JPH09113986A - フィルム磁気情報再生装置 - Google Patents
フィルム磁気情報再生装置Info
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- JPH09113986A JPH09113986A JP7274430A JP27443095A JPH09113986A JP H09113986 A JPH09113986 A JP H09113986A JP 7274430 A JP7274430 A JP 7274430A JP 27443095 A JP27443095 A JP 27443095A JP H09113986 A JPH09113986 A JP H09113986A
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- motor
- feeding motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム給送モータからの電磁気ノイズの影
響を原理的に受けないようにして顕著に軽減するフィル
ム磁気情報再生装置を提供する。 【解決手段】 フィルム2に備わった磁気トラック2a
から磁気情報の読み出しを行うためにそのヘッドギャッ
プ3aの方向をフィルム走行方向Wに直交するように配
設された磁気ヘッド3と、上記フィルム2を給送するた
めのものであってそのモータ軸1aの方向が上記フィル
ム走行方向Wに略平行になるように配置されたフィルム
給送モータ1とを備えることにより、上記フィルム給送
モータ1から生ずるロータ磁界による磁気ノイズMn の
反転方向と、上記フィルム2の磁気トラック2aに記録
された磁気信号Mf の変化方向とを略直交させて、上記
磁気ヘッド3による読み取りに影響を与えないようにし
たフィルム磁気情報再生装置。
響を原理的に受けないようにして顕著に軽減するフィル
ム磁気情報再生装置を提供する。 【解決手段】 フィルム2に備わった磁気トラック2a
から磁気情報の読み出しを行うためにそのヘッドギャッ
プ3aの方向をフィルム走行方向Wに直交するように配
設された磁気ヘッド3と、上記フィルム2を給送するた
めのものであってそのモータ軸1aの方向が上記フィル
ム走行方向Wに略平行になるように配置されたフィルム
給送モータ1とを備えることにより、上記フィルム給送
モータ1から生ずるロータ磁界による磁気ノイズMn の
反転方向と、上記フィルム2の磁気トラック2aに記録
された磁気信号Mf の変化方向とを略直交させて、上記
磁気ヘッド3による読み取りに影響を与えないようにし
たフィルム磁気情報再生装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム磁気情報
再生装置、より詳しくは、磁気ヘッドとフィルム給送モ
ータとを有するフィルム磁気情報再生装置に関する。
再生装置、より詳しくは、磁気ヘッドとフィルム給送モ
ータとを有するフィルム磁気情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真システムの1つとして、フィルムに
磁性体層を形成することにより磁気記録再生領域を備え
させるとともに、カメラやフィルムスキャナ装置に磁気
ヘッドを設けて、撮影日時やシャッタ秒時等の情報を上
記磁気記録再生領域へ書き込み、かつ必要に応じて該磁
気記録再生領域から読み出すことができるものが、近年
盛んに提案されて知られるようになってきた。
磁性体層を形成することにより磁気記録再生領域を備え
させるとともに、カメラやフィルムスキャナ装置に磁気
ヘッドを設けて、撮影日時やシャッタ秒時等の情報を上
記磁気記録再生領域へ書き込み、かつ必要に応じて該磁
気記録再生領域から読み出すことができるものが、近年
盛んに提案されて知られるようになってきた。
【0003】ところで、上記フィルムの磁気記録再生領
域の磁化力は非常に小さいために、この磁気記録再生領
域から信号を検出するには、非常に大きいゲインのアン
プが必要である。
域の磁化力は非常に小さいために、この磁気記録再生領
域から信号を検出するには、非常に大きいゲインのアン
プが必要である。
【0004】このために磁気ヘッドおよび磁気再生回路
は、種々のノイズの影響を極めて受け易く、例えばフィ
ルムを給送している最中に磁気ヘッドを用いて情報の読
み出しを行う場合には、フィルム給送モータが発する電
磁気ノイズが上記磁気ヘッドに影響を与えてしまい、磁
気情報を読み出すのが困難になることがあった。
は、種々のノイズの影響を極めて受け易く、例えばフィ
ルムを給送している最中に磁気ヘッドを用いて情報の読
み出しを行う場合には、フィルム給送モータが発する電
磁気ノイズが上記磁気ヘッドに影響を与えてしまい、磁
気情報を読み出すのが困難になることがあった。
【0005】こうした従来のフィルム磁気情報再生装置
について、図9を参照して説明する。
について、図9を参照して説明する。
【0006】このフィルム磁気情報再生装置は、フィル
ム走行方向Wに沿って磁気記録再生領域たる磁気トラッ
ク2aと複数のパーフォレーション2bが穿設されたフ
ィルム2の磁気情報を読み取るものであって、上記磁気
トラック2aに当接して磁気情報を読み取るための情報
読出手段たる磁気ヘッド3と、上記フィルム2を給送す
るための駆動源たるフィルム給送モータ1とを有してな
り、このフィルム給送モータ1のモータ軸1aはフィル
ム2に平行な面上にその走行方向Wに直交するように配
置されている。
ム走行方向Wに沿って磁気記録再生領域たる磁気トラッ
ク2aと複数のパーフォレーション2bが穿設されたフ
ィルム2の磁気情報を読み取るものであって、上記磁気
トラック2aに当接して磁気情報を読み取るための情報
読出手段たる磁気ヘッド3と、上記フィルム2を給送す
るための駆動源たるフィルム給送モータ1とを有してな
り、このフィルム給送モータ1のモータ軸1aはフィル
ム2に平行な面上にその走行方向Wに直交するように配
置されている。
【0007】このために、図9の点Cにおけるフィルム
給送モータ1のロータ磁界に起因する磁気ノイズMn の
変化の方向は、磁気トラック2aに記録された磁気信号
Mfの磁気変化の方向と同じ方向となって、磁気ヘッド
3により磁気トラック2aに記録されている信号を取り
出そうとすると、どうしてもフィルム給送モータ1から
発生する電磁気ノイズの影響を受けることになる。
給送モータ1のロータ磁界に起因する磁気ノイズMn の
変化の方向は、磁気トラック2aに記録された磁気信号
Mfの磁気変化の方向と同じ方向となって、磁気ヘッド
3により磁気トラック2aに記録されている信号を取り
出そうとすると、どうしてもフィルム給送モータ1から
発生する電磁気ノイズの影響を受けることになる。
【0008】このような問題を回避する手段として、例
えば特開平4−22937号公報には、フィルムに備わ
った磁気記憶部へ情報の書き込みあるいは読み出しを行
う磁気ヘッドと、上記フィルムを給送するための整流子
と該整流子に接触するブラシを有するモータとを備えた
磁気記憶部付フィルムを用いるカメラにおいて、上記モ
ータの回転軸と上記磁気ヘッドのヘッドギャップとを結
