JPH09112075A - 支柱体及びそれを用いた柵体 - Google Patents

支柱体及びそれを用いた柵体

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JPH09112075A
JPH09112075A JP7299268A JP29926895A JPH09112075A JP H09112075 A JPH09112075 A JP H09112075A JP 7299268 A JP7299268 A JP 7299268A JP 29926895 A JP29926895 A JP 29926895A JP H09112075 A JPH09112075 A JP H09112075A
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JP
Japan
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pole
pillar
fitting groove
mounting
main body
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Application number
JP7299268A
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English (en)
Inventor
Satoshi Mikami
聰 三上
Masayuki Yasuda
雅行 安田
Mayumi Tajiri
まゆみ 田尻
Yoshiaki Matsuda
義秋 松田
Yasushi Isozaki
康 礒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支柱,柵体と、交通標識,案内板,照明灯等
との集合化、街路の省スペース化、重複工事の改善及び
街路の景観の向上を図ること。 【解決手段】 円筒状の支柱本体10に、長手方向に沿
って外部に開口する狭隘開口状の嵌合溝11を具備する
と共に、内側における嵌合溝11と対向する部位にポー
ル受片12を突設し、標識板,案内板あるいは照明具等
を支持するポール4を支柱本体10内に立設固定して支
柱体1を形成する。また、上記支柱体1に角度調整可能
に取付けられる継手ブラケット2を介して支柱本体1間
に横桟3を架設して柵体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は支柱体及びそれを
用いた柵体に関するもので、更に詳細には、例えば道
路、街路や施設内通路等で使用される支柱体及び柵体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車道と歩道との境界部に適宜間
隔をおいて短尺の支柱体が植設されたり、あるいは道路
や街路において、車両の侵入止めのために短尺の支柱体
が配置されている。また、道路と歩道との境界部を仕切
るために上記支柱間に横桟を架設した柵体が配置されて
いる。更には、これら支柱や柵体とは別に、例えば交通
標識板,案内板,照明灯あるいは道路ミラー等がポール
体に取り付けられて配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記支
柱や柵体と交通標識板や照明灯等を取付けるポール体と
は別個に配置されているため、スペースを多くとり、歩
道の往来の邪魔になる虞れがあった。また、支柱や柵体
の補修工事と交通標識や照明灯等の補修工事等を別々に
行うために工事が重複するばかりか工事が面倒であり、
そのため工事が長引き、その工事期間中、周辺住民や往
来に支障をきたすという問題があった。更には、支柱,
柵体と、交通標識,照明灯等とが無造作に交錯して街路
の景観を損なうという問題もあった。
【0004】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、支柱,柵体と、交通標識,案内板,照明灯等とを集
合化して、省スペース化、重複工事の改善、街路の景観
の向上を図れるようにした支柱体及びそれを用いた柵体
