JPH09110986A - オルガノポリシロキサンシート及びチューブポリマーの製造方法 - Google Patents
オルガノポリシロキサンシート及びチューブポリマーの製造方法Info
- Publication number
- JPH09110986A JPH09110986A JP8271135A JP27113596A JPH09110986A JP H09110986 A JPH09110986 A JP H09110986A JP 8271135 A JP8271135 A JP 8271135A JP 27113596 A JP27113596 A JP 27113596A JP H09110986 A JPH09110986 A JP H09110986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- polymer
- tube
- group
- sio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/48—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
- C08G77/50—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms by carbon linkages
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/20—Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups
Abstract
イプのシロキサンポリマーの製造方法を提供する。 【解決手段】 オルガノポリシロキサンシート又はチュ
ーブポリマーは、シート又はチューブシリケートをアル
ケニル基を持つクロロシランと接触させてアルケニルシ
ロキシポリマーを作り、次にこのアルケニルシロキシシ
ート又はチューブポリマーをヒドロシラン又はヒドロシ
ロキサンとヒドロシリル化触媒の存在下で接触させて製
造される。シリルアルコキシシロキサンシート又はチュ
ーブポリマーは、シート又はチューブシリケートをアル
ケニルアルコールの酸性溶液と接触させてポリマーのシ
ート又はチューブアルケニロキシシロキサンを作り、次
にこのアルケニロキシシロキサンをヒドロシラン又はヒ
ドロシロキサンとヒドロシリル化触媒の存在下で反応さ
せて製造される。
Description
と、シリケートを基にしたシート及びチューブタイプの
シロキサンポリマーとに関する。
ーンはシリカから、次にようにして作られる。すなわ
ち、次の反応のように電気炉でシリカを還元して金属ケ
イ素にする。 SiO2 +2C → Si+2CO この金属ケイ素を、商業生産の基礎として、「直接法」
でRCl、典型的には塩化メチルで処理する。すなわち
次の反応である。 Si+2RCl → R2 SiCl2 このオルガノクロロシランを加水分解して多くのシリコ
ーン製品の製造で使用されるシロキサン構造のものにす
る。すなわち次の反応である。
調製することを伴うシリコーンの別の製法が、米国特許
第3661846号明細書(1972年5月9日)に開
示されている。本発明は、上記米国特許明細書に記載さ
れた成果の改良及び推進であって、シリコーンの製造に
おけるほかの独特のアプローチを見いだすものである。
生物を生じる容易に入手できる出発物質を使ってシリケ
ート構造のものから得られたセグメントを有するシロキ
サンポリマーを得る新しく、簡単で、多目的に使用でき
る方法を提供することである。もう一つの目的は、樹
脂、流体及びガムといったような通常の無定形のシリコ
ーン材料で添加剤として有用な、他と区別できる形状の
オルガノシロキサンを調製すること、そしてゲル、化粧
品、レオロジー添加剤、グリース、エラストマー、シー
ラント、耐火材料及び分子補強剤の分野において有益な
「超分子」構造体を作りだすことである。
キサン又はオルガノポリシロキサンセグメントとシリケ
ート由来のセグメントとを有するコポリマーの合成と特
性決定とに関し、このシリケート由来のセグメントは管
状(チューブ状)あるいはシート構造といったような独
特の超分子構造(supramolecular st
ructure)を有する。これらのポリマーは、天然
の又は合成のシートシリケート及び合成のチューブシリ
ケートから二工程法により得られる。
含む一官能性シランとシートシリケート又はチューブシ
リケートを反応させてシート又はチューブタイプのオル
ガノシロキサンポリマーを製造することからなる。この
オルガノシランは一般式RR′R″SiClで表され
る。
石)KFCa4 Si8 O20・8H2Oは、商業的に入手
可能な結晶性物質である。それは、例えば米国ニューヨ
ーク州RochesterのWard’s Natur
al Science Establishmentと
いった供給会社から購入することができる。チューブシ
リケートK2 CuSi4 O10は合成物質である。この合
成シリケートを調製する方法は、米国特許第49420
26号明細書(1990年7月17日)、J.Poly
m.Prepr.(Am.Chem.Soc., Di
v.Polym.Chem.)1991, 32
(3), 508−509、及びColloids a
nd Surfaces, 1992, 63, 13
9−149を含めて、種々の刊行物に記載されている。
する。
シランRR′R″SiClにおいて、R′及びR″基は
炭素原子数1〜6のアルキル基、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基及びヘキシル
基の如きものであり、Rは炭素原子数が1〜16であ
り、好ましくは炭素原子数が1〜8であるアルケニル
基、例としてビニル基、アリル基、ヘキセニル基及びオ
クテニル基といったものである。いくつかの代表的オレ
フィン官能性クロロシランを挙げると、ビニルジメチル
クロロシラン、アリルジメチルクロロシラン、5−ヘキ
ス−1−エニルジメチルクロロシラン、及び7−オクト
−1−エニルジメチルクロロシランである。
ン(すなわちCa2+)と直接又は間接的に反応する。
態様を以下に示す。
リケートのようなチューブシリケートの場合に可能であ
る。
リマーの不飽和基とヒドロシラン又はヒドロシロキサン
との制御された反応で別のシートオルガノシロキサンポ
リマー又は別のチューブオルガノシロキサンポリマーを
製造することを伴う。
和種をまたいでのSi−Hの付加に適用される。すなわ
ち、これを式で表せば次のとおりである。
及びシロキサンは、二重結合をまたいで付加することが
できる。典型的には、この反応は白金触媒あるいは白金
の錯体である触媒の存在下で行われる。
ラン又はヒドロシロキサンの種類により部分的に制御さ
れ、また使用する中間体ポリマーの種類により部分的に
制御される。中間体ポリマーと最終層ポリマーは、出発
物質よりも層間隔が増加している。この間隔は、工程1
で使用されるクロロシランと工程2で使用されるヒドロ
シランの大きさに依存する。
7Å(0.87nm)であり、粉末X線回折法(XR
D)によるとビニルジメチルシロキシアポフィライトシ
ートポリマーの層間隔dは16Å(1.6nm)、そし
てオクテニルジメチルシロキシアポフィライトポリマー
の層間隔dは24Å(2.4nm)である。これらの違
いは、シリコーン流体、エラストマー及び樹脂のための
充填剤、レオロジー改質剤又は分子補強剤としての用途
においてシート材料やチューブ材料の性能に影響を与え
ることができる。
ほぼ定量的に進んで最終ポリマーを生成する。最終ポリ
マーでは、事実上全ての不飽和基がシリル化される。例
えば、オクテニルジメチルシロキシシートポリマーは、
塩化白金酸を触媒として使用してジメチルエトキシシラ
ンで、またペンタメチルジシロキサンで、事実上定量的
にヒドロシリル化することができる。そのように製造さ
れたシートポリマーの層間隔は、それぞれ27Å(2.
