JPH0911166A - マニピュレータ装置 - Google Patents

マニピュレータ装置

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JPH0911166A
JPH0911166A JP16240895A JP16240895A JPH0911166A JP H0911166 A JPH0911166 A JP H0911166A JP 16240895 A JP16240895 A JP 16240895A JP 16240895 A JP16240895 A JP 16240895A JP H0911166 A JPH0911166 A JP H0911166A
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JP
Japan
Prior art keywords
members
pantograph mechanism
driven
fixed plate
manipulator device
Prior art date
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Pending
Application number
JP16240895A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Kiku
信 隆 菊
Katsuya Inuzuka
塚 克 也 犬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動範囲が大きく且つ低コストなマニピュレ
ータ装置の提供を目的とする。 【構成】 固定板10と、第1から第4のメンバー21
〜24を互いに回動可能に結合したパンタグラフ機構2
0と、固定板または固定板に回動自在に取り付けられた
回動板11、12、13に固定され、メンバーの隣合う
第1及び第2メンバー21、22間の角度を変化させる
駆動手段15とパンタグラフ機構の駆動手段にて駆動さ
れない第3及び第4メンバー23、24の結合部に一体
的に取り付けられた被駆動部材19とを備えたことを特
徴とするマニピュレータ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動部の絶対位置、姿
勢を制御することを可能なマニピュレータ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば特開
平6−262554号公報に開示される技術が知られて
いる。これは、複数のパンタグラフ機構を互いに平行に
配設された構造のものである。そして、可動部をX軸及
びY軸方向へ移動させるためのアクチュエータが床面に
固定され、更にそれらの上部に可動部を回転させるため
のアクチュエータや高さを変化させるためのアクチュエ
ータが配設されていて、これらアクチュエータの動作を
制御することにより、可動部を任意の位置及び姿勢に制
御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、例えば可動部を回転させたりXY軸移動させた
りするとき、パンタグラフ機構が互いに平行に配設され
ているため、パンタグラフ機構同志が干渉して可動部の
移動範囲が規制されてしまう問題がある。また、可動部
を精度よく移動させるために、可動部の回転及び高さ変
化を行うための軸を高精度に一致させたりしなければな
らなかったり、駆動部(アクチュエータや回転軸等)の
構造が複雑であったりと、コスト高の要因となってい
る。
【0004】本発明は、移動範囲が大きく且つ低コスト
なマニピュレータ装置の提供を技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため請求項1の発明において講じた技術的手段
は、固定板と、第1から第4のメンバーを互いに回動可
能に結合したパンタグラフ機構と、固定板または固定板
に回動自在に取り付けられた回動板に固定され、メンバ
ーの隣合う第1及び第2メンバー間の角度を変化させる
駆動手段とパンタグラフ機構の駆動手段にて駆動されな
い第3及び第4メンバーの結合部に一体的に取り付けら
れた被駆動部材とを備えたことである。
【0006】パンタグラフ機構の2本のメンバー間の角
度を簡素な構成で変化させるべく、請求項2の発明にお
いては、駆動手段が、回動板または回動板に互いに所定
の角度をもった状態で固定された2本のアクチュエータ
と、アクチュエータに沿って直線往復動可能で且つ第1
及び第2メンバーに取り付けられた可動部と、可動部を
往復動させる駆動部とを備えたことである。
【0007】
【作用】請求項1の発明においては、駆動手段にて第1
及び第2メンバー間の角度を広げる方向に2本のメンバ
ーを同時に駆動すれば、パンタグラフ機構は横方向に長
細い菱形形状を成し、第1及び第2メンバー間の角度を
狭める方向に2本のメンバーを同時に駆動すれば、パン
タグラフ機構は縦方向に長細い菱形形状を成す。
【0008】これによって、被駆動部材を上下に移動さ
せることができる。また、一方のメンバーのみを駆動す
れば、固定板を左右に回転運動させることができる。
