JPH09115228A - ディスクデータの複写装置 - Google Patents

ディスクデータの複写装置

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JPH09115228A
JPH09115228A JP29366495A JP29366495A JPH09115228A JP H09115228 A JPH09115228 A JP H09115228A JP 29366495 A JP29366495 A JP 29366495A JP 29366495 A JP29366495 A JP 29366495A JP H09115228 A JPH09115228 A JP H09115228A
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JP29366495A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Yoshino
克明 吉野
Hiroyuki Horata
寛之 洞田
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Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写先のディスクの初期化フォーマット処理を
省いて、ディスクのフォーマット形式に関係なくデータ
を複写し、さらに、複写後の照合チェックを行うことが
できるディスクデータの複写装置を提供することにあ
る。 【解決手段】インデックスギャップのデータをスタート
コードを含むデータに置き換えて複写データを記憶する
ことにより、これを読出して照合する際に前記のスター
トコードを照合開始点として検出することでその後に続
く、同期信号、インデックスマークを含めて全データを
照合するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスクデータ
の複写装置に関し、詳しくは、フレキシブルディスク
(以下FD)を未フォーマット状態で照合(コンペア)
付きで複写できるようなFDの複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクとして、例えば、FD上の
データは、図4に示すようにトラック毎に記録されてい
る。各トラックにはその先頭にプリアンブル部(あるい
はインデックス領域部)があって、そこには、通常はデ
ータとして扱われない40バイト程度のギャップ(イン
デックスギャップ)と、その後に、同期信号、そしてイ
ンデックスマーク、さらに、26バイト程度のギャップ
がある。さらに、このインデックス領域部の後ろには、
各セクタが番号順に配列されて、最後にポストアンブル
部(トラックギャップ)が設けられている。トラックギ
ャップは、通常、250バイト程度のギャップであっ
て、これもデータとしては扱われない領域である。な
お、通常、これらのギャップに書込まれているデータ
は、“FF”(オール“1”)である。なお、各セクタ
は、保存データとして扱われるデータフィールド領域部
とトラック上の位置やデータ長を表す管理データである
ID部と各部の境界を表すデータであるギャップ部とか
ら構成される。
【0003】通常、FD駆動装置は、1回転の基準位置
を示すインデックス信号に応じて1トラック分のデータ
を読出し、FD駆動装置が接続されているデータ処理装
置にインタフェース、コントローラ等を介して転送す
る。したがって、前記のインデックスギャップやトラッ
クギャップの信号も転送されることになるが、装置に回
転むらがある関係で、これらのバイト数には多少のずれ
が発生する。前記のインデックスギャップとトラックギ
ャップは、回転体の回転むら等の誤差を吸収し、読取り
ヘッドと回転媒体との位置決めを容易にするために存在
していて、通常、保存データの取扱いはID部のデータ
に従い読取りや書込みが行われる。この保存データは、
所定の定形フォーマットで構成されていなければなら
ず、複写に当たっては事前に複写先のFDの初期化フォ
ーマット処理が必要となったり、サポートしていないフ
ォーマットであると不都合が生じたりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなFD上のデ
ータの複写方式としては、従来、パーソナルコンピュー
タ(以下パソコン)で行う場合と複写専用機で行う場合
とがある。特に、複写専用機等を利用する場合には、複
写先のFDの初期化フォーマットは行わずに複写元のデ
ータをそのままビットシリアルに複写先FDに複写す
