JPH09119372A - リニア圧縮機の騒音低減装置 - Google Patents

リニア圧縮機の騒音低減装置

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JPH09119372A
JPH09119372A JP8220133A JP22013396A JPH09119372A JP H09119372 A JPH09119372 A JP H09119372A JP 8220133 A JP8220133 A JP 8220133A JP 22013396 A JP22013396 A JP 22013396A JP H09119372 A JPH09119372 A JP H09119372A
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silencer
linear compressor
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ジュン シク パーク
Hyung-Kook Lee
ヒュン クーク リー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はリニア圧縮機の騒音低減装置に関
し、冷媒流路の吸入側に多段階のサイレンサーを形成
し、騒音を顕著に低減し得るリニア圧縮機の騒音低減装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 シリンダー31の内部に摺動可能に嵌合
されるピストン32の内部に冷媒流路と連通される複数
のサイレンサー36,37を形成し、騒音を顕著に低減
し得るリニア圧縮機の騒音低減装置が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニア圧縮機の騒
音低減装置に係るもので、詳しくは、軸流バルブシステ
ム(Axial Flow Valve Syste
m)を用いたリニア圧縮機の冷媒流路吸入側に多段階の
サイレンサー(silencer)を設置し、騒音を顕
著に低減させたリニア圧縮機の騒音低減装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近来、クランク軸を用いた圧縮機の各欠
点を解決するため、前記クランク軸を用いずにマグネッ
ト及びコイルを用いてピストンを直接往復摺動させ、部
品数を減らして製造原価を節減し、モータの効率を90
%以上に上昇させて消費電力を減らし得るリニア圧縮機
が広く用いられている。
【0003】そして、このような従来のリニア圧縮機に
おいては、図3に示すように、密閉容器1の内部に底面
から所定距離を置いてシリンダー2が収納され、該シリ
ンダー2の一方側壁面外方中間部位にバルブ組立体8が
螺合され、該バルブ組立体8の両方側に吸入側消音器9
及び吐出側消音器10が装着され構成されていた。
【0004】且つ、前記シリンダー2においては、その
内部にコイル組立体3,3′が該シリンダー2と一体に
装着され、一方側端部にピストンスプリング4が係合さ
れて該ピストンスプリング4が前記密閉容器1の内部に
各マウンティングスプリング7により掛止され、該ピス
トンスプリング4の内方側中間部位にピストン5が係合
されて前記シリンダー2内に摺動自在に嵌合され、該ピ
ストン5の外方側の前記コイル組立体3,3′間にマグ
ネット6が装着されていた。
【0005】又、前記バルブ組立体8においては、図4
に示すように、吸入ガスケット11、吸入バルブ12、
バルブシート13、吐出バルブ14、吐出ガスケット1
5、及びヘッドカバー16から構成され、前記吸入ガス
ケット11の中央部位には冷媒の流入する中空11aが
穿孔形成され、前記吸入バルブ12の中央部位に所定形
状の吸入開閉部12aが揺動可能に付着され、該吸入開
閉部12aの側方に冷媒の吐出孔12bが穿孔形成され
ていた。
【0006】更に、前記バルブシート13の中央部に冷
媒の吸入孔13aが穿孔形成され、該吸入孔13aの側
