JPH09118427A - 手荷物受入処理方法及び手荷物受入処理システム - Google Patents

手荷物受入処理方法及び手荷物受入処理システム

Info

Publication number
JPH09118427A
JPH09118427A JP7300708A JP30070895A JPH09118427A JP H09118427 A JPH09118427 A JP H09118427A JP 7300708 A JP7300708 A JP 7300708A JP 30070895 A JP30070895 A JP 30070895A JP H09118427 A JPH09118427 A JP H09118427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baggage
passenger
safety check
result
flight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7300708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3715009B2 (ja
Inventor
Minoru Yamazaki
実 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP30070895A priority Critical patent/JP3715009B2/ja
Priority to US08/711,740 priority patent/US5793639A/en
Priority to EP96114740A priority patent/EP0770546B1/en
Priority to DE69630938T priority patent/DE69630938T2/de
Priority to SG1996010638A priority patent/SG43406A1/en
Priority to CA002186076A priority patent/CA2186076A1/en
Priority to KR1019960042178A priority patent/KR100228994B1/ko
Priority to MYPI96004037A priority patent/MY118848A/en
Priority to KR1019960045321A priority patent/KR970020945A/ko
Priority to KR1019960045774A priority patent/KR100459773B1/ko
Priority to CN96122009A priority patent/CN1058243C/zh
Publication of JPH09118427A publication Critical patent/JPH09118427A/ja
Priority to HK98111516A priority patent/HK1010715A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3715009B2 publication Critical patent/JP3715009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手荷物の安全チェックで不合格が出た場合の
処理を効率化するとともに、確実に搭乗する者の手荷物
のみを積載する手荷物受入処理方法及びそのシステムを
提供すること。 【解決手段】 受付時に乗客に搭乗券を付与するととも
にその搭乗券の番号から検索可能な手荷物番号を付した
タグを各手荷物に付与し、手荷物は乗客から離れて安全
チェックを受け、乗客が自身の安全チェックを受ける際
に自己の手荷物に安全チェック結果が不合格であるもの
がある場合にはその解消処理を行い、自身の安全チェッ
クを終了した乗客の手荷物のみを仕分けコンベアに載せ
て該当する便の飛行機ごとに仕分けて積載処理を行うよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の手荷物の受
入処理の方法及びそのシステムに関し、さらに詳細に
は、手荷物の安全チェック及び手荷物収納庫への積載の
効率化を図った手荷物受入処理方法及びそのシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】旅客航空においては、座席へ持ち込むと
邪魔になるような手荷物を持参する搭乗者のため、機内
に客室の他に手荷物収納庫を設けている。このため搭乗
者はチェックインの際に手荷物を預け、その後手荷物は
原則として搭乗者から離れて搭乗機への積載作業が行わ
れることとなる。一方、空港においては、旅客便に乗り
込む搭乗者について安全チェックを行うことはもちろ
ん、搭乗者が預けた手荷物についても安全チェックを行
い、運行の安全や犯罪の防止を図っている。
【0003】そこで手荷物を預けた後に該当手荷物の安
全チェックを行う従来の空港における手荷物受入処理で
は、手荷物の安全チェックの結果合格した手荷物につい
ては搭乗機ごとの仕分けを実施して搭乗機への積載を行
うこととし、安全チェックの結果不合格が出た場合に
