JPH09113991A - 証明写真装置 - Google Patents

証明写真装置

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Publication number
JPH09113991A
JPH09113991A JP26867395A JP26867395A JPH09113991A JP H09113991 A JPH09113991 A JP H09113991A JP 26867395 A JP26867395 A JP 26867395A JP 26867395 A JP26867395 A JP 26867395A JP H09113991 A JPH09113991 A JP H09113991A
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JP
Japan
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unit
photographing
sheet
photographing unit
photo
Prior art date
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Application number
JP26867395A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kimura
勤 木村
Kou Aosaki
耕 青崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】証明写真を短時間で得ることができ、且つ、設
置スペースの省スペース化を図ることができる証明写真
装置を提供する。 【解決手段】インスタントフイルムを使用する撮影カメ
ラ14と、撮影カメラ14で撮影された前記インスタン
トフイルムの現像液ポッドを裂開して該現像液ポッド4
4内の現像液を前記インスタントフイルムの感光シート
40と受像シート72との間に展開し、感光シート40
に記録されたネガ像をポジ画像として受像シート72に
転写させるプリント写真処理部16とを備えた撮影ユニ
ット10を、建屋200の天井面204から昇降移動可
能に設ける。そして、使用時に撮影ユニット10を天井
面204から撮影位置まで下降移動させて証明写真を撮
影し、撮影終了後に撮影ユニット10を上昇移動させて
天井面204に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は証明写真装置に係
り、特にパスポート、免許証等の証明写真の撮影に使用
される簡易型の証明写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パスポート、免許証等の証明写真
を必要とする場合には、写真館で撮影したスチール写真
(ネガ・ポジによるプリント写真)を使用したり、ショ
ッピングビルやステーションビル等に設置された簡易型
の証明写真撮影ボックスでダイレクトポジによるプリン
ト写真を使用したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真館
や証明写真撮影ボックスで証明写真を得ようとすると、
撮影からスチール写真、プリント写真の完成までに時間
と手間がかかるという欠点がある。また、証明写真撮影
ボックス等の従来の証明写真装置は、固定設置して使用
されるため、設置スペースに場所をとるという欠点があ
る。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、証明写真を短時間で得ることができると共に、
設置スペースの省スペース化を図ることができる証明写
真装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、被写体を撮影する撮影部と、前記撮影部
で露光されたフイルムをプリント処理するプリント写真
処理部とを備えた撮影ユニットを、建屋の天井面から昇
降移動可能に設け、使用時に前記撮影ユニットを天井面
から撮影位置まで下降移動させて撮影するようにしたこ
とを特徴とする。
【0006】本発明の証明写真装置は、インスタントフ
イルムを使用して証明写真を短時間で得るようにし、且
つ、証明写真装置の撮影ユニットを建屋の天井面に昇降
移動可能に取り付け、使用時に撮影ユニットを天井面か
ら撮影位置まで下降移動させて証明写真を撮影し、撮影
終了後に撮影ユニットを上昇移動させて天井面に配置す
ることにより設置スペースの省スペース化を図るように
したものである。
【0007】本発明の証明写真装置を使用する場合に
は、先ず、天井面に配置されている撮影ユニットを天井
面から下降移動させて、撮影ユニットの撮影カメラを撮
影者の顔の正面に位置させる。そして、撮影者が撮影カ
メラのシャッタをレリーズすると、インスタントフイル
ムに自分の顔が記録される。この記録動作が終了する
