JPH09116098A - クロック配給装置 - Google Patents

クロック配給装置

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JPH09116098A
JPH09116098A JP7268590A JP26859095A JPH09116098A JP H09116098 A JPH09116098 A JP H09116098A JP 7268590 A JP7268590 A JP 7268590A JP 26859095 A JP26859095 A JP 26859095A JP H09116098 A JPH09116098 A JP H09116098A
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clock
voltage
current
signal
input terminal
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JP7268590A
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English (en)
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Mitsuo Soneda
光生 曽根田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロックスキューを大幅に低減でき、また大容
量ノードであるクロック転送ラインの信号スイングを抑
止でき、低電力化、低電源ノイズ化、並びに動作の高速
化を図ることができるクロック配給装置を実現する。 【解決手段】 PLL回路により位相が基準クロックと
同位相となるように調整された電圧レベルの被転送クロ
ック信号CKを、V/I変換回路11−1〜11−nに
より電流信号に変換してそれぞれ異なるクロック転送ラ
インTL1〜TLnに送出し、各クロック転送ラインT
L1〜TLnを伝搬された電流信号であるクロック信号
を、帰還型I/V変換回路12−1〜(12−n)で電
圧レベルに変換し、CMOSインバータ7−1〜(7−
n)を介して各回路ブロックに供給するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばLSIチ
ップ内の各回路ブロックにクロック信号を配給するクロ
ック配給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、LSIチップ内は、複数の回路
ブロックに分割され、各回路ブロック間は、チップ内配
線により接続され、チップ内配線を介して各回路ブロッ
ク間の信号転送が行われる。そして、各回路ブロックに
は、それぞれ異なるクロック転送ラインを介して所定周
波数のクロック信号CKが供給される。このクロック信
号の転送方式としては、一般的に、電圧モード転送方
式、たとえばCMOSフルレベル転送方式が採用されて
いる。
【0003】図4は、CMOSフルレベル転送方式を採
用した従来のクロック配給装置の構成例を示すブロック
図である。
【0004】このクロック配給装置10は、乗算器等か
らなる位相検出器1、積分器2、アンプ3、電圧制御発
振器(VCO)4、1/2分周器5、転送側CMOSド
ライバ6−1,6−2,…,6−n、回路ブロック側C
MOSドライバ7−1,7−2,…,(7−n:図示せ
ず)、クロック帰還用CMOSインバータ8、並びにC
MOSドライバ6−1〜6−nと回路ブロック側CMO
Sドライバ7−1,7−2,…(7−n)とを接続する
n本のクロック転送ラインTL1,TL2,〜TLnに
より構成されている。
【0005】そして、位相検出器1、積分器2、アンプ
3、電圧制御発振器4、1/2分周器5、CMOSドラ
イバ6−n、およびCMOSインバータ8によりPLL
(Phase Locked Loop) 回路が構成され、被転送クロック
信号CKの位相が基準クロック信号CKext の位相と同
位相となうように調整される。このように位相調整され
た被転送クロック信号CKは、CMOSドライバ6−
1,6−2,…,6−nによりレベル反転されてそれぞ
れ異なるクロック転送ラインTL1,TL2,〜TLn
