JPH09116792A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH09116792A JPH09116792A JP7271267A JP27126795A JPH09116792A JP H09116792 A JPH09116792 A JP H09116792A JP 7271267 A JP7271267 A JP 7271267A JP 27126795 A JP27126795 A JP 27126795A JP H09116792 A JPH09116792 A JP H09116792A
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- image pickup
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- display
- instruction input
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオカメラの操作指示を迅速に、かつ的確
に行えるようする。 【構成】 撮像素子１と、撮像素子１により撮影された
画像を表示する表示装置６と、表示装置６にビデオカメ
ラの操作項目を、撮像素子１により撮影された画像に重
ねて表示するスーパーインポーズ回路２２と、表示装置
６に表示された画像の目的とする位置を指示するタッチ
パネル７と、タッチパネル７により指示した位置が持つ
意味を判別するＣＰＵ２３で構成する判別回路とを具備
し、タッチパネル７により指示された位置を、撮像素子
１により撮影された画像上に前記スーパーインポーズ回
路２２を介して表示すると共に、操作指示に基づきビデ
オカメラの操作が行われる構成にする。
に行えるようする。 【構成】 撮像素子１と、撮像素子１により撮影された
画像を表示する表示装置６と、表示装置６にビデオカメ
ラの操作項目を、撮像素子１により撮影された画像に重
ねて表示するスーパーインポーズ回路２２と、表示装置
６に表示された画像の目的とする位置を指示するタッチ
パネル７と、タッチパネル７により指示した位置が持つ
意味を判別するＣＰＵ２３で構成する判別回路とを具備
し、タッチパネル７により指示された位置を、撮像素子
１により撮影された画像上に前記スーパーインポーズ回
路２２を介して表示すると共に、操作指示に基づきビデ
オカメラの操作が行われる構成にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関し、更
に詳しくは撮像装置の操作指示を表示装置上に設けた入
力手段により行う撮像装置に関するものである。
に詳しくは撮像装置の操作指示を表示装置上に設けた入
力手段により行う撮像装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近時、テレビ報道における現場取材で
は、所謂ワンマンオペレーション取材が盛んになってき
ている。これに伴い、ワンマンオペレーションに適合す
るビデオカメラ、即ち、より一層の高画質・多機能化と
共に、操作が簡単容易で、更に、迅速・確実な操作が可
能であるビデオカメラの要求が増大している。
は、所謂ワンマンオペレーション取材が盛んになってき
ている。これに伴い、ワンマンオペレーションに適合す
るビデオカメラ、即ち、より一層の高画質・多機能化と
共に、操作が簡単容易で、更に、迅速・確実な操作が可
能であるビデオカメラの要求が増大している。
【０００３】ビデオカメラの機能操作ではオートフォー
カス、オートアイリスのための対象被写体の特定や対象
範囲の指定、被写体自動追尾のための追尾対象の指定、
ズーム領域指定、或いは各種機能操作メニューへの入力
等がある。これらは撮像画面を見ながら直接指示するこ
とが好ましい機能であり、従来の鏡筒型ビューファイン
ダーとカメラ筐体側面のスイッチ群による操作では、画
面上の任意の位置、および任意の画像領域の特定は煩雑
であり簡単ではなかった。