と、プリント写真処理部によって前記インスタントフイ
ルムの現像液袋が裂開され、そして現像液袋内の現像液
がインスタントフイルムの感光シートと受像シートとの
間に展開されて、感光シートに記録されたネガ像がポジ
画像として受像シートに転写される。そして、ポジ画像
が転写された前記受像シート、即ちプリント写真が撮影
ユニット外部に送り出されて撮影者に提供された後、撮
影ユニットを上昇移動させて天井面に配置する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る証明写真装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。図1は、本発明の実施の形態に係る証明写真装置の
使用状態を示す斜視図、図2は、前記証明写真装置の未
使用時の設置状態を示す斜視図である。
【0009】図1、2に示すように証明写真装置の撮影
ユニット10は、建屋200の壁面202に近い天井面
204に昇降移動可能に設けられ、使用時には図1に示
すように撮影者206の撮影位置まで下降移動され、未
使用時には上昇移動されて図2に示すように天井面20
4の下部に配置される。これにより、本発明の証明写真
装置は、未使用時に天井面204に配置することができ
るので、撮影ユニット10の設置スペースを省スペース
化できる。従って、狭いスペースのコンビニエンススト
アやショッピングストア等でも、本発明の証明写真装置
を設置することが可能になり、この場合、撮影ユニット
10の下方の空間も有効利用することができる。
【0010】図3は前記証明写真装置の撮影ユニット1
0の側断面図である。前記撮影ユニット10は箱型に形
成されると共に、天井面204に吊り下げ設置されたピ
ラー12に昇降移動可能にガイドされている。前記撮影
ユニット10には撮影カメラ14、複数のローラから成
るプリント写真処理部16、及び撮影ユニット10を昇
降移動させる駆動部18等が収納配置されている。前記
撮影カメラ14前方の撮影ユニット10側面(図3中右
側面部)は図4に示すように、矩形状の窓10Aが開口
され、この窓10A内に撮影カメラ14の撮影レンズ2
0、20…が縦方向に2個、横方向に2個並設されてい
る。撮影レンズ20、20…の後方には図3に示すよう
に遮光筒22が設けられ、この遮光筒22の後部開放
部、即ち露光アパーチャ24の後方には厚手のシート2
6が設けられている。露光アパーチャ24とシート26
と間の隙間には、後述するピールアパートタイプのイン
スタントフイルムの感光シートユニットが給送されて位
置し、この感光シートユニットの感光シートが露光アパ
ーチャ24とシート26との間で平坦に保持された状態
で露光される。また、撮影レンズ20、20…の前方に
は図4に示すように、ハーフミラー28が前記窓10A
に嵌め込まれて固定されている。前記ハーフミラー28
の略中央部には、被写体に撮影範囲を表示するフレーム
28Aが形成され、このフレーム28A内に撮影レンズ
20、20…が配置されている。また、ハーフミラー2
8の図4中右側部には、ストロボ発光部30が設けら
れ、また、ストロボ発光部30の下方には警告ランプ3
2が設けられている。警告ランプ32は、前記ピールア
パートタイプのインスタントフイルムの残量がわずかに
なると点灯するように制御されている。
【0011】ところで、ピールアパートタイプのインス
タントフイルムは図5に示す感光シートユニット34
と、図6に示す受像シートユニット36とから構成され
る。図5に於いて前記感光シートユニット34は、所定
長さに形成された引出しシート38を先頭に複数枚の感
光シート40、40…が連結シート42、42…を介し
て連結されて短冊状に形成されている。前記連結シート
42は、表面反射を防止するために黒色をしたカーボン
混抄紙等が用いられており、この連結シート42上に現
像液ポッド44、現像液ポッド44から流れ出た現像液
を感光シート40に向けて案内するファンネル46、及
び余剰現像液を受け留めるスカート48が取り付けられ
ている。また、連結シート42の先端部には、幅方向に
山折り線50が形成されている。前記感光シートユニッ
ト34は、前記山折り線50に沿ってつづら折りされた
状態で図3に示す収納箱52に収納される。この収納箱
52は、撮影ユニット10に着脱自在に取り付けられ、
収納箱52内に感光シートユニット34が無くなると、
未露光の感光シートユニット34が収納された新たな収
納箱52ごと交換される。
【0012】収納箱52が撮影ユニット10に取り付け
られると、収納箱52に収納された感光シートユニット
34は、図5に示した引出しシート38が図3に示す一
対の給送ローラ54、54によって上方に送り出され
る。送り出された引出しシート38は、シート26と露
光アパーチャ24との間の隙間を通過した後、一対の給
送ローラ56、56、及び現像液ポッド44の裂開/展
開用ローラ58、58(プリント写真処理部16)によ
