JPH09115758A - 平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置 - Google Patents
平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置Info
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- JPH09115758A JPH09115758A JP7275301A JP27530195A JPH09115758A JP H09115758 A JPH09115758 A JP H09115758A JP 7275301 A JP7275301 A JP 7275301A JP 27530195 A JP27530195 A JP 27530195A JP H09115758 A JPH09115758 A JP H09115758A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な治具でエッジワイズ巻きを可能にする平
角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置を提供す
る。 【解決手段】巻取り軸1および繰り出し部を有する巻線
装置を用い、巻取り軸1を回転し、繰り出し部より平角
線2を繰り出して巻取り軸1に平角線2を縦に巻き取る
平角線のエッジワイズ巻線方法であって、乗り上げ防止
具3により、すでに巻取り軸1に巻き付けられた平角線
2bに、巻付直前の平角線2aが乗り上げるのを防止し
ながら、巻線を行うものである。
角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置を提供す
る。 【解決手段】巻取り軸1および繰り出し部を有する巻線
装置を用い、巻取り軸1を回転し、繰り出し部より平角
線2を繰り出して巻取り軸1に平角線2を縦に巻き取る
平角線のエッジワイズ巻線方法であって、乗り上げ防止
具3により、すでに巻取り軸1に巻き付けられた平角線
2bに、巻付直前の平角線2aが乗り上げるのを防止し
ながら、巻線を行うものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箔状平角線等の
平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置に関する
ものである。
平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図22は丸線を用いたコイル100の部
分断面、図23は平角線を用いたコイル101の部分断
面である。丸線を用いた場合巻線間に隙間102が発生
するため、導体の占積率は平角線を用いたコイル101
の方が高くなる。また図22の丸線を用いた場合接する
巻線間で電圧差が大きくなる箇所ができるので、耐圧を
高めるために図24のように層間紙103を介在した
り、図25のようにコイル枠にセクション104を設け
てセクション巻きをする必要があり、このためさらに導
体の占積率が低くなる。これに対して、平角線を用いる
場合は、隣接する線が1巻き前と1巻き後に限定され、
電圧差が大きくなる箇所はできない。
分断面、図23は平角線を用いたコイル101の部分断
面である。丸線を用いた場合巻線間に隙間102が発生
するため、導体の占積率は平角線を用いたコイル101
の方が高くなる。また図22の丸線を用いた場合接する
巻線間で電圧差が大きくなる箇所ができるので、耐圧を
高めるために図24のように層間紙103を介在した
り、図25のようにコイル枠にセクション104を設け
てセクション巻きをする必要があり、このためさらに導
体の占積率が低くなる。これに対して、平角線を用いる
場合は、隣接する線が1巻き前と1巻き後に限定され、
電圧差が大きくなる箇所はできない。
【0003】一方、平角線を用いる場合においても、図
26のコイル105のようにコイル105の中心軸10
7に対して平角線の長手方向が平行なものと、図27の
コイル106のように中心軸107に対して平角線の長
手方向が垂直なものとがある。後者はエッジワイズ巻き
と呼ばれ、巻数が増えてもコイル径が大きくならない。
26のコイル105のようにコイル105の中心軸10
7に対して平角線の長手方向が平行なものと、図27の
コイル106のように中心軸107に対して平角線の長
手方向が垂直なものとがある。後者はエッジワイズ巻き
と呼ばれ、巻数が増えてもコイル径が大きくならない。
【0004】このため、小型化の要請に対応して、エッ
ジワイズ巻きされたコイルが、車載用放電灯のヘッドラ
ンプのイグナイタのトランスなどに適用されている。
ジワイズ巻きされたコイルが、車載用放電灯のヘッドラ
ンプのイグナイタのトランスなどに適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の平角線のエッジ
ワイズ巻線方法として、特公昭62-31809号公報がある
が、巻取り軸に溝を付けて乗り上げを防止しており、厚
肉の材料に対してしか対応できなかった。また複雑な装
置や治具が必要であった。したがって、この発明の目的
は、簡単な治具でエッジワイズ巻きを可能にする平角線
のエッジワイズ巻線方法および巻線装置を提供すること
である。
ワイズ巻線方法として、特公昭62-31809号公報がある
が、巻取り軸に溝を付けて乗り上げを防止しており、厚
肉の材料に対してしか対応できなかった。また複雑な装
置や治具が必要であった。したがって、この発明の目的
は、簡単な治具でエッジワイズ巻きを可能にする平角線
のエッジワイズ巻線方法および巻線装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の平角線のエッ
ジワイズ巻線方法は、巻取り軸および繰り出し部を有す
る巻線装置を用い、巻取り軸を回転し、繰り出し部より
平角線を繰り出して巻取り軸に平角線を縦に巻き取る平
角線のエッジワイズ巻線方法であって、すでに巻取り軸
に巻き付けられた平角線に、巻付直前の平角線が乗り上
げるのを防止する乗り上げ防止具を設けて、巻線を行う
ことを特徴とするものである。
ジワイズ巻線方法は、巻取り軸および繰り出し部を有す
る巻線装置を用い、巻取り軸を回転し、繰り出し部より
平角線を繰り出して巻取り軸に平角線を縦に巻き取る平
角線のエッジワイズ巻線方法であって、すでに巻取り軸
に巻き付けられた平角線に、巻付直前の平角線が乗り上
げるのを防止する乗り上げ防止具を設けて、巻線を行う
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項1の平角線のエッジワイズ巻線方法
によれば、繰り出し部から繰り出された平角線を巻取り
軸に巻き付ける際に、巻付直前の平角線が、すでに巻か
れた平角線に乗り上げるのを乗り上げ防止具により防止
するので、エッジワイズ巻付作業が容易になり、しかも
簡単な治具で達成できる。請求項2の平角線のエッジワ
イズ巻線装置は、平角線を供給する繰り出し部と、この
繰り出し部から繰り出された前記平角線を回転により巻
き付ける巻取り軸と、前記巻取り軸への巻付直前の前記
平角線がすでに前記巻取り軸に巻かれた前記平角線に乗
り上げるのを防止する乗り上げ防止具とを備えたもので
ある。
によれば、繰り出し部から繰り出された平角線を巻取り
軸に巻き付ける際に、巻付直前の平角線が、すでに巻か
れた平角線に乗り上げるのを乗り上げ防止具により防止
するので、エッジワイズ巻付作業が容易になり、しかも
簡単な治具で達成できる。請求項2の平角線のエッジワ
イズ巻線装置は、平角線を供給する繰り出し部と、この
繰り出し部から繰り出された前記平角線を回転により巻
き付ける巻取り軸と、前記巻取り軸への巻付直前の前記
平角線がすでに前記巻取り軸に巻かれた前記平角線に乗
り上げるのを防止する乗り上げ防止具とを備えたもので
ある。
【0008】請求項2の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項1と同効果がある。請求項3の平角線
のエッジワイズ巻線装置は、請求項2において、乗り上
げ防止具を巻付直前の平角線の近傍のみに設けたもので
ある。請求項3の平角線のエッジワイズ巻線装置によれ
ば、請求項2の効果のほか、乗り上げ防止具の構成がさ
らに簡単になる。
によれば、請求項1と同効果がある。請求項3の平角線
のエッジワイズ巻線装置は、請求項2において、乗り上
げ防止具を巻付直前の平角線の近傍のみに設けたもので
ある。請求項3の平角線のエッジワイズ巻線装置によれ
ば、請求項2の効果のほか、乗り上げ防止具の構成がさ
らに簡単になる。
【0009】請求項4の平角線のエッジワイズ巻線装置
は、請求項3において、乗り上げ防止具が、巻付直前の
前記平角線と、巻き付けられた前記平角線との間に介在
されているものである。請求項4の平角線のエッジワイ
ズ巻線装置によれば、請求項3の効果のほか、より一層
構成を簡単にすることができる。
は、請求項3において、乗り上げ防止具が、巻付直前の
前記平角線と、巻き付けられた前記平角線との間に介在
されているものである。請求項4の平角線のエッジワイ
ズ巻線装置によれば、請求項3の効果のほか、より一層
構成を簡単にすることができる。
【0010】請求項5の平角線のエッジワイズ巻線装置
は、請求項4において、前記乗り上げ防止具の前記巻取
り軸の軸方向の厚さを、前記平角線の厚さとほぼ同程度
にしたものである。請求項5の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、請求項4の効果のほか、乗り上げ防止
具の厚みを簡単に決定することができ精度が不要であ
る。
は、請求項4において、前記乗り上げ防止具の前記巻取
り軸の軸方向の厚さを、前記平角線の厚さとほぼ同程度
にしたものである。請求項5の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、請求項4の効果のほか、乗り上げ防止
具の厚みを簡単に決定することができ精度が不要であ