は、その不合格の手荷物の所有者である搭乗者を構内放
送で呼び出して不合格の解消をさせるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
に係る空港の手荷物受入処理では、手荷物の安全チェッ
クの結果不合格が出てその所有者の呼び出しを構内放送
で掛けても、所有者が直ちに現れるとは限らないため、
不合格の解消を要する手荷物が多数滞留したりする等の
不都合を生じていた。所有者が呼び出しに直ちに応じな
いのは、空港内には売店や食堂等もあり、これらを利用
していることがあるためである。
【0005】また、安全チェックに合格した手荷物につ
いては搭乗機ごとの仕分けに回されそのまま機へ積載さ
れてしまうが、その後その手荷物の所有者が現れないま
ま出発時刻に至ってしまう場合がある。この場合には出
発する前にその者の手荷物を降ろさなければならない。
搭乗者でない者の荷物を運んでしまうことは、犯罪等に
利用されるおそれがあるからである。仮にそのようなお
それがなくても、便の間違いによるものであればその荷
物と所有者との再会が面倒であり、また、旅客便と貨物
便との区分上も好ましくないからである。しかし、手荷
物積載の時点ではそのようなことは考慮していないの
で、降ろすべき手荷物が収納庫の奥方に収納されている
ことがあり、その場合には引き出し作業が大変に煩雑に
なってしまう。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、安全チェックが不合格となっ
た手荷物についての処理を効率化した手荷物受入処理方
法及びそのシステムを提供することを目的とする。さら
には、搭乗することが確実となった者の手荷物のみを庫
内に積載することにより、一旦積載した荷物の引き降ろ
しの必要が生じないようにした手荷物受入処理方法及び
そのシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
乗客の手荷物を受け入れて乗り物の手荷物収納庫に積載
する手荷物受入処理方法であって、受付時に乗客及びそ
の手荷物を特定できる識別情報を前記手荷物とその所有
者である乗客とに付与し、手荷物の安全チェック時にそ
の結果を記憶し、乗客の安全チェック時にその乗客の識
別情報に基づいて記憶の内容を検索し、その乗客の所有
に係る手荷物に安全チェックの結果が不合格であるもの
が含まれている場合にその解消をその乗客に行わせ、不
合格が解消された手荷物を便ごとの仕分け部へ送ること
を特徴とする。
【0008】ここで、前記乗り物の主たる例は、航空機
である。
【0009】この手荷物受入処理方法では、手荷物を携
えた乗客が受付を行うと、まず、識別情報(特有のコー
ド)が乗客及びその手荷物に付与され、乗客が一人一人
特定可能となり、手荷物が一個一個特定可能となる。こ
の識別情報を用いて、手荷物からその所有者である乗客
を検索できるとともに乗客からその所有に係る手荷物を
検索できる。なお、一人の乗客が二個以上の手荷物を持
ち込んだ場合は、各手荷物ごとに識別情報が付与され
る。通常この識別情報は、手荷物にはタグ等の付札に記
録されて付与され、乗客には搭乗券に記録されて付与さ
れる。そして、識別情報が付与された手荷物は乗客と分
かれて手荷物の安全チェックを受け、その結果が記憶さ
れる。
【0010】一方乗客も自身の安全チェックを受ける
が、そのとき、乗客の識別情報に基づいて記憶の内容が
検索され、自己の手荷物に安全チェックの結果が不合格
であるものが含まれていた場合にはその解消処理を乗客
自身で行う。そして、不合格が解消されると、その手荷
物は仕分け部へ送られ、その乗客が搭乗する便の乗り
物、特には航空機の手荷物収納庫への積載がなされる。
乗客は搭乗する前に必ず自身の安全チェックを受けるの
で、不合格の手荷物があった場合に効率よくその処理を
行うことができる。ここで、その乗客の手荷物がすべて
安全チェックに合格していた場合でも、乗客自身の安全
チェックの際にその旨をその乗客に伝達するようにして
もよい。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に記載す
る手荷物受入処理方法であって、乗客の安全チェック時
の検索結果に基づいてその乗客の所有に係る手荷物であ
って安全チェックの結果が合格であるものを乗り物ごと
の仕分け部へ送ることを特徴とする。
【0012】この手荷物受入処理方法では、乗客が自身
の安全チェックを受けると、そのときの検索結果に基づ
いて、その乗客の所有に係る手荷物であって安全チェッ
クの結果が合格であるものが選別され、その手荷物は仕
分け部へ送られ、その乗客が搭乗する便の手荷物収納庫
への積載がなされる。安全チェックを受けた乗客は搭乗
する可能性が大きいので、そのような乗客の所有する手
荷物のみが積載の対象となり、一旦積載した手荷物の引
き降ろしの必要がなくなる。なお、その乗客の手荷物に
安全チェックの結果が不合格であるものが含まれていた
ときは、請求項1の手荷物受入処理方法の場合と同様
に、その乗客により不合格の解消がなされた上で、その
手荷物が仕分け部へ送られ、該当する便の手荷物収納庫
への積載がなされる。
【0013】請求項3に係る発明は、乗客の手荷物を受
け入れて乗り物の手荷物収納庫への積載を行う手荷物受
入処理システムであって、前記手荷物の識別情報及び安
全チェック結果を前記乗客の識別情報により検索可能に