7nm)と35Å(3.5nm)に増大する。フーリエ
変換赤外分光分析から、−C=C−二重結合の事実上完
全なヒドロシリル化と≡Si−C≡結合の形成が確認さ
れる。オクテニルジメチルシロキシシートポリマーのM
e2 SiO(Me2 SiO)-6Me2 SiHでの同様の
ヒドロシリル化では、一層大きな層間隔39Å(3.9
nm)を持つ最終シートポリマーが製造される。
中間体シートポリマーの表面で行われる不均質プロセス
であり、そして中間体チューブシロキサンの表面で行わ
れると推定される不均質プロセスである。
ゲル、化粧品、レオロジー添加剤、グリース、エラスト
マー、シーラント、耐火性ポリマー、分子補強剤及び樹
脂といった分野で様々な利益を提供する。いくつかの潜
在的利益の例は、(A)シリコーン流体と間隔dがいろ
いろの中間体又は最終ポリマーとで生成される制御され
たレオロジー特性を持つゲル、(B)中間体又は最終ポ
リマーの剥脱により分子的に補強されたシリコーン樹
脂、(C)中間体又は最終ポリマーをヒドロシリル化
法、過酸化物触媒反応法又は他の硬化法を利用して反応
性シロキサンマトリックス(すなわち流体、ガム又は樹
脂)と結びつけることにより製造される超分子構造体、
そして(D)透過特性の制御、である。
つかのシナリオを下記に示す。
が、下記に示すようなカリウム銅チューブシリケートか
ら得られたオルガノシロキサンポリマーの場合に可能で
ある。
H含有反応物と不飽和オレフィン基含有のシート又はチ
ューブポリマー反応物とを使用し、そして一つのエチレ
ン結合が一つのケイ素結合水素原子の理論当量である。
とは言うものの、不飽和オレフィン基含有シート又はチ
ューブポリマー反応物をすっかり消費するために過剰の
≡SiH反応物を使用することが必要なことがある。
り決定され、また最小量は使用する反応物の種類と純度
により決定される。反応物が極めて純粋な場合には、非
常に低濃度の白金触媒、例えばオレフィン基含有シート
又はチューブポリマーの当量当たり1×10-10 モルの
触媒を使用してもよい。とは言え、当量のシート又はチ
ューブポリマー当たりに1×10-8モルの触媒を使用す
ることが可能であり、また当量のシート又はチューブポ
リマー当たりに1×10-7〜5×10-2モルの白金触媒
を使用することも可能である。
えば1グラム原子)の白金を供給する1モルに換算して
測定される。オレフィンの「当量」は、どのようなほか
の反応性又は潜在的に反応性の置換基が存在することに
かかわらず、1単位重量のエチレン系不飽和(すなわち
1単位重量の≡Si−Hに相当)を供給する反応物の量
である。例えば、エチレンの当量はその分子量である。
スコンシン州ミルウォーキーのAldrich Che
mical Companyから商業的に入手できる白
金錯体塩化白金酸H2 PtCl6 ・xH2 Oである。と
は言え、白金を基にしたこのほかの触媒、例えば直径1
〜2mmの活性炭粒子に担持された白金の如きもの、を
使用してもよい。活性炭に担持された白金の量は、活性
炭の重量を基にして0.1〜5重量%でよい。活性炭に
担持された白金は、それが無水になるよう乾燥させるこ
ともできる。このほかの白金錯体、例えばジビニルテト
ラメチルジシロキサンで錯体化しそしてジメチルビニル
シロキシ基で末端をブロックされたポリジメチルシロキ
サンで希釈された白金アセチルアセトネート又は塩化白
金酸といったものを使用することもできる。適当なヒド
ロシリル化触媒については、米国特許第2823218
号、第3419359号、第3419593号、第34
45420号、第3697473号、第3814731
号、第3890359号及び第4123604号各明細
書のいずれを参照してもよい。
白金触媒の濃度と反応物の性質とに依存する。反応は、
室温より低い温度(0〜10℃)で開始させることさえ
できる。最高温度は、反応物の安定性により決定され
る。通常は、反応温度を300℃未満に保持するのが最
善である。大抵の反応物とって最良の結果は60〜18
0℃で反応を行うことにより得られる。とは言え、反応
により発生する熱が温度を最高で200〜250℃まで
上昇させることがある。
び白金触媒濃度に依存して変動する。通常は、36時間
を超える反応物接触時間に及ぶことに利益はないが、同
様に、極端な高温を使用するのでなければ通常は害もな
い。多くの反応物については、3〜4時間で実用的な収
量の生成物が得られる。
とができる。ここでも、条件の選定は、反応物の性質及
び利用できる装置を基にして、大部分は論理の問題であ
る。不揮発性の反応物は、還流装置を用いあるいは用い
ずに、大気圧で加熱するのに特に適応可能である。常温
で気体である反応物は、好ましくは、自己発生の圧力下
あるいは誘発された圧力下に実質的に一定の容積で反応
させられる。
のヒドロシラン又はヒドロシロキサンは、任意の一つの
ケイ素原子に結合している水素原子が2個以下である任
意の水素化ケイ素でよい。それは、HSiR3 、H2 S
iR2 、R2 HSi(OR)又はRHSi(OR)2 と
いったモノマーでよい。それはまた、R2 HSiO(R
2 SiO)a SiR2 H、R3 SiO(R2 SiO)a
SiR2 H、R3 SiO(RHSiO)bSiR3 、R
3 SiO(R2 SiO)a (RHSiO)b SiR3 又
は(RHSiO)c といったようなポリマー又はコポリ
マーでもよい。
ようなアルキル基や、フェニル基のようなアリール基
や、あるいはベンジル基のようなアラルキル基である。
aの値は0、又は任意の正の数である。bの値は任意の
正の数であり、cの値は3以上である。
と、ベンジルジメチルシランC6 H 5 CH2 SiHMe
2 、t−ブチルジメチルシランt−BuMe2 SiH、
ジ−t−ブチルメチルシランt−Bu2 MeSiH、ジ
エチルシランEt2 SiH2、ジエチルメチルシランE
t2 MeSiH、ジメチルシランMe2 SiH2 、ジメ
チルエトキシシランMe2 EtOSiH、ジフェニルシ
ラン(C6 H5 )2 SiH2 、ジフェニルメチルシラン
(C6 H5 )2 MeSiH、エチルジメチルシランEt
Me2 SiH、ヘキシルジメトキシシランn−C6 H13
(MeO)2 SiH、イソブチルジエトキシシランi−
C4 H9 (EtO)2 SiH、メチルジメトキシシラン
CH3 (MeO)2 SiH、メチルフェニルシランCH
3 C6 H 5 SiH2 、フェニルジメチルシランC6 H5
Me2 SiH、トリエトキシシラン(EtO)3 Si
H、トリエチルシランEt3 SiH、トリ−n−ヘキシ
ルシラン(n−C6 H13)3 SiH、トリイソプロピル
シラン(Me2 CH)3 SiH、トリメトキシシラン
(MeO)3 SiH、トリメチルシランMe3 SiH、
トリ−n−オクチルシラン(n−C8 H17)3 SiH、
トリフェニルシラン(C 6 H5 )3 SiH、及びトリ−
n−プロピルシラン(CH3 CH2 CH2 )3 SiHで
ある。
げると、ビス−(トリメチルシロキシ)ジメチルジシロ
キサンMe3 SiO(MeHSiO)2 SiMe3 、ビ
ス−(トリメチルシロキシ)メチルシランMe3 SiO
(MeHSiO)SiMe3、ジフェニルジメチルジシ
ロキサンHC6 H5 MeSiOSiMeC6 H5 H、ヘ
