JPH09117300A - 細菌を同定し、抗生物質に対する細菌の感度を測定する方法並びに該方法を実施するための装置及び測定サポート - Google Patents

細菌を同定し、抗生物質に対する細菌の感度を測定する方法並びに該方法を実施するための装置及び測定サポート

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JPH09117300A
JPH09117300A JP8151462A JP15146296A JPH09117300A JP H09117300 A JPH09117300 A JP H09117300A JP 8151462 A JP8151462 A JP 8151462A JP 15146296 A JP15146296 A JP 15146296A JP H09117300 A JPH09117300 A JP H09117300A
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inoculum
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JP8151462A
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Jean Bajard
バジャール ジャン
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Bio Rad Innovations SAS
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PASUTOUULE SANOFUI DEIAGUNOSUTEITSUKUSU
Pasteur Sanofi Diagnostics SA
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T436/113332Automated chemical analysis with conveyance of sample along a test line in a container or rack

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 手作業なしの細菌の自動同定及び抗菌性測定
法の提供。 【解決手段】 予較正した接種材料を、オプションとし
ては適宜に希釈して最終較正とした後に、適宜の試薬を
主に含む測定サポート104,105の1つ又は複数の
区画室に自動配給し、前記測定サポートで接種材料の受
ける1つ又は複数の培養の間に又は培養終了時に前記区
画室の内容物の測定を行い、行った測定をコンピュータ
に登録して、接種材料内に存在する細菌の成長を特徴付
けるために、それら細菌を同定するために及び/又は種
々の抗生物質に対するそれら細菌の感度を決定するため
に処理することを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微生物学の分野、よ
り明細には細菌学的分析、特に、細菌の自動同定(auto
matic identification)及び種々の抗生物質に対する細
菌抵抗の自動測定(automatic determination)即ち自
動アンチバイオグラム(automatic antibiogram)に関
わり、細菌同定し、抗生物質に対する細菌の感度を測定
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コロニー(集落)、特に接種材料即ち細
菌懸濁液のそれ、に始まる本発明の目的は、一方では、
測光測定(measured by photometry)された1組の特徴
から細菌を同定すること、他方では、最適数の抗生物質
の存在のもとで成長テストを実行し、アンチバイオグラ
ムを得るために前記細菌に対する抗生物質の作用を比濁
分析(nephelometry)により実証することである。
【0003】このため、同一テストで種々の抗生物質に
ついて最大限に測定を行うことには価値がある。
【0004】接種材料は、サンプル及び患者に関連した
細菌懸濁液であって、尿又は血培養(haemoculture)か
ら造られたゲル状又はエレメント(elements)状の培養
媒体で培養された1つ又は複数のコロニーを水溶液に手
作業で移すことにより用意される。実際には、分析すべ
きサンプル培養上方の二酸化炭素変動をモニターする等
により細菌の存在を検出した後、分析すべきサンプルを
ゲル状第2培養に移植する。この移植により特定タイプ
の細菌の単離が、他の細菌へ害を与えて起き、1種細菌
性菌株を得ることができる。次いで、この菌株を使った
水溶液中での懸濁により接種材料を造る。
【0005】一般的に言って、接種材料に懸濁する細菌
は製造処理の故に毒性が比較的減じているので、急速な
実験では困難が生じ、試薬との種々の培養過程は進捗度
が比較的遅い。
【0006】アンチバイオグラムを造る現在公知の種々
の方法及び装置では、測定時のサポートとして、細菌培
養を受ける個々の透明受け器を使うか(フランス特許出
願公開第2 091 133号)、又は、平板上に区画室状に配
した多重透明受け器を使う(フランス特許出願公開第2
449 891号、ヨーロッパ特許出願公開第0 253 685号、ド
イツ特許公開公報第25 21 025号及びアメリカ特許第3 9
42 899号)。
【0007】これらの方法及び装置には、一般に、光放
射源の前で測定サポートを移動させ、受け器及びその内
容物通過後の光線の1又は複数方向での光強度を測定す
ることが含まれている。
【0008】受け器への細菌溶液の供給は公知の仕方に
より、手動ピペットを用いて、又はヨーロッパ特許出願
公開第0 522 602号による自動ピペット装置を用いて行
われ、細菌溶液装入前に個々別々の抗生物質が個々別々
の受け器に手作業で配置される。
【0009】又、フランス特許出願公開第2 354 554号
は、個々別々の周区画室に細菌培養を自動分散できる管
状区画室状の受け器を開示している。これらの周区画室
には、細菌培養供給前に、無水試薬の形で抗生物質を底
部に各々備えることができる。
【0010】フランス特許出願公開第2 280 895号も、
比濁分析又は測光で使うよう構成され、固形試薬及び細
菌溶液を受ける周区画室を備えた円板形状の分留装置を
開示しており、細菌溶液が遠心分離により中央室から個
々別々の区画室へと移される。
【0011】これら種々の周知方法及び装置では、測光
及び比濁分析測定を、個別の容器を用いて一連の個別の
測定で行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら周知の
装置及び方法では、これらの測定を、手作業の介入なし
に又は同一容器からの測定サポートの自動供給で迅速且
つ連続して行うこと、しかも低濃度の初期接種材料から
であっても同定及びアンチバイオグラムを同時に行うこ
と、ができない。
【0013】本発明の目的は、媒体への手作業の介在な
しに自動的な同定及び測定のできる方法及び手段を提供
することによりこれらの欠点を克服することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、サンプリング・移送ツールにより所与の量の細菌コ
ロニーを一次受け器に手作業で導入し、この細菌コロニ
ーを液体内に自動分散させて少なくとも予較正した接種
材料を前記一次受け器内に形成し、又、この予較正した
接種材料の全部の又は部分的な移送を前記一次受け器
と、同定を、アンチバイオグラムを又は単一の組合せ作
業でこれら2測定を行うことを各々意図した1つ又は複
数の測定サポートとの間で自動的に行い、該移送を、予
較正した接種材料が一方ではサンプリング・移送ツール
及び/又は一次受け器以外の、他方では最終測定サポー
ト以外の構成要素と接触配置することなしに、且つ、行
うべき分析に必要な量に移送細菌量が相当するように行
い、予較正した接種材料を、オプションとしては適宜希
釈して最終較正とした後に、適宜な試薬を主に含む前記
測定サポートの1つ又は複数の区画室に自動配給し、場
合によっては、特にアンチバイオグラムの場合には、分
析を受ける前に細菌が急速増殖できるようにとの意図で
いわゆる予成長操作を測定サポート内で行い、前記測定
サポート内で接種材料の受ける1つ又は複数の培養の間
に又は培養終了時に前記区画室の内容物の測定を行い、
行った測定をコンピュータに登録して、接種材料中に存
在する細菌の成長を特徴付けるために、それら細菌を同
定するために及び/又は種々の抗生物質に対するそれら
細菌の感度を測定するために処理することを含むことを
特徴とする、細菌を同定し、形成したアンチバイオグラ
ムで抗生物質に対する細菌の感度を測定する方法に関す
る。
【0015】本発明は、以下で列挙する図面に関し詳述
する、この方法及びその種々の変形を実施する装置や消
耗品としての測定サポートにも関する。
【0016】
【発明の実施の形態】非制限的な例として示し、添付の
概略図面に関連させて説明している、好適な実施の形態
に関する以下の記述により、本発明がより良く理解され
るであろう。
【0017】本発明によれば、細菌を同定し、アンチバ
イオグラム形で抗生物質に対する細菌の感度を測定する
方法は、サンプリング・移送ツール101’により所与
の量の細菌コロニーを一次受け器1;101に手作業で
導入し、この細菌コロニーを液体内に自動分散させて少
なくとも予較正した接種材料を前記一次受け器1;10
1内に形成し、又、この予較正した接種材料の全部の又
は部分的な移送を前記一次受け器1;101と、同定
を、アンチバイオグラムを又は単一の組合せ作業でこれ
ら2測定を行うことを各々意図した1つ又は複数の測定
サポート4,5;104,105との間で自動的に行
い、該移送を、予較正した接種材料が一方ではサンプリ
ング・移送ツール101’;1,101及び/又は一次
受け器1;101以外の、他方では最終の測定サポート
4,5;104,105以外の構成要素と接触配置する
ことなしに、且つ、行うべき分析に必要な量に移送細菌
量が相当するように行い、予較正した接種材料を、オプ
ションとしては適宜希釈して最終較正(definitive cali
bration)とした後に、適宜な試薬を主に含む前記測定サ
ポート4,5;104,105の1つ又は複数の区画室
32,37,45;132,137,145に自動配給
し、場合によっては、特にアンチバイオグラムの場合に
は、分析を受ける前に細菌が急速増殖できるようにとの
意図でいわゆる予成長操作を測定サポート4;104内
で行い、前記測定サポート4,5;104,105内で
接種材料の受ける1つ又は複数の培養の間に又は培養終
了時に前記区画室32,37,45;132,137,
145の内容物の測定を行い、行った測定をコンピュー
タ8;108に登録して、接種材料中に存在する細菌の
成長を特徴付けるために、それら細菌を同定するために
及び/又は種々の抗生物質に対するそれら細菌の感度を
測定するために処理することを含む。
【0018】本発明の第1の実施の形態によれば、所与
の量の細菌コロニーのサンプリング及び予較正した接種
材料の測定サポート104,105への移送を、一次受
け器101にシール嵌め(sealed fitting)等で協働す
る単一のサンプリング・移送ツール101’によって行
い、移送すべき予較正した接種材料の量は、一次受け器
101内で接種材料細菌濃度の光学的測定を行い、所要
細菌量の関数として計算することにより決定する。
【0019】所与の量の細菌コロニーのサンプリング及
び一次受け器101への導入は、所望量(得られ得る、
異なる2量からの1量の選択)をサンプリングするため
に形付けした後(shaping)のサンプリング・移送ツー
ル101’により行い、予較正した接種材料の一次受け
器101から測定サポート104,105への移送は所
定量の接種材料のピペットでの移し(pipetting)によ
り行う。
【0020】測定サポート104,105内での、特に
区画室132,145への接種材料の移送は、区画室1
32,145に漸次至る連続通路の、開放又はシール閉
止(sealed blockage)を制御することにより動的又は
積極的にモニターする。
【0021】アンチバイオグラム測定のため又はアンチ
バイオグラムと同定との組合せ測定を行うために測定サ
ポートを使う場合、較正した接種材料の予成長を予培養
として知られる第1培養により行い、第1培養では接種
材料中に存在する細菌を、試薬の存在下に置くことなし
に培養し、この培養を、細菌の成長開始が測定可能とな
るまで又は細菌濃度が所定レベルに達するまで行い、こ
の予成長に続き、接種材料を試薬へ接触させてそれらの
相互作用を観察する最終培養を行う。
【0022】本発明の有利で実用的な実施の形態によれ
ば、測定サポート4,5;104,105の周に配した
区画室32,37,45;132,137,145への
接種材料の配給を遠心分離により行い、区画室32,3
7,45;132,137,145域内での測定と観察
を、測定サポート4,5;104,105を当該測定サ
ポートの遠心分離中央軸線周りに回転させることにより
行う。
【0023】本発明が更に提案するのは、細菌接種材料
濃度の測定及び成長開始の測定をその目的用に移送され
た接種材料分取部についての測光測定により行うことで
あり、接種材料分取部のその移送は、第1遠心分離によ
り、予培養の間の成長を特徴付けることを専らとする試
薬非含有の特定の区画室37;137へと行う。予成長
の間、接種材料の残りは測定サポート4;104の中央
室27;127内に閉塞されたままであり、予成長完了
後には、許可又は閉塞解除の適宜作用を先行させて、試