る。
【0011】請求項6の平角線のエッジワイズ巻線装置
は、請求項5において、前記乗り上げ防止具が片持支持
され、自由端を巻付直前の前記平角線の位置に突出して
いるものである。請求項6の平角線のエッジワイズ巻線
装置によれば、請求項5の効果のほか、乗り上げ防止具
の自由端により、平角線の厚みのばらつきへの対応能力
が高く、また乗り上げ防止具の構造が単純となり、乗り
上げ防止具の交換も容易になる。
は、請求項5において、前記乗り上げ防止具が片持支持
され、自由端を巻付直前の前記平角線の位置に突出して
いるものである。請求項6の平角線のエッジワイズ巻線
装置によれば、請求項5の効果のほか、乗り上げ防止具
の自由端により、平角線の厚みのばらつきへの対応能力
が高く、また乗り上げ防止具の構造が単純となり、乗り
上げ防止具の交換も容易になる。
【0012】請求項7の平角線のエッジワイズ巻線装置
は、請求項6において、前記乗り上げ防止具の支持側が
前記平角線の前記繰り出し部に位置するものである。請
求項7の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求
項6の効果のほか、繰り出し部から巻取り軸への平角線
の引込み力に対して剛性があり、平角線の巻取り軸への
供給を安定して行える。
は、請求項6において、前記乗り上げ防止具の支持側が
前記平角線の前記繰り出し部に位置するものである。請
求項7の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求
項6の効果のほか、繰り出し部から巻取り軸への平角線
の引込み力に対して剛性があり、平角線の巻取り軸への
供給を安定して行える。
【0013】請求項8の平角線のエッジワイズ巻線装置
は、請求項6において、前記乗り上げ防止具が前記平角
線を摺動自在に挟持するものである。請求項8の平角線
のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項6の効果のほ
か、巻付直前の平角線を巻取り軸に縦に案内し、平角線
のねじれを防いで安定したエッジワイズ巻きを行うこと
ができる。
は、請求項6において、前記乗り上げ防止具が前記平角
線を摺動自在に挟持するものである。請求項8の平角線
のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項6の効果のほ
か、巻付直前の平角線を巻取り軸に縦に案内し、平角線
のねじれを防いで安定したエッジワイズ巻きを行うこと
ができる。
【0014】請求項9の平角線のエッジワイズ巻線装置
は、請求項5または請求項8において、前記乗り上げ防
止具が、中間部が巻付直前の前記平角線に位置するよう
に両持ち支持されているものである。請求項9の平角線
のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項5または請求
項8の効果のほか、乗り上げ防止具の剛性が高まり安定
したエッジワイズが行える。
は、請求項5または請求項8において、前記乗り上げ防
止具が、中間部が巻付直前の前記平角線に位置するよう
に両持ち支持されているものである。請求項9の平角線
のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項5または請求
項8の効果のほか、乗り上げ防止具の剛性が高まり安定
したエッジワイズが行える。
【0015】請求項10の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項5において、前記乗り上げ防止具を、前記
巻取り軸の軸方向に沿って移動可能としたものである。
請求項10の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、
請求項5の効果のほか、巻取り軸に平角線を巻き取るこ
とに伴って、巻取り量のばらつきに影響されずに、かつ
機械による動作を必要とせずに自動的に乗り上げ防止具
を移動することが可能となる。
置は、請求項5において、前記乗り上げ防止具を、前記
巻取り軸の軸方向に沿って移動可能としたものである。
請求項10の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、
請求項5の効果のほか、巻取り軸に平角線を巻き取るこ
とに伴って、巻取り量のばらつきに影響されずに、かつ
機械による動作を必要とせずに自動的に乗り上げ防止具
を移動することが可能となる。
【0016】請求項11の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記巻取り軸の軸方向に摺動
自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を押圧する
押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具を前記押さえ具に
一体的に設けたものである。請求項11の平角線のエッ
ジワイズ巻線装置によれば、請求項2の効果のほか、平
角線の軸方向の巻き付け量が増大するのに伴って、巻取
り量のばらつきに影響されずに、かつ機械による動作を
必要とせずに乗り上げ防止具を移動させることができ
る。
置は、請求項2において、前記巻取り軸の軸方向に摺動
自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を押圧する
押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具を前記押さえ具に
一体的に設けたものである。請求項11の平角線のエッ
ジワイズ巻線装置によれば、請求項2の効果のほか、平
角線の軸方向の巻き付け量が増大するのに伴って、巻取
り量のばらつきに影響されずに、かつ機械による動作を
必要とせずに乗り上げ防止具を移動させることができ
る。
【0017】請求項12の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具を板状と
したものである。請求項12の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、既に巻かれている平角線の外周部に乗
り上げることを防止するとともに平角線を縦向きにガイ
ドして巻くことができ、請求項2と同効果がある。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具を板状と
したものである。請求項12の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、既に巻かれている平角線の外周部に乗
り上げることを防止するとともに平角線を縦向きにガイ
ドして巻くことができ、請求項2と同効果がある。
【0018】請求項13の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項12において、前記乗り上げ防止具が、巻
付直前の前記平角線を前記巻取り軸の巻付位置に案内す
るように軸方向の厚さを変化しているものである。請求
項13の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求
項12の効果のほか、平角線の巻付直前部分での誘い込
みをなめらかにできるとともに、厚みを増して乗り上げ
防止具の剛性を高めることができ、さらに乗り上げ防止
具により発生する隙間を小さく抑えて安定した巻線を行
うことができる。
置は、請求項12において、前記乗り上げ防止具が、巻
付直前の前記平角線を前記巻取り軸の巻付位置に案内す
るように軸方向の厚さを変化しているものである。請求
項13の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求
項12の効果のほか、平角線の巻付直前部分での誘い込
みをなめらかにできるとともに、厚みを増して乗り上げ
防止具の剛性を高めることができ、さらに乗り上げ防止
具により発生する隙間を小さく抑えて安定した巻線を行
うことができる。
【0019】請求項14の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具を線状と
したものである。請求項14の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、請求項2の効果のほか、平角線と乗り
上げ防止具の接触部分が少なくなり、平角線に与える影
響を少なくすることができる。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具を線状と
したものである。請求項14の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、請求項2の効果のほか、平角線と乗り
上げ防止具の接触部分が少なくなり、平角線に与える影
響を少なくすることができる。
【0020】請求項15の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具を針状と
したものである。請求項15の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、請求項2の効果のほか、平角線と乗り
上げ防止具の接触部分が少なくなり平角線に与える影響
を少なくすることができる。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具を針状と
したものである。請求項15の平角線のエッジワイズ巻
線装置によれば、請求項2の効果のほか、平角線と乗り
上げ防止具の接触部分が少なくなり平角線に与える影響
を少なくすることができる。
【0021】請求項16の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具が前記巻
取り軸の周面に沿う形状を有するものである。請求項1
6の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項2
