JPH09113242A - フープ状テープに貼着した電子部品の外観検査方法 - Google Patents

フープ状テープに貼着した電子部品の外観検査方法

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JPH09113242A
JPH09113242A JP27542395A JP27542395A JPH09113242A JP H09113242 A JPH09113242 A JP H09113242A JP 27542395 A JP27542395 A JP 27542395A JP 27542395 A JP27542395 A JP 27542395A JP H09113242 A JPH09113242 A JP H09113242A
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JP
Japan
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electronic component
tape
parts
light source
bend
Prior art date
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Application number
JP27542395A
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English (en)
Inventor
Yasushi Tatara
康史 多田羅
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージ型電子部品Aをフープ状テープB
に貼着して出荷する場合に、前記電子部品における各リ
ード端子A2の曲がり、テープに対する電子部品の貼着
位置及び電子部品の標印を検査することを、一箇所にお
いて行う。 【手段】 前記テープBの経路中における一つの箇所
に、電子部品に下向きに光を照射する第1光源2a,2
bと、テープの下側から上向きに光を照射する第2光源
3と、電子部品を撮影するカメラ1とを配設し、前記電
子部品を、第1光源を点灯した状態で撮影してその画像
データにより当該電子部品の貼着位置及び標印を検査す
る一方、前記と同じ電子部品を、第2光源を点灯した状
態で撮影してその画像データにより各リード端子の曲が
りを検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、図1に示
すように、半導体チップをパッケージするモールド部A
1の側面から前記半導体チップに対する複数本のリード
端子A2を突出するように構成して成るパッケージ型電
子部品Aを、図2に示すように、フープ状テープBに、
適宜ピッチPの間隔で貼着する場合、テープBに電子部
品Aを貼着したあとにおいて、当該電子部品Aにおける
各リード端子A2の曲がりが所定の許容範囲内にあるか
否か、電子部品AがテープBにおける所定の位置に貼着
されているか否か、及び、前記電子部品Aにおけるモー
ルド部A1に所定の標印A3が施されているか否かの外
観を検査するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、前記した構造のパッケージ型電
子部品Aを、その多数個をフープ状のテープBに貼着し
て出荷する場合、多数個の電子部品Aをフープ状テープ
Bに適宜ピッチPの間隔で貼着したあとにおいて、当該
電子部品Aにおける各リード端子A2の曲がりが所定の
許容範囲内にあるか否か、電子部品AがテープBにおけ
る所定の位置に貼着されている否か、及び、前記電子部
品Aにおけるモールド部A1に所定の標印が施されてい
るか否かを、上方に配設したカメラ等の撮影手段による
撮影、及び、その撮影画像の処理によって検査すること
が行われる。
【0003】しかし、フープ状テープBには、色々な色
調を有するものとか、光沢の有る無しのものと言うよう
に様々な材質のものが使用されるので、これに貼着した
電子部品Aを、当該電子部品に対して上から下向きに光
を照射した状態で、その上方に配設したカメラにて撮影
した場合に、当該電子部品Aにおける各リード端子A1
を、撮影画像上において明確に識別できない状態になる
場合がある。
【0004】そこで、従来は、電子部品Aにおける各リ
ード端子A1の曲がり検査と、電子部品AのテープBに
対する貼着位置及び標印の検査とを別々に行うようにし
ている。すなわち、テーブBの上面に貼着した各電子部
品Aの全体を、当該電子部品Aに対して前記テープBの
下面側から光を照射した状態で、その上方に配設したカ
メラ等の撮影手段にて撮影し、この撮影画像から得た画
像データに基づいて、各リード端子A1の曲がりが所定
の許容範囲内にあるか否かの曲がり検査を行う一方、前
記とは別の箇所において、テープBの上面における各電
子部品Aの全体を、当該電子部品Aに対して前記テープ
Bの上方から下向きに光を照射した状態で、その上方に
配設したカメラ等の撮影手段にて撮影し、この撮影画像