に電圧レベルで送出される。クロック転送ラインTL
1,TL2,〜TLnを伝搬された反転クロック信号
は、回路ブロック側CMOSドライバ7−1,7−2,
…(7−n:図示せず)により受信されて、ここでレベ
ルがさらに反転され、クロック信号CK1,CK2,…
として各回路ブロックに供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のクロック配給装置では、電圧モードによる転送であ
り、また、一般的に、各回路ブロックにクロック信号を
供給するクロック転送ラインTL1,TL2,…,TL
nの長さは同一でないことから、それらの容量C1〜C
nは異なった値となり、その充放電に要する時間が異な
り、各回路ブロックに配給されるクロック信号CK1,
CK2,…は異なった位相となる。すなわち、従来のク
ロック配給装置では、LSI内のクロッククスキューが
大きくなり、高速動作の実現が困難であった。
【0007】また、クロック転送ラインTL1〜TLn
の容量C1〜Cnの値に対応してドライバ6−1〜6−
nおよびドライバ7−1〜(7−n:図示せず)のドラ
イブ能力を最適化して設計しても、実際には容量C1〜
Cnの値は配線、ゲート、ソース/ドレイン等、プロセ
ス、形状等、種々の要因によって決まることから、プロ
セスバラツキを含めクロック補償をすることは難しい。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、クロックスキューを大幅に低減
でき、また大容量ノードであるクロック転送ラインの信
号スイングを抑止でき、低電力化、低電源ノイズ化、並
びに動作の高速化を図ることができるクロック配給装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の回路ブロックに対してそれぞれ異
なるクロック転送ラインを用いてクロック信号を配給す
るクロック配給装置であって、電圧レベルの上記クロッ
ク信号を電流信号に変換して所定のクロック転送ライン
に送出する電圧/電流変換回路と、クロック転送ライン
を伝搬されたクロック信号を電流レベルから電圧レベル
に変換する電流/電圧変換回路とを有する。
【0010】また、本発明のクロック配給装置は、被転
送クロック信号が基準クロック信号と所定の位相関係を
持つように調整するPLL回路を有する。
【0011】また、本発明のクロック配給装置では、上
記電流/電圧変換回路は、入力端子が負荷用トランジス
タに接続され、かつ、上記入力端子と上記クロック転送
ラインとの間に縦続接続された金属絶縁膜半導体トラン
ジスタと、上記負荷用トランジスタに基づく上記入力端
子における信号振幅の変動を相殺するレベルの信号を、
上記金属絶縁膜半導体トランジスタのゲートに印加する
回路とを有する。
【0012】また、本発明のクロック配給装置では、上
記各クロック転送ラインが、第1および第2の転送ライ
ンにより構成され、上記電圧/電流変換回路は、クロッ
ク信号レベルを互いに相補的な電流信号に変換して、そ
れぞれ上記第1および第2の転送ラインに送出し、か
つ、上記電流/電圧変換回路は、第1および第2の入力
端子が第1および第2の負荷用金属絶縁膜半導体トラン
ジスタにそれぞれ接続されているとともに、上記第1お
よび第2の転送ラインにそれぞれ接続され、かつ、上記
第1の入力端子と上記第1の転送ラインとの間に縦続接
続された第1の金属絶縁膜半導体トランジスタと、上記
第2の入力端子と上記第2の転送ラインとの間に縦続接
続された第2の金属絶縁膜半導体トランジスタとを有
し、上記第1の入力端子が上記第2の金属絶縁膜半導体
トランジスタのゲートに接続され、上記第2の入力端子
が上記第1の金属絶縁膜半導体トランジスタのゲートに
接続されている。
【0013】本発明によれば、たとえばPLL回路によ
り位相が基準クロックと同位相となるように調整された
電圧レベルの被転送クロック信号が、電圧/電流変換回
路により電流信号に変換されてそれぞれ異なるクロック
転送ラインに送出される。各クロック転送ラインを伝搬
された電流レベルのクロック信号は、電流/電圧変換回
路で電圧レベルに変換されて、各回路ブロックに供給さ
れる。
【0014】また、本発明によれば、クロック転送ライ
ンにクロック信号電流が流れた場合、負荷用トランジス
タにおいて、たとえばその相互コンダクタンスに基づい