の効果のほか、支持面が広い形状になるため、巻取り軸
に巻付けられた平角線の倒れを防止する働きも大きくな
り安定した巻線を行うことが可能となる。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具が前記巻
取り軸の周面に沿う形状を有するものである。請求項1
6の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項2
の効果のほか、支持面が広い形状になるため、巻取り軸
に巻付けられた平角線の倒れを防止する働きも大きくな
り安定した巻線を行うことが可能となる。
【0022】請求項17の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具が、前記
巻取り軸に交差した板状であり、その両側部のうちの前
記巻取り軸側の板厚が漸次小さくなる先細としているも
のである。請求項17の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項2の効果のほか、平角線の誘い込みが
滑らかになり、乗り上げ防止具の剛性を高めることがで
き、安定した巻線を行うことができる。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具が、前記
巻取り軸に交差した板状であり、その両側部のうちの前
記巻取り軸側の板厚が漸次小さくなる先細としているも
のである。請求項17の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項2の効果のほか、平角線の誘い込みが
滑らかになり、乗り上げ防止具の剛性を高めることがで
き、安定した巻線を行うことができる。
【0023】請求項18の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具は軸方向
に摺動自在に前記巻取り軸に外嵌する環状をなし、巻付
直前の前記平角線と巻き付けた前記平角線との間に位置
する介在部を有するものである。請求項18の平角線の
エッジワイズ巻線装置によれば、請求項2の効果のほ
か、巻付けられた平角線の軸方向の長さが増大するにつ
れて乗り上げ防止具が軸方向に摺動するため、機械によ
る動作を必要とせずに乗り上げ防止具を移動することが
可能となる。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具は軸方向
に摺動自在に前記巻取り軸に外嵌する環状をなし、巻付
直前の前記平角線と巻き付けた前記平角線との間に位置
する介在部を有するものである。請求項18の平角線の
エッジワイズ巻線装置によれば、請求項2の効果のほ
か、巻付けられた平角線の軸方向の長さが増大するにつ
れて乗り上げ防止具が軸方向に摺動するため、機械によ
る動作を必要とせずに乗り上げ防止具を移動することが
可能となる。
【0024】請求項19の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項18において、前記巻取り軸の軸方向に摺
動自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を押圧す
る押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具は前記押さえ具
に一体に形成されているものである。請求項19の平角
線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項18の効果
のほか、平角線が通る溝状のものを巻付直前部分に設け
ることにより、平角線の誘い込みがなめらかになり、ま
たすでに巻かれている平角線の外周部に乗り上げること
を防ぐことができる。
置は、請求項18において、前記巻取り軸の軸方向に摺
動自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を押圧す
る押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具は前記押さえ具
に一体に形成されているものである。請求項19の平角
線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項18の効果
のほか、平角線が通る溝状のものを巻付直前部分に設け
ることにより、平角線の誘い込みがなめらかになり、ま
たすでに巻かれている平角線の外周部に乗り上げること
を防ぐことができる。
【0025】請求項20の平角線のエッジワイズ巻線装
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具が、前記
巻取り軸に巻き付けられた平角線の外周面を被覆してい
るものである。請求項20の平角線のエッジワイズ巻線
装置によれば、すでに巻かれている平角線の外周部に乗
り上げることを防いで巻線を行うことができ、また巻付
直前の平角線と巻付けられた平角線との間に乗り上げ防
止具が入るものと比較して平角線の摩耗等の影響が少な
いほか、請求項2と同効果がある。
置は、請求項2において、前記乗り上げ防止具が、前記
巻取り軸に巻き付けられた平角線の外周面を被覆してい
るものである。請求項20の平角線のエッジワイズ巻線
装置によれば、すでに巻かれている平角線の外周部に乗
り上げることを防いで巻線を行うことができ、また巻付
直前の平角線と巻付けられた平角線との間に乗り上げ防
止具が入るものと比較して平角線の摩耗等の影響が少な
いほか、請求項2と同効果がある。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2により説明する。すなわち、この平角線の
エッジワイズ巻線装置は、平角線2を供給する繰り出し
部(図示せず)と、この繰り出し部から繰り出された平
角線2を回転により巻き付ける巻取り軸1と、巻取り軸
1への巻付直前の平角線2aがすでに巻取り軸1に巻か
れた平角線2bに乗り上げるのを防止する乗り上げ防止
具3とを備えている。
1および図2により説明する。すなわち、この平角線の
エッジワイズ巻線装置は、平角線2を供給する繰り出し
部(図示せず)と、この繰り出し部から繰り出された平
角線2を回転により巻き付ける巻取り軸1と、巻取り軸
1への巻付直前の平角線2aがすでに巻取り軸1に巻か
れた平角線2bに乗り上げるのを防止する乗り上げ防止
具3とを備えている。
【0027】そして、このエッジワイズ巻線方法は、こ
の巻線装置を用い、巻取り軸1を一方向に回転し、繰り
出し部より平角線2を繰り出して巻取り軸1に平角線2
を縦に巻き取る。このとき、乗り上げ防止具3により、
すでに巻取り軸1に巻き付けられた平角線2bに、巻付
直前の平角線2aが乗り上げるのを防止しながら、巻線
を行うものである。
の巻線装置を用い、巻取り軸1を一方向に回転し、繰り
出し部より平角線2を繰り出して巻取り軸1に平角線2
を縦に巻き取る。このとき、乗り上げ防止具3により、
すでに巻取り軸1に巻き付けられた平角線2bに、巻付
直前の平角線2aが乗り上げるのを防止しながら、巻線
を行うものである。
【0028】ここに、平角線2は各種の厚さの箔状の平
角線を用いている。30は巻取り軸1の回転駆動部であ
り、平角線2の始端を支持する支持面1aより巻取り軸
1を突出している。32は押さえ具であり、巻取り軸1
に嵌合する嵌合孔10を有し、嵌合孔10に設けた巻取
り軸方向摺動用ベアリング36により摺動自在に支持さ
れ、巻取り軸1に巻付けられた平角線2bを支持面1a
に向けて押圧する押圧面32aを先端に有する。34は
ばね受け具であり、巻取り軸回転方向用ベアリング35
を介して押さえ具32に取付けられている。33はベア
リング押さえ具、37はばね、38はばね押さえ具であ
り、ばね37がはね押さえ具38とばね受け具34の間
に圧縮されることにより押さえ具32を支持面1aに向
けて付勢し、巻取り軸1に巻付けられた平角線2bが倒
れるのを防止している。
角線を用いている。30は巻取り軸1の回転駆動部であ
り、平角線2の始端を支持する支持面1aより巻取り軸
1を突出している。32は押さえ具であり、巻取り軸1
に嵌合する嵌合孔10を有し、嵌合孔10に設けた巻取
り軸方向摺動用ベアリング36により摺動自在に支持さ
れ、巻取り軸1に巻付けられた平角線2bを支持面1a
に向けて押圧する押圧面32aを先端に有する。34は
ばね受け具であり、巻取り軸回転方向用ベアリング35
を介して押さえ具32に取付けられている。33はベア
リング押さえ具、37はばね、38はばね押さえ具であ
り、ばね37がはね押さえ具38とばね受け具34の間
に圧縮されることにより押さえ具32を支持面1aに向
けて付勢し、巻取り軸1に巻付けられた平角線2bが倒
れるのを防止している。
【0029】また、乗り上げ防止具3は、図2に示すよ
うに帯状であり、巻付直前の平角線2aの近傍のみに設
けており、また巻付直前の平角線2aと、巻き付けられ
た平角線2bとの間に介在しており、この平角線2a,
2bの位置を目安にして乗り上げ防止具3の位置決めが
行え、乗り上げ防止が安定して行える。さらに乗り上げ
防止具3の巻取り軸1の軸方向の厚さは、平角線2の厚
さとほぼ同程度とし、これにより乗り上げ防止具3の厚
みを簡単に決定することが可能となる。
うに帯状であり、巻付直前の平角線2aの近傍のみに設
けており、また巻付直前の平角線2aと、巻き付けられ
た平角線2bとの間に介在しており、この平角線2a,
2bの位置を目安にして乗り上げ防止具3の位置決めが
行え、乗り上げ防止が安定して行える。さらに乗り上げ
防止具3の巻取り軸1の軸方向の厚さは、平角線2の厚
さとほぼ同程度とし、これにより乗り上げ防止具3の厚
みを簡単に決定することが可能となる。
【0030】この第1の実施の形態によれば、繰り出し
部から繰り出された平角線2を巻取り軸に巻き付ける際
に、巻付直前の平角線2aが、すでに巻かれた平角線2
bに乗り上げるのを乗り上げ防止具3により防止するの
で、エッジワイズ巻付作業が容易になり、しかも乗り上
げ防止具3という簡単な治具で達成できる。また乗り上
