JPH09119712A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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Publication number
JPH09119712A
JPH09119712A JP7302073A JP30207395A JPH09119712A JP H09119712 A JPH09119712 A JP H09119712A JP 7302073 A JP7302073 A JP 7302073A JP 30207395 A JP30207395 A JP 30207395A JP H09119712 A JPH09119712 A JP H09119712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
flame
nox
temperature
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7302073A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Uchida
力 内田
Yoshiji Tokita
義司 時田
Katsumi Moroga
勝巳 諸我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP7302073A priority Critical patent/JPH09119712A/ja
Publication of JPH09119712A publication Critical patent/JPH09119712A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】火炎の温度を下げて燃焼ガス中のNOxを低減
する。 【構成】燃焼筒4を送風経路8にのぞませ対流ファン9
からの送風により燃焼部10で発生した熱を室内へ放出
する温風暖房機に於いて、前記燃焼筒4の底部に燃焼バ
ーナ1を設け、この燃焼バーナ1の炎孔12より火炎を
発生し、その火炎内に向かって前記燃焼筒4より放熱部
材17を延出したので、火炎温度は上昇せずに低い温度
を維持して燃焼を継続できるので、NOxの発生を低減
するものである。そして燃焼筒に放熱部材をスポット溶
接で比較的簡単に取り付けることでNOxの低減ができ
るもので、製造も簡単にすることができる。また放熱部
材は円形をベースとした一体型のものなので強度的にも
強くなり従来のように高価な材料を使用する必要がなく
なり、コストの低減をする事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は燃油等を気化させ燃焼
を行う温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の暖房機に於いては、燃
焼ガスに含まれるNOxが地球環境を破壊するというこ
とで、このNOxの排出を抑える様々な努力がなされて
きた。また室内に燃焼ガスを排出するタイプの家庭用暖
房器具の業界では、現在燃焼ガス中のNOxの濃度を1
10ppmに抑える事を目標に研究が進められているが
燃焼ガスに含まれる一酸化炭素等の他の有害成分や燃焼
器具の温度条件等の関係から現状では120〜130p
pm程度のNOxが燃焼ガスに含まれるものである。ま
たその一つとして実開平3−121313号公報で開示
されている図5の様なものがある、これは本出願人が先
に出願したもので、燃焼バーナのバーナヘッドaに多数
の炎孔bを連続して形成し隣接する炎孔bの間に干渉防
止壁cを設けて火炎どうしの干渉を防止し燃焼温度を下
げることによって燃焼ガス中に発生するNOxを減少さ
せる等の考案も行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
のものは、確かにNOxの低減には効果は有るのだが、
バーナヘッドに炎孔の数だけ干渉防止壁を取り付ける必
要があり製造時の作業性に問題が有った。また防止板は
火炎が直接接触するので高温になると共にバーナヘッド
に直接防止板を固定していたため熱による変形を考慮し
て高価な材料を使用する必要がありコストアップの原因
となっていた。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、燃焼筒を
送風経路にのぞませ対流ファンからの送風により燃焼部
で発生した熱を室内へ放出する温風暖房機に於いて、前
記燃焼筒の底部に燃焼バーナを設け、この燃焼バーナの
炎孔より火炎を発生し、その火炎内に向かって前記燃焼
筒より放熱部材を延出するようにしたものである。
【0005】
【作用】周知の燃焼操作をすれば、気化筒2内に燃油と
燃焼空気が供給され燃油の気化ガスと燃焼空気との予混
合ガスがバーナヘッド11内より各炎孔12を介して放
出され、これに点火器26で点火すれば燃焼が開始され
るものである。燃焼が開始されれば炎孔12より火炎が
斜め上方へ噴出して形成されその火炎内に放熱部材17
の先端が位置する事によって火炎温度は上昇せずに低い
温度を維持して燃焼を継続できるので、NOxの発生を
低減するものである。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、1は燃焼バーナで、有底筒状のアルミダイカス
ト製の気化筒2と該気化筒2の外壁に気化温度(200
℃〜240℃)に気化筒2を加熱するヒーター3を備
え、燃焼筒4の下部に設けられている。前記燃焼筒4は
上部が開口された円筒状のもので、温風暖房機5背面に
備えた吸込口6と前面に備えた温風吹出口7を結ぶ送風
経路8内に設けられている。9は前記吸込口6近傍に設
けられた対流ファンで、吸込口6から室内の空気を温風
暖房機5内に送りこみ、前記燃焼筒4内の燃焼部10よ
り発生した熱を前記送風経路8を介して吹出口7より室
内へ放出して暖房を行うものである。
【0007】11は気化筒2の上部に着脱自在に取り付
けられた逆カップ状のバーナヘッドで、周壁部に直径4
〜6mmの多数の炎孔12を16mmのピッチで1列形成し
ている。更にバーナヘッド11内方には該バーナヘッド
11内壁に密着して線径0.29mmで33メッシュの炎