て、電圧落ちまたは電圧上昇現象が発現される。そのた
め、入力端子における信号振幅は変動し、金属絶縁膜半
導体トランジスタに流れ込む。このとき、金属絶縁膜半
導体トランジスタのゲートには、信号振幅の変動レベル
を相殺するレベルの信号、すなわち電圧落ち分または電
圧上昇分に相当するレベルだけ上昇または降下可能なレ
ベルの信号が印加される。これにより、金属絶縁膜半導
体トランジスタにおいては、負荷用トランジスタの電圧
落ち分または上昇分が上昇する方向または降下する方向
に補償される。したがって、金属絶縁膜半導体トランジ
スタとデータ線との接続点であるクロック転送ラインノ
ードの信号振幅の変動は零と等価となり、クロック転送
ラインにおける信号スイングの発生が防止される。
【0015】また、本発明によれば、第1の転送ライン
および第2の転送ラインにクロック信号電流が流れた場
合、第1の負荷用トランジスタにおいて、その相互コン
ダクタンスに基づいて、電圧落ちまたは電圧上昇現象が
発現される。そのため、第1の入力端子における信号振
幅は変動し、第1の金属絶縁膜半導体トランジスタに流
れ込む。これに対して、第2の負荷用トランジスタにお
いては、第1の負荷用トランジスタとは相補的に、その
相互コンダクタンスに基づいて、電圧上昇または電圧落
ち現象が発現される。そのため、第2の入力端子におけ
る信号振幅は変動し、第2の金属絶縁膜半導体トランジ
スタに流れ込む。第2の出力端子に現れた上昇または降
下した信号電圧は第1の金属絶縁膜半導体トランジスタ
のゲートに印加され、第1の出力端子に現れた降下また
は上昇した信号電圧は第2の金属絶縁膜半導体トランジ
スタのゲートに印加される。これにより、第1の金属絶
縁膜半導体トランジスタにおいては、第1の負荷用トラ
ンジスタによる電圧降下分または上昇分が上昇する方向
または降下する方向に補償され、第2の金属絶縁膜半導
体トランジスタにおいては、第2の負荷用トランジスタ
による電圧上昇分または降下分が降下する方向または上
昇する方向に補償される。したがって、第1の金属絶縁
膜半導体トランジスタと第1の転送ラインとの接続点で
あるノードの信号振幅の変動は零と等価となり、第1の
転送ラインにおける信号スイングの発生が防止される。
同様に、第2の金属絶縁膜半導体トランジスタと第2の
転送ラインとの接続点であるノードの信号振幅の変動は
零と等価となり、第2の転送ラインにおける信号スイン
グの発生が防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るクロック配給
装置10aの一実施形態示すブロック図である。
【0017】図1においては、従来例を示す図4と同一
構成部分は同一符号をもって表す。すなわち、本クロッ
ク配給装置10aは、乗算器等からなる位相検出器1、
積分器2、アンプ3、電圧制御発振器(VCO)4、1
/2分周器5、回路ブロック側CMOSドライバ7−
1,7−2,…(7−n:図示せず)、クロック帰還用
CMOSインバータ8、転送用電圧/電流(V/I)変
換回路11−1,11−2,…,11−n、回路ブロッ
ク側CMOSドライバ7−1,7−2,…(7−n:図
示せず)の前段に設けられた受信用電流/電圧(I/
V)変換回路12−1,12−2,…,(12−n:図
示せず)、クロック帰還用CMOSインバータ8の入力
とV/I変換回路11−nの出力との間に設けられたI
/V変換回路13、並びにV/I変換回路11−1〜1
1−nとI/V変換回路12−1〜(12−n:図示せ
ず)とを接続するn本のクロック転送ラインTL1,T
L2,〜TLnにより構成されている。
【0018】そして、位相検出器1、積分器2、アンプ
3、電圧制御発振器4、1/2分周器5、V/I変換回
路11−n、I/V変換回路13、およびCMOSイン
バータ8によりPLL回路が構成され、被転送クロック
信号CKの位相が基準クロック信号CKext の位相と同
位相あるいは所定の位相関係を持つように調整される。
【0019】図2は、図1のクロック配線装置10aを
適用した、クロック配給対象である回路ブロックが4個
の場合を例としたチップ用システム構成図である。ま
た、図2において、20はICチップを示し、このIC
チップ20は4つの回路ブロック23,22,23,2
4を有している。そして、図中、25は位相検出器1、