げ防止具3を巻付直前の平角線2aの近傍のみに設けた
ため、乗り上げ防止具3の構成がさらに簡単になる。
部から繰り出された平角線2を巻取り軸に巻き付ける際
に、巻付直前の平角線2aが、すでに巻かれた平角線2
bに乗り上げるのを乗り上げ防止具3により防止するの
で、エッジワイズ巻付作業が容易になり、しかも乗り上
げ防止具3という簡単な治具で達成できる。また乗り上
げ防止具3を巻付直前の平角線2aの近傍のみに設けた
ため、乗り上げ防止具3の構成がさらに簡単になる。
【0031】さらに乗り上げ防止具3が、巻付直前の平
角線2aと、巻き付けられた平角線2bとの間に介在さ
れているため、より一層構成を簡単にすることができ
る。また乗り上げ防止具3の巻取り軸1の軸方向の厚さ
を、平角線2の厚さとほぼ同程度にしたため、乗り上げ
防止具3の厚みを簡単に決定することができる。図3お
よび図4は第1の実施の形態の変形例であり、図2は乗
り上げ防止具3が線状に形成された変形例であり、図3
は乗り上げ防止具3が棒状に形成され、その先端を巻取
り軸1に当接した変形例である。
角線2aと、巻き付けられた平角線2bとの間に介在さ
れているため、より一層構成を簡単にすることができ
る。また乗り上げ防止具3の巻取り軸1の軸方向の厚さ
を、平角線2の厚さとほぼ同程度にしたため、乗り上げ
防止具3の厚みを簡単に決定することができる。図3お
よび図4は第1の実施の形態の変形例であり、図2は乗
り上げ防止具3が線状に形成された変形例であり、図3
は乗り上げ防止具3が棒状に形成され、その先端を巻取
り軸1に当接した変形例である。
【0032】この発明の第2の実施の形態を図5に示
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実
施の形態において、乗り上げ防止具3が支持体4により
片持支持され、自由端3aを巻付直前の平角線2aの位
置に突出しているものである。また乗り上げ防止具3の
支持側が平角線2の繰り出し部に位置している。この実
施の形態によれば、乗り上げ防止具3の自由端により、
平角線2の厚みのばらつきへの対応能力が高く、また乗
り上げ防止具3の構造が単純となり、乗り上げ防止具3
の交換も容易になる。また繰り出し部から巻取り軸1へ
の平角線2aの引込み力に対して剛性があり、平角線2
aの巻取り軸1への供給を安定して行える。その他は第
1の実施の形態と同様である。
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実
施の形態において、乗り上げ防止具3が支持体4により
片持支持され、自由端3aを巻付直前の平角線2aの位
置に突出しているものである。また乗り上げ防止具3の
支持側が平角線2の繰り出し部に位置している。この実
施の形態によれば、乗り上げ防止具3の自由端により、
平角線2の厚みのばらつきへの対応能力が高く、また乗
り上げ防止具3の構造が単純となり、乗り上げ防止具3
の交換も容易になる。また繰り出し部から巻取り軸1へ
の平角線2aの引込み力に対して剛性があり、平角線2
aの巻取り軸1への供給を安定して行える。その他は第
1の実施の形態と同様である。
【0033】この発明の第3の実施の形態を図6に示
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第2の実
施の形態において、乗り上げ防止具3が巻付直前の平角
線2aを摺動自在に挟持するものであり、乗り上げ防止
具3は平角線2の厚さに等しい間隔をおいて平行に並べ
た一対の板5からなり、支持体4に片持支持している。
この実施の形態によれば、巻付直前の平角線2aを巻取
り軸1に縦に案内し、巻取り軸1に巻き付けられた平角
線2bのねじれを防いで安定したエッジワイズ巻きを行
うことができる。その他は第2の実施の形態と同様であ
る。
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第2の実
施の形態において、乗り上げ防止具3が巻付直前の平角
線2aを摺動自在に挟持するものであり、乗り上げ防止
具3は平角線2の厚さに等しい間隔をおいて平行に並べ
た一対の板5からなり、支持体4に片持支持している。
この実施の形態によれば、巻付直前の平角線2aを巻取
り軸1に縦に案内し、巻取り軸1に巻き付けられた平角
線2bのねじれを防いで安定したエッジワイズ巻きを行
うことができる。その他は第2の実施の形態と同様であ
る。
【0034】この発明の第4の実施の形態を図7に示
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第3の実
施の形態において、乗り上げ防止具3が、その中間部が
巻付直前の平角線2aに位置するように、支持体4,4
aにより、両持ち支持されているものである。この実施
の形態によれば、乗り上げ防止具3の剛性を高めること
ができ、安定したエッジワイズが行える。その他は第3
の実施の形態と同様である。
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第3の実
施の形態において、乗り上げ防止具3が、その中間部が
巻付直前の平角線2aに位置するように、支持体4,4
aにより、両持ち支持されているものである。この実施
の形態によれば、乗り上げ防止具3の剛性を高めること
ができ、安定したエッジワイズが行える。その他は第3
の実施の形態と同様である。
【0035】図5に示す第2の実施の形態における片持
支持に代えて、両持ち支持する場合も、これと同様な作
用効果がある。この発明の第5の実施の形態を図8に示
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実
施の形態において、乗り上げ防止具3を、巻取り軸1の
軸方向に沿って移動可能としたものである。板状の乗り
上げ防止具3の両端を支持体4,4aにより支持し、支
持体4,4aを連結腕6の先端に取付け、連結腕6は乗
り上げ防止具取付具7に設けている。また乗り上げ防止
具取付具7はリニアブッシュあるいはベアリング等を設
けて、巻取り軸1に平行な支持杆8に摺動自在に支持さ
れている。
支持に代えて、両持ち支持する場合も、これと同様な作
用効果がある。この発明の第5の実施の形態を図8に示
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実
施の形態において、乗り上げ防止具3を、巻取り軸1の
軸方向に沿って移動可能としたものである。板状の乗り
上げ防止具3の両端を支持体4,4aにより支持し、支
持体4,4aを連結腕6の先端に取付け、連結腕6は乗
り上げ防止具取付具7に設けている。また乗り上げ防止
具取付具7はリニアブッシュあるいはベアリング等を設
けて、巻取り軸1に平行な支持杆8に摺動自在に支持さ
れている。
【0036】この実施の形態によれば、巻取り軸1に平
角線2を巻き取ることに伴って、機械による動作を必要
とせずに自動的に乗り上げ防止具3を移動することが可
能となる。その他は第1の実施の形態と同様である。な
お、この実施の形態を図7に示す第4の実施の形態に適
用できることはいうまでもない。
角線2を巻き取ることに伴って、機械による動作を必要
とせずに自動的に乗り上げ防止具3を移動することが可
能となる。その他は第1の実施の形態と同様である。な
お、この実施の形態を図7に示す第4の実施の形態に適
用できることはいうまでもない。
【0037】この発明の第6の実施の形態を図9に示
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実
施の形態において、巻取り軸1の軸方向に摺動自在に設
けられて巻き付けられた平角線2bを押圧する押さえ具
32を有し、乗り上げ防止具3を押さえ具32に一体的
に設けたものである。押さえ具32は第1の実施の形態
と同様に、巻取り軸1に摺動自在に嵌合する嵌合孔10
を有し、巻取り軸1に巻付けられた平角線2bを押さえ
具32の先端面で巻取り軸1の軸方向の付け根側支持面
1aに向けて押圧するようにばね(図示せず)で付勢さ
れている。そして、この押さえ具32に連結部11を設
け、連結腕12を連結部11より軸方向に延出し、連結
腕12の先端に乗り上げ防止具3を取付けている。
す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実
施の形態において、巻取り軸1の軸方向に摺動自在に設
けられて巻き付けられた平角線2bを押圧する押さえ具
32を有し、乗り上げ防止具3を押さえ具32に一体的
に設けたものである。押さえ具32は第1の実施の形態
と同様に、巻取り軸1に摺動自在に嵌合する嵌合孔10
を有し、巻取り軸1に巻付けられた平角線2bを押さえ
具32の先端面で巻取り軸1の軸方向の付け根側支持面
1aに向けて押圧するようにばね(図示せず)で付勢さ
れている。そして、この押さえ具32に連結部11を設
け、連結腕12を連結部11より軸方向に延出し、連結
腕12の先端に乗り上げ防止具3を取付けている。
【0038】この実施の形態によれば、平角線2の軸方
向の巻き付け量が増すに伴って、機械による動作を必要
とせずに乗り上げ防止具3を移動させることができる。
この発明の第7の実施の形態を図10に示す。すなわ
ち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実施の形態に
おいて、乗り上げ防止具を板状としたものであり、所定
の厚みを有し、すでに巻付られている平角線2bとこれ
から巻こうとする平角線2aの間に設けている。
向の巻き付け量が増すに伴って、機械による動作を必要
とせずに乗り上げ防止具3を移動させることができる。
この発明の第7の実施の形態を図10に示す。すなわ
ち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の実施の形態に
おいて、乗り上げ防止具を板状としたものであり、所定
の厚みを有し、すでに巻付られている平角線2bとこれ
から巻こうとする平角線2aの間に設けている。
