JPH09116981A - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JPH09116981A
JPH09116981A JP27300495A JP27300495A JPH09116981A JP H09116981 A JPH09116981 A JP H09116981A JP 27300495 A JP27300495 A JP 27300495A JP 27300495 A JP27300495 A JP 27300495A JP H09116981 A JPH09116981 A JP H09116981A
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JP
Japan
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light beam
remote controller
controlled object
light
control system
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JP27300495A
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English (en)
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Toshimasa Shibaki
敏正 柴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔制御器を用いて簡単かつ確実に被制御体の
指定を行うことができる遠隔制御システムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】遠隔制御器1から発せられた光線を被制御
体2が受光することにより、被制御体2を遠隔制御する
遠隔制御システムであって、上記遠隔制御器1が、可視
光線を照射する光発信手段100を備えて構成され、上
記被制御体2が、この遠隔制御器1から発せられた可視
光線を受光する光受信手段21と、この光受信手段21
が遠隔制御器1からの可視光線を受光したことを表示す
る選択表示手段25とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔制御システム
に係り、更に詳しくは、スポットライト等の被制御体を
遠隔制御器により遠隔制御する遠隔制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の遠隔制御システムは、光発信手
段を備えた遠隔制御器(リモコン)から被制御体に対し
て赤外線等の光ビームを出力して、被制御体の遠隔制御
を行うものである。この様な遠隔制御システムが複数の
被制御体を含んで構成され、同一の遠隔制御器によりこ
れらの被制御体を制御する場合、各被制御体に対して、
遠隔制御器から順に光ビームを照射して各被制御体を制
御していくことにより、全ての被制御体の遠隔制御を行
うことができる。
【0003】例えば、複数の照明器具のそれぞれの照射
方向を1つの赤外線リモコンで制御するスポットライト
システムの場合、この赤外線リモコンから各照明器具に
向けて赤外線を照射し、照明器具を首振り駆動させる操
作を全ての照明器具に対して行うことにより、全ての照
明器具の照射方向をリモコンの位置へと遠隔制御するこ
とができる。
【0004】ところが、2以上の被制御体が、遠隔制御
器からの距離に比べ、近接して設置されている場合に
は、所望の被制御体に対して正確に光ビームを照射する
ことが困難な場合もある。この様な場合には、遠隔制御
しようとする被制御体以外の被制御体を誤って制御して
しまったり、制御対象である被制御体とともに他の被制
御体を制御してしまうという問題が生じる。
【0005】この様な問題を解決する従来の方法とし
て、予め各被制御体に固有のアドレスを割り当てておい
て、遠隔制御器から制御対象となるべき被制御体のアド
レスを指定することによって、特定の被制御体を指定す
ることができる。また、各被制御体を制御信号線を介し
て据置式制御装置に接続しておき、この据置式制御装置
において制御対象となる被制御体を指定し、上記制御信
号線を介して指定された被制御機器へ指定信号を伝送す
ることによって、特定の被制御体を指定することもでき
る。この方法の場合には、例えば、据置式制御装置がタ
ッチパネルを備え、被制御体の配置の表示等に基づい
