JPH09111721A - 橋脚の施工方法及び、橋脚の構造 - Google Patents

橋脚の施工方法及び、橋脚の構造

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JPH09111721A
JPH09111721A JP29191395A JP29191395A JPH09111721A JP H09111721 A JPH09111721 A JP H09111721A JP 29191395 A JP29191395 A JP 29191395A JP 29191395 A JP29191395 A JP 29191395A JP H09111721 A JPH09111721 A JP H09111721A
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JP
Japan
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pier
steel pipe
foundation
concrete
joint portion
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Application number
JP29191395A
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English (en)
Inventor
Ei Yoshida
映 吉田
Yasuhiro Komada
康廣 駒田
Seiichiro Kashima
清一郎 加島
Toshiro Atobe
俊郎 跡部
Takashi Tamura
多佳志 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手間をかけずに橋脚を施工構築する。 【構成】地盤に基礎を構築すると共に、該基礎に鋼管ユ
ニット3を立設し、この立設と共に、複数の配力筋6a
を接続用鉄筋6bを介して、これら配力筋6aが上下方
向に間隔L1で配置されるように互いに接続して配力筋
ユニット6を地上で組立て、組立てた配力筋ユニット6
を鋼管ユニット3に対して設置し、型枠16を、該型枠
16により配力筋ユニット6及び鋼管ユニット3を包囲
する形で設置し、型枠16により包囲されたコンクリー
ト打設空間17に、配力筋ユニット6及び鋼管ユニット
3を埋没させる形でコンクリート61を打設するように
して橋脚柱部1aを基礎上に構築し、橋脚柱部1aに、
橋脚桁部材7を接合して橋脚1を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋脚を施工構築するの
に好適な橋脚の施工方法及び、橋脚の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎及び該基礎の上に立設された
橋脚柱部及び該橋脚柱部の上に設けられた橋脚桁部材か
らなる橋脚を施工する際、基礎を構築した後の橋脚柱部
の構築は、まず上下方向の複数の主筋を建込み、これら
主筋に対して水平方向の配力筋を1本づつ設置し、次い
で、これら主筋及び配力筋を埋没させる形でコンクリー
トを打設する形で行われていた。しかしこの方法では、
上下方向の多数の主筋を設置し、また多数の配力筋を1
本づつ設置するため作業に多くの手間がかかっていた。
そこで最近では、主筋の代わりにリブ付き鋼管等の上下
方向の鋼管部材を建込み、該鋼管部材に対してプレキャ
ストコンクリートによる部材(例えば中央に前記鋼管部
材が挿嵌される孔を有する部材)を1つづつ下方から上
方に向けて順次積み重ねるように設置して橋脚柱部を構
築する方法が提案され実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記最近提案
され実施されている方法では、プレキャストコンクリー
トによる部材を橋脚の施工現場まで運搬しなければなら
ない。ところが橋脚の施工現場は、山岳地などのように
交通の不便な場所にある場合も多く、従ってこのような
橋脚の施工現場に、プレキャストコンクリートによる部
材のようなかさばるものを運搬するには多くの手間がか
かる。また、前記最近提案され実施されている方法で構
築される橋脚においては、地震などによる外力に対し極
力耐え得るようにするため、前記鋼管部材内にコンクリ
ートを充填して補強する手法がとられているが、充填す
るコンクリートのため橋脚柱部の重量が大きくなり、そ
の分基礎が大型化し、従って大型化する分基礎の構築に
手間がかかっていた。そこで本発明は上記事情に鑑み、
手間をかけずに橋脚を施工構築し得る橋脚の施工方法及