【0039】この実施の形態によれば、既に巻かれてい
る平角線2bの外周部に乗り上げることを防止して巻く
ことができるので、第1の実施の形態と同効果がある。
その他は第1の実施の形態と同様である。この発明の第
8の実施の形態を図11に示す。すなわち、このエッジ
ワイズ巻線装置は、第7の実施の形態において、乗り上
げ防止具3が、巻付直前の平角線2aを巻取り軸1の巻
付位置に案内するように軸方向の厚さを変化しているも
のである。実施の形態では、乗り上げ防止具3の巻付直
前位置すなわち巻取り軸1に近い部分の板厚が薄くなる
ように平角線2aが巻き付く側の表面に切欠状の凹部1
4を形成し、板厚の表面に沿って案内された平角線2a
が凹部14に入り込む際にスムースにまがれるように凹
部14の両側に傾斜面15を形成している。
る平角線2bの外周部に乗り上げることを防止して巻く
ことができるので、第1の実施の形態と同効果がある。
その他は第1の実施の形態と同様である。この発明の第
8の実施の形態を図11に示す。すなわち、このエッジ
ワイズ巻線装置は、第7の実施の形態において、乗り上
げ防止具3が、巻付直前の平角線2aを巻取り軸1の巻
付位置に案内するように軸方向の厚さを変化しているも
のである。実施の形態では、乗り上げ防止具3の巻付直
前位置すなわち巻取り軸1に近い部分の板厚が薄くなる
ように平角線2aが巻き付く側の表面に切欠状の凹部1
4を形成し、板厚の表面に沿って案内された平角線2a
が凹部14に入り込む際にスムースにまがれるように凹
部14の両側に傾斜面15を形成している。
【0040】この実施の形態によれば、平角線2aの巻
付直前部分での誘い込みをなめらかにできるとともに、
厚みを増して乗り上げ防止具3の剛性を高めることがで
き、さらに乗り上げ防止具3により発生する隙間16を
小さく抑えて安定した巻線を行うことができる。その他
は第7の実施の形態と同様である。この発明の第9の実
施の形態を図12に示す。すなわち、このエッジワイズ
巻線装置は、第1の実施の形態において、乗り上げ防止
具3を線状としたものであり、すでに巻付けられた平角
線2bとこれらか巻こうとする巻付直前の平角線2aと
の間に設けている。
付直前部分での誘い込みをなめらかにできるとともに、
厚みを増して乗り上げ防止具3の剛性を高めることがで
き、さらに乗り上げ防止具3により発生する隙間16を
小さく抑えて安定した巻線を行うことができる。その他
は第7の実施の形態と同様である。この発明の第9の実
施の形態を図12に示す。すなわち、このエッジワイズ
巻線装置は、第1の実施の形態において、乗り上げ防止
具3を線状としたものであり、すでに巻付けられた平角
線2bとこれらか巻こうとする巻付直前の平角線2aと
の間に設けている。
【0041】この実施の形態によれば、平角線2と乗り
上げ防止具3の接触部分が少なくなり、平角線に与える
影響を少なくすることができる。その他は第1の実施の
形態と同様である。この発明の第10の実施の形態を図
13に示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、
第1の実施の形態において、乗り上げ防止具3を針状と
したものであり、すでに巻付けられた平角線2bとこれ
らか巻こうとする巻付直前の平角線2aとの間で、乗り
上げ防止具3の針状の基端を繰り出し部側に位置し、針
状の先端を巻取り軸1の周面に向けて接触ないし接近し
ている。
上げ防止具3の接触部分が少なくなり、平角線に与える
影響を少なくすることができる。その他は第1の実施の
形態と同様である。この発明の第10の実施の形態を図
13に示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、
第1の実施の形態において、乗り上げ防止具3を針状と
したものであり、すでに巻付けられた平角線2bとこれ
らか巻こうとする巻付直前の平角線2aとの間で、乗り
上げ防止具3の針状の基端を繰り出し部側に位置し、針
状の先端を巻取り軸1の周面に向けて接触ないし接近し
ている。
【0042】この実施の形態によれば、平角線2と乗り
上げ防止具3の接触部分が少なくなり、平角線に与える
影響を少なくすることができる。その他は第1の実施の
形態と同様である。この発明の第11の実施の形態を図
14に示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、
第1の実施の形態において、乗り上げ防止具3が巻取り
軸1の周面に沿う形状を有するものである。実施の形態
では乗り上げ防止具3が帯状ないし板状であり、その側
部が巻取り軸1の周面の一部に噛み合うように円弧状の
凹部18を形成し、すでに巻付けられた平角線2bとこ
れらか巻こうとする巻付直前の平角線2aとの間に配置
している。
上げ防止具3の接触部分が少なくなり、平角線に与える
影響を少なくすることができる。その他は第1の実施の
形態と同様である。この発明の第11の実施の形態を図
14に示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、
第1の実施の形態において、乗り上げ防止具3が巻取り
軸1の周面に沿う形状を有するものである。実施の形態
では乗り上げ防止具3が帯状ないし板状であり、その側
部が巻取り軸1の周面の一部に噛み合うように円弧状の
凹部18を形成し、すでに巻付けられた平角線2bとこ
れらか巻こうとする巻付直前の平角線2aとの間に配置
している。
【0043】この実施の形態によれば、平角線2の支持
面が広い形状となるため、平角線2bの倒れを防止する
働きが大きくなり安定した巻線を行うことが可能とな
る。図15(a)は、この実施の形態の変形例であり、
帯板ないし板状に代えて、線状材を用い、中間部を円弧
状に曲成して、巻取り軸1の周面に噛み合う凹部18を
形成している。同図(b)は平角線2の巻取り状態を示
している。
面が広い形状となるため、平角線2bの倒れを防止する
働きが大きくなり安定した巻線を行うことが可能とな
る。図15(a)は、この実施の形態の変形例であり、
帯板ないし板状に代えて、線状材を用い、中間部を円弧
状に曲成して、巻取り軸1の周面に噛み合う凹部18を
形成している。同図(b)は平角線2の巻取り状態を示
している。
【0044】この発明の第12の実施の形態を図16に
示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の
実施の形態において、乗り上げ防止具3が、巻取り軸1
に交差した板状であり、その両側部のうちの巻取り軸1
側の板厚が漸次小さくなる先細としているものである。
実施の形態では、乗り上げ防止具3の巻付直前の平角線
2aを案内する片面側に傾斜面19を形成している。
示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の
実施の形態において、乗り上げ防止具3が、巻取り軸1
に交差した板状であり、その両側部のうちの巻取り軸1
側の板厚が漸次小さくなる先細としているものである。
実施の形態では、乗り上げ防止具3の巻付直前の平角線
2aを案内する片面側に傾斜面19を形成している。
【0045】この実施の形態によれば、乗り上げ防止具
3による平角線2の誘い込みが滑らかになり、乗り上げ
防止具3の剛性を高めることができ、安定した巻線を行
うことができる。その他は第1の実施の形態と同様であ
る。図17は、この実施の形態の変形例であり、乗り上
げ防止具3を線状ないし針状にして、第12の実施の形
態と同様な効果を達成している。
3による平角線2の誘い込みが滑らかになり、乗り上げ
防止具3の剛性を高めることができ、安定した巻線を行
うことができる。その他は第1の実施の形態と同様であ
る。図17は、この実施の形態の変形例であり、乗り上
げ防止具3を線状ないし針状にして、第12の実施の形
態と同様な効果を達成している。
【0046】この発明の第13の実施の形態を図18に
示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の
実施の形態において、乗り上げ防止具3は軸方向に摺動
自在に巻取り軸1に外嵌する環状をなし、巻付直前の平
角線2aと巻き付けた平角線2bとの間に位置する介在
部20を有するものである。実施の形態では、断面矩形
の部材を環状に折曲し、その両端を軸方向に重なるよう
に並べその間に巻付直前の平角線2aが通る幅の隙間2
1を形成し、これにより介在部20を形成している。
示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第1の
実施の形態において、乗り上げ防止具3は軸方向に摺動
自在に巻取り軸1に外嵌する環状をなし、巻付直前の平
角線2aと巻き付けた平角線2bとの間に位置する介在
部20を有するものである。実施の形態では、断面矩形
の部材を環状に折曲し、その両端を軸方向に重なるよう
に並べその間に巻付直前の平角線2aが通る幅の隙間2
1を形成し、これにより介在部20を形成している。
【0047】この実施の形態によれば、巻付けられた平
角線2bの軸方向の長さが増大するにつれて乗り上げ防
止具3が軸方向に摺動するため、機械による動作を必要
とせずに乗り上げ防止具3を移動することが可能とな
る。この発明の第14の実施の形態を図19および図2
0に示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第
13の実施の形態において、巻取り軸1の軸方向に摺動
自在に設けられて巻き付けられた平角線2を押圧する押
さえ具32を有し、乗り上げ防止具3は押さえ具32の
前端部に一体に形成されているものである。実施の形態
では、押さえ具32は巻取り軸1に摺動自在に嵌合する
嵌合孔10を形成した筒状に形成され、その前端部に巻
付直前の平角線2aが進入する溝23を形成することに
より介在部20を形成している。押さえ具32を巻取り
軸1の付け根側の支持面1aに押圧するばねは省略して
いる。
角線2bの軸方向の長さが増大するにつれて乗り上げ防
止具3が軸方向に摺動するため、機械による動作を必要