積分器2、アンプ3、電圧制御発振器4および1/2分
周器5の直列回路、26はV/I変換回路アレイをそれ
ぞれ示し、図1の回路構成に対応している。
【0020】本クロック配線装置10aは、PLL回路
により位相が基準クロックと同位相あるいは所定の位相
関係を持つように調整された電圧レベルの被転送クロッ
ク信号CKを、V/I変換回路11−1〜11−nによ
り電流信号に変換してそれぞれ異なるクロック転送ライ
ンTL1〜TLnに送出し、各クロック転送ラインTL
1〜TLnを伝搬された電流信号であるクロック信号
を、I/V変換回路12−1〜(12−n)で電圧レベ
ルに変換し、CMOSインバータ7−1〜(7−n)を
介して各回路ブロックに供給するように構成されてい
る。
【0021】以下に、本装置の要部であるV/I変換回
路11およびI/V変換回路12の具体的な回路構成お
よびその機能について、図3を参照しつつ説明する。
【0022】図3は本発明に係るV/I変換回路11お
よびI/V変換回路12(13)の具体的な構成例を示
す回路図である。なお、本回路では、1/2分周器5a
は相補的レベルをとる被転送クロック信号CK,CK
は反転を示す)を出力するように構成され、クロッ
ク転送ラインは、相補信号電流を転送する2本の転送ラ
インTL,TL により構成される。
【0023】V/I変換回路11は、nチャネルMOS
トランジスタ111,112、および電流源113,1
14により構成されている。nチャネルMOSトランジ
スタ111および電流源113が転送ラインTLの一端
と接地ラインとの間に並列に接続され、nチャネルMO
Sトランジスタ112および電流源114が転送ライン
TL の一端と接地ラインとの間に並列に接続されてい
る。そして、nチャネルMOSトランジスタ111のゲ
ートがクロック信号CKの供給ラインに接続され、nチ
ャネルMOSトランジスタ112のゲートがクロック信
号CK の供給ラインに接続されている。
【0024】このV/I変換回路11では、nチャネル
MOSトランジスタ111および112のゲート電圧
が、相補的なレベルをとるクロック信号CK,CK
より制御され、それら供給ゲート電圧値により転送ライ
ンTLおよびTL に流れる信号電流IS およびIS'
大きささが決定される。なお、V/I変換回路11にお
いて、電流源113,114は必ずしも設ける必要はな
い。
【0025】I/V変換回路12は、チャネルMOSト
ランジスタ121〜124、およびnチャネルMOSト
ランジスタ125〜128により構成されている。
【0026】これらの各素子は以下のように接続されて
いる。すなわち、pチャネルMOSトランジスタ121
〜124のソースは電源電圧VCCに接続されており、n
チャネルMOSトランジスタ125,126のソースは
接地されている。pチャネルMOSトランジスタ121
はドレインが自身のゲートおよびpチャネルMOSトラ
ンジスタ122のゲート、nチャネルMOSトランジス
タ127のソースにそれぞれ接続されている。また、p
チャネルMOSトランジスタ121のドレインとnチャ
ネルMOSトランジスタ127のソースとの接続中点に
よりI/V変換回路の第1の入力端子NDIN1 が構成さ
れ、第1の入力端子NDIN1 とpチャネルMOSトラン
ジスタ121,122のゲートとの接続中点はnチャネ
ルMOSトランジスタ128のゲートに接続されてい
る。
【0027】pチャネルMOSトランジスタ122のド
レインはnチャネルMOSトランジスタ125のドレイ
ンおよびゲートに接続され、このドレインとゲートとの
接続中点はnチャネルMOSトランジスタ126のゲー
トに接続されている。pチャネルMOSトランジスタ1
23のドレインはnチャネルMOSトランジスタ126
のドレインに接続され、これらの接続中点により出力端
子NDOUT が構成されている。この出力端子NDOUT
CMOSドライバ7の入力に接続されている。
【0028】pチャネルMOSトランジスタ123のゲ
ートはpチャネルMOSトランジスタ124のゲート並
びにpチャネルMOSトランジスタ124のドレインに
接続されているとともに、これらの接続点はnチャネル
MOSトランジスタ127のゲートに接続されている。
【0029】pチャネルMOSトランジスタ124のド
レインは上述したようにpチャネルMOSトランジスタ