プタメチルトリシロキサンMe3 SiO(Me2 Si
O)SiMe2 H、ヘキサデカメチルオクタシロキサン
HMe2 SiO(Me2 SiO)6 SiMe2 H、ヘキ
サメチルトリシロキサンHMe2 SiO(Me2 Si
O)SiMe2 H、オクタメチルテトラシロキサンHM
e2 SiO(Me2 SiO)2 SiMe2 H、ペンタメ
チルシクロペンタシロキサン(MeHSiO)5 、ペン
タメチルジシロキサンMe3 SiOSiMe2 H、テト
ライソプロピルジシロキサンH〔(CH3 )2 CH〕2
SiOSi〔CH(CH3 )2 〕2 H、テトラメチルジ
シロキサンHMe2 SiOSiMe2 H、及びテトラメ
チルシクロテトラシロキサン(MeHSiO)4 であ
る。
状の分子構造を有する新しく且つ独特なポリマーのシリ
ルアルコキシシロキサンの合成と特性決定を伴う。これ
らのシリルアルコキシシロキサンは、親密な関係にある
構造を持つシリケートから得られる。これらのシリルア
ルコキシシロキサンは、それらの独特な分子構造のため
に、有機ケイ素エラストマー及び複合材料のための有効
な補強剤としての潜在能力を有する。
ートを制御された条件下で酸性のアルコール溶液で処理
することにより、ポリマーのシリケートから得られたポ
リマーのシリルアルコキシシロキサンが調製される。次
に、これらのポリマーのシリルアルコキシシロキサン
を、アルケニルアルコールで処理してポリマーのアルケ
ニルアルコキシアルコキシシロキサンに変える。最後
に、これらのポリマーのアルケニルアルコキシアルコキ
シシロキサンをヒドロシリル化してポリマーのシリルア
ルコキシシロキサンに変える。これらのポリマーの特性
は、フーリエ変換赤外分光分析法(FTIR)及びX線
回折法(XRD)により決定した。
以下に示す。
は、種々の普通の第一及び第二アルキルアルコール、例
としてメチルアルコール、エチルアルコール、プロピル
アルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、ペンチルアルコール及びヘキシルアルコールといっ
たものや、アルケニルアルコール、例としてアリルアル
コールH2 C=CHCH2 OH、3−ブテン−1−オー
ルH2 C=CHCH2 CH2 OH、5−ヘキセン−1−
オールH2 C=CH(CH2 )4 OH、9−デセン−1
−オールH2 C=CH(CH2 )8 OH、及び10−ウ
ンデセン−1−オールH2 C=CH(CH2 )8 CH2
OHといったものが含まれる。アルコールでの処理は別
個に又は単一の工程で行うことができる。本発明で使用
する酸性アルコール溶液はアルキルアルコールとアルケ
ニルアルコールとの混合物を含むことができる。
トの酸素当たりに少なくとも1モルのHClが必要とさ
れるが、好ましくは5〜10モルが使用される。上記の
シナリオの工程2では、HClのポリマーに対する比は
非常に低くてよく、1モルのポリマー当たり例えば1×
10-3モルのHClを使用することができる。とは言う
ものの、ポリマー1モル当たり5〜10モルのHClを
使用するのが好ましい。このほかの強酸、例えば臭化水
素酸やヨウ化水素酸の如きものを使用することもでき
る。
の方法を実施するのに有用な溶媒は、当該技術において
普通のものである。多くの適当な溶媒のうちに、例えば
アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、ピリジン、ピコリン、キノ
リン及びジメチルホルムアミドHCON(CH3 )2が
ある。
す。表1は上記のシナリオと下記の例との相関関係を示
している。
は、米国特許第4942026号明細書の手順にならっ
て構成された。KOAc(15.8g、161mmo
l)とH2 O(60ml)の溶液、Si(OC2 H5 )
4 (66.7g、320mmol)及びNH4 OH(3
0重量%、2.0ml、51mmol)を次々に、40
℃に保持(油浴)したCu(OAc)2 ・H2 O(1
6.1g、80.6mmol)及びエタノール(320
ml)の攪拌溶液に加えた。得られた混合物を室温で3
日間かき混ぜ、2日間静置し、そして回転蒸発器(80
torr(10.6kPa)、70℃)で乾くまで蒸発
させた。固形物を24時間乾燥させ(80torr(1
0.6kPa)、90℃)、粉砕して粉末にし、空気を
ゆっくり流しながら(100ml/min)24時間加
熱し(Ptるつぼ、200℃)、更に空気をゆっくり流
しながら(100ml/min)19時間加熱し(Pt
るつぼ、590℃)、ペレット化し、そしてN2 をゆっ
くり流しながら(100ml/min)7日間加熱した
(Ptるつぼ、750℃)。得られたものの組成を、そ
のX線粉末図形を文献の粉末図形データと比較して確認
した(30.0g、72.4mmol、Si(OC2 H
5)4 を基に91%)。XRD(d(Å)(I/I
o)): 3.22(100)、4.12(53)、
3.07(42)、3.36(41)、2.67(2
9)。この化合物は青紫の固形物であった。
シートポリマー〔(CH2 =CH(CH3 ) 2 SiO)
x (HO)1-x SiO1.5 〕n の調製を説明する。アポ
フィライトKFCa4 Si8 O20・8H2 O(120メ
ッシュ(125μm)、706mg、0.764mmo
l)、ビニルジメチルクロロシラン(4.60g、3
8.1mmol)及びジメチルホルムアミド(20.0
ml、258mmol)の混合物を4時間還流させ、そ
して得られた生成物をろ過し、アセトンで洗浄し(2
回、各回25ml)、水とアセトンの溶液で洗浄し
(1:1、2回、各回100ml)、アセトンで洗浄し
て(2回、各回50ml)、乾燥させた(90℃、80
torr(10.6kPa)、1h)(682mg)。
XRD(d(Å)(I/Io)): 16.1(10
0)、4.7(br、10)。IR(フルオロルーブ
(Fluorolube)、ヌジョールマル、c
m-1):3628(m、自由OH伸縮)、3470(m
br、水素結合OH伸縮)、3051(w、C=C−
H伸縮)、3013(vw、C=C−H伸縮)、296
1(s、CH伸縮)、2923(m sh、CH伸
縮)、2853(w、CH伸縮)、1596(w、C=
C変角)、1409(s、CH変角)、1255(m、
SiCH3 変角)、1207(m sh、SiOSi伸
縮)、1122(s sh、SiOSi伸縮)、106
5(vs br、SiOSi伸縮)、954(w)、8
40(m、SiC伸縮)、789(m)、520
(w)、434(m)。29Si MAS−NMR(40
0MHz、一次標準物質としてTMS、4200Hz、
25℃):δ 2.01(s、Si(CH3 )2 )、−
100.2(s、SiOH)、−109.2(s、Si
O4 )。XPS(Si 2p、結合エネルギー、デコン
ボリュートした(deconvoluted)スペクト
ル、eV):103.7(SiO4 )、101.8(S
i(CH3 )2 )、99.71。デコンボリュート後の
SiOH及びSiO4 29Si共鳴の面積を基にした置換
率(%)は53%であった。デコンボリュートしたXP
SスペクトルのSi04 及びSi(CH3 )2 ピークの
面積を基にした置換率(%)は57%であることが分か
った。54%の置換率を基にしたポリマーの収量は5.