ぶ線に対して、上記整流子に対するブラシの接線方向が
平行となるように上記モータを配置し、さらに該モータ
をその出力軸周りに略90°の範囲で回動させるための
位置調整手段を備えた磁気記憶部付フィルムを用いるカ
メラが記載されている。
えば特開平4−22937号公報には、フィルムに備わ
った磁気記憶部へ情報の書き込みあるいは読み出しを行
う磁気ヘッドと、上記フィルムを給送するための整流子
と該整流子に接触するブラシを有するモータとを備えた
磁気記憶部付フィルムを用いるカメラにおいて、上記モ
ータの回転軸と上記磁気ヘッドのヘッドギャップとを結
ぶ線に対して、上記整流子に対するブラシの接線方向が
平行となるように上記モータを配置し、さらに該モータ
をその出力軸周りに略90°の範囲で回動させるための
位置調整手段を備えた磁気記憶部付フィルムを用いるカ
メラが記載されている。
【0009】そして、上記位置調整手段によりモータを
その出力軸の周りに略90度の範囲で回動調整して取り
付けることにより、上記磁気ヘッドに対してノイズの影
響が最も少なくなるようにしている。
その出力軸の周りに略90度の範囲で回動調整して取り
付けることにより、上記磁気ヘッドに対してノイズの影
響が最も少なくなるようにしている。
【0010】また、上記問題を回避する他の手段として
特開平5−34798号公報には、フィルムを巻き取る
ための巻取ホイールと、この巻取ホイールの径方向内側
に配設されていて該巻取ホイールを回転駆動する巻取モ
ータと、上記フィルム上へ磁気記録するための磁気装置
とを備えるカメラシステムにおいて、上記巻取モータの
少なくとも径方向外側に磁気遮蔽体を配設したカメラシ
ステムが記載されている。
特開平5−34798号公報には、フィルムを巻き取る
ための巻取ホイールと、この巻取ホイールの径方向内側
に配設されていて該巻取ホイールを回転駆動する巻取モ
ータと、上記フィルム上へ磁気記録するための磁気装置
とを備えるカメラシステムにおいて、上記巻取モータの
少なくとも径方向外側に磁気遮蔽体を配設したカメラシ
ステムが記載されている。
【0011】こうして、磁気遮蔽体を用いて巻取モータ
から発生する磁気をシールドすることにより、フィルム
磁気情報再生信号のS/N比を改善するようになってい
る。
から発生する磁気をシールドすることにより、フィルム
磁気情報再生信号のS/N比を改善するようになってい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−22937号公報や特開平5−34798号公
報に記載された従来の手段では、モータノイズの影響
は、それぞれ1/2から1/4程度に軽減はされるもの
の原理的に0になるわけではなく、顕著な効果を得られ
る手段とはなっていない。
開平4−22937号公報や特開平5−34798号公
報に記載された従来の手段では、モータノイズの影響
は、それぞれ1/2から1/4程度に軽減はされるもの
の原理的に0になるわけではなく、顕著な効果を得られ
る手段とはなっていない。
【0013】また、モータを出力軸周りに回動調整する
ための特別な位置調整手段や、磁気シールドを行うため
の磁気遮蔽体が必要となるために、フィルム磁気情報再
生装置に内蔵する部品が増えて、製品のコンパクト化お
よび低コスト化を妨げる要因となる。
ための特別な位置調整手段や、磁気シールドを行うため
の磁気遮蔽体が必要となるために、フィルム磁気情報再
生装置に内蔵する部品が増えて、製品のコンパクト化お
よび低コスト化を妨げる要因となる。
【0014】さらに、上記特開平4−22937号公報
に記載のものは、調整作業が必要であるために製造工程
も煩雑になって、ひいてはS/N比の品質の維持が困難
になる可能性もある。
に記載のものは、調整作業が必要であるために製造工程
も煩雑になって、ひいてはS/N比の品質の維持が困難
になる可能性もある。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、フィルム給送モータからの電磁気ノイズの影響を
軽減することができるフィルム磁気情報再生装置を提供
することを目的としている。
あり、フィルム給送モータからの電磁気ノイズの影響を
軽減することができるフィルム磁気情報再生装置を提供
することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による本発明のフィルム磁気情報再生装
置は、フィルムに備わった磁気記録再生領域から磁気情
報の読み出しを行う磁気ヘッドと、上記フィルムを給送
するためのフィルム給送モータとを有するフィルム磁気
情報再生装置において、上記フィルム給送モータから生
ずるロータ磁界の反転方向と、上記フィルムの磁気記録
再生領域に記された磁気信号の変化方向とが一致しない
ように、上記フィルム給送モータを配置したものであ
る。
めに、請求項1による本発明のフィルム磁気情報再生装
置は、フィルムに備わった磁気記録再生領域から磁気情
報の読み出しを行う磁気ヘッドと、上記フィルムを給送
するためのフィルム給送モータとを有するフィルム磁気
情報再生装置において、上記フィルム給送モータから生
ずるロータ磁界の反転方向と、上記フィルムの磁気記録
再生領域に記された磁気信号の変化方向とが一致しない
ように、上記フィルム給送モータを配置したものであ
る。
【0017】また、請求項2による本発明のフィルム磁
気情報再生装置は、フィルムに備わった磁気記録再生領
域から磁気情報の読み出しを行う磁気ヘッドと、上記フ
ィルムを給送するためのフィルム給送モータとを有する
フィルム磁気情報再生装置において、上記フィルム給送
モータによる上記フィルムの給送方向に対して、上記フ
ィルム給送モータのモータ軸方向が略平行になるよう
に、上記フィルム給送モータを配置したものである。
気情報再生装置は、フィルムに備わった磁気記録再生領
域から磁気情報の読み出しを行う磁気ヘッドと、上記フ
ィルムを給送するためのフィルム給送モータとを有する
フィルム磁気情報再生装置において、上記フィルム給送
モータによる上記フィルムの給送方向に対して、上記フ
ィルム給送モータのモータ軸方向が略平行になるよう
に、上記フィルム給送モータを配置したものである。
【0018】さらに、請求項3による本発明のフィルム
磁気情報再生装置は、カメラまたはフィルムスキャナ装
置である請求項1または請求項2に記載のものである。
磁気情報再生装置は、カメラまたはフィルムスキャナ装
置である請求項1または請求項2に記載のものである。
【0019】[作用]請求項1による本発明のフィルム
磁気情報再生装置は、フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しを磁気ヘッドが行い、フィ
ルム給送モータが上記フィルムを給送し、上記フィルム
給送モータから生ずるロータ磁界の反転方向と、上記フ
ィルムの磁気記録再生領域に記された磁気信号の変化方
向とが一致しないように、上記フィルム給送モータを配
置する。
磁気情報再生装置は、フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しを磁気ヘッドが行い、フィ