薬を含む他の区画室32;132への移送通路を開いて
当該他の区画室32;132へと接種材料の残りを第2
遠心分離により移送する。
【0024】アンチバイオグラム用の測定サポート10
4中に存在する、較正した又は較正していない接種材料
の汚染を防ぐため、予培養段から培養段への移行は、関
連する回転する測定サポート4;104内部の、外部に
対する閉込めを壊すことなく行い、前記測定サポートは
閉じたままとして、前記移行を、この閉込めの生成に関
わっている閉塞素子の作用を中断することにより行う。
【0025】本発明の好適な実施の形態によれば、測光
測定は、アンチバイオグラム用に使われる測定サポート
4;104の場合には比濁分析によって行い、同定用に
又は組合わせた同定/アンチバイオグラム測定用に使わ
れる測定サポート5;105の場合には吸収度又は光学
的濃度の測定によって行う。発蛍光マーカーを試薬に加
えることによる蛍光分析測定も可能である。
【0026】本発明は円板形測定サポートにも関する。
該円板形測定サポートは、特に前述した方法の範囲内で
好適に用いることができ、より一般的には、回転する測
定サポートを使って、分析すべき物質を測定サポート内
でモニター移送する、その他の分析又は同定方法にも使
用可能である。
【0027】添付図面の図3〜15に示すように、測定
サポート104,105を剛性の本体126で構成す
る。該本体126が、非連通の囲壁(enclosures)の形
で、中央室127と、捕捉ニッチ146を各々有する幾
つかの、周辺の区画室132,145とを限定する。
【0028】本発明によれば、本体126が上壁128
を有し、該上壁128に幾つかの組の横行移送オリフィ
ス129,130,131,133を設ける。該横行移
送オリフィス各々が、円筒形の中央室127へ、各区画
室132,145に割当てられた各捕捉ニッチ146
に、そして各区画室132,145に開き、上壁128
を、前記中央室127の装入オリフィス134を囲む中
央部と区画室132,145測定窓域とを除き、ぴたり
フィットシールした(snugly fitting sealed)浮膜1
35で覆う。浮膜135は、特に測定サポート外周付近
と上壁128の装入オリフィス134の周りとにおいて
局部的に密閉固定し、上壁128上面に密に押圧して特
に前記測定サポートの回転中に前記組の横行移送オリフ
ィス129,130,131,133間に延びるか又は
それらの幾つかを覆う仮シール接触域を形成できる。
【0029】注目すべきは、この構成により、初め中央
室127に注入される細菌接種材料等分析又は同定すべ
き物質の、前記測定サポート104,105の周に配し
た区画室132,145の方への移送を、実行すべき連
続操作の関数として漸次に且つ完全に制御した仕方で行
うことができることである。
【0030】本発明の好適な実施の形態によれば、上壁
128上面域に同心環状の溝又は窪み140,140’
を設け、該溝140,140’には同心円状に離間して
配した横行移送オリフィス129,130,131,1
33が開く。内側の溝140の有するリブ136が環状
接触面を成して、中央室127の出口オリフィス129
とラジアルの捕捉ニッチ146を備えた環状の同心室1
47の入口オリフィス130とを分離する。捕捉ニッチ
146の出口オリフィス131が、外側の溝140’に
配した同心円形リブ又はドーム形状等の別個の突出構造
138の上面域に開く。リブ136及び突出構造138
の上端は、ぴたりフィットシールした浮膜135の接着
平面からわずかに引込んで延びる平面に位置する。
【0031】上壁128上面に造られた環状の溝14
0,140’の底部隣接面よりは突出するが、ぴたりフ
ィットシールした浮膜135の接着平面よりも少なくと
もわずか下方で止まり、抑制した上面を形成し、前記隣
接面に関して限定した、支持点又は支持域を設けたこと
により、再現可能な増加シールを得ることができ、接触
シール域を正確に位置決めでき、測定サポート104,
105の回転中に得られる、物質又は接種材料によって
加わる圧力に対する抵抗を増加できる。前記接触域は、
物質又は接種材料の求心前進に対する障碍を成すピーク
に位置する。
【0032】中央室127及び捕捉ニッチ146につい
ての移送及び完全な空け(emptying)を容易とするため
に、中央室127を、上壁128に向かって少なくとも
わずかに外方に傾斜した周側壁139で構成できる。中
央室127の出口オリフィス129と捕捉・等配給ニッ
チ146の出口オリフィス131を各々周側壁13
9’,146’内面にほぼ整合して配する。
【0033】測定サポート104,105の回転中に物
質又は接種材料の流れを優先的に入口オリフィスへと向
けるために、捕捉・等配給ニッチ146を備えた同心室
147の前記入口オリフィス130が内側の環状窪み1
40を側方及び外側で限定するオフセット141の足下
の上壁128上面に開き、区画室132,145の入口
オリフィス133が開いており、区画室の入口オリフィ
ス133は円形オフセットの基部で又は傾斜側面14
1’において外側突出面142に開いているが、ぴたり
フィットの浮膜135の接触域又は外側接着域を形成で
きる。
【0034】浮膜は、例えば、(印刷サポートとして作
用する)紙の外層と、アルミニウムの中間層とホットメ
ルト(hot-melting)接着剤の内層とからなる、例えば
複合構造を有する。
【0035】従って、上壁128への接続域での浮膜1
35の固定は、当該接続域において浮膜135を上壁1
28に密に押圧し、加熱電流をアルミニウム層に誘導す
ることにより接着剤内層を溶融させる。
【0036】リブ136及び突出又は突起構造138
は、上面が浮膜135の接着平面よりもわずかに低く位
置していてホットメルト接着剤層溶融時に上面レベルで
浮膜135が接着しないような高さを有する。
【0037】本発明の、特に添付図面の図3,6及び1
0に示した更なる特徴によれば、測定サポート104,
105に予培養区画室137を設けることができる。予
培養区画室137は、他の区画室132,145と同じ
であって、それらと周方向に整合すると共に、捕捉・等
配給ニッチ146を囲む同心室147内に形成した閉じ
た予室143に連通する。予室143には接種材料を、
ぴたりフィットシールした浮膜135−上壁128間に
形成可能な接触シール域136,138,142により
閉止され得ない供給通路により、中央室127の周側壁
139の一部域に位置した内側の捕捉ニッチ144から
供給する。
【0038】予培養区画室137と自由に連通して捕捉
ニッチ146の溢流も形成する予室143への供給通路
を、内側の捕捉ニッチ144を限定する周側壁139の
上部に始まる導管157で構成すると好適である。導管
157は、中央室127の周側壁139のラジアル突出
延長部158上部に造られた溝と上壁128との協働に
より形成し、上壁128上面の求心ラジアル延長ダグ
(dug)を備えた溝148へと又はその入口に開いて、
前記溝148両側に張付いた浮膜135と協働してシー
ル導管を形成し、その末端が、予室143に開いた横行
移送オリフィス148’域に終わる。
【0039】予室143は、捕捉ニッチ146を限定す
る壁部分の長さにほぼ等しい距離だけ環状同心室147
へ突出し、予室143の、中央室127周側壁139に
平行な壁の上部域が、等配給段において溢流排出通路を
成す非常に細かい毛細オリフィス143’を有する。
【0040】特に図6(A)と図10では限られた数の
区画室132,145しか示していないが、無論、これ
らの区画室は測定サポート104,105全周に、例え
ば50個程配する。
【0041】測定サポート104,105の好適な実施
の形態によれば、上壁128を追加されるカバーで構成
することができ、それを本体126外周壁域でフィット
させて接着か又は溶接により固定する。上壁128に
は、中央室127内に注入された分析すべき物質を前記
測定サポート104,105の周の方へ移送する間に空
気の戻りを許すために、追加のオリフィス149及びラ
ジアル表面溝149’を設ける。
【0042】測定サポート104,105を斯様に設計
することにより、その3つの構成要素、即ち、本体12
6、カバー128及び浮膜135を独立して造ることが
でき、安定した仕方で組立てることができ、本体126
及びカバー128は例えば、好ましくは透明な熱可塑性
材料の射出成形により得られる。
【0043】アンチバイオグラムの場合の測定サポート
104や同定用の測定サポート105等のように異なる
性質の2つの測定サポート104,105を用いる場
合、これらの測定サポートを同じ構成とすることがで
き、各区画室132,145に配した試薬の性質や使用
時に受ける扱い(予培養段の有無)のみによって区別立
てすることが可能である。
【0044】種々の適用を意図した測定サポート10
4,105の構造を斯かる類似したものとすることによ
り製造標準化が本質的に容易となり、異なる測定サポー
トを造るよりも低コストとなり、処理・分析装置で測定
サポートを取扱うのが容易となり、測定サポートの構造
を単純にすることができる。
【0045】特に添付図面の図3及び4に示すように、
中央室127の装入オリフィス134を上壁128の窪
み134’に配し、ストッパ150で閉止可能であり、
ストッパ150上部が上壁128上面とほぼ同じレベル
である。
【0046】従って、どの部分も上壁128上面を含む
平面よりも上に出ない。
【0047】窪み134’は、装入オリフィス134の
方を向いた截頭円錐形構造を形成する壁により限定でき
る(図3及び4)。
【0048】測定サポート104,105の積み重ねに
よる処理・保管ができるよう、中央室127底部を測定
サポート104,105下面域に突出した同心状の把持
・固定スリーブ151で囲む。測定サポート104,1
05の周区画室域に固定・ガイドリブを設けることもで
きる。
【0049】又、測光測定装置の調節・設定を容易にす
るため、測定サポート104,105各々に、区画室1
32,145と同じ大きさで且つそれらと周方向に整合
位置した横行開口152を本体126内及び上壁128
内に造り、好ましくは、容易にマーキングできるよう予
培養区画室137に隣接して配する。
【0050】最後に、上壁128に測定窓を、各区画室
132,137,145の上方且つその外端付近に備
え、該区画室の底部を各々構成する本体126壁部分各
々に同様の窓を、各前記した測定窓に対向して配する。
本体126外周壁外面に形成した少なくとも1つの位置
合わせ反射域(indexing reflecting zone)が各区画室
132,137,145と、それに関して固定した角度
オフセットで協働する。
【0051】傾斜した反射域により、種々の区画室13
2,137,145のためのオフセット光学マークが造
出され、前記区画室各域での測光測定装置のガイド芯決
めが可能となる。
【0052】従って、測定サポート104,105は、
所定位置を小さい横行移送オリフィス129,130,
131,133を穿孔され、ぴたりフィットのフレキシ
ブルシールされた浮膜135で上を覆われた区画された
閉塞体(本体126+上壁128)で構成し、前記浮膜
についての制御した作用により、上述した方法の範囲内
で以下が可能となる。一、 均質化時に、そして予培養
段を行うならばその場合に、分析すべき物質を、対象の
測定サポートの中心に保つこと、一、 分析すべき物質
の等配給段においては、分析すべき物質を環状同心室1
47及びラジアルの捕捉ニッチ146の域内に保ちつ
つ、区画室132,145から遠心分離により隔離し、
遠心分離は前記捕捉ニッチ内で分析すべき物質の完全な
等配給を得るのに必要な期間にわたり、毛細オリフィス
143’により予室143及び予培養区画室137によ
って確保される溢流機能で行うことができること、又、
一、 ラジアルの捕捉ニッチ146と区画室132,1
45との間の通路を、遠心分離操作時に、分析すべき物
質を前記捕捉ニッチから前記区画室の方へと移送するよ
う開くことができること。
【0053】本発明は又、添付図面の図1及び2に示し
た、上記した方法の実施装置にも関する。この装置は本
質的に、前記した如き測定サポート104,105の、
そして、対応するサンプリング・移送ツール101’に
各々協働する一次受け器101の、サポート・保管用の
第1新モジュール(fresh module)102と、細菌接種材
料注入後の測定サポート104,105の培養のための
第2モジュール103と、遠心分離と比濁分析及び/又
は測光及び/又は蛍光分析測定とのための第3モジュー
ル106と、前記モジュール102,103,106用
の1つ又は複数の移送・取扱い装置107,107’
と、方法の種々の段階をモニターし、制御し、データを
獲得し、登録し、処理し、評価し及び/又はリストアす
るコンピュータ108とから主に構成し、第2及び第3
モジュール103,106を囲い込み囲壁(confinemen
t enclosure)内に配する。
【0054】本発明によれば、測定サポート104,1
05を担持する円板形サポート手段110の下方の周り
を同心に延びる冠状サポート手段109により一次受け
器101を担持し、2つのサポート手段109,110
を同一軸周りに回転可能に取付ける。各一次受け器10
1は、前記冠状サポート手段109を単に回転させるこ
とにより、対応するサンプリング・移送ツール101’
の取扱い用の、そして前記一次受け器101の内容物の
光学的濃度測定用の、ステーション111域へと至らせ
ることができる。
【0055】特に添付図面の図11〜14に示すよう
に、所与の量の細菌コロニーを受けて少なくとも予較正
した接種材料を造る各一次受け器101は、上部域の開
いた円筒形受け器の形を有し、上部に設けたラジアルリ