記憶する記憶手段と、乗客の安全チェック時にその乗客
の識別情報により前記記憶手段を検索してその乗客の所
有に係る手荷物に安全チェックの結果が不合格であるも
のが含まれている場合にその解消をさせる対処手段と、
不合格が解消された手荷物を便ごとに仕分ける仕分け部
とを有することを特徴とする。
【0014】この手荷物受入処理システムでは、受付時
に手荷物に付与された識別情報は、乗客の識別情報によ
り検索可能な形で記憶手段に記憶される。そして、手荷
物の安全チェック結果もこの記憶手段に記憶される。乗
客が自身の安全チェックを受けようとすると、対処手段
により、その乗客の識別情報に基づいて記憶手段が検索
され、その乗客の所有する手荷物に安全チェックの結果
に合格しなかったものが含まれている場合にはその乗客
にその解消をさせる。不合格が解消されると、その手荷
物は仕分け部で便ごとに仕分けられる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3に記載す
る手荷物受入処理システムであって、前記仕分け部は、
安全チェックに合格した手荷物であってその所有者が自
身の安全チェックを終了しているものを便ごとに仕分け
ることを特徴とする。
【0016】この手荷物受入処理システムでは、安全チ
ェックに合格した手荷物は、その所有者が自身の安全チ
ェックを終了すると、仕分け部で便ごとに仕分けられ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】図1に、本実施の形態に係る手荷物受入処
理方法を実施するための空港システムの概念図を示す。
この空港システムは、空港ターミナル1の内部に、航空
会社ホスト3、手荷物ハンドリングシステム(以下、
「BHS」という)5、アクセスターミナル7、セキュ
リティチェックゲート(乗客)8、搭乗口9、セキュリ
ティチェックゲート(手荷物)11、ストレージコンベ
ア12、仕分けコンベア13、を有している。そして空
港ターミナル1の外部に、旅行代理店30を備えてい
る。
【0019】航空会社ホスト3は、航空会社が自社の運
行する便に関する予約や搭乗者等の情報を管理するため
のホストコンピュータであり、予約情報ファイル15、
搭乗券発行情報ファイル16、搭乗者情報ファイル1
7、を内蔵している。予約情報ファイル15は、旅行代
理店30等により受け付けた予約の内容を記録するファ
イルである。搭乗券発行情報ファイル16は、アクセス
ターミナル7で利用者31に発行した搭乗券に関する情
報を記録するファイルである。搭乗者情報ファイル17
は、搭乗口9を通過した乗客(アクセスターミナル7を
通過した利用者31をいう)や仕分けコンベア13を通
過した手荷物に関する情報を記録するファイルである。
図1にはこの航空会社ホスト3は一つしか示されていな
いが、実際にはその空港に乗り入れている航空会社がそ
れぞれ各別に有している。
【0020】BHS5は、利用者31が持ち込んだ手荷
物の飛行機積載までのハンドリング管理を行うためのホ
ストコンピュータであり、図2に示すように、手荷物情
報、セキュリティ結果、通過情報、位置情報の4種類の
情報のための記憶エリアが設けられている。手荷物情報
は、便ごとの乗客の手荷物に関する情報であって、乗客
の氏名の他、手荷物の数等が含まれる。セキュリティ結
果は、セキュリティチェックゲート11で手荷物の安全
チェックをした結果の良否である。通過情報は、手荷物
を機への仕分けに振り向けてよいかどうかの情報であっ
て、手荷物の持ち主である乗客がセキュリティチェック
ゲート8を通過したか否かの情報である。位置情報は、
手荷物が現に今どこにいるかの情報である。請求項3に
いう記憶手段はこのBHS5に相当する。
【0021】このBHS5は、空港が所有するシステム
であり各航空会社はこれを共用することになっている。
アクセスターミナル7、セキュリテイチェックゲート
8、搭乗口9、セキュリテイチェックゲート11、スト
レージコンベア12、仕分けコンベア13も同様であ
る。
【0022】アクセスターミナル7は、空港に到着した
利用者31のための受付端末である。このアクセスター
ミナル7は、受け付けた利用者31に搭乗券及びその利
用者31の手荷物に取り付けるタグを発行して交付する
機能を有している。このタグには各別に手荷物識別番号
(数字ばかりでなく文字や記号を含んでもよい)が付与
されており、乗客の搭乗券の識別番号と相互に検索可能
なようになっている。またアクセスターミナル7は、タ
グが取り付けられた手荷物を利用者31から受け取って
セキュリティチェックゲート11へ自動搬送する機能を
も有している。これは、乗客を早く手荷物から開放し
て、乗客自身の安全チェックその他搭乗前の手続をしや
すいように配慮したものである。
【0023】このアクセスターミナル7は、空港ビルの
メインフロア(セキュリティチェックゲート8や搭乗口
9が設けられている、またバスやタクシーの発着場と同
一フロアとされている)の他、駐車場フロアや付設の鉄
道駅等にも設けられ、利用者の便宜が図られている。そ
してアクセスターミナル7は、航空会社ホスト3から予
約情報ファイル15に記録された予約情報の提供を受け
るようになっている。また、乗客に発行した搭乗券や受
け取った手荷物に関する情報を該当する航空会社ホスト
3に報告するようになっており、航空会社ホスト3では