123,124のゲートに接続されているとともに、n
チャネルMOSトランジスタ128のソースと接続さ
れ、これらの接続中点によりI/V変換回路の第2の入
力端子NDIN2 が構成されている。
【0030】nチャネルMOSトランジスタ127のド
レインは転送ラインTLの他端に接続されている。すな
わち、nチャネルMOSトランジスタ127は第1の入
力端子NDIN1 と転送ラインTLの他端との間に縦続接
続(カスケード接続)され、そのゲートには、第1の入
力端子NDIN1 に現れる信号と相補的なレベルをとる第
2の入力端子NDIN2 に現れる信号が負帰還されるよう
に構成されている。nチャネルMOSトランジスタ12
4のドレインは転送ラインTL の他端に接続されてい
る。すなわち、nチャネルMOSトランジスタ128は
第2の入力端子NDIN2 と転送ラインTL の他端との
間に縦続接続(カスケード接続)され、そのゲートに
は、第2の入力端子NDIN2 に現れる信号と相補的なレ
ベルをとる第1の入力端子NDIN1 に現れる信号が負帰
還されるように構成されている。
【0031】また、nチャネルMOSトランジスタ12
5,126によりカレントミラー回路が構成され、この
カレントミラー回路とpチャネルMOSトランジスタ1
22,123により差動アンプが構成されている。
【0032】上述したように、I/V変換回路12は、
第1の入力端子NDIN1 と転送ラインLTの他端との間
にnチャネルMOSトランジスタ127をカスケード接
続し、第2の入力端子NDIN2 と転送ラインLT の他
端との間にnチャネルMOSトランジスタ128をカス
ケード接続し、nチャネルMOSトランジスタ127の
ゲートに、第1の入力端子NDIN1 に現れる信号と相補
的なレベルをとる第2の入力端子NDIN2 に現れる信号
を負帰還させ、nチャネルMOSトランジスタ128の
ゲートに、第2の入力端子NDIN2 に現れる信号と相補
的なレベルをとる第1の入力端子NDIN1 に現れる信号
を負帰還させるように構成され、これにより、転送ライ
ンLTおよび転送ラインLT の信号スイングを零に抑
圧するように構成されている。
【0033】以下に、上記構成が、信号スイングを零に
できる理由について説明する。なお、ここでは、nチャ
ネルMOSトランジスタ127および128は、既にオ
ン状態にあるものとして説明する。なお、以下の説明に
おいて、iS ,−iS はpチャネルMOSトランジスタ
121,124を流れる信号電流の交流成分を示し、g
m121,gm124はpチャネルMOSトランジスタ121,
124の相互コンダクタンスをそれぞれ示している。
【0034】転送ラインTLおよびLT に信号電流I
S ,IS'が流れた場合、pチャネルMOSトランジスタ
121において、iS ・(1/gm121)なる電圧落ち現
象が発生する。そのため、第1の入力端子NDIN1 にお
ける信号振幅は変動し、nチャネルMOSトランジスタ
127に流れ込む。このとき、pチャネルMOSトラン
ジスタ124において、(−iS )・(1/gm124)な
る電圧落ち、換言すれば、pチャネルMOSトランジス
タ127の電圧落ち分に相当するレベルだけ上昇する現
象が発生し、これにより第2の入力端子NDIN2 におけ
る信号振幅は変動し、nチャネルMOSトランジスタ1
28に流れ込む。
【0035】第2の入力端子NDIN2 に現れたiS
(1/gm124)だけ上昇した信号電圧はnチャネルMO
Sトランジスタ127のゲートに印加され、第1の入力
端子NDIN1 に現れたiS ・(1/gm121)だけ減少し
た信号電圧はnチャネルMOSトランジスタ128のゲ
ートに印加される。これにより、nチャネルMOSトラ
ンジスタ127においては、iS ・(1/gm121)の電
圧落ち分が上昇する方向に補償され、nチャネルMOS
トランジスタ128においては、iS ・(1/gm124
の電圧上昇分が降下する方向に補償される。したがっ
て、gm121≒gm124であることから、nチャネルMOS
トランジスタ127と転送ラインLTとの接続点である
ノードNDDBの信号振幅の変動は零と等価となり、転送
ラインLTにおける信号スイングの発生が防止される。
同様に、nチャネルMOSトランジスタ128と転送ラ
インLT との接続点であるノードND DB の信号振幅