ム112により当該一次受け器101を、冠状サポート
手段109内に造った対応する凹所109’の1つに保
持する。
【0056】サンプリング・移送ツール101’は好ま
しくは注入器で構成することができ、その本体113を
サンプリング・排出用のテーパーした前部113’と保
管・把持用のほぼ円筒形の後部113’’とで構成する
ことができる。後部113’’は前部113’に隣接し
た端部域に少なくとも1つの外ラジアルオフセット11
4を有し、それが部分的に嵌入して一次受け器101内
に前記本体113を閉塞し,従って前部113’の自由
前端が前記一次受け器101底部から近距離に位置す
る。
【0057】後部113’’には、オフセット114か
ら延びるラジアルフィン形の下部延長部159を設ける
ことができ、該下部延長部159には下部横方向ヘベル
159’を各々施す。これら下部延長部159は一次受
け器101へのサンプリング・移送ツール101’嵌入
時に芯決めとラジアル位置固定の助けとなる。
【0058】添付図面の図11〜14にも示した本発明
の特徴によれば、ピストン115位置決めを関数として
減少量又は通常量の細菌コロニーを量でサンプリングす
る手段118,118’を、注入器101’前端域に設
ける。
【0059】注入器101’のピストン115は、テー
パーした作動ロッド116で構成する。作動ロッド11
6の前部116’は本体前部113’と協働し、本体1
13へのピストン115全入時には前部116’自由端
が本体前部113’のサンプリング・排出開口11
3’’’を通過できる。本体113へのピストン115
全入時には、作動ロッド116の有するラジアルオフセ
ット116’’が本体113の円筒形の後部113’’
の内嵩底部117と係合する。
【0060】添付図面の図11に示したように、一次受
け器101底部には中央窪み160を設けることがで
き、作動ロッド116が本体前部113’前端を越えて
延びる場合、前記中央窪み160が作動ロッド116の
自由前端を受ける。
【0061】特に、想定した分析型に従って獲得細菌コ
ロニー要素量を少なくとも粗測定することによって、一
次受け器101内に少なくとも予較正した接種材料を得
ることができるようにするため(手動サンプリング又は
マイクロサンプリング)、本体前部113’及び作動ロ
ッド前部116’の自由端に、異なる所定量の細菌コロ
ニーをサンプリングするための表面又は量を形成するオ
フセット又は窪み118,118’を設け、ピストン1
15の全入時に作動ロッド116の前部116’自由端
がサンプリング作動可能であり、ピストン115が前記
前部113’’内で少なくとも僅かに後退する場合、本
体前部113’自由端が作動可能である。
【0062】予較正した接種材料は固定量の希釈液体を
注入することにより調合される。希釈液体は手段120
により注入される。
【0063】予較正した接種材料の細菌濃度を測定する
ため、各一次受け器101底部付近の側壁に、ステーシ
ョン111で一次受け器101の内容物の光学的濃度を
測定するよう構成した2つの対向測定窓119,11
9’を設け、ステーション111には希釈液体を一次受
け器101に注入する手段120も設ける。
【0064】付け加えるべきことは、一次受け器101
から取られて対象の測定サポート104,105へと注
入される接種材料の量が容易に調整できることである。
特にステーション111域に適合させた手段により自動
的に取扱われる注入器であるサンプリング・移送ツール
101’を使用するため、前記調整は光学的濃度で測定
される細菌濃度を考慮して移送すべき量を計算すること
で行なわれる。
【0065】注入器101’を取扱う斯かる手段121
は、添付図面の図15等に示すように、2組の顎部12
1’,121’’で構成できる。それらのうち2つの外
顎部121’は本体後部113’’の開口域で堅く且つ
閉塞的にラジアルリム128と係合するよう構成し、2
つの内顎部121’’は2つの外顎部121’間に同心
に配して作動ロッド116の膨らみ部122’と堅く且
つ閉塞的に係合するよう構成する。2組の顎部12
1’,121’’を別々に、又はスリーブ121’’’
を外顎部121’の周りに沿って摺動させることにより
好ましくは同時に閉じ、内顎部121’’を特に閉位置
の外顎部121’に対しそしてスリーブ121’’’に
対して摺動可能とし、後者は2組の顎部121’,12
1’’のいずれかの摺動時に対象の一次受け器101を
凹所109’内の定位置に閉止するよう冠状サポート手
段109上に且つ一次受け器101の上開口のラジアル
リム112上に載ることができる。
【0066】一次受け器101内で少なくとも予較正し
た接種材料を造ること及び、それを量制御して測定サポ
ート104,105へ少なくとも部分的に移送すること
を添付図面の図15に関して更に詳細に記述する。
【0067】最初に、オペレータがサンプリング・移送
ツール101’を用い手作業で所定量の細菌コロニーを
取る。この量は、ピストン115を全入に対応する(作
動ロッド116の前部116’前端が本体113の排出
開口113’’’域を越えて出る)位置へ又は前記作動
ロッドの少し後退に対応する位置へと移動させることに
よる前記サンプリング・移送ツール101’の調節で限
定する。ピストン115後退位置ではサンプリング・移
送ツール101’がいわゆる正常サンプルを構成する量
の細菌を集め、他方、ピストン115全入位置ではサン
プリング・移送ツール101’がいわゆる緩和サンプル
(reduced sample)又はマイクロサンプル(前者の約1
/100)を集める。
【0068】次いで、所定量の細菌コロニーを担持する
サンプリング・移送ツール101’を一次受け器101
に嵌入させ、斯くして形成されたユニットが冠状サポー
ト手段109の凹所109’に配する。
【0069】接種材料の製造開始時には、サンプリング
・移送ツール101’を取扱い手段121で把持し(図
15の(A)〜(C))、一次受け器101に相対して
持上げ、所定量の希釈液を一次受け器101に注入す
る。
【0070】次いで、サンプリング・移送ツール10
1’を一次受け器101へ再嵌入させ、組の内顎部12
1’’を行き来、摺動させることにより得られる吸引・
排出の連続操作で接種材料を一次受け器101内で均質
化する(図15の(C)、(D)及び(E))。この操
作が完了すると、一次受け器101が予較正した接種材
料を含むことになる。
【0071】次いで、サンプリング・移送ツール10
1’を一次受け器101から抜出し、光学的濃度を測定
することで予較正した接種材料の細菌濃度を測定し、測
定サポート104,105へ移すべき接種材料の量を、
所期の分析に必要な細菌量を供給するよう計算で決定で
きる(図15の(F)と(G))。
【0072】均質化段という可能な新段階の後に、一次
受け器101内で予較正した接種材料を、計算した量、
サンプリング・移送ツール101’によって採取する
(図15の(H))。次いでサンプリング・移送ツール
101’を取扱い装置121で移動させることにより、
ストッパ150を予め外してある測定サポート104,
105の装入オリフィス134の上方又は一部内部へと
位置させる。尚、測定サポート104,105は対応す
る取扱い・移送装置107により、サポート・保管手段
110から取出されてあり、保持されている。
【0073】次いで、1組の内顎部121’’を適宜摺
動させて、ピストン115を本体113に全入させ完全
に空にすることにより、サンプリング・移送ツール10
1’の内容物を対象の測定サポート104,105の中
央室127へと注入する。
【0074】所期の用途に関し完全に較正した所要量の
接種材料を中央室127に得るよう、ストッパ150を
元の位置に戻す前に所定の補足量の希釈液体を注入す
る。
【0075】従って、一次受け器101とサンプリング
・移送ツール101’とで構成されたユニットにより次
の種々の操作を行うことができる。 一、 比較的良好に調節された量の、細菌コロニーの一
部のサンプリング(比率が約100の2サンプリング
量)、 一、 較正される接種材料の所望濃度よりも高い細菌濃
度の予較正した接種材料を造り上げるための、或る量の
水内でのこの細菌コロニーの自動配給及び均質化、 一、 予較正した接種材料の濃度測定(単位量当たりの
細菌数)、 一、 予較正した接種材料の一部のピペット取り及び測
定サポートへのその移送。移送された接種材料は所望数
の細菌からなり、接種材料が移送された分は対象の測定
サポート104,105の中央室127へ水を加えるこ
とにより補足し、較正した接種材料となる。
【0076】測定サポート104,105の取扱いのた
め、そして、必要ならそれを廃棄物容器160へと空け
るため、並びにサンプリング・移送ツール101’及び
一次受け器101の取扱いのため、本発明の装置は、第
1取扱い・移送装置107と第2取扱い・移送装置10
7’とを備える。第1取扱い・移送装置107はサポー
ト手段109,110用であり、第1垂直軸123上を
回転して摺動する能力を持たせて取付けた取扱いアーム
の形であって、2つの把持顎部124,124’を有
し、それらのうち、第1のもの124が一次受け器10
1の係合手段125を備え、第2のもの124’が測定
サポート104,105を下から支えて第1把持顎部1
24との協働で挟むことにより測定サポート104,1
05を保持するよう測定サポート104,105の2つ
の別個の点と係合するよう意図した湾曲形又はフックを
有する。第2取扱い・移送装置107’は培養モジュー
ル103及び遠心分離・測定モジュール106用であ
り、第2垂直軸123’上を回転して摺動する能力を持
たせて取付けられるサポートアームの形であって、測定
サポート104,105下面の少なくとも一部と係合す
る受け手段125’を自由端に有する。2つの取扱い・
移送装置107,107’は各々アクセス可能な空間重
複域即ち脱出域を有し、この域で測定サポート104,
105を実際に一方から他方へと移すことができる。
【0077】一次受け器101を第1顎部124の係合
手段125により把持できるよう、注入器101’と一
次受け器101とで構成した嵌入ユニットを、2対の顎
部121,121’により又はそのうちの1対により最
初に持上げる。
【0078】較正した接種材料が中央室127域に注入
された測定サポート104,105を、第2取扱い・移
送装置107’により、閉止可能な開口161を介して
第2及び第3モジュール103,106を含む囲い込み
囲壁(confinement enclosure)へと至らせる。
【0079】以降の操作段では、測定サポート104,
105は、分析が完了して結果がコンピュータ108に
登録されるまで、モジュール103及び106間を第2
取扱い・移送装置107’により繰返し移動させられ
る。
【0080】探究後に、測定サポート104,105
は、2つの取り扱い・移送装置107,107’を連続
的に用いて廃棄物容器160へと立ち退かせることがで
きる。
【0081】添付図面の図7及び8に部分的に示した本
発明の特徴によれば、第3モジュール106を特に測定
及び遠心分離用の幾つかの作業ステーション153で構
成する。作業ステーション153各々は、比濁分析、測
光及び/又は蛍光分析による種々の測定手段に加えて、
測定サポート104,105同心スリーブ151にイン
ターロック保持又は摩擦保持で係合可能な回転垂直軸1
54’の上端で担持した円板型サポートベース154
と、対象の作業ステーション153に配した測定サポー
ト104,105との摩擦により対称軸線周りに回転す
るようセットしたほぼ盤状の上部押圧装置155とで構
成する。上部押圧装置155に備えた1つ又は複数の環
状の押圧部材156,156’,156’’はサポート
ベース154上に配した測定サポート104,105に
接触しない高所位置から、所定の順156’’,15
6’,156でぴたりフィットの浮膜135上に連続的
に載るようにした幾つかの低所位置へと可逆的に移動可
能であり、この浮膜135自体が、対象の測定サポート
104,105の上壁128に同心円状又は環状に配し
た同心円状又は環状シール接触域に載る。
【0082】対象の作業ステーション153の型に応じ
て、対応する上部押圧装置155を数可変の押圧部材1
56,156’,156’’で構成できる。
【0083】従って、測定の作業ステーション153で
は、外側の押圧部材156’’は対応する上部押圧装置
155を欠いている。
【0084】浮膜135域での1、2又は3サポート域
の選択は、上部押圧装置155を下方に多少とも移すこ
とにより行う。
【0085】実際には、外側の押圧部材156’,15
6’’を、押圧部材156を形成する中央円板から独立
した同心環状構造で構成し、押圧部材156に対し弾性
接続手段により接続させることにより、上部押圧装置1
55を適度に降下させた場合に前記押圧部材156’,
156’’が浮膜135に載るようにする。
【0086】本発明による上記した如き細菌同定及び抗
生物質に対する細菌感度の測定方法の、変更例は、サン
プリング・移送ツール(図示せず)を用いて手作業で所
与の量の初期細菌接種材料を一次受け器1へと導入し、
前記一次受け器1内での前記接種材料の決定的較正を、
その細菌濃度と量を設定値にすることにより自動的に行
い、又、各々同定、アンチバイオグラム又はこれら2測
定を単一の組合せ操作で同時に行うことを意図して前記
一次受け器1と1つ又は複数の測定サポート4,5との
間でこの較正した接種材料の全体の又は部分的な移送を
自動的に行い、該移送を、初期接種材料がそれの初期受
け器及び最終受け器以外の素子との接触がないよう且つ
出口で、較正した接種材料が閉じられた前記測定サポー
ト4,5内に閉じ込められたままであるよう行い、適宜