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の支柱体は、円筒状の支柱本体と、こ
の支柱本体内に挿入立設されかつ標識板,案内板あるい
は照明具等を支持するポールとからなり、上記支柱本体
は、長手方向に沿って外部に開口する狭隘開口状の嵌合
溝を具備すると共に、内側における嵌合溝と対向する部
位にポール受片を突設し、上記ポールを上記ポール受片
に係合させて上記支柱本体に立設固定してなる、ことを
特徴とする。
【0006】請求項2記載の柵体は、適宜間隔をおいて
立設される円筒状の支柱本体と、任意の支柱本体内に挿
入立設されかつ標識板,案内板あるいは照明具等を支持
するポールと、上記支柱本体の側面に取付けられる継手
ブラケットを介して支柱本体間に架設される横桟とから
なり、上記支柱本体は、長手方向に沿って外部に開口す
る狭隘開口状の嵌合溝を具備すると共に、内側における
嵌合溝と対向する部位にポール受片を突設し、上記ポー
ルを上記ポール受片に係合させて上記支柱本体に立設固
定し、上記継手ブラケットを上記嵌合溝内に角度調整可
能に取付けると共に、この継手ブラケットを介して上記
横桟を傾斜可能に架設してなる、ことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の柵体は、請求項2記載の柵
体において、上記支柱体は、嵌合溝の底部に取付部材の
取付孔を穿設すると共に、内側に取付部材の嵌合用平行
突条片を突設し、上記継手ブラケットは、上記支柱本体
内から取付孔を貫通する上記取付部材を介して上記嵌合
溝内に角度調整可能に取付けられる連結片部を有する下
部ブラケット体と、この下部ブラケット体と共働して横
桟の貫通孔を形成する上部ブラケット体と、これらブラ
ケット体を固定する固定ボルト及びナットとを具備し、
上記取付部材を、上記嵌合用平行突条片に嵌合する略矩
形状頭部を有する取付ボルトと、この取付ボルトにねじ
結合するナットとで構成し、上記取付孔を、上記取付ボ
ルトの頭部よりやや大きい略矩形状孔にて形成してな
る、ことを特徴とする。
【0008】この発明において、上記支柱体、ポール、
継手ブラケット及び横桟の材質は耐蝕性及び耐久性に富
むものであれば任意の材質でよいが、好ましくは支柱
体、ポール及び横桟をアルミニウム合金製の押出形材に
て形成し、継手ブラケットをアルミニウム合金製鋳物に
て形成する方がよい。
【0009】なお、上記支柱体の下端処理は、常法通り
地面に埋設固定してもよいが、地面の穴に嵌着自在とす
るものあるいは可搬自在とするため例えばベースプレー
ト等の立設部材に取付けるもの等とすることができる。
【0010】上記のように構成されるこの発明の支柱体
によれば、支柱本体の柱内側に突設されたポール受片に
沿わせてポールを立設固定することにより、支柱体とポ
ールとを集合化することができ、構成部材の削減及び美
観の向上を図ることができる。
【0011】また、この発明の柵体によれば、上記支柱
体に設けられた嵌合溝に角度調整可能に取付けられる継
手ブラケットを介して支柱体間に横桟を架設することに
より、柵体を容易にかつ傾斜地に対応させて傾斜状に設
置することができる。また、必要に応じて柵体と交通標
識,案内板あるいは照明具等とを集合させて配置するこ
とができるので、構成部材の削減及び省スペース化が図
れ、かつ重複工事の改善、街路の景観の向上を図ること
ができる。
【0012】また、支柱体に、嵌合溝の底部に取付部材
の取付孔を穿設すると共に、内側に取付部材の嵌合用平
行突条片を突設し、継手ブラケッに、支柱本体内から取
付孔を貫通する取付部材を介して嵌合溝内に角度調整可
能に取付けられる連結片部を有する下部ブラケット体
と、この下部ブラケット体と共働して横桟の貫通孔を形
成する上部ブラケット体と、これらブラケット体を固定
する固定ボルト及びナットとを具備し、取付部材を、嵌
合用平行突条片に嵌合する略矩形状頭部を有する取付ボ
ルトと、この取付ボルトにねじ結合するナットとで構成
し、取付孔を、取付ボルトの頭部よりやや大きい略矩形
状孔にて形成することにより、支柱体の外側から取付け