の変動は零と等価となり、転送ラインLT における信
号スイングの発生が防止される。
【0036】信号電流IS ,IS'が流れたときの、ノー
ドNDDBの電圧VDBおよびノードND DB の電圧V DB
は、次式のように表される。
【数1】 VDB=VCC−|Vthp | −{IS'/[(μp ・ε0 ・εs /2) ・( W124 /L124)] }1/2 −VthN −{IS /[(μn ・ε0 ・ε/2) ・( W127 /L127)] }1/2 …(1)
【数2】 V DB =VCC−|Vthp | −{IS /[(μp ・ε0 ・εs /2) ・( W121 /L121)] }1/2 −VthN −{IS'/[(μn ・ε0 ・εs /2) ・( W128 /L128)] }1/2 …(2) ここで、Vthp はpチャネルMOSトランジスタのしき
い値電圧、VthN はnチャネルMOSトランジスタのし
きい値電圧、μp はpチャネルMOSトランジスタのホ
ール移動度、ε0 は真空誘電率、εs はシリコンゲート
酸化膜の比誘電率、L121 ,L124 ,L127 ,L128
pチャネルMOSトランジスタ121,124およびn
チャネルMOSトランジスタ127,128のチャネル
長、W12 1 ,W124 ,W127 ,W128 はpチャネルMO
Sトランジスタ121,124およびnチャネルMOS
トランジスタ127,128のチャネル幅をそれぞれ表
している。
【0037】一般に、(W121 /L121 )=(W124
124 ),(W127 /L127 )=(W128 /L128 )で
あることを考慮して、転送ラインLTおよび転送ライン
LT の信号スイングを零にするためには、ノード電圧V
DBとノード電圧V DB とは、次の関係を満足すればよ
い。
【数3】 VDB=V DB …(3)
【0038】したがって、上記(1)式および(2)式
から、次の関係式が成立する。
【数4】 {IS'/[(μp ・ε0 ・εs /2) ・( W121 /L121)] }1/2 +{IS /[(μn ・ε0 ・ε/2) ・( W127 /L127)] }1/2 ={IS /[(μp ・ε0 ・εs /2) ・( W121 /L121)] }1/2 +{IS'/[(μn ・ε0 ・εs /2) ・( W127 /L127)] }1/2 …(4) この(4)式により、次の関係式が導かれる。
【数5】 (μp ・ε0 ・εs /2)・(WP1/LP1) =(μn ・ε0 ・εs /2)・(WN5/LN5) …(5) または、
【数6】 gm121=gm127 …(6) ここで、gm121はpチャネルMOSトランジスタ121
(124)の相互コンダクタンス、gm127はnチャネル
MOSトランジスタ127(128)の相互コンダクタ
ンスを示している。
【0039】したがって、上記(5)式または(6)式
の条件に基づいて図3の回路を構成することにより、い
わゆるI/V変換時、大きな容量ノードである転送ライ
ンLTおよびLT の信号スイングの発生を抑止するこ
とができ、上記(3)式の関係を満足することになる。
なお、nチャネルMOSトランジスタ127,128の
ゲート・ソース間電圧VGSのドロップが問題となる場合
には、ディプレッションタイプのものを用いることが望
ましい。
【0040】次に、図1および図3の構成による動作を
説明する。まず、nチャネルMOSトランジスタ12
7,128のゲートには、動作バイアス電圧が供給され
ており、第1の入力端子NDIN1 と転送ラインLTおよ
び第2の出力端子NDIN2 と転送ラインLT とが導通
状態に保持されている。
【0041】PLL回路により位相調整され、たとえば
1/2分周回路5aから出力された相補的な電圧レベル
をとる被転送クロック信号CK,CK は、各V/I変
換回路12−1〜12−nに入力される。V/I変換回
路12−1〜12−nでは、nチャネルMOSトランジ
スタ111および112のゲート電圧が、相補的なレベ
ルをとるクロック信号CK,CK により制御され、それ
ら供給ゲート電圧値により転送ラインTLおよびTL
流れる信号電流IS およびIS'の大きささが決定され
る。すなわち、電圧レベルのクロック信号CK,CK
が電流信号に変換されて転送ラインLT,LT に送出さ
れる。
【0042】クロック信号電流Is およびIS'が流れる