って下方に送り出される。下方に送り出された引出しシ
ート38は、ローラ60を介して巻取用ローラ62に係
着される。この巻取用ローラ62はモータ64によって
回転駆動され、これにより、収納箱52に収納された感
光シートユニット34が、巻取用ローラ62に巻き取ら
れるようになっている。この巻取用ローラ62は、撮影
ユニット10に着脱自在に設けられている。
【0013】前記モータ64は、撮影ユニット10にケ
ーブル118を介して設けられたリモコン装置66(図
3、図4参照)の操作によって駆動制御され、リモコン
装置66のシャッタボタン68が押されると所定量回転
駆動される。これにより、感光シートユニット34の感
光シート40、40…が1枚目から順に露光アパーチャ
24の後方に位置される。また、シャッタボタン68の
レリーズによって、露光アパーチャ24の後方に位置さ
れた感光シート40に被写体の像が記録される。
【0014】図6に於いて受像シートユニット36は、
所定長さに形成された引出しシート70を先頭に複数枚
の受像シート72、72…がキャリアテープ74に貼着
されて短冊状に形成されている。前記受像シート72、
72…は、図5に示した感光シート40、40…の取り
付け間隔と同間隔に貼着され、また受像シート72の貼
着位置の前記キャリアテープ74には画面サイズに対応
した矩形状の開口部(マスク)76が形成される。ま
た、受像シートユニット36は、キャリアテープ74に
形成された山折り線78に沿ってつづら折りされた状態
で図3に示す収納箱80に収納される。収納箱80は、
撮影ユニット10に着脱自在に取り付けられ、収納箱8
0内に受像シートユニット36が無くなると、未使用の
受像シートユニット36が収納された新たな収納箱80
ごと交換される。
【0015】収納箱80が撮影ユニット10に取り付け
られると、収納箱80に収納された受像シートユニット
36は、図6に示した引出しシート70が図3に示す給
送ローラ82によって下方に送り出される。送り出され
た引出しシート70は、前述した裂開/展開用ローラ5
8、58に挟持されて下方に送り出され、そしてローラ
84を介して巻取用ローラ86に係着される。この巻取
用ローラ86はモータ88によって回転駆動され、これ
により、収納箱80に収納された受像シートユニット3
6が、巻取用ローラ86に向けて巻き取られる。この巻
取用ローラ86は、撮影ユニット10に着脱自在に設け
られている。
【0016】前記受像シート72は、巻取用ローラ86
による巻き取り中に、前記裂開/展開用ローラ58、5
8によって裂開された現像液ポッド44(図5参照)の
現像液が、重なってきた感光シート40との間で均一な
液厚で展開されることにより、感光シート40に潜像と
して記録されたネガ像がポジ画像として転写される。転
写された前記受像シート(プリント写真)72は、前記
ローラ82によってキャリアテープ74と分離される。
分離されたキャリアテープ74は前記巻取用ローラ86
に巻き取られ、また、分離された受像シート72は、感
光シート40に付着した状態で感光シート40と共に下
方に送り出される。そして、受像シート72は、ローラ
60によって感光シート40と分離された後、一対の送
出しローラ89、89によって撮影ユニット10のプリ
ント写真取出口90から受け台92に供給される。
【0017】前記モータ88は前記リモコン装置66の
操作によって駆動制御され、リモコン装置66のシャッ
タボタン68が押されると、所定量回転駆動される。こ
れにより、受像シートユニット36の受像シート72、
72…が1枚目から順に転写される。ところで、撮影ユ
ニット10に内蔵された駆動部18は、モータ94と該
ローラ94によって回転駆動されるプーリ96とを有し
ている。前記プーリ96には所定長さの堅牢なベルト9
8の一端が固着され、このベルト98の他端は、ピラー
12に沿って上方に延設され、固定部材13によってピ
ラー12の基部12Aに固定されている。従って、前記
モータ94でプーリ96を図3の状態から時計回り方向
に駆動すると、ベルト98がプーリ96から巻き戻され
ることにより、撮影ユニット10がピラー12に沿って
自重で下降移動する。また、プーリ96を反時計回り方
向に駆動すると、ベルト98がプーリ96に巻き取られ
ることにより、撮影ユニット10がベルト98に引っ張
られてピラー12に沿って上昇移動する。前記ピラー1
2の上部にはストッパ104が設けられ、ストッパ10
4に撮影ユニット10の上面部が当接することにより撮
影ユニット10の上位置が規制され、また、ピラー12
の下部にもストッパ106が設けられ、ストッパ106
に撮影ユニット10の下面部が当接することにより撮影
ユニット10の下位置が規制されている。
【0018】更に、図7に示すようにピラー12の側面
の数カ所に、滑り部材(デルリン等のプラスチック部
材)108が配置され、この滑り部材108に前記ベル
ト98を接触させて撮影ユニット10の昇降移動を円滑
に行うようにしている。前記滑り部材108は、スプリ
