JPH09119529A - バタフライ弁のシートリング - Google Patents

バタフライ弁のシートリング

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JPH09119529A
JPH09119529A JP27424795A JP27424795A JPH09119529A JP H09119529 A JPH09119529 A JP H09119529A JP 27424795 A JP27424795 A JP 27424795A JP 27424795 A JP27424795 A JP 27424795A JP H09119529 A JPH09119529 A JP H09119529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強部材に剛性と可撓性を与えるために、そ
の部位により部材厚みに変化をもたせると共に、成形加
硫時の変形を防止し、且つ弾性材料に埋設される補強部
材の腐食を防止すること。 【解決手段】 弾性材料と埋設される補強部材とを一体
に成形してシートリング4を構成し、上記補強部材を、
断面半楕円状の補強リング11によって構成し、該補強
リング11の外周面に円周方向に複数個の連続したリブ
12を一体に設け、該補強リング11の両端部に、外側
に傾斜した厚肉の縁部13を形成し、該補強リング11
の弁棒挿通部近傍に位置するリブ12aに、耐食性材料
からなる軸封用Oリングケース14を一体に固着し、更
に該補強部材の弁閉止時の中心線上を除く部位に、内外
周部にエラストマ等の弾性材料が流過し易いように複数
個の開孔を設け、且つ該補強部材を露出しないように弾
性材料によって完全に被覆している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラストマ等の弾
性材料からなるバタフライ弁のシートリングに関し、特
に該シートリングに埋設される補強部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バタフライ弁の本体内周面にゴム
等の弾性体からなる環状のシートリングを装着し、該弾
性体に剛性を増すために補強部材を埋設し、該補強部材
をリング状に成形すると共に、その両端部に縁を設けた
ものは、実公平1−28389号公報及び特公昭59−
7069号公報に示すように従来公知である。
【0003】上記それぞれについて説明すると、図5に
示す従来公知のものは、本体(弁本体)1の内周面と弁
体2の周縁部2aとの間に、弁棒3が貫通する1対の弁
棒穴を有するゴム状弾性体からなる環状のシートリング
4が装着され、該シートリング4は、1対の弁棒穴に沿
って半径方向外方へ向かう図示しない弁棒穴部(環状外
縁)と、両端面に半径方向外方へ向かう各外縁5aとを
一体に形成した環状補強部材5と、上記各外縁5aにそ
れぞれ接合する半径方向内方へ向かう各内縁6aを一体
に形成した1対の半環状補強部材6とを、内部に空隙7
を形成するように嵌め合わせて補強部材8を構成し、該
補強部材8とゴム状弾性体9とを一体成形して構成され
ている。
【0004】また、図6に示す従来公知のものは、本体
(弁本体)1の内周面に装着される弾性体からなる環状
のシートリング4に、補強輪8Aが埋設されており、該
補強輪8Aは、両端部に縁8aを設けた環状の円筒状部
8bからなり、その外面にゴム部材9を付着させない空
隙7を形成するように構成されている。そして上記の空
隙7は、ゴム部材9の節約と、全閉時、弁体周縁部2a
で押圧された時の(図5の空気圧Pに基づく)弾性作用
の役目を果たし、又補強輪8Aの円筒状部8bの両端部
に縁8aを設けた目的は、ゴム成形時に該外周部8aを
ゴム金型に嵌め込んで補強輪8Aの移動を防止すると共
に、注入したゴムを空隙7に流入させないための隔壁の
役目をさせるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来公知のも
の(図5、図6)におけるシートリング4においては、
ゴム部材9を注入・加硫成形する場合、例えば圧力20
kgf/cm2 、温度150℃×30分を加えることに
より、補強輪8,8Aの厚み、形状、材料等により空隙
7方向に変形しやすい傾向が生じ、そのために空隙7に
よる弾性作用が十分に発揮されないという問題点があっ
た。
【0006】また、補強輪8,8Aの外周端8cが露出
しており、本体1の内周面に接触するように構成されて
いる。このため本体内周面とシートリング外周面の間に
侵入した流体が該露出している外周端8cに接触すると
共に、流体組成によっては該補強輪8,8Aが腐食し、
該補強輪8,8Aとゴム部材9を剥離させることにな
る。この結果、シートリング4の機能は低下し、亀裂・
破断等のトラブルの原因となるという問題点があった。
【0007】更に、上記補強輪8,8Aの肉厚が成形上