て、被制御体をタッチパネル上で指定することにより、
簡単に所望の被制御体を指定できるシステムを構築する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の方法によって、制御対象となる被制御体を特定
する場合には、次の様な問題があった。即ち、アドレス
指定によって被制御体を特定する場合には、予め各被制
御体ごとに固有のアドレスを設定しておくことが必要で
あり、さらに、遠隔制御器にはアドレス入力用テンキー
を設けて、遠隔制御したい被制御体のアドレスを調べて
入力する必要があった。
【0007】従って、新たな被制御体の制御を行うたび
に、この様なアドレス入力の操作が必要となり、被制御
体の数が多い場合には、全ての被制御体を遠隔制御する
のに必要な作業量が多くなって作業効率が低下するとい
う問題があった。一方、据置式制御装置に備えられたタ
ッチパネル等を用いて被制御体を指定する場合には、所
望の被制御体を指定することは容易であるが、据置式制
御装置は、携帯式のものではないために、作業場所を移
動することができない。
【0008】従って、新たな被制御体の制御を行うたび
に、据置式制御装置の設置された位置まで戻って、タッ
チパネルによる被制御体の指定を行うことが必要とな
り、被制御体の数が多い場合には、作業効率が悪いとい
う問題があった。本発明は、上記の事情に鑑みてなされ
たもので、遠隔制御器を用いて簡単かつ確実に被制御体
の指定を行うことができる遠隔制御システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明による遠隔制御システムは、遠隔制御器から発せられ
た光線を被制御体が受光することにより、被制御体を遠
隔制御するシステムであって、上記遠隔制御器が、可視
光線を照射する光発信手段を備えて構成され、上記被制
御体が、この遠隔制御器から発せられた可視光線を受光
する光受信手段と、この光受信手段が遠隔制御器からの
可視光線を受光したことを表示する選択表示手段とを備
えて構成される。
【0010】請求項2に記載した本発明による遠隔制御
システムは、請求項1に記載の遠隔制御システムであっ
て、上記遠隔制御器が、照射スイッチと指定スイッチと
をさらに備え、照射スイッチの操作に基づいて、光線の
照射方向を確認するための確認光線が出力される一方、
指定スイッチの操作に基づいて、制御対象を指定するた
めの指定光線が出力される構成とされ、上記被制御体
が、上記光受信手段の出力に基づいて指定光線を判別す
る受信判別手段をさらに備え、この受信判別手段の判別
結果に基づいて、上記選択表示手段が指定光線の受光を
表示する構成とされる。
【0011】請求項3に記載した本発明による遠隔制御
システムは、請求項1又は2に記載の遠隔制御システム
であって、上記遠隔制御器が、設定スイッチをさらに備
え、設定スイッチの操作に基づいて、被制御体の制御情
報を送信するための設定光線が出力される構成とされ、
上記受信判別手段が、上記光受信手段の出力に基づいて
設定光線を判別するとともに、この設定光線に含まれて
いる指定解除情報に基づいて上記選択表示手段が指定の
解除を表示する構成とされる。
【0012】請求項4に記載した本発明による遠隔制御
システムは、請求項1又は2に記載の遠隔制御システム
であって、上記遠隔制御器が、設定スイッチをさらに備
え、設定スイッチの操作に基づいて、被制御体の制御情
報を送信するための設定光線が出力される構成とされ、
上記被制御体が、被制御体の制御情報を保持するための
記憶手段をさらに備え、上記受信判別手段が、上記光受
信手段の出力に基づいて設定光線を判別するとともに、
この設定光線に含まれている制御情報を上記記憶手段に
格納する手段として構成される。
【0013】請求項5に記載した本発明による遠隔制御
システムは、請求項4に記載の遠隔制御システムであっ
て、上記設定光線が、シーン番号及び制御情報を含む光
信号として構成され、上記記憶手段が、被制御体の制御
情報をシーン番号ごとに保持する記憶手段として構成さ
れ、上記受信判別手段が、上記光受信手段の出力に基づ
いて設定光線を判別し、解読する手段として構成され、
解読された制御情報をシーン番号とともに上記記憶手段
に格納する構成とされる。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明による遠隔制御システムの
一例の外観を図1に示す。この図は、スポットライト及
び遠隔制御器で構成されるスポットライトシステムを示
したものである。図中のスポットライト2は、パン軸2