ングバネ110を介してネジ112で固定されることに
より、所定の付勢力が付与された状態でピラー12に押
しつけられている。
【0019】図3に於いて前記駆動部18のモータ94
は、前記リモコン装置66(図4参照)のアップボタン
114、ダウンボタン116の操作によって駆動制御さ
れる。アップボタン114が押されると、前記モータ9
4は図3中反時計回り方向に駆動されるので、撮影ユニ
ット10が上昇移動される。また、ダウンボタン116
が押されると、前記モータ94は図3中時計回り方向に
駆動されるので、撮影ユニット10が下降移動される。
【0020】撮影ユニット10の前方には、スクリーン
120が天井面204から吊り下げられている。このス
クリーン120は、プリント写真の背景色を均一なトー
ンにするためのもので、使用時にケース122から引き
出され、未使用時にはケース122内に巻き戻される。
次に、前記の如く構成された証明写真装置の使用方法に
ついて説明する。
【0021】先ず、証明写真を取得したい撮影者206
が、図2に示した撮影ユニット10の下方位置に行き、
スクリーン120をケース122から引き出す。次に、
撮影者206が撮影ユニット10のリモコン装置66の
ダウンボタン116(図4参照)を操作して撮影ユニッ
ト10を駆動部18により天井面204から下降移動さ
せる。次いで、撮影ユニット10の撮影カメラ14が撮
影者206の顔の正面に略位置した位置(図1に示した
位置)で撮影ユニット10を停止する。この時、撮影者
206は、ハーフミラー28に形成されたフレーム28
A内に自分の顔が位置するように、リモコン装置66の
アップボタン114、ダウンボタン116を適宜押して
撮影ユニット10の上下位置を微調整する。これによ
り、撮影準備が終了する。
【0022】次に、撮影者206がリモコン装置66の
シャッタボタン68を押して撮影カメラ14のシャッタ
をレリーズすると、ストロボ発光部30が発光して露光
アパーチャ24の後方に位置した感光シートユニット3
4の感光シート40に自分の顔が記録される。この記録
動作が終了すると、感光シートユニット34がモータ6
4によって巻き取られると共に、受像シートユニット3
6がモータ88によって巻き取られる。そして、プリン
ト写真処理部16の裂開/展開用ローラ58、58によ
って裂開された現像液ポッド44(図5参照)の現像液
が、重なってきた感光シート40と受像シート72との
間で均一な液厚で展開されて、感光シート40に潜像と
して記録されたネガ像がポジ画像として受像シート72
に転写される。
【0023】そして、転写された受像シート(プリント
写真)72は、前記ローラ84によってキャリアテープ
74と分離される。分離されたプリント写真72は、感
光シート40に付着した状態で感光シート40と共に下
方に送り出されてローラ60により感光シート40と分
離された後、送出しローラ89、89によって撮影ユニ
ット10のプリント写真取出口90から受け台92に供
給される。これにより、撮影者206は、画質の良い証
明写真を短時間で得ることができる。
【0024】また、プリント写真72から分離されたキ
ャリアテープ74は巻取用ローラ86に巻き取られ、ま
た、ローラ60によって分離された感光シート40は巻
取用ローラ62に巻き取られる。そして、証明写真を得
た撮影者206は、リモコン装置66のアップボタン1
14を操作して撮影ユニット10を上昇させ、撮影ユニ
ット10が図2に示した天井面204の下方に位置した
時に撮影ユニット10を停止する。そして、撮影者20
6は、スクリーン120をケース122内に巻き戻す。
これにより、本発明の証明写真装置の一連の操作が終了
する。
【0025】以上説明したように、本発明の証明写真装
置は、インスタントフイルムを使用したので、証明写真
を短時間で得ることができ、且つ、証明写真装置の撮影
ユニット10を建屋200の天井面204に昇降移動可
能に取り付け、使用時に撮影ユニット10を天井面20
4から撮影位置まで下降移動させて証明写真を撮影し、
撮影終了後に撮影ユニット10を上昇移動させて天井面
204の下方に配置するようにしたので、設置スペース
の省スペース化を図ることができる。
【0026】また、本発明の証明写真装置は図4に示し
たように、撮影カメラ14に複数枚の撮影レンズ20、
20…を並設している。従って、これらの撮影レンズ2
0、20…に各々設けられたシャッタを一度に、若しく
は連続的にレリーズすれば、一枚の感光シート40に4
枚の被写体像を分けて記録することができるので、一枚
の受像シート72に4枚の証明写真が同時にプリントさ
れる。
【0027】また、本発明では、前記撮影カメラ14の
撮影レンズ20、20…の前面にハーフミラー28を設
けているので、撮影者206は自分の顔を見ながら撮影
することができ、このハーフミラー28に撮影者の顔の
撮影範囲を示すフレーム28Aを形成しているので、撮
影者206はそのフレーム28A内に自分の顔を位置さ