る。この場合、トラックの起点の設定ができず照合チェ
ックはできない。
【0005】複写専用機等を利用する方式では多数の複
写FDを複写する場合に即座に複写できる利点はある
が、前記のように複写後の照合ができないために複写デ
ータの信頼度を著しく落とすなどの問題がある。この発
明の目的は、複写先のディスクの初期化フォーマット処
理を省いて、ディスクのフォーマット形式に関係なくデ
ータを複写し、さらに、複写後の照合チェックを行うこ
とができるディスクデータの複写装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のディスクデータの複写装置の特徴
は、第1および第2のディスク駆動装置とデータ処理装
置とメモリとを有していて、データ処理装置が第1のデ
ィスク駆動装置に装填された第1のディスクのトラック
からデータをメモリに読込み、第2のディスク駆動装置
に装填された第2のディスクにメモリに記憶されたデー
タを転送してそのトラックに書込む処理をするディスク
データ複写装置において、第1および第2のディスクに
書込まれたnトラック分(nは1以上の整数)のデータ
をそれぞれ読出す読出手段と、この読出手段により第1
のディスクからnトラック分のデータを読込み、この読
込データのうちトラックの先頭に位置するギャップのデ
ータの一部あるいは全部を除いたデータについてメモリ
に記憶する記憶手段と、メモリに記憶されたnトラック
分のデータの一部あるいは全部のギャップの位置に実質
的に相当する、スタートコードを含む所定のデータを付
加して第2のディスクにnトラック分のデータを転送し
て書込む処理をする書込手段と、読出手段により読出さ
れた第2のディスクのnトラック分のデータからスター
トコードを検出する検出手段と、この検出手段により検
出された時点から読出手段により読出された第2のディ
スクのnトラック分のデータと前記メモリに記憶された
nトラック分のデータとを照合する照合手段とをデータ
処理装置が備えているものである。
【0007】
【発明の実施形態】複写データの品質は、書込後に複写
先のFDからデータを読出して照合することで保証すれ
ばよいが、インデックスマークなど読出データの一部を
基準とすれば、完全な照合はできない。フォーマットさ
れていない場合には、これらも含めて検出して照合する
ことが必要である。そこで、回転むら等の誤差を吸収す
るインデックスギャップとトラックギャップのデータを
も含めて一つのデータとして取扱うことが考えられる
が、この場合、インデックス検出地点の誤差が大であ
り、トラックの起点の設定ができず照合することは一般
に困難である。
【0008】この発明では、前記のように、インデック
スを起点にインデックスギャップ(トラックの先頭に位
置するギャップ)内で十分狭い範囲でかつ機械動作によ
るインデックス検出地点の誤差以上に十分広い範囲の領
域のデータとして、スタートコードを含むデータを、イ
ンデックスギャップのデータの位置にほぼ同様な長さで
挿入してそれを置換し、この置換データを先頭にして複
写データを複写先に書込む。そして、複写データを複写
先から読出して前記のスタートコードを検出してそれ以
降の複写データに対して照合に入る。これは、例えば、
スタートコード'100'とし、これを含むデータを40
バイト程度で'1010……100'の固定データパター
ンとすれば、インデックスギャップのデータに置換えて
これを、照合のための読取り時にデータ'1010'とこ
れに続くスタートコード'100'を検出して、これが検
出された時点から照合を開始すればよい。このように、
インデックスギャップ内に設けたスタートコードにより
照合を開始することでその後に続く、同期信号、インデ
ックスマークを含めて全データを照合することができ
る。インデックスギャップ内のデータは、実際の読出デ
ータとは無関係なデータであるので、照合する必要はな
く、また、このデータの置換えによっても1トラック全
体の情報量は実質的に影響されない。
【0009】ところで、実施例では、特許請求の範囲の
第1および第2のディスク駆動装置がFD駆動装置1、
2により実現され、データ処理装置がデータ処理装置3
により実現される。そして、メモリは、実施例では複写
データ領域76であり、この複写データ領域76には、
データ処理装置3がFD上に記録されたデータをインデ
ックス信号を起点としてインデックスギャップのデータ
分が削除された形で1トラック分の複写データがビット
シリアルに格納される。格納されたデータを他のFD上
にインデックス信号を起点にスタートコード‘100'
を含むデータ'1010……100'が先頭に付加された
形で転送されて書込まれ、複写される。複写後に複写し