ボルトを嵌合溝に取付けた後、継手ブラケットを角度調
整可能に取付けることができ、柵体の組立を容易にする
と共に、強固な柵体とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】◎第一実施形態 図1はこの発明の支柱体を用いた柵体の一例を示す側面
図、図2はその要部の分解斜視図、図3は支柱体、継手
ブラケット及び横桟の取付状態を示す横断面図である。
【0015】上記柵体は、適宜間隔をおいて立設される
支柱体1に取付部材40をもって取付けられる継手ブラ
ケット2を介して垂直方向に複数(図面では3本の場合
を示す)の横桟3を架設してなり、支柱体1の1つに例
えば交通標識板5を支持する中空状ポール4が立設固定
されている。
【0016】この場合、上記取付部材40は、長手方向
両端側が円弧状となる略矩形状の頭部41aを有するT
形の取付ボルト41と、この取付ボルト41にねじ結合
するナット42とで構成されている。
【0017】上記支柱体1は、円筒状の支柱本体10の
一側に、長手方向に沿って外方に開口する継手ブラケッ
ト取付用の狭隘開口状の嵌合溝11が設けられ、柱内側
において嵌合溝11と対向する部位に断面円弧状の一対
のポール受片12が突設されている。また、嵌合溝11
の底部11aには、取付ボルト41の矩形状頭部41a
よりやや大きい矩形状の取付孔16が穿設されており、
支柱本体10の嵌合溝11の内側には、取付ボルト41
の頭部41aを嵌合する嵌合用平行突条片17が突設さ
れている。このように、取付孔16と嵌合用平行突条片
17を設けることにより、外部から取付ボルト41の頭
部41aを取付孔16内を貫通して支柱本体10内に突
入させた後、取付ボルト41を90°回転させて外側に
移動させて嵌合用平行突条片17に嵌合させることがで
き、取付ボルト41に継手ブラケット2を取付けること
ができる。なお、両ポール受片12の上端にはポール4
を貫通する標識位置決め用ピン4aと係合する受溝12
aが設けられている。
【0018】この場合、支柱体1はアルミニウム合金製
の押出形材にて形成されており、所望によって外面に飾
り用凹凸13が設けられている(図3参照)。このよう
に形成される支柱体1は、具体的には、長さが50〜5
00cmで、外周径が100〜200mmφのA606
1,A6063等のアルミニウム合金が使用されてい
る。
【0019】上記ポール4は、支柱体1に設けられたポ
ール受片12に沿って支柱体1内に挿入されると共に、
ポール4を貫通する標識位置決め用ピン4aがポール受
片12の受溝12aに係合され、そして外部から支柱本
体10の下端部側に設けられた取付孔14を貫通してポ
ール4にねじ結合する取付ねじ15にて立設固定される
ようになっている。なお、下方側の取付孔14の下端部
には水抜き用溝14aが設けられて、支柱体1内に侵入
した雨水等を外部へ排出し得るように構成されている。
【0020】なお、支柱体1とポール4との隙間はポー
ル4を貫挿する穴付きキャップ51にて塞がれており、
また、ポール4を立設しない支柱体1の頂部はキャップ
52にて閉塞されている(図2参照)。これらキャップ
51,52は、継手ブラケット2と同様に、アルミニウ
ム合金製鋳物の表面に例えばポリウレタン樹脂製焼付塗
装が施されて耐食性の維持が図られている。なおこの場
合、これらキャップ51,52の対向する辺の2箇所に
はねじ孔53を有する取付脚54が垂下されており、こ
の取付脚54を支柱体1の支柱本体10内に挿入し、外
部から支柱本体10を貫通する固定ねじ55にて固定さ
れる(図6(a),(b)参照)。なお、ポール4の頂
部へのキャップもキャップ52と同様なものとされる。
また、キャップ52自体は適宜の造形体例えば球状体や
鳥形などの彫刻状体とすることもできる。
【0021】上記継手ブラケット2は、図2ないし図5
に示すように、上記嵌合溝11内に嵌合される取付孔2
3を有する連結片部20を有する断面略U字状の下部ブ
ラケット体21と、この下部ブラケット体21の上端部
に被着されて下部ブラケット体21と共働して横桟3の
貫通孔2aを形成する断面略逆U字状の上部ブラケット