ほぼ均一であり、そのため弾性効果を期待する部位及び
閉止効果を期待する部位を変化させる必要があるなどの
問題点があった。
【0008】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決し、弾性シートリングに埋設される補強部材に剛性と
可撓性を与えるために、その部位により部材厚みに変化
をもたせると共に、成形加硫時の変形を防止し、且つ弾
性材料に埋設される補強部材の腐食を防止することを課
題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、エラストマ等の弾性材料と内
部に埋設される補強部材とを一体に成形したシートリン
グを、本体内周面に装着したバタフライ弁において、上
記補強部材を断面半楕円状のリングによって形成し、該
補強リングの外周面に円周方向に複数個の連続したリブ
を一体に設けると共に、該補強リングの両端部に外側に
傾斜した縁部を形成し、該補強部材の弁棒挿通部近傍に
位置する、上記補強リングの外周面に設けられた円周方
向の連続したリブに、耐食性材料からなる軸封用Oリン
グケースを一体に固着し、且つ該補強部材を露出しない
ように弾性材料によって完全に被覆したことを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項2の発明は、断面半楕円状リ
ングの補強部材を、弁棒挿通部を除き全周に亙ってほぼ
等しい断面形状に形成し、弁閉止部近傍の中央部の肉厚
を薄く形成し、両端部の縁部の肉厚を厚く形成したこと
を特徴としている。
【0011】また、請求項3の発明は、断面半楕円状リ
ングの補強部材の弁閉止時の中心線上を除く部位に、内
・外周部にエラストマ等の弾性材料が流過し易いように
複数個の開孔を設けたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施形態を示すシートリングを装着したバタフライ
弁の全閉状態を示す縦断面図であり、図中、図5に記載
した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すもの
とする。
【0013】図において、中空筒状の本体(弁本体)1
の内周面と弁体2の周縁部2a(図3)との間に、内部
に金属製補強部材を埋設し弁棒3が貫通する1対の弁棒
穴3aを有するエラストマ等の弾性材料からなる環状の
シートリング4が装着され、弁閉鎖時、弁体2の周縁部
2aを該シートリング4の内周面に押し付けるようにし
て密着されている。
【0014】上記弁体2は、弁棒3にテーパーボルト・
ナット10によって一体化されており、弁棒3の端部に
は、図示しないアクチュエータを取着し、弁棒3の回動
により、弁体2が同様に回動し流体通路を開、閉及び制
御することができるようになっていることは、従来のも
のと変りはないが、本発明の実施形態では、上記シート
リング4に埋設される補強部材は、次のように構成され
ている。
【0015】図1のA部を拡大して示す図2及び弁棒3
と直角方向の要部拡大断面図である図3に示すように、
シートリング4を構成する通常のゴム部材(エラスト
マ)9に、補強部材として、断面半楕円(オーバル)状
のリング(輪)(以下、略して補強リングという。)1
1が一体成形によって埋設されており、該補強リング1
1は、外周面に、円周方向に複数個の連続したリブ12
が一体に設けられ、また両端部に外側に傾斜した厚肉の
縁部13が形成され、更に、該補強リング11を弁棒3
が貫通する部位の近傍に位置する上記円周方向に連続し
たリブ12aに、ステンレス鋼等の耐食性材料からなる
軸封用Oリングケース14が一体に固着されている。
【0016】また、上記した断面半楕円状の補強リング
11は、弁棒挿通部を除き全周に亙ってほぼ等しい断面
形状に形成され、弁閉止部近傍の中央部11aの肉厚を
薄く、両端縁部13は前記したように厚く形成されてお
り、更に、弁閉止時の中心線上を除く部位に、内外周部
にエラストマ等の弾性材料が流過し易いように複数個の
開孔15が設けられている。
【0017】なお、図1において、16,17はOリン
グ、18は植込キー、19はアクチュエータ取付用孔、
20はガスケット、21は底蓋、22は六角ボルトであ
り、図2において、11bは可撓部を示す。またB,C
は圧着(喰い込み)代、Dは配管時の圧着代である。
【0018】次に、作用について説明する。弁体2の閉
止時、図2に示すように、弁体2はシートリング4のゴ
ム部材9に喰い込み、圧着代(しろ)Bにより、弁棒3
に沿って上方への外部漏洩を防止する一次シールの作用
をする。従って、圧着代Bの大小によって漏洩量が増減
し、また、この漏洩量に反比例して回動トルクが増減す
ることになる。従って、できるだけ少ない圧着代Bで最
大圧力を漏洩なくシールすることが要求される。通常の
ゴム部材9だけで構成されたものでは、圧着代Bによっ
て圧縮永久歪として残る。そのためには、弁閉止時にお