方バルブシート上に冷媒の吐出孔13bが穿孔形成さ
れ、前記吐出バルブ14の中央部位に冷媒吸入孔14a
が穿孔形成され、該冷媒吸入孔14aの側方に前記バル
ブシート13の吐出孔13bを開閉する吐出開閉部14
bが揺動可能に付着され、前記吐出ガスケット15の中
央部位に冷媒の吸入孔15aが穿孔形成されていた。
【0007】このように構成された従来のリニア圧縮機
の動作に対し図3及び図4を用いて説明すると次のよう
である。即ち、シリンダー2に装着されたコイル組立体
3,3′及びピストン5に付設されたマグネット6が夫
々リニアモータの機能を行い、該リニアモータから発生
した電磁気エネルギ及び弾性エネルギによりピストン5
がシリンダー2内で、図3に示した矢印Aの方向に摺動
すると、冷媒ガスは吸入側消音器9を経て前記吐出ガス
ケット15及び吐出バルブ14の吸入孔15a,14a
を順次通って流入され、該流入された冷媒ガスにより前
記吐出バルブ14の吐出開閉部14bがバルブシート1
3の吐出孔13bを閉塞させて、前記冷媒ガスはバルブ
シート13の吸入孔13aに流入される。
【0008】次いで、該冷媒ガスは前記吸入バルブ12
の吸入開閉部12aを吸入ガスケット11側に押しなが
ら該吸入ガスケット11の中空11aを通ってシリンダ
ー2の圧縮空間Cに流入する。その後、前記ピストン5
が図3の矢印B方向に摺動すると、圧縮空間Cで冷媒ガ
スが圧縮され、該圧縮された冷媒ガスは吸入バルブ12
の吸入開閉部12aをバルブシート13側に推してバル
ブシート13の吸入孔13aを閉塞させる。
【0009】次いで、前記冷媒ガスは吸入バルブ12及
びバルブシート13の吐出孔12b,13bを夫々通過
し吐出バルブ14の吐出開閉部14bを前方側に推しな
がら、吐出ガスケット15、ヘッドカバー16及び吐出
側消音器10を通って外部に吐出される。このようなピ
ストン5の往復運動により冷媒ガスの吸入、圧縮、及び
吐出動作が反復して行われるが、このとき、吸入側消音
器9及び吐出側消音器10は、冷媒流路の吸入側及び吐
出側から発生する騒音を低減させる役割をする。
【0010】そして、このような従来のリニア圧縮機
は、冷媒の流れ方向とピストンの摺動方向とが異なるの
で圧縮機の効率が向上されず、このため冷媒の流れ方向
をピストンの摺動方向と同様になるように構成して圧縮
機の効率を向上させた軸流バルブシステムのリニア圧縮
機が開発されている。この軸流バルブシステム圧縮機の
従来構造を説明すると次のようである。
【0011】即ち、図5に示すように、シリンダー21
の内周壁面所定部位にシリンダー溝21aが切刻形成さ
れ、該シリンダー溝21a部位のシリンダー21側壁に
冷媒吸入孔21bが穿孔形成されている。且つ、前記シ
リンダー21の内部に収納されたピストン22の先方側
端側壁面に前記シリンダー溝21aと連通するピストン
溝22aが切刻形成され、前記ピストン22の先方側端
側壁中央部位に吸入バルブ23がピストンピン24によ
りコーキング(caulking)されて掛合され、該
吸入バルブ23の先方側シリンダー21側壁に該シリン
ダー21の内径よりもやや大きい内径を有したヘッドカ
バー25が装着されている。
【0012】又、該ヘッドカバー25内部には前記吸入
バルブ23と対応する吐出バルブ26が掛合されて、該
吐出バルブ26と前記吸入バルブ23間に圧縮空間Cが
形成され、前記吐出バルブ26の側方ヘッドカバー25
内方側には複数のスプリング27が夫々掛合され、該ヘ
ッドカバー25側壁所定部位には冷媒吐出管25aが貫
設され、前記圧縮空間Cで圧縮された冷媒ガスはスプリ
ング27の弾性を克服し吐出バルブ26を推して冷媒吐
出管25から吐出するようになっていた。
【0013】又、このように構成された従来の軸流バル
ブシステムのリニア圧縮機の作用においては、ピストン
22が図5の左側に摺動すると、冷媒が冷媒吸入孔21
b及びピストン溝22aを夫々通ってピストン22内部
に吸入され、吸入された冷媒はバルブ23を押し開いて