とせずに乗り上げ防止具3を移動することが可能とな
る。この発明の第14の実施の形態を図19および図2
0に示す。すなわち、このエッジワイズ巻線装置は、第
13の実施の形態において、巻取り軸1の軸方向に摺動
自在に設けられて巻き付けられた平角線2を押圧する押
さえ具32を有し、乗り上げ防止具3は押さえ具32の
前端部に一体に形成されているものである。実施の形態
では、押さえ具32は巻取り軸1に摺動自在に嵌合する
嵌合孔10を形成した筒状に形成され、その前端部に巻
付直前の平角線2aが進入する溝23を形成することに
より介在部20を形成している。押さえ具32を巻取り
軸1の付け根側の支持面1aに押圧するばねは省略して
いる。
【0048】この実施の形態によれば、平角線2が通る
溝23を平角線2の巻付直前部分に設けることにより、
平角線2aの誘い込みがなめらかになり、また介在部2
0によりすでに巻かれている平角線2bの外周部に乗り
上げることを防ぐことができる。この発明の第15の実
施の形態を図21に示す。すなわち、このエッジワイズ
巻線装置は、乗り上げ防止具3が、巻取り軸1に巻き付
けられた平角線2aの外周面を被覆しているものであ
る。実施の形態では、巻取り軸1の取付面1bに筒状の
乗り上げ防止具3の一端を取付け、支持面1aを有する
支持体26を軸受け27により軸方向に移動自在に巻取
り軸1に設け、支持体26を平角線2の巻き始め側に対
して軸方向に押圧するばね28を取付面1bと支持体2
6との間に圧縮介在している。29は押さえ具32の軸
受けである。
溝23を平角線2の巻付直前部分に設けることにより、
平角線2aの誘い込みがなめらかになり、また介在部2
0によりすでに巻かれている平角線2bの外周部に乗り
上げることを防ぐことができる。この発明の第15の実
施の形態を図21に示す。すなわち、このエッジワイズ
巻線装置は、乗り上げ防止具3が、巻取り軸1に巻き付
けられた平角線2aの外周面を被覆しているものであ
る。実施の形態では、巻取り軸1の取付面1bに筒状の
乗り上げ防止具3の一端を取付け、支持面1aを有する
支持体26を軸受け27により軸方向に移動自在に巻取
り軸1に設け、支持体26を平角線2の巻き始め側に対
して軸方向に押圧するばね28を取付面1bと支持体2
6との間に圧縮介在している。29は押さえ具32の軸
受けである。
【0049】この実施の形態によれば、巻取り軸1が回
転すると、乗り上げ防止具3と押さえ具32との間に巻
付直前の平角線2aが挿入されて巻取り軸1に巻付けら
れ、押さえ具32の軸方向の移動が阻止されていると、
平角線2aの巻き量の増大に伴ってばね28が圧縮さ
れ、支持体26が巻取り軸1に沿って乗り上げ防止具3
の内方に移動する。この結果、巻付直前の平角線2aは
常に乗り上げ防止具3と押さえ具32の押圧面との間に
位置するので、乗り上げ防止具3は巻付直前の平角線2
aがすでに巻かれている平角線2bの外周部に乗り上げ
ることを防ぎながら巻線を行うことを可能にし、第1の
実施の形態に示したのと同様な効果がある。
転すると、乗り上げ防止具3と押さえ具32との間に巻
付直前の平角線2aが挿入されて巻取り軸1に巻付けら
れ、押さえ具32の軸方向の移動が阻止されていると、
平角線2aの巻き量の増大に伴ってばね28が圧縮さ
れ、支持体26が巻取り軸1に沿って乗り上げ防止具3
の内方に移動する。この結果、巻付直前の平角線2aは
常に乗り上げ防止具3と押さえ具32の押圧面との間に
位置するので、乗り上げ防止具3は巻付直前の平角線2
aがすでに巻かれている平角線2bの外周部に乗り上げ
ることを防ぎながら巻線を行うことを可能にし、第1の
実施の形態に示したのと同様な効果がある。
【0050】この実施の形態の変形例として、第1の実
施の形態のように、平角線2の巻き量の増加に伴って押
さえ具32が後退するとともに、乗り上げ防止具3も軸
方向に移動するように構成してもよい。
施の形態のように、平角線2の巻き量の増加に伴って押
さえ具32が後退するとともに、乗り上げ防止具3も軸
方向に移動するように構成してもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1の平角線のエッジワイズ巻線方
法によれば、繰り出し部から繰り出された平角線を巻取
り軸に巻き付ける際に、巻付直前の平角線が、すでに巻
かれた平角線に乗り上げるのを乗り上げ防止具により防
止するので、エッジワイズ巻付作業が容易になり、しか
も簡単な治具で達成できる。
法によれば、繰り出し部から繰り出された平角線を巻取
り軸に巻き付ける際に、巻付直前の平角線が、すでに巻
かれた平角線に乗り上げるのを乗り上げ防止具により防
止するので、エッジワイズ巻付作業が容易になり、しか
も簡単な治具で達成できる。
【0052】請求項2の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、平角線を供給する繰り出し部と、この繰り出
し部から繰り出された前記平角線を回転により巻き付け
る巻取り軸と、前記巻取り軸への巻付直前の前記平角線
がすでに前記巻取り軸に巻かれた前記平角線に乗り上げ
るのを防止する乗り上げ防止具とを備えたため、請求項
1と同効果がある。
によれば、平角線を供給する繰り出し部と、この繰り出
し部から繰り出された前記平角線を回転により巻き付け
る巻取り軸と、前記巻取り軸への巻付直前の前記平角線
がすでに前記巻取り軸に巻かれた前記平角線に乗り上げ
るのを防止する乗り上げ防止具とを備えたため、請求項
1と同効果がある。
【0053】請求項3の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項2において、乗り上げ防止具を巻付直
前の平角線の近傍のみに設けたため、請求項2の効果の
ほか、乗り上げ防止具の構成がさらに簡単になる。請求
項4の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項
3において、乗り上げ防止具が、巻付直前の前記平角線
と、巻き付けられた前記平角線との間に介在されている
ため、請求項3の効果のほか、より一層構成を簡単にす
ることができる。
によれば、請求項2において、乗り上げ防止具を巻付直
前の平角線の近傍のみに設けたため、請求項2の効果の
ほか、乗り上げ防止具の構成がさらに簡単になる。請求
項4の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項
3において、乗り上げ防止具が、巻付直前の前記平角線
と、巻き付けられた前記平角線との間に介在されている
ため、請求項3の効果のほか、より一層構成を簡単にす
ることができる。
【0054】請求項5の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項4において、前記乗り上げ防止具の巻
取り軸の軸方向の厚さを、前記平角線の厚さとほぼ同程
度にしたため、請求項4の効果のほか、乗り上げ防止具
の厚みを簡単に決定することができ精度が不要である。
請求項6の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請
求項5において、前記乗り上げ防止具が片持支持され、
自由端を巻付直前の前記平角線の位置に突出しているた
め、請求項5の効果のほか、乗り上げ防止具の自由端に
より、平角線の厚みのばらつきへの対応能力が高く、ま
た乗り上げ防止具の構造が単純となり、乗り上げ防止具
の交換も容易になる。
によれば、請求項4において、前記乗り上げ防止具の巻
取り軸の軸方向の厚さを、前記平角線の厚さとほぼ同程
度にしたため、請求項4の効果のほか、乗り上げ防止具
の厚みを簡単に決定することができ精度が不要である。
請求項6の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請
求項5において、前記乗り上げ防止具が片持支持され、
自由端を巻付直前の前記平角線の位置に突出しているた
め、請求項5の効果のほか、乗り上げ防止具の自由端に
より、平角線の厚みのばらつきへの対応能力が高く、ま
た乗り上げ防止具の構造が単純となり、乗り上げ防止具
の交換も容易になる。
【0055】請求項7の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項6において、前記乗り上げ防止具の支
持側が前記平角線の前記繰り出し部に位置するため、請
求項6の効果のほか、繰り出し部から巻取り軸への平角
線の引込み力に対して剛性があり、平角線の巻取り軸へ
の供給を安定して行える。請求項8の平角線のエッジワ
イズ巻線装置によれば、請求項6において、前記乗り上
げ防止具が前記平角線を摺動自在に挟持するため、請求
項6の効果のほか、巻付直前の平角線を巻取り軸に縦に
案内し、平角線のねじれを防いで安定したエッジワイズ
巻きを行うことができる。
によれば、請求項6において、前記乗り上げ防止具の支
持側が前記平角線の前記繰り出し部に位置するため、請
求項6の効果のほか、繰り出し部から巻取り軸への平角
線の引込み力に対して剛性があり、平角線の巻取り軸へ
の供給を安定して行える。請求項8の平角線のエッジワ
イズ巻線装置によれば、請求項6において、前記乗り上
げ防止具が前記平角線を摺動自在に挟持するため、請求
項6の効果のほか、巻付直前の平角線を巻取り軸に縦に
案内し、平角線のねじれを防いで安定したエッジワイズ
巻きを行うことができる。
【0056】請求項9の平角線のエッジワイズ巻線装置
によれば、請求項5または請求項8において、前記乗り
上げ防止具が、中間部が巻付直前の前記平角線に位置す
るように両持ち支持されているため、請求項5または請
求項8の効果のほか、乗り上げ防止具の剛性が高まり安
定したエッジワイズが行える。請求項10の平角線のエ
ッジワイズ巻線装置によれば、請求項5において、前記
乗り上げ防止具を、前記巻取り軸の軸方向に沿って移動
可能としたため、請求項5の効果のほか、巻取り軸に平
角線を巻き取ることに伴って、巻取り量のばらつきに影
響されずに、かつ機械による動作を必要とせずに自動的
に乗り上げ防止具を移動することが可能となる。
