JPH09110820A - ヨードアルキニルカーバメイトの製造方法 - Google Patents

ヨードアルキニルカーバメイトの製造方法

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JPH09110820A
JPH09110820A JP26880295A JP26880295A JPH09110820A JP H09110820 A JPH09110820 A JP H09110820A JP 26880295 A JP26880295 A JP 26880295A JP 26880295 A JP26880295 A JP 26880295A JP H09110820 A JPH09110820 A JP H09110820A
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JP
Japan
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organic solvent
water
carbamate
iodoalkynyl
reaction
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Application number
JP26880295A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ogata
英昭 尾形
Yoshinori Tanaka
良典 田中
Masahiro Omura
正弘 大村
Masayoshi Suzuki
政芳 鈴木
Seiichi Watanabe
清一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 アルキニルカーバメイトを有機溶媒又は
有機溶媒と水との混合溶媒中でヨウ素化し、ヨードアル
キニルカーバメイトを製造するに際して、反応後の生成
液に水を添加することにより、一般式2のヨードアルキ
ニルカーバメイトを析出させ、分離する。 (RはC1〜20個とm価を有する置換又は非置換のア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基若しくはアラ
ルキル基を示し、m及びnはそれぞれ1〜3の整数を示
す。) 【効果】 選択性よく、高純度の粉状ヨードアルキニル
カーバメイトを直接得ることができ、ヨウ素化反応に使
用する有機溶媒、及び結晶を析出させる際に用いる水は
共に反応系より容易に回収して繰り返し使用することに
より副原料の使用量を削減し、工業的にも適する製法と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料、皮革又は繊
維類のような工業製品への殺菌剤などとして広く用いら
れるヨードアルキニルカーバメイトの製造方法に関し、
詳しくは工業的に有利に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】既に、アルキニルカーバメイトのヨウ素
化によるヨードアルキニルカーバメイトの製法は種々の
方法が開示され公知である。たとえば、特開昭55−1003
54号公報に記載の方法は、下記式(3)(化3)
【0003】
【化3】 で表されるアルキノールを、下記一般式(4)(化4)
【0004】
【化4】 で表されるイソシアナトと反応させて下記一般式(1)
(化5)
【0005】
【化5】 (式(3)(4)及び(1) において、Rは炭素原子1〜20個を
有し、かつm価を有する、置換されているか又は置換さ
れていないアルキル基、シクロアルキル基、アリール基
若しくはアラルキル基を示し、m及びnは、それぞれ1
〜3の整数を示す。)で表されるアルキニルカーバメイ
トを得た後、該アルキニルカーバメイトを、次亜塩素酸
ナトリウムの存在下でヨウ素若しくはアルカリ金属ヨウ
化物を用いてヨウ素化し、ヨードアルキニルカーバメイ
トを生成させ、次いで、該生成液をトルエンを用いて数
回抽出操作を行い、乾燥及び蒸発操作を行って結晶状の
ヨードアルキニルカーバメイトを得るというものであ
る。
【0006】また、特開平5-112520号公報では、前記式
(1)で表されるアルキニルカーバメイトを一塩化ヨウ
素によりヨウ素化し、ヨードアルキニルカーバメイトを
生成させた後、トルエンのような、水と二層分離する有
機溶媒を用い、反応液中よりヨードアルキニルカーバメ
イトを抽出し、乾燥及び蒸発操作を行って結晶状のヨー
ドアルキニルカーバメイトを得るという方法を開示して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来より知ら
れるヨードアルキニルカーバメイトの製法においては、
いずれも反応生成液よりトルエンのような有機溶媒を用
い、数回の抽出操作を行った後、該抽出液を無水水酸化
ナトリウムや無水硫酸マグネシウムのような乾燥剤を使
用して乾燥させ、次いで、抽出に用いた有機溶媒を蒸発