ルム給送モータが上記フィルムを給送し、上記フィルム
給送モータから生ずるロータ磁界の反転方向と、上記フ
ィルムの磁気記録再生領域に記された磁気信号の変化方
向とが一致しないように、上記フィルム給送モータを配
置する。
【0020】また、請求項2による本発明のフィルム磁
気情報再生装置は、フィルムに備わった磁気記録再生領
域から磁気情報の読み出しを磁気ヘッドが行い、フィル
ム給送モータが上記フィルムを給送し、上記フィルム給
送モータによる上記フィルムの給送方向に対して、上記
フィルム給送モータのモータ軸方向が略平行になるよう
に、上記フィルム給送モータを配置する。
気情報再生装置は、フィルムに備わった磁気記録再生領
域から磁気情報の読み出しを磁気ヘッドが行い、フィル
ム給送モータが上記フィルムを給送し、上記フィルム給
送モータによる上記フィルムの給送方向に対して、上記
フィルム給送モータのモータ軸方向が略平行になるよう
に、上記フィルム給送モータを配置する。
【0021】さらに、請求項3による本発明のフィルム
磁気情報再生装置は、カメラまたはフィルムスキャナ装
置である。
磁気情報再生装置は、カメラまたはフィルムスキャナ装
置である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図3は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1はフィルム磁気情報再
生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図、図2は
フィルム磁気情報再生装置の磁気ヘッドとフィルムの磁
気トラックの位置関係を示す斜視図、図3は磁気ヘッド
の内部構造を示す平面図である。
施の形態を説明する。図1から図3は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1はフィルム磁気情報再
生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図、図2は
フィルム磁気情報再生装置の磁気ヘッドとフィルムの磁
気トラックの位置関係を示す斜視図、図3は磁気ヘッド
の内部構造を示す平面図である。
【0023】まず、フィルム2について説明する。この
フィルム2は、フィルム走行方向Wに沿って細長の帯状
をなし、該フィルム走行方向Wに垂直なフィルム幅方向
の片側に所定幅の帯状をなす磁気記録再生領域たる磁気
トラック2aが、同フィルム幅方向の他の側に所定間隔
をおいて複数のパーフォレーション2bが穿設されてい
る。そして、このフィルム2においては、上記磁気トラ
ック2a上に、フィルム走行方向Wと平行に磁気信号M
f を記録するようになっている。
フィルム2は、フィルム走行方向Wに沿って細長の帯状
をなし、該フィルム走行方向Wに垂直なフィルム幅方向
の片側に所定幅の帯状をなす磁気記録再生領域たる磁気
トラック2aが、同フィルム幅方向の他の側に所定間隔
をおいて複数のパーフォレーション2bが穿設されてい
る。そして、このフィルム2においては、上記磁気トラ
ック2a上に、フィルム走行方向Wと平行に磁気信号M
f を記録するようになっている。
【0024】このようなフィルム2の磁気情報を再生す
るフィルム磁気情報再生装置は、上記磁気トラック2a
に当接してそこに記録されている磁気情報を読み取る磁
気ヘッド3と、上記フィルム2を給送して巻上,巻戻等
を行う駆動源たるフィルム給送モータ1とを有してな
り、該フィルム給送モータ1のモータ軸1aは上記フィ
ルム走行方向Wと略平行になるように配設されている。
るフィルム磁気情報再生装置は、上記磁気トラック2a
に当接してそこに記録されている磁気情報を読み取る磁
気ヘッド3と、上記フィルム2を給送して巻上,巻戻等
を行う駆動源たるフィルム給送モータ1とを有してな
り、該フィルム給送モータ1のモータ軸1aは上記フィ
ルム走行方向Wと略平行になるように配設されている。
【0025】このように設定することで、フィルム給送
モータ1のロータ磁界に起因する磁気ノイズMn の変化
方向は、図1の点Aにおいてフィルム走行方向Wに直交
する方向のものになる。すなわち、フィルム2に記録さ
れる磁気信号Mf の磁気の変化方向と直交することにな
り、磁気ヘッド3による磁気情報の読み取りに干渉する
ことはない。
モータ1のロータ磁界に起因する磁気ノイズMn の変化
方向は、図1の点Aにおいてフィルム走行方向Wに直交
する方向のものになる。すなわち、フィルム2に記録さ
れる磁気信号Mf の磁気の変化方向と直交することにな
り、磁気ヘッド3による磁気情報の読み取りに干渉する
ことはない。
【0026】上記磁気ヘッド3は、図2,図3に示すよ
うに、略C字形状をなすヘッド用コア3eにヘッド用コ
イル3dを巻回したものをシールドケース3cに内蔵し
てなり、上記ヘッド用コイル3dに電流を加えるための
ヘッド端子3bがシールドケース3cの後端側から突設
されている。
うに、略C字形状をなすヘッド用コア3eにヘッド用コ
イル3dを巻回したものをシールドケース3cに内蔵し
てなり、上記ヘッド用コイル3dに電流を加えるための
ヘッド端子3bがシールドケース3cの後端側から突設
されている。
【0027】そして、ヘッド先端部には、フィルム2の
磁気信号の変化を検出するためのヘッドギャップ3aが
設けられていて、このヘッドギャップ3aによるギャッ
プ方向(つまり、該ヘッドギャップ3aに例えば紙を挟
みこんだときの紙の面の方向)は、フィルム走行方向W
に垂直となる方向(つまり、例えば図3における紙面に
垂直な方向)になっている。
磁気信号の変化を検出するためのヘッドギャップ3aが
設けられていて、このヘッドギャップ3aによるギャッ
プ方向(つまり、該ヘッドギャップ3aに例えば紙を挟
みこんだときの紙の面の方向)は、フィルム走行方向W
に垂直となる方向(つまり、例えば図3における紙面に
垂直な方向)になっている。
【0028】これにより、フィルム給送モータ1からの
磁気ノイズの影響は、磁気ヘッド3のヘッド用コア3e
に均等にかかることになって、その結果、フィルム給送
モータ1からの磁気ノイズの影響を原理的に受けないよ
うにすることができる。
磁気ノイズの影響は、磁気ヘッド3のヘッド用コア3e
に均等にかかることになって、その結果、フィルム給送
モータ1からの磁気ノイズの影響を原理的に受けないよ
うにすることができる。
【0029】このような第1の実施形態によれば、フィ
ルム走行方向とフィルム給送モータのモータ軸方向を一
致するような配置に構成することにより、磁気ヘッドの
ギャップに垂直な方向に対するフィルム給送モータから
の磁気変化がなくなるために、モータノイズの影響を原
理的に受けないようにして顕著に軽減することができ、
S/N比の良い磁気再生データを得ることができる。
ルム走行方向とフィルム給送モータのモータ軸方向を一
致するような配置に構成することにより、磁気ヘッドの
ギャップに垂直な方向に対するフィルム給送モータから
の磁気変化がなくなるために、モータノイズの影響を原
理的に受けないようにして顕著に軽減することができ、
S/N比の良い磁気再生データを得ることができる。
