JPH09116245A - 電子部品、電子部品製造用基板および電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品、電子部品製造用基板および電子部品の製造方法

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JPH09116245A
JPH09116245A JP27577695A JP27577695A JPH09116245A JP H09116245 A JPH09116245 A JP H09116245A JP 27577695 A JP27577695 A JP 27577695A JP 27577695 A JP27577695 A JP 27577695A JP H09116245 A JPH09116245 A JP H09116245A
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俊雄 花田
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits

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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 チップを基板上に直接搭載し、チップ上の端
子パッドのうちのいくつかを基板上で共通接続して電子
部品を構成する場合であっても、その電子部品の製造過
程において、チップの機能チェックを適正に行えるよう
にする。 【解決手段】 素子チップの各端子パッドに導通させら
れる複数の配線がパターン形成された基板10とを有する
電子部品であって、基板の適部に、外部接続するべき配
線24a 〜24f のうち、共通接続するべき複数の配線24a,
24e,24f に各々導通する複数の共通接続用補助パッド27
a,27e,27f 、および、共通接続チェック用補助パッド27
h が互いに近接して配置されているとともに、共通接続
するべき複数の配線のうちの選択されたもの27e,27f に
各々導通する検査用パッド181,182 と、共通接続チェッ
ク用補助パッド27h に導通する共通接続チェック用パッ
ド184 とが配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本願発明は、外部接続用端子が形
成された基板上に素子が搭載された形態をもつ電子部
品、その製造用基板および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、簡易な情報記憶用デバイスと
して、I2 Cバス方式の汎用E2 PROMチップを基板
に直接搭載して構成する場合がある。一般的にE2 PR
OMチップには、グランド(GND) 用端子パッドと、ロジ
ック電源(VDD) 用端子パッドと、クロック信号(CLK) 用
端子パッドと、データイン・アウト(DIN,OUT) 用端子パ
ッドと、複数のアドレス(A0,A1) 用端子パッドと、テス
ト(TEST)用端子パッドとが設けられる。しかしながら、
デバイスとしての簡略化を図るために、上記のすべての
端子パッドに各々導通する配線を基板に設けた外部接続
用端子に導くのではなく、基板に設ける外部接続用端子
数を減らす場合がある。
【0003】たとえば、図8に示すように、アドレス(A
0,A1) 用端子パッドおよびグランド(GND) 用端子パッド
にそれぞれ導通する配線を同一の外部接続用端子に接続
して使用する場合がある。なお、図8に示す例において
は、テスト(TEST)用端子パッドに導通する配線もまた、
上記グランド用の外部接続用端子に共通接続している。
この場合、たとえば、データの格納アドレスは、データ
列の先頭または途中に挿入されるコマンドおよびこれに
続くデータによって規定することができる。
【0004】従来、上記のように基板上に搭載したE2
PROMチップの端子パッドを外部接続用端子に共通接
続する場合、図8にも表れているように、基板に設けた
配線パターンに共通接続部を設けているにすぎなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そうすると、上記情報
記憶デバイスの製造過程において、各基板に搭載された
チップ、すなわち、図8に示す例においてはE2 PRO
Mチップが正常に機能するかどうかのチェックを適正に
行うことが困難となっていた。図8に示す例において