び、施工構築に手間のかからない橋脚の構造を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、地盤(51)に基礎(2)を構築すると共に、
該基礎(2)に鋼管部材(3)を立設し、前記鋼管部材
(3)の立設と共に、複数の水平配力筋(6a)を配力
筋接続手段(6b)を介して、これら水平配力筋(6
a)が上下方向に所定の間隔(L1)で配置されるよう
に互いに接続して配力筋ユニット(6)を地上で組立
て、前記組立てた配力筋ユニット(6)を前記鋼管部材
(3)に対して設置し、型枠(16)を、該型枠(1
6)により前記配力筋ユニット(6)及び前記鋼管部材
(3)を包囲する形で設置し、前記型枠(16)により
包囲された空間(17)に、前記配力筋ユニット(6)
及び鋼管部材(3)を埋没させる形でコンクリート(6
1)を打設するようにして橋脚柱部(1a)を前記基礎
(2)上に構築し、前記橋脚柱部(1a)に、橋脚桁部
材(7)を接合して橋脚(1)を構築するようにして構
成される。
【0005】また本発明のうち第二の発明は、地盤(5
1)に構築された基礎(2)を有し、前記基礎(2)上
に橋脚柱部(1a)を、第一の接合部(20)を介して
立設接合し、前記橋脚柱部(1a)上に橋脚桁部材
(7)を、第二の接合部(21)を介して接合して設
け、前記基礎(2)及び橋脚柱部(1a)及び橋脚桁部
材(7)の各内部に亙って、上下に伸延した鋼管部材
(3)を設置して構成した橋脚(1)において、前記鋼
管部材(3)の内部のうち、前記第一の接合部(20)
に対応した第一補強部位(22)にコンクリート(6
0)を、該第一の接合部(20)を横断して前記基礎
(2)側から前記橋脚柱部(1a)側に亙って充填し、
前記鋼管部材(3)の内部のうち、前記第一の接合部
(20)と前記第二の接合部(21)間に対応した中間
部位(25)を中空にして構成される。
【0006】また本発明のうち第三の発明は、地盤(5
1)に構築された基礎(2)を有し、前記基礎(2)上
に橋脚柱部(1a)を、第一の接合部(20)を介して
立設接合し、前記橋脚柱部(1a)上に橋脚桁部材
(7)を、第二の接合部(21)を介して接合して設
け、前記基礎(2)及び橋脚柱部(1a)及び橋脚桁部
材(7)の各内部に亙って、上下に伸延した鋼管部材
(3)を設置して構成した橋脚(1)において、前記鋼
管部材(3)の内部のうち、前記第二の接合部(21)
に対応した第二補強部位(23)にコンクリート(6
2)を、該第二の接合部(21)を横断して前記橋脚柱
部(1a)側から前記橋脚桁部材(7)側に亙って充填
し、前記鋼管部材(3)の内部のうち、前記第一の接合
部(20)と前記第二の接合部(21)間に対応した中
間部位(25)を中空にして構成される。
【0007】また本発明のうち第四の発明は、地盤(5
1)に構築された基礎(2)を有し、前記基礎(2)上
に橋脚柱部(1a)を、第一の接合部(20)を介して
立設接合し、前記橋脚柱部(1a)上に橋脚桁部材
(7)を、第二の接合部(21)を介して接合して設
け、前記基礎(2)及び橋脚柱部(1a)及び橋脚桁部
材(7)の各内部に亙って、上下に伸延した鋼管部材
(3)を設置して構成した橋脚(1)において、前記鋼
管部材(3)の内部のうち、前記第一の接合部(20)
に対応した第一補強部位(22)にコンクリート(6
0)を、該第一の接合部(20)を横断して前記基礎
(2)側から前記橋脚柱部(1a)側に亙って充填し、
前記鋼管部材(3)の内部のうち、前記第二の接合部
(21)に対応した第二補強部位(23)にコンクリー
ト(62)を、該第二の接合部(21)を横断して前記
橋脚柱部(1a)側から前記橋脚桁部材(7)側に亙っ
て充填し、前記鋼管部材(3)の内部のうち、前記第一
補強部位(22)と前記第二補強部位(23)間を中空
にして構成される。
【0008】なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の「作用」の欄についても同様である。
【0009】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、橋脚柱部(1a)を構築する際には鋼管部材(3)
を立設し、水平配力筋(6a)は、地上で予め配力筋ユ
ニット(6)として組立てた後に、該配力筋ユニット
(6)を、従って複数の水平配力筋(6a)を同時に鋼
管部材(3)に設置する。
【0010】また本発明のうち第二の発明では、第一の
接合部(20)に対応した第一補強部位(22)では、
鋼管部材(3)内にコンクリート(60)を充填するこ
とにより補強され、中間部位(25)では中空にするこ
とにより軽量化されている。
【0011】また本発明のうち第三の発明では、第二の