95mmol、97%であった。この化合物は白色の固
形物であった。それはヘキサン又はトルエンに分散した
が、溶解はしなかった。それは非常に疎水性であって、
H2 Oと混合せずあるいはそれに分散しなかった。
シートポリマー〔(CH2 =CH(CH2 ) 6 (C
H3 )2 SiO)x (HO)1-x SiO1.5 〕n の調製
を説明する。アポフィライト(100メッシュ(149
μm)、3.00g、3.25mmol)、7−オクト
−1−エニルジメチルクロロシラン(20.0ml、7
8.1mmol)及びジメチルホルムアミド(85.0
ml、1.10mol)の懸濁液を3時間還流させ、そ
して得られたものをろ過し、アセトンで洗浄し(2回、
各回50ml)、水とアセトンの溶液で洗浄し(1:
1、4回、各回100ml)、アセトンで洗浄して(2
回、各回50ml)、乾燥させた(92℃、30tor
r(3.99kPa)、3h)(3.28g)。XRD
(d(Å)(I/Io)): 23.6(100)、1
1.9(9)、5.0(br、13)。IR(フルオロ
ルーブ、ヌジョールマル、cm-1):3645(m、自
由OH伸縮)、3468(m br、水素結合OH伸
縮)、3087(w、C=C−H伸縮)、2924
(s、CH伸縮)、2854(s、CH伸縮)、164
1(w、C=C伸縮)、1470(w、CH変角)、1
414(w、CH変角)、1255(m、SiCH3 変
角)、1207(m sh、SiOSi伸縮)、106
2(vs br、SiOSi伸縮)、843(m、Si
C伸縮)、790(w)、434(m)。29Si MA
S−NMR(400MHz、一次標準物質としてTM
S、4100Hz、25℃):δ 14.72(s、S
i(CH3 )2 )、−99.51(s、SiOH)、−
108.0(s、SiO4 )。XPS(Si 2p、結
合エネルギー、デコンボリュートしたスペクトル、e
V):102.4(SiO4 )、100.5(Si(C
H3 )2 )、99.49。デコンボリュート後のSiO
H及びSiO4 29Si共鳴の面積を基にした置換率
(%)は53%であることが分かった。デコンボリュー
トしたXPSスペクトルのSi04 及びSi(CH3 )
2 ピークの面積を基にした置換率は54%であった。5
3%の置換率を基にしたポリマーの収量は20.7mm
ol、80%であることが分かった。この化合物は灰色
がかった白色の固形物であった。それはヘキサン又はト
ルエンに分散したが、溶解はしなかった。それは非常に
疎水性であって、H2 Oと混合せずあるいはそれに分散
しなかった。
のチューブポリマー〔(CH2 =CH(CH 3 )2 Si
O)x (HO)1-x SiO1.5 〕n の調製を説明する。
K2 CuSi4 O10(100メッシュ(149μm)、
252mg、0.609mmol)、ビニルジメチルク
ロロシラン(3.80g、31.5mmol)及びジメ
チルホルムアミド(6.00ml)の懸濁液を24時間
還流させ、室温で64時間攪拌し、そして得られたもの
をろ過し、アセトンで洗浄し(2回、各回25ml)、
水とアセトンの溶液で洗浄し(1:1、2回、各回50
ml)、アセトンで洗浄して(2回、各回25ml)、
乾燥させた(90℃、80torr(10.6kP
a)、1h)(225mg)。XRD(d(Å)(I/
Io)): 16.4(100)、9.26(21)、
8.04(18)、4.6(br、25)。IR(フル
オロルーブ、ヌジョールマル、cm-1):3624(m
br、水素結合OH伸縮)、3049(w、C=C−H
伸縮)、2960(s、CH伸縮)、2928(s、C
H伸縮)、2855(w、CH伸縮)、1596(w、
C=C伸縮)、1408(m、CH変角)、1255
(m、SiCH3変角)、1160(m sh、SiO
Si伸縮)、1079(vs br、SiOSi伸
縮)、841(m、SiC伸縮)、788(m)、45
9(m)。このポリマーは青色の固形物であった。それ
はヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしなかっ
た。それは非常に疎水性であって、H2 Oと混合せずあ
るいはそれに分散しなかった。
のチューブポリマー〔(CH2 =CH(CH 2 )6 (C
H3 )2 SiO)x (HO)1-x SiO1.5 〕n の調製
を説明する。K2 CuSi4 O10(100メッシュ(1
49μm)、252mg、0.609mmol)、7−
オクト−1−エニルジメチルクロロシラン(6.20
g、30.3mmol)及びジメチルホルムアミド
(6.00g)の懸濁液を室温で35日間攪拌し、得ら
れたものをろ過し、そしてアセトンで洗浄し(2回、各
回25ml)、水とアセトンの溶液で洗浄し(1:1、
2回、各回50ml)、アセトンで洗浄して(2回、各
回25ml)、乾燥させた(90℃、80torr(1
0.6kPa)、1h)(374mg)。XRD(d
(Å)(I/Io)):20.1(100)、4.8
(br、23)。IR(フルオロルーブ、ヌジョールマ
ル、cm-1):3651(m、自由OH伸縮)、348
0(m br、水素結合OH伸縮)、3077(w、C
=C−H伸縮)、2924(s、CH伸縮)、2854
(s、CH伸縮)、1641(w、C=C伸縮)、14
57(w、CH変角)、1414(w、CH変角)、1
253(m、SiCH3 変角)、1163(m sh、
SiOSi伸縮)、1079(vs br、SiOSi
伸縮)、978(w)、909(w)、844(m)、
790(w)、462(m)。このポリマーは青色の固
形物であった。それはヘキサン又はトルエンに分散した
が、溶解はしなかった。それは非常に疎水性であって、
H2 Oと混合せずあるいはそれに分散しなかった。
シシートポリマーから得られたシートポリマー〔((C
H3 )3 SiO(CH3 )2 Si(CH2 )2 (C
H3 )2 SiO) x (HO)1-x SiO1.5 〕n を説明
する。ビニルジメチルシロキシシートポリマー(103
mg、0.910mmol、50%の置換率を仮定)、
ペンタメチルジシロキサン(3.30g、22.2mm
ol)、及びH2 PtCl6 ・xH2 O(10mg)と
エタノール(1.0ml)とから構成された溶液の混合
物を、24時間かき混ぜながら加熱し(75℃)、得ら
れたものをろ過し、アセトンで洗浄し(2回、各回25
ml)、そして乾燥させた(90℃、80torr(1
0.6kPa)、1h)(50.0mg)。XRD(d
(Å)(I/Io)): 25.6(100)、12.