の試薬を主に含む前記測定サポート4,5の1つ又は複
数の区画室32,45に、接種材料を自動配給し、場合
によっては、特にアンチバイオグラム用に、分析を受け
る前に細菌が急速に増殖できることを意図したいわゆる
予成長操作を測定サポート4内で行い、前記測定サポー
ト4,5内の接種材料により受けられる1又は複数の培
養の間又は終了時に前記区画室32,45の内容物につ
いて測光測定を行い、行われた測定をコンピュータ8に
より登録し、接種材料中にある細菌の成長を特徴付けて
細菌を同定する及び/又は種々の抗生物質に対する細菌
の感度を測定するために処理することを含むことができ
る。
【0087】手作業で準備された接種材料の濃度又は密
度は充分であるような値、即ち、当業者が容易にチェッ
クできるような最小値を超えた値を持つ。実際には、当
業者は、水溶液を製造し、該水溶液の外観を視ただけで
その濃度をチェックし、経験によって密度又は濃度が充
分であるか否かを観察できるようになる。そのように接
種材料を準備することは、当業者にとって容易であり、
希釈により次の調節又は較正をして最終値を下げること
を意図している。
【0088】本発明の第1の特徴によれば、一次受け器
1における接種材料の自動較正は、反応要件に比して超
過(超過は初期接種材料の濁りの視察によりチェックさ
れる)の量の細菌を含む初期接種材料から、希釈水を前
記一次受け器1へ注入して増加した量のより希釈した接
種材料を造り出し,所要最終量の較正した接種材料が得
られるまで、このようにして希釈された接種材料の一部
を吸引により除去し、これらの操作を、較正した接種材
料の所望濃度及び量が両方とも得られるまでその濃度を
決定するために接種材料について一次受け器1による光
学的測定に基づいて行い、オプションでは繰返して行
う。
【0089】本発明の好適な実施の形態によれば、較正
した接種材料の一次受け器1−測定サポート4,5間の
移送を、接種材料を含む一次受け器1の全て又は部分1
1を、この目的用に各測定サポート4,5に備えられた
キャビテイへと嵌入させて、一次受け器1の嵌入部分に
含まれる所望量の較正した接種材料を測定サポート4,
5に移すことで行う。この嵌入により、測定サポート
4,5と一次受け器1又は一次受け器1の前記測定サポ
ート4,5への嵌入部分11とにより形成されたユニッ
ト内で接種材料の囲い込みに必要な隔離並びにこのユニ
ットの閉止が確保される。
【0090】自動操作の間に、一次受け器1及び測定サ
ポート4及び/又は5のオペレータによる中間の取扱い
なしに、これら要素の全てを最初にオペレータにより第
1の保管・準備のモジュール2へと導入し、測定サポー
ト4及び/又は5には各々、一次受け器1から前記測定
サポート内に設けられた少なくとも1つの受室により又
は一次受け器1から直接に接種材料を供給する。
【0091】このようにして測定サポート4及び/又は
5に接種材料を供給した後、接種材料をその区画室内に
遠心分離により等しく配給し、次いで、回転する測定サ
ポート4及び/又は5を第2培養モジュール3へと移
し、そこからそれらを周期的に取り出して同定及び/又
はアンチバイオグラム製造のためにモジュール6内で比
濁分析及び/又は測光及び/又は蛍光測定を受けさせ
る。
【0092】本発明による方法の本変更例の範囲内で
は、接種材料予成長操作,区画室における接種材料の配
給、予成長開始の測定、予成長完了後の接種材料の移送
及び測定サポートの測光測定を第1変更例に関して前述
したのと同様の仕方で行う。それらの実際的な履行や使
う手段、装置及び装置は異なっているので、以下の記述
により示す。
【0093】アンチバイオグラム用の測定サポート4内
にある較正した又は未較正の接種材料の汚染を防ぐた
め、前培養状態から培養段への移行を、対応する回転す
る測定サポート4の外部に対する内部の囲込みを破るこ
となく行う。測定サポート4は閉ざされたままであり、
前記移行はこの囲込みの実現に関わっている閉止素子を
一押しする等の作用によりもたらされる。
【0094】更に又、初期接種材料が充分な細菌材料を
含んでいない場合には、上記した方法の変更例のわずか
な改変により、自動較正の段階を省くことができる。
【0095】従って、手作業で位置決めした初期細菌接
種材料は、適宜のサンプリング・移送ツールにより前記
した測定サポートの一次受け器1’へと自動的に導入
し、アンチバイオグラム又は同定・アンチバイオグラム
の同時組合せ分析を行うことを意図されており、前記自
動導入は測定サポートを閉じてその出口で外部から隔離
するようにして行う又は完了する。
【0096】一次受け器1’は一次受け器1と同一の外
形及び嵩を有し、マクロピペット73として知られる初
期細菌接種材料の保管・取扱い容器を備え、内容物を一
次受け器1’から目標の組合せアンチバイオグラム又は
決定測定サポートへと移すことができる。
【0097】前記測定サポートへの初期細菌接種材料の
この導入後、本方法では、前記測定サポート4,5の試
薬を含まない1つ又は複数の区画室37,45へ、初期
接種材料の分取部を自動配給し、次いで前記した如き測
定サポート4,5内でこの初期接種材料の予成長を行
い、第1培養又は予培養により接種材料細菌が急速に増
殖できるようにし、その間に細菌接種材料の濃度を測定
することを意図した測光測定を接種材料前記第1分取部
を含む前記第1の区画室37,45域で行い、次いで、
試薬を含む他の区画室32,45に接種材料の残りを遠
心分離により自動配給し、前記測定サポート4,5内で
接種材料の受ける新培養段の間に前記した如く前記区画
室32,45域で接種材料に測光測定を行い、行われた
測定をコンピュータ8により登録し、接種材料内にある
細菌の成長を特徴付けてそれらを同定及び/又は種々の
抗生物質に対するそれらの感度を決定するように処理す
る。
【0098】本発明による方法の変更例を、実際的な実
施の形態に関して且つ使用材料の記述に関連して詳細に
記述する。
【0099】特に添付図面の図16乃至18に比較的詳
細に示した方法変更例を実施する装置は、本質的に、新
しい及び使われた測定サポート4及び/又は5を受け、
保管し、用意する第1のモジュール2と、測定サポート
4及び/又は5の培養用の第2モジュール3と、比濁分
析及び/又は測光測定用の第3のモジュール6と、モジ
ュール2,3及び6用の移送装置7,7’と、方法の種
々の段階をモニターし、制御し、データの取得、登録、
処理、評価及び/又はリストアをするコンピュータ8と
で構成する。
【0100】本発明によれば、新しい及び使われた測定
サポート4及び/又は5を受け、保管し、用意する第1
のモジュール2は、未較正の細菌接種材料を含む一次受
け器1を受けて保管する少なくとも1つの手段59、及
び、一次受け器1での接種材料較正のための及び測定サ
ポート4及び/又は5の用意のための装置60,61も
備えている。
【0101】本発明の特徴によれば、接種材料を受ける
各一次受け器1は好ましくは(図19,20)円筒形受
け器の形であって、底部に、少なくとも1つのベントチ
ューブ9と、溢流排出導管10とを備え、オプションで
は接種材料の低容積レベルを設定する降下導管10’を
備え、更には、一次受け器1の底部を破くか又は底部に
嵌入することにより分離可能に取付けられ前記受け器1
の軸線に対して偏心している、所定量の接種材料をサン
プリングするピペット11等の手段と、一次受け器1壁
間を延びるトラフ形の横方向の凹所12とを備える。一
次受け器1の凹所12各端には測定窓13を備え、この
凹所12には凹所12と連通する隆起部12’も備え、
ベントチューブ9、溢流排出導管10、降下導管10’
及びサンプリング手段11を破断可能なフィルム14に
よりシール状に閉じ、囲壁カバー15が、シール円錐嵌
入により一次受け器1の円錐上部16に協働する。
【0102】横方向の凹所12及び、より明細には、そ
の隆起部12’は、培養溶液から接種材料水溶液を手作
業で準備する設計であり、前記溶液は、培養溶液と追加
した水との第1混合物の製造用に同時に仕えるサンプリ
ング部材により隆起部12’の凹所12底部に堆積させ
る。
【0103】一次受け器1の円錐上部16には少なくと
も1つの浅ノッチ17と、相互に整合し浅ノッチ17を
通る軸線に対し90゜である異なる幅の深ノッチ18と
を設ける。浅ノッチ17は底部の凹所12の軸線に整合
し、深ノッチ18はシールした囲壁カバー15に設けた
対応部のタブ19と協働する。囲壁カバー15は、タブ
19軸線に延びる表面20を上面に備えると共に、一次
受け器1の円錐上部16に対応した形を有してタブ19
につながる円錐壁21を備えている。
【0104】タブ19間を、従って、囲壁カバー15を
一次受け器1に取付けた時にノッチ18間を延びる僅か
に後退した表面20は、バーコード付き粘着ラベル等の
コード識別手段20’を受ける設計となっている。
【0105】特にコード識別手段20’の読みができる
よう、浅ノッチ17により一次受け器1をモジュール2
内に正確に位置決めできる。この浅ノッチ17は、接種
材料の自動較正の間に並びにアンチバイオグラム製造用
の回転する測定サポート4の接種用に、一次受け器1を
正確に指向させることを確保するようにも意図してあ
る。
【0106】所定量の接種材料を取る手段を形成するピ
ペット11を、下方を向いた囲壁カバー15を呈示する
よう転倒させた一次受け器1の底部を破ることにより又
は底部に嵌入することにより分離可能に取付ける。この
ピペット11は一次受け器1底部下方に突出した端近く
に、カラー又はスリーブ11’を備えており、それによ
りピペット11は、この底部を横切り域において脆化シ
ール接続又は嵌入等により受け器1底部に接続する。公
知の仕方で、一次受け器1の底部及び側壁並びに囲壁カ
バー15を合成材料の成形により造る。一次受け器1の
装入中及び取扱い中はピペット11域でのシールがこの
ようにして確保されるが、カバーで閉じた一次受け器1
の転置後は、係合しているピペット11を僅かに押圧す
ることにより、それは一次受け器1底部から外れ、所定
量の接種材料の吸引後に使用用に移すことができる。
【0107】図21〜23は、接種材料の準備、一次受
け器1でのその最小濃度の確認、更に囲壁カバー15に
よる一次受け器1のシール閉止という連続する段階を概
略的に示し、破くことが可能なフィルム14がベントチ
ューブ9、溢流排出導管10及びピペット11の外オリ
フィスを密閉閉止する。受取り及び保管並びに接種材料
較正のために一次受け器1を第1のモジュール2へと導
入する間、一次受け器1は底部を上に向けるよう転倒さ
せ、フィルム14を破いて、接種材料較正及び測定サポ
ート4及び/又は5準備のため、可能な量調整により及
び/又は装置60,61による溢流除去により接種材料
を較正することができる。
【0108】添付図面の図26〜28に示したアンチバ
イオグラム用の測定サポート4は、好ましくも、接種材
料及び抗生物質製剤を受けるための区画室32を備えた
上部複合円板の形を有し、その特徴とするところは、上
部複合円板より小径であって該円板に接続した同心円筒
体を備え、遠心分離による分配用に接種材料を受ける同
心室33を形成し、該同心室33は上部複合円板上面の
オリフィス23を介して供給を受け、ユニット把持及び
固定用のスリーブ35により囲まれることである。
【0109】アンチバイオグラム用の測定サポート4の
上部複合円板を、中心にオリフィス23を備えた円形カ
バー部22と、円形カバー部22下面を向いた上面が、
周にレリーフ状に、接種材料と抗生物質製剤を受ける区
画室32を担持する円板(31)とで構成し、この円板
31を、底部34で閉じた同心室33に接続する。円形
カバー部22に円板31円壁31’の上方に同心に延び
るリム22’を備えて、レリーフ状の区画室32を外部
の方へと限定し、前記円壁31’に接着又は溶接により
固定する。
【0110】本発明の特徴によれば、下部本体部の円板
31のレリーフ状の区画室32間に少なくとも1つの予
培養区画室37を備える。予培養区画室37は、下部本
体部を形成する円板31の同心室33内の、円形カバー
部円板22下方に造った中央室27へと毛細管38によ
り接続する。
【0111】円形カバー部22中央に設けたオリフィス
23は、乾燥培養媒体を備えた移動皿28を有する中央
室27内を同心に延びるピット25内に配する。前記移
動皿28の有するシールガイド壁29が移動皿28と共
に鉢(basin)を限定する。円形カバー部22の上部をカ
バーすると共に毛細管38を限定するシールフィルム2
6により、ピット25を閉じる。
【0112】壁29による移動皿28のシールガイド
は、移動皿28と壁29を中央室27内に軽く把持した
摺動取付けにより達成できる。移動皿28はその底部に
配した培養を準備するように設計され、この準備は水溶
液の形で行い、次いでそれを乾燥し、壁29は完全乾燥
まで水溶液を収容する。
【0113】レリーフ状の区画室32は、測定サポート
4内部を向いた面が同心円壁32’により限定され、各
々、区画室32に対向する前記同心円壁32’の面に、
遠心分離の間に接種材料を検出する手段を限定する垂直
バッフル32’’を備えている。
【0114】添付図面の図24及び25に示した同定用
の測定サポート5も、好ましくは、接種材料及び特徴付
け試薬を受ける区画室45を備えた上部複合円板の形を
有し、その特徴とするところは、同定用の測定サポート
5が、上部複合円板より小径であって該円板に接続され
る同心円筒体を備えて、接種材料の遠心分離による分配
のため転倒位置で一次受け器1を受ける同心スリーブ4
6を形成し、前記同心スリーブ46をユニット把持・固
定用の同心スリーブ48により囲む、ことである。
【0115】同心スリーブ46は中央が円板44下面の
下側に延び、円板44に接続され、自由端が円錐壁部4