たデータを読出、この読出データと複写データ領域76
に格納したデータとをスタートコードを検出して照合す
る。このときの、照合手段は、実施例ではコンペア回路
部8であり、データ処理装置3に設けられたCPU6に
よりこれが起動されて照合動作に入る。また、CPU6
がメモリ7に記憶された所定のプログラムを実行するこ
とでビットシリアルデータの読取/書込機能と1トラッ
ク分のデータを複写データ領域76に格納する動作、前
記のデータ'1010……100'を付加する動作をす
る。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のディスクデータの複写装
置を適用したFDデータ複写装置のブロック図であり、
図2は、その複写処理のフローチャート、図3は、その
1トラック分のデータのフォーマットと複写の状態を示
す説明図である。図1において、10は、FDデータ複
写装置であって、1,2は、それぞれFD駆動装置であ
る。FD駆動装置1には複写元のFD1aが装填され、
FD駆動装置2には複写先のFD2aが装填されてい
る。なお、複写元や複写先のFD駆動装置は、任意にキ
ーボードやプログラムにより設定できるものであり、前
記の複写元、複写先は、その一例に過ぎない。FD駆動
装置1,2は、それぞれデータ処理装置3のバス5にイ
ンタフェース4を介して接続されるが、FD駆動装置
1,2のそれぞれのリードデータについては、内部の読
出回路からインタフェース4のリードデータ線4aを介
して一旦読捨回路4bにシリアルに入力され、これを介
してバス5のリードデータ線5aによりシリアルにデー
タ処理装置3に送出される。FD駆動装置1,2は、前
記のデータの読出しの場合を除いてバス5とを介してデ
ータ処理装置3のCPU6との間でデータや制御信号の
授受を行う。
【0011】なお、バス5のうちリードデータ線5a
は、直接複写データ領域76とコンペア回路部8に接続
されている。5bは、ライトデータ線であって、インタ
フェース4を通ってFD駆動装置1,2の書込回路に接
続され、このデータ線を介してデータ処理装置3との間
でシリアルにデータが転送される。このライトデータ線
5bも、直接複写データ領域76とコンペア回路部8に
接続されている。5cはインデックス信号を発生するF
D駆動装置1,2のインデックス線であって、インタフ
ェース4を通ってバス5と接続されている。5dは、F
D駆動装置1,2とバス5とをインタフェース4を通っ
て接続するその他の複数の制御線のバスである。読捨回
路4bは、インデックス信号を起点にインデックスギャ
ップ(トラックの先頭に位置するギャップ)内で十分狭
い範囲でかつ機械動作によるインデックス検出地点の誤
差以上に十分広い範囲の領域のデータ分を捨てる回路で
あって、例えば、先頭位置にある40バイトのインデッ
クスギャップに対して32バイトを読み捨てその後の信
号をリードデータ線5aに送出する回路である。
【0012】このような回路は、内部に32バイトのカ
ウンタとスイッチ回路4cとを設けて32バイトカウン
ト後にスイッチ回路4cをONにすることでリードデー
タ線4aのデータをリードデータ線5aにスルーさせれ
ばよい。なお、読捨回路4bは、データ処理装置3から
制御信号を受けていないときには、スイッチ回路4cを
ONにしておき、リードデータ線4aとリードデータ線
5aとを接続して読み捨てなしに読出データをリードデ
ータ線5aに送出する。この読捨回路4bは、先頭位置
にあるインデックス領域の最初の同期信号を検出する回
路を設けて、複写元のFD駆動装置1から読込まれるデ
ータのうち、先頭から同期信号手前までの情報を読み捨
てて、先頭位置にある最初の同期信号から以降のデー
タ、すなわち、インデックスマークからギャップ、そし
て各セクタのデータ等を順次リードデータ線5aに送出
する回路であってもよい。
【0013】7は、メモリであって、バス5に接続さ
れ、これには、複写処理プログラム71と、複写元デー
タ読込プログラム72、データ書込プログラム73、照
合処理プログラム74等のプログラムとスタートコード
を記憶するパラメータ領域75、そして、1トラック分
の複写データを記憶する複写データ領域76等が設けら
れている。なお、複写データ領域76は、シリアルに1
トラック分のデータを受ける関係でメモリ7とは独立に
シリアルに書込/読出を行うポートを持つ専用の1トラ
ック分を十分に記憶できるメモリで構成され、直接リー
ドデータ線5a,ライトデータ線5bに接続されてい
る。また、これは、独立に設けたレジスタで構成されて
もよい。
【0014】8は、コンペア回路部であって、リードデ