けるシートリングの弾性効果を上げることが必要になっ
てくる。
【0019】上記の要求に対して、上記した実施形態に
示された本発明のものでは、シートリング4のゴム部材
9に埋設された補強リング11が断面半楕円状に形成さ
れているので、次の理由により、弁閉止時における弾性
効果を上げることができる。即ち、図3に示す弁棒に直
角方向の断面位置において、弁閉止(全閉)時、弁体2
の周縁部2aによって、ゴム部材9を介して断面半楕円
状の補強リング11を扁平状になるように変形しようと
するが、該補強リング11は、横方向(管軸方向)に
は、ゴム部材9に埋設された、外周面に一体に設けられ
た円周方向の連続したリブ12及び両端部の縁部13に
よって変形が制限されているので、その分、半径方向の
弾性力に基づく反撥力が強くなり、弁閉止時における弾
性効果を上げることができる。この際、半径方向に作用
する弾性力に基づく反撥力は、該補強リング11の弁閉
止部近傍の中央部の肉厚の大きさによっても影響され、
例えば該中央部の肉厚を薄く形成することにより、半径
方向の弾性反撥力を弱めて、回動トルクを減少させるこ
とも可能である。この場合も、前記した通常のゴム部材
のみのものに比べて該補強リング11による弾性反撥力
により、たとえ少ない圧着代でも大きなシール効果を発
揮することができ、他方、該補強リング11による弾性
反撥力により、ゴム部材9の押圧変形に対する復元力が
大きく、前記した圧着代Bによる圧縮永久歪も回避され
る。
【0020】上記の傾向、つまり弁閉止時における弾性
効果を上げるという作用、効果は、図2に示す位置にお
ける弁体2とシートリング4との圧着状態においても同
様に生じており、少ない圧着代でも、上記向上された弾
性力によって弁棒3に沿う流体の一次シール作用が向上
する。
【0021】また、上記補強リング11の弁棒挿通部近
傍に位置する円周方向の連続したリブ12aに、耐食性
材料からなる軸封用Oリングケース14が一体に固着さ
れ、該ケース14内にOリング16が挿着されているの
で、全閉時における弁体の二次側方向への変位(移動)
を防止し、且つ該Oリングケース14の内側及び外側の
周部からの外部漏洩が防止され、弁棒3に沿う二次シー
ル作用を果している。
【0022】また、図4に示すように、配管時、ボルト
・ナット25を締着して当該バタフライ弁を配管フラン
ジ23によって挟着固定する場合、補強リング11の両
端部の剛性を発揮するために肉厚にされた、外方へ傾斜
した縁部13は、配管フランジ23により、配管時、圧
着代D(図3)を圧縮して挟着固定されると、矢印イの
方向に弾性効果を発揮し、該弾性効果に基づいて、該補
強リング11の縁部13をフランジ面23aに対して傾
斜させているので、圧着面における圧着効果が配管(パ
イプ)24の内周部より外周部に近い方が大となり、配
管フランジ23とシートリング4の接合面において、よ
り一層シール効果が向上し、外部漏洩を防止することが
できる。
【0023】また、断面半楕円状の補強リング11の弁
閉止時の中心線上を除く部位に複数個の開孔15を設け
ているので、該補強リング11の内・外周部のゴム部材
9の成形流入が容易になり、該補強リング11の内・外
周部におけるゴム部材9が同じ注入圧力になるので、該
注入による補給リング11の変形が防止される。
【0024】更に、該補強リング11の外周面に、円周
方向に複数個の連続したリブ12を一体に設けているの
で、閉弁時における該補強リング11の可撓部11aの
補強と共に、ゴム部材9の成形注入時の圧力による変形
を防止している。
【0025】また、シートリング4内に埋設された補強
リング11は内・外周のゴム部材9により完全に被覆さ
れているので、流体又は弁取付環境等による腐食・劣化
等がなく、従ってゴム部材との剥離がなく長期に亙って
安定して使用できる。
【0026】上記した実施形態において、補強リング1
1の外周面に一体に設けられた円周方向の連続したリブ
12の数を、弁棒3を貫通する部位近傍の2個にした構
造について説明したが、上記リブ12の数は2個以上に
してもよいことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1の発明においては、エラストマ等の弾性材料と
内部に埋設される補強部材とを一体に成形したシートリ
ングを、本体内周面に装着したバタフライ弁において、
上記補強部材を断面半楕円状のリングによって形成し、
該補強リングの外周面に円周方向に複数個の連続したリ
ブを一体に設けると共に、該補強リングの両端部に外側
に傾斜した縁部を形成し、該補強部材の弁棒挿通部近傍
に位置する、上記補強リングの外周面に設けられた円周
方向の連続したリブに、耐食性材料からなる軸封用Oリ
ングケースを一体に固着し、且つ該補強部材を露出しな
いように弾性材料によって完全に被覆したことにより、
次の効果が奏される。
【0028】(i)弾性材料に埋設される、外周面に円