7を備えている。円錐壁部47は前記スリーブ46へと
内側に延び、一次受け器1の円錐上部16外壁と協働す
るようになっている。
【0116】同定用の測定サポート5の上部複合円板
は、円形カバー部43と、周にレリーフで円形カバー部
43下面を向いた上面に接種材料と特徴付け試薬を受け
る区画室45を備えた円板44形状の下部とで構成し、
円形カバー部43は円板44の円壁44’上方に同心に
延びるリム43’を備え、該リム43’がレリーフ状の
区画室45を外部の方へと限定し、接着又は溶接により
前記円壁44’に固定される。
【0117】レリーフ状の区画室45は測定サポート5
内部の方を向いた面が同心円壁45’により限定され、
各々が、反区画室45側の前記同心円壁45’の面に、
遠心分離時に接種材料を検出する手段を決定する垂直バ
ッフル45’’を備えている。
【0118】各々測定サポート4,5に関して、半径方
向から見て各区画室32,45の前に設けられた遠心分
離時に接種材料を検出する手段45’’は、各々、対応
する区画室32,45内部に毛細管36,49により接
続し、更には内部空間30,43’’へと開く。該内部
空間30,43’’は、下部本体部を形成する円板31
の同心室33に、又は、複合円板下部を形成する円板4
4の下面下方に延びる同心スリーブ46内の一次受け器
1を受ける空間と連通する。レリーフ状の区画室32,
45は更に、各々、ラジアルの毛細管39,50により
円形の毛細管40,51に接続し、該円形の毛細管4
0,51は更なる毛細管41,52を介し円形カバー部
22,43の外部に開く。アンチバイオグラム用の測定
サポート4に設けた予培養区画室37は対応する通路孔
により直接に円形の毛細管40に接続する。これらの種
々の毛細管がシールフィルム26又は52’により円形
カバー部22,43の上部に限定され、毛細管41,5
2が円板31,44の中央軸線に最も近い端で、円形カ
バー部22,43に穿設した孔により内側の室27,4
3’’と連通する。
【0119】シールフィルム26,52は、特に公知の
仕方で、アルミニウム及びポリエチレン等の2材料から
造られた自己付着型フィルムの形とすることができる。
従って、各毛細管38,36,49による予培養区画室
37及び浮き彫り区画室32,45の遠心分離によった
相次ぐ装入の間に、それら区画室に含まれる空気は装入
の埋め合わせとして毛細管39,50,40,51,5
2を介し室27,43’’の方へ逃げることができる。
【0120】円形カバー部22及び43は、各区画室3
2,45の上方に且つその端に近接して測定窓42,5
3も備えており、同様の窓43,54を、各測定窓4
2,53に対向する本体の又は複合円板の下部を形成す
る円板31,44の下面下方に設け、測定サポート4,
5外周壁の外面に形成された少なくとも1つの位置合わ
せ反射域(indexing reflective zone)42’,53’が
各区画室32,45に対して固定した角度オフセットで
それら各区画室32,45と関連する。
【0121】従って、測定時に、各区画室が測定装置前
部を通過するのを、測定サポート4又は5回転する間に
反射域又は位置合わせ鏡のために完全にマークし、対応
する測定を完全に同期した仕方で行うことができる。
【0122】アンチバイオグラム用の又は同時組合わせ
分析用の測定サポートへ初期細菌接種材料を自動導入す
るのに使われる一次受け器1’は、好ましくは、添付図
面の図29に示された如き、一次受け器1のと同じピペ
ット11を備えると共に受け器1’の全内容物を移すマ
クロピペット73を備えた容器の形を有し、このマクロ
ピペット73は一次受け器1’から取外し可能であり、
その内容物を測定サポート4へと空けるのに使い、次い
で一次受け器1’内で取替えられる。次いで、ピペット
11を取外し、ピット25内に置くことで測定サポート
4を閉止するのに使う。斯かる場合、溶液は一次受け器
1’にではなくマクロピペット73に直接入れ、ピペッ
ト11はアンチバイオグラム用の測定サポート4の閉止
ストッパとしてのみ使われ又は水追加用に使うこともで
きる。
【0123】添付図面の図21〜23に概略的に示すよ
うに、アンチバイオグラム用の測定サポート4の培養
は、一次受け器1底部を通過するピペット11端からの
ピペット取り用及び水及びガス注入用の装置64を把持
部材により把持し、次いで、シールフィルム26穿孔後
にピペット11を、軸線を自由とするよう中央室27内
部へ同心に延びるピット25へと導入することにより実
行される。このようにして、接種材料を中央室27へと
注ぐことができ、水追加にも寄与できる。中央室27内
で、接種材料が、それの成長用の乾燥培養媒体と混合す
る。
【0124】従って、ピペット11は、その自由端が移
動皿28に当接となるまでオリフィス23及びピット2
5に貫入し、そのスリーブ又はカラー11’によりオリ
フィス23及びピット25内をガイドされる。移動皿2
8の内容物の均質化を助けるよう撹拌した後、該内容物
の一部が毛細管38を介し予培養区画室37へと至るよ
う第1遠心分離工程を行う。
【0125】成長開始が比濁分析測定により確認された
ら直ぐに、アンチバイオグラム用の測定サポート4を新
たに遠心分離工程を受けさせる。尚、中央室27の移動
皿28は予めピペット11で押圧することにより、移動
皿28の壁29と前記中央室27の壁との間の通路を空
にして接種材料を同心室33へと注ぐことができるよう
にしてある。従って、測定サポート4は連続して測定の
モジュール6へとそして比濁分析測定及び培養のための
第2培養モジュール3へと移される。
【0126】同定用の測定サポート5は、測定サポート
4の接種直後に、一次受け器1を測定サポート5下方へ
移して該サポート1内に密に嵌入させることにより接種
できる。この目的のため、同心スリーブ46の内側円錐
壁部47の一部が一次受け器1の円錐上部16の外側壁
を把持してアセンブリをシールする。
【0127】従って、測定サポート5の遠心分離は、破
くことにより又はピペット11及びそのスリーブ又はカ
ラー11’を引っ込めることにより造られるオリフィス
を介し、一次受け器1に含まれる接種材料を、この一次
受け器1の上方且つ円形カバー部43の下方に限定され
た空間へと、更にはそこから毛細管49を介し区画室4
5の方へと至らせる効果を有し、過剰空気は毛細管50
〜52を介して排出される。測光測定は特徴付け試薬で
の培養後に行う。
【0128】添付図面の図16〜18に比較的詳細に示
したように、自動較正装置は、一次受け器1の囲壁カバ
ー15の横溝20に取付けたコード識別手段20’を読
む手段及び一次受け器1内にある接種材料の光学的濃度
測定手段を特に有する下ユニット60と、ピペット取り
用及び水及び空気の注入用の装置から本質的になる上ユ
ニット61とで構成する。
【0129】この装置は一方では、少なくとも上下方向
に可動な把持部材及び溢流排出装置を備えることがで
き、他方では、ポンピング又は吸引手段62に、液体及
び空気流を制御する一組の弁63に、そして液体及び空
気受け器64に接続できる。
【0130】作動位置として知られる適宜位置に一次受
け器1を配すると、ピペット取り装置の把持部材は一次
受け器1のピペット11外側自由端にシール係合でき
る。
【0131】この把持部材は、自動較正段における水注
入、並びに、一次受け器1底部の破き又は解除によるピ
ペット11の取外し、引っ込み位置でピペット11を保
持して接種材料の保持、及びアンチバイオグラム用の測
定サポート4へピペット11を導入して接種材料の注
入、も実行する。
【0132】それの替わりに、前記ピペット取り装置を
吸引手段と、対応する溜めから取出されたある量の流体
(特に、水又は空気)を制御して注入する手段とに接続
することもできる。
【0133】上ユニット61には、連続吸引手段及び回
収溜めに接続された溢流管又はピペットのシール接続の
ための移動ジョイントも設けることができ、該移動ジョ
イント又は前記ピペットは、一次受け器1を作業場域に
位置決めしたときに一次受け器1底部と一体の溢流排出
導管10及び/又はレベリング導管(levelling condui
t)10’の外側自由端に係合できる。
【0134】これ又添付図面の図16〜18に示すよう
に、受け・保管手段59は、制御されて回転するようセ
ットできて複数の保管溝66を半径に沿って備えた、少
なくとも1つの円板65で構成できる。前記保管溝66
各々は、一列に整合した、転倒配置され且つそれぞれの
対称中央軸線周りの角度位置に位置決めされた(indexe
d)一次受け器1を直接に、又は中間キャリアにより、含
むことができる。前記保管溝66各々は、前記円板65
の単なる回転により、対象の一次受け器1列からの取出
し用に自動較正装置60,61の開口に個々に対応した
位置へと至ることができる。
【0135】好ましくは、中間キャリア各々を輪郭付け
した(profiled)細長容器60’で構成できる。該輪郭付
けした細長容器60’各々は、転倒配置され且つそれぞ
れの対称中央軸線周りの角度位置に位置決めされた一列
の一次受け器1の形をした複数の一次受け器1を同時に
含むことができ、自動較正及び準備装置を構成する上下
ユニット61,60域の確定作業位置に個々に位置決め
することができる。
【0136】従って、各一次受け器1は、輪郭付けした
細長容器60’を単にスライドさせることにより作業場
域へと個々至ることができ、垂直位置決めできる。
【0137】更に又、手段59の保管溝66に一次受け
器1列のキャリアを形成する輪郭付けした細長容器6
0’を半径方向にガイドすることによって、前記キャリ
ア60’に各一に配した一次受け器列各々を相次いで前
後往復動させることによる一次受け器1全部の内容物の
撹拌ができる。
【0138】本発明の更なる特徴によれば、種々のモジ
ュール2,3,6用の移送装置は、特に、一方では培養
のモジュール3−測定のモジュール6間の測定サポート
4,5の移送及びそれらの自動較正装置60,61から
の引取りを確保する第1の移送部材7で構成し、他方で
は、測定サポート4又は5の引取り及び対応する保管マ
ガジン67域への配置、それの自動較正装置60,61
内への移送及び保持、及び、第1の移送部材7による引
取りができる所定位置へのそれの移動を確保する第2の
移送部材7’で構成する。
【0139】明らかに、測定サポート4,5の移送動は
利用済みの測定サポート4,5のソート用に反対方向に
行うこともできる。この場合、使用済み測定サポート
4,5各々を第1の移送部材7により第2の移送部材
7’へと移し、後者がそれを第1のモジュール2の保管
マガジン67へと至らせ、そこからそれは排出されて、
この目的のために設けられた1、2の位置へソートされ
る。
【0140】これ又、添付図面の図16〜18に示して
いるように、保管マガジン67は第1のモジュール2の
上部に位置決めしてあり、円形マガジンで構成される。
該円形マガジンは、回転するようセットでき、周域に複
数バッチ(batches)の、新しい且つ使われた測定サポー
ト4,5で構成される。
【0141】各バッチを個々に移送部材7’把持域へと
至らせることができ、該移送部材7’把持域では移送部
材7’が上部の測定サポート4,5を適宜に位置したバ
ッチから持上げてそれを自動較正装置60,61へ移送
することができる。
【0142】明らかに、前記移送部材7’は第1の移送
部材7により交換位置へと至らされた使われた測定サポ
ート4,5を受けて、それを、前記第2の移送部材7’
の使う適宜地点に予め位置した対応するバッチに置くこ
ともできる。
【0143】本発明の好適な実施の形態によれば、第2
の移送部材7’の取扱い部材は掴み具68の形を取るこ
とができ、該掴み具68は、それの担持する測定サポー
ト4又は5を前記自動較正装置の作業場域に配するよ
う、特に自動較正装置の上下ユニット61,60間に位
置決めできる。
【0144】測定サポート4,5はその上部域を掴み具
68により把持することにより保持する。
【0145】自動較正装置60,61作業場域に測定サ
ポート4,5を位置決めすることにより、ピペット11
をアンチバイオグラム用の測定サポート4に導入、又
は、同定用の測定サポート5に一次受け器1を嵌入する
ことができる。
【0146】第1及び第2の移送部材7,7’各々は、
好ましくは、装置フレームと各々一体に軸71,71’
上を回転可能且つ上下に並進可能に各々取付けられたサ
ポートアーム70,71で構成できる。
【0147】軸を測定のモジュール6上に固定でき、取
扱い部材をサポート平面で構成できる第1の移送部材7
の動きにより、測定サポート4又は5を、第2の移送部
材7’、培養のモジュール3及び測定のモジュール6へ
の搬出入できる。
【0148】測定のモジュール6のアクセス開口域に
は、測定サポート4,5を移送部材7にアクセス可能な
搬出入位置と測定位置との間で、これら2位置間を2測
定サポート4,5の入れ替えにより移す交換機構を設け
ることができる。
【0149】好ましくは、装置効率を増加させるため、
測定段後に測定サポート4,5を交換して測定のモジュ
ール6域に新しい測定サポート4,5を供給するのに必
要な期間は測定段の続く期間とほぼ同一とする。
【0150】更に又、測定サポート4,5は測定のモジ
ュール6の測定位置域に芯決めでき、回転をセットでき
る。測定サポート4,5は、上部の、後退可能な部材に
より回転をセットできる。
【0151】測定サポート4,5周区画室に接種材料を
急速配給するために高速で遠心分離ができるよう、測定
のモジュール6に第1の移送部材7の取扱うことができ
る別個の追加遠心分離装置72を設けることができる。
【0152】モジュール3及び6は、好ましくは囲込み
室内に配置し、好ましくは培養に適した温度にと熱調節
され、他方、測定サポート4,5の保管マガジン67は