接合部(21)に対応した第二補強部位(23)では、
鋼管部材(3)内にコンクリート(62)を充填するこ
とにより補強され、中間部位(25)では中空にするこ
とにより軽量化されている。
【0012】また本発明のうち第四の発明では、第一、
第二の接合部(20、21)に対応した第一、第二補強
部位(22、23)では、鋼管部材(3)内にコンクリ
ート(60、62)を充填することによりそれぞれ補強
され、第一補強部位(22)と第二補強部位(23)の
間では中空にすることにより軽量化されている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、橋脚の施工現場全体を示した斜視図、図2
は、図1に示す施工途中の橋脚が完成した状態を示す破
断側面図、図3は、図1に示す施工途中の橋脚の鉛直断
面図、図4は、図2のX1−Y1線断面図、図5は、図
3に示す配力筋ユニットの斜視図、図6は、図3に示す
橋脚に対する施工が進められた一状態を示した図、図7
は、図6に示す橋脚に対する施工が進められた一状態を
示した図である。
【0014】橋脚の施工現場50には、図2(なお図2
のうち図中のX2−Y2線より紙面右側は断面を示して
いる)に示すように橋脚1が構築されており、橋脚1
は、地盤51に構築された鉄筋コンクリートからなるフ
ーチング基礎である基礎2を有している。基礎2には、
図2及び図4に示すように、上下方向に伸延した複数の
鋼管ユニット3が、該鋼管ユニット3の下端側を前記基
礎2の上面側に埋没させた形で接合され立設されてお
り、各鋼管ユニット3は、複数の鋼管3aが上下方向に
継足し接続された形で構成されている。なお、これら鋼
管3aは、コンクリートとの付着が効果的になされ得る
所定のリブ付き鋼管(リブは図示せず)である。前記複
数の鋼管ユニット3には、図4或いは図3に示すよう
に、これら鋼管ユニット3の束を横外側から囲む形で上
下に伸延した筒状に形成された配力筋ユニット構成体5
(なお便宜上、図2には配力筋ユニット構成体5が省略
されている)が設置されており、配力筋ユニット構成体
5は、図5に示す配力筋ユニット6が上下方向に複数接
続された形で構成されている。また、各配力筋ユニット
6は、図5に示すように、水平な環状(図では長方形環
状)に形成された複数の配力筋6aと、上下方向に伸延
した複数の接続用鉄筋6bとで構成されている。即ち、
複数の配力筋6aは上下方向に所定の間隔L1をあけて
並べて配置されており、これら配力筋6aには、これら
配力筋6aどうしを接続する形で複数の接続用鉄筋6b
が接続されている。
【0015】これら配力筋ユニット構成体5及び複数の
鋼管ユニット3には、図2及び図4に示すように、これ
ら配力筋ユニット構成体5及び複数の鋼管ユニット3を
埋没させる形でコンクリート61が打設設置されてお
り、これら配力筋ユニット構成体5及びコンクリート6
1によって、上下に伸延した柱状の、コンクリート躯体
である橋脚柱部1aが構成されている。つまり、前記基
礎2の上に第一の接合部20を介して橋脚柱部1aが接
合立設されている。橋脚柱部1aの上端部には、図2に
示すように、将来構築されるべき橋桁の一部をなす橋脚
桁部材7が、第二の接合部21を介して接合設置されて
いる。なお、橋脚桁部材7のうち、橋脚柱部1aの上端
部に対応した部位は現場打ちのコンクリート62によっ
て形成された接合部7aとなっており(橋脚桁部材7の
うち接合部7a以外の部位は鋼製或いはプレキャストコ
ンクリート製等である)、従って接合部7aのコンクリ
ート62と橋脚柱部1aのコンクリート61が連続し
て、橋脚桁部材7と橋脚柱部1aが一体となっている。
また、橋脚柱部1aの上端部側では該橋脚柱部1aのコ
ンクリート60上端から複数の鋼管ユニット3の上端部
が上方に突出した形になっており、突出したこれら鋼管
ユニット3の上端部は接合部7aのコンクリート61中
に埋没されている。更に、複数の鋼管ユニット3の内部
は基本的に中空に形成されているが、各鋼管ユニット3
の内部のうち、前記第一の接合部20に対応した位置、
即ち各鋼管ユニット3の下端から図2に示す所定の高さ
範囲H1の位置は第一補強部位22となっており、該第
一補強部位22にはコンクリート60が、前記第一の接
合部20を横断して基礎2側から橋脚柱部1a側に亙っ
て充填固結されている。なお、第一補強部位22のコン
クリート60は、各鋼管ユニット3の下端開口部を介し
て基礎2のコンクリート60と連続した形で充填固結さ
れている。また、各鋼管ユニット3の内部のうち、前記
第二の接合部21に対応した位置、即ち各鋼管ユニット
3の上端から図2に示す所定の深さ範囲H2の位置は第
二補強部位23となっており、該第二補強部位23には