これを搭乗券発行情報ファイル16に記録するようにな
っている。
【0024】セキュリティチェックゲート8は、乗客の
安全チェックを行う施設である。即ち、乗客が危険物そ
の他機内持込み禁制品を所持していないかの検査を行う
場所である。そしてそれだけでなく、手荷物の安全チェ
ックの結果のその持ち主である乗客への表示や、乗客が
安全チェックを終了した旨のBHS5への報告等をも行
うようになっている。請求項3にいう対処手段は、この
セキュリティチェックゲート8に内蔵される形で実現さ
れている。
【0025】搭乗口9は、セキュリティチェックゲート
8を通過した乗客が飛行機32に実際に搭乗するための
ゲートであり、飛行機32の発着ホームごとに設けられ
ている。ここでは、乗客の通過があった場合にその旨を
航空会社ホスト3へ報告するようになっている。なお、
図1には示していないが、国際線用の発着ホームの場合
には、セキュリティチェックゲート8と搭乗口9との間
に出国検査場が設けられる。
【0026】セキュリティチェックゲート11は、アク
セスターミナル7で乗客の手を離れた手荷物の安全チェ
ックを行う施設である。即ち、手荷物に危険物その他機
内持込み禁制品が含まれていないかの検査を行う場所で
ある。この場所とアクセスターミナル7とは、自動搬送
コンベアで結ばれており、アクセスターミナル7で受け
付けた手荷物が自動的に搬送されるようになっている。
また、ここでの安全チェックの結果は、即座にBHS5
に伝達され記憶されるようになっている。
【0027】ストレージコンベア12は、セキュリティ
チェックゲート11での安全チェックの結果が合格であ
った手荷物を一時的に貯蔵するコンベアである。このス
トレージコンベア12は、貯蔵している手荷物のうち、
セキュリティチェックゲート8を通過した乗客の所有に
係るものを続く仕分けコンベア13へ振り出す機能を有
している。そして仕分けコンベア13は、手荷物を積載
される便ごとに分別するコンベアである。この仕分けコ
ンベア13では、出発時刻まで所定時間以内となった便
の手荷物を、当該便の飛行機32へ向けて送りだすよう
になっている。かかるストレージコンベア12及び仕分
けコンベア13は、BHS5から指令を受けるととも
に、BHS5に対し手荷物の現在位置の情報を伝送する
ようになっている。
【0028】空港ターミナル1の外部の旅行代理店30
は、利用者31から予約を受ける窓口であり、その予約
内容を航空会社ホスト3に伝送する機能を有している。
そして航空会社ホスト3はその内容を予約情報ファイル
15に記録するようになっている。
【0029】かかる空港システムにおける、利用者31
による便の予約から飛行機32への搭乗及び積載までの
動きを、人(利用者)、荷物、情報の流れに着目しつつ
説明する。
【0030】まず、利用者31が旅行代理店30に対し
便の予約を行う。この予約は、電話や来店等通常の方法
で行うことができるが、利用者31がICカード等の識
別カードを所持している場合はそれを用いることがのぞ
ましい。予約に際し利用者は、氏名や搭乗を希望する
便、クラス、ICカードを用いる場合はその番号などを
申告するほか、手荷物の数や大きさ等の手荷物に関する
情報を申告することができる。そして予約が受け付けら
れると、その予約内容を記録した航空券が利用者に交付
される。ICカードにより予約した場合はそのICカー
ドに予約内容が書き込まれて航空券の交付に替えられ
る。また、その予約内容は、旅行代理店30から空港タ
ーミナル1の該当する航空会社ホスト3に伝送され、予
約情報ファイル15に記録される。
【0031】予約をした利用者31が空港ターミナル1
に着くと、まずアクセスターミナル7で受付を行う。こ
こでは、搭乗券の発行や手荷物の受け入れを行う。アク
セスターミナル7は前記のように、メインフロアのほか
駐車場フロアや付設の鉄道駅等にも設けられており、利
用者31は到着してすぐ受付を済ませて手荷物から開放
されることができるので、空港ターミナル1内で手荷物
を持って長い距離を歩き回る負担がない。
【0032】アクセスターミナル7での受付手順を説明
する。アクセスターミナル7ではまず、利用者31の航
空券又はICカードを読み取る。そして航空会社ホスト
3の予約情報ファイル15から提供されている予約情報
と照合して、搭乗券及び手荷物用のタグを発行する。こ
こで、利用者31が予約をとっていなかった場合でも、
便に空席があればアクセスターミナル7で受付可能であ
る。また、予約をとっていた利用者31の場合でも、予
約時には手荷物の申告をしていなかったが実際には手荷
物を持って現れることもありうるが、その場合でもアク
セスターミナル7で手荷物の追加が可能である。
【0033】利用者31に交付される搭乗券には、利用
者31を識別できる識別番号が付されている。また、手
荷物用のタグには、手荷物を識別できる識別番号が付さ
れている。これらの識別番号は相互に検索可能となって
いる。即ち、利用者31の識別番号がわかればその利用
者31の手荷物の識別番号を出力でき、手荷物の識別番
号がわかればその手荷物の持ち主である利用者31の識
別番号を出力できる。搭乗券とタグとを受け取った利用
者31は、タグを手荷物に貼付し、そしてその手荷物を
アクセスターミナル7の手荷物投入口に投入する。する
と、投入された手荷物は、アクセスターミナル7からセ
キュリティチェックゲート11まで自動搬送される。従