によれば、請求項5または請求項8において、前記乗り
上げ防止具が、中間部が巻付直前の前記平角線に位置す
るように両持ち支持されているため、請求項5または請
求項8の効果のほか、乗り上げ防止具の剛性が高まり安
定したエッジワイズが行える。請求項10の平角線のエ
ッジワイズ巻線装置によれば、請求項5において、前記
乗り上げ防止具を、前記巻取り軸の軸方向に沿って移動
可能としたため、請求項5の効果のほか、巻取り軸に平
角線を巻き取ることに伴って、巻取り量のばらつきに影
響されずに、かつ機械による動作を必要とせずに自動的
に乗り上げ防止具を移動することが可能となる。
【0057】請求項11の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項2において、前記巻取り軸の軸方向
に摺動自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を押
圧する押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具を前記押さ
え具に一体的に設けたため、請求項2の効果のほか、平
角線の軸方向の巻き付け量が増大するのに伴って、巻取
り量のばらつきに影響されずに、かつ機械による動作を
必要とせずに乗り上げ防止具を移動させることができ
る。
置によれば、請求項2において、前記巻取り軸の軸方向
に摺動自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を押
圧する押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具を前記押さ
え具に一体的に設けたため、請求項2の効果のほか、平
角線の軸方向の巻き付け量が増大するのに伴って、巻取
り量のばらつきに影響されずに、かつ機械による動作を
必要とせずに乗り上げ防止具を移動させることができ
る。
【0058】請求項12の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具を
板状としたため、既に巻かれている平角線の外周部に乗
り上げることを防止するとともに平角線を縦向きにガイ
ドして巻くことができ、請求項2と同効果がある。請求
項13の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求
項12において、前記乗り上げ防止具が、巻付直前の前
記平角線を前記巻取り軸の巻付位置に案内するように軸
方向の厚さを変化しているため、請求項12の効果のほ
か、平角線の巻付直前部分での誘い込みをなめらかにで
きるとともに、厚みを増して乗り上げ防止具の剛性を高
めることができ、さらに乗り上げ防止具により発生する
隙間を小さく抑えて安定した巻線を行うことができる。
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具を
板状としたため、既に巻かれている平角線の外周部に乗
り上げることを防止するとともに平角線を縦向きにガイ
ドして巻くことができ、請求項2と同効果がある。請求
項13の平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求
項12において、前記乗り上げ防止具が、巻付直前の前
記平角線を前記巻取り軸の巻付位置に案内するように軸
方向の厚さを変化しているため、請求項12の効果のほ
か、平角線の巻付直前部分での誘い込みをなめらかにで
きるとともに、厚みを増して乗り上げ防止具の剛性を高
めることができ、さらに乗り上げ防止具により発生する
隙間を小さく抑えて安定した巻線を行うことができる。
【0059】請求項14の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具を
線状としたため、請求項2の効果のほか、平角線と乗り
上げ防止具の接触部分が少なくなり、平角線に与える影
響を少なくすることができる。請求項15の平角線のエ
ッジワイズ巻線装置によれば、請求項2において、前記
乗り上げ防止具を針状としたため、請求項2の効果のほ
か、平角線と乗り上げ防止具の接触部分が少なくなり平
角線に与える影響を少なくすることができる。
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具を
線状としたため、請求項2の効果のほか、平角線と乗り
上げ防止具の接触部分が少なくなり、平角線に与える影
響を少なくすることができる。請求項15の平角線のエ
ッジワイズ巻線装置によれば、請求項2において、前記
乗り上げ防止具を針状としたため、請求項2の効果のほ
か、平角線と乗り上げ防止具の接触部分が少なくなり平
角線に与える影響を少なくすることができる。
【0060】請求項16の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具が
前記巻取り軸の周面に沿う形状を有するため、請求項2
の効果のほか、支持面が広い形状になるため、巻取り軸
に巻付けられた平角線の倒れを防止する働きも大きくな
り安定した巻線を行うことが可能となる。請求項17の
平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項2にお
いて、前記乗り上げ防止具が、前記巻取り軸に交差した
板状であり、その両側部のうちの前記巻取り軸側の板厚
が漸次小さくなる先細としているため、請求項2の効果
のほか、平角線の誘い込みが滑らかになり、乗り上げ防
止具の剛性を高めることができ、安定した巻線を行うこ
とができる。
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具が
前記巻取り軸の周面に沿う形状を有するため、請求項2
の効果のほか、支持面が広い形状になるため、巻取り軸
に巻付けられた平角線の倒れを防止する働きも大きくな
り安定した巻線を行うことが可能となる。請求項17の
平角線のエッジワイズ巻線装置によれば、請求項2にお
いて、前記乗り上げ防止具が、前記巻取り軸に交差した
板状であり、その両側部のうちの前記巻取り軸側の板厚
が漸次小さくなる先細としているため、請求項2の効果
のほか、平角線の誘い込みが滑らかになり、乗り上げ防
止具の剛性を高めることができ、安定した巻線を行うこ
とができる。
【0061】請求項18の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具は
軸方向に摺動自在に前記巻取り軸に外嵌する環状をな
し、巻付直前の前記平角線と巻き付けた前記平角線との
間に位置する介在部を有するため、請求項2の効果のほ
か、巻付けられた平角線の軸方向の長さが増大するにつ
れて乗り上げ防止具が軸方向に摺動するので、機械によ
る動作を必要とせずに乗り上げ防止具を移動することが
可能となる。
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具は
軸方向に摺動自在に前記巻取り軸に外嵌する環状をな
し、巻付直前の前記平角線と巻き付けた前記平角線との
間に位置する介在部を有するため、請求項2の効果のほ
か、巻付けられた平角線の軸方向の長さが増大するにつ
れて乗り上げ防止具が軸方向に摺動するので、機械によ
る動作を必要とせずに乗り上げ防止具を移動することが
可能となる。
【0062】請求項19の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項18において、前記巻取り軸の軸方
向に摺動自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を
押圧する押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具は前記押
さえ具に一体に形成されているため、請求項18の効果
のほか、平角線が通る溝状のものを巻付直前部分に設け
ることにより、平角線の誘い込みがなめらかになり、ま
たすでに巻かれている平角線の外周部に乗り上げること
を防ぐことができる。
置によれば、請求項18において、前記巻取り軸の軸方
向に摺動自在に設けられて巻き付けられた前記平角線を
押圧する押さえ具を有し、前記乗り上げ防止具は前記押
さえ具に一体に形成されているため、請求項18の効果
のほか、平角線が通る溝状のものを巻付直前部分に設け
ることにより、平角線の誘い込みがなめらかになり、ま
たすでに巻かれている平角線の外周部に乗り上げること
を防ぐことができる。
【0063】請求項20の平角線のエッジワイズ巻線装
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具
が、前記巻取り軸に巻き付けられた平角線の外周面を被
覆しているため、すでに巻かれている平角線の外周部に
乗り上げることを防いで巻線を行うことができ、また巻
付直前の平角線と巻付けられた平角線との間に乗り上げ
防止具が入るものと比較して平角線の摩耗等の影響が少
ないほか、請求項2と同効果がある。
置によれば、請求項2において、前記乗り上げ防止具
が、前記巻取り軸に巻き付けられた平角線の外周面を被
覆しているため、すでに巻かれている平角線の外周部に
乗り上げることを防いで巻線を行うことができ、また巻
付直前の平角線と巻付けられた平角線との間に乗り上げ
防止具が入るものと比較して平角線の摩耗等の影響が少
ないほか、請求項2と同効果がある。
【図1】この発明の第1の実施の形態の平角線のエッジ
ワイズ巻線装置の部分断面図である。
ワイズ巻線装置の部分断面図である。
【図2】その部分斜視図である。
【図3】第2の実施の形態の変形例の部分斜視図であ
る。
る。
【図4】さらに他の変形例の部分斜視図である。
【図5】第2の実施の形態の部分斜視図である。
【図6】第3の実施の形態の部分斜視図である。
【図7】第4の実施の形態の部分斜視図である。
【図8】第5の実施の形態の部分正面図である。
【図9】第6の実施の形態の部分側面図である。
【図10】第7の実施の形態の部分斜視図である。
【図11】第8の実施の形態の部分斜視図である。