【0030】図4,図5は本発明の第2の実施形態を示
したものであり、図4はフィルム磁気情報再生装置を適
用したフィルムスキャナ装置を示す斜視図、図5はフィ
ルム磁気情報再生装置を適用したフィルムスキャナ装置
におけるフィルム保持装置を示す斜視図である。
したものであり、図4はフィルム磁気情報再生装置を適
用したフィルムスキャナ装置を示す斜視図、図5はフィ
ルム磁気情報再生装置を適用したフィルムスキャナ装置
におけるフィルム保持装置を示す斜視図である。
【0031】この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
【0032】この実施形態は、上述の第1の実施形態の
ように配置されたフィルム磁気情報再生装置をフィルム
スキャナ装置に適用したものである。
ように配置されたフィルム磁気情報再生装置をフィルム
スキャナ装置に適用したものである。
【0033】このフィルムスキャナ装置は、フィルム2
を照明するフィルム照明手段と、このフィルム照明手段
により照明されたフィルム2の画像を光電変換して電気
信号として取り込む光電変換手段と、この光電変換手段
を移動して副走査を行う副走査手段とを有してなるフィ
ルム画像取込装置11と、このフィルム画像取込装置1
1の命令に従って上記フィルム2の巻上動作および巻戻
動作の制御を行うとともに該フィルム2に記録されてい
る磁気情報の再生を行うフィルム保持装置12とを備え
て構成されている。
を照明するフィルム照明手段と、このフィルム照明手段
により照明されたフィルム2の画像を光電変換して電気
信号として取り込む光電変換手段と、この光電変換手段
を移動して副走査を行う副走査手段とを有してなるフィ
ルム画像取込装置11と、このフィルム画像取込装置1
1の命令に従って上記フィルム2の巻上動作および巻戻
動作の制御を行うとともに該フィルム2に記録されてい
る磁気情報の再生を行うフィルム保持装置12とを備え
て構成されている。
【0034】上記フィルム画像取込装置11は、図4に
その外観を示すように、上記フィルム保持装置12を取
り付ける凹部11aと、該フィルム保持装置12を取り
外す際に用いるイジェクトボタン11bと、電源のオン
オフを行う電源スイッチ11cとが設けられたものであ
る。
その外観を示すように、上記フィルム保持装置12を取
り付ける凹部11aと、該フィルム保持装置12を取り
外す際に用いるイジェクトボタン11bと、電源のオン
オフを行う電源スイッチ11cとが設けられたものであ
る。
【0035】また、上記フィルム保持装置12は、カー
トリッジタイプのフィルムを保持するものであり、すな
わち上記フィルム2を収納するフィルムカートリッジF
C(図5参照)を出入するための蓋12aと、この蓋1
2aを開閉する蓋開閉スイッチ12bと、フィルム2の
巻き戻しを行うためのリワインドスイッチ12cとが設
けられ、図示しないEEPROMを内蔵してそこに該フ
ィルム保持装置12に固有の情報が記録されている。
トリッジタイプのフィルムを保持するものであり、すな
わち上記フィルム2を収納するフィルムカートリッジF
C(図5参照)を出入するための蓋12aと、この蓋1
2aを開閉する蓋開閉スイッチ12bと、フィルム2の
巻き戻しを行うためのリワインドスイッチ12cとが設
けられ、図示しないEEPROMを内蔵してそこに該フ
ィルム保持装置12に固有の情報が記録されている。
【0036】次に、図5を参照して上記フィルム保持装
置12の構成についてより詳細に説明する。
置12の構成についてより詳細に説明する。
【0037】上記蓋開閉スイッチ12bを矢印Bに示す
方向にスライド操作することにより蓋12aを開放する
と、内部にはフィルムカートリッジFCを収納するカー
トリッジ収納室13が設けられている。
方向にスライド操作することにより蓋12aを開放する
と、内部にはフィルムカートリッジFCを収納するカー
トリッジ収納室13が設けられている。
【0038】なお、上記蓋開閉スイッチ12bは、内部
で蓋12aをロックする機構と連動するようになってい
て、上記矢印Bの方向にスライドしないと蓋12bが開
かないように構成されている。
で蓋12aをロックする機構と連動するようになってい
て、上記矢印Bの方向にスライドしないと蓋12bが開
かないように構成されている。
【0039】さらに、上記蓋開閉スイッチ12bには、
その動作に連動する図示しないスイッチ部材が設けられ
ており、蓋12aの開閉に応じて、該スイッチ部材のオ
ンオフが行われるようになっている。そして、このスイ
ッチ部材のオンオフによって蓋12aの開閉状態を検出
することにより、操作者が蓋12aを閉めることでオー
トロードが自動的に行われ、また、蓋23aを開けるこ
とによりリワインド操作が自動的に行われるようになっ
ている。
その動作に連動する図示しないスイッチ部材が設けられ
ており、蓋12aの開閉に応じて、該スイッチ部材のオ
ンオフが行われるようになっている。そして、このスイ
ッチ部材のオンオフによって蓋12aの開閉状態を検出
することにより、操作者が蓋12aを閉めることでオー
トロードが自動的に行われ、また、蓋23aを開けるこ
とによりリワインド操作が自動的に行われるようになっ
ている。
【0040】上記カートリッジ収納室13の下部には、
フィルムカートリッジFCの情報を検出するためのフォ
トリフレクタ14が設けられている。
フィルムカートリッジFCの情報を検出するためのフォ
トリフレクタ14が設けられている。
【0041】さらに、上記カートリッジ収納室13の下
部には駆動軸15が配設されていて、フィルムカートリ
ッジFC内の図示しないスプールに係合して回転させる
ようになっている。
部には駆動軸15が配設されていて、フィルムカートリ
ッジFC内の図示しないスプールに係合して回転させる
ようになっている。
【0042】この駆動軸15の下端部側にはギヤー15
aが回動一体に固定されており、ギヤー16、図示しな
いギヤー列、ギヤー17を介してギヤー18に連結され
ている。
aが回動一体に固定されており、ギヤー16、図示しな
いギヤー列、ギヤー17を介してギヤー18に連結され
ている。
【0043】このギヤー18は、下端側に傘歯ギヤー1
9が同軸で回動一体に取り付けられていて、この傘歯ギ
ヤー19はフィルム給送モータ21の回転軸に回動一体
に取り付けられた傘歯ギヤー20に噛合している。
9が同軸で回動一体に取り付けられていて、この傘歯ギ
ヤー19はフィルム給送モータ21の回転軸に回動一体
に取り付けられた傘歯ギヤー20に噛合している。
【0044】一方、上記ギヤー18は、ギヤー23,2
4を介してギヤー25に連結されており、このギヤー2
5は、上端側にギヤー26が回動一体に取り付けられて
いる。そして、このギヤー26は巻取スプール27の下
部に形成されたギヤー部27aに噛合している。
4を介してギヤー25に連結されており、このギヤー2
5は、上端側にギヤー26が回動一体に取り付けられて
いる。そして、このギヤー26は巻取スプール27の下
部に形成されたギヤー部27aに噛合している。
【0045】これにより、フィルム給送モータ21の出
力は、傘歯ギヤー20,19を介して出力軸方向を変更