8(13)、5.2(br、13)。IR(フルオロル
ーブ、ヌジョールマル、cm-1):3480(w b
r、水素結合OH伸縮)、2958(s、CH伸縮)、
2925(m、CH伸縮)、2858(w、CH伸
縮)、1408(m、CH変角)、1254(s、Si
CH3 変角)、1208(m sh、SiOSi伸
縮)、1122(s sh、SiOSi伸縮)、106
2(vs br、SiOSi伸縮)、973(w)、8
41(s、SiC伸縮)、789(m)、750
(w)、434(m)。このポリマーの赤外スペクトル
にC=C−HバンドあるいはC=Cバンドは認められな
かった。このポリマーは灰色の固形物であった。それは
ヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしなかっ
た。このポリマーは非常に疎水性であって、H2 Oと混
合せずあるいはそれに分散しなかった。
ロキシシートポリマーから得られたシートポリマー
〔(C2 H5 O(CH3 )2 Si(CH2 )8 (C
H3 )2 SiO)x (HO)1-x SiO1.5 〕n を説明
する。オクテニルジメチルシロキシシートポリマー(8
0.0mg、0.522mmol、50%の置換率を仮
定)、ジメチルエトキシシラン(3.50g、33.6
mmol)、及びH2 PtCl6 ・xH2 O(12m
g)とエタノール(1.0ml)とから構成された溶液
の懸濁液を、24時間かき混ぜながら加熱し(85
℃)、得られたものをろ過し、エタノールで洗浄し(4
回、各回25ml)、アセトンで洗浄して(2回、各回
25ml)、乾燥させた(90℃、80torr(1
0.6kPa)、1h)(25.0mg)。XRD(d
(Å)(I/Io)): 27.2(100)、14.
3(20)、5.2(br、13)。IR(フルオロル
ーブ、ヌジョールマル、cm-1):3480(m b
r、水素結合OH伸縮)、2957(m、CH伸縮)、
2922(s、CH伸縮)、2854(s、CH伸
縮)、1470(w、CH変角)、1410(w、CH
変角)、1256(m、SiCH3 変角)、1200
(m sh、SiOSi伸縮)、1120(s sh、
SiOSi伸縮)、1064(vs br、SiOSi
伸縮)、975(w)、842(m、SiC伸縮)、7
90(w)、432(m)。このポリマーの赤外スペク
トルにC=C−Hバンド及びC=Cバンドは認められな
かった。このポリマーは灰色の固形物であった。それは
ヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしなかっ
た。このポリマーは非常に疎水性であって、H2 Oと混
合せずあるいはそれに分散しなかった。
ロキシシートポリマーから得られたシートポリマー
〔((CH3 )3 SiO(CH3 )2 Si(CH2 )8
(CH3 )2 SiO)x (HO)1-x SiO1.5 〕n を
説明する。オクテニルジメチルシロキシシートポリマー
(1.00g、53%の置換率、6.32mmol)、
ペンタメチルジシロキサン(12.2g、82.0mm
ol)、及びH2 PtCl6 ・xH2 O(50mg)と
2−プロパノール(1.0ml)とから構成された溶液
の懸濁液を、3時間かき混ぜながら加熱し(90℃)、
得られたものをろ過し、2−プロパノール(25ml)
及びアセトン(100ml)で洗浄し、そして乾燥させ
た(90℃、80torr(10.6kPa)、1h)
(1.25g)。XRD(d(Å)(I/Io)):
34.7(100)、17.5(18)、11.8
(6)、5.2(br、7)。IR(フルオロルーブ、
ヌジョールマル、cm-1):3485(m br、水素
結合OH伸縮)、2957(s、CH伸縮)、2922
(vs、CH伸縮)、2853(s、CH伸縮)、14
70(w、CH変角)、1410(w、CH変角)、1
253(s、SiCH3 変角)、1203(m sh、
SiOSi伸縮)、1118(m sh、SiOSi伸
縮)、1060(vs br、SiOSi伸縮)、96
8(w)、842(s、SiC伸縮)、808(m)、
748(w)、433(m)。29Si MAS−NMR
(400MHz、一次標準物質としてTMS、4200
Hz、25℃):δ 14.44(s、(CH2 )8 S
i(CH3 )2)、7.78、7.19(d、(C
H3 )3 SiO(CH3 )2 Si)、−98.98
(s、SiOH)、−108.2(s、SiO4 )。デ
コンボリュート後のSiOH及びSiO4 29Si共鳴の
面積を基にした置換率(%)は51%であった。51%
の置換率を基にしたポリマーの収量は5.23mmo
l、83%であった。このポリマーの赤外スペクトルに
C=C−HバンドあるいはC=Cバンドは認められなか
った。このポリマーは灰色がかった固形物であった。そ
れはヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしなか
った。このポリマーは非常に疎水性であって、H2 Oと
混合せずあるいはそれに分散しなかった。
ロキシシートポリマーから得られたシートポリマー
〔((CH3 )3 SiO)2 CH3 Si(CH2 )
8 (CH3 )2 SiO)x (HO)1-x SiO1.5 〕n
を説明する。オクテニルジメチルシロキシシートポリマ
ー(184mg、53%の置換率、1.16mmo
l)、((CH3 )3 SiO)2 CH3 SiH(6.0
0g、27.0mmol)、及びH2 PtCl6 ・xH
2 O(12mg)と2−プロパノール(1.0ml)と
から構成された溶液の懸濁液を、10分間かき混ぜなが
ら加熱し(140℃)、得られたものをろ過し、2−プ
ロパノール(10ml)及びアセトン(50ml)で洗
浄し、そして10分間風乾させた(30mg)。XRD
(d(Å)(I/Io)): 32.7(100)、1
7.0(23)、11.4(9)、5.2(br、1
1)。IR(フルオロルーブ、ヌジョールマル、c
m-1):3504(m br、水素結合OH伸縮)、2
958(s、CH伸縮)、2923(vs、CH伸
縮)、2854(s、CH伸縮)、1470(w、CH
変角)、1410(w、CH変角)、1258(s、S
iCH3 変角)、1203(m sh、SiOSi伸
縮)、1059(vs br、SiOSi伸縮)、95
8(w)、842(s、SiC伸縮)、799(m)、
754(m)、431(m)。このポリマーの赤外スペ
クトルにC=C−HバンドあるいはC=Cバンドは認め
られなかった。このポリマーは白色の固形物であった。
それはヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしな
かった。このポリマーは非常に疎水性であって、H2 O
と混合せずあるいはそれに分散しなかった。
ロキシシートポリマーから得られたシートポリマー
〔(HO(CH3 )2 SiO((CH3 )2 SiO)-6
(CH3 )2 Si(CH2 )8 (CH3 )2 SiO)x
(HO)1-x SiO1.5 〕n を説明する。オクテニルジ
メチルシロキシシートポリマー(100mg、0.65
2mmol、50%の置換率を仮定)、H(CH3 )2
SiO((CH3 )2 SiO)6(CH3 )2 SiH
(5.00ml、8.20mmol)、及びH2 PtC
l6・xH2 O(12mg)とエタノール(1.0m
l)とから構成された溶液の懸濁液を、5時間かき混ぜ
ながら加熱し(90℃)、得られたものをろ過し、エタ
ノールで洗浄し(2回、各回30ml)、アセトンで洗
浄し(2回、各回25ml)、そして乾燥させた(90
℃、80torr(10.6kPa)、1h)(80.