コンクリート62が、前記第二の接合部21を横断して
橋脚桁部材7側から橋脚柱部1a側に亙って充填固結さ
れている。なお、第二補強部位23のコンクリート62
は、各鋼管ユニット3の上端開口部を介して橋脚桁部材
7のコンクリート62と連続した形で充填固結されてい
る。なお、各鋼管ユニット3の内部には、前記接合部7
aから連続したコンクリート62を少なくとも固結まで
支持し得る水平な板状の支持部材3bが図2に示すよう
に設けられている。一方、各鋼管ユニット3の内部のう
ち、第一の接合部20と第二の接合部21間に対応した
部位、従って第一補強部位22と第二補強部位23間の
部位である中間部位25はコンクリート等が充填されず
中空になっている。
【0016】完成された状態の橋脚1は以上のように構
成されている。ところで、基礎2と橋脚柱部1aとの間
の第一の接合部20及び、橋脚柱部1aと橋脚桁部材7
との間の第二の接合部21は、橋脚1に地震などによる
外力が加わった際に、構造上、曲げや剪断の応力が集中
しやすい。しかし上述したように、この第一の接合部2
0に対応した第一補強部位22及び、第二の接合部21
に対応した第二補強部位23では、鋼管ユニット3内に
コンクリートを充填することによりそれぞれ補強されて
いるので、橋脚1は地震などの外力に極力耐え得るよう
になっている。また、鋼管ユニット3の内部のうち、中
間部位25を中空にしているため、コンクリート等の資
材を極力節約でき、中間部位25を中空にする分、橋脚
柱部1aを軽量化できる。よって、基礎2の小型化が実
現できるので、その分基礎2の構築に手間がかからな
い。
【0017】また、未完成の施工途中の橋脚1、即ち橋
脚柱部1aの構築が途中まで完成した橋脚1は、例えば
図3に示すように、鋼管ユニット3や配筋ユニット構成
体5が下側から途中まで構築され、これらが構築された
レベルまでコンクリート61が打設設置された状態にな
っている。また、施工途中の橋脚1に対しては、図1に
示すように、基礎2に4本の上下方向に伸延した昇降ポ
ール9が、橋脚柱部1aに沿って、しかも橋脚柱部1a
を取り囲む形で立設されており、各昇降ポール9は、接
続部材等により適宜橋脚柱部1aに接続されている。ま
た、4本のうち1本の昇降ポール9の上端部には、クレ
ーン30が設けられている。各昇降ポール9には、これ
ら昇降ポール9に沿って昇降し得る昇降装置10がそれ
ぞれ係合して設けられており、4個の昇降装置10の上
端には、図1及び図3に示すように、水平な板状のメイ
ンステージ11が、該メインステージ11の上面の位置
と構築途中の橋脚柱部1aのコンクリート61の上端面
の位置とが略同じ高さのレベルになる形で支持されて設
けられている。メインステージ11の中央には橋脚柱部
1aが挿入された長方形の孔11aが設けられており、
メインステージ11の下面側には、4個の作業足場12
が、橋脚柱部1aにおける4面の外周側面に各々、一つ
ずつ対向する形で即ち、橋脚柱部1aを取り囲む形で垂
設されており、メインステージ11の上面側には、筒状
に形成された包囲壁13が、その内部が上下方向に伸延
し、かつその内部の中央側にメインステージ11の孔1
1aを囲む形で立設されている。包囲壁13の上端に
は、包囲壁13の内部と外部とを上下方向において基本
的に閉鎖する形の、水平な板状の屋根15が設けられて
いる。そして、屋根15には、前記構築途中の橋脚柱部
1aの上方に対応した位置に上下に連通した作業孔15
aが設けられている。屋根15には、図3に示すよう
に、その下面側において4枚の鋼製の型枠16がワイヤ
を介して鉛直に釣支されており、各型枠16は、それぞ
れ橋脚柱部1aにおける4面の外周面を覆う形で釣支さ
れている。これら型枠16は釣支されていると共に、コ
ンクリート61が打設され固結して間もない橋脚柱部1
aの一部を包囲する形で、図示しないタイボルト等を介
して締結固定された形で設置されている。
【0018】橋脚の施工現場50及び、完成した橋脚1
或いは施工途中の橋脚1は以上のように構成されている
ので、橋脚1の施工構築は次のように行われる。まず、
地盤51に適宜な方法により、図1或いは図2に示すよ
うに、基礎2を構築する。なお基礎2の構築の際には、
複数の鋼管3aを、これら鋼管3aの下端部が基礎2の
コンクリート60の上面側に埋没される形で該基礎2に
立設しておく。また、これら鋼管3aの内部のうち、こ
れら鋼管3aの下端から所定の高さH1の範囲、即ち前
記第一補強部位22にも基礎2のコンクリート60に連
続する形でコンクリート60を打設充填する。なお、基
礎2の上面側のうち、構築されるべき橋脚柱部1aに対
応した部位には、該構築されるべき橋脚柱部1aの一部