した後に、駆動軸15に伝達されるとともに、フィルム
カートリッジFCから引き出されたフィルム2を巻き取
るための巻取スプール27にも伝達されて、フィルム2
の巻上,巻戻が行われるようになっている。
力は、傘歯ギヤー20,19を介して出力軸方向を変更
した後に、駆動軸15に伝達されるとともに、フィルム
カートリッジFCから引き出されたフィルム2を巻き取
るための巻取スプール27にも伝達されて、フィルム2
の巻上,巻戻が行われるようになっている。
【0046】上記フィルムカートリッジFCから引き出
されたフィルム2は、開口部35に対向する位置を通過
した後に上記巻取スプール27に巻き取られるようにな
っており、その給送経路上には、パーフォレーション2
bを検出することによりフィルム2の駆動量を測定する
ためのフォトリフレクタ32と、フィルム2の磁気トラ
ック2aに記録されている磁気情報を検出するための情
報読出手段たる磁気ヘッド33とが設けられている。
されたフィルム2は、開口部35に対向する位置を通過
した後に上記巻取スプール27に巻き取られるようにな
っており、その給送経路上には、パーフォレーション2
bを検出することによりフィルム2の駆動量を測定する
ためのフォトリフレクタ32と、フィルム2の磁気トラ
ック2aに記録されている磁気情報を検出するための情
報読出手段たる磁気ヘッド33とが設けられている。
【0047】さらに、上記フィルム2の給送経路上に
は、該フィルム2の走行に合わせて回転するロッド部材
でなるフィルム従動ローラ28が設けられている。この
フィルム従動ローラ28の上端部には、ラジアル方向の
細かなスリットが複数穿設されたフォトインタラプタギ
ヤー29が回動一体に取り付けられていて、このフォト
インタラプタギヤー29を挟み込むようにしてフォトイ
ンタラプタ31が配設されている。
は、該フィルム2の走行に合わせて回転するロッド部材
でなるフィルム従動ローラ28が設けられている。この
フィルム従動ローラ28の上端部には、ラジアル方向の
細かなスリットが複数穿設されたフォトインタラプタギ
ヤー29が回動一体に取り付けられていて、このフォト
インタラプタギヤー29を挟み込むようにしてフォトイ
ンタラプタ31が配設されている。
【0048】そして、フィルム2が給送されるに従って
上記フィルム従動ローラ28が回転すると、フォトイン
タラプタギヤー29が回転してフォトインタラプタ31
の遮光、非遮光を繰り返すことにより、このフォトイン
タラプタ31の出力波形パルスをカウントすれば、フィ
ルム2の走行量を検出することができるようになってい
る。
上記フィルム従動ローラ28が回転すると、フォトイン
タラプタギヤー29が回転してフォトインタラプタ31
の遮光、非遮光を繰り返すことにより、このフォトイン
タラプタ31の出力波形パルスをカウントすれば、フィ
ルム2の走行量を検出することができるようになってい
る。
【0049】このようにフォトリフレクタ32の出力に
よりフィルム2の位置を駒単位で大まかに検出し、さら
にフォトインタラプタ31の出力によりフィルム2の位
置を細かく検出することで、画面の位置の基準を正確に
検出することができる。
よりフィルム2の位置を駒単位で大まかに検出し、さら
にフォトインタラプタ31の出力によりフィルム2の位
置を細かく検出することで、画面の位置の基準を正確に
検出することができる。
【0050】こうして開口部35に対向する位置に給送
された画面は、上記フィルム照明手段により照明され
て、フィルム画像取込装置11によって読み取られるよ
うになっている。
された画面は、上記フィルム照明手段により照明され
て、フィルム画像取込装置11によって読み取られるよ
うになっている。
【0051】また、このフィルム保持装置12は、その
底面に例えば複数の金属ピンで構成される接点群22が
設けられていて、上記フィルム給送モータ21、フォト
リフレクタ14,32とフォトインタラプタ31を含む
センサ群および磁気ヘッド33が、図示しないフレキシ
ブルプリント基板によってこの接点群22に接続されて
いる。
底面に例えば複数の金属ピンで構成される接点群22が
設けられていて、上記フィルム給送モータ21、フォト
リフレクタ14,32とフォトインタラプタ31を含む
センサ群および磁気ヘッド33が、図示しないフレキシ
ブルプリント基板によってこの接点群22に接続されて
いる。
【0052】そしてこの接点群22は、フィルム保持装
置12をフィルム画像取込装置11に装着したときに、
該フィルム画像取込装置11に設けられた図示しない接
点群に電気的に接続されるようになっている。
置12をフィルム画像取込装置11に装着したときに、
該フィルム画像取込装置11に設けられた図示しない接
点群に電気的に接続されるようになっている。
【0053】すなわち、上記接点群22を通じて、フィ
ルム保持装置12はフィルム画像取込装置11から保持
装置用電源およびフィルム駆動コマンドを受け取り、逆
に、フィルム画像取込装置11は、フィルム保持装置1
2からフィルムカートリッジ情報、フィルム磁気情報、
内蔵するEEPROMに記録されているフィルム保持装
置12に固有の情報、現在セットされているフィルム駒
ナンバー情報などを受け取るようになっている。
ルム保持装置12はフィルム画像取込装置11から保持
装置用電源およびフィルム駆動コマンドを受け取り、逆
に、フィルム画像取込装置11は、フィルム保持装置1
2からフィルムカートリッジ情報、フィルム磁気情報、
内蔵するEEPROMに記録されているフィルム保持装
置12に固有の情報、現在セットされているフィルム駒
ナンバー情報などを受け取るようになっている。
【0054】なお、上述では上記第1の実施形態のフィ
ルム磁気情報再生装置をフィルムスキャナ装置における
フィルム保持装置に適用したが、この第2の実施形態の
フィルム保持装置はカメラに良く類似した形態をなして
いるので、ほぼそのままでカメラに適用することも可能
である。さらに、上記フィルム磁気情報再生装置は、こ
れらフィルムスキャナ装置やカメラに適用するに限るも
のではなく、フィルム給送モータと磁気ヘッドを有する
他のものにも適用することができる。
ルム磁気情報再生装置をフィルムスキャナ装置における
フィルム保持装置に適用したが、この第2の実施形態の
フィルム保持装置はカメラに良く類似した形態をなして
いるので、ほぼそのままでカメラに適用することも可能
である。さらに、上記フィルム磁気情報再生装置は、こ
れらフィルムスキャナ装置やカメラに適用するに限るも
のではなく、フィルム給送モータと磁気ヘッドを有する
他のものにも適用することができる。
【0055】このような第2の実施形態によれば、フィ
ルムスキャナ装置またはカメラにおいて、上述の第1の
実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
ルムスキャナ装置またはカメラにおいて、上述の第1の
実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
【0056】図6は本発明の第3の実施形態を示したも
のであり、フィルム磁気情報再生装置の主要部の配置を