雰囲気温度とするか又はオプションの冷却空間内に配置
する。
【0153】囲込みされ熱調節された室は、第1・第2
の移送部材7,7’間の交換リンク域では、閉止可能
(オプションではシール閉止)で制御・監視用のコンピ
ュータ8により制御される開口で構成できる。
【0154】従って、本発明による方法を実施する装置
は限られた数の構成部品で構成されており、それらの動
き、特に移送手段域及び自動較正装置域での動きは非常
に簡略化されており、又、装置の特定構造及び内部配置
により、最小限の大きさで所与の処理能力が達成され
る。
【0155】勿論、本発明は、記述し添付図面に示した
実施の形態に限定されるものではない。特に、種々の素
子の構成に関し、本発明の保護範囲から逸脱することな
しに修正が可能であり、技術的な同等物により代替が可
能である。
【0156】
【発明の効果】本発明は、自動同定及び測定が手作業に
よる媒体上への介入なしに行われる等、種々の優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による、本発明の方
法を実施する装置の内部平面図である。
【図2】図1による装置の側方立断面図である。
【図3】本発明による測定サポートの側方立断面図であ
る。
【図4】図3に示した測定サポートの部分断面斜視図で
ある。
【図5】図4に示した測定サポートの一部の細部を縮尺
を変えて示している。
【図6】本発明による測定サポートの透視図であり、
(A)は概略平面図、(B),(C)は(A)で示した
測定サポートの2つの別々の部分の細部を縮尺を変えて
示した斜視図である。
【図7】測定・遠心分離ステーションに取付けた測定サ
ポートの側方立断面半図である。
【図8】測定・遠心分離ステーションに取付けた測定サ
ポートの部分断面斜視図である。
【図9】図3に示した測定サポートの上壁を成すカバー
を示し、(A)は部分断面斜視図、(B)は(A)で示
したカバーの一部の細部の、異なる方向からの斜視図で
ある。
【図10】図3に示した測定サポートの一部を成す本体
の概略斜視図である。
【図11】一次受け器とサンプリング・移送ツールとで
構成したユニットの側方立断面図である。
【図12】サンプリング・移送ツールの断面図である。
【図13】サンプリング・移送ツールの側方立面図であ
る。
【図14】サンプリング・移送ツールの斜視図である。
【図15】予較正した接種材料を一次受け器で造り、少
なくともその一部を測定サポートに移送する処理を示
し、(A)〜(J)は種々の連続段を示す。
【図16】本発明による方法の変更例を実施するための
装置の立断面図である。
【図17】請求項16による装置の下方レベルでの断面
平面図である。
【図18】図17に類似しているが、より高方レベルで
の図である。
【図19】図16の装置に対応する、本発明の変更例に
よる一次受け器の分解斜視図である。
【図20】図19に示した一次受け器の底部側の斜視図
である。
【図21】接種材料を造る連続段での図19の一次受け
器を示す概略断面図である。
【図22】接種材料を造る連続段での図19の一次受け
器を示す概略断面図である。
【図23】接種材料を造る連続段での図19の一次受け
器を示す概略断面図である。
【図24】図16〜18に示した装置に使うことを意図
した同定用測定サポートの一部切り欠き分解斜視図であ
る。
【図25】対応する一次受け器を取付けた状態の、図2
4で示した同定用測定サポートの断面図である。
【図26】図16〜18に示した装置に使うことを意図
したアンチバイオグラム用の測定サポートを示す、図2
4に類似の図である。
【図27】接種前の、図26による測定サポートの部分
切り欠き斜視図である。
【図28】区画室に接種材料を配給した位置でのアンチ
バイオグラム用の測定サポートを示す、図25に類似の
図である。
【図29】自動較正なしで低量の細菌物質を処理する、
図19に示した一次受け器の変更例の断面斜視図であ
る。
【符号の説明】 1,1’ 一次受け器 2,3,6 モジュール 4,5 測定サポート 7,7’ 移送装置 8 コンピュータ 9 ベントチューブ 11 ピペット 12 凹所 12’ 隆起部 13 測定窓 14 フィルム 15 囲壁カバー 17 浅ノッチ 18 深ノッチ 20’ コード識別手段 21 円錐壁 22,43 円形カバー部 23 オリフィス 25 ピット 26 シールフィルム 27 中央室 28 移動皿 29 シールガイド壁 32,37,45 区画室 33 同心室 36,38,39,40,41,49,50,51,5
2 毛細管 37 予培養区画室 42,53 測定窓 45 区画室 45’’ 垂直バッフル 60,61 自動較正装置 62 吸引手段 68 掴み具 70,71 サポートアーム 72 追加遠心分離装置 73 マクロピペット 101 一次受け器 101’ 移送ツール 101’ 注入器 102,103,106 モジュール 104,105 測定サポート 107,107’ 移送装置 108 コンピュータ 109 冠状サポート手段 111 ステーション 115 ピストン 116 作動ロッド 118,118’ 窪み 119,119’ 対向測定窓 121,121’ 顎部 124,124’ 保持顎部 127 中央室 128 カバー 128 上壁 129,130,131,133 横行移送オリフィス 132,137,145 区画室 135 浮膜 137 予培養区画室 138 突出又は突起構造 140,140’ 窪み又は溝 143 予室 144,146 捕捉ニッチ 147 同心室 148 溝 149 オリフィス 150 ストッパ 153 作業ステーション 154 サポートベース 155 上部押圧装置 156,156’,156’’ 押圧部材

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリング・移送ツールにより所与の
    量の細菌コロニーを一次受け器(1;101)に手作業
    で導入し、この細菌コロニーを液体内に自動分散させて
    少なくとも予較正した接種材料を前記一次受け器(1;
    101)内に形成し、又、この予較正した接種材料の全
    部の又は部分的な移送を前記一次受け器(1;101)
    と、同定を、アンチバイオグラムを又は単一の組合せ作
    業でこれら2測定を行うことを各々意図した1つ又は複
    数の測定サポート(4,5;104,105)との間で
    自動的に行い、該移送を、予較正した接種材料が一方で
    はサンプリング・移送ツール(101’;1,101)
    及び/又は一次受け器(1;101)以外の、他方では
    最終の測定サポート(4,5;104,105)以外の
    構成要素と接触配置することなしに、且つ、行うべき分
    析に必要な量に移送細菌量が相当するように行い、予較
    正した接種材料を、オプションとしては適宜希釈して最
    終較正とした後に、適宜な試薬を主に含む前記測定サポ
    ート(4,5;104,105)の1つ又は複数の区画
    室(32,37,45;132,137,145)に自
    動配給し、場合によっては、特にアンチバイオグラムの
    場合には、分析を受ける前に細菌が急速増殖できるよう
    にとの意図でいわゆる予成長操作を測定サポート(4;
    104)内で行い、前記測定サポート(4,5;10
    4,105)内で接種材料の受ける1つ又は複数の培養
    の間に又は培養終了時に前記区画室(32,37,4
    5;132,137,145)の内容物の測定を行い、
    行った測定をコンピュータ(8;108)に登録して、
    接種材料中に存在する細菌の成長を特徴付けるために、
    それら細菌を同定するために及び/又は種々の抗生物質
    に対するそれら細菌の感度を測定するために処理するこ
    とを含むことを特徴とする、細菌を同定し、形成したア
    ンチバイオグラムで抗生物質に対する細菌の感度を測定
    する方法。
  2. 【請求項2】 所与の量の細菌コロニーのサンプリング
    及び予較正した接種材料の測定サポート(104,10
    5)への移送を、一次受け器(101)に協働する単一
    のサンプリング・移送ツール(101’)によって行
    い、移送すべき予較正した接種材料の量は、一次受け器
    (101)内で接種材料細菌濃度の光学的計測を行い、
    所要細菌量の関数として計算することにより決定するこ
    とを特徴とする、請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 所与の量の細菌コロニーのサンプリング
    及び一次受け器(101)への導入を、所望量をサンプ
    リングするために形付けした後にサンプリング・移送ツ
    ール(101’)により行い、予較正した接種材料の一
    次受け器(101)から測定サポート(104,10
    5)への移送は所定量の接種材料のピペットでの移しに
    より行うことを特徴とする請求項1及び2のいずれかに
    よる方法。
  4. 【請求項4】 測定サポート(104,105)内で
    の、特に区画室(132,145)への接種材料の移送
    を、区画室(132,145)に漸次至る連続通路の開
    放又はシール閉止を制御することにより動的にモニター
    することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかによ
    る方法。
  5. 【請求項5】 サンプリング・移送ツールを用いて所与
    の量の初期細菌接種材料を一次受け器(1)へと手作業
    で導入し、前記一次受け器(1)での前記接種材料の最
    終較正を、その細菌の濃度と量を設定値にすることによ
    り自動的に行い、又、前記一次受け器(1)と、各々同
    定を行う、アンチバイオグラムを行う又はこれらの2測
    定を同時に単一の組合せ操作で行うことを意図した1つ
    又は複数の測定サポート(4,5)との間でこの較正し
    た接種材料の全体的な又は部分的な移送を自動的に行
    い、該移送を初期接種材料がそれの初期受け器及びそれ
    の最終受け器以外の素子との接触がないように且つ出口
    で、較正した接種材料が閉じられた前記測定サポート
    (4,5)内に閉込められたままであるように行い、適
    宜の試薬を主に含む前記測定サポート(4,5)の1つ
    又は複数の区画室(32,45)に接種材料を自動配給
    し、場合によっては、特にアンチバイオグラムの場合に
    は、分析を受ける前に細菌が急速に増殖できることを意
    図したいわゆる予成長操作を測定サポート(4)内で行
    い、前記測定サポート(4,5)内の接種材料の受ける
    1つ又は複数の培養の間又は培養終了時に前記区画室
    (32,45)の内容物の測光測定を行い、行った測定
    をコンピュータ(8)により登録して、接種材料内にあ
    る細菌の成長を特徴付けるために、それら細菌を同定す
    るために及び/又は種々の抗生物質に対するそれら細菌
    の感度を決めるために処理することを含むことを特徴と
    する、請求項1による方法。
  6. 【請求項6】 一次受け器(1)における接種材料の自
    動較正が、反応要件に較べ過剰の量の細菌を含む初期接
    種材料から、希釈水を前記一次受け器(1)へ注入して
    増加した量のより希釈した接種材料を造り出し、但し過
    剰は初期接種材料の混濁度を視察することによりチェッ
    クし、次いで、所要の最終量の較正した接種材料が得ら
    れるまでこのようにして希釈した接種材料の一部を吸引
    により除去し、これらの操作を、較正した接種材料の所
    望の濃度及び量が両方とも得られるまで、濃度を知るた
    めに接種材料について一次受け器(1)を介して行う光
    学的測定に基づいて行い、オプションでは繰返して行う
    ことを特徴とする、請求項5による方法。
  7. 【請求項7】 較正した接種材料の、一次受け器(1)
    と測定サポート(4,5)との間の移送を、接種材料を
    含む一次受け器(1)の全部又は部分(11)をこの目
    的用に各測定サポート(4,5)内に設けられたキャビ
    ティへと嵌入させて、一次受け器の嵌入部分に含まれる
    所望量の較正した接種材料を測定サポート(4,5)に
    移すことで行い、この嵌入により、測定サポート(4,
    5)と一次受け器(1)又は前記一次受け器(1)の測
    定サポート(4,5)へ嵌入した部分(11)により形
    成したユニット内で接種材料の囲込みに必要な隔離並び
    にこのユニットの閉止が確保されることを特徴とする、
    請求項5及び6のいずれかによる方法。
  8. 【請求項8】 アンチバイオグラム測定のために使われ
    る測定サポート内、又はアンチバイオグラムと同定との
    組合せ測定を行うための測定サポート内で、較正した接
    種材料の予成長を予培養として知られる第1培養により
    行い、予培養では接種材料中に存在する細菌を試薬の存
    在下に置くことなしに培養し、この培養を、細菌成長の
    開始が測定可能となるまで又は細菌濃度が所定レベルに
    達するまで行い、この予成長に続き、接種材料を試薬に
    接触させてそれらの相互作用を観察する最終培養を行う
    ことを特徴とする、請求項1及び5のいずれかによる方
    法。
  9. 【請求項9】 測定サポート(4,5;104,10
    5)の周に配した区画室(32,37,45;132,
    137,145)への接種材料の配給を遠心分離により