【0009】請求項2の発明においては、駆動部にて可
動部をアクチュエータに沿って直線運動させることによ
り、その可動部に固定されたパンタグラフ機構のメンバ
ーが移動され、第1及び第2メンバー間の角度が変化さ
れる。
【0010】
【実施例】本発明に係る実施例を説明する。
【0011】図1は第1実施例のマニピュレータ装置の
外観斜視図である。同図において、固定板10には、3
枚の回動板11、12、13がピン14により回動自在
に取り付けられている。回動板11〜13には、それぞ
れ2本のアクチュエータ15が所定の角度をもって固定
されていて、このアクチュエータ15に沿って直線往復
動する可動部16に後述するパンタグラフ機構20の第
1及び第2メンバー21、22が取り付けられている。
【0012】パンタグラフ機構20は、図1及び図2か
ら分かるように、可動部16にピン17にて連結された
第1及び第2メンバー21、22と、可動部16に連結
されていない第3及び第4メンバー23、24とから構
成されている。これら第1〜第4メンバー21〜24
は、ピン18にて互いに回動自在にそれぞれ取り付けら
れている。第3メンバー23と第4メンバー24との結
合部には、ユニバーサルジョイント19aを介して被駆
動部材19が取り付けられている。この被駆動部材19
には、ロボットハンド等が取り付けられる。
【0013】アクチュエータ15は、モータ15aとこ
のモータ15aにて回動されるボールネジ15bとから
構成される駆動部を有していて、ボールネジ15bが回
転運動することによって可動部16をアクチュエータ1
5に沿って直線往復運動させる構成になっている。
【0014】上記構成の第1実施例においては、パンタ
グラフ機構20が3組設けられているために、被駆動部
材19に6軸の運動をさせることができる。6軸の運動
とは、横方向即ちX軸方向の直線運動と、縦方向即ちY
軸方向の直線運動と、高さ方向即ちZ軸の直線運動と、
X軸・Y軸・Z軸を中心とした回転運動である。
【0015】例えば、X軸方向(図1中横方向)の直線
運動もしくはY軸を中心とした回転運動を行わせるに
は、図1中手前側のパンタグラフ機構20の菱形形状を
反時計回りに回転させるようにモータ15aを回転駆動
させ、図1中左奥のパンタグラフ機構20aの菱形形状
が縦に細長くなるようにモータ15aを駆動させ、更に
図1中右奥のパンタグラフ機構20bの菱形形状が横に
細長くなるようにモータ15aを駆動させる。モータ1
5aの回動量を随時変化させることによって、被駆動部
材19を図1中右方向に移動させたり、Y軸を中心とし
て被駆動部材19を回転させたりすることができる。ま
た、左方向に移動もしくは回転させるには、モータ15
aに逆の作用を行わせればよい。
【0016】Y軸方向(図1中奥行き方向)の直線運動
もしくはX軸を中心とした回転運動を行わせるには、図
1中手前側のパンタグラフ機構20の菱形形状が縦に細
長くなるようにモータ15aを駆動させ、更に図1中奥
の両パンタグラフ機構20a、20bの菱形形状が横に
細長くなるようにモータ15aを駆動させる。モータ1
5aの回動量を随時変化させることによって、被駆動部
材19を図1中奥の方に移動させたり、X軸を中心とし
て被駆動部材19を回転させたりすることができる。ま
た、手前方向に移動もしくは回転させるには、モータ1
5aに逆の作用を居行わせればよい。
【0017】Z軸方向の直線運動を行わせるには、全て
のモータ15aを回転させて3組のパンタグラフ機構2
0の第1及び第2メンバー21、22間の角度を広げる
方向に同時に駆動する。これによって、パンタグラフ機
構20の菱形形状は、横に長細い菱形形状となり、被駆
動部材19を図1中上動させる。また、被駆動部材19
を図1中下動させるには、モータ15aに逆の作用を行
わせればよい。
【0018】Z軸を中心に回転運動を行わせるには、全
てのパンタグラフ機構20、20a、20bの菱形形状
を時計回りもしくは反時計回りに傾くようにモータ15
aを駆動させる。これによって、被駆動部材19に回転
運動を行わせることができる。
【0019】本実施例においては、パンタグラフ機構2
0の第1及び第2メンバー21、22間の角度をアクチ
ュエータ15にて変化させることによって、被駆動板1
0に上下左右の動きを与えることができる。このよう
に、パンタグラフ機構20一式で被駆動部材19に2軸
の運動を与えることができるため、多軸の運動を被駆動
部材19に与えたいときには、パンタグラフ機構20を
増やすことによって対応することができる。本実施例に
おいては、従来技術に見られるようなパンタグラフ機構
を平行に配設したものでないため、移動範囲の規制が少
なく、且つ簡素な構成である。
【0020】また、本実施例においては、モータ15a
にて、可動部16をアクチュエータ15に沿って線往復
動させることによって、第1及び第2メンバー21、2
2間の角度を容易に変化させることができ、更に、簡素
な構成である。
【0021】図3は、第2実施例のマニピュレータ装置
の外観斜視図である。同図において、第1実施例との相
違点についてのみ説明する。第2実施例のマニピュレー
タ装置では、固定板10の上面に6個のアクチュエータ