正面側から示す斜視図である。この第3の実施形態にお
いて、上述の第1,第2の実施形態と同様である部分に
ついては説明を省略し、主として異なる点についてのみ
説明する。
のであり、フィルム磁気情報再生装置の主要部の配置を
正面側から示す斜視図である。この第3の実施形態にお
いて、上述の第1,第2の実施形態と同様である部分に
ついては説明を省略し、主として異なる点についてのみ
説明する。
【0057】この第3の実施形態のフィルム磁気情報再
生装置は、フィルム給送モータ1を、フィルム2の磁気
トラック2aとは反対側となるパーフォレーション2b
の側に、そのモータ軸1aがフィルム走行方向Wに略平
行となるように配置したものである。
生装置は、フィルム給送モータ1を、フィルム2の磁気
トラック2aとは反対側となるパーフォレーション2b
の側に、そのモータ軸1aがフィルム走行方向Wに略平
行となるように配置したものである。
【0058】このようにフィルム給送モータ1の位置
は、上記図1に示した位置に限るものではなく、該フィ
ルム給送モータ1に起因する磁気ノイズMn の変化の方
向が磁気トラック2aの磁気信号Mf の磁気の変化方向
と直交するような配置であれば、様々な位置に配設する
ことができる。
は、上記図1に示した位置に限るものではなく、該フィ
ルム給送モータ1に起因する磁気ノイズMn の変化の方
向が磁気トラック2aの磁気信号Mf の磁気の変化方向
と直交するような配置であれば、様々な位置に配設する
ことができる。
【0059】このような第3の実施形態によれば、上述
の第1,第2の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとと
もに、磁気ノイズの大きさは距離に逆比例するものであ
るので、フィルム給送モータをフィルムの磁気トラック
の反対側に配置して磁気ヘッドとの距離を離間させるこ
とで、該磁気ヘッドの位置における磁気ノイズの大きさ
を小さくすることができる。
の第1,第2の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとと
もに、磁気ノイズの大きさは距離に逆比例するものであ
るので、フィルム給送モータをフィルムの磁気トラック
の反対側に配置して磁気ヘッドとの距離を離間させるこ
とで、該磁気ヘッドの位置における磁気ノイズの大きさ
を小さくすることができる。
【0060】図7は本発明の第4の実施形態を示したも
のであり、フィルム磁気情報再生装置の主要部の配置を
正面側から示す斜視図である。この第4の実施形態にお
いて、上述の第1から第3の実施形態と同様である部分
については説明を省略し、主として異なる点についての
み説明する。
のであり、フィルム磁気情報再生装置の主要部の配置を
正面側から示す斜視図である。この第4の実施形態にお
いて、上述の第1から第3の実施形態と同様である部分
については説明を省略し、主として異なる点についての
み説明する。
【0061】この第4の実施形態においては、フィルム
磁気情報再生装置をカメラに適用している。
磁気情報再生装置をカメラに適用している。
【0062】すなわち、カメラの上部には、ファインダ
部材や各種スイッチ操作部材、表示部材等が配置されて
いる。
部材や各種スイッチ操作部材、表示部材等が配置されて
いる。
【0063】このような場合には、フィルム給送モータ
1を上述の第3の実施形態に示したように上部側に配設
するのはスペース的に困難であるので、カメラ内におけ
るフィルム2の配置を上下が逆になるように、すなわ
ち、カメラ上部側に磁気トラック2aが、下部側にパー
フォレーション2bがそれぞれ配設されて、かつフィル
ム走行方向W’が図7の右方向になるようにして、カメ
ラ上部側に磁気ヘッド3を、カメラ下部側にフィルム給
送モータ1をそのモータ軸1aがフィルム走行方向W’
に略平行となるように配設している。
1を上述の第3の実施形態に示したように上部側に配設
するのはスペース的に困難であるので、カメラ内におけ
るフィルム2の配置を上下が逆になるように、すなわ
ち、カメラ上部側に磁気トラック2aが、下部側にパー
フォレーション2bがそれぞれ配設されて、かつフィル
ム走行方向W’が図7の右方向になるようにして、カメ
ラ上部側に磁気ヘッド3を、カメラ下部側にフィルム給
送モータ1をそのモータ軸1aがフィルム走行方向W’
に略平行となるように配設している。
【0064】このような第4の実施形態によれば、上部
側にファインダ部材や操作部材等が設けられていても、
これらの配置と抵触することなく、上述の第3の実施形
態とほぼ同様の効果を奏することができるために、カメ
ラやフィルムスキャナ装置に用いるのに適している。
側にファインダ部材や操作部材等が設けられていても、
これらの配置と抵触することなく、上述の第3の実施形
態とほぼ同様の効果を奏することができるために、カメ
ラやフィルムスキャナ装置に用いるのに適している。
【0065】図8は本発明の第5の実施形態を示したも
のであり、フィルム磁気情報再生装置の主要部の配置を
正面側から示す斜視図である。この第5の実施形態にお
いて、上述の第1から第4の実施形態と同様である部分
については説明を省略し、主として異なる点についての
み説明する。
のであり、フィルム磁気情報再生装置の主要部の配置を
正面側から示す斜視図である。この第5の実施形態にお
いて、上述の第1から第4の実施形態と同様である部分
については説明を省略し、主として異なる点についての
み説明する。
【0066】この第5の実施形態も上述の第4の実施形
態と同様に、フィルム磁気情報再生装置をカメラに適用
したものであり、カメラの上部には、ファインダ部材や
各種スイッチ操作部材、表示部材等が配置されている。
態と同様に、フィルム磁気情報再生装置をカメラに適用
したものであり、カメラの上部には、ファインダ部材や
各種スイッチ操作部材、表示部材等が配置されている。
【0067】そこで、この実施形態においても同様に、
カメラ内におけるフィルム2の配置を上下が逆になるよ
うに、すなわち、カメラ上部側に磁気トラック2aが、
下部側にパーフォレーション2bがそれぞれ配設され
て、かつフィルム走行方向W’が図7の右方向になるよ
うにしている。
カメラ内におけるフィルム2の配置を上下が逆になるよ
うに、すなわち、カメラ上部側に磁気トラック2aが、
下部側にパーフォレーション2bがそれぞれ配設され
て、かつフィルム走行方向W’が図7の右方向になるよ
うにしている。
【0068】そして、フィルム給送モータ1は、磁気ヘ
ッド3の鉛直下方に、そのモータ軸1aがフィルム走行
方向W’に垂直となるように配設されている。
ッド3の鉛直下方に、そのモータ軸1aがフィルム走行
方向W’に垂直となるように配設されている。
【0069】このような配置によっても、フィルム給送
モータ1からの磁気ノイズMn の変化方向は、磁気信号
Mf の磁気の変化方向と直交して磁気ヘッド3のヘッド
ギャップ3aの方向と等しくなるために、該磁気ヘッド
3によりフィルム給送モータ1からの磁気ノイズMn が
検知されることはない。
モータ1からの磁気ノイズMn の変化方向は、磁気信号
Mf の磁気の変化方向と直交して磁気ヘッド3のヘッド