分となるべき部分(即ち構築途中の橋脚柱部1aであ
る)を、図2の二点鎖線でその上端1bを示すように、
以降の作業の便宜上、上方に突出した形で前記基礎2の
構築と同時に構築しておく。上述した基礎2等の構築と
共に、図1に示すように、該基礎2に4本の昇降ポール
9を立設し、これら4本のうち1本の昇降ポール9の上
端部にクレーン30を設置する。また、各昇降ポール9
に、図3に示すように、昇降装置10をそれぞれ設け、
4個の昇降装置10に、包囲壁13及び屋根15が設け
られたメインステージ11を、該メインステージ11の
孔11aに前記複数の鋼管3aが貫通配置される形で設
ける。更に、メインステージ11に4個の作業足場12
を垂設し、屋根15から4枚の型枠16を釣支する。
【0019】次いで、基礎2上に設けられている構築途
中の橋脚柱部1aを上方に延長構築する。即ちまず、施
工現場50の地上において、複数の配力筋6a及び接続
用鉄筋6bにより配力筋ユニット6を組立てた後、該配
力筋ユニット6をクレーン30で揚重運搬して、図3に
示すように、構築途中の橋脚柱部1aの上端1bに載置
する形で、該上端1bから上方に突出している鋼管3a
に設置する(なお、基礎2の構築と同時に構築された橋
脚柱部1aの一部分に対して配力筋ユニット6の設置を
行う際には、構築途中の橋脚柱部1aの上端1bの位置
に対する基礎2の位置は図3の二点鎖線で示されるよう
になる。)。この配力筋ユニット6の設置は、前記構築
途中の橋脚柱部1a中の鉄筋(即ち、該構築途中の橋脚
柱部1a中の既設の配力筋ユニット6のうち最も上側に
設置されている配力筋ユニット6の接続用鉄筋6bな
ど、或いは、該構築途中の橋脚柱部1aのすぐ下の基礎
2中の図示しない鉄筋など)と該配力筋ユニット6が適
宜接続される形で行われる。
【0020】その後、前記4個の昇降装置10を駆動さ
せてメインステージ11を移動させ、図6に示すよう
に、屋根15から釣支された4枚の型枠16を前記設置
された配力筋ユニット6に対応して配置する(なお、基
礎2の構築と同時に構築された橋脚柱部1aのすぐ上の
配力筋ユニット6に対して型枠16を設置する際には、
構築途中の橋脚柱部1aの上端1bの位置に対する基礎
2の位置は図6の二点鎖線で示されるようになる。)。
配置の後、これら型枠16どうし、或いはこれら型枠1
6と配力筋ユニット6との間を固定して、該配力筋ユニ
ット6に対する型枠16の設置を完了させる。即ち、4
枚の型枠16により配力筋ユニット6及び鋼管3aが包
囲された。これら型枠16の設置完了の後、これら型枠
16で囲まれた空間であるコンクリート打設空間17に
コンクリート61を打設し、該コンクリート61によっ
て前記設置された配力筋ユニット6及び鋼管3aを埋没
させる。その後、コンクリート61の固結を待って、図
7に示すように、前記構築途中の橋脚柱部1aの上に型
枠16の高さに対応した1スパン分だけ橋脚柱部1aの
延長構築が完了する(なお、基礎2の構築と同時に構築
された橋脚柱部1aのすぐ上に1スパン分だけ橋脚柱部
1aの延長構築が完了した際には、基礎2の位置は図7
の二点鎖線で示されるようになる。)。
【0021】以降同様にして構築途中の橋脚柱部1aを
上方に延長構築する。即ち、地上で次の配力筋ユニット
6を組立て、構築途中の橋脚柱部1aの上端1bに該配
力筋ユニット6を載置設置し(従って、複数の配力筋ユ
ニット6からなる配力筋ユニット構成体5を上方に延長
構築し)、メインステージ11を移動させて4枚の型枠
16を前記設置された配力筋ユニット6に対応して配置
し、これら型枠16を前記配力筋ユニット6に対して設
置し、これら型枠16で囲まれたコンクリート打設空間
17にコンクリート61を打設し、コンクリート61の
固結を待って1スパン分だけ橋脚柱部1aを延長構築す
るという一連の作業を繰り返して橋脚柱部1aを続けて
上方に延長構築し、該橋脚柱部1aの構築を完成させ
る。なお、橋脚柱部1aの延長構築は、構築途中の橋脚
柱部1aの上端1bの上昇移動に伴って、各鋼管ユニッ
ト3を上方に適宜延長構築しながら行う。即ち、各鋼管
ユニット3の適宜延長構築は、クレーン30等で鋼管3
aを揚重し、既設の鋼管3aのうち最も上側の鋼管3a
の上端部(即ち、構築途中の鋼管ユニット3の上端部)
に次の鋼管3aを接続するようにして行う。また、鋼管
ユニット3の延長構築と、地上における配力筋ユニット
6の組立て作業との間の時間的前後関係は任意であり、
どちらを先に行ってもよく、2つの作業を並行して行っ
てもよい。
【0022】橋脚柱部1aの構築完了の後、クレーン3
0等で橋脚桁部材7を揚重運搬して、完成された橋脚柱
部1aの上端に設置し、該橋脚桁部材7の接合部7aに
コンクリート62を打設する。なお、このコンクリート