は、2つのアドレス端子(A0,A1) を介した機能チェック
を簡便に行うことが困難であった。
【0006】本願発明は、上記のような事情のもとで考
え出されたものであって、チップを基板上に直接搭載
し、チップ上の端子パッドのうちのいくつかを基板上で
共通接続して電子部品を構成する場合であっても、その
電子部品の製造過程において、チップの機能チェックを
適正に行えるようにすることをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明の第1の側面によって
提供される電子部品は、複数の端子パッドを有する素子
チップと、この素子チップが直接搭載され、かつこの素
子チップの各端子パッドに導通させられる複数の配線が
パターン形成された基板とを有する電子部品であって、
上記基板の適部に、外部接続するべき配線のうち、共通
接続するべき複数の配線に各々導通する複数の共通接続
用補助パッド、および、共通接続チェック用補助パッド
が互いに近接して配置されているとともに、上記共通接
続するべき複数の配線のうちの選択されたものに各々導
通する検査用パッドと、上記共通接続チェック用補助パ
ッドに導通する共通接続チェック用パッドとが配置され
ており、さらに、上記外部接続するべき配線のうち、上
記共通接続するべき配線以外の配線に各々導通する外部
接続用端子と、上記共通接続するべき配線のうちの少な
くとも1つに導通する外部接続用端子とが上記基板に設
けられていることを特徴としている。
【0009】好ましい実施形態においては、上記素子チ
ップは、グランド(GND) 用端子パッドと、ロジック電源
(VDD) 用端子パッドと、クロック信号(CLK) 用端子パッ
ドと、データイン・アウト(DIN,OUT) 用端子パッドと、
複数のアドレス(A0,A1) 用端子パッドと、テスト(TEST)
用端子パッドとを備えるE2 PROMチップであり、上
記外部接続するべき配線のうち共通接続するべき複数の
配線は、グランド(GND) 用の配線、および、複数のアド
レス(A0,A1) 用の配線であり、上記外部接続するべき配
線のうち共通接続するべき配線以外の配線は、ロジック
電源(VDD) 用配線と、クロック信号(CLK) 用配線と、デ
ータイン・アウト(DIN,OUT) 用配線である。
【0010】好ましい実施形態についていえば、ロジッ
ク電源(VDD) 用配線と、クロック信号(CLK) 用配線と、
データイン・アウト(DIN,OUT) 用配線は、それぞれ独立
して、対応する外部接続用端子に至る。一方、複数のア
ドレス(A0,A1) 用配線およびグランド(GND) 用配線に
は、それぞれ互いに近接して配置される共通接続用補助
パッドが形成される。上記複数のアドレス(A0,A1) 用配
線にはさらに、それぞれ検査用パッドが形成される。グ
ランド(GND) 用配線は、対応する外部接続用端子に至
る。テスト(TEST)用配線については、たとえば検査用パ
ッドが形成される。さらに、共通接続用補助パッドは互
いに近接して配置されるが、本願発明では、共通接続チ
ェック用補助パッドもまた、上記各補助パッドとともに
互いに近接配置されるとともに、この共通接続チェック
用補助パッドは、独立して、基板の適部に配された共通
接続チェック用パッドに至らせられる。そうすると、上
記実施形態の場合、基板に設けられる外部接続用端子
は、グランド(GND) 用端子と、ロジック電源(VDD) 用端
子と、クロック信号(CLK) 用端子と、データイン・アウ
ト(DIN,OUT) 用端子の4つの端子のみとなる。一方、複
数のアドレス(A0,A1) 用配線には、それぞれ検査用パッ
ドが設けられており、テスト(TEST)用配線にも検査用パ
ッドが設けられているので、上記4つの外部接続用端子
と、各検査用パッドを用いて、上記E2 PROMチップ
に設けられているすべてのパッドを通じた動作検査を適
正に行うことができる。
【0011】上記複数のアドレス(A0,A1) 用配線は、最
終的にグランド(GND) 用配線に共通接続されるが、その
操作は、各アドレス用配線およびグランド用配線にそれ
ぞれ互いに近接して設けておいた共通接続用補助パッド
上にハンダ等の導電材を塗布するだけでよい。
【0012】そうして、各共通接続用補助パッドととも
に、共通接続チェック用補助パッドもまた、互いに近接
して配置されているので、上記のようにハンダ等の導電
材を塗布することによる各共通接続用補助パッドの共通
接続が適正に行われている場合には、共通接続チェック
用補助パッドもまた、上記各共通接続用補助パッドに対