00を中心としてパン回動し、チルト軸201を中心と
してチルト回動することによって、首振り駆動してレン
ズ202から照射するスポット光の照射方向を制御する
ものである。
【0015】遠隔制御器としてのリモコン1は、光発信
手段としての発光ダイオード(LED)100と、照射
スイッチ10と、指定スイッチ11と、設定スイッチ1
20〜12nとを備えて構成され、これらのスイッチの
操作に基づいて、光発信手段100から所定の可視光線
が出力される。上記スポットライト2は、リモコン1に
より遠隔制御される被制御体であり、可視光線を検出す
るための受光素子21と、選択表示手段としての発光ダ
イオード(LED)25を備えて構成され、受光素子2
1が、リモコン1の光発信手段100から発せられた可
視光線を受光すれば、選択表示手段25が点灯する。
【0016】このスポットライトシステムを用いて、請
求項1に記載した本発明による遠隔制御システムについ
て以下に説明する。このスポットライトシステムにおい
ては、スポットライトの遠隔制御を行う作業者が、リモ
コン1のスイッチを操作して、光発信手段100から可
視光線を出力させれば、その照射方向を目視により確認
することができるので、リモコン1の照射方向を所望の
スポットライト2の方向に簡単に一致させることができ
る。即ち、リモコン1からの照射光が所望のスポットラ
イト2に当たるように、リモコン1の方向を変えればよ
い。
【0017】また、可視光線を受光するとスポットライ
ト2の選択表示手段25が点灯するため、この点灯によ
り、照射方向が所望のスポットライト2に一致している
ことを確認することができる。この選択表示手段25
は、スポットライト2から離れた場所にいるリモコン1
の操作者が目視により確認できるように高輝度LEDが
使用される。この様にして遠隔制御したいスポットライ
ト2をリモコン1により簡単かつ正確に特定することが
できる。
【0018】次に、請求項2、3及び4に記載した本発
明による遠隔制御システムについて以下に説明する。図
1に示したリモコン1の一構成例を図2に示す。このリ
モコン1は、押釦スイッチ10、11、120〜12n
と、発振回路13、140〜14nと、発光ダイオード
100と、発光ダイオード駆動回路15と、電池電源1
7とにより構成される。なお、押釦スイッチ10、1
1、120〜12n及び発光ダイオード100は、それ
ぞれ図1に示した同符号のものと同じのものである。
【0019】押釦スイッチ10は、電池電源17の出力
電圧を発光ダイオード駆動回路15に供給するためのス
イッチング手段である。一方、押釦スイッチ11、12
0〜12nは、電池電源17の出力電圧を、それぞれが
対応する発振回路13、140〜14nに供給するため
のスイッチング手段である。各発振回路13、140〜
14nは、電源が供給されると、予め定められた周波数
の周期信号を出力する。この周波数は、各発振回路ごと
に異ように定められている。発光ダイオード駆動回路1
5は、この周期信号が入力されていない場合は、発光ダ
イオード100を連続点灯させるが、周期信号が入力さ
れていれば、発光ダイオード100をその周波数で点滅
させる。
【0020】また、図1に示したスポットライト2の一
構成例のブロック図を図3に示す。このブロック図は、
スポットライト2の要部のみを示したものであり、受光
素子21と、受信判別手段22と、中央処理回路23
と、記憶手段230と、発光ダイオード駆動部24と、
選択表示手段としての発光ダイオード25とにより構成
される。
【0021】受光素子21は、リモコン1から発せられ
た可視光線を検出するための素子であり、PINフォト
ダイオードにより構成することができる。受信判別手段
22は、受光素子21の出力信号に基づいて、リモコン
1から照射された光線であるのかを判別し、また、リモ
コン1から照射された光線の場合には、さらにその種類
を判別する回路である。中央処理回路23は、受信判別
手段の判別結果に基づいて、発光ダイオード駆動部24
に対し制御信号を出力し、或は、必要な情報を記憶手段
230へ格納する回路である。発光ダイオード25は、
発光ダイオード駆動部24からの供給電源により点灯又
は点滅する選択表示手段であり、高輝度LEDが使用さ
れる。
【0022】次に、リモコン1によりスポットライト2
を指定する操作のフローチャートの一例を図4の400
〜410に示す。まず、作業者がリモコン1の照射スイ
ッチ10を押下すると(400)、リモコン1から確認
光線が出力される(401)。即ち、照射スイッチ10