体22と、上部ブラケット体22と下部ブラケット体2
1を固定する固定ボルト23及びナット24とで構成さ
れており、下部ブラケット体21の連結片部20には取
付ボルト41を貫通する取付孔25が穿設されている。
なお、両ブラケット体21,22は、アルミニウム合金
製鋳物の表面に例えばポリウレタン樹脂製焼付塗装が施
されて耐食性の維持が図られている。
【0022】この場合、上記連結片部20は嵌合溝11
の開口幅11aより小さい寸法の高さを有し、開口幅1
1aより大きい寸法の幅を有する略偏平楕円形状の連結
片20aと、この連結片20aと下部ブラケット体21
とを連結する首部20bとで構成されている。この連結
片部20を支柱体1に取付けるには、上述したように外
側から嵌合溝11の取付孔16に取付ボルト41を突出
した状態に取付けた後、連結片20aを横向きにした状
態で取付ボルト41に嵌挿すると共に嵌合溝11内に挿
入した後、垂直方向に適宜角度例えば90度回転して連
結片20aを嵌合溝11に係合させた後、取付ボルト4
1の突出部にナット42をねじ結合して取付ける。
【0023】また、上記下部ブラケット体21は連結片
部20を有する一側開口端部に対して他側開口端部を低
い位置に配置した傾斜状に形成されており、上部ブラケ
ット体22は下部ブラケット体21と対称的に傾斜状に
形成されている。このように下部ブラケット体21を傾
斜状に形成した理由は、連結片部20を貫通する取付ボ
ルト41へのナット42の取付を容易にするためであ
る。また、下部ブラケット体21と上部ブラケット体2
2の両側開口端は中央が外方に膨隆した円弧状に形成さ
れており、この開口端の当接面には互いに係合する段部
26が設けられて、両ブラケット体21,22の固定を
容易かつ確実に行えるようにしてある。更に、両ブラケ
ット体21,22の横桟取付側開口端部には、外方に向
って拡開するテーパ部27が形成されており、継手ブラ
ケット2に取付けられる横桟3を上下に45度左右に1
0度の範囲において傾斜できるような自由度が設けられ
ている。この場合、連結片部20の嵌合溝11への取付
に角度をもたせることにより、横桟3を更に傾斜させて
架設することができ、構成部材の設計変更を要すること
なく傾斜地での柵体の設置を可能にすることができる。
【0024】なお、横桟3は例えばアルミニウム合金製
のパイプ部材にて形成されており、その取付側端部には
固定ボルト25を遊嵌する長孔3aが穿設されている。
【0025】次に、上記のように構成されるこの発明の
柵体を組立てる手順について、図1、図7ないし図11
を参照して説明する。まず、柵体を配置する地面60の
適宜位置に基礎部61を設け、この基礎部61に支柱体
1を植設する。次に、図7に示すように、外部から取付
部材40の取付ボルト41の頭部41aを支柱体1の嵌
合溝11に設けられた取付孔16内を貫通させて90度
回転した後、手前に移動させて取付ボルト41の頭部4
1aを嵌合用平行突条片17に嵌合させる。次に、図8
に示すように、取付ボルト41に連結片部20を貫挿す
ると共に連結片20aを嵌合溝11内に挿入し、90度
回転して連結片20aを嵌合溝11に係合した後、取付
ボルト41の突出部にナット42をねじ結合して下部ブ
ラケット体21を取付ける。そして、図9に示すよう
に、下部ブラケット体21の両取付側開口端部に隣接す
る横桟3の端部を挿入すると共に、上部ブラケット体2
2を下部ブラケット体21の上部に載置して、上方から
固定ボルト23を貫通させ、下方の突出部に固定ナット
24をねじ結合して横桟3を架設固定する。このように
して、支柱体1の上、中及び下部の3箇所に横桟3を架
設する。この場合、柵体の設置面が傾斜しているとき
は、地面60の傾斜に合せて連結片部20の連結片20
aを嵌合溝11内で角度調整して取付け、また、水平面
上において各支柱体1が異なる線上に位置する場合は、
ブラケット体21,22に設けられたテーパ部27の拡
開角度範囲内で横方向に傾斜させて横桟3を架設するこ
とができる。
【0026】また、支柱体1に例えば交通標識板5等を
取付けるには、交通標識板5等を取付ける位置の支柱体