カス、オートアイリスのための対象被写体の特定や対象
範囲の指定、被写体自動追尾のための追尾対象の指定、
ズーム領域指定、或いは各種機能操作メニューへの入力
等がある。これらは撮像画面を見ながら直接指示するこ
とが好ましい機能であり、従来の鏡筒型ビューファイン
ダーとカメラ筐体側面のスイッチ群による操作では、画
面上の任意の位置、および任意の画像領域の特定は煩雑
であり簡単ではなかった。
【０００４】このために鏡筒型ビューファインダーの視
線入力装置を用いてビューファインダー画面上で指示入
力を可能にしたものがあるが、これは分解能が粗く、ま
た操作決定のスイッチ動作前に視線をずらすことができ
ない等、操作を速くすることができず、実用上の問題を
内包するものであった。
線入力装置を用いてビューファインダー画面上で指示入
力を可能にしたものがあるが、これは分解能が粗く、ま
た操作決定のスイッチ動作前に視線をずらすことができ
ない等、操作を速くすることができず、実用上の問題を
内包するものであった。
【０００５】また、鏡筒型ビューファインダーを監視し
ながらジョイパッドで入力するアクティブフレームコン
トロール方式も間接的な入力操作となるため、操作が不
安定であり、取材者の微妙な意図を迅速にしかも的確に
反映することは困難であった。
ながらジョイパッドで入力するアクティブフレームコン
トロール方式も間接的な入力操作となるため、操作が不
安定であり、取材者の微妙な意図を迅速にしかも的確に
反映することは困難であった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、取材者を鏡筒型ビューファインダーを覗き込む姿勢
でのビデオカメラの操作から開放し、更に、大型の撮像
画面を見ながら、その画面に基づいてビデオカメラの操
作を迅速にしかも的確に取材者の意図を反映して操作す
ることができるようにしようとするものである。
は、取材者を鏡筒型ビューファインダーを覗き込む姿勢
でのビデオカメラの操作から開放し、更に、大型の撮像
画面を見ながら、その画面に基づいてビデオカメラの操
作を迅速にしかも的確に取材者の意図を反映して操作す
ることができるようにしようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであって、撮像装置は、少なくとも撮像
素子と撮像光学系からなる撮像手段と、撮像手段により
撮影された画像を表示する表示手段と、表示手段に撮像
装置の操作項目を、撮像手段により撮影された画像に重
ねて表示する手段と、表示手段に表示された画像の目的
とする位置を指示する指示入力手段と、指示入力手段に
より指示した位置が持つ意味を判別する判別手段と、指
示入力手段により指示された位置を、撮像手段により撮
影された画像に重ねて表示する手段とを具備し、更に、
指示入力手段により入力された指示に従って操作される
構成にする。
てなされたものであって、撮像装置は、少なくとも撮像
素子と撮像光学系からなる撮像手段と、撮像手段により
撮影された画像を表示する表示手段と、表示手段に撮像
装置の操作項目を、撮像手段により撮影された画像に重
ねて表示する手段と、表示手段に表示された画像の目的
とする位置を指示する指示入力手段と、指示入力手段に
より指示した位置が持つ意味を判別する判別手段と、指
示入力手段により指示された位置を、撮像手段により撮
影された画像に重ねて表示する手段とを具備し、更に、
指示入力手段により入力された指示に従って操作される
構成にする。
【０００８】指示入力手段は光透過部材で構成されてい
て、前記表示手段の表示面に重ねて配設されている構成
にする。
て、前記表示手段の表示面に重ねて配設されている構成
にする。
【０００９】表示手段に表示された画像の任意の画像領
域を指定する手段を具備すると共に、指定された画像範
囲を表示手段の表示面に任意の大きさで拡大表示する映
像倍率可変制御手段を具備した構成にする。また、前記
映像倍率可変制御手段の少なくとも一つは光学的に構成
する。
域を指定する手段を具備すると共に、指定された画像範