の押下によって、リモコン1の発光ダイオード駆動回路
15に電源が供給されて、発光ダイオード100から可
視光線の連続光が出力される。
【0023】作業者は、リモコン1から照射される光線
を目で追いながら、リモコンの向きを調節することによ
り、リモコン1の照射光線を所望のスポットライト2に
当てることができる。この様にして、リモコン1の照射
方向を遠隔制御しようとしているスポットライト2に一
致させる(402)。次に、作業者がリモコン1の指定
スイッチ11を押下すると(403)、リモコン1から
指定光線が出力される(404)。即ち、指定スイッチ
11の押下によって、発振回路13から周波数fの周期
信号が出力されて、発光ダイオード100から周波数f
の可視光線の点滅光が出力される。
【0024】この指定光線をスポットライト2の受光素
子21が受光すると、受信判別部22が、受光素子21
の出力信号の周波数を検査し、この周波数がfと一致す
れば、指定信号であると判断し、選択表示手段25を点
灯させる。このため、作業者は、指定スイッチ11の押
下後に所望のスポットライト2の選択表示手段25が点
灯したことを確認すれば(405)、正しく指定できて
いることを確認することができる。
【0025】次に、作業者がスポットライト2の制御内
容に応じて、リモコン1の設定スイッチ120〜12n
を押下すると(406)、リモコン1から設定光線が出
力される(407)。即ち、指定スイッチ120〜12
nの押下によって、発振回路140〜14nのいずれか
から周波数f0〜fnの周期信号が出力されて、発光ダ
イオード100から周波数f0〜fnの可視光線の点滅
光が出力される。
【0026】この設定光線を受光すると、受信判別部2
2が、受光素子21の出力信号の周波数を検査し、この
周波数がf0〜fnのいずれであるのかを判別し、その
結果に基づいて、中央制御回路23が、スポットライト
2を首振り駆動させ、照明を点灯/消灯させ、或は、設
定されたデータを記憶手段230に格納する。この時、
中央制御回路23は、発光ダイオード駆動部24に対し
て制御信号を出力し、発光ダイオード25を一定時間、
例えば5秒間、点滅させて、スポットライト2が設定光
線を受光したことを表示する(408)。
【0027】この様にしてスポットライト2の受光した
設定光線が、指定解除情報であった場合には(40
9)、スポットライト2の選択表示手段25を消灯し
て、指定が解除されたことを表示し、スポットライト2
は指定光線の待機状態となる(410)。一方、受光し
た設定光線が、指定解除情報でなかった場合には、上記
の点滅後にスポットライト2の選択表示手段25は再び
点灯して指定状態を維持し、遠隔制御器1からの設定光
線が引続き受光可能となる。
【0028】さらに、請求項5に記載した本発明による
遠隔制御システムについて以下に説明する。図5の
(a)、(b)は、リモコン1から発せられる光線の一
例及びこれを受光した被制御体の選択表示手段25の出
力の一例を示した図である。(a)及び(b)はともに
時間の経過を横軸にとり、(a)の縦軸には可視光線の
出力をとり、(b)の縦軸には選択表示手段としての発
光ダイオードの点灯信号をとっている。
【0029】上述した通り、確認スイッチ10の操作に
より確認光線が出力され、指定スイッチ11の操作によ
り指定光線が出力され、設定スイッチ120〜12nの
操作により設定光線が出力される。この設定光線は、さ
らに、シーン番号、スポットライト2の駆動情報、スポ
ットライト2の点灯/消灯情報、指定解除情報により構
成されている。シーン番号とは、例えば、舞台照明用の
スポットライトの場合、舞台の場面(シーン)ごとに付
された番号である。
【0030】通常、各場面ごとに各スポットライトを点
灯するのか消灯するのか、或は、どの方向へ照射するの
かが異なるため、これらの情報をシーン番号とともに予
め設定しておけば、シーン番号を指定するだけで各スポ
ットライトを制御することができる。例えば、舞台照明
のリハーサル時に、リモコン1の設定スイッチ120〜
12nを操作して、シーン番号とともに、スポットライ
トの駆動情報及び点灯/消灯情報を設定光線として送信
し、これを受信したスポットライト2の受信判別回路2
2がこの受信信号を解読して、中央制御回路23が、シ
ーン番号とともに、駆動情報及び点灯/消灯情報を記憶
手段230に格納する。このため、実際の場面(シー
ン)においては、そのシーン番号を指定するだけで、各
スポットライトを制御することができる。
【0031】図5においては、シーン番号、駆動情報及