させるなどといった、非常に煩雑な操作が行われてい
る。
【0008】また、上記操作により得られるヨードアル
キニルカーバメイトの結晶は粉状ではなく塊状物として
得られるため、粉状製品とするには、再度得られた結晶
を有機溶媒中に溶解させ、再結晶させなければならない
といった操作が必要である。
【0009】これらのように、従来より知られるヨード
アルキニルカーバメイトの製法においては、トルエンの
ような抽出用及び再結晶用の有機溶媒を多量に必要とす
るばかりか、非常に煩雑な操作をも要しているために、
そのまま工業的な製法として採用する上では困難であ
り、改良を必要とする。
【0010】本発明では、従来に知られるヨードアルキ
ニルカーバメイト製法でのこれらの欠点を解消し、副原
料を削減するとともに、工業的にも適した有利な製造方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来に知
られるヨードアルキニルカーバメイトの製法における前
記した欠点を解消すべく、鋭意研究及び検討を重ねてき
たところ、アルキニルカーバメイトをヨウ素化して得ら
れるヨードアルキニルカーバメイト生成液に対し、トル
エンのような有機溶媒を用いて抽出操作するのではな
く、これに水を添加することが極めて有効な手段である
ことを見出した。すなわち、反応後のヨードアルキニル
カーバメイト生成液に水を添加することにより、生成し
たヨードアルキニルカーバメイトはそのほぼ全量を結晶
として析出させることが可能であり、しかもこのように
した場合は、粉状の製品が直接得られること、さらには
この方法によれば、反応に用いた有機溶媒は容易に回収
することができ、繰り返しヨードアルキニルカーバメイ
トの製造用として使用し得ることも見出し、本発明を完
成するに至った。
【0012】すなわち、本発明は、一般式(1)(化
6)
【化6】 (式中、Rは炭素原子1〜20個を有し、かつm価を有す
る、置換されているか又は置換されていないアルキル
基、シクロアルキル基、アリール基若しくはアラルキル
基を示し、m及びnは、それぞれ1〜3の整数を示
す。)で表されるアルキニルカーバメイトを、有機溶媒
又は有機溶媒と水との混合溶媒中でヨウ素化し、一般式
(2)(化7)
【0013】
【化7】 (式中、R,m及びnは一般式(1)の場合と同じ意味
を示す。)で表されるヨードアルキニルカーバメイトを
製造するに際し、反応後のヨードアルキニルカーバメイ
ト生成液に水を添加し、ヨードアルキニルカーバメイト
を析出させ分離することを特徴とするヨードアルキニル
カーバメイトの製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において、一般式(1)で
表されるアルキニルカーバメイトのヨウ素化は、通常、
該アルキニルカーバメイトを、有機溶媒又はこれと水と
の混合溶媒中、塩基の存在下で、一塩化ヨウ素と、又は
次亜塩素酸ナトリウムとアルカリ金属ヨウ化物との混合
物、若しくは次亜塩素酸ナトリウムとアルカリ金属水酸
化物及びヨウ素の混合物を反応させることにより行われ
る。
【0015】また、アルキニルカーバメイトのヨウ素化
は、水溶性の有機溶媒又は該有機溶媒と水との混合溶媒
中で行うのが好ましい。通常、アルキニルカーバメイト
は水に対する溶解度が小さく、水のみでは所望の反応が
進み難いからである。ヨウ素化時における好ましい有機
溶媒の例としては、メタノール又はエタノールが挙げら
れる。
【0016】有機溶媒又はこれと水との混合溶媒中にお
けるアルキニルカーバメイトの濃度は5〜30重量%の範
囲とすることが望ましい。この濃度が5重量%未満では
目的物の生産性が極端に低下してしまい、また30重量%
を越えても顕著な生産性の向上は見られないからであ
る。上記条件下において反応させた後、反応終了後は反
応液に塩酸などの酸を加え、中和などの後処理を行う。
【0017】次いで、本発明では、上記操作により得ら
れた反応液に水を添加することにより、ヨードアルキニ
ルカーバメイトの結晶を析出させる。この場合、多量の
水を一括して添加したりすると、析出する結晶が塊状物
となったりすることがあるため、液が懸濁状となるまで
は徐々に水を添加していくことが好ましい。添加する水
の量は、あまり少ない場合は十分に結晶を析出させるこ
とが困難であり、また必要以上に多量に用いた場合は容
積効率が悪くなるとともに、後工程における有機溶媒の
回収効率も悪くなることから、反応に使用した有機溶媒
の量に対し、 0.7〜3重量倍、さらにより好ましくは
1.5〜2.5 重量倍の範囲である。添加する水の温度は常
温程度のもので十分に結晶を析出させることができ、水
温の違いによる結晶収量の増減及び品質にはほとんど影
響がない。
【0018】上記操作により析出したヨードアルキニル
カーバメイトの結晶は、濾過操作、又は通常の一般的な
遠心分離機若しくは加圧濾過機などを用いることによ
り、容易に分離することが可能である。
【0019】さらには本発明によれば、上記ヨードアル
キニルカーバメイトの結晶が分離された後の液である、