0mg)。XRD(d(Å)(I/Io)): 39.
3(100)、19.4(39)、12.9(13)、
5.3(br、14)。IR(フルオロルーブ、ヌジョ
ールマル、cm-1):3500(w br、水素結合O
H伸縮)、2960(s、CH伸縮)、2922(s、
CH伸縮)、2854(s、CH伸縮)、1470
(w、CH変角)、1410(w、CH変角)、126
0(m、SiCH3 変角)、1203(m sh、Si
OSi伸縮)、1066(vsbr、SiOSi伸
縮)、970(w)、842(s、SiC伸縮)、80
0(s)、430(m)。このポリマーの赤外スペクト
ルにC=C−HバンドあるいはC=Cバンドは認められ
なかった。このポリマーは白色の固形物であった。それ
はヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしなかっ
た。このポリマーは非常に疎水性であって、H2 Oと混
合せずあるいはそれに分散しなかった。
キシチューブポリマーから得られたチューブポリマー
〔(CH3 )3 SiO(CH3 )2 Si(CH2 )
2 (CH3 )2 SiO)x (HO)1-x SiO1.5 〕n
を説明する。ビニルジメチルシロキシチューブポリマー
(126mg、1.11mmol、50%の置換率を仮
定)、ペンタメチルジシロキサン(4.00g、26.
9mmol)、及びH2 PtCl6 ・xH2 O(12m
g)と2−プロパノール(1.0ml)とから構成され
た溶液の懸濁液を、4時間かき混ぜながら加熱し(85
℃)、得られたものをろ過し、アセトン(50ml)で
洗浄し、そして乾燥させた(90℃、80torr(1
0.6kPa)、1h)(154mg)。XRD(d
(Å)(I/Io)): 22.7(100)、4.9
(br、57)。IR(フルオロルーブ、ヌジョールマ
ル、cm-1):3480(m br、水素結合OH伸
縮)、2958(s、CH伸縮)、2920(m s
h、CH伸縮)、1407(w、CH変角)、1253
(s、SiCH3 変角)、1150(msh、SiOS
i伸縮)、1065(vs br、SiOSi伸縮)、
841(s、SiC伸縮)、786(m)、753
(w)、459(m)。このポリマーの赤外スペクトル
にC=C−HバンドあるいはC=Cバンドは認められな
かった。このポリマーは灰色の固形物であった。それは
ヘキサン又はトルエンに分散したが、溶解はしなかっ
た。このポリマーは非常に疎水性であって、H2 Oと混
合せずあるいはそれに分散しなかった。
得られたシートポリマー〔(C3 H7 O)x (HO)
1-x SiO1.5 〕n (プロポキシシートポリマー)を説
明する。アポフィライト(120メッシュ(125μ
m)、13.3g、14.4mmol)、HClと1−
プロパノールの溶液(9.0N、70ml、HClが
0.63mol)、及び1−プロパノール(1.00リ
ットル、13.4mol)の懸濁液を、5時間還流さ
せ、得られたものをろ過し、アセトンで洗浄し(2回、
各回100ml)、水とアセトンの溶液で洗浄し(1:
4、4回、各回250ml)、アセトンで洗浄して(2
回、各回100ml)、そして乾燥させた(90℃、8
0torr(10.6kPa)、1h)(11.5
g)。XRD(d(Å)(I/Io)): 12.1
(100)、6.30(8)、4.3(br、10)。
IR(フルオロルーブ、ヌジョールマル、cm-1):3
420(m br、水素結合OH伸縮)、2966
(s、CH伸縮)、2940(s、CH伸縮)、288
2(m、CH伸縮)、1458(w、CH変角)、13
66(w、CH変角)、1180(m sh、SiO
C、SiOSi伸縮)、1066(vsbr、SiO
C、SiOSi伸縮)、925(w)、850(m)、
668(m)、430(m)。加水分解−ガスクロマト
グラフィーデータを基にした置換率は61%であった。
61%の置換率を基にしたポリマーの収量は121mm
ol、105%であった。粉末図形から、このポリマー
は不純物としてSiO2 を含有していたようであり、そ
してこれが高い計算収量の原因のようである。このポリ
マーは白い固形物であった。それはヘキサン又はトルエ
ンに分散したが、溶解はしなかった。このポリマーは非
常に疎水性であって、H2 Oと混合せずあるいはそれに
分散しなかった。
リマーから得られたシートポリマー〔(CH2=CH
(CH2 )9 O)x (C3 H7 O)y (HO)1-x-y S
iO1.5 〕n を説明する。プロポキシシートポリマー
(64%置換率、335mg、3.49mmol)、H
Clと1−プロパノールの溶液(9.0N、2.0m
l、HClが18mmol)、及び10−ウンデセン−
1−オール(20.0ml、99.8mmol)の懸濁
液を、2時間還流させ、得られたものをろ過し、エタノ
ール(50ml)とアセトン(100ml)で洗浄し、
そして乾燥させた(90℃、80torr(10.6k
Pa)、1h)(220mg)。XRD(d(Å)(I
/Io)): 18.4(100)、9.40(1
0)、4.2(br、16)。FIR(フルオロルー
ブ、ヌジョールマル、cm-1):3424(m br、
水素結合OH伸縮)、3076(w、C=C−H伸
縮)、2926(s、CH伸縮)、2854(s、CH
伸縮)、1640(w、C=C伸縮)、1466(w、
CH変角)、1206(m br、SiOSi伸縮)、
1074(s br、SiOC、SiOSi伸縮)、9
70(w)、438(m)。このポリマーは白い固形物
であった。それはヘキサン又はトルエンに分散したが、
溶解はしなかった。このポリマーは非常に疎水性であっ
て、H2 Oと混合せずあるいはそれに分散しなかった。
ポキシシートポリマーから得られたシートポリマー
〔(HO(CH3 )2 SiO((CH3 )2 SiO)-6
(CH3 )2 Si(CH2 )11O)x (C3 H7 O)y
(HO)1-x-y SiO1.5 〕n を説明する。例12のポ
リマーを、例9においてアポフィライトから得られるシ
ートポリマー〔(CH2 =CH(CH2 )6 (CH3 )
2 SiO)x (HO)1-x SiO1. 5 〕n をH(C
H3 )2 SiO((CH3 )2 SiO)6 (CH3 )2
SiHでヒドロシリル化するのに使用したのと同様の条
件下でH(CH3 )2 SiO((CH3 )2 SiO)6
(CH3 )2 SiHで処理して、ポリマー〔(HO(C
H 3 )2 SiO((CH3 )2 SiO)6 (CH3 )2
Si(CH2 )11O)x (C3 H7 O)y (HO)
1-x-y SiO1.5 〕n を得た。
Claims (13)
- 【請求項1】 シート又はチューブシリケートをアルケ
ニル基を有するクロロシランと接触させてアルケニルシ
ロキシ基を持つシート又はチューブポリマーにし、次に
このアルケニルシロキシ基を持つシート又はチューブポ
リマーをヒドロシラン又はヒドロシロキサンと、当該ポ
リマーのアルケニル基と当該ヒドロシラン又はヒドロシ
ロキサンのヒドリド官能基とのヒドロシリル化反応を触
媒するのに有効な量のヒドロシリル化触媒の存在下で接
触させてオルガノポリシロキサンシート又はチューブポ
リマーを作ることを含む、オルガノポリシロキサンシー
ト又はチューブポリマーの製造方法。 - 【請求項2】 前記アルケニル基を持つクロロシランが
式RR′R″SiCl(この式のR′とR″は炭素原子
数1〜6のアルキル基であり、Rは炭素原子数1〜8の
アルケニル基である)を有する化合物である、請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 前記アルケニル基を持つクロロシランが
ビニルジメチルクロロシラン、アリルジメチルクロロシ
ラン、5−ヘキス−1−エニルジメチルクロロシラン及
び7−オクト−1−エニルジメチルクロロシランからな
る群より選ばれた化合物である、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の方法により得られたオル
ガノポリシロキサンシート又はチューブポリマー。 - 【請求項5】 シート又はチューブシリケートをアルケ
ニルアルコールを含む酸性溶液と接触させてポリマーの
シート又はチューブアルケニロキシシロキサンにし、次
にこのアルケニロキシシロキサンのシート又はチューブ
ポリマーをヒドロシラン又はヒドロシロキサンと、当該
アルケニロキシシロキサンのシート又はチューブポリマ
ーのアルケニル基と当該ヒドロシラン又はヒドロシロキ
サンのヒドリド官能基とのヒドロシリル化反応を触媒す
るのに有効な量のヒドロシリル化触媒の存在下で接触さ
せてシリルアルコキシシロキサンシート又はチューブポ
リマーを作ることを含む、シリルアルコキシシロキサン
シート又はチューブポリマーの製造方法。 - 【請求項6】 前記ヒドロシラン又はヒドロシロキサン