ータ線5aに直接接続され、先頭コード検出回路81
と、スタートコード検出回路82、比較回路83、コン
トローラ84とで構成され、コントローラ84により複
写データ領域76に記憶されたメモリ7のデータをシリ
アルに読出して、リードデータ線5aから受け取るデー
タとをビットシリアルに比較検出を行い、その結果OK
(複写元データと複写先データとが一致)あるいはNG
(不一致)についてCPU6に割込信号を発生して照合
結果のデータを渡す。9は、ディスプレイであって、動
作状態や比較結果等についての表示を行う。
【0015】複写元データ読込プログラム72は、複写
処理プログラム71によりコールされるプログラムであ
って、読捨回路4bをイネーブルして複写元のFD駆動
装置1から指定されたトラックに対して読込処理を行
い、読込まれるデータのうち先頭から所定のバイト数、
例えば、32バイトあるいは同期信号手前までの情報を
読捨回路4bによって読捨てさせる。そして、リードデ
ータ線5a上のデータ(先頭位置にある最初の同期信号
あるいはその手前から以降のインデックスマークからギ
ャップ、そして各セクタのデータ等)を順次メモリ7の
複写データ領域76にシリアルに記憶する処理を行う。
【0016】データ書込プログラム73も複写処理プロ
グラム71によりコールされるプログラムであって、イ
ンデックスギャップの読み捨てバイト数に相当するバイ
ト数、例えば、32バイト分‘10’を繰り返して最後
にパラメータ領域75からスタートコードを読出してス
タートコード‘100’をそれらに付加して出力し、続
いてメモリ7の複写データ領域76を読出してこれらデ
ータを複写先であるFD駆動装置2にライトデータ線5
bを介してシリアルに転送して複写データを所定のトラ
ックに記憶する処理をする。
【0017】照合処理プログラム74も複写処理プログ
ラム71によりコールされるプログラムであって、コン
ペア回路部8を動作させて、読捨回路4bを動作させず
にFD駆動装置2をリードデータ線5aを介してデータ
書込プログラム73により複写先のトラックに記憶され
たデータを読出す処理をする。そして、コントローラ8
4からの割込待ち状態に入り、割込みによりOKあるい
はNGの照合結果を受け取り、これをメモリ7の所定の
領域に記憶してメインの複写処理プログラム71に戻
る。複写処理プログラム71は、複写機能キー等の入力
により起動されてCPU6により実行され、FD駆動装
置1およびFD駆動装置2からそれぞれインデックス信
号を受けて、それに応じて前記の各種プログラムを順次
コールしていく。そして、照合処理プログラム74の実
行後に割込みにより照合結果を受けて、照合結果がOK
であれば、FD駆動装置1のインデックス信号に応じて
複写元の次のトラックの読込処理に入り、それを最後の
トラックまで行う。一方、照合結果がNGであれば、処
理を中断してその旨をディスプレイ9にメッセージ表示
する。
【0018】コンペア回路部8は、照合処理プログラム
74により起動されて、リードデータ線5aから読出デ
ータを取り込み、まず、先頭コード検出回路81により
先頭位置であるか否かを、‘01’が繰り返されている
か否かにより検出する。そして、これが所定回数ある
と、先頭コード検出回路81がイネーブル信号をスター
トコード検出回路82に送出する。スタートコード検出
回路82は、リードデータ線5aから取込まれた読出デ
ータに対してスタートコード‘100’があるか否かを
検出し、これが検出された時点で比較回路83とをイネ
ーブルにし、コントローラ84に検出信号を送出する。
【0019】コントローラ84は、この検出信号に応じ
てリードデータ線5aからのビットシリアルの読出デー
タの信号のタイミングに合わせて複写データ領域76の
データをビットシリアルに読出し、比較回路83に送出
する。比較回路83は、ビットシリアルに読出データと
複写データ領域76のデータとを比較してその比較結果
をコントローラ84に送出する。ここで、比較結果がN
G(不一致)のときには、即座に比較回路83の動作を
停止させて、NGを制御信号線に発生するとともに所定
の割込信号を発生してCPU6に割込む。比較結果がO
K(一致)のときには、複写データ領域76のデータの
読出しが終了した時点でOKを制御信号線に発生すると
ともに所定の割込信号を発生してCPU6に割込む。
【0020】なお、ここでは、トラックギャップの最後
尾で機械動作によるインデックス検出地点の誤差の範囲
は照合チェックを行わない。そのために、コントローラ
84の内部にバイトカウンタが設けられていて、読取誤
差を含めて比較バイト数をカウントする。その総計のカ
ウント値は、トラックギャップ内に合わせられていて、