して導通させられる。したがって、たとえば、上記共通
接続チェック用補助パッドと導通するように基板の適部
に形成される共通接続チェック用パッドと、グランド(G
ND) 用外部接続端子との間の導通チェックを行うことに
より、上記各共通接続用補助パッド間が適正に共通接続
されているかどうかを簡易にチェックすることができ
る。
【0013】本願発明の第2の側面によれば、電子部品
製造用基板が提供され、これは、上記第1の側面の構成
の端子電子部品が橋絡部を介して複数接続されたもので
ある。
【0014】このようにすれば、複数の電子部品の製造
を一括して効率的に行うことができる。とくに、各単位
基板上に搭載されたE2 PROMチップなどの素子の上
述したような動作検査および基板上の配線の共通接続操
作を、順次的または一括して、効率的に行うことができ
る。
【0015】本願発明の第3の側面によれば、上記第2
の側面によって提供される電子部品製造用基板を用いた
電子部品の製造方法が提供され、この方法は、上記外部
接続用端子および/または検査用パッドを利用して上記
素子チップの検査を行った後、導電材によって上記各共
通接続用補助パッドおよび上記共通接続チェック用補助
パッド間を導通させる工程、および、上記共通接続チェ
ック用パッドを用いて上記各共通接続用補助パッドおよ
び上記共通接続チェック用補助パッド間が正しく導通さ
せられているかをチェックする工程を含むものである。
【0016】第1の側面の電子部品についてすでに述べ
たことから明らかなように、この方法によれば、素子チ
ップを基板に直接搭載し、かつ素子チップ上のパッドの
選択したものを基板上で共通接続して電子部品を構成す
る場合であっても、上記素子チップの機能チェック、動
作チェック等を適正に行うことができ、しかも、これら
の機能チェック、動作チェック後の共通接続部の信頼性
を高度に担保することができる。
【0017】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細の説明によって明らか
となろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の電子部品製造
用基板1の一実施形態の一面側を示しており、図2は他
面側を示している。この製造用基板1は、所定形状をし
た単位基板10が橋絡部2を介して複数連結されたよう
な形態をもっており、ガラスエポキシ等の基板材料の一
面側および他面側にそれぞれ所定の配線、端子ないし各
種のパッドを形成した後、各単位基板10を区画するた
めのスリット3を橋絡部2を残して打ち抜くことによっ
て得られる。上記配線、端子ないしパッドは、基板材料
の表面にたとえば銅などの金属導体層を蒸着等によって
形成した後、不要部分をエッチングによって除去すると
いう手法によって形成することができる。
【0019】以下、単位基板10に注目する。各単位基
板10は、矩形状本体部11から細状延長部12が延出
させたような平面形状をもっている。上記矩形状本体部
11は、後述する素子チップ15を搭載するに必要十分
な大きさでよく、たとえば数mmないし十数mm角の大
きさとされる。
【0020】上記単位基板10の一面側延長部12aに
は、4つの外部接続用端子161,162,163,1
64が形成されている。各端子161,162,16
3,164は、スルーホール171,172,173,
174により、基板他面側にパターン形成された所定の
配線に導通させられる。さらに、上記単位基板10の矩
形状本体部11の上辺部近傍には、3つの検査用パッド
181,182,183および共通接続チェック用パッ
ド184が形成されており、各パッド181,182,
183,184につながる配線181a,182a,1
83a,184aは、スルーホール191,192,1
93,194により、基板他面側にパターン形成された
所定の配線26e,26f,26g,26hに導通させ
られる。本実施形態においては、上記単位基板10の矩
形状本体部11の一面側中央部に、上記外部接続用端子
161〜164および各検査用パッド181〜183な
らびに共通接続チェック用パッド184の形成と同時に
形成された金属導体層による捨てパターン20が形成さ
れている。そうして、この単位基板10の一面側は、上
記各外部接続用端子161〜164、各検査用パッド1
81〜183、ならびに共通接続チェック用パッド18
4を残して、グリーンレジスト等の絶縁層21で覆われ
る。
【0021】一方、図2に表れているように、上記単位