せるだけで正確な位置で撮影された証明写真を得ること
ができる。
【0028】更に、本発明では、収納箱52に収納され
た感光シートユニット34、及び収納箱80に収納され
た受像シートユニット36が無くなると収納箱52、8
0ごと取り外し、未露光の感光シートユニット34、未
使用の受像シートユニット36が収納された新たな収納
箱52、80を撮影ユニット10に装着するようにして
いる。これにより、本発明では、各々のシートユニット
34、36を撮影ユニット10に容易に装着することが
できる。
【0029】また、本発明では、感光シートユニット3
4の巻取用ローラ62、及び受像シートユニット36の
キャリアテープ74の巻取用ローラ86を撮影ユニット
10に着脱自在に設けているので、巻取用ローラ62、
86に使用済みの感光シートユニット34、キャリアテ
ープ74が溜まると巻取用ローラ62、86ごと取り外
し、空の巻取用ローラ62、86を撮影ユニット10に
装着する。前記使用済みの感光シートユニット34、キ
ャリアテープ74は、現像液によって汚れているので、
このように巻取用ローラ62、86単位の交換を行う
と、現像液で作業者が汚れるのを防止できる。
【0030】また、本発明では、ピールアパートタイプ
のインスタントフイルムの残量を表示する警告ランプ3
2を撮影ユニット10に設けているので、この警告ラン
プ32の点灯によりインスタントフイルムの残量、特に
残量僅少を確認することができる。本発明では、ピール
アパートタイプのインスタントフイルムを使用したが、
これに限られるものではなく、モノシートタイプのイン
スタントフイルム、又は35mmフイルムを使用しても
良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る証明写
真装置によれば、インスタントフイルムを使用したので
証明写真を短時間で得ることができ、そして、証明写真
装置の撮影ユニットを建屋の天井面から昇降移動可能に
取り付け、使用時に撮影ユニットを天井面から撮影位置
まで下降移動させて証明写真を撮影し、撮影終了後に撮
影ユニットを上昇移動させて天井面に配置するようにし
たので、設置スペースの省スペース化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る証明写真装置の使用
状態を示す斜視図
【図2】図1に示した証明写真装置の未使用時の設置状
態を示す斜視図
【図3】図1に示した証明写真装置の側断面図
【図4】図1に示した証明写真装置の撮影ユニットの正
面図
【図5】感光シートユニットの斜視図
【図6】受像シートユニットの斜視図
【図7】撮影ユニットの昇降移動を円滑に行うための要
部機構図
【符号の説明】
10…撮影ユニット 12…ピラー 14…撮影カメラ 16…プリント写真処理部 18…駆動部 20…撮影レンズ 28…ハーフミラー 34…感光シートユニット 36…受像シートユニット 66…リモコン装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影する撮影部と、前記撮影部で
    露光されたフイルムをプリント処理するプリント写真処
    理部とを備えた撮影ユニットを、建屋の天井面から昇降
    移動可能に設け、使用時に前記撮影ユニットを天井面か
    ら撮影位置まで下降移動させて撮影するようにしたこと
    を特徴とする証明写真装置。
  2. 【請求項2】前記撮影ユニットは、撮影終了後は上昇移
    動し、前記天井面に配置されることを特徴とする請求項
    1記載の証明写真装置。
  3. 【請求項3】前記撮影ユニットは、インスタントフイル
    ムを使用して被写体を撮影する撮影部と、前記撮影部で
    撮影された前記インスタントフイルムの現像液袋を裂開
    して該現像液袋内の現像液を前記インスタントフイルム
    の感光シートと受像シートとの間に展開し、感光シート
    に記録されたネガ像をポジ画像として受像シートに転写
    させるプリント写真処理部とから成ることを特徴とする
    請求項1、又は2記載の証明写真装置。
JP26867395A 1995-10-17 1995-10-17 証明写真装置 Pending JPH09113991A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002094906A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Omron Corp 写真撮影装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002094906A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Omron Corp 写真撮影装置

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