    行い、区画室(32,37,45;132,137,1
    45)域内での測定と観察を、測定サポート(4,5;
    104,105)を当該測定サポートの遠心分離中央軸
    線周りに回転させることにより行うことを特徴とする、
    請求項1及び5のいずれかによる方法。
  10. 【請求項10】 アンチバイオグラム用の測定サポート
    (4;104)での予成長の間に、接種材料細菌濃度の
    測定及び成長開始の測定を、この目的用に移送された接
    種材料分取部についての測光測定により行い、接種材料
    分取部のその移送は第1遠心分離により、予培養の間の
    成長を特徴付けることを専らとした試薬非含有の特定の
    区画室(37;137)へと行い、予成長の間、接種材
    料の残りは前記測定サポート(4;104)の中央同心
    室(27;127)に閉塞されたままであり、予成長完
    了後には、許可又は閉塞解除の適宜作用を先行させて試
    薬を含む他の区画室(32;132)への移送通路を開
    いて当該他の区画室(32;132)へと接種材料の残
    りを第2遠心分離により移送することを特徴とする、請
    求項1、5、8、9のいずれかによる方法。
  11. 【請求項11】 予培養段から培養段への移行を、関連
    する回転する測定サポート(4;104)内部の、外部
    に対する閉込めを壊すことなく行い、前記測定サポート
    は閉じたままとして、前記移行を、この閉込めの生成に
    関わっている閉塞素子の作用を中断することにより行う
    ことを特徴とする、請求項1、5、9、10のいずれか
    による方法。
  12. 【請求項12】 測光測定は、アンチバイオグラム用に
    使われる測定サポート(4;104)の場合には比濁分
    析によって行い、同定用に又は組合わせた同定/アンチ
    バイオグラム測定用に使われる測定サポート(5;10
    5)の場合には吸収度又は光学的密度の測定によって行
    い、又は、発蛍光マーカーを試薬に先に加えた後で蛍光
    分析によって行うことを特徴とする、請求項1乃至11
    のいずれかによる方法。
  13. 【請求項13】 アンチバイオグラムを、又は同定とア
    ンチバイオグラムとを含む同時の組合せ分析を行うこと
    を意図して初期細菌接種材料を請求項5、8〜12のい
    ずれかにより測定サポートへ自動的に導入し、前記導入
    を、出口で測定サポートを閉じ、外部から隔離して行う
    又は完了する、細菌同定及び抗生物質に対する細菌の感
    度の測定方法において、初期細菌接種材料の分取部を前
    記測定サポート(4,5)の試薬を含まない1つ又は複
    数の区画室(37,45)へと請求項9及び10のいず
    れかにより自動配給し、この初期接種材料の測定サポー
    ト(4,5)内での予成長を請求項8及び10のいずれ
    かにより行って接種材料細菌が第1培養又は予培養によ
    り急速増殖できるようにし、その間に請求項10及び1
    2のいずれかによる測光測定を接種材料の前記第1分取
    部を含む区画室(32,45)域で行い、試薬を含む他
    の区画室(32,45)に接種材料の残りを請求項9に
    より自動配給し、区画室(32,45)域における接種
    材料の測光測定を、測定サポート(4,5)で接種材料
    の受ける新培養段の間に請求項12により行い、行った
    測定をコンピュータ(8)により登録して、接種材料に
    ある細菌の成長を特徴付けるために、それら細菌を同定
    するために及び/又は種々の抗生物質に対する感度を決
    定するために処理することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 中央室と、捕捉ニッチを各々有する幾
    つかの関連した、周辺の区画室とを非連通の囲壁の形で
    限定する剛性の本体で構成した円板形測定サポートにお
    いて、本体(126)が上壁(128)を有し、該上壁
    (128)に幾つかの組の横行移送オリフィス(12
    9,130,131,133)を設け、該横行移行オリ
    フィス各々が、円筒形の中央室(127)へ、各区画室
    (132,145)に割当てられた各捕捉ニッチ(14
    6)に、そして各区画室(132,145)に開き、上
    壁(128)を、前記中央室(127)の装入オリフィ
    ス(134)を囲む中央部と区画室(132,145)
    測定窓域を除き、ぴたりフィットシールした浮膜(13
    5)で覆い、浮膜(135)を、特に測定サポート外周
    付近と上壁(128)の装入オリフィス(134)の周り
    とにおいて局部的に密閉固定し、前記壁(12)8上面
    に密に押圧して特に前記測定サポートの回転中に前記組
    の横行移送オリフィス(129,130,131,13
    3)間に延びるか又はそれらの幾つかを覆うシール仮接
    触域を形成できることを特徴とする円板形測定サポー
    ト。
  15. 【請求項15】 上壁(128)上面域に同心環状の溝
    又は窪み(140,140’)を設け、該溝(140,
    140’)には同心円状に離間して配した横行移送オリ
    フィス(129,130,131,133)が開き、内
    側の溝(140)の有するリブ(136)が環状接触面
    を成して、中央室(127)の出口オリフィス(12
    9)とラジアルの捕捉ニッチ(146)を備えた環状の
    同心室(147)の入口オリフィス(130)とを分離
    し、捕捉ニッチ(146)の出口オリフィス(131)
    が、外側の溝(140’)に配した同心円形リブ又はド
    ーム形状等の別個の突出構造(138)の上面域に開
    き、リブ(136)及び突出構造(138)の上端が、
    ぴたりフィットシールした浮膜(135)の接着平面か
    らわずかに引込んで延びる平面に位置することを特徴と
    する、請求項14による測定サポート。
  16. 【請求項16】 他の区画室(132,145)と同一
    であってそれらと周方向に整合すると共に、捕捉・等配
    給ニッチ(146)を囲む同心室(147)内に形成し
    た閉じた予室(143)と連通する予培養区画室(13
    7)を設け、予室(143)には接種材料を、ぴたりフ
    ィットシールした浮膜(135)−上壁(128)間に
    形成可能なシール接触域(136,138,142)に
    より閉止され得ない通路により、中央室(127)の周
    側壁(139)の一部域に位置した内側の捕捉ニッチ
    (144)から供給することを特徴とする、請求項14
    及び15のいずれかによる測定サポート。
  17. 【請求項17】 予培養区画室(137)と自由に連通
    して捕捉ニッチ(146)の溢流も形成する予室(14
    3)への供給通路を、内側の捕捉ニッチ(144)を限
    定する周側壁(139)の上部に始まる導管(157)
    で構成し、該導管(157)を、中央室(127)の周
    側壁(139)のラジアル突出延長部(158)上部に
    造られた溝と上壁(128)との協働により形成し、上
    壁(128)上面の求心ラジアル延長ダグを備えた溝
    (148)の入口へと又は入口に開いて、前記溝(14
    8)両側に張付いた浮膜(135)と協働してシール導
    管を形成し、その末端が、予室(143)に開いた横行
    移送オリフィス(148’)域に終わることを特徴とす
    る、請求項16による測定サポート。
  18. 【請求項18】 中央室(127)の装入オリフィス
    (134)を上壁(128)の窪み(134’)に配
    し、ストッパ(150)により閉止可能であり、ストッ
    パ(150)上部が上壁(128)上面とほぼ同じレベ
    ルであること、中央室(127)底部を測定サポート
    (104,105)下面域に突出した同心状の把持・固
    定スリーブ(151)で囲むこと、及び、区画室(13
    2,145)と同じ大きさで且つそれらと周方向に整合
    位置した横行開口(152)を本体(126)内及び上
    壁(128)内に造り、好ましくは予培養区画室(13
    7)に隣接して配することを特徴とする、請求項14乃
    至17のいずれかによる測定サポート。
  19. 【請求項19】 上壁(128)に測定窓を、各区画室
    (132,137,145)の上方に且つその外端付近
    に備え、該区画室(132,137,145)の底部を
    各々構成する本体(126)壁部各々に同様の窓を、各
    前記した測定窓に対向して配し、本体(126)外周壁
    外面に形成した少なくとも1つの位置合わせ反射域が各
    区画室(132,137,145)と、それに関して固
    定した角度オフセットで協働することを特徴とする、請
    求項14乃至18のいずれかによる測定サポート。
  20. 【請求項20】 請求項14乃至19のいずれかによる
    測定サポート(104,105)の、そして、対応する
    サンプリング・移送ツール(101’)と各々協働する
    一次受け器(101)の、サポート・保管用の第1新モ
    ジュール(102)と、細菌接種材料注入後の測定サポ
    ート(104及び105)の培養のための第2モジュー
    ル(103)と、遠心分離と比濁分析及び/又は測光及
    び/又は蛍光分析測定のための第3モジュール(10
    6)と、前記モジュール(102,103及び106)
    用の1つ又は複数の移送・取扱い装置(107,10
    7’)と、方法の種々の段階をモニターし、制御し、デ
    ータを獲得し、登録し、処理し、評価し及び/又はリス
    トアするコンピュータ(108)とから主に構成し、第
    2及び第3モジュール(103及び106)を囲い込み
    囲壁内に配する、請求項1乃至12のいずれかによる方
    法を実施する装置において、測定サポート(104,1
    05)を担持する円板状サポート手段(110)の下方
    の周りを同心に延びる冠状サポート手段(109)によ
    り一次受け器(101)を担持し、2つのサポート手段
    (109,110)を同一軸周りに回転可能に取付ける
    こと、及び、各一次受け器(101)を、前記冠状サポ
    ート手段(109)を単に回転させることにより、対応
    するサンプリング・移送ツール(101’)の取扱い用
    の、そして前記一次受け器(101)の内容物の光学的
    濃度測定用の、ステーション(111)域へと至らせる
    ことができることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 所与の量の細菌コロニーを受けて少な
    くとも予較正した接種材料を造る各一次受け器(10
    1)が、上部域の開いた円筒形受け器の形を有し、該上
    部に設けたラジアルリム(112)により当該一次受け
    器(101)を、冠状サポート手段(109)内に造っ
    た対応する凹所(109’)の1つに保持すること、及
    び、サンプリング・移送ツール(101’)を注入器で
    構成し、その本体(113)をサンプリング・排出用の
    テーパした前部(113’)と保管・把持用のほぼ円筒
    形の後部(113’’)とで構成し、前記後部(11
    3’’)は前部(113’)に隣接した端部域に少なく
    とも1つの外方ラジアルオフセット(114)を有し、
    それが部分的に嵌入して一次受け器(101)内に前記
    本体(113)を閉塞し、従って前部(113’)の自
    由前端が前記一次受け器(101)の底部から近距離に
    位置することを特徴とする、請求項20による装置。
  22. 【請求項22】 ピストン(115)の位置決めを関数
    として減量の又は通常量の細菌コロニーを量でサンプリ
    ングする手段(118,118’)を注入器(10
    1’)の前端域に設けることを特徴とする、請求項21
    による装置。
  23. 【請求項23】 各一次受け器(101)底部付近の側
    壁に、ステーション(111)で一次受け器(101)
    の内容物の光学的濃度を測定するよう構成した2つの対
    向する測定窓(119,119’)を設けることを特徴
    とする、請求項20乃至22のいずれかによる装置。
  24. 【請求項24】 サンプリングツール(101’)を構
    成する注入器をステーション(111)域で取扱う取扱
    い手段(121)を2組の顎部(121’及び12
    1’’)で構成し、それらのうち2つの外顎部(12
    1’)は本体(113)後部(113’’)の開口域で
    堅く且つ閉塞的にラジアルリム(128)と係合するよ
    うになっており、2つの内顎部(121’’)は2つの
    外顎部(121’)間に同心に配して作動ロッド(11
    6)の膨らみ部(122’)と堅く且つ閉塞的に係合す
    るようになっており、2組の顎部(121’,12
    1’’)を、スリーブ(121’’’)を外顎部(12
    1’)の周りに沿って摺動させることにより同時に閉
    じ、内顎部(121’’)を特に閉位置の外顎部(12
    1’)に対しそしてスリーブ(121’’’)に対して
    摺動可能とし、後者は、2組の顎部(121’,12
    1’’)のいずれかの摺動時に対象の一次受け器を凹所
    (109’)内の定位置に閉止するよう冠状サポート手
    段(109)上に且つ一次受け器(101)の上開口の
    ラジアルリム(112)上に載ることができることを特
    徴とする、請求項21乃至23のいずれかによる装置。
  25. 【請求項25】 第1取扱い・移送装置(107)と第
    2取扱い・移送装置(107’)とを備え、第一取扱い
    ・移送装置(107)はサポート手段(109及び11
    0)用であり、第1垂直軸(123)上を回転して摺動
    する能力を持たせて取付けた取扱いアームの形であっ
    て、2つの把持顎部(124,124’)を有し、それ
    らのうち第1のもの(124)が一次受け器(101)
    の係合手段(125)を備え、第2のもの(124’)
    が測定サポート(104,105)を下から支えて第1
    把持顎部(124)との協働で挟むことにより測定サポ
    ート(104,105)を保持するよう測定サポート
    (104,105)の2つの別々の点と係合するよう意
    図した湾曲形又はフックを有し、第2取り扱い・移送装
    置(107’)は培養モジュール(103)及び遠心分
    離・測定モジュール(106)用であり、第2垂直軸
    (123’)上を回転して摺動する能力を持たせて取付
    けた支持アームの形であって、測定サポート(104,
    105)下面の少なくとも一部と係合する受け手段(1
    25’)を自由端に有し、2つの取り扱い・移送装置
    (107,107’)は各々アクセス可能な空間重複域
    即ち脱出域を有し、この域で測定サポート(104,1
    05)を実際に一方から他方へと移すことができること
    を特徴とする、請求項20乃至24のいずれかによる装
    置。
  26. 【請求項26】 第3モジュール(106)を特に測定
    及び遠心分離用の幾つかの作業ステーション(153)
    で構成し、その各々を、比濁分析、測光及び/又は蛍光
    分析による種々の測定手段に加えて、測定サポート(1
    04,105)同心スリーブ(151)にインターロッ
    ク保持又は摩擦保持で係合可能な回転垂直軸(15
    4’)の上端で担持した円板型サポートべース(15
    4)と、測定サポート(104,105)との摩擦によ
    り対称軸線周りに回転するようセットしたほぼ盤状の上
    部押圧装置(155)とで構成し、上部押圧装置(15
    5)に備えた1つ又は複数の環状の押圧部材(156,
    156’,156’’)が、円板型支持ベース(15
    4)上に配した測定サポート(104,105)と接触
    しない高所位置から、所定の順(156’’,15
    6’,156)で、ぴたりフィットした浮膜(135)
    上に連続して載るようにした幾つかの低所位置へと可逆
    的に移動可能であり、この浮膜(135)自体が、対象
    の測定サポート(104,105)の上壁(128)に
    同心円状又は環状に配した同心円状又は環状シール接触
    域に載ることを特徴とする、請求項20乃至25のいず
    れかによる装置。
  27. 【請求項27】 新しい及び使われた測定サポート(4
    及び/又は5)を受け保管する第1モジュールと、測定
    サポート(4及び/又は5)の培養用の第2モジュール
    (3)と、比濁分析及び/又は測光及び/又は蛍光測定
    のための第3モジュール(6)と、モジュール(2,3
    及び6)用の1つ又は複数の移送装置(7,7’)と、
    方法の種々の段階をモニターし、制御し、データの獲
    得、登録、処理、評価及び/又はリストアをするコンピ
    ュータ(8)とから主に構成した請求項5乃至12及び
    13のいずれかによる方法を実施する装置において、新
    しい及び使われた測定サポート(4及び/又は5)を受
    け、保管する第1モジュール(2)が、初期細菌接種材
    料を含む一次受け器(1)を受けて保管する少なくとも
    1つの手段(59)、及び、前記一次受け器(1)での
    接種材料較正のための及び前記測定サポート(4及び/
    又は5)の用意のための装置(60,61)も備えてい
    ることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 接種材料を受ける一次受け器(1)が
    円筒形受け器の形であって、底部に、少なくとも1つの
    ベントチューブ(9)と、溢流排出導管(10)とを備
    え、オプションでは接種材料の低容積レベルを設定する
    導管(10’)を備え、更には、受け器(1)底部を破
    くか又は底部に嵌入することにより分離可能に取付けら
    れ前記受け器(1)の軸線に対して偏心している、所定
    量の接種材料をサンプリングするピペット(11)等の
    手段と、一次受け器(1)壁間を延びるトラフ形の横方
    向の凹所(12)とを備え、一次受け器(1)の凹所
    (12)各端には測定窓(13)を備え、この凹所(1
    2)には凹所(12)と連通する隆起部(12’)も備
    え、ベントチューブ(9)、溢流排出導管(10)、降
    下導管(10’)及びサンプリング手段(11)を破断
    可能なフィルム(1によりシール状に閉じ、囲壁カバー
    (15)がシール円錐嵌入により前記受け器(1)の円
    錐上部(16)と協働することを特徴とする、請求項2
    7による装置。
  29. 【請求項29】 一次受け器(1)の円錐上部(16)
    に少なくとも1つの浅ノッチ(17)と、相互に整合し
    浅ノッチ(17)を通る軸線に対し90°である異なる
    幅の2つの深ノッチ(18)とを設け、浅ノッチ(1
    7)が底部の凹所(12)の軸線に整合し、深ノッチ
    (18)が、シールした囲壁カバー(15)に設けた対
    応部のタブ(19)に協働し、囲壁カバー(15)は、
    タブ(19)の軸線に延びる表面(20)を上面に備え
    ると共に、受け器(1)の円錐上部(16)形状に対応
    しタブ(19)につながる円錐壁(21)を備えている
    ことを特徴とする、請求項28による装置。
  30. 【請求項30】 接種材料及び抗生物質製剤を受ける区
    画室(32)を備えた上部複合円板の形をしたアンチバ
    イオグラム用の測定サポートを用いる請求項27による
    装置において、測定サポート(4)に、上部複合円板よ
    りも小径であって該円板に接続した同心円筒体を設け
    て、遠心分離による分配用に接種材料を受ける中央室
    (33)を形成し、該中央室(33)は上部複合円板上
    面のオリフィス(23)を介して供給を受け、ユニット
    の把持・固定用のスリーブ(35)によって囲まれるこ
    とを特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 アンチバイオグラム用の測定サポート
    (4)の上部複合円板を、中心にオリフィス(23)を
    備えた円形カバー部(22)と、円形カバー部(22)
    下面を向いた上面が、周にレリーフ状に、接種材料と抗
    生物質製剤を受ける区画室(32)を担持する円板(3
    1)とで構成し、この円板(31)を、底部(34)で
    閉じた同心室(33)に接続し、円形カバー部(22)
    に円板(31)円壁(31’)の上方に同心に延びるリ
    ム(22’)を備えて、レリーフ状の区画室(32)を
    外部の方へと限定し、前記円壁(31’)に接着又は溶
    接により固定することを特徴とする、請求項27及び3
    0のいずれかによる装置。
  32. 【請求項32】 下部本体部の円板(31)のレリーフ
    状の区画室(32)間に少なくとも1つの予培養区画室
    (37)を設け、該予培養区画室(37)を、下部本体
    部を形成する円板(31)の同心室(33)内の、円形
    カバー部円板(22)下方に造った同心室(27)へと
    毛細管(38)により接続することを特徴とする、請求
    項31による装置。
  33. 【請求項33】 円形カバー部(22)中央に設けたオ
    リフィス(23)を、乾燥培養媒体を備えた移動皿(2
    8)を有する中央室(27)内を同心に延びるピット
    (25)内に配し、前記移動皿(28)の有するシール
    ガイド壁(29)が前記移動皿(28)と共に鉢を限定
    し、円形カバー部(22)の上部をカバーすると共に毛
    細管(38)を限定するシールフィルム(26)により
    ピット(25)を閉じることを特徴とする、請求項31
    及び32のいずれかによる装置。
  34. 【請求項34】 接種材料と特徴付けの試薬とを受ける
    区画室(45)を備えた上部複合円板の形を有する同定
    用の測定サポート(5)を用いる請求項27による装置
    において、該同定用の測定サポート(5)に、上部複合
    円板よりも小径で該円板に接続される同心円筒体であっ
    て,接種材料の遠心分離による分配のため転倒位置で一
    次受け器(1)を受ける同心スリーブ(46)を形成
    し、この同心スリーブ(46)は中心が円板(44)下
    面の下側に延び、円板44に接続され、自由端が円錐壁
    部(47)を備え、該円錐壁部は前記スリーブ(46)
    へと内側に延び、一次受け器(1)の円錐上部(16)
    外壁と協働するようになっており、前記同心スリーブ
    (46)をユニットの把持・固定のための同心スリーブ
    (48)により囲むことを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 同定のための測定サポート(5)の上
    部複合円板を、円形カバー部(43)と、周にレリーフ
    で、円形カバー部(43)下面を向いた上面に接種材料
    及び特徴付け試薬を受ける区画室(45)を備えた円板
    (44)形状の下部とで構成し、円形カバー部(43)
    には円板(44)の円壁(44’)上方に同心に延びる
    リム(43’)を備え、該リム(43’)がレリーフ状
    の区画室(45)を外部の方へと限定し、接着又は溶接
    により前記円壁(44’)に固定されることを特徴とす
    る、請求項34による装置。
  36. 【請求項36】 各々測定サポート(4及び5)に関し
    て、半径方向から見て各区画室(32,45)の前に設
    けられた遠心分離時に接種材料を検出する手段(4
    5’’)が、各々、対応する区画室(32,45)内部
    に毛細管(36,49)により接続され、更には、内部
    空間(30,43’’)へと開き、該内部空間(30,
    43’’)は、下部本体部を形成する円板(31)の同
    心室(33)に、又は、複合円板下部を形成する円板
    (44)の下面下方に延びる同心スリーブ(46)内の
    一次受け器(1)を受ける空間と連通し、レリーフ状の
    区画室(32,45)が更に、各々、ラジアルの毛細管
    (39,50)により円形の毛細管(40,51)に接
    続し、該円形の毛細管(40,51)は更なる毛細管
    (41,52)を介し円形カバー部(22,43)の外
    部に開き、アンチバイオグラム用の測定サポート(4)
    に設けた予培養区画室(37)が対応する通路孔により
    直接に円形の毛細管(40)に接続し、これらの種々の
    毛細管がシールフィルム(26又は52’)により円形
    カバー部(22及び43)の上部に限定され、毛細管
    (41及び52)が円板(31及び44)中央軸線に最
    も近い端において円形カバー部(22及び43)に穿設
    した孔により内室(27及び43’’)と連通すること
    を特徴とする、請求項31乃至35のいずれかによる装
    置。
  37. 【請求項37】 円形カバー部(22及び43)が各区
    画室(32,45)の上方に且つその端に近接して測定
    窓(42,53)も備えており、同様の窓(43,5
    4)を各測定窓(42,53)に対向する本体の又は複
    合円板の下部を形成する円板(31,44)の下面下方
    に設け、測定サポート(4,5)外周壁の外面に形成さ
    れた少なくとも1つの位置合わせ反射域(42’,5
    3’)が各区画室(32,45)に対して固定した角度
    オフセットでそれら各区画室(32,45)と関連する
    ことを特徴とする、請求項31乃至33、35、36の
    いずれかによる装置。
  38. 【請求項38】 アンチバイオグラム用の又は同時組合
    わせ分析用の測定サポートへ初期細菌接種材料を自動導
    入するため、一次受け器(1’)は、一次受け器(1)
    のと同じピペット(11)を備えると共に受け器
    (l’)の全内容物を移すマクロピペット(73)を備
    えた容器の形を有し、このマクロピペットは一次受け器
    (l’)から取外し可能でありその内容物を測定サポー
    ト(4)へ空けるのに使い、次いで一次受け器(1)へ
    と取替えられ、次いでピペット(11)を取外し、ピッ
    ト(25)内に置くことで測定サポート(4)を閉止す
    るのに使うことを特徴とする、請求項37による装置。
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