って、これ以後利用者31は、座席へ持ち込める程度の
小物を除き手荷物を持ち歩く必要はない。
【0034】利用者31の受付及び手荷物の受け入れを
したアクセスターミナル7は、利用者31に交付した搭
乗券及び手荷物用タグに関する情報を該当する航空会社
ホスト3に伝送する。航空会社ホスト3ではその情報を
搭乗券発行情報ファイル16に記録する。ここで記録さ
れる情報は、受付の済んだ利用者31、即ち乗客の氏名
や搭乗する便名、座席位置、搭乗券の識別番号、手荷物
の個数及びその識別番号等である。
【0035】アクセスターミナル7に投入されセキュリ
ティチェックゲート11へ自動搬送された手荷物は、直
ちに安全チェックを受ける。危険物その他機内への持込
みを禁止されている物が手荷物に含まれていないことを
確認するためである。そして、この検査結果が合格であ
った手荷物はストレージコンベア12へ送られるが、不
合格となった手荷物はそのまま保留される。また、その
検査結果はBHS5に送られ、手荷物の識別番号ごとに
検査結果の良否がセキュリティー結果として記録され
る。ストレージコンベア12に送られた手荷物は、持ち
主である乗客が自身の安全チェックを済ますまでそこで
一時的に貯蔵される。なお、ストレージコンベア12
は、アクセスターミナル7から手荷物を受け入れるとそ
の手荷物の番号をBHS5に伝送し、BHS5はこれを
手荷物の位置情報として使用する。
【0036】一方、アクセスターミナル7での受付を終
えた乗客は、搭乗券を携帯してセキュリティチェックゲ
ート8で自分自身の安全チェックを受ける。危険物その
他機内への持込みを禁止されている物を所持していない
ことを確認するためである。セキュリティチェックゲー
ト8では、乗客の安全チェックのほか、手荷物の安全チ
ェックの結果の持ち主への表示も行う。なお、乗客は、
アクセスターミナル7での受付後安全チェックを受ける
前に、空港内の食堂や売店等を利用することができる。
【0037】セキュリティチェックゲート8で行われる
処理について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。乗客がセキュリティチェックゲート8に来ると、ま
ず乗客の搭乗券を読み取る(S1)。搭乗券の識別番号
でその乗客を特定するためである。セキュリティチェッ
クゲート8にはBHS5を介して航空会社システム3か
ら搭乗券発行情報ファイル16の記録データが提供され
ている。そして乗客の安全チェックが実施される。
【0038】そしてそれとともに、乗客に手荷物の安全
チェックの結果が知らされる。このため、S1で搭乗券
から読み取った乗客の識別番号を基に、BHS5にアク
セスしてその乗客の所有に係る手荷物の識別番号及びそ
の検査結果が検索される(S2)。この後の処理は、検
査結果に不合格が含まれているか否かにより異なる(S
3)。
【0039】不合格がなかった場合には(S3:N
o)、その旨がその乗客に知らされるとともに、その乗
客が自身の安全チェックを終了した旨がBHS5に伝送
される(S4)。この情報はストレージコンベア12に
転送され、その乗客の所有に係る手荷物のストレージコ
ンベア12から仕分けコンベア13への移しかえがなさ
れる(S5)。また、乗客が自身の安全チェックを終了
した旨の情報は、BHS5でその乗客の手荷物番号と共
に通過情報として記録される。さらにこの情報は、航空
会社ホスト3にも伝送され、搭乗者情報ファイル17に
記録される。
【0040】S2での検索の結果その乗客の手荷物に安
全チェックが不合格であるものが含まれていた場合には
(S3:Yes)、その旨およびその手荷物の識別番号
がその乗客に表示される(S6)。この場合には、当該
乗客自身により、不合格の解消がなされる。持込み禁止
品を除去すること等により不合格が解消されると、その
手荷物は仕分けコンベア13に載せられる。また、その
乗客の手荷物であって安全チェックが合格であったもの
は、前記S5と同様にその乗客が自身の安全チェックを
終了した旨が伝送されてから、仕分けコンベア13に移
載される。
【0041】なお、ストレージコンベア12から仕分け
コンベア13への手荷物の移しかえや、不合格の解消が
なされた手荷物の仕分けコンベア13への積載がある
と、その手荷物の番号がBHS5に伝送され、BHS5
ではこれにより手荷物の位置情報を修正する。
【0042】ここで、この図3のような処理を行う理由
を説明する。まず、手荷物の安全チェックで不合格があ
った場合に、直ちにその所有者である乗客を呼び出さず
に乗客が自身の安全チェックのためにセキュリティチェ
ックゲート8を訪れた際に知らせる理由を説明する。即
ち、乗客はアクセスターミナル7での受付からセキュリ
ティチェックゲート8での安全チェックまでの間は、乗
客が空港内の売店や食堂等の施設を利用することが可能
なので、このような時間帯に呼び出しても乗客が直ちに
は応じないことが多いためである。ところで乗客は、搭
乗までに必ずセキュリティチェックゲート8を通過する
ので、その通過の際に不合格となった手荷物の処理をさ
せれば効率よい処理が可能なのである。
【0043】次に、手荷物のストレージコンベア12か
ら仕分けコンベア13への移載を、その手荷物の所有者
である乗客が安全チェックを終了してから行う理由を説
明する。これは、搭乗しない者の手荷物が機内に積み込