と、各I/V変換回路12−1,12−2,…,の第1
の入力端子NDIN1 に接続されたpチャネルMOSトラ
ンジスタ121,122および第2の入力端子NDIN2
に接続されたpチャネルMOSトランジスタ123,1
24のゲートレベルが低くなるため、pチャネルMOS
トランジスタ121〜124はオン状態となる。これに
より、pチャネルMOSトランジスタ122,123お
よびnチャネルMOSトランジスタ125,126から
なるカレントミラー回路により構成される差動アンプで
増幅され、かつ電圧レベルに変換された信号が、出力端
子NDOU T1からCMOSドライバ7に出力され、これに
より、各回路ブロックに対してクロック信号CK1〜C
Knがそれぞれ供給される。
【0043】また、I/V変換回路12では、たとえば
信号電流IS ,IS'が流れpチャネルMOSトランジス
タ121がオン状態となると、iS ・(1/gm121)な
る電圧落ち現象が発現される。これにより、第1の入力
端子NDIN1 における信号振幅は降下する方向に変動さ
れ、nチャネルMOSトランジスタ127に流入され
る。これに対して、pチャネルMOSトランジスタ12
8がオン状態となると、pチャネルMOSトランジスタ
124の電圧落ち分に相当するiS ・(1/gm124)な
る電圧上昇現象が発現される。これにより、第2の入力
端子NDIN2 における信号振幅は上昇する方向に変動さ
れ、nチャネルMOSトランジスタ128に流入され
る。
【0044】第2の入力端子NDIN2 に現れたiS
(1/gm124)だけ上昇した信号電圧はnチャネルMO
Sトランジスタ127のゲートに印加され、第1の入力
端子NDIN1 に現れたiS ・(1/gm121)だけ降下し
た信号電圧はnチャネルMOSトランジスタ128のゲ
ートに印加される。これにより、nチャネルMOSトラ
ンジスタ127においては、iS ・(1/gm121)の電
圧落ち分が上昇する方向に補償され、nチャネルMOS
トランジスタ128においては、iS ・(1/gm124
の電圧上昇分が降下する方向に補償される。したがっ
て、nチャネルMOSトランジスタ127と転送ライン
LTとの接続点であるノードNDDBの信号振幅の変動は
零と等価となり、転送ラインLTにおける信号スイング
は発生しない。同様に、nチャネルMOSトランジスタ
128と転送ラインLT との接続点であるノードND
DB の信号振幅の変動は零と等価となり、転送ラインL
における信号スイングは発生しない。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、PLL回路により位相が基準クロックと同位相とな
るように調整された電圧レベルの被転送クロック信号C
Kを、V/I変換回路11−1〜11−nにより電流信
号に変換してそれぞれ異なるクロック転送ラインTL1
〜TLnに送出し、各クロック転送ラインTL1〜TL
nを伝搬された電流信号であるクロック信号を、I/V
変換回路12−1〜(12−n)で電圧レベルに変換
し、CMOSインバータ7−1〜(7−n)を介して各
回路ブロックに供給するように構成したので、クロック
転送ラインTL1〜TLnの容量C1〜Cnが大容量か
つ異なった値であっても、クロック転送ラインTL1〜
TLnの充放電が不要となり、クロックスキューを大幅
に低減でき、高速、かつ同時の各回路ブロックへ転送で
きる。
【0046】また、I/V変換回路12の第1の入力端
子NDIN1 と転送ラインLTの他端との間にnチャネル
MOSトランジスタ127をカスケード接続し、第2の
入力端子NDIN2 と転送ラインLT の他端との間にn
チャネルMOSトランジスタ128をカスケード接続
し、nチャネルMOSトランジスタ127のゲートに、
第1の入力端子NDIN1 に現れる信号と相補的なレベル
をとる第2の入力端子NDIN2 に現れる信号を負帰還さ
せ、nチャネルMOSトランジスタ128のゲートに、
第2の入力端子NDIN2 に現れる信号と相補的なレベル
をとる第1の入力端子NDIN1 に現れる信号を負帰還さ
せるように構成したので、転送ラインLT,LT の信
号スイングをほぼ零に抑圧できる。その結果、上述した
と同様に、大きな容量を有する転送ラインLT,LT
の充放電が不要となることから、高速化を図ることがで