ギャップ3aの方向と等しくなるために、該磁気ヘッド
3によりフィルム給送モータ1からの磁気ノイズMn が
検知されることはない。
【0070】なお上述では磁気ヘッド3の鉛直下方にフ
ィルム給送モータ1を配設したが、このような配置に限
定されるものではなく、フィルム2の給送方向であって
そのフィルム面と垂直となる面の上に、モータ軸1aが
位置するような配置をとればよい。
ィルム給送モータ1を配設したが、このような配置に限
定されるものではなく、フィルム2の給送方向であって
そのフィルム面と垂直となる面の上に、モータ軸1aが
位置するような配置をとればよい。
【0071】このような第5の実施形態によれば、フィ
ルム給送モータをモータ軸方向がフィルム走行方向と直
交するように配置しても、上述の第4の実施形態とほぼ
同様の効果を奏することができる。
ルム給送モータをモータ軸方向がフィルム走行方向と直
交するように配置しても、上述の第4の実施形態とほぼ
同様の効果を奏することができる。
【0072】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0073】(1) フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドに向けて上記フィルム給送モータから生
ずるロータ磁界の反転方向と、上記フィルムの磁気記録
再生領域に記された磁気信号の変化方向とが一致しない
ように、上記フィルム給送モータを配置したことを特徴
とするフィルム磁気情報再生装置。
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドに向けて上記フィルム給送モータから生
ずるロータ磁界の反転方向と、上記フィルムの磁気記録
再生領域に記された磁気信号の変化方向とが一致しない
ように、上記フィルム給送モータを配置したことを特徴
とするフィルム磁気情報再生装置。
【0074】(2) フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向
であって、このフィルム面に垂直な面上に上記フィルム
給送モータのモータ軸が位置するように、上記フィルム
給送モータを配置したことを特徴とするフィルム磁気情
報再生装置。
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向
であって、このフィルム面に垂直な面上に上記フィルム
給送モータのモータ軸が位置するように、上記フィルム
給送モータを配置したことを特徴とするフィルム磁気情
報再生装置。
【0075】(3) フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向
に対して、上記フィルム給送モータのモータ軸方向が略
平行になるように、上記フィルム給送モータを配置した
ことを特徴とするフィルム磁気情報再生装置。
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向
に対して、上記フィルム給送モータのモータ軸方向が略
平行になるように、上記フィルム給送モータを配置した
ことを特徴とするフィルム磁気情報再生装置。
【0076】(4) フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドのギャップ方向に対して、上記フィルム
給送モータのモータ軸方向が略垂直になるように、上記
フィルム給送モータを配置したことを特徴とするフィル
ム磁気情報再生装置。
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドのギャップ方向に対して、上記フィルム
給送モータのモータ軸方向が略垂直になるように、上記
フィルム給送モータを配置したことを特徴とするフィル
ム磁気情報再生装置。
【0077】(5) フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドのギャップ方向に対して、上記フィルム
給送モータのモータ軸方向が略垂直で、かつ上記磁気ヘ
ッドの上方または下方に、上記フィルム給送モータを配
置したことを特徴とするフィルム磁気情報再生装置。
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドのギャップ方向に対して、上記フィルム
給送モータのモータ軸方向が略垂直で、かつ上記磁気ヘ
ッドの上方または下方に、上記フィルム給送モータを配
置したことを特徴とするフィルム磁気情報再生装置。
【0078】(6) フィルムに備わった磁気記録再生
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドのギャップ方向に対して、上記フィルム
給送モータのモータ軸方向が略垂直で、かつ上記フィル
ムの磁気記録再生領域の付された端部の反対側に、上記
フィルム給送モータを配置したことを特徴とするフィル
ム磁気情報再生装置。
領域から磁気情報の読み出しまたは書き込みを行う磁気
ヘッドと、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム磁気情報再生装置において、
上記磁気ヘッドのギャップ方向に対して、上記フィルム
給送モータのモータ軸方向が略垂直で、かつ上記フィル
ムの磁気記録再生領域の付された端部の反対側に、上記
フィルム給送モータを配置したことを特徴とするフィル
ム磁気情報再生装置。
【0079】(7) 上記フィルム磁気情報再生装置
は、カメラであることを特徴とする付記(1)から付記
(6)に記載のフィルム磁気情報再生装置。
は、カメラであることを特徴とする付記(1)から付記
(6)に記載のフィルム磁気情報再生装置。
【0080】(8) 上記フィルム磁気情報再生装置
は、フィルムスキャナ装置であることを特徴とする付記
(1)から付記(6)に記載のフィルム磁気情報再生装
置。
は、フィルムスキャナ装置であることを特徴とする付記
(1)から付記(6)に記載のフィルム磁気情報再生装
置。
【0081】(9) 上記磁気ヘッドは磁気情報の書き
込みをも行うことを特徴とする付記(1)から付記
(8)に記載のフィルム磁気情報再生装置。
込みをも行うことを特徴とする付記(1)から付記
(8)に記載のフィルム磁気情報再生装置。
【0082】(10) フィルムに備わった情報記録再
生領域から情報の読み出しまたは書き込みを行う情報読
出手段と、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム情報再生装置において、上記
フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向に対
して、上記フィルム給送モータのモータ軸方向が略平行
になるように、上記フィルム給送モータを配置したこと
を特徴とするフィルム情報再生装置。
生領域から情報の読み出しまたは書き込みを行う情報読
出手段と、上記フィルムを給送するためのフィルム給送
モータとを有するフィルム情報再生装置において、上記
フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向に対