【図12】第9の実施の形態の部分斜視図である。
【図13】第10の実施の形態の部分斜視図である。
【図14】第11の実施の形態の部分正面図である。
【図15】その変形例の部分正面図である。
【図16】第12の実施の形態の部分斜視図である。
【図17】その変形例の部分斜視図である。
【図18】第13の実施の形態の部分斜視図である。
【図19】第14の実施の形態の部分側面図である。
【図20】その乗り上げ防止具を兼用した押さえ具の斜
視図である。
視図である。
【図21】第15の実施の形態の部分断面図である。
【図22】従来例の丸線のコイルの部分断面図である。
【図23】平角線のコイルの部分断面図である。
【図24】層間紙を介在した丸線のコイルの部分断面図
である。
である。
【図25】仕切りを設けた丸線のコイルの部分断面図で
ある。
ある。
【図26】平角線の幅方向が軸方向に平行となるように
巻装したコイルの斜視図である。
巻装したコイルの斜視図である。
【図27】平角線の厚さ方向が軸方向に平行となるよう
に巻装するエッジワイズ巻きしたコイルの斜視図であ
る。
に巻装するエッジワイズ巻きしたコイルの斜視図であ
る。
1 巻取り軸 2 平角線 2a 巻付直前の平角線 2b 巻付けられた平角線 3 乗り上げ防止具 4 支持体 4a 支持体 20 介在部 32 押さえ具
Claims (20)
- 【請求項1】 巻取り軸および繰り出し部を有する巻線
装置を用い、前記巻取り軸を回転し、前記繰り出し部よ
り平角線を繰り出して前記巻取り軸に前記平角線を縦に
巻き取る平角線のエッジワイズ巻線方法であって、 乗り上げ防止具により、すでに前記巻取り軸に巻き付け
られた前記平角線に、巻付直前の前記平角線が乗り上げ
るのを防止しながら、巻線を行うことを特徴とする平角
線のエッジワイズ巻線方法。 - 【請求項2】 平角線を供給する繰り出し部と、この繰
り出し部から繰り出された前記平角線を回転により巻き
付ける巻取り軸と、前記巻取り軸への巻付直前の前記平
角線がすでに前記巻取り軸に巻かれた前記平角線に乗り
上げるのを防止する乗り上げ防止具とを備えた平角線の
エッジワイズ巻線装置。 - 【請求項3】 前記乗り上げ防止具を巻付直前の前記平
角線の近傍のみに設けた請求項2記載の平角線のエッジ
ワイズ巻線装置。 - 【請求項4】 前記乗り上げ防止具は、巻付直前の前記
平角線と、巻き付けられた前記平角線との間に介在され
ている請求項3記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項5】 前記乗り上げ防止具の前記巻取り軸の軸
方向の厚さは、前記平角線の厚さとほぼ同程度である請
求項4記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項6】 前記乗り上げ防止具は片持支持され、自
由端を巻付直前の前記平角線の位置に突出している請求
項5記載のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項7】 前記乗り上げ防止具の支持側は前記平角
線の前記繰り出し部に位置する請求項6記載のエッジワ
イズ巻線装置。 - 【請求項8】 前記乗り上げ防止具は前記平角線を摺動
自在に挟持する請求項6記載の平角線のエッジワイズ巻
線装置。 - 【請求項9】 前記乗り上げ防止具は、中間部が巻付直
前の前記平角線に位置するように両持ち支持されている
請求項5または請求項8記載の平角線のエッジワイズ巻
線装置。 - 【請求項10】 前記乗り上げ防止具は、前記巻取り軸
の軸方向に沿って移動可能である請求項5記載の平角線
のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項11】 前記巻取り軸の軸方向に摺動自在に設
けられて巻き付けられた前記平角線を押圧する押さえ具
を有し、前記乗り上げ防止具を前記押さえ具に一体的に
設けた請求項2記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項12】 前記乗り上げ防止具は板状である請求
項2記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項13】 前記乗り上げ防止具は、巻付直前の前
記平角線を前記巻取り軸の巻付位置に案内するように軸
方向の厚さを変化している請求項12記載の平角線のエ
ッジワイズ巻線装置。 - 【請求項14】 前記乗り上げ防止具は、線状である請
求項2記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項15】 前記乗り上げ防止具は、針状である請
求項2記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項16】 前記乗り上げ防止具は、前記巻取り軸
の周面に沿う形状を有する請求項2記載の平角線のエッ
ジワイズ巻線装置。 - 【請求項17】 前記乗り上げ防止具は、前記巻取り軸
に交差した板状であり、その両側部のうちの前記巻取り
軸側の板厚が漸次小さくなる先細としている請求項2記
載の平角線のエッジワイズ巻線装置。 - 【請求項18】 前記乗り上げ防止具は軸方向に摺動自
在に前記巻取り軸に外嵌する環状をなし、巻付直前の前
記平角線と巻き付けた前記平角線との間に位置する介在
部を有する請求項2記載の平角線のエッジワイズ巻線装
置。 - 【請求項19】 前記巻取り軸の軸方向に摺動自在に設
けられて巻き付けられた前記平角線を押圧する押さえ具
を有し、前記乗り上げ防止具は前記押さえ具に一体に形
成されている請求項18記載の平角線のエッジワイズ巻
線装置。 - 【請求項20】 前記乗り上げ防止具は、前記巻取り軸
に巻き付けられた平角線の外周面を被覆している請求項
2記載の平角線のエッジワイズ巻線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275301A JPH09115758A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275301A JPH09115758A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09115758A true JPH09115758A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17553534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275301A Pending JPH09115758A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 平角線のエッジワイズ巻線方法および巻線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09115758A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004327461A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-11-18 | Mitsuo Ebisawa | コイル素子製造装置 |
JP2005322669A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Nittoku Eng Co Ltd | 巻線機のセンター押さえ装置および方法 |
WO2007123218A1 (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Nippon Serbig Co., Ltd. | 巻線機 |
JP2011119490A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Totoku Electric Co Ltd | トラック型エッジワイズコイル製造装置 |
JP2018046083A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP7275301A patent/JPH09115758A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004327461A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-11-18 | Mitsuo Ebisawa | コイル素子製造装置 |
JP2005322669A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Nittoku Eng Co Ltd | 巻線機のセンター押さえ装置および方法 |
JP4504731B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2010-07-14 | 日特エンジニアリング株式会社 | 巻線機のセンター押さえ装置および方法 |
WO2007123218A1 (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Nippon Serbig Co., Ltd. | 巻線機 |
JP2007294549A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Nippon Saabitsuku Kk | 巻線機 |
JP2011119490A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Totoku Electric Co Ltd | トラック型エッジワイズコイル製造装置 |
JP2018046083A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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