このバイトカウンタがカウントアウトした時点で比較結
果がOKの前記の割込信号発生に入る。なお、トラック
ギャップの範囲はギャップとして実用上無視されている
範囲なので比較しなくても問題はない。
【0021】複写処理の全体的な動作について図2のフ
ローチャートに従って説明する。まず、複写機能キー割
込で処理がスタートし、CPU6が複写処理プログラム
71を実行して、インデックス信号に応じて複写元デー
タ読込プログラム72がコールされ、複写元の指定トラ
ック(最初は最初のトラック番号1番)において複写デ
ータ1トラック分の読出が実行される(ステップ10
1)。これにより、FD駆動装置1は、前記のインデッ
クス信号が発生してから複写元のFD1aの指定された
1トラック分のデータを読出してリードデータ線4aに
送出する。このとき、読取ったデータのインデックス領
域3のデータが読捨回路4bにより読捨てられる。続い
て、リードデータ線5aを介して読出データが複写デー
タとして複写データ領域76へ記憶される(ステップ1
02)。このとき、図3に示すように、インデックス領
域の同期信号の後にあるいは同期信号の少し手前から後
に続くデータはそのままビットシリアルに複写データ領
域76に格納される。
【0022】次に、CPU6がデータ書込プログラム7
3を実行して、複写データ領域76のデータの先頭にス
タートコードを含む'1010……100'の固定パター
ンが付加されて1トラック分のデータがライトデータ線
5bを介して複写先のFD2aに書込まれる(ステップ
103)。これにより、FD2aにおける1トラック分
のデータにはインデックスギャップの先頭がインデック
スギャップのデータは複写されないが、この部分はギャ
ップとして実用上無視されている部分なので問題はな
い。次に、CPU6が照合処理プログラム74を実行し
て、コンペア回路部8が起動され(ステップ104)、
FD2a(複写元)から前記の書込まれた1トラック分
の複写データが読出される(ステップ105)。その結
果、コンペア回路部8において、先頭から機械動作によ
るインデックス検出地点の誤差の範囲が無視されて、次
に'1010……'が続く間はデータを読捨て、'101
0'に続く'100'を検出した時点からビットシリアル
にデータをコンペア回路部8で読出データの照合が行わ
れる。
【0023】CPU6は、コンペア回路部8からの照合
結果がNGか否かの判定をし(ステップ105)、NG
のときにこの判定結果をディスプレイ9に表示し(ステ
ップ109)、処理を中止する(ステップ110)。な
お、このとき、必要に応じて同じ複写処理を繰り返す、
いわゆるリトライをするか、この時点で複写処理を終了
する。照合判定結果がOKのときには、最終トラックか
否かの判定に入り(ステップ107)、NOのときには
トラック番号を1つ更新して(ステップ108)、最終
トラックを越えたかステップ101へと戻る。そして、
ステップ107の判定でYESのときには複写処理が終
了する。このようにして先頭のトラックから最終のトラ
ックまで前記の処理を繰り返すことにより、FD1枚分
のデータの複写、照合チェックをビットシリアルに行
う。
【0024】以上説明してきたが、実施例では、CPU
を用いてデータの読出やデータの書き込みなどの制御を
プログラム処理にて行っているが、各処理は、単純な制
御処理であるので、プログラムを用いることなく、ゲー
トアレイ等のコントローラあるいはステップカウンタ等
で構成されるタイミング回路と論理回路とよりなるコン
トローラを用いてコンペア回路部やFD駆動装置の回路
を制御してもよいことはもちろんである。このようなコ
ントローラを用いるときには、コンペア回路部やその他
の回路の起動をインデックス信号に同期させて行うこと
ができる。また、実施例では、1トラック対応の動作の
例を挙げているが、複数のトラックについて読出しを行
って、その後に複数のトラックについて各トラックにス
タートコードを含むデータをインデックスギャップデー
タとして付加して書込みを行い、複数のトラックのデー
タについて連続的にまとめて照合を行うようにしてもよ
いことはもちろんである。なお、実施例のスタートコー
ド‘100’や付加するデータ‘10’は、一例であっ
て、これ以外のデータであってもよい。さらに、実施例
では、FDの例を挙げているが、これと同様なフォーマ
ットでデータを記憶するディスク記憶装置に対して適用
できることはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】この発明にあっては、インデックスギャ
ップのデータをスタートコードを含むデータに置き換え