から得た画像データをに基づいて、電子部品Aがテープ
Bに対して所定の許容位置に貼着されているか否か、及
び標印A3が施されているか否かの貼着位置及び標印の
検査を行うようにするか、或いは、曲がり検査と、貼着
位置及び標印検査とのうちいずれか一方を、カメラ等の
撮影手段による撮影にて行い、他方を、作業者の肉眼に
よって行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来における
前者の方法では、カメラ等の撮影手段とテープの下面側
から上向きに光を照射する光源とから成る曲がり検査用
の装置と、前記とは別のカメラ等の撮影手段とテープの
上方から下向きに光を照射する光源とから成る貼着位置
及び標印検査用の装置との少なくとも二つの検査装置
を、前記フープ状テープの移送経路に沿って並べて配設
することを必要とするので、全体の検査設備がそれだけ
大型化とすると共に、広い据え付けスペースを必要とす
るのであり、しかも、少なくとも二つの検査装置を必要
とすることにより、設備費が大幅に嵩み、ひいては、検
査に要するコストが大幅にアップすると言う問題があっ
た。
【0006】また、従来における後者の方法では、前者
の問題はないものの、肉眼による検査であるから、検査
の精度が低いと言う問題があった。本発明は、この問題
を解消するために、リード端子の曲がり検査と電子部品
の貼着位置及び標印の検査とを一箇所において行うこと
ができるようにした方法を提供することを技術的課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「上面に複数個の電子部品を適宜ピッ
チの間隔で貼着したフープ状テープを、前記電子部品の
ピッチで間欠的に移送する経路中における一つの箇所
に、前記移送停止中の電子部品に対してその上方から下
向きに光を照射する第1光源と、テープの下側から上向
きに光を照射する第2光源とを配設すると共に、前記移
送停止中の電子部品を上方から下向きに撮影するカメラ
等の撮影手段を配設し、前記した移送停止中の電子部品
を、当該電子部品に対する照明を第2光源から第1光源
に切り換えた状態で前記撮影手段にて撮影してその画像
データに基づいて当該電子部品のテープに対する貼着位
置及び標印を検査する一方、前記と同じ電子部品を、当
該電子部品に対する照明を第1光源から第2光源に切り
換えた状態で前記と前記撮影手段にて撮影してその画像
データに基づいて各リード端子の曲がりを検査すること
を特徴とする。」ものである。
【0008】
【発明の作用・効果】このようにすることにより、テー
プに貼着した各電子部品における貼着位置及び標印の検
査と各電子部品における各リード端子の曲がり検査と
を、テープの移送経路中における一箇所に配設した一つ
の撮影手段と、同じ箇所に交互に切り換えられるように
配設した二つの光源とによって、肉眼によることなく高
い精度で行うことができることにより、従来のように、
テープの移送経路に沿って少なくとも二つの検査装置を
並べて配設することを省略できるから、全体の検査設備
を大幅に小型化できる共に、据え付けスペースを縮小で
き、しかも、設備費を軽減できて、検査に要するコスト
を確実に低減できるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
3の図面について説明する。この図において、符号B
は、上面に電子部品Aを適宜ピッチPの間隔で貼着して
成るフープ状のテープを示し、このテープBは、略水平
の姿勢で、矢印Cで示す方向に、前記各電子部品Aにお
けるピッチPの間隔で間欠的に移送するように構成され
ている。
【0010】前記テープBの移送経路中の一つの箇所に
は、上方の部位に、移送停止中の電子部品Aの全体を撮
影するためのカメラ1と、前記移送停止中の電子部品A
に対して光を上方から下向きに照射するようにした二つ
の第1光源2a,2bとを配設する一方、下方の部位
に、前記移送停止中の電子部品Aに対してテープBの下
側から上向きに照射するようにした第2光源3とを配設
する。なお、符号5は、第2光源3からの光を、広い領
域に均等に分散するための擦りガラス等の分散板を示
す。
【0011】また、符号4は、前記カメラ1、両第1光
源2a,2b及び第2光源3を以下に述べるように制御
することにより、リード端子の曲がり検査と、貼着位置
及び標印検査とを行うようための中央制御装置である。
すなわち、この中央制御装置4は、前記テープBの間欠
移送が停止している状態において、先づ、第2光源3を
点灯し、移送停止中の電子部品Aに対してテープBの下
側から光を照射し、この状態で、前記電子部品Aの全体
をカメラ1にて撮影し、この撮影画像を二値化等の画像
処理することによって得られた画像データを、電子部品
Aにおける各リード端子A2に曲がりがないと仮定した
基準データと比較することにより、電子部品Aにおける
各リード端子A2の曲がりが所定の許容範囲内にあるか
否かを判別し、曲がりが所定の許容範囲を越えている場
合には、その旨の信号を発すると共に、前記電子部品A
に対する以後の検査を中止する。
