JPH09113391A - 圧力プローブ - Google Patents

圧力プローブ

Info

Publication number
JPH09113391A
JPH09113391A JP26973095A JP26973095A JPH09113391A JP H09113391 A JPH09113391 A JP H09113391A JP 26973095 A JP26973095 A JP 26973095A JP 26973095 A JP26973095 A JP 26973095A JP H09113391 A JPH09113391 A JP H09113391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
thin tube
lead wire
pressure sensor
metal pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26973095A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kato
明夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP26973095A priority Critical patent/JPH09113391A/ja
Publication of JPH09113391A publication Critical patent/JPH09113391A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部にリード線が挿通された圧力プローブに
おいて、高圧力の場合でも歪みが生じたり変形が生じた
りする虞をなくし得て、測定に支障をきたすことをなく
すと共に、高い電気絶縁性が要求される場合でも使用す
ることを可能とする。 【解決手段】 細管11の内部には、外部からの圧力を
検出する圧力センサ15が設けられていると共に、この
圧力センサ15に接続されたリード線17が挿通されて
いる。細管11は、例えば外径1mm程度のステンレス
製の金属パイプ12に、例えばポリウレタン製の電気絶
縁性を有する樹脂チューブ13を金属パイプ12の外周
を覆うように被覆させて構成されている。金属パイプ1
2により耐圧性が確保され、樹脂チューブ13によりリ
ード線17と測定対象物との間の電気絶縁性が確保され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細管内の圧力セン
サに接続されたリード線が細管内に挿通された圧力プロ
ーブに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の圧力プローブ
としては、例えば、図3に示すようなものがある。この
ものは、外径1mm程度の電気絶縁性を有する樹脂から
なる比較的軟質な細管1の先端部に検出用窓1aが形成
されたものであり、例えば循環機能疾患などの検査時に
血圧などの圧力を検出するために患部に挿入されるもの
である。
【0003】細管1の内部には、圧力を検出する圧力セ
ンサ2と、この圧力センサ2を固着した台座3とが配設
されており、圧力センサ2の検出用窓1aに対応した位
置には、圧力を受けるダイヤフラム2aが薄膜状に形成
されている。また、検出用窓1aは、ダイヤフラム2a
の表面を覆うようにして設けられたシリコーンゴム4に
より封止されている。そして、ダイヤフラム2aがシリ
コーンゴム4を介して受ける圧力は圧力センサ2により
電気信号に変換され、その電気信号は細管1の内部に挿
通されているリード線5により細管1の外部に取出され
るようになっている。
【0004】ところで、細管1は、上記したように樹脂
からなる比較的軟質なものであり、これは血圧などの低
圧力の測定には十分ではあるが、高圧力になると、その
細管1に歪みが生じたり変形が生じたりするために、正
確な測定が困難になるという不具合がある。
【0005】そこで、上記の不具合を解決するために、
細管を、例えばステンレスなどの比較的硬質な金属から
構成したものが考えられている。このものによれば、細
管が硬質なものであるために軟質な細管よりも耐圧性を
向上させることができ、歪みが生じたり変形が生じたり
する虞がないため、高圧力の場合でも測定に支障をきた
すことがない。
【0006】しかしながら、上記のものは、細管が金属
製であるため、細管内に挿通されているリード線と測定
対象物(例えば、患部の人体組織や血液などの体液)と
の間の電気絶縁性が、細管が電気絶縁性の樹脂からなる
ものよりも低下するという欠点がある。そのため、高い
電気絶縁性が要求される場合には使用することができな
い。しかも、強酸などの雰囲気中において使用すること
もできない。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、高圧力の場合でも歪みが生じたり
変形が生じたりする虞をなくし得て、測定に支障をきた
すことをなくすと共に、高い電気絶縁性が要求される場
合でも使用することができる圧力プローブを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力プローブ
は、細管内に圧力センサが設けられると共に、この圧力
センサに接続されたリード線が前記細管内に挿通された
圧力プローブにおいて、前記細管を、硬質材からなる内
層と電気絶縁性を有する樹脂からなる外層とから構成し
たところに特徴を有する。
【0009】上記構成の圧力プローブによれば、硬質材
からなる内層により耐圧性を確保することができると共
に、電気絶縁性を有する樹脂からなる外層によりリード
線と測定対象物との間の電気絶縁性を確保することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1及
び図2を参照して説明する。細管11は、外径が1mm
程度のものであって、内層としての例えばステンレス製
の金属パイプ12に、外層としての例えばポリウレタン
製の電気絶縁性を有する樹脂チューブ13を金属パイプ
12の外周を覆うように被覆させてなるものである。こ
の細管11の先端部には検出用窓11aが形成されてお
り、細管11の内部には、台座14と、この台座14に
接着固定された圧力センサ15が配設されている。
【0011】圧力センサ15には細管11の検出用窓1
1aに対応する位置に外部から圧力を受けるダイヤフラ
ム15aが薄膜状に形成されており、このダイヤフラム
15aには受けた圧力で歪むと抵抗値が変化するピエゾ
抵抗特性を有する拡散抵抗がブリッジ接続した状態で形
成されている。そして、検出用窓11aは、ダイヤフラ
ム15aの表面を覆うようにして設けられたシリコーン
ゴム16により封止されている。これにより、ダイヤフ
ラム15aは、細管11の外部から内部に及ぼされる圧
力を、シリコーンゴム16を介した状態で受けるように
なっている。
【0012】細管11の内部にはリード線17が挿通さ
れており、このリード線17の一端の先端部17aは台
座14に接着固定され、リード線17の導体部分と圧力
センサ15の電極部15bとの間がボンディングワイヤ
18により電気的に接続されている。そして、ボンディ
ングワイヤ18、電極部15b及びリード線17の先端
部17aにわたる接続部分は、樹脂19によりコーティ
ングされている。
【0013】上記細管11の基端部は、図2に示すよう
に、本体部20の一端側に設けられたベース21に接続
されており、リード線17の他端は本体部20の内部に
配設されている図示しない回路部品に接続されている。
また、本体部20の他端側には図示しない外部の接続コ
ードが接続されるコネクタ22が設けられている。これ
にて、外部から細管11に及ぼされる圧力は、圧力セン
サ15にて電気信号に変換された後、電気信号としてリ
ード線17により細管11及び本体部20の外部に取出
されるようになっている。
【0014】上記構成の本実施例によれば、細管11の
内層を硬質のステンレスからなる金属パイプ12により
構成したので、耐圧性を確保することができ、したがっ
て、高圧力の場合でも歪みが生じたり変形が生じたりす
る虞をなくし得て、測定に支障をきたすことをなくすこ
とができる。
【0015】また、電気絶縁性を有する樹脂チューブ1
3が金属パイプ12の外周を覆うように被覆する構成と
したので、細管11内に挿通されているリード線17と
測定対象物との間の電気絶縁性を確実に確保することが
でき、したがって、高い電気絶縁性が要求される場合で
も使用することができる。尚、本実施例において、耐電
圧は1000ボルトである。
【0016】特に、本実施例によれば、硬質材としての
金属パイプ12を内層とする構成としたので、本実施例
のように硬質材に金属材料を使用しても、人体の患部や
外気との接触面を非金属として耐酸化性や耐腐食性を向
上させることができ、したがって、悪条件の環境下にお
いての使用を可能とすることができる。
【0017】尚、本発明は上記実施例にのみ限定される
ものではなく、以下のように変形または拡張しても良
い。樹脂チューブ13に代えて、金属パイプ12の外周
に電気絶縁性の樹脂を塗布するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明の圧力プローブによれば、細管の内層を硬質材によ
り構成したので、耐圧性を確保することができ、したが
って、高圧力の場合においても歪みが生じたり変形が生
じたりする虞をなくし得て、測定に支障をきたすことを
なくすことができる。
【0019】また、細管の外層を電気絶縁性を有する樹
脂により構成したので、細管内に挿通されているリード
線と測定対象物との間の電気絶縁性を確実に確保するこ
とができ、したがって、高い電気絶縁性が要求される場
合においても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す細管先端部の縦断側面
【図2】全体の外観側面図
【図3】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、11は細管、12は金属パイプ(内層)、13
は樹脂チューブ(外層)、15は圧力センサ、17はリ
ード線である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細管内に圧力センサが設けられると共
    に、この圧力センサに接続されたリード線が前記細管内
    に挿通された圧力プローブにおいて、 前記細管を、硬質材からなる内層と電気絶縁性を有する
    樹脂からなる外層とから構成したことを特徴とする圧力
    プローブ。
JP26973095A 1995-10-18 1995-10-18 圧力プローブ Pending JPH09113391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26973095A JPH09113391A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 圧力プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26973095A JPH09113391A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 圧力プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09113391A true JPH09113391A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17476375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26973095A Pending JPH09113391A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 圧力プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09113391A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107101777A (zh) * 2017-05-08 2017-08-29 北京航空航天大学 一种带有吸气支杆结构的压力探针梳
CN107132000A (zh) * 2017-05-08 2017-09-05 北京航空航天大学 一种带有吹气支杆结构的压力探针梳