て複写データを記憶することにより、これを読出して照
合する際に前記のスタートコードを照合開始点として検
出することでその後に続く、同期信号、インデックスマ
ークを含めて全データを照合することができる。インデ
ックスギャップ内のデータは、実際の読出データとは無
関係なデータであるので、前記の置き換えを行っても問
題はなく、また、このデータの置換えによっても1トラ
ック全体の情報量は実質的に影響されない。その結果、
この発明では、保存データはもとより管理データとギャ
ップ部のデータも全て一つのデータとして取り扱うこと
によりディスクのフォーマット形式に関係なく、かつ、
事前の初期化フォーマット処理を必要としない複写が実
現できる。これにより、複写先のディスクの初期化フォ
ーマット処理を省いて、ディスクのフォーマット形式に
関係なくデータを複写し得、さらに、複写後の照合チェ
ックも可能になり、複写後の照合チェックを可能にして
複写データの信頼度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の磁気ディスクデータの複写
装置を適用した複写装置のブロック図である。
【図2】図2は、その複写処理のフローチャートであ
る。
【図3】図3は、図1における複写がされたときの1ト
ラック分のデータのフォーマットの説明図である。
【図4】図4は、従来のFD上の1トラック分のデータ
のフォーマットの説明図である。
【符号の説明】
1,2…FD駆動装置、1a…複写元FD 2a…複写先FD、3…データ処理装置、4…インタフ
ェース、4a…読捨回路、5…バス、6…CPU、7…
メモリ、8…コンペア回路部、9…ディスプレイ、10
…FDデータ複写装置、71…複写処理プログラム、7
2…複写元データ読込プログラム、73…データ書込プ
ログラム73、74…照合処理プログラム、75…パラ
メータ領域、76…複写データ領域、81…先頭コード
検出回路、82…スタートコード検出回路、83…比較
回路、84…コントローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2のディスク駆動装置とデー
    タ処理装置とメモリとを有し、前記データ処理装置が前
    記第1のディスク駆動装置に装填された第1のディスク
    のトラックからデータを前記メモリに読込み、前記第2
    のディスク駆動装置に装填された第2のディスクに前記
    メモリに記憶されたデータを転送してそのトラックに書
    込む処理をするディスクデータ複写装置において、前記
    データ処理装置は、前記第1および第2のディスクに書
    込まれたnトラック分(nは1以上の整数)のデータを
    それぞれ読出す読出手段と、この読出手段により前記第
    1のディスクからnトラック分のデータを読込み、この
    読込データのうち前記トラックの先頭に位置するギャッ
    プのデータの一部あるいは全部を除いたデータについて
    前記メモリに記憶する記憶手段と、前記メモリに記憶さ
    れた前記nトラック分のデータの前記一部あるいは全部
    のギャップの位置に実質的に相当する、スタートコード
    を含む所定のデータを付加して前記第2のディスクにn
    トラック分のデータを転送して書込む処理をする書込手
    段と、前記読出手段により読出された前記第2のディス
    クの前記nトラック分のデータから前記スタートコード
    を検出する検出手段と、この検出手段により検出された
    時点から前記読出手段により読出された前記第2のディ
    スクの前記nトラック分のデータと前記メモリに記憶さ
    れた前記nトラック分のデータとを照合する照合手段と
    を備えるディスクデータの複写装置。
  2. 【請求項2】前記第1および第2の磁気ディスクは、フ
    レキシブルディスクであり、前記nは1であって、前記
    読出手段は、1トラック分のデータをシリアルに読出す
    ものである請求項1記載のディスクデータの複写装置。
JP29366495A 1995-10-16 1995-10-16 ディスクデータの複写装置 Pending JPH09115228A (ja)

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JP29366495A JPH09115228A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 ディスクデータの複写装置

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