該吸入バルブ23とピストン22間の隙間を通って圧縮
空間C内に吸入される。
【0014】次いで、ピストン22が図5の右側に摺動
すると、前記圧縮空間C内の冷媒ガスが圧縮され、吐出
バルブ26がスプリング27の弾性を克服してピストン
22の摺動方向に揺動され、冷媒ガスがヘッドカバー2
5の冷媒吐出管25aを通って吐出される。その後、圧
縮が終るとピストン22から離隔された吸入バルブ23
及び吐出バルブ26がスプリング27の復元力により復
帰され、このような過程が反復して行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のリニア圧縮機においては、軸流バルブシステムを用
いないリニア圧縮機の場合は、バルブ組立体8に隣接し
た冷媒流路の入口側に吸入側消音器が装着されているた
め、冷媒入口側の騒音は低減し得るが、冷媒の流入方向
がピストンの摺動方向と異なるため、圧縮機の効率が向
上されないという不都合な点があった。
【0016】又、前記軸流バルブシステムを用いたリニ
ア圧縮機の場合は、冷媒の流れ方向がピストンの移動方
向と同様であるので圧縮機の効率は向上されるが、吸入
側消音器及び吐出側消音器を装着することが極めて難し
い構造になっているため、装着し得ず、よって、騒音の
発生が甚だしいという不都合な点があった。
【0017】本発明の目的は、冷媒流路の吸入側に多段
階のサイレンサーを形成して、騒音を顕著に低減し得る
軸流バルブシステムリニア圧縮機の騒音低減装置を提供
しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような本発明に係る
リニア圧縮機の騒音低減装置においては、シリンダー内
部に摺動可能に嵌合されるピストンの内部に冷媒流路の
吸入側と連通する複数のサイレンサーを形成し、該ピス
トン及び前記シリンダーに装着されるシリンダーヘッド
カバーの収納溝に軸流式のバルブ機構を掛合して、構成
する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に対し説明す
る。本発明に係るリニア圧縮機の騒音低減装置の第1の
実施の形態においては、図1に示すように、中空円筒状
のシリンダー31と、該シリンダー31の側方に装着さ
れ該シリンダー31の内径に対応する収納溝43aが切
刻形成され側壁所定部位に冷媒吐出管48が貫設された
シリンダーヘッドカバー43と、前記シリンダー31内
に摺動自在に嵌合されたピストン32と、から構成され
たリニア圧縮機において、
【0020】前記ピストン32は、前面がフランジ状を
なしシリンダー31内に摺動自在に嵌合される中空円筒
状の外部ピストン33と、該外部ピストン33内方側に
所定大きさの隙間の第2サイレンサー37を有して掛合
され側壁所定部位に冷媒の流入する通孔34aが穿孔形
成された中空円筒状のロッドポスト34と、該ロッドポ
スト34の内方側に前記通孔34aと連通する所定大き
さの隙間の第1サイレンサー36を有して嵌合されたピ
ストンロッド35と、該ピストン32の先方側端壁面に
該ピストン32の中空部と連通して穿孔形成され冷媒の
流通するピストン孔32aと、該ピストン32の先方側
端にピストンピン42により掛合された吸入バルブ41
と、から構成されている。
【0021】且つ、前記シリンダーヘッドカバー43の
収納溝43a内には、前記吸入バルブ41に対応する第
1吐出バルブ44及び第2吐出バルブ45が夫々掛合さ
れ、該第1吐出バルブ44の側方内部収納溝43a内に
はバルブを制御するストッパー46が掛合され、該スト
ッパー46の側方内部収納溝43a内には複数のスプリ
ング47が夫々掛合されている。このとき、前記第2吐
出バルブ45は第1吐出バルブ44と隣接して形成され
るが、該第2吐出バルブを省くことができる。
【0022】このように構成された本発明の第1の実施
の形態の騒音低減装置の作用に対し説明する。冷媒がシ
リンダー31の後方側から図1に示した矢印の方向に冷
媒流路に沿って吸入され、前記シリンダー31の内部に