15が取り付けられていて、可動部16をアクチュエー
タ15に沿って往復移動させるようになっている。
【0022】この第2実施例においては、一対となって
いる可動部16間の距離を変化させることによって、第
1及び第2メンバー21、22間の角度を変化させるこ
とができるものである。この第2実施例においては、第
1実施例に見られる回動板11〜13を必要としないた
めに、コストダウン及び構成の簡素化を図ることができ
る。
【0023】図4は第3実施例のマニピュレータ装置の
外観斜視図、図5は第3実施例のパンタグラフ機構のみ
の外観斜視図である。この第3実施例では、マニピュレ
ータ20の4本のメンバー21〜24がそれぞれ弾性体
25によって接続されており、アクチュエータ15に取
り付けられている可動部16の突出量を変化させること
によって被駆動部材19が駆動される。
【0024】この第3実施例では、被駆動部材19の駆
動量を大きく変化させることが困難であるため、超小型
のロボットハンド等に利用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明においては、パンタグラ
フ機構の第1及び第2メンバー間の角度を駆動手段にて
変化させることによって、固定板に上下左右の動きを与
えることができる。このように、パンタグラフ機構一式
で被駆動部材に2軸の運動を与えることができるため、
多軸の運動を被駆動部材に与えたいときには、パンタグ
ラフ機構を増やすことによって対応することができる。
本発明においては、従来技術に見られるようなパンタグ
ラフ機構を平行に配設したものでないため、移動範囲の
規制が少なく、且つ簡素な構成である。
【0026】請求項2の発明においては、駆動部にて、
可動部をアクチュエータに沿って直線往復動させること
によって、第1及び第2アクチュエータ間の角度を容易
に変化させることができ、更に、簡素な構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のマニピュレータ装置
の外観斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のパンタグラフ機構の
外観斜視図である。
【図3】本発明に係る第2実施例のマニピュレータ装置
の外観斜視図である。
【図4】本発明に係る第3実施例のマニピュレータ装置
の外観斜視図である。
【図5】本発明に係る第3実施例のパンタグラフ装置の
外観斜視図である。
【符号の説明】
10・・・固定板 11、12、13・・・回動板 15・・・アクチュエータ(駆動手段) 15a・・・モータ(駆動部) 15b・・・ボールネジ(駆動部) 16・・・駆動部 19・・・被駆動部材 20、20a、20b・・・パンタグラフ機構 21・・・第1メンバー 22・・・第2メンバー 23・・・第3メンバー 24・・・第4メンバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定板と、第1から第4のメンバーを互
    いに回動可能に結合したパンタグラフ機構と、 前記固定板または前記固定板に回動自在に取り付けられ
    た回動板に固定され、前記メンバーの隣合う第1及び第
    2メンバー間の角度を変化させる駆動手段と前記パンタ
    グラフ機構の前記駆動手段にて駆動されない第3及び第
    4メンバーの結合部に一体的に取り付けられた被駆動部
    材とを備えたことを特徴とするマニピュレータ装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記回動板または前記
    回動板に互いに所定の角度をもった状態で固定された2
    本のアクチュエータと、該アクチュエータに沿って直線
    往復動可能で且つ前記第1及び第2メンバーに取り付け
    られた可動部と、該可動部を往復動させる駆動部とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のマニピュレータ装
    置。
JP16240895A 1995-06-28 1995-06-28 マニピュレータ装置 Pending JPH0911166A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2698114C2 (ru) * 2018-01-09 2019-08-22 Александр Андреевич Никитин Шпаговый манипулятор
CN111015636A (zh) * 2020-01-10 2020-04-17 福州大学 六自由度可展并联机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU2698114C2 (ru) * 2018-01-09 2019-08-22 Александр Андреевич Никитин Шпаговый манипулятор
CN111015636A (zh) * 2020-01-10 2020-04-17 福州大学 六自由度可展并联机构
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