囲を表示手段の表示面に任意の大きさで拡大表示する映
像倍率可変制御手段を具備した構成にする。また、前記
映像倍率可変制御手段の少なくとも一つは光学的に構成
する。
【００１０】表示手段に表示された画像の任意の画像領
域を指定する手段を具備すると共に、指定された画像領
域における画像の縁周部を検出し、これに基づきオート
フォーカス制御を行う手段を具備した構成にする。
域を指定する手段を具備すると共に、指定された画像領
域における画像の縁周部を検出し、これに基づきオート
フォーカス制御を行う手段を具備した構成にする。
【００１１】表示手段に表示された画像の任意の画像領
域を指定する手段を具備すると共に、指定された画像領
域における画像の輝度を検出し、これに基づき指定され
た画像領域の輝度を最適にする露光機構を具備した構成
にする。
域を指定する手段を具備すると共に、指定された画像領
域における画像の輝度を検出し、これに基づき指定され
た画像領域の輝度を最適にする露光機構を具備した構成
にする。
【００１２】表示手段および表示手段の表示面上に配設
した指示入力手段は、撮像手段とは分離可能な構成にす
ると共に、表示手段および指示入力手段と、撮像手段と
の間の情報の伝達をする伝達手段を具備した構成にして
上記課題を解決する。
した指示入力手段は、撮像手段とは分離可能な構成にす
ると共に、表示手段および指示入力手段と、撮像手段と
の間の情報の伝達をする伝達手段を具備した構成にして
上記課題を解決する。
【００１３】従って、上述した構成では透明な指示入力
手段を表示手段の表示面に配設することにより、大型の
撮影画像を監視しながら表示手段に表示されている画像
に基づいてビデオカメラの操作を迅速にかつ的確に行う
ことができる。
手段を表示手段の表示面に配設することにより、大型の
撮影画像を監視しながら表示手段に表示されている画像
に基づいてビデオカメラの操作を迅速にかつ的確に行う
ことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
１ないし図６を参照して説明する。図１は本発明による
撮像装置の構成を示すブロック図であり、図２は本発明
による撮像装置の操作を示す図である。図３は指示入力
の一例であるフレームズームを示す図であり、図４は図
３に示したフレームズーム入力の流れを示す図である。
図５は本発明に用いる光軸角調整機構の一例を、また、
図６は焦点制御の一例を示す図である。
１ないし図６を参照して説明する。図１は本発明による
撮像装置の構成を示すブロック図であり、図２は本発明
による撮像装置の操作を示す図である。図３は指示入力
の一例であるフレームズームを示す図であり、図４は図
３に示したフレームズーム入力の流れを示す図である。
図５は本発明に用いる光軸角調整機構の一例を、また、
図６は焦点制御の一例を示す図である。
【００１５】まず、図１を参照して本発明による撮像装
置の構成を説明する。ＣＣＤ等からなる撮像素子１と、
合焦制御光学系２およびズーム光学系３とを含んでなる
撮影光学系４と、ズーム光学系３の前部に設けられた光
軸角調整機構５とを具備して光学系は構成されている。
また、撮像素子１からの映像を表示する表示装置６と表
示装置６の表示面１０上に設けられた光透過性のあるタ
ッチパネル７とで撮像装置の操作入力部を形成し、指８
等による接触によって撮像装置の操作の入力を行う。
置の構成を説明する。ＣＣＤ等からなる撮像素子１と、
合焦制御光学系２およびズーム光学系３とを含んでなる
撮影光学系４と、ズーム光学系３の前部に設けられた光
軸角調整機構５とを具備して光学系は構成されている。
また、撮像素子１からの映像を表示する表示装置６と表
示装置６の表示面１０上に設けられた光透過性のあるタ
ッチパネル７とで撮像装置の操作入力部を形成し、指８
等による接触によって撮像装置の操作の入力を行う。
【００１６】つぎに、映像信号および制御信号の回路ブ
ロックと信号の流れについて説明する。撮像素子１から
の映像信号は映像信号処理回路２１によって信号処理さ