きる。また、16bRISC→32bRISC→64b
RISCと大容量化してデータ線の容量が増大しても高
速化を図れる利点がある。
【0047】なお、本実施形態では、I/V変換回路1
2において、第1の入力端子NDIN 1 と転送ラインLT
および第2の入力端子NDIN2 と転送ラインLT との
間にカスケード接続するMOSトランジスタとしてnチ
ャネルのものを用いたが、これに限定されるものではな
く、pチャネルのものも適用でき、上述した効果と同様
の効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロックスキューを大幅に低減でき、また大容量ノード
であるクロック転送ラインの信号スイングを抑止でき、
低電力化、低電源ノイズ化、並びに動作の高速化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック配給装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明に係るクロック配給装置の一実施形態を
示すシステム構成図である。
【図3】本発明に係る電圧/電流変換回路および電流/
電圧変換回路の具体的な構成例を示す回路図である。
【図4】従来のクロック配給装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
CC…電源電圧 10a…クロック配給装置 1…位相検出器 2…積分器 3…アンプ 4…電圧制御発振器 5…1/2分周器 7,7−1,7−2,…CMOSドライバ 8…クロック帰還用CMOSドライバ 11,11−1,11−2,…,11−n…電圧/電流
(V/I)変換回路、 12,12−1,12−2,…、13…電流/電圧(I
/V)変換回路 LT1〜LTn…クロック転送ライン LT,LT …転送ライン 20…ICチップ 21〜24…回路ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路ブロックに対してそれぞれ異
    なるクロック転送ラインを用いてクロック信号を配給す
    るクロック配給装置であって、 電圧レベルの上記クロック信号を電流信号に変換して所
    定のクロック転送ラインに送出する電圧/電流変換回路
    と、 クロック転送ラインを伝搬されたクロック信号を電流レ
    ベルから電圧レベルに変換する電流/電圧変換回路とを
    有するクロック配給装置。
  2. 【請求項2】 被転送クロック信号が基準クロック信号
    と所定の位相関係を持つように調整するPLL回路を有
    する請求項1記載のクロック配給装置。
  3. 【請求項3】 上記電流/電圧変換回路は、入力端子が
    負荷用トランジスタに接続され、かつ、 上記入力端子と上記クロック転送ラインとの間に縦続接
    続された金属絶縁膜半導体トランジスタと、 上記負荷用トランジスタに基づく上記入力端子における
    信号振幅の変動を相殺するレベルの信号を、上記金属絶
    縁膜半導体トランジスタのゲートに印加する回路とを有
    する請求項1記載のクロック配給装置。
  4. 【請求項4】 上記各クロック転送ラインが、第1およ
    び第2の転送ラインにより構成され、 上記電圧/電流変換回路は、クロック信号レベルを互い
    に相補的な電流信号に変換して、それぞれ上記第1およ
    び第2の転送ラインに送出し、かつ、 上記電流/電圧変換回路は、第1および第2の入力端子
    が第1および第2の負荷用金属絶縁膜半導体トランジス
    タにそれぞれ接続されているとともに、上記第1および
    第2の転送ラインにそれぞれ接続され、かつ、上記第1
    の入力端子と上記第1の転送ラインとの間に縦続接続さ
    れた第1の金属絶縁膜半導体トランジスタと、上記第2
    の入力端子と上記第2の転送ラインとの間に縦続接続さ
    れた第2の金属絶縁膜半導体トランジスタとを有し、上
    記第1の入力端子が上記第2の金属絶縁膜半導体トラン
    ジスタのゲートに接続され、上記第2の入力端子が上記
    第1の金属絶縁膜半導体トランジスタのゲートに接続さ
    れている請求項1記載のクロック配給装置。
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