周方向の連続したリブを有する断面半楕円状の補強リン
グにより、ゴム弾性力のみでなく、より反撥弾性力の大
きい弾性効果を発揮してシール効果を上げ、流体の二次
側流出を防止する。
【0029】(ii)補強リングの弁棒挿通部近傍に位置
する円周方向の連続したリブに、軸封用Oリングケース
を一体に固着しているので、全閉時における弁体の二次
側方向への変位(移動)を防止し、且つ該Oリングケー
スの内側及び外側の周部からの外部漏洩が防止され、弁
棒に沿う二次シール作用を発揮する。
【0030】(iii) 補強リングの外周面に一体に設けら
れた円周方向の連続したリブにより、該補強リングの可
撓部の補強と共に、ゴム部材の成形注入時の圧力による
変形を防止している。
【0031】(iv)シートリング内に埋設された補強リ
ングが内・外周のゴム部材により完全に被覆されている
ので、流体又は弁取付環境等による腐食・劣化等がな
く、従ってゴム部材との剥離がなく長期に亙って安定し
て使用できる。
【0032】また、請求項2の発明においては、断面半
楕円状リングの補強部材を、弁棒挿通部を除き全周に亙
ってほぼ等しい断面形状に形成し、弁閉止部近傍の中央
部の肉厚を薄く形成し、両端部の縁部の肉厚を厚く形成
したことにより、配管取付時、配管フランジによって当
該バタフライ弁を挟着固定する場合、剛性を発揮するた
めに厚肉にされた傾斜された両端縁部によって、フラン
ジ圧着面における圧着効果が内周部より外周部に近い方
が大となり、配管接合面におけるシール性能が向上さ
れ、外部漏洩が防止できる。
【0033】また、請求項3の発明においては、断面半
楕円状リングの補強部材の弁閉止時の中心線上を除く部
位に、内・外周部にエラストマ等の弾性材料が流過し易
いように複数個の開孔を設けたことにより、補強リング
の内・外周部のゴム部材の成形注入が容易になり、該補
強リングの内・外周部におけるゴム部材が同じ注入圧力
になるので、該注入による補強リングの変形が防止さ
れ、弁閉止部のシール性の安定が計られる。
【0034】以上述べたように、補強リングの構成材料
および断面形状等により安定的にシール性を保持すると
共に、外部漏洩防止を行ない、且つ高差圧、高流速、微
小弁開度、真空等、仕様条件の苛酷な用途に効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシートリングを装着
したバタフライ弁の閉弁時における縦断面図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】図1の弁棒と直角方向の要部拡大断面図であ
る。
【図4】配管フランジで挟着固定されたシートリングの
状態図である。
【図5】従来例のバタフライ弁の組立断面図である。
【図6】従来例のバタフライ弁の要部断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 弁体 2a 周縁部 3 弁棒 4 シートリング 9 ゴム部材 10 テーパーボルト・ナット 11 補強リング 11a,11b 可撓部 12 リブ 13 縁部 14 Oリングケース 15 開孔 16,17 Oリング 19 アクチュエータ取付用孔 21 底蓋 B,C,D 圧着代

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマ等の弾性材料と内部に埋設さ
    れる補強部材とを一体に成形したシートリングを、本体
    内周面に装着したバタフライ弁において、上記補強部材
    を断面半楕円状のリングによって形成し、該補強リング
    の外周面に円周方向に複数個の連続したリブを一体に設
    けると共に、該補強リングの両端部に外側に傾斜した縁
    部を形成し、該補強部材の弁棒挿通部近傍に位置する、
    上記補強リングの外周面に設けられた円周方向の連続し
    たリブに、耐食性材料からなる軸封用Oリングケースを
    一体に固着し、且つ該補強部材を露出しないように弾性
    材料によって完全に被覆したことを特徴とするバタフラ
    イ弁のシートリング。
  2. 【請求項2】 断面半楕円状リングの補強部材を、弁棒
    挿通部を除き全周に亙ってほぼ等しい断面形状に形成
    し、弁閉止部近傍の中央部の肉厚を薄く形成し、両端部
    の縁部の肉厚を厚く形成したことを特徴とする請求項1
    記載のバタフライ弁のシートリング。
  3. 【請求項3】 断面半楕円状リングの補強部材の弁閉止
    時の中心線上を除く部位に、内・外周部にエラストマ等
    の弾性材料が流過し易いように複数個の開孔を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバタフライ
    弁のシートリング。
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