れ、映像出力として撮像装置から外部の装置に送出され
ると共に、スーパーインポーズ回路２２に入力され、撮
像装置の操作項目が映像に加えられて表示装置６に送ら
れ、表示面１０上に表示される。詳しくは後述するが、
表示された指示に応じたタッチパネル７の位置を指８で
触れ、その触れた位置を指示入力位置検出回路２４で検
出し、ＣＰＵ２３によってその入力した意味を判定す
る。
ロックと信号の流れについて説明する。撮像素子１から
の映像信号は映像信号処理回路２１によって信号処理さ
れ、映像出力として撮像装置から外部の装置に送出され
ると共に、スーパーインポーズ回路２２に入力され、撮
像装置の操作項目が映像に加えられて表示装置６に送ら
れ、表示面１０上に表示される。詳しくは後述するが、
表示された指示に応じたタッチパネル７の位置を指８で
触れ、その触れた位置を指示入力位置検出回路２４で検
出し、ＣＰＵ２３によってその入力した意味を判定す
る。
【００１７】また、合焦制御光学系２は合焦光学系駆動
制御回路２５を介して、ズーム光学系３はズーム駆動制
御回路２６を介して、また、軸角調整機構５は光軸角調
整機構駆動制御回路２７を介して、ＣＰＵ２３の指示に
より制御される。更に、ＣＰＵ２３で決定した露光条件
を露光制御回路２８を介して露光設定手段２９を制御す
る。尚、露光設定手段２９は図示はしていないが、シャ
ッタースピードを決める電子シャッター、また、絞りを
決めるアイリス等を含むものである。
制御回路２５を介して、ズーム光学系３はズーム駆動制
御回路２６を介して、また、軸角調整機構５は光軸角調
整機構駆動制御回路２７を介して、ＣＰＵ２３の指示に
より制御される。更に、ＣＰＵ２３で決定した露光条件
を露光制御回路２８を介して露光設定手段２９を制御す
る。尚、露光設定手段２９は図示はしていないが、シャ
ッタースピードを決める電子シャッター、また、絞りを
決めるアイリス等を含むものである。
【００１８】つぎに、本発明の要部である表示装置６と
タッチパネル７とで構成する操作指示入力部の構成とそ
の操作について、図２ないし図４を参照して詳細に説明
する。
タッチパネル７とで構成する操作指示入力部の構成とそ
の操作について、図２ないし図４を参照して詳細に説明
する。
【００１９】表示装置６はブラウン管、液晶、プラズマ
ディスプレイ等からなる装置であって、その表示面１０
に、これを覆ってタッチパネル７が設けられている。表
示面１０には撮像装置の操作項目が表示されていて、こ
の操作項目とタッチパネル７の位置とが対応し、該当す
る操作項目をタッチパネル７の上から触れることによ
り、目的とする操作を入力することができる。
ディスプレイ等からなる装置であって、その表示面１０
に、これを覆ってタッチパネル７が設けられている。表
示面１０には撮像装置の操作項目が表示されていて、こ
の操作項目とタッチパネル７の位置とが対応し、該当す
る操作項目をタッチパネル７の上から触れることによ
り、目的とする操作を入力することができる。
【００２０】例えば、大分類メニュー１１としてメニュ
ーＡ、メニューＢ、メニューＣがあり、小分類メニュー
１２は大分類メニュー１１のメニューＡ、メニューＢ、
メニューＣに対応して用意されている。ここでは大分類
メニュー１１としてメニューＡを選択した場合、小分類
メニュー１２の項目はＡＦロック、フレームＡＦ、ＡＥ
ロック、フレームＡＥ、Ｗ／Ｂ、ズームＴ、ズームＷ、
フレームズームがあるが、当然ながらこれらの項目に限
るものではない。また、選択を実行するために実行スイ
ッチ１３がメニューに独立して設けられている。更に、
詳しくは後述するが、Ｐ1 −Ｐ2 を対角として指定する
撮影画像の範囲を定める枠、即ち、ズーム枠１４も表示
される。上述した項目は撮影画像に前述したスーパーイ
ンポーズ回路２２を介してオーバーラップ表示される。
ーＡ、メニューＢ、メニューＣがあり、小分類メニュー
１２は大分類メニュー１１のメニューＡ、メニューＢ、
メニューＣに対応して用意されている。ここでは大分類
メニュー１１としてメニューＡを選択した場合、小分類