がHSiR3 、H2SiR2 、R2 HSi(OR)、R
HSi(OR)2 、R2 HSiO(R2 SiO)a Si
R2 H、R3 SiO(R2 SiO)a SiR2 H、R3
SiO(RHSiO)b SiR3 、R3 SiO(R2 S
iO)a (RHSiO)b SiR3 及び(RHSiO)
c (これらの式中のRはアルキル基、アリール基又はア
ラルキル基であり、aは0又は正の数であり、bは正の
数であり、cは3以上である)からなる群より選ばれた
式を有する化合物である、請求項1又は5記載の方法。 - 【請求項7】 前記ヒドロシラン又はヒドロシロキサン
がジメチルエトキシシラン、ペンタメチルジシロキサ
ン、ヘプタメチルトリシロキサン及びヘキサデカメチル
オクタシロキサンからなる群より選ばれた化合物であ
る、請求項1又は5記載の方法。 - 【請求項8】 前記酸性溶液がアルキルアルコールとア
ルケニルアルコールとの混合物を含む、請求項5記載の
方法。 - 【請求項9】 請求項5記載の方法により得られたシリ
ルアルコキシシロキサンシート又はチューブポリマー。 - 【請求項10】 シート又はチューブシリケートをアル
キルアルコールの酸性溶液と接触させてポリマーのシー
ト又はチューブアルコキシシロキサンを生成し、このポ
リマーのシート又はチューブアルコキシシロキサンをア
ルキルアルコール及びアルケニルアルコールの酸性溶液
と接触させてアルケニロキシシロキサンのシート又はチ
ューブポリマーを生成し、そして次にこのアルケニロキ
シシロキサンのシート又はチューブポリマーをヒドロシ
ラン又はヒドロシロキサンと、当該アルケニロキシシロ
キサンのシート又はチューブポリマーのアルケニル基と
当該ヒドロシラン又はヒドロシロキサンのヒドリド官能
基とのヒドロシリル化反応を触媒するのに有効な量のヒ
ドロシリル化触媒の存在下で接触させてシリルアルコキ
シシロキサンのシート又はチューブポリマーを作ること
を含む、シリルアルコキシシロキサンシート又はチュー
ブポリマーの製造方法。 - 【請求項11】 前記シートシリケートがアポフィライ
トKFCa4 Si8O20・8H2 Oであり、前記チュー
ブシリケートがK2 CuSi4 O10である、請求項1、
5又は10記載の方法。 - 【請求項12】 前記アルケニルアルコールがアリルア
ルコールH2 C=CHCH2 OH、3−ブテン−1−オ
ールH2 C=CHCH2 CH2 OH、5−ヘキセン−1
−オールH2 C=CH(CH2 )4 OH、9−デセン−
1−オールH 2 C=CH(CH2 )8 OH及び10−ウ
ンデセン−1−オールH2 C=CH(CH2 )8 CH2
OHからなる群より選ばれた化合物である、請求項5又
は10記載の方法。 - 【請求項13】 請求項10記載の方法により得られた
シリルアルコキシシロキサンシート又はチューブポリマ
ー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/542081 | 1995-10-12 | ||
US08/542,081 US5605982A (en) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | Sheet and tube siloxane polymers |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09110986A true JPH09110986A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=24162264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8271135A Pending JPH09110986A (ja) | 1995-10-12 | 1996-10-14 | オルガノポリシロキサンシート及びチューブポリマーの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5605982A (ja) |
EP (1) | EP0768331B1 (ja) |
JP (1) | JPH09110986A (ja) |
DE (1) | DE69614797T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104780A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Shiseido Co Ltd | 層状有機ケイ酸及びその製造方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5977281A (en) * | 1998-06-03 | 1999-11-02 | Case Western Reserve University | Sheet and tube siloxane polymers containing multiple pendent groups |
US5977248A (en) * | 1998-06-03 | 1999-11-02 | Dow Corning Corporation | Sheet and tube siloxane polymers containing a pendent organofunctional group |
US6013740A (en) * | 1998-08-27 | 2000-01-11 | Dow Corning Corporation | Sheet and tube polymers with pendant siloxane groups |
US6013705A (en) * | 1998-09-17 | 2000-01-11 | Dow Corning Corporation | Silicone gels and composites from sheet and tube organofunctional siloxane polymers |
JP4570864B2 (ja) | 2003-11-25 | 2010-10-27 | 株式会社資生堂 | 樹脂組成物及び樹脂成形体 |
US20070053820A1 (en) * | 2004-09-29 | 2007-03-08 | Shun Takahashi | Layer organic silicic acid and method of producing the same |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2098467A5 (ja) * | 1969-11-06 | 1972-03-10 | Eternit | |
US3661846A (en) * | 1970-09-04 | 1972-05-09 | Malcolm E Kenney | Organo-inorgano polymers and their preparation |
BE786245A (fr) * | 1971-07-13 | 1973-01-15 | Gerdec | Preparation de materiaux siliceux, notamment pour le renforcement de polymeres |
FR2192560A5 (ja) * | 1972-07-11 | 1974-02-08 | Gerdec | |
US3904583A (en) * | 1973-02-20 | 1975-09-09 | Nat Res Dev | Preparation of organosilicon polymers |
ZA756203B (en) * | 1974-10-11 | 1976-09-29 | Dresser Ind | Silane coated silicate minerals and method for preparing same |
US4137367A (en) * | 1975-12-03 | 1979-01-30 | Dresser Industries, Inc. | Silane coated silicate minerals and method for preparing same |
IT1097228B (it) * | 1978-07-13 | 1985-08-26 | Pantec Srl | Pannelli autoportanti prefabbricati e relativo procedimento di fabbricazione |
US4289651A (en) * | 1979-12-20 | 1981-09-15 | The Standard Oil Company | Supported catalysts for the polymerization of alpha-olefins |