有機溶媒と水との混合液は、蒸留操作にかけることによ
り両者を容易に分離することが可能である。これらを分
離するための蒸留装置には特に限定がなく、通常一般的
に用いられる装置で十分行うことができ、段数は用いら
れる有機溶媒の種類にもよるが、有機溶媒と水とが分離
される範囲にあればよく、通常は4〜20段程度の範囲で
ある。
【0020】この蒸留操作により分離された有機溶媒と
水の各々は、繰り返し本発明におけるヨードアルキニル
カーバメイトの製造に用いることが可能である。すなわ
ち、有機溶媒はアルキニルカーバメイトのヨウ素化時に
おける反応溶媒として、また水は、前記したヨードアル
キニルカーバメイト生成液に添加する水として繰り返し
使用することができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により、本発明におけるヨード
アルキニルカーバメイトの製造方法をさらに詳細に説明
する。以下において、%は特記した以外は重量基準であ
る。また、得られたヨードアルキニルカーバメイトにつ
いては融点を測定するとともに、高速液体クロマトグラ
フィーによりその純度を分析した。回収された有機溶媒
の純度はカールフィッシャー水分測定により水分を測定
し、該水分量を差し引くことにより求めた数値であり、
回収水の方は、その中に含まれる有機溶媒濃度をガスク
ロマトグラフィーにより求めた数値である。
【0022】実施例1 反応器(容量200ml 、冷却器及び攪拌機付き)に、プロ
プ-1- イン-3- イルN- n- ブチルカーバメイト7.75g
(0.050 モル)及び有機溶媒としてメタノール70gを装
入し、48%水酸化ナトリウム水溶液 6.1g(0.073 モル
相当)を添加した。この溶液を温度10℃に維持しつつ、
これに、15%塩化ナトリウム水溶液21.9gに 8.6gの一
塩化ヨウ素(0.053モル)を溶解させた液を20分かけて添
加し、さらに、温度を15℃として2時間反応させた。そ
の後、この溶液に塩酸を添加し中和した。次いで、上記
反応液に純水 140.0gを徐々に添加したところ、内容物
は懸濁液となり、結晶が析出した。結晶を濾別し、純水
14.0gを用い洗浄した後、乾燥器を用いて乾燥させた。
この結果、粉状の1-ヨードプロプ-1- イン-3- イルN-
n- ブチルカーバメイト13.8gが得られた。収率は98.5
モル%であった。このものの融点は65〜67℃であり、純
度分析によれば不純物は全く検出されなかった。
【0023】次に、上記1-ヨードプロプ-1- イン-3- イ
ルN- n- ブチルカーバメイトの結晶を濾別した後の濾
液、及び結晶を洗浄した際の洗浄液をともに蒸留装置
(容量1000ml、蒸留塔段数6段)に装入しメタノールを
蒸留回収した。回収されたメタノールは純度98.4%で、
回収率は97.4%であった。また、この蒸留装置の底部分
から得られた水の回収率は99.5%で、メタノール濃度は
0.3%であった。
【0024】次いで、上記操作により回収され得られた
メタノール67.1gに新たなメタノール 2.9gを加えたも
のを有機溶媒として使用し、前述と同様の反応を行わせ
た。反応後は、生成液に添加する水として、上記で分離
回収された水を用い、以下同様に操作して、再び1-ヨー
ドプロプ-1- イン-3- イルN- n- ブチルカーバメイト
の粉状結晶13.8gを得た。収率は98.2モル%であった。
このものの融点は66〜67℃であり、純度分析によれば不
純物は全く検出されなかった。
【0025】さらに引続き、上記結晶濾別後の濾液と結
晶を洗浄した際の洗浄液を前記に同じ蒸留装置に装入
し、メタノールと水を分離し回収した。回収メタノール
は純度98.8%であり、回収率は98.0%であった。また、
回収水の方は、回収率は98.7%であり残存メタノール濃
度は 0.4%であった。
【0026】以下、同様に操作してさらにもう3回繰り
返し、1-ヨードプロプ-1- イン-3-イルN- n- ブチル
カーバメイトの製造を行った。以上をまとめた結果を表
1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2 実施例1において、初期に仕込む有機溶媒をエタノール
50gと水10gの混合溶媒とし、また、反応後の蒸留にお
ける装置の段数を10段として行ったほかは実施例1と全
く同様に操作し、1-ヨードプロプ-1- イン-3- イルN-
n- ブチルカーバメイトの製造を行った。この例におい
ても、得られた1-ヨードプロプ-1- イン-3- イルN- n
- ブチルカーバメイトの結晶は全て粉状であり、塊状の
固形物のようなものは全く見られなかった。結果を表2
に示す。
【0029】
【表2】
【0030】実施例3 実施例1において、原料をプロプ-1- イン-3- イルN-
n- ドデシルカーバメイト 13.35g(0.050 モル)とし
て行ったほかは全く同様に操作し、1-ヨードプロプ-1-
イン-3- イルN- n- ドデシルカーバメイトの製造を行
った。この例においても、