して、上記フィルム給送モータのモータ軸方向が略平行
になるように、上記フィルム給送モータを配置したこと
を特徴とするフィルム情報再生装置。
【0083】(11) 上記フィルム情報再生装置は、
カメラであることを特徴とする付記(10)に記載のフ
ィルム情報再生装置。
カメラであることを特徴とする付記(10)に記載のフ
ィルム情報再生装置。
【0084】(12) 上記フィルム情報再生装置は、
フィルムスキャナ装置であることを特徴とする付記(1
0)に記載のフィルム情報再生装置。
フィルムスキャナ装置であることを特徴とする付記(1
0)に記載のフィルム情報再生装置。
【0085】(13) 上記情報読出手段は情報の書き
込みをも行うことを特徴とする付記(10)から付記
(12)に記載のフィルム情報再生装置。
込みをも行うことを特徴とする付記(10)から付記
(12)に記載のフィルム情報再生装置。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフィルム磁
気情報再生装置によれば、フィルム給送モータからの電
磁気ノイズの影響を軽減することができる。
気情報再生装置によれば、フィルム給送モータからの電
磁気ノイズの影響を軽減することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示すフィルム磁気情
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
【図2】上記第1の実施形態を示すフィルム磁気情報再
生装置の磁気ヘッドとフィルムの磁気トラックの位置関
係を示す斜視図。
生装置の磁気ヘッドとフィルムの磁気トラックの位置関
係を示す斜視図。
【図3】上記第1の実施形態の磁気ヘッドの内部構造を
示す平面図。
示す平面図。
【図4】本発明の第2の実施形態のフィルム磁気情報再
生装置を適用したフィルムスキャナ装置を示す斜視図。
生装置を適用したフィルムスキャナ装置を示す斜視図。
【図5】上記第2の実施形態のフィルム磁気情報再生装
置を適用したフィルムスキャナ装置におけるフィルム保
持装置を示す斜視図。
置を適用したフィルムスキャナ装置におけるフィルム保
持装置を示す斜視図。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すフィルム磁気情
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
【図7】本発明の第4の実施形態を示すフィルム磁気情
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
【図8】本発明の第5の実施形態を示すフィルム磁気情
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
報再生装置の主要部の配置を正面側から示す斜視図。
【図9】従来のフィルム磁気情報再生装置の主要部の配
置を正面側から示す斜視図。
置を正面側から示す斜視図。
1,21…フィルム給送モータ 2…フィルム 2a…磁気トラック(磁気記録再生領域) 3,33…磁気ヘッド(情報読出手段) 3a…ヘッドギャップ 12…フィルム保持装置 Mf …磁気信号 Mn …磁気ノイズ W,W’…フィルム走行方向
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルムに備わった磁気記録再生領域か
ら磁気情報の読み出しを行う磁気ヘッドと、 上記フィルムを給送するためのフィルム給送モータとを
有するフィルム磁気情報再生装置において、 上記フィルム給送モータから生ずるロータ磁界の反転方
向と、上記フィルムの磁気記録再生領域に記された磁気
信号の変化方向とが一致しないように、上記フィルム給
送モータを配置したことを特徴とするフィルム磁気情報
再生装置。 - 【請求項2】 フィルムに備わった磁気記録再生領域か
ら磁気情報の読み出しを行う磁気ヘッドと、 上記フィルムを給送するためのフィルム給送モータとを
有するフィルム磁気情報再生装置において、 上記フィルム給送モータによる上記フィルムの給送方向
に対して、上記フィルム給送モータのモータ軸方向が略
平行になるように、上記フィルム給送モータを配置した
ことを特徴とするフィルム磁気情報再生装置。 - 【請求項3】 上記フィルム磁気情報再生装置は、カメ
ラまたはフィルムスキャナ装置であることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のフィルム磁気情報再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274430A JPH09113986A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | フィルム磁気情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274430A JPH09113986A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | フィルム磁気情報再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09113986A true JPH09113986A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17541573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7274430A Withdrawn JPH09113986A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | フィルム磁気情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09113986A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0933669A1 (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic information reproducing apparatus |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7274430A patent/JPH09113986A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0933669A1 (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic information reproducing apparatus |
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Legal Events
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