62は接合部7aに位置する各鋼管ユニット3の上端部
を埋没させると共に、これら鋼管ユニット3の上端開口
部を介してこれら鋼管ユニット3の内部(即ち、最も上
側の鋼管3aの内部)のうち前記第二補強部位23、即
ち前記各支持部材3bから上の部位を充填する形で打設
される。また、第二補強部位23のコンクリート62は
支持部材3bによって支持されるため該第二補強部位2
3の下方、即ち中間部位25には進入しない。その後、
打設されたコンクリート62の固結により、図2に示す
ように、橋脚柱部1aと橋脚桁部材7が固定接合され、
橋脚1が完成する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、地盤51等の地盤に基礎2等の基礎を構築する
と共に、該基礎に鋼管ユニット3等の鋼管部材を立設
し、前記鋼管部材の立設と共に、配力筋6a等の複数の
水平配力筋を接続用鉄筋6b等の配力筋接続手段を介し
て、これら水平配力筋が上下方向に間隔L1等の所定の
間隔で配置されるように互いに接続して配力筋ユニット
6等の配力筋ユニットを地上で組立て、前記組立てた配
力筋ユニットを前記鋼管部材に対して設置し、型枠16
等の型枠を、該型枠により前記配力筋ユニット及び前記
鋼管部材を包囲する形で設置し、前記型枠により包囲さ
れたコンクリート打設空間17等の空間に、前記配力筋
ユニット及び鋼管部材を埋没させる形でコンクリート6
1等のコンクリートを打設するようにして橋脚柱部1a
等の橋脚柱部を前記基礎上に構築し、前記橋脚柱部に、
橋脚桁部材7等の橋脚桁部材を接合して橋脚1等の橋脚
を構築するようにして構成される。即ち本発明では、橋
脚柱部を構築する際には、上下方向の多数の主筋を省略
し、その代わりにこれら主筋よりも少ない本数で済む鋼
管部材を設けるので手間がかからない。また水平方向の
配力筋は、従来のように1本づつ設置するのでなく、地
上で予め配力筋ユニットとして組立てた後、該配力筋ユ
ニットを、従って複数の配力筋を同時に鋼管部材に設置
するようにするので、1本づつ設置する従来の方法に比
べて手間がかからない。更に本発明では、橋脚柱部を構
築する際には、最近提案され実施されているプレキャス
トコンクリートの部材と鋼管部材を用いる方法とは違
い、プレキャストコンクリートの部材を用いず、その代
わりに現場打ちコンクリートと配力筋ユニットを用い
る。配力筋ユニットを橋脚の施工現場まで運搬する際に
は、組立てる前の状態、即ちバラバラの配力筋の状態で
かさばらず容易に運搬できるので、橋脚の施工現場が山
岳地などのように交通の不便な場所にある場合でも、資
材の運搬に手間がかからない。
【0024】また本発明のうち第二の発明は、地盤51
等の地盤に構築された基礎2等の基礎を有し、前記基礎
上に橋脚柱部1a等の橋脚柱部を、第一の接合部20等
の第一の接合部を介して立設接合し、前記橋脚柱部上に
橋脚桁部材7等の橋脚桁部材を、第二の接合部21等の
第二の接合部を介して接合して設け、前記基礎及び橋脚
柱部及び橋脚桁部材の各内部に亙って、上下に伸延した
鋼管ユニット3等の鋼管部材を設置して構成した橋脚1
等の橋脚において、前記鋼管部材の内部のうち、前記第
一の接合部に対応した第一補強部位22等の第一補強部
位にコンクリート60等のコンクリートを、該第一の接
合部を横断して前記基礎側から前記橋脚柱部側に亙って
充填し、前記鋼管部材の内部のうち、前記第一の接合部
と前記第二の接合部間に対応した中間部位25等の中間
部位を中空にして構成される。ところで、基礎と橋脚柱
部との間の第一の接合部は、橋脚に地震などによる外力
が加わった際に、構造上、曲げや剪断の応力が集中しや
すい。しかし、この第一の接合部に対応した第一補強部
位では、鋼管部材内にコンクリートを充填することによ
り補強されているので、本発明により、地震などの外力
に極力耐え得る強固な橋脚が提供される。また、鋼管部
材の内部のうち、中間部位にはコンクリート等を充填せ
ず中空にしているため、コンクリート等の資材を極力節
約でき、中間部位を中空にする分、橋脚柱部を極力軽量
化できる。よって、上述した効果に加えて、基礎の小型
化が実現できるので、その分基礎の構築に手間がかから
ない。
【0025】また本発明のうち第三の発明は、地盤51
等の地盤に構築された基礎2等の基礎を有し、前記基礎
上に橋脚柱部1a等の橋脚柱部を、第一の接合部20等
の第一の接合部を介して立設接合し、前記橋脚柱部上に
橋脚桁部材7等の橋脚桁部材を、第二の接合部21等の
第二の接合部を介して接合して設け、前記基礎及び橋脚
柱部及び橋脚桁部材の各内部に亙って、上下に伸延した
鋼管ユニット3等の鋼管部材を設置して構成した橋脚1
等の橋脚において、前記鋼管部材の内部のうち、前記第