US4683318A (en) * | 1983-12-27 | 1987-07-28 | The Scopas Technology Company, Inc. | Hydrophobic, crystalline, microporous silaceous materials of regular geometry |
US4621024A (en) * | 1984-12-31 | 1986-11-04 | Paper Applications International, Inc. | Metal-coated hollow microspheres |
US4911982A (en) * | 1985-02-08 | 1990-03-27 | E.C.C. America Inc. | Surface treated layered lattice silicates and resultant products |
EP0235926B1 (en) * | 1986-01-31 | 1994-04-06 | Toray Industries, Inc. | Composite film and antistatic composite film |
US4960816A (en) * | 1986-12-17 | 1990-10-02 | Ecc America Inc. | Surface modified mineral compositions |
US4942026A (en) * | 1989-05-10 | 1990-07-17 | Hoechst Celanese Corporation | Novel synthesis of sodipotassic copper tube silicates |
JP2701167B2 (ja) * | 1989-05-11 | 1998-01-21 | 竹本油脂株式会社 | 合成樹脂用改質剤 |
JP3378590B2 (ja) * | 1992-02-28 | 2003-02-17 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | 化粧料用撥水性粉体およびその製造方法 |
US5527871A (en) * | 1992-12-28 | 1996-06-18 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Layered inorganic-organic polymer shaped article thereof and process for producing the same |
WO1995006090A1 (en) * | 1993-08-23 | 1995-03-02 | Alliedsignal Inc. | Polymer nanocomposites comprising a polymer and an exfoliated particulate material derivatized with organo silanes, organo titanates and organo zirconates dispersed therein and process of preparing same |
-
1995
- 1995-10-12 US US08/542,081 patent/US5605982A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-10-02 DE DE69614797T patent/DE69614797T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-10-02 EP EP96115755A patent/EP0768331B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-10-14 JP JP8271135A patent/JPH09110986A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104780A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Shiseido Co Ltd | 層状有機ケイ酸及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5605982A (en) | 1997-02-25 |
EP0768331A1 (en) | 1997-04-16 |
DE69614797D1 (de) | 2001-10-04 |
DE69614797T2 (de) | 2002-05-23 |
EP0768331B1 (en) | 2001-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Robeyns et al. | Synthesis, characterization and modification of silicone resins: An “Augmented Review” | |
Abe et al. | Oligo-and polysiloxanes | |
JP2777058B2 (ja) | 有機ケイ素化合物及びその製法 | |
US4029629A (en) | Solvent resistant room temperature vulcanizable silicone rubber composition | |
JPH02281041A (ja) | オルガノシロキサン樹脂の製造方法 | |
Anisimov et al. | Carborane–siloxanes: synthesis and properties. New possibilities for structure control | |
JP4727006B2 (ja) | 置換されたシルエチレン基で部分的に末端をブロックされたポリジオルガノシロキサンの製造方法 | |
JP3937120B2 (ja) | 液状付加硬化型シリコーンゴム組成物及びその製造方法 | |
US5110967A (en) | Crosslinkers and chain extenders for room temperature vulcanization or crosslinking of polymers | |
JP3739477B2 (ja) | オルガノシロキサンの縮合生成物を官能化する方法 | |
US6307081B1 (en) | Hyperbranched polymers and methods for the preparation, cure, and stabilization thereof | |
JPH09110986A (ja) | オルガノポリシロキサンシート及びチューブポリマーの製造方法 | |
JP4469063B2 (ja) | アルミナ粉末用表面処理剤 | |
JP3349735B2 (ja) | ヒドロシリル化法 | |
JPH02281040A (ja) | オルガノシロキサン樹脂およびその製造方法 | |
US6140525A (en) | Hyperbranched polymers and methods for the preparation thereof | |
JP3275624B2 (ja) | シリコーンゴム組成物及びその成型方法 | |
EP0831112B1 (en) | Sheet and tube organosilicon polymers | |
JP2001504859A (ja) | 高純度枝分かれアルキルシルセスキオキサン液体 | |
Baney et al. | Polysilsesquioxanes | |
CA2291205A1 (en) | Method for the preparation of organosilicon compounds | |
JP2000095866A (ja) | オルガノポリシロキサンシ―ト状又は管状ポリマ―からのゲルの製造方法 | |
US20230295364A1 (en) | Catalyst, method of preparation, and methods involving hydrosilylation | |
JP2627769B2 (ja) | 鎖状ポリオルガノシロキサンの製造方法 | |
JP4013520B2 (ja) | 新規なハロゲノシランおよびアルカリ可溶性樹脂 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20051004 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20051011 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060919 |