ってコストア
ップになるという問題があった。
【0004】本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、永久磁石と支持体との
間の吸着作用を利用することにより、反射鏡の回動操作
が素早く行ない得ると共に、任意の取付け角度に容易に
固定できるようにした反射鏡の支持構造を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とする反射鏡の支持構造は、相対的に
回動する部材の一方が反射鏡であり、他方が該反射鏡の
支持体であって、この支持体に前記反射鏡を磁力により
任意の取付け角度に固定できるように構成されている。
そして、反射鏡は取付け板に固定されており、その取付
け板の一端部側が着磁性の支持体に軸支されて回動でき
ると共に、該取付け板の自由端部側には前記支持体との
間に吸着作用を生ずる永久磁石が設けられているもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。1は発光源やレンズ等によ
る通常の光学系(図示せず)が収容されているケースの
側壁として示されている支持体であって、鉄板等の着磁
性を有する材料製のものである。2は光学系部品である
反射鏡であって、支持体1とは相対的に回動して該支持
体1に対し磁力により任意の取付け角度に固定される。
【0007】即ち、反射鏡2は取付け板3に接着剤等を
用いて固定され、その取付け板3の一端部3a側は支持
体1に軸4支されており、反射鏡2は回動できる。そし
て、取付け板3の自由端部3b側には背面部に支持体1
との間に吸着作用を生ずる永久磁石5が設けられてお
り、この永久磁石5は支持体1と摺接できる位置に取付
けられていることが好ましく、本実施の形態では支持体
1寄りに位置させて取付け板3上に取付けられている。
【0008】以上の構成によれば、永久磁石5と支持体
1との間に作用する吸着作用により反射鏡2を任意の回
動位置での取付け角度に固定できるものであって、その
固定状態は外力が作用しない限り安定し、反射鏡2の自
重による回動を阻止できる。また、取付け角度を変えた
いときは、取付け板3の自由端部3bを摘んで反射鏡2
を回動させればよく、これは、永久磁石5による吸着作
用に抗して、比較的弱い操作力で容易に行なうことがで
きる。
【0009】なお、反射鏡2としては平面鏡が図示され
ているが、これは、例えば意匠登録第548081号公
報に見られるように、湾曲した形状のものでもよい。図
中、6は反射鏡2からの出光用窓穴、7は反射鏡2を回
動操作するときの操作用窓穴である。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、永久磁石
の吸着作用によって反射鏡を任意の取付け角度に固定で
きるため、その取付け角度の変更が頻繁に行なわれる歯
科用照明灯器や通常の光学系等における反射鏡の手軽な
支持手段として容易に実施できるものであって、部品点
数を節減できることは勿論のこと、簡便な操作性と相俟
ってその実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部切欠き側面図で
ある。
【図2】従来の反射鏡支持構造を示す一部切欠き側面図
である。
【図3】図2における反射鏡の自由端部側を示す部分背
面図である。
【符号の説明】
1は支持体 2は反射鏡 3は取付け板 3aは一端部 3bは自由端部 4は軸 5は永久磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回動する部材の一方が反射鏡で
    あり、他方が該反射鏡の支持体であって、この支持体に
    前記反射鏡を磁力により任意の取付け角度に固定できる
    ようにしたことを特徴とする反射鏡の支持構造。
  2. 【請求項2】 反射鏡は取付け板に固定されており、そ
    の取付け板の一端部側が着磁性の支持体に軸支されて回
    動できると共に、該取付け板の自由端部側には前記支持
    体との間に吸着作用を生ずる永久磁石が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の反射鏡の支持構造。
JP30965695A 1995-10-24 1995-10-24 反射鏡の支持構造 Pending JPH09120025A (ja)

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JP30965695A JPH09120025A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 反射鏡の支持構造

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JP30965695A JPH09120025A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 反射鏡の支持構造

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JPH09120025A true JPH09120025A (ja) 1997-05-06

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