二の接合部に対応した第二補強部位23等の第二補強部
位にコンクリート62等のコンクリートを、該第二の接
合部を横断して前記橋脚柱部側から前記橋脚桁部材側に
亙って充填し、前記鋼管部材の内部のうち、前記第一の
接合部と前記第二の接合部間に対応した中間部位25等
の中間部位を中空にして構成される。ところで、橋脚柱
部と橋脚桁部材との間の第二の接合部は、橋脚に地震な
どによる外力が加わった際に、構造上、曲げや剪断の応
力が集中しやすい。しかし、この第二の接合部に対応し
た第二補強部位では、鋼管部材内にコンクリートを充填
することにより補強されているので、本発明により、地
震などの外力に極力耐え得る強固な橋脚が提供される。
また、鋼管部材の内部のうち、中間部位にはコンクリー
ト等を充填せず中空にしているため、コンクリート等の
資材を極力節約でき、中間部位を中空にする分、橋脚柱
部を軽量化できる。よって、上述した効果に加えて、基
礎の小型化が実現できるので、その分基礎の構築に手間
がかからない。
【0026】また本発明のうち第四の発明は、地盤51
等の地盤に構築された基礎2等の基礎を有し、前記基礎
上に橋脚柱部1a等の橋脚柱部を、第一の接合部20等
の第一の接合部を介して立設接合し、前記橋脚柱部上に
橋脚桁部材7等の橋脚桁部材を、第二の接合部21等の
第二の接合部を介して接合して設け、前記基礎及び橋脚
柱部及び橋脚桁部材の各内部に亙って、上下に伸延した
鋼管ユニット3等の鋼管部材を設置して構成した橋脚1
等の橋脚において、前記鋼管部材の内部のうち、前記第
一の接合部に対応した第一補強部位22等の第一補強部
位にコンクリート60等のコンクリートを、該第一の接
合部を横断して前記基礎側から前記橋脚柱部側に亙って
充填し、前記鋼管部材の内部のうち、前記第二の接合部
に対応した第二補強部位にコンクリート62等のコンク
リートを、該第二の接合部を横断して前記橋脚柱部側か
ら前記橋脚桁部材側に亙って充填し、前記鋼管部材の内
部のうち、前記第一補強部位と前記第二補強部位間を中
空にして構成される。ところで、基礎と橋脚柱部との間
の第一の接合部及び、橋脚柱部と橋脚桁部材との間の第
二の接合部は、橋脚に地震などによる外力が加わった際
に、構造上、曲げや剪断の応力が集中しやすい。しか
し、この第一の接合部に対応した第一補強部位及び、第
二の接合部に対応した第二補強部位では、鋼管部材内に
コンクリートを充填することによりそれぞれ補強されて
いるので、本発明により、地震などの外力に極力耐え得
る強固な橋脚が提供される。また、鋼管部材の内部のう
ち、第一補強部位と第二補強部位の間にはコンクリート
等を充填せず中空にしているため、コンクリート等の資
材を極力節約でき、第一補強部位と第二補強部位の間を
中空にする分、橋脚柱部を軽量化できる。よって、上述
した効果に加えて、基礎の小型化が実現できるので、そ
の分基礎の構築に手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、橋脚の施工現場全体を示した斜視図で
ある。
【図2】図2は、図1に示す施工途中の橋脚が完成した
状態を示す破断側面図である。
【図3】図3は、図1に示す施工途中の橋脚の鉛直断面
図である。
【図4】図4は、図2のX1−Y1線断面図である。
【図5】図5は、図3に示す配力筋ユニットの斜視図で
ある。
【図6】図6は、図3に示す橋脚に対する施工が進めら
れた一状態を示した図である。
【図7】図7は、図6に示す橋脚に対する施工が進めら
れた一状態を示した図である。
【符号の説明】
1……橋脚 1a……橋脚柱部 2……基礎 3……鋼管部材(鋼管ユニット) 6……配力筋ユニット 6a……水平配力筋(配力筋) 6b……配力筋接続手段(接続用鉄筋) 7……橋脚桁部材 16……型枠 17……空間(コンクリート打設空間) 20……第一の接合部 21……第二の接合部 22……第一補強部位 23……第二補強部位 25……中間部位 51……地盤 60……コンクリート 61……コンクリート 62……コンクリート L1……間隔
フロントページの続き (72)発明者 駒田 康廣 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目27番23号 名古屋三井ビル東館3階 三井建設株式会 社名古屋支店内 (72)発明者 加島 清一郎 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内 (72)発明者 跡部 俊郎 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内 (72)発明者 田村 多佳志 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤に基礎を構築すると共に、該基礎に鋼