基板10の他面側には、所定の配線26a〜26hない
しパッド25a〜25g,27a,27e,27f,2
7hがパターン形成、すなわち、基板材料に形成された
金属導体層の不要部分をエッチングによって除去すると
いう手法によって形成される。図2に示すように、単位
基板10の矩形状本体部の他面側中央部には、素子チッ
プ搭載領域23が設定され、この領域23には、I2
バス方式の汎用E2 PROMチップ15aが直接的にボ
ンディングされる。素子チップ搭載領域23を囲むよう
にして、素子チップ上の端子パッドとの間をワイヤボン
ディングするためのボンディングパッド25a,25
b,25c,25d,25e,25f,25gが形成さ
れる。E2PROMチップ15aの上面には、図4に詳
示するように、グランド(GND) 用端子パッド24aと、
ロジック電源(VDD) 用端子パッド24bと、クロック信
号(CLK) 用端子パッド24cと、データイン・アウト(D
IN,OUT) 用端子パッド24dと、2つのアドレス(A
0,A1) 用端子パッド24e,24fと、テスト(TEST)用
端子パッド24gとが配置されており、これらの各端子
パッドと対応するようにして、上記ボンディングパッド
25a,25b,25c,25d,25e,25f,2
5gが基板上に配置される。
【0022】素子チップ上のグランド(GND) 用端子パッ
ド24aと対応する基板上のボンディングパッド25a
につながるグランド用配線26aは、基板他面上をグラ
ンド用外部接続端子161の裏側まで取り回され、スル
ーホール171によって上記グランド用外部接続端子1
61に導通させられている。ロジック電源(VDD) 用端子
パッド24bと対応するボンディングパッド25bにつ
ながるロジック電源用配線26bは、基板他面上をロジ
ック電源用外部接続端子162の裏側まで取り回され、
スルーホール172によって上記ロジック電源用外部接
続端子162に導通させられている。クロック信号(CL
K) 用端子パッド24cと対応するボンディングパッド
25cにつながるクロック信号用配線26cもまた、基
板他面上をクロック信号用外部接続端子163の裏側ま
で取り回され、スルーホール173によって上記クロッ
ク信号用外部接続端子163に導通させられている。さ
らに、データイン・アウト(DIN,OUT) 用端子パッド24
dと対応するボンディングパッド25dにつながるデー
タ用配線26dもまた、基板他面上をデータ用外部接続
端子164の裏側まで取り回され、スルーホール174
によってデータ用外部接続端子164に導通させられて
いる。
【0023】一方、素子チップ上の第1のアドレス(A0)
用端子パッド24eと対応する基板上のボンディングパ
ッド25eにつながる第1アドレス用配線26eの他端
部には、90°の中心角を有する共通接続用補助パッド
27eが設けられており、この第1アドレス用配線26
eの中間部は、スルーホール191を介して、基板一面
側に形成した上記検査用パッド181に配線181aを
介して連絡させられている。また、基板上の第2のアド
レス(A1)用端子パッド24fと対応する基板上のボンデ
ィングパッド25fにつながる第2アドレス用配線26
fの他端部は、上記第1アドレス用配線26eの他端部
に形成した共通接続用補助パッド27eの近傍まで引き
回され、90°の中心角を有する共通接続用補助パッド
27fが設けられており、この第2アドレス用配線26
fの中間部は、スルーホール192を介して、基板一面
側に形成した上記の検査用パッド182に配線182a
を介して連絡させられている。さらに、上記グランド用
配線26aの中間部に形成された枝分かれ部の先端部に
は、上記第1および第2アドレス用配線用の各共通接続
用補助パッド27e,27fと隣接するようにして、9
0°の中間角を有する共通接続用補助パッド27aが形
成されている。さらに、上記3つの共通接続用補助パッ
ド27a,27e,27fと協働して全体として円形の
補助パッド群を形成するようにして、90°の中間角を
有する共通接続チェック用補助パッド27hが形成され
ており、この共通接続チェック用補助パッド27hは、
基板他面側の配線26hおよびスルーホール194を介
して、基板一面側に形成した共通接続チェック用パッド
184に配線184aを介して連絡させられている。そ
うして、素子チップ上のテスト(TEST)用端子パッド24
gと対応する基板上のボンディングパッド25gにつな
がるテスト用配線26gは、スルーホール193を介し