メニュー１２の項目はＡＦロック、フレームＡＦ、ＡＥ
ロック、フレームＡＥ、Ｗ／Ｂ、ズームＴ、ズームＷ、
フレームズームがあるが、当然ながらこれらの項目に限
るものではない。また、選択を実行するために実行スイ
ッチ１３がメニューに独立して設けられている。更に、
詳しくは後述するが、Ｐ1 −Ｐ2 を対角として指定する
撮影画像の範囲を定める枠、即ち、ズーム枠１４も表示
される。上述した項目は撮影画像に前述したスーパーイ
ンポーズ回路２２を介してオーバーラップ表示される。
【００２１】ここで、一例として撮像装置のフレームズ
ームの操作手順について述べる。まず、図４の符号５０
に示す大分類メニューの表示をする。この操作でメニュ
ーＡ、メニューＢ、メニューＣが表示される。つぎに符
号５１で大分類メニューの選択を行うが、例えばフレー
ムズーム操作がメニューＡの中にあるとすると、メニュ
ーＡの位置をタッチパネル７上から触れる。触れた位置
の内容をＣＰＵ２３が判定し、メニューＡが入力したと
いうマークを表示すると共に、小分類メニュー１２であ
るＡＦロック、フレームＡＦ、ＡＥロック、フレームＡ
Ｅ、Ｗ／Ｂ、ズームＴ、ズームＷ、およびフレームズー
ムが表示される（符号５２）。
ームの操作手順について述べる。まず、図４の符号５０
に示す大分類メニューの表示をする。この操作でメニュ
ーＡ、メニューＢ、メニューＣが表示される。つぎに符
号５１で大分類メニューの選択を行うが、例えばフレー
ムズーム操作がメニューＡの中にあるとすると、メニュ
ーＡの位置をタッチパネル７上から触れる。触れた位置
の内容をＣＰＵ２３が判定し、メニューＡが入力したと
いうマークを表示すると共に、小分類メニュー１２であ
るＡＦロック、フレームＡＦ、ＡＥロック、フレームＡ
Ｅ、Ｗ／Ｂ、ズームＴ、ズームＷ、およびフレームズー
ムが表示される（符号５２）。
【００２２】つぎに、符号５３の小分類メニュー選択で
フレームズームの表示位置を同様にタッチパネル７上か
ら触れ、ＣＰＵ２３が判定してフレームズームが入力し
たというマークを表示する。つぎに、符号５４における
ズーム枠の指定は、最初にタッチパネル７を触れた位置
をＰ1 とし、つぎに触れた位置をＰ2 としてＰ1 −Ｐ2
を対角とした矩形の範囲をズーム領域と定める。
フレームズームの表示位置を同様にタッチパネル７上か
ら触れ、ＣＰＵ２３が判定してフレームズームが入力し
たというマークを表示する。つぎに、符号５４における
ズーム枠の指定は、最初にタッチパネル７を触れた位置
をＰ1 とし、つぎに触れた位置をＰ2 としてＰ1 −Ｐ2
を対角とした矩形の範囲をズーム領域と定める。
【００２３】設定条件が全て定まった後、実行ＳＷをや
はりタッチパネル７上から入力し、フレームズームの操
作が開始される（符号５５）。ズーム領域を表示面１０
全体に拡大して表示するために、ＣＰＵ２３ではズーム
倍率の演算、中心画素の算出、撮影光軸の調整、ズーム
領域にある画像へのオートフォーカス、ズーム領域にあ
る画像の最適な露出条件の決定等が行われ、撮像装置が
操作される。上述した操作によって図３（ａ）に示すＰ
1 −Ｐ2 を対角とした矩形の領域が同図（ｂ）に示すよ
うに表示面１０全体に拡大して表示され、フレームズー
ムが行われることになる。他の操作においても、上述し
た手順と略同様に、撮影画像を監視しながら的確、迅速
に行うことができる。
はりタッチパネル７上から入力し、フレームズームの操
作が開始される（符号５５）。ズーム領域を表示面１０
全体に拡大して表示するために、ＣＰＵ２３ではズーム
倍率の演算、中心画素の算出、撮影光軸の調整、ズーム
領域にある画像へのオートフォーカス、ズーム領域にあ
る画像の最適な露出条件の決定等が行われ、撮像装置が
操作される。上述した操作によって図３（ａ）に示すＰ
1 −Ｐ2 を対角とした矩形の領域が同図（ｂ）に示すよ
うに表示面１０全体に拡大して表示され、フレームズー
ムが行われることになる。他の操作においても、上述し
た手順と略同様に、撮影画像を監視しながら的確、迅速