まれてしまうことを防ぐためである。即ち、乗客は必ず
搭乗前にセキュリティチェックゲート8で安全チェック
を受け、そしてこの安全チェックを受けた者はその便に
搭乗する可能性が大きいので、この通過をもって手荷物
積載のゴー信号として利用することにしたものである。
【0044】安全チェックが終了してセキュリティチェ
ックゲート8を通過した乗客は、該当する発着ホームの
搭乗口9を通って飛行機32に搭乗する。このとき搭乗
口9では、通過する乗客の搭乗券番号を読み取って航空
会社ホスト3に伝送する。そして航空会社ホスト3で
は、搭乗者情報ファイル17に記録されている該当する
搭乗券番号に搭乗済みフラグを立てる。なお、便が国際
線である場合には、乗客は、セキュリティチェックゲー
ト8を通過してから搭乗口9に至るまでの間に出国検査
場で出国検査を受ける。
【0045】一方、手荷物については前記のように、安
全チェックに合格した物は持ち主である乗客がセキュリ
ティチェックゲート8を通過した際に仕分けコンベア1
3に移され、また安全チェックに合格しなかった物は持
ち主である乗客により不合格の解消がされた際に仕分け
コンベア13に載せられている。そして仕分けコンベア
13では、該当する便の出発時刻までの残り時間が所定
値(例えば30分)以下となった手荷物を、発着ホーム
ごとに用意された牽引車の該当するものに載せる。そし
て牽引車がその手荷物をその発着ホームの飛行機32の
手荷物収納庫入口に運び、そこで手荷物の積載作業が行
われる。
【0046】ここで仕分けコンベア13は、手荷物を牽
引車に載せた際にその手荷物番号と便との情報をBHS
5に伝送する。BHS5ではこれにより手荷物の位置情
報を修正し、さらに航空会社ホスト3にも伝送する。航
空会社ホスト3では搭乗者情報ファイル17に記録され
ている該当する手荷物番号に積載済みフラグを立てる。
そして、その便の搭乗者情報ファイル17のすべての搭
乗券番号及び手荷物番号に搭乗済みフラグまたは積載済
みフラグが立つと、航空会社ホスト3からその飛行機3
2に出発準備完了の旨が伝達される。かくして当該飛行
機32は出発可能となる。
【0047】以上詳細に説明したように、本実施の形態
によれば、アクセスターミナル7での受付の際に各手荷
物に識別番号を付与し、航空会社ホスト3の搭乗券発行
情報ファイル16に記録するようにしたので、乗客が自
身の安全チェックのためにセキュリテイチェックゲート
8を訪れた際にその搭乗券番号から手荷物の番号を検索
し、その手荷物の安全チェックの結果をその持ち主であ
る乗客に表示することができる。そして不合格の手荷物
がある場合にはその際にその乗客により不合格解消の処
置を行うことができる。従って、手荷物の安全チェック
で不合格が発生しても、売店や食堂等を利用中かもしれ
ない乗客に呼び出しを掛ける必要がなく、手荷物安全チ
ェックの結果の持ち主への伝達や不合格の処置を効率よ
く行うことができる。
【0048】また、安全チェックに合格した手荷物につ
いては、ストレージコンベア12から仕分けコンベア1
3への移載を、その持ち主である乗客がセキュリテイチ
ェックゲート8を通過してから行うこととし、安全チェ
ックに合格しなかった手荷物については、セキュリテイ
チェックゲート8を訪れた持ち主である乗客により不合
格が解消されてから仕分けコンベア13に載せることに
したので、仕分けコンベア13にはセキュリテイチェッ
クゲート8を通過した乗客の手荷物のみが載っている。
そしてセキュリテイチェックゲート8を通過した者は搭
乗する可能性が大きいので、搭乗者の手荷物でない物が
誤って飛行機32に積載されてしまうことが防止されて
いる。
【0049】以上実施の形態について説明したが、本発
明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更ができる
ことは言うまでもないことである。例えば前記実施の形
態では、出発客のための手荷物の扱いのみを示したが、
到着客や乗継ぎ客の手荷物の取り扱いと組み合わせても
よい。また、空港における手荷物の手荷物の扱いとして
説明したが、船舶や鉄道、長距離バス等への適用を妨げ
るものではない。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、手荷物の安全チェック
に不合格が発生した場合には、その手荷物の所有者であ
る乗客自身の安全チェックの際にその不合格の解消をさ
せるようにしたので、不合格の手荷物があった場合でも
その持ち主を呼び出す必要がなく、不合格手荷物につい
ての処理を効率化した手荷物受入処理方法及びそのシス
テムが提供されている。そして、乗客自身の安全チェッ
クが終了した者の手荷物のみを便ごとの仕分け部へ送る
ようにしたので、搭乗することが確実となった者の手荷
物のみが収納庫内に積載され、一旦積載した荷物の引き
降ろしの必要が生じない手荷物受入処理方法及びそのシ
ステムが提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る空港システムを示す概念図で
ある。
【図2】手荷物ハンドリングシステムのブロック構成を
示す図である。
【図3】乗客のセキュリティチェックゲートでの処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