び点灯/消灯情報をそれぞれ1つずつ出力した後に指定
解除情報が出力されているが、複数組のシーン番号、駆
動情報及び点灯/消灯情報を出力後に、指定解除情報を
出力して、複数シーンについて一度に設定することもで
きる。また、(b)に示す様に、選択表示手段としての
発光ダイオード25は、指定光線の受光により点灯し、
設定光線による各情報を受信するごとに一定時間点滅
し、設定光線に指定解除情報が含まれていれば、消灯さ
れる。従って、遠隔制御器1を操作している作業者は、
この発光ダイオード25をみれば、指定中であるかどう
か、設定が行われたかどうかを確認することができる。
【0032】この様にして、リモコン1により所望のス
ポットライト2を簡単かつ確実に指定することができ、
シーンごとに駆動情報、点灯/消灯情報等を設定するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明による遠隔制
御システムは、遠隔制御器の光発信手段が可視光線を照
射するため、遠隔制御器から発せられた光線を目で追い
ながら遠隔制御器の向きを変え、遠隔制御器の照射方向
を制御したい被制御体に容易に一致させることができ
る。
【0034】また、被制御体の光受信手段が、遠隔制御
器からの光線を受光すれば、選択表示手段がこれを表示
するため、制御したい被制御体に遠隔制御器の照射方向
が一致していることを確認することができる。従って、
遠隔制御器を用いて、被制御体の指定を容易かつ確実に
行うことができる。
【0035】請求項2に記載した本発明による遠隔制御
システムは、確認スイッチを操作することにより、遠隔
制御器から確認光線を照射して、遠隔制御器の照射方向
を制御したい被制御体に一致させ、さらに、指定スイッ
チを操作することにより、制御したい被制御体へ指定光
線を照射する。被制御体は、この指定光線を判別し、指
定光線のみに基づいて選択表示手段が表示を行う。
【0036】従って、確認光線により、遠隔制御器の照
射方向を制御したい被制御体に一致させた後に、指定光
線により、被制御体の指定を行うことができるので、2
以上の被制御体が、遠隔制御器からの距離に比べ、近接
して設置されている場合であっても、所望の被制御体の
みに対して正確に光ビームを照射することができる。即
ち、遠隔制御しようとする被制御体以外の被制御体を誤
って制御してしまったり、制御対象である被制御体とと
もに他の被制御体を制御してしまうのを防止することが
できる。
【0037】請求項3に記載した本発明による遠隔制御
システムは、請求項1又は2に記載の遠隔制御器に設定
スイッチが設けられ、この設定スイッチを操作すること
により、遠隔制御器から設定光線を照射し、遠隔制御器
からの可視光線を受光した被制御体は、受信判別手段が
この設定光線を判別し、被制御体の指定を解除する。従
って、指定光線により被制御体を指定し、その後の設定
光線によりこの指定を解除することができ、複数の被制
御体により構成される遠隔制御システムにおいて、順に
被制御体の遠隔制御を行うことができる。
【0038】また、制御しようとする被制御体以外の被
制御体を誤って指定した場合、或は、所望の被制御体と
ともにそれ以外の被制御体をも指定してしまった場合で
あっても、誤って指定した被制御体に対してのみ、指定
解除情報を含んだ設定光線を照射すれば、最終的に所望
の被制御体のみを指定することができる。さらに、指定
が解除されたかどうかは、被制御体の選択表示手段によ
り確認することができるため、容易かつ確実に制御した
い被制御体のみを指定することができる。
【0039】請求項4に記載した本発明による遠隔制御
システムは、請求項2に記載の遠隔制御器に設定スイッ
チが設けられ、この設定スイッチを操作することによ
り、遠隔制御器から設定光線を照射し、遠隔制御器から
の可視光線を受光した被制御体は、受信判別手段がこの
設定光線を判別し、その制御情報を記憶手段に格納す
る。
【0040】従って、確認光線及び指定光線により被制
御体の指定し、これに引き続く設定光線により被制御体
の制御を行うことができる。請求項5に記載した本発明
による遠隔制御システムは、請求項4に記載の遠隔制御
器から発せられる設定光線が、シーン番号及び制御情報
により構成され、この設定光線を受光した被制御体は、
記憶手段にシーン番号とともに制御情報を格納する。
【0041】従って、確認光線及び指定光線により被制
御体の指定し、さらに、被制御体の設定をシーン番号ご
とに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔制御システムの一例の外観を
