JPH09112479A - 球体ポンプ - Google Patents

球体ポンプ

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Publication number
JPH09112479A
JPH09112479A JP26676595A JP26676595A JPH09112479A JP H09112479 A JPH09112479 A JP H09112479A JP 26676595 A JP26676595 A JP 26676595A JP 26676595 A JP26676595 A JP 26676595A JP H09112479 A JPH09112479 A JP H09112479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
heat
partition wall
bulkhead
spherical pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP26676595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Hirafuji
武文 平藤
Shigeru Okusaka
茂 奥坂
Tatsuya Hoshino
達也 星野
Tomoaki Inai
友昭 井内
Atsushi Osawa
敦 大澤
Masaru Tomisaka
勝 冨阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP26676595A priority Critical patent/JPH09112479A/ja
Publication of JPH09112479A publication Critical patent/JPH09112479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ステータ14上部に設けられた隔壁部18に
断熱層として空気層24が形成されている。そして、球
体ポンプ10を作動したときに、ステータ14の下部か
ら生じた熱が伝導するのが、隔壁部18の断熱層によっ
て遮断される。 【効果】 ステータ14の下部から生じた熱が球体ポン
プ10の吸入口42から吸入された水に伝導するのを防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は球体ポンプに関し、特
にたとえばステータとロータとを隔壁を用いて仕切るよ
うにした、球体ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の球体ポンプの一例がたとえばア
メリカ合衆国特許第4,793,771号に開示されて
いる。この従来技術では、ステータの上部に固着された
ボール上に、軸受を介してロータおよびこれと一体的に
形成されたインペラ等の回転部分が支持されている。そ
して、ステータの上面には、ステンレスからなり所定の
肉厚を有する隔壁が、ステータとロータとを仕切るよう
に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
球体ポンプを作動させるためにステータに電流を与える
と、ステータの下部に配置されたコイルが発熱し、この
熱が、ステータとロータとの間を仕切るように設けられ
た隔壁を通って、球体ポンプに吸入される水に伝導する
という問題点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、ス
テータの下部から生じた熱が、球体ポンプ内に吸入され
る水に伝導しない、球体ポンプを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ステータ、
ステータに固着されたボール、ボール上に配置される軸
受、軸受に固着されるロータ、ステータとロータとを仕
切るための隔壁を備える球体ポンプにおいて、隔壁部分
に断熱層を形成した、球体ポンプである。
【0006】
【作用】ステータの下部から生じた熱がロータへ向かう
熱伝導は、隔壁部分に形成される断熱層によって遮断さ
れる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、ステータの下部から
生じた熱が、隔壁部分に形成される断熱層によって遮断
されるので、球体ポンプ内に吸入される水にその熱が伝
導するのを防止できる。この発明の上述の目的,その他
の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1に示すこの実施例の球体ポンプ10は、
水を圧力で送るのに用いられ、ステータハウジング12
を含む。ステータハウジング12の内部には、ステータ
14が配置される。ステータ14の下部には、図示しな
いコイルが配置され、一方、上部の略中央には、所定の
半径を有する、内面が半球状の凹面16が形成される。
そして、凹面16の上部には、隔壁部18が配置され
る。
【0009】隔壁部18は、ステンレスからなり、所定
の厚さを有する隔壁20を含む。隔壁20は、凹面16
とほぼ等しい形状を有する凹部20aと、凹部20aの