に行うことができる。
【００２４】また、表示装置６とタッチパネル７とから
なる操作指示入力部は、撮影装置本体から離れた所に置
き、操作指示部と撮影装置本体との間の交信を有線また
は無線で接続することにより、撮影装置のリモートコン
トロール構成が容易に形成でき、操作上の自由度を得る
ことができる。
なる操作指示入力部は、撮影装置本体から離れた所に置
き、操作指示部と撮影装置本体との間の交信を有線また
は無線で接続することにより、撮影装置のリモートコン
トロール構成が容易に形成でき、操作上の自由度を得る
ことができる。
【００２５】つぎに、図５を参照して本発明の撮像装置
に用いる光軸角調整機構の一例を説明する。同図に示す
ように撮像光学系４の前に頂角が変化するプリズム１５
を光軸Ｌ1 に対して、その一つの面が垂直になるように
配設されている。ここでプリズム１５の頂角を光軸補正
の制御情報に応じて変化させ、撮像素子への入射光軸を
変化させるものであって、更にもう１つのプリズムをプ
リズム１５と直交するように配置して、光軸Ｌ1 に垂直
な面内の直交する２つの軸方向の角度を調整するもので
ある。
に用いる光軸角調整機構の一例を説明する。同図に示す
ように撮像光学系４の前に頂角が変化するプリズム１５
を光軸Ｌ1 に対して、その一つの面が垂直になるように
配設されている。ここでプリズム１５の頂角を光軸補正
の制御情報に応じて変化させ、撮像素子への入射光軸を
変化させるものであって、更にもう１つのプリズムをプ
リズム１５と直交するように配置して、光軸Ｌ1 に垂直
な面内の直交する２つの軸方向の角度を調整するもので
ある。
【００２６】調整角度はプリズム１５の頂角をαとし、
出射の振れ角をδとすると、プリズム１５の屈折率をｎ
として、 ｓｉｎθ＝ｓｉｎ（α＋δ）＝ｎｓｉｎα （１） θは小さいので θ＝α＋δ＝ｎα （２） となり、従って δ＝（ｎ−１）α （３） となる。ここで例えばｎ＝１．５とし、αを±２度変位
させた場合、振れ角δは±１度変化することになる。
出射の振れ角をδとすると、プリズム１５の屈折率をｎ
として、 ｓｉｎθ＝ｓｉｎ（α＋δ）＝ｎｓｉｎα （１） θは小さいので θ＝α＋δ＝ｎα （２） となり、従って δ＝（ｎ−１）α （３） となる。ここで例えばｎ＝１．５とし、αを±２度変位
させた場合、振れ角δは±１度変化することになる。
【００２７】以上説明した光学式の光軸角調整機構の他
に、光軸Ｌ1 に対して垂直な平面内の直交する２つの軸
方向に、それぞれ独立して回動する回動軸を有し、光軸
角の調整情報に応じて回動させて光軸角を調整する機械
式調整機構、または、撮像素子の撮影画像の切り出しに
より調整する電気式調整機構等があり、これら調整機構
を単独で、或いは組み合わせて用いてもよいことは当然
である。
に、光軸Ｌ1 に対して垂直な平面内の直交する２つの軸
方向に、それぞれ独立して回動する回動軸を有し、光軸
角の調整情報に応じて回動させて光軸角を調整する機械
式調整機構、または、撮像素子の撮影画像の切り出しに
より調整する電気式調整機構等があり、これら調整機構
を単独で、或いは組み合わせて用いてもよいことは当然
である。
【００２８】つぎに、図６のブロック図を参照して本発
明に用いる焦点制御の一例について説明する。構成は同
図に示すように、撮像光学系４と、ＣＣＤ等で構成され
る撮像素子１、および撮像光学系４を構成するレンズを
光軸方向に移動するモータ３２を含んで構成されてい
て、撮像素子１からの画像信号は映像信号処理回路２１
で信号処理され、映像信号から分離された輝度信号Ｙは
評価算出回路３０でオートフォーカスの基準となる信号
を算出し、ＣＰＵ２３で、この信号をもとにオートフォ
ーカスの制御信号を生成する。前記制御信号は前記ＣＰ
Ｕ２３から合焦光学系駆動制御回路２５を介してモータ
３２に印加され、撮像光学系４を構成するレンズの位置
を移動し、合焦位置に合わせ込むものである。
明に用いる焦点制御の一例について説明する。構成は同
図に示すように、撮像光学系４と、ＣＣＤ等で構成され