孔金網13を備えると共に、パンチング板14を固着し
た円筒状の整流金網15を気化筒2とを仕切るラッパ状
の整流体16上に立設して備えている。
【0008】前記燃焼筒4の内壁にはバーナヘッド11
の炎孔12より稍上方に向けて放熱部材17をスポット
溶接等によって取り付けている。放熱部材17はドーナ
ツ状の板材から成り前記炎孔12と同じピッチで炎孔1
2中心の上方に向かって延びるものであり火炎より奪っ
た熱を燃焼筒4に伝え燃焼温度を下げることにより燃焼
ガス中のNOxを低減するものである。
【0009】18は気化筒1に燃焼空気を供給する燃焼
ファンで、燃焼空気吸込口19より吸引した室内空気を
燃焼空気送風路20を介して気化筒2に供給するもので
ある。前記送風路20の先端は先細のノーズル部21を
形成して気化筒2に臨ませている。22は油受け皿で、
燃油タンク(図示せず)より供給された燃油を蓄えると
ころである。
【0010】23は前記ノーズル部21に設けた燃油噴
出用ノーズルで、先端を気化筒2にのぞませ前記油受け
皿22との間の送油経路24に備えた電磁ポンプ25の
勢いで燃油を霧状又は粒状として噴出するものである。
前記燃焼ファン18の回転数と電磁ポンプ25の燃油吐
出量は、制御回路(図示せず)によって他段階に変化す
る機能を備えサーミスタ(図示せず)等によって測定さ
れた現在室温と操作部(図示せず)で設定された設定室
温との差によって燃焼量を適宜変化させるものである。
26は点火器、27はフレームロッド、28は気化筒2
の温度を測定する気化筒サーミスタ。
【0011】図4はこの発明の放熱部材17を使用した
場合(破線グラフ)と放熱部材17を使用しなかった場
合(実線グラフ)のNOx発生量を温風暖房機の発熱量
毎に比較した実験データーであり、比較的発熱量が大き
い部分に於いては約20ppm、NOxを低減して効果
が大きい事を示している。
【0012】次にこの一実施例の作動について説明す
る。周知の燃焼操作をすれば、気化筒2内に燃油と燃焼
空気が供給され燃油の気化ガスと燃焼空気との予混合ガ
スがバーナヘッド11内より各炎孔12を介して放出さ
れ、これに点火器26で点火すれば燃焼が開始されるも
のである。燃焼が開始されれば炎孔12より火炎が斜め
上方へ噴出して形成されその火炎内に放熱部材17の先
端が位置する事によって火炎温度は上昇せずに低い温度
を維持して燃焼を継続できるので、NOxの発生を低減
するものである。
【0013】このように燃焼筒4に放熱部材17をスポ
ット溶接で比較的簡単に取り付けることでNOxの低減
ができるものであり、放熱部材17は円形をベースとし
た一体型のものなので強度的にも強くなり従来のように
高価な材料を使用する必要がなくなるものである。また
この実施例に於いては開放式の温風暖房機について説明
したが煙突等を使用して給排気を屋外に求める密閉式の
温風暖房機にもこの発明を実施できる事は勿論である。
また放熱部材17を燃焼筒4を部分的に突き抜けて放熱
効果をよりいっそう向上させたり、新たに燃焼筒4の外
側面に放熱用の突起等を設ければよりいっそうの効果が
得られるものである。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、燃焼筒
を送風経路にのぞませ対流ファンからの送風により燃焼
部で発生した熱を室内へ放出する温風暖房機に於いて、
前記燃焼筒の底部に燃焼バーナを設け、この燃焼バーナ
の炎孔より火炎を発生し、その火炎内に向かって前記燃
焼筒より放熱部材を延出したので、火炎温度は上昇せず
に低い温度を維持して燃焼を継続できるので、NOxの
発生を低減するものである。そして燃焼筒に放熱部材を
スポット溶接で比較的簡単に取り付けることでNOxの
低減ができるもので、製造も簡単にすることができる。
また放熱部材は円形をベースとした一体型のものなので
強度的にも強くなり従来のように高価な材料を使用する
必要がなくなり、コストの低減をする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の概略断面図。
【図2】同要部の概略構成図。
【図3】同放熱部材の平面図。
【図4】同効果の説明図。
【図5】従来例の概略断面図。
【符号の説明】
1 燃焼バーナ 4 燃焼筒 9 対流ファン 12 炎孔 17 放熱部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼筒4を送風経路8にのぞませ対流フ
    ァン9からの送風により燃焼部10で発生した熱を室内
    へ放出する温風暖房機に於いて、前記燃焼筒4の底部に
    燃焼バーナ1を設け、この燃焼バーナ1の炎孔12より
    火炎を発生し、その火炎内に向かって前記燃焼筒4より
    放熱部材17を延出した事を特徴とする温風暖房機。
JP7302073A 1995-10-25 1995-10-25 温風暖房機 Pending JPH09119712A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7302073A JPH09119712A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 温風暖房機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302073A JPH09119712A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 温風暖房機

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JPH09119712A true JPH09119712A (ja) 1997-05-06

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ID=17904599

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JP7302073A Pending JPH09119712A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 温風暖房機

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