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107101777A (zh) * 2017-05-08 2017-08-29 北京航空航天大学 一种带有吸气支杆结构的压力探针梳
CN107132000A (zh) * 2017-05-08 2017-09-05 北京航空航天大学 一种带有吹气支杆结构的压力探针梳
CN107132000B (zh) * 2017-05-08 2019-02-26 北京航空航天大学 一种带有吹气支杆结构的压力探针梳

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5902248A (en) Reduced size catheter tip measurement device
CA1326968C (en) Disposable pressure transducer and disposable pressure transducer apparatus
US3946724A (en) Device for measuring pressure
US20030028110A1 (en) Acoustic sensor using curved piezoelectric film
US6411834B1 (en) Biological sensor
JP2005040601A (ja) センサ・ガイドワイヤアセンブリ及びその製造方法
JPH06190050A (ja) 触覚機能を具備する体内挿入用医療器具
JPH08247873A (ja) 圧力センサ
JPH09113391A (ja) 圧力プローブ
JP4055236B2 (ja) センサ装置
JPS5813317Y2 (ja) ミヤクハクケイ
US20230019623A1 (en) Wheeze detection device
JP3520147B2 (ja) 酸素センサの防水構造
JPH02141635A (ja) 高圧用半導体式圧力センサの取付け構造
JPH06181920A (ja) 聴診器の集音部
GB1586968A (en) Pressure transducer
JPH1123397A (ja) 圧力検出装置
JPH09168514A (ja) 医療用圧力センサ
JP2005164270A (ja) 圧力センサ
JP3252740B2 (ja) 感圧センサケーブル
JP3022142U (ja) 圧力スイッチ
CN118624088A (zh) 一种压力传感器
JPH0650270B2 (ja) 高圧用圧力検出器
JPH01269400A (ja) 振動センサ
JPH1194665A (ja) 圧力センサ