    管部材を立設し、 前記鋼管部材の立設と共に、複数の水平配力筋を配力筋
    接続手段を介して、これら水平配力筋が上下方向に所定
    の間隔で配置されるように互いに接続して配力筋ユニッ
    トを地上で組立て、 前記組立てた配力筋ユニットを前記鋼管部材に対して設
    置し、 型枠を、該型枠により前記配力筋ユニット及び前記鋼管
    部材を包囲する形で設置し、 前記型枠により包囲された空間に、前記配力筋ユニット
    及び鋼管部材を埋没させる形でコンクリートを打設する
    ようにして橋脚柱部を前記基礎上に構築し、 前記橋脚柱部に、橋脚桁部材を接合して橋脚を構築する
    ようにして構成した橋脚の施工方法。
  2. 【請求項2】地盤に構築された基礎を有し、 前記基礎上に橋脚柱部を、第一の接合部を介して立設接
    合し、 前記橋脚柱部上に橋脚桁部材を、第二の接合部を介して
    接合して設け、 前記基礎及び橋脚柱部及び橋脚桁部材の各内部に亙っ
    て、上下に伸延した鋼管部材を設置して構成した橋脚に
    おいて、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第一の接合部に対応し
    た第一補強部位にコンクリートを、該第一の接合部を横
    断して前記基礎側から前記橋脚柱部側に亙って充填し、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第一の接合部と前記第
    二の接合部間に対応した中間部位を中空にして構成した
    橋脚の構造。
  3. 【請求項3】地盤に構築された基礎を有し、 前記基礎上に橋脚柱部を、第一の接合部を介して立設接
    合し、 前記橋脚柱部上に橋脚桁部材を、第二の接合部を介して
    接合して設け、 前記基礎及び橋脚柱部及び橋脚桁部材の各内部に亙っ
    て、上下に伸延した鋼管部材を設置して構成した橋脚に
    おいて、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第二の接合部に対応し
    た第二補強部位にコンクリートを、該第二の接合部を横
    断して前記橋脚柱部側から前記橋脚桁部材側に亙って充
    填し、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第一の接合部と前記第
    二の接合部間に対応した中間部位を中空にして構成した
    橋脚の構造。
  4. 【請求項4】地盤に構築された基礎を有し、 前記基礎上に橋脚柱部を、第一の接合部を介して立設接
    合し、 前記橋脚柱部上に橋脚桁部材を、第二の接合部を介して
    接合して設け、 前記基礎及び橋脚柱部及び橋脚桁部材の各内部に亙っ
    て、上下に伸延した鋼管部材を設置して構成した橋脚に
    おいて、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第一の接合部に対応し
    た第一補強部位にコンクリートを、該第一の接合部を横
    断して前記基礎側から前記橋脚柱部側に亙って充填し、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第二の接合部に対応し
    た第二補強部位にコンクリートを、該第二の接合部を横
    断して前記橋脚柱部側から前記橋脚桁部材側に亙って充
    填し、 前記鋼管部材の内部のうち、前記第一補強部位と前記第
    二補強部位間を中空にして構成した橋脚の構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146636A (ja) * 2006-10-31 2007-06-14 Toyo Constr Co Ltd コンクリート構造物の構築工法
CN102852076A (zh) * 2012-09-25 2013-01-02 刘东升 气动凿毛机
CN104532740A (zh) * 2015-01-21 2015-04-22 宁波大学 一种附加耗能钢筋的无粘结后张预应力混凝土填充双壁钢管预制拼装桥墩
CN109208485A (zh) * 2018-10-17 2019-01-15 中铁大桥局集团有限公司 定位装置及装配式桥梁预制墩柱的快速定位方法
CN115198968A (zh) * 2022-07-15 2022-10-18 西安建筑科技大学 一种钢管内约束的钢筋混凝土组合柱及施工方法

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