1のポール受片12に沿って、予め交通標識板5等を取
付けたポール4を挿入すると共に、ポール4を貫通する
標識位置決め用ピン4aをポール受片12に設けられた
受溝12aに係合させて位置決めした後、取付ねじ15
を支柱体1に貫通させてポール4に設けられたねじ孔4
bにねじ結合してポール4を立設固定する(図11参
照)。そして、図10に示すように、外部から支柱本体
10を貫通する固定ねじ55を取付脚54のねじ孔53
にねじ結合して穴付きキャップ51を支柱体1に固定し
て支柱体1とポール4との隙間を塞ぎ、その他の支柱体
1の頂部にキャップ52を固定して組立作業は完了す
る。
【0027】◎第二実施形態 図12はこの発明の支柱体の第二実施形態の概略側面図
である。上記実施形態では、この発明の支柱体が柵体の
構成部材である場合について説明したが、支柱体は必ず
しも柵体用に使用されるものに限定されるものではな
く、例えば交通標識板5あるいは案内板6等の取付用と
して使用される単独のポール支持体としても使用するこ
とができる。案内板6をポール4の側面に取付けるに
は、例えば図13に示すような略半円弧状の一対の係止
金具7と固定ボルト8a及びナット8bを用いてポール
4に案内板6を取付けることができる。この場合、案内
板6の背面側に固着された断面ハット状の取付金具6a
に適宜間隔をおいて係止孔6bを穿設する。一方、係止
金具7は、半円弧状基部7aの一端に係止孔6bに係合
する鉤状の係止爪7bを形成してなり、他端部に透孔7
dを有するフランジ部7cを形成して、両係止金具7の
係止爪7bを取付金具6aの係止孔6bに係止させると
共に、両係止金具7,7間にポール6を挾持し、そし
て、フランジ部7cの透孔7dを貫通する固定ボルト8
aとナット8bを締結して、案内板6をポール4の側面
に固定する。
【0028】上記のように構成される支柱体1は、上記
第一実施形態と同様に地面60に植設してもよく、ある
いは図12に示すように支柱体1の下端部に立設部材例
えばベースプレート9を固着して地面60上に移動可能
に設置するようにしてもよい。
【0029】なお、第二実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0030】◎その他の実施形態 上記実施形態ではこの発明の支柱体1を柵体あるいは交
通標識板5,案内板6等のポール支持体として使用する
場合について説明したが、図14(a)に示すように、
上記交通標識板5や案内板6に代えてポール4に照明灯
70や道路用ミラー71等任意のものを取付けてもよ
い。また、図14(b)に示すように、隣接する支柱体
1に立設固定されるポール4間に例えば地図や案内板等
の掲示板72を取付けることも可能である。
【0031】
【発明の効果】
1)請求項1記載の支柱体によれば、支柱本体の柱内側
に突設されたポール受片に沿わせてポールを立設固定す
るので、支柱体とポールとを集合化することができ、構
成部材の削減及び美観の向上を図ることができる。
【0032】2)請求項2記載の支柱体によれば、支柱
体に設けられた嵌合溝に角度調整可能に取付けられる継
手ブラケットを介して支柱体間に横桟を架設するので、
上記1)に加えて柵体を容易にかつ傾斜地に対応させて
傾斜状に設置することができる。また、必要に応じて柵
体と交通標識,案内板あるいは照明具等とを集合させて
配置することができるので、構成部材の削減及び省スペ
ース化が図れ、かつ重複工事の改善、街路の景観の向上
を図ることができる。
【0033】3)請求項3記載の柵体によれば、支柱体
の外側から取付けボルトを嵌合溝に取付けた後、継手ブ
ラケットを角度調整可能に取付けることができるので、
上記2)に加えて柵体の組立を更に容易にすると共に、
強固な柵体とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の支柱体を用いた柵体の一例を示す側
面図である。
【図2】柵体の要部の分解斜視図である。
【図3】支柱体、ポール及び継手ブラケットの取付状態
及び一部を拡大して示す横断面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】支柱体の頂部に固定される別のキャップの取付