【0012】そして、前記の曲がりが所定の許容範囲内
にある場合には、前記中央制御装置4は、前記第2光源
3を消灯する一方、両第1光源2a,2bを点灯し、前
記と同じ電子部品Aに対して上方から下向きに光を照射
し、この状態で、前記電子部品Aの全体をカメラ1にて
撮影し、この撮影画像を二値化等の画像処理することに
よって得られた画像データを、テープBに対して電子部
品Aが所定の位置に貼着されている仮定した基準データ
と比較することに加えて、電子部品Aに対して所定の標
印A3が施されていると仮定した基準データと比較する
ことにより、電子部品AがテープBにおける所定の位置
に貼着されている否か、及び、前記電子部品Aにおける
モールド部A1に所定の標印A3が施されているか否か
を判別し、電子部品Aが所定の貼着位置から許容範囲を
越えてずれている場合、又は、電子部品Aに所定の標印
A3がないとか、標印A3が不良又は不鮮明の場合に
は、その旨の信号を発するが、電子部品Aの貼着位置が
所定の許容範囲内であって、且つ、電子部品Aに所定の
標印A3が施されている場合には、前記第1光源2a,
2bを消灯したのち、前記テープBを次の電子部品Aが
カメラ1の真下に来るように、一ピッチPだけ間欠移送
したのち、前記のことを繰り返して行うのである。
【0013】これにより、テープBに貼着した各電子部
品Aにおける貼着位置及び標印の検査と各電子部品Aに
おける各リード端子の曲がり検査とを、テープBの移送
経路中における一箇所に配設した一つのカメラ2と、同
じ箇所に交互に切り換えられるように配設した二つの光
源2a,2b,3とによって、肉眼によることなく高い
精度で自動的に行うことができるのである。
【0014】なお、テープBに貼着した各電子部品Aに
おける貼着位置及び標印の検査を、各電子部品Aにおけ
る各リード端子の曲がり検査より前に行うようにしても
良くのである。なお、前記電子部品Aにおけるモールド
部A1の表面の状態によっては、これに光を照射とした
ときの乱反射等により、撮影画像中における標印が一部
欠けたり、消えたりすることがあるが、この場合には、
前記図面のように、二つの第1光源2a,2bを使用す
ると言うように、第1光源を複数個にし、そのうち適宜
の光源を選択的に点灯することによって、撮影画像中に
おける標印が一部欠けたり、消えたりすることを確実に
防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品の斜視図である。
【図2】フープ状テープに電子部品を貼着した状態を示
す平面図である。
【図3】本発明の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
A 電子部品 A1 モールド部 A2 リード端子 A3 標印 B フープ状テープ 1 カメラ 2a,2b 第1光源 3 第2光源 4 中央制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に複数個の電子部品を適宜ピッチの間
    隔で貼着したフープ状テープを、前記電子部品のピッチ
    で間欠的に移送する経路中における一つの箇所に、前記
    移送停止中の電子部品に対してその上方から下向きに光
    を照射する第1光源と、テープの下側から上向きに光を
    照射する第2光源とを配設すると共に、前記移送停止中
    の電子部品を上方から下向きに撮影するカメラ等の撮影
    手段を配設し、前記した移送停止中の電子部品を、当該
    電子部品に対する照明を第2光源から第1光源に切り換
    えた状態で前記撮影手段にて撮影してその画像データに
    基づいて当該電子部品のテープに対する貼着位置及び標
    印を検査する一方、前記と同じ電子部品を、当該電子部
    品に対する照明を第1光源から第2光源に切り換えた状
    態で前記と前記撮影手段にて撮影してその画像データに
    基づいて各リード端子の曲がりを検査することを特徴と
    するフープ状テープに貼着した電子部品の外観検査方
    法。
JP27542395A 1995-10-24 1995-10-24 フープ状テープに貼着した電子部品の外観検査方法 Pending JPH09113242A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159845A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 外観検査システム、および、外観検査方法
CN114348549A (zh) * 2021-12-09 2022-04-15 苏州曼柯精密部件有限公司 曲面喷涂质量检测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159845A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 外観検査システム、および、外観検査方法
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