端縁から外側に向かって形成され凹面16の端縁に係止
される水平部20bとから形成される。そして、水平部
20bが凹面16の端縁に係止され、かつ、凹面16と
凹部20aとが密着するように、隔壁20はステータ1
4に取り付けられる。隔壁20の上部には、凹部22a
と水平部22bと垂直部22cとを有する隔壁22が、
凹部20aと22aとの中心を同一にして取り付けられ
る。ここで、凹部22aの半径は、凹部20aの半径よ
りやや短く設定され、水平部22bの長さは水平部20
bの長さよりやや長く設定される。また、水平部22b
の端縁から下方へ所定の長さを有する垂直部22cが形
成される。垂直部22cの下端は、水平部20bの上面
に取り付けられ、隔壁20と隔壁22との間の全域に
は、空気層24が形成される。また、凹部22aの中央
部の上方には、後述する回転部Aを支持する支持部26
を取り付けるための筒状の取付部28が形成される。
【0010】支持部26の下部には、取付部28の外径
よりやや大きい内径の穴26aが形成される。そして、
取付部28を穴26aに挿入し、取付部28の下方から
固定部材30を挿入することで、支持部26は隔壁22
に固定される。支持部26の上端部には、凹部22aの
中心と一致するようにセラミックからなるボール32が
固着される。
【0011】そして、このボール32の上には、軸受3
4を介して回転部Aが載置され、かつ支持される。回転
部Aの下部には、ロータ36が取り付けられる。ロータ
36の下面は、凹部22aの形状とほぼ等しく形成され
る。一方、回転部Aの上部には、インペラ38が取り付
けられる。そして、ロータ36とインペラ38とを中心
体40でそれぞれの中心を合わせ連結することによっ
て、回転部Aが構成される。
【0012】そして、ステータハウジング12の上部に
は、その上部中央部に吸入口42が形成され、その周縁
部に図示しない吐出口が形成されたポンプハウジング4
4がボルト・ナットを用いて取り付けられる。球体ポン
プ10を使用するときには、吸入口42に吸入側管路が
接続され、図示しない吐出口に吐出側管路が接続され
る。そして、ステータ14に電流を与え回転部Aを回転
させると、吸入口42から水が吸入される。吸入された
水は、インペラ38の通水路46を通って、図示しない
吐出口から吐出される。
【0013】このとき、ステータ14に電流を与えたこ
とで、ステータ14の下部に配置された図示しないコイ
ルが発熱される。そして、この熱は、球体ポンプ10の
外側へ向かって伝導される。しかし、ステータ14から
上方へ向かう熱は、隔壁20と隔壁22との間に断熱層
として形成される空気層24によって遮断されるので、
隔壁22の上部には熱は伝導しない。したがって、球体
ポンプ10に吸入された水に熱が伝導するのを防止でき
る。
【0014】したがって、球体ポンプ10を、図2に示
すような、タンクから冷却装置を通して冷水ノズルから
吐出させる管路において冷水を送るのに用いる場合、球
体ポンプ10を通過する冷水に熱が伝導しないので、冷
却装置をより効率よく使用できる。なお、図1に示す実
施例の球体ポンプ10では、隔壁20と隔壁22との間
に断熱層として空気層24が形成される場合を示した
が、隔壁20と隔壁22との間に真空の断熱層が形成さ
れた球体ポンプ10であってもよい。
【0015】また、図3に示す球体ポンプ50のよう
に、隔壁部18は、隔壁22の下面全体を覆うようにテ
フロン,ゴム等のような樹脂からなる断熱シート52を
貼り付けたものであってもよいし、隔壁22の下面全体
に断熱層としてセラミックや樹脂をコーティングしたも
のであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例を使用した管路の一例を示す管路図
である。
【図3】図1実施例において隔壁部分を変形した図解図
である。
【符号の説明】
10,50 …球体ポンプ 14 …ステータ 18 …隔壁部 20,22 …隔壁 24 …空気層 32 …ボール 34 …軸受 36 …ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井内 友昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 大澤 敦 大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号 クボ タラング株式会社内 (72)発明者 冨阪 勝 大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号 クボ タラング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ、前記ステータに固着されたボー
    ル、前記ボール上に配置される軸受、前記軸受に固着さ
    れるロータ、前記ステータと前記ロータとを仕切るため
    の隔壁を備える球体ポンプにおいて、 前記隔壁部分に断熱層を形成した、球体ポンプ。
JP26676595A 1995-10-16 1995-10-16 球体ポンプ Pending JPH09112479A (ja)

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