て基板一面側に形成した検査用パッド183に配線18
3aを介して連絡されている。
【0024】その結果、基板他面側において、グランド
用配線26a、ロジック電源用配線26b、クロック信
号用配線26cおよびデータ用配線26dは、基板一面
側の各外部接続用端子161,162,163,164
にそれぞれ接続される一方、2つのアドレス用配線26
e,26fおよびテスト用配線26gはそれぞれ基板他
面側の各検査用パッド181,182,183に連結さ
れ、さらに、上記グランド用配線26aと2つのアドレ
ス用配線26e,26fには、互いに近接配置された共
通接続用補助パッド27a,27e,27fが形成さ
れ、これら共通接続用パッド27a,27e,27fと
協働して円形の補助パッド群を形成するように配置され
た共通接続チェック用補助パッド27hは、基板他面側
の共通接続チェック用パッド184に連結されることに
なる。この基板一面側においては、素子搭載領域23お
よび補助パッド群27a,27e,27f,27hを残
して、グリーンレジスト等の保護層29で覆われる。
【0025】次に、上記の配線、端子およびパッドが各
単位基板に形成された集合基板1を使用して汎用E2
ROMチップ15aを用いた簡易な情報記憶デバイスを
製造する手順について説明する。
【0026】まず、各単位基板の素子チップ搭載領域2
3には、E2 PROMチップ15aがボンディングさ
れ、このチップ上の端子パッド24a,24b,24
c,24d,24e,25f,24gとそれぞれ対応す
るボンディングパッド25a,25b,25c,25
d,25e,25f,25g間がワイヤボンディングに
よって結線される。そして、チップ25aおよびワイヤ
ボンディング部は、熱硬化性樹脂を塗布し、かつ硬化さ
せることによって形成される保護層28によって覆われ
る。この状態において、上記集合配置された3つの共通
接続用補助パッド27a,27e,27fおよび共通接
続チェック用補助パッド27hは互いに分離独立してい
るので、チップ上に形成された7つの端子パッド24
a,24b,24c,24d,24e,24f,24g
への電気的連絡は、4つの外部接続用端子161,16
2,163,164および3つの検査用パッド181,
182,183に測定プローブを接触させることによ
り、基板一面側から行うことができる。したがって、チ
ップ上のすべての端子パッドに関連する機能チェックあ
るいは動作チェックを問題なく行うことができ、この時
点で、不良のチップを特定することができる。
【0027】次に、集合配置された共通接続用補助パッ
ド27a,27e,27fおよび共通接続チェック用補
助パッド27h上にハンダ等の導電材を塗布することに
より、2つのアドレス用配線26e,26f、ひいて
は、チップ上の2つのアドレス(A0,A1) 用端子パッド2
4e,24fを、グランド用配線26aに共通接続する
ことができる。
【0028】上述のように、3つの共通接続用補助パッ
ド27a,27e,27fおよび共通接続チェック用補
助パッド27hは、協働して円形の補助パッド群を形成
するように互いに近接配置されいてるので、上記のよう
にハンダ等の導電材を塗布することによる各共通接続用
補助パッド27a,27e,27fの共通接続が適正に
行われている場合には、共通接続チェック用補助パッド
27hもまた、上記各共通接続用補助パッド27a,2
7e,27fに対して導通させられる。したがって、た
とえば、基板一面側に形成され、かつ上記共通接続チェ
ック用補助パッド27hと導通する上記の共通接続チェ
ック用パッド184とグランド用外部接続端子161と
の間の導通チェックを行うことにより、上記各共通接続
用補助パッド27a,27e,27f間が適正に共通接
続されているかどうかを簡易にチェックすることができ
る。
【0029】こうして、製造用基板における各単位基板
10についての上述の構成を施した後は、橋絡部2を打
ち抜き切除することにより、図5および図6に示した単
位デバイスが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の電子部品の一実施形態である情報記
憶デバイスを製造するための集合基板の一面側部分平面
図である。
【図2】本願発明の電子部品の一実施形態である情報記
憶デバイスを製造するための集合基板の他面側部分平面
図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本願発明の電子部品の一実施形態である情報記
憶デバイスの製造に使用するE 2 PROMチップ上の端