5 手荷物ハンドリングシステム 7 アクセスターミナル 8 セキュリティチェックゲート(人) 11 セキュリティチェックゲート(手荷物) 13 仕分けコンベア 16 搭乗券発行情報ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客の手荷物を受け入れて乗り物の手荷
    物収納庫に積載する手荷物受入処理方法において、 受付時に乗客及びその手荷物を特定できる識別情報を前
    記手荷物とその所有者である乗客とに付与し、 手荷物の安全チェック時にその結果を記憶し、 乗客の安全チェック時にその乗客の識別情報に基づいて
    記憶の内容を検索し、 その乗客の所有に係る手荷物に安全チェックの結果が不
    合格であるものが含まれている場合にその解消をその乗
    客に行わせ、 不合格が解消された手荷物を便ごとの仕分け部へ送るこ
    とを特徴とする手荷物受入処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する手荷物受入処理方法
    において、 乗客の安全チェック時の検索結果に基づいてその乗客の
    所有に係る手荷物であって安全チェックの結果が合格で
    あるものを便ごとの仕分け部へ送ることを特徴とする手
    荷物受入処理方法。
  3. 【請求項3】 乗客の手荷物を受け入れて乗り物の手荷
    物収納庫への積載を行う手荷物受入処理システムにおい
    て、 前記手荷物の識別情報及び安全チェック結果を前記乗客
    の識別情報により検索可能に記憶する記憶手段と、 乗客の安全チェック時にその乗客の識別情報により前記
    記憶手段を検索してその乗客の所有に係る手荷物に安全
    チェックの結果が不合格であるものが含まれている場合
    にその解消をさせる対処手段と、 不合格が解消された手荷物を便ごとに仕分ける仕分け部
    とを有することを特徴とする手荷物受入処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する手荷物受入処理シス
    テムにおいて、 前記仕分け部は、安全チェックに合格した手荷物であっ
    てその所有者が自身の安全チェックを終了しているもの
    を便ごとに仕分けることを特徴とする手荷物受入処理シ
    ステム。
JP30070895A 1995-10-12 1995-10-24 手荷物受入処理システム Expired - Fee Related JP3715009B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30070895A JP3715009B2 (ja) 1995-10-24 1995-10-24 手荷物受入処理システム
US08/711,740 US5793639A (en) 1995-10-24 1996-09-10 Baggage receiving and handling method in airport, baggage receiving and handling system in airport, and baggage automatic handling apparatus
EP96114740A EP0770546B1 (en) 1995-10-24 1996-09-13 Baggage receiving and handling method in airport, baggage receiving and handling system in airport, and baggage automatic handling apparatus
DE69630938T DE69630938T2 (de) 1995-10-24 1996-09-13 Verfahren und System zum Empfangen und Handhaben von Gepäck in Flughäfen sowie automatisches Gerät zum Handhaben von Gepäck
SG1996010638A SG43406A1 (en) 1995-10-24 1996-09-17 Baggage receiving and handling method in airport baggage receiving handling system in airport and baggage automatic handling apparatus
CA002186076A CA2186076A1 (en) 1995-10-24 1996-09-20 Baggage receiving and handling method and system in an airport
KR1019960042178A KR100228994B1 (ko) 1995-10-24 1996-09-24 공항수화물의 수납처리방법, 공항수화물의 수납처리시스템 및 공항수화물의 자동처리장치
MYPI96004037A MY118848A (en) 1995-10-24 1996-09-30 Baggage receiving and handling method in airport, baggage receiving and handling system in airport, and baggage automatic handling apparatus.