状態の断面図である。
【図7】支柱体に取付ボルトを取付ける状態を示す斜視
図である。
【図8】支柱体に下部ブラケット体を取付ける状態を示
す斜視図である。
【図9】支柱体に継手ブラケットを介して横桟を架設す
る状態を示す斜視図である。
【図10】ポールを立設した支柱体の頂部にキャップを
取付ける状態を示す斜視図である。
【図11】支柱体にポールを立設固定する状態を示す断
面斜視図である。
【図12】この発明の支柱体の第二実施形態の概略側面
図である。
【図13】第二実施形態の案内板をポールに取付ける係
止金具の分解斜視図である。
【図14】この発明の支柱体及び柵体の更に別の実施形
態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1,1A 支柱体 2 継手ブラケット 2 貫通孔 3 横桟 4 ポール 10 支柱本体 12,12A ポール受片 16 取付孔 17 嵌合用平行突条片 20 連結片部 21 下部ブラケット体 22 上部ブラケット体 23 固定ボルト 24 固定ナット 40 取付部材 41 取付ボルト 41a 頭部42 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 12/18 E04H 17/14 102C 12/22 F21S 1/10 K 12/34 E01F 9/01 17/14 102 15/00 101 F21S 1/10 (72)発明者 松田 義秋 東京都豊島区高田三丁目30番14号 株式会 社ジイケイテック内 (72)発明者 礒崎 康 東京都豊島区高田三丁目30番14号 株式会 社ジイケイテック内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の支柱本体と、この支柱本体内に
    挿入立設されかつ標識板,案内板あるいは照明具等を支
    持するポールとからなり、 上記支柱本体は、長手方向に沿って外部に開口する狭隘
    開口状の嵌合溝を具備すると共に、内側における嵌合溝
    と対向する部位にポール受片を突設し、 上記ポールを上記ポール受片に係合させて上記支柱本体
    に立設固定してなる、ことを特徴とする支柱体。
  2. 【請求項2】 適宜間隔をおいて立設される円筒状の支
    柱本体と、任意の支柱本体内に挿入立設されかつ標識
    板,案内板あるいは照明具等を支持するポールと、上記
    支柱本体の側面に取付けられる継手ブラケットを介して
    支柱本体間に架設される横桟とからなり、 上記支柱本体は、長手方向に沿って外部に開口する狭隘
    開口状の嵌合溝を具備すると共に、内側における嵌合溝
    と対向する部位にポール受片を突設し、 上記ポールを上記ポール受片に係合させて上記支柱本体
    に立設固定し、 上記継手ブラケットを上記嵌合溝内に角度調整可能に取
    付けると共に、この継手ブラケットを介して上記横桟を
    傾斜可能に架設してなる、ことを特徴とする柵体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の柵体において、 上記支柱体は、嵌合溝の底部に取付部材の取付孔を穿設
    すると共に、内側に取付部材の嵌合用平行突条片を突設
    し、 上記継手ブラケットは、上記支柱本体内から取付孔を貫
    通する上記取付部材を介して上記嵌合溝内に角度調整可
    能に取付けられる連結片部を有する下部ブラケット体
    と、この下部ブラケット体と共働して横桟の貫通孔を形
    成する上部ブラケット体と、これらブラケット体を固定
    する固定ボルト及びナットとを具備し、 上記取付部材を、上記嵌合用平行突条片に嵌合する略矩
    形状頭部を有する取付ボルトと、この取付ボルトにねじ
    結合するナットとで構成し、 上記取付孔を、上記取付ボルトの頭部よりやや大きい略
    矩形状孔にて形成してなる、ことを特徴とする柵体。
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