流入すると、該シリンダー31の内部にはピストンロッ
ド35とロッドポスト34間に第1サイレンサー36が
形成されているため、該冷媒は該第1サイレンサー36
を通過しながら一次的に騒音が低減される。
【0023】次いで、該冷媒は前記ロッドポスト34の
通孔34aを通った後、ロッドポスト34と外部ピスト
ン33間に形成された第2サイレンサー37を通過しな
がら2次的に騒音が低減され、以後、ピストン32のピ
ストン孔32aを通って吸入バルブ41を通過した後、
シリンダー31の圧縮空間Cに流入される。次いで、該
冷媒は、前記ピストン32の圧縮により第1吐出バルブ
44側に流入して圧縮空間Cで圧縮され、第1吐出バル
ブ44及び第2吐出バルブ45を通過した後ヘッドカバ
ー43の冷媒吐出管48を通って外部に吐出される。こ
のとき、ストッパー46は第2吐出バルブ45の過度な
作動を防止する。
【0024】一方、本発明に係るリニア圧縮機の騒音低
減装置の第2の実施の形態においては、図2に示すよう
に、前記第1の実施の形態と同様に構成されたリニア圧
縮機の騒音低減装置のヘッドカバー43を除いた全構造
体を中空円筒体状の密閉型スプリングホールダー51内
に収納し、該密閉型スプリングホールダー51の側方に
冷媒吸入管54の貫設されたキャップ52を装着し、該
キャップ52の内部の前記騒音低減装置構造体後方側に
仕切り部を形成して、該仕切り部とキャップ52内方側
壁面間の空間部に第3サイレンサー53を形成し、前記
冷媒吸入管54から流入して前記騒音低減装置のシリン
ダー内に吸入される冷媒を先ず、消音して騒音低減の効
率を一層向上し得るように構成されている。図中、未説
明符号56は密閉容器55に貫設された外部冷媒吸入
管、57は冷媒吐出管を夫々示したものである。
【0025】このように構成された本発明の第2の実施
の形態の作用に対し説明する。リニア圧縮機が駆動する
と、密閉容器55の外部冷媒吸入管56を通って冷媒が
吸入され、該吸入された冷媒は再び密閉型スプリングホ
ールダー51の内部冷媒吸入管54を通って第3サイレ
ンサー53に流入され、一次的に騒音が低減される。
【0026】次いで、該冷媒は、前記第1の実施の形態
で説明したように、図2に示した第1サイレンサー36
及び第2サイレンサー37を通過しながら、順次騒音が
低減され、騒音低減の効率が一層向上される。
【0027】従って、吸入及び吐出バルブ側の騒音だけ
を低減させる従来の往復式圧縮機及びリニア圧縮機の動
作機能を改善させ、前記キャップ52内の全ての騒音源
(即ち、吸入、吐出側の冷媒及びモータの騒音)から発
生する騒音を低減させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るリニア
圧縮機の騒音低減装置においては、シリンダー内部に摺
動可能に嵌合されたピストンの内部及びシリンダーの外
部に冷媒流路の吸入側と連通する複数のサイレンサーが
夫々形成され構成されているため、リニア圧縮機の騒音
を顕著に低減し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニア圧縮機の騒音低減装置の第
1の実施の形態を示した縦断面図である。
【図2】本発明に係るリニア圧縮機の騒音低減装置の第
2の実施の形態を示した縦断面図である。
【図3】従来のリニア圧縮機の構成を示した縦断面図で
ある。
【図4】従来のリニア圧縮機に用いられるバルブ組立体
の構成を示した分解斜視図である。
【図5】従来の往復動式圧縮機に用いられた軸流バルブ
システムを示した縦断面図である。
【符号の説明】 31…シリンダー 32…ピストン 32a…ピストン孔 33…外部ピストン 34…ロッドポスト 35…ピストンロッド 36…第1サイレンサー 37…第2サイレンサー 41…吸入バルブ 42…ピストンピン 43…シリンダーヘッドカバー 43a…収納溝 44…第1吐出バルブ 45…第2吐出バルブ 46…ストッパー 47…スプリング 48…冷媒吐出管 51…密閉型スプリングホルダー 52…キャップ 53…第3サイレンサー 54…冷媒吸入管 55…密閉容器 56…外部冷媒吸入管 57…冷媒吐出管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器(55)内に収納された中空円