KR1019960045321A KR970020945A (ko) 1995-10-12 1996-10-11 이온 교환 용량이 큰 이규산나트륨의 제조방법
KR1019960045774A KR100459773B1 (ko) 1995-10-13 1996-10-14 식품포장용기
CN96122009A CN1058243C (zh) 1995-10-24 1996-10-22 机场行李的接运处理方法和接运处理系统
HK98111516A HK1010715A1 (en) 1995-10-24 1998-10-23 Baggage receiving and handling method in airport, baggage receiving and handling system in airport, and baggage automatic handling apparatus.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30070895A JP3715009B2 (ja) 1995-10-24 1995-10-24 手荷物受入処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09118427A true JPH09118427A (ja) 1997-05-06
JP3715009B2 JP3715009B2 (ja) 2005-11-09

Family

ID=17888140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30070895A Expired - Fee Related JP3715009B2 (ja) 1995-10-12 1995-10-24 手荷物受入処理システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3715009B2 (ja)
SG (1) SG43406A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10188056A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Hitachi Ltd 空港内総合icカードシステム
JP2002257751A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Kawasaki Heavy Ind Ltd 手荷物検査方法および手荷物検査システム
JPWO2005055151A1 (ja) * 2003-12-03 2007-06-28 株式会社日立製作所 搭乗セキュリティチェックシステムおよび方法ならびにコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10188056A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Hitachi Ltd 空港内総合icカードシステム
JP2002257751A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Kawasaki Heavy Ind Ltd 手荷物検査方法および手荷物検査システム
JPWO2005055151A1 (ja) * 2003-12-03 2007-06-28 株式会社日立製作所 搭乗セキュリティチェックシステムおよび方法ならびにコンピュータプログラム
JP4528262B2 (ja) * 2003-12-03 2010-08-18 株式会社日立製作所 搭乗セキュリティチェックシステムおよび方法ならびにコンピュータプログラム。

Also Published As

Publication number Publication date
SG43406A1 (en) 1997-10-17
JP3715009B2 (ja) 2005-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5793639A (en) Baggage receiving and handling method in airport, baggage receiving and handling system in airport, and baggage automatic handling apparatus
US4711994A (en) Security system for correlating passengers and their baggage
US20050258230A1 (en) Processing passengers, baggage and cargo
US20050258231A1 (en) Cruise ship passenger and baggage processing system
US20080133285A1 (en) Novel Method to Secure Airline Travel
US7061383B2 (en) Radio frequency check-in
US20040190757A1 (en) Integrated passenger management system
JP3817445B2 (ja) 航空手荷物管理方法
US20130285806A1 (en) Travel situation detection system
US20020143588A1 (en) Card system for immigration/emigration control and card for use in the system
JP4515134B2 (ja) 航空手荷物管理システム
CN109131926B (zh) 一种用于城市值机系统的行李处理系统
JP3317111B2 (ja) 手荷物自動処理装置
JP2009075686A (ja) 手荷物トラブル防止システム
JP2002257751A (ja) 手荷物検査方法および手荷物検査システム
JP3715009B2 (ja) 手荷物受入処理システム
US20050065643A1 (en) Method and apparatus for recovery of prohibited items
WO2005096770A2 (en) Novel method to secure airline and other carrier travel
US20060169842A1 (en) Method at loading and unloading of goods in aircraft
US20070136075A1 (en) Air travel system
JPH06318277A (ja) 空港における乗客と預り荷物の出入管理方法
US20060176150A1 (en) Method at loading and unloading aircrafts
WO1997013685A1 (en) A monitoring system
US20030154087A1 (en) Method of enhancing air travel security
GB2606624A (en) Asset tracking system

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees