JPH09117158A - 冷却用ファンの回転数制御方法 - Google Patents

冷却用ファンの回転数制御方法

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JPH09117158A
JPH09117158A JP7293736A JP29373695A JPH09117158A JP H09117158 A JPH09117158 A JP H09117158A JP 7293736 A JP7293736 A JP 7293736A JP 29373695 A JP29373695 A JP 29373695A JP H09117158 A JPH09117158 A JP H09117158A
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JP
Japan
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fan
power supply
ups
cooling
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7293736A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotaka Nakada
尚孝 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority to JP7293736A priority Critical patent/JPH09117158A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UPS冷却方法を合理的にし、冷却用ファン
の消費電力量の減少とファン寿命を延ばす。 【解決手段】 UPS1の出力回路に設けてある電流検
出用CT2によるUPS出力の検出信号と、サーミスタ
3による吸気温度の検出信号とを制御部4へ入力させ、
A/D変換器11において変換したディジタル信号をマ
イコン12に入力させ、2つの入力信号に該当するファ
ン電源電圧をマイコン12に格納してあるテーブルから
選択して4ビットの信号としてファン電源13に入力さ
せ、ファン電源13を構成するフォトカプラをオン・オ
フ制御することによって12vから24vの範囲におい
て16段階に分割したファン電源電圧を冷却用直流ファ
ン5へ供給し、回転数制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、UPS等の電力変
換回路を冷却するために使用される冷却用ファンの回転
数制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】UPSを構成する電力変換回路は多くの
半導体素子等より成る複雑な回路を備えているので、U
PSの運転保守においては温度管理を厳密に行うことが
肝要である。しかし乍ら、従来におけるUPS等に対す
る温度管理は交流ファンを使用し、2段階程度の回転数
制御によって交流ファンを駆動させ、UPS等の冷却を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、室温の管理によ
ってUPSの温度管理を行う場合には、UPSの負荷と
は無関係に冷却用ファンを駆動させていたので、UPS
が軽負荷の時にも室温が高いと冷却用ファンを高速回転
させ、このため騒音が大きく、かつ徒に長時間の高速回
転を行うこともあり、冷却ファンの寿命を縮めていた。
吸気温度が多少高くてもUPSの負荷が軽ければUPS
内部の発熱量が大きくないので冷却用ファンの回転数は
低速でも充分の筈である。本発明は、従来の冷却用ファ
ンの回転数制御方法の欠点を解消するためになされたも
のであって、吸気温度の他にUPSの負荷率をも勘案し
た16段階より成る精密な回転数制御方法を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、UPSの定格
出力を基準にして換算したUPS出力の負荷率と吸気温
度との設定条件によって決まる冷却用ファンへの供給電
源電圧を16段階に分割してマイコンのテーブルに格納
しておき、前記UPSから検出した出力電流値とUPS
吸気部から検出した吸気温度・検出値とをA/D変換し
たうえで前記マイコンのテーブルに入力させ、前記2つ
の検出値に対応する4ビットより成るファン電源電圧信
号をマイコンのテーブルからファン電源を構成するフォ
トカプラに送出させ、このフォトカプラをオン・オフ制
御することによって冷却用ファンへ供給する電源電圧を
16段階に分割して調整し、冷却用ファンの回転数も印
加電圧に応じて制御しようとするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例を示
すブロック図である。UPS1は入力開閉スイッチ1
0,コンバータ6,インバータ7,蓄電池8,バイパス
回路を備えた切換部9によって構成しており、その出力
回路には電流検出用CT2が設けてある。冷却用直流フ
ァン5を制御する制御部4は吸気温度を検出するサーミ
スタ3の検出信号およびUPS1の出力回路に設けてあ
る電流検出用CT2の検出信号を入力し、A/D変換器
11において10ビットより成るディジタル信号に変換
する。A/D変換器11からの出力信号はマイコン12
に入力してマイコン12に格納してある16段階より成
るファン電源電圧のテーブルの中から入力信号に該当す
るファン電源電圧を選択し、4ビットより成る信号をフ
ァン電源13に送出する。 ファン電源13は入力した
4ビット信号により入力直流電圧を24vから12vの
範囲において16段階に分割した直流電圧に調整し、冷
却用直流ファン5に供給する。冷却用直流ファン5は1
6段階に分割した直流電圧に対応した回転数によって駆
動される。
【0006】図2は、ファン電源13の回路構成を示す
ブロック図である。ファン電源13に入力した直流24
vはシリーズレギュレータ14とその付帯回路を構成す
る4つのフォトカプラ20,21,22,23および直
列接続した5つの抵抗15,16,17,18,19よ
り成る並列回路によって直流12v〜24vに調整され
て冷却用直流ファン5へ供給される。フォトカプラ2
0,21,22,23はマイコン12からの4ビット信
号によってオン・オフ制御され、フォトカプラに並列接
続してある4つの抵抗15,16,17,18の抵抗値
を調整する。即ち、フォトカプラがオンとなると並列抵
抗は短絡されるので、5つの直列抵抗15,16,1
7,18,19より成る総合抵抗値はフォトカプラのオ
ン・オフによって16段階に分けられて変化する。この
結果、シリーズレギュレータ14を介してファン電源1
3から供給される冷却用直流ファン5への直流電圧は2
4vから12vの範囲において16段階に分割して調整
される。
【0007】図3と図4はマイコン12に格納されてい
る16段階のファン電源電圧を選定するためのフローチ
ャート例である。ファン制御(S1)を行う場合に制御
電源オン(S2)とすると、UPS1が停止している場
合にはファン電源55%(13.2v)の4ビット信号
(S3)がマイコン12からファン電源13へ出力され
る。UPS1を運転する場合(S4)には、次の条件に
よって冷却用直流ファン5が12v〜24vの直流電圧
を供給されるように、4ビット信号がマイコン12から
ファン電源13へ送出される。吸気温度が40℃以上で
あり(S5)、負荷率が90%以上である(S21)と
きは、100%(24v)の4ビット信号(S81)が
ファン電源13へ送出される。負荷率が90%以下で7
0%以上である(S22)と97%(23.3v)の4
ビット信号(S82)が、負荷率が70%以下で50%
以上である(S23)と94%(22.6v)の4ビッ
ト信号(S83)が夫々ファン電源13へ送出される。
また、負荷率が50%以下で30%以上である(S2
4)とき、および負荷率が30%以下で10%以上であ
る(S25)ときは、夫々91%(21.8v)と88
%(21.1v)の4ビット信号(S84)と(S8
5)がファン電源13へ送出され、負荷率が10%以下
のときは85%(20.4v)の4ビット信号(S8
6)となる。
【0008】次に、吸気温度が40℃以下で35℃以上
の場合においては、負荷率が90%以上のとき(S3
1)、負荷率が90%以下で70%以上のとき(S3
2)、負荷率が70%以下で50%以上のとき(S3
3)、負荷率が50%以下で30%以上のとき(S3
4)は夫々(S83)、(S84)、(S85)、(S
86)に相当する4ビット信号がファン電源13へ送出
される。また、負荷率が30%以下で10%以上のとき
(S35)、および負荷率が10%以下のときのファン
電源13は82%(19.7v)、79%(19.0
v)の4ビット信号を入力する。以下、同様にして吸気
温度35℃以下で30℃以上の場合、30℃以下で25
℃以上の場合、25℃以下で20℃以上の場合における
負荷率90%以上のとき、負荷率90%以下で70%以
上のとき、負荷率70%以下で50%以上のとき、負荷
率50%以下で30%以上のとき、負荷率30%以下で
10%以上のとき、および負荷率10%以下のときにお
けるファン電源13を求め、合計で16段階より成るフ
ァン電源電圧を選択できる。
【0009】上記説明において用いているUPSの負荷
率は、UPSの定格出力を100%とした場合における
夫々のUPS出力の換算値である。本実施例においては
吸気温度を5段階とすると共にUPSの負荷率も5段階
に分割し、ファン電源電圧を16段階とすることによっ
て冷却用直流ファンの回転数制御も16段階としている
が、これらの段階数は使用状況に対応して適宜選択すれ
ばよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による冷却
用ファンの回転数制御方法は、UPS出力電流の検出信
号と吸気温度の検出信号とをA/D変換したうえでマイ
コンに入力させ、マイコンに予め格納してあるテーブル
からUPS負荷率と吸気温度の検出信号によって決まる
冷却用ファン供給電圧を選択し、マイコンから出力され
る冷却用ファン供給電圧に相当する4ビット信号をファ
ン電源に入力させ、24vから12vの範囲において1
6段階に分割されたファン電源電圧として冷却用直流フ
ァンに供給し、冷却用直流ファンの回転数を制御するよ
うにした。従って、吸気温度のみならずUPS出力をも
考慮した精密な電圧ステップを備えたファン電源電圧を
供給できるので、冷却用直流ファンの回転数制御もきめ
細かに行うことができ、騒音の減少と消費電力量の低減
化、およびファン寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明におけるファン電源の回路構成を示すブ
ロック図。
【図3】フローチャート
【図4】フローチャート。
【符号の説明】
1 UPS 2 電流検出用CT 3 サーミスタ 4 制御部 5 冷却用直流ファン 11 A/D変換部 12 マイコン 13 ファン電源 14 シリーズレギュレータ 15,16,17,18,19 抵抗 20,21,22,23 フォトカプラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UPSの定格出力を基準にして換算した
    UPS出力の負荷率と吸気温度とを夫々5段階に分割
    し、夫々の負荷率と吸気温度との設定条件の組み合わせ
    によって決まる冷却用ファンのファン電源電圧を16段
    階に分割してマイコンのテーブルに格納しておき、 前記UPSから検出した出力電流値とUPS吸気部から
    検出した吸気温度検出値とをA/D変換したうえで前記
    マイコンのテーブルに入力させ、前記2つの検出値に対
    応する4ビットより成るファン電源電圧信号を前記マイ
    コンからファン電源を構成するフォトカプラに送出さ
    せ、このフォトカプラをオン・オフ制御してファン電源
    から冷却用直流ファンへ供給するファン電源電圧を16
    段階に分割して調整することにより、前記冷却用直流フ
    ァンの回転数を印加電圧に比例して制御するようにした
    ことを特徴とする冷却用ファンの回転数制御方法。
JP7293736A 1995-10-16 1995-10-16 冷却用ファンの回転数制御方法 Pending JPH09117158A (ja)

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