子パッドの配置図である。
【図5】本願発明の電子部品の一実施形態である情報記
憶デバイスの一面側平面図である。
【図6】本願発明の電子部品の一実施形態である情報記
憶デバイスの他面側平面図である。
【図7】図5のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 製造用集合基板 2 橋絡部 10 単位基板 15 素子チップ 15a E2 PROM 161〜164 外部接続用端子 171〜174 スルーホール 181〜183 検査用パッド 184 共通接続チェック用パッド 24a〜24g (素子チップ上の)端子パッド 25a〜25g (基板上の)ボンディングパッド 26a〜26h (基板上の)配線 27a,27e,27f 共通接続用補助パッド 27h 共通接続チェック用補助パッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子パッドを有する素子チップ
    と、この素子チップが直接搭載され、かつこの素子チッ
    プの各端子パッドに導通させられる複数の配線がパター
    ン形成された基板とを有する電子部品であって、 上記基板の適部に、外部接続するべき配線のうち、共通
    接続するべき複数の配線に各々導通する複数の共通接続
    用補助パッド、および、共通接続チェック用補助パッド
    が互いに近接して配置されているとともに、 上記共通接続するべき複数の配線のうちの選択されたも
    のに各々導通する検査用パッドと、上記共通接続チェッ
    ク用補助パッドに導通する共通接続チェック用パッドと
    が配置されており、さらに、 上記外部接続するべき配線のうち、上記共通接続するべ
    き配線以外の配線に各々導通する外部接続用端子と、上
    記共通接続するべき配線のうちの少なくとも1つに導通
    する外部接続用端子とが上記基板に設けられていること
    を特徴とする、電子部品。
  2. 【請求項2】 上記素子チップは、グランド(GND) 用端
    子パッドと、ロジック電源(VDD) 用端子パッドと、クロ
    ック信号(CLK) 用端子パッドと、データイン・アウト(D
    IN,OUT) 用端子パッドと、複数のアドレス(A0,A1) 用端
    子パッドと、テスト(TEST)用端子パッドとを備えるE2
    PROMチップであり、 上記外部接続するべき配線のうち共通接続するべき複数
    の配線は、グランド(GND) 用の配線、および、複数のア
    ドレス(A0,A1) 用の配線であり、 上記外部接続するべき配線のうち共通接続するべき配線
    以外の配線は、ロジック電源(VDD) 用配線と、クロック
    信号(CLK) 用配線と、データイン・アウト(DIN ,OUT) 用
    配線である、請求項1に記載の電子部品。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した構成
    の単位電子部品が橋絡部を介して複数接続されている、
    電子部品製造用基板。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した電子部品製造用基板
    を用いて電子部品を製造する方法であって、 上記外部接続用端子および/または検査用パッドを利用
    して上記素子チップの検査を行った後、導電材によって
    上記各共通接続用補助パッドおよび上記共通接続チェッ
    ク用補助パッド間を導通させる工程、および、 上記共通接続チェック用パッドを用いて上記各共通接続
    用補助パッドおよび上記共通接続チェック用補助パッド
    間が正しく導通させられているかをチェックする工程を
    含むことを特徴とする、電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記各共通接続用補助パッドおよび上記
    共通接続チェック用補助パッドは、導電材によって導通
    させられている、請求項1または請求項2に記載の電子
    部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113395828A (zh) * 2021-05-27 2021-09-14 合肥鑫晟光电科技有限公司 一种印制电路板、显示面板以及电子设备

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