    筒状のシリンダー(31)と、該シリンダー(31)側
    方に収納溝(43a)及び冷媒吐出管(48)を有して
    装着されたシリンダーヘッドカバー(43)と、前記シ
    リンダー(31)内に摺動自在に嵌合されたピストン
    (32)と、から構成されたリニア圧縮機において、 前記ピストン(32)は、該ピストン(32)内に冷媒
    の流入路と連通する複数のサイレンサー(36)(3
    7)が形成され、該ピストン(32)及び前記シリンダ
    ーヘッドカバー(43)の収納溝(43a)内には軸流
    式のバルブ機構が掛合されて構成されたことを特徴とす
    るリニア圧縮機の騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記ピストン(32)は、前記シリンダ
    ー(31)内に摺動自在に嵌合される中空円筒状の外部
    ピストン(33)と、該外部ピストン(33)内部に所
    定の大きさの隙間の第2サイレンサー(37)を有して
    嵌合された中空円筒状のロッドポスト(34)と、該ロ
    ッドポスト(34)の内方側に前記第2サイレンサー
    (37)と連通する第1サイレンサー(36)を有して
    嵌合されたピストンロッド(35)と、該ピストン(3
    2)の先方側端側壁面に該ピストン(32)の中空部と
    連通して穿孔形成され冷媒の流通するピストン孔(32
    a)と、を備えて構成された請求項1記載のリニア圧縮
    機の騒音低減装置。
  3. 【請求項3】 前記第1サイレンサー(36)及び第2
    サイレンサー(37)は、前記ロッドポスト(34)の
    側壁所定部位に穿孔形成された通孔(34a)により相
    互連通される請求項2記載のリニア圧縮機の騒音低減装
    置。
  4. 【請求項4】 前記密閉容器(55)の内方側と前記シ
    リンダー(31)の外方側間には該シリンダー(31)
    の収納されるキャップ(52)を有した密閉型スプリン
    グホールダー(51)が装着され、該スプリングホール
    ダー(51)の内部に設けられた前記シリンダー(3
    1)の後方側に第3サイレンサー(53)が形成された
    請求項1記載のリニア圧縮機の騒音低減装置。
  5. 【請求項5】 前記キャップ(52)の側壁所定部位に
    は、冷媒の流入する冷媒吸入管(54)が貫設された請
    求項4記載のリニア圧縮機の騒音低減装置。
  6. 【請求項6】 前記ピストン(32)及びシリンダーヘ
    ッドカバー(43)の収納溝(43a)内に掛合された
    軸流式のバルブ機構は、前記ピストン(32)の先方側
    端壁面にピストンピン(42)により掛合され冷媒の吸
    入される吸入バルブ(41)と、該吸入バルブ(41)
    に対応し前記収納溝(43a)内に掛合され冷媒の吐出
    される第1吐出バルブ(44)及び第2吐出バルブ(4
    5)と、それら吐出バルブ(44)(45)の側方収納
    溝(43a)内に掛合され各吐出バルブ(44)(4
    5)を制御するストッパー(46)及び複数のスプリン
    グ(47)と、を備えた請求項1記載のリニア圧縮機の
    騒音低減装置。
JP8220133A 1995-08-21 1996-08-21 リニア圧縮機の騒音低減装置 Expired - Fee Related JP2764032B2 (ja)

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Cited By (4)

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