示した図である。
【図2】図1に示した遠隔制御器の一構成例を示した図
である。
【図3】図1に示した被制御体の一構成例を示した図で
ある。
【図4】本発明による遠隔制御システムの基本操作を示
したフローチャートである。
【図5】請求項5に記載した本発明による遠隔制御シス
テムの遠隔制御器から発せられる信号の一例及びこれを
受光した被制御体の選択表示手段の出力の一例を示した
図である。
【符号の説明】
1 ・・・遠隔制御器 100・・・光発信手段 10 ・・・照射スイッチ 11 ・・・指定スイッチ 120〜12n・・・設定スイッチ 2 ・・・被制御体 21 ・・・光受信手段 22 ・・・受信判別手段 230・・・記憶手段 25 ・・・選択表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔制御器から発せられた光線を被制御体
    が受光することにより、被制御体を遠隔制御する遠隔制
    御システムにおいて、 上記遠隔制御器が、可視光線を照射する光発信手段を備
    えて構成され、 上記被制御体が、この遠隔制御器から発せられた可視光
    線を受光する光受信手段と、この光受信手段が遠隔制御
    器からの可視光線を受光したことを表示する選択表示手
    段とを備えて構成されることを特徴とする遠隔制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の遠隔制御システムにおい
    て、 上記遠隔制御器が、照射スイッチと指定スイッチとをさ
    らに備え、 照射スイッチの操作に基づいて、光線の照射方向を確認
    するための確認光線が出力される一方、指定スイッチの
    操作に基づいて、制御対象を指定するための指定光線が
    出力される構成とされ、 上記被制御体が、上記光受信手段の出力に基づいて指定
    光線を判別する受信判別手段をさらに備え、 この受信判別手段の判別結果に基づいて、上記選択表示
    手段が指定光線の受光を表示することを特徴とする遠隔
    制御システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の遠隔制御システム
    において、 上記遠隔制御器が、設定スイッチをさらに備え、 設定スイッチの操作に基づいて、被制御体の制御情報を
    送信するための設定光線が出力される構成とされ、 上記受信判別手段が、上記光受信手段の出力に基づいて
    設定光線を判別するとともに、この設定光線に含まれて
    いる指定解除情報に基づいて、上記選択表示手段が指定
    の解除を表示することを特徴とする遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の遠隔制御システム
    において、 上記遠隔制御器が、設定スイッチをさらに備え、 設定スイッチの操作に基づいて、被制御体の制御情報を
    送信するための設定光線が出力される構成とされ、 上記被制御体が、被制御体の制御情報を保持するための
    記憶手段をさらに備え、 上記受信判別手段が、上記光受信手段の出力に基づいて
    設定光線を判別するとともに、この設定光線に含まれて
    いる制御情報を上記記憶手段に格納する手段として構成
    されることを特徴とする遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の遠隔制御システムにおい
    て、 上記設定光線が、シーン番号及び制御情報を含む光信号
    として構成され、 上記記憶手段が、被制御体の制御情報をシーン番号ごと
    に保持する記憶手段として構成され、 上記受信判別手段が、上記光受信手段の出力に基づいて
    設定光線を判別し、解読する手段として構成され、 解読された制御情報が、シーン番号とともに上記記憶手
    段に格納されることを特徴とする遠隔制御システム。
JP27300495A 1995-10-20 1995-10-20 遠隔制御システム Pending JPH09116981A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022076282A (ja) * 2020-11-09 2022-05-19 株式会社Nichijo 動作システム、動作装置及び可視光照射装置

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