る撮像素子１、および撮像光学系４を構成するレンズを
光軸方向に移動するモータ３２を含んで構成されてい
て、撮像素子１からの画像信号は映像信号処理回路２１
で信号処理され、映像信号から分離された輝度信号Ｙは
評価算出回路３０でオートフォーカスの基準となる信号
を算出し、ＣＰＵ２３で、この信号をもとにオートフォ
ーカスの制御信号を生成する。前記制御信号は前記ＣＰ
Ｕ２３から合焦光学系駆動制御回路２５を介してモータ
３２に印加され、撮像光学系４を構成するレンズの位置
を移動し、合焦位置に合わせ込むものである。
【００２９】ＣＰＵ２３はオートフォーカス動作全般を
制御するものであって、例えば評価算出回路３０での評
価算出枠を決める枠信号発生回路３１に働きかけて枠信
号を発生させ、評価値と撮像光学系４を構成するレンズ
の位置と焦点位置との関係を記憶し、評価値の変化から
フォーカス状態を判断し、合焦光学系駆動制御回路２５
に制御信号を入力してモータ３２の動作を制御するため
に供される。
制御するものであって、例えば評価算出回路３０での評
価算出枠を決める枠信号発生回路３１に働きかけて枠信
号を発生させ、評価値と撮像光学系４を構成するレンズ
の位置と焦点位置との関係を記憶し、評価値の変化から
フォーカス状態を判断し、合焦光学系駆動制御回路２５
に制御信号を入力してモータ３２の動作を制御するため
に供される。
【００３０】尚、前記枠信号発生回路３１で発生した枠
信号に替わって、前述したズーム枠１４の信号を用いて
もよい。また、上述したオートフォーカス機構に関わる
ことなく、同様の働きをする他の機構を用いてもよいこ
とは当然である。
信号に替わって、前述したズーム枠１４の信号を用いて
もよい。また、上述したオートフォーカス機構に関わる
ことなく、同様の働きをする他の機構を用いてもよいこ
とは当然である。
【００３１】更に、自動露光については撮影画像の輝度
情報、または別途設けた露光センサの情報に基づき、Ｃ
ＰＵ２３で露光条件を決定して、前述したように露光制
御回路２８を介して電子シャッター、アイリス等の露光
設定手段２９を制御して行うものである。
情報、または別途設けた露光センサの情報に基づき、Ｃ
ＰＵ２３で露光条件を決定して、前述したように露光制
御回路２８を介して電子シャッター、アイリス等の露光
設定手段２９を制御して行うものである。
【００３２】
【発明の効果】本発明の撮像装置によれば、撮影画像を
監視しながら各種機能操作の入力がその画面上で行うこ
とができるので、別途に操作入力スイッチのある撮像装
置に比較して、スイッチの位置を気にすることなく確実
で迅速な撮像装置の操作を行うことができる。
監視しながら各種機能操作の入力がその画面上で行うこ
とができるので、別途に操作入力スイッチのある撮像装
置に比較して、スイッチの位置を気にすることなく確実
で迅速な撮像装置の操作を行うことができる。
【００３３】また、画面上に撮影画面と共に、ズーム
枠、カーソル等により現在動作中の状態が表示されるの
で、常に動作状態を確認しながら撮像装置の操作を行う
ことができる。
枠、カーソル等により現在動作中の状態が表示されるの
で、常に動作状態を確認しながら撮像装置の操作を行う
ことができる。
【００３４】更に、撮像装置と操作指示入力部を切り離
すことができ、操作の自由度が向上する。
すことができ、操作の自由度が向上する。
【図１】 ビデオカメラの使用状態を示す図である。
【図２】 本発明によるレンズ部とグリップの位置調整
を示す図である。
を示す図である。
【図３】 本発明の第一の実施の形態を示す図である。
【図４】 本発明の第二の実施の形態を示す図である。
【図５】 本発明の第三の実施の形態を示す図である。
【図６】 レンズ部とグリップの位置調整範囲について
説明するための図である。
説明するための図である。
１ ビデオカメラ ２ カメラ本体 ３ レンズ部 ４ マウント部 ５ グリップ ６ ショルダーパッド ７ カメラマン ８ 右腕 ９ ジョイント部 １０ オートアイリス用ギア １１ オートズーム用ギア １２ リモートフォーカス用ギア １３ ドライブブロック １４ 操作部 １５ ギアドモータ １６ ギア １７ 接続ケーブル ２０、２０ａ、２０ｂ、２０ｃ ネジ孔 ２１、２１ａ、２１ｂ、２１ｃ ネジ孔 ２２、２３ 長孔 ２４、２５ 孔 ３０ ズーム操作ボタン ３１ オートアイリスＯＮ／ＯＦＦスイッチ ３２ ＲＥＣスタートＯＮ／ＯＦＦスイッチ
Claims (7)
- 【請求項１】 少なくとも撮像素子と撮像光学系からな
る撮像手段と、 前記撮像手段により撮影された画像を表示する表示手段
と、 前記表示手段に撮像装置の操作項目を、前記撮像手段に
より撮影された画像に重ねて表示する手段と、 前記表示手段に表示された画像の目的とする位置を指示
する指示入力手段と、 前記指示入力手段により指示した位置が持つ意味を判別
する判別手段と、 前記指示入力手段により指示された位置を、前記撮像手
段により撮影された画像に重ねて表示する手段とを具備
し、 更に、前記指示入力手段により入力された指示に従って
操作されることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項２】 前記指示入力手段は光透過部材で構成さ
れていて、前記表示手段の表示面に重ねて配設されてい
ることを特徴とする、請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項３】 前記表示手段に表示された画像の任意の
画像領域を指定する手段を具備すると共に、 前記指定された画像範囲を前記表示手段の表示面に任意
の大きさで拡大表示する映像倍率可変制御手段を具備し
たことを特徴とする、請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項４】 前記映像倍率可変制御手段は光学的に構
成することを特徴とする、請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項５】 前記表示手段に表示された画像の任意の
画像領域を指定する手段を具備すると共に、 前記指定された画像領域における画像の縁周部を検出
し、これに基づきオートフォーカス制御を行う手段を具
備したことを特徴とする、請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項６】 前記表示手段に表示された画像の任意の
画像領域を指定する手段を具備すると共に、 前記指定された画像領域における画像の輝度を検出し、
これに基づき指定された画像領域の輝度を最適にする露
光機構を具備したことを特徴とする、請求項１に記載の
撮像装置。 - 【請求項７】 前記表示手段および前記表示手段の表示
面上に配設した前記指示入力手段は、前記撮像手段とは
分離可能な構成にすると共に、 前記表示手段および前記指示入力手段と、前記撮像手段
との間の情報の伝達をする伝達手段を具備したことをを
特徴とする、請求項１に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7271267A JPH09116792A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7271267A JPH09116792A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09116792A true JPH09116792A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17497706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7271267A Pending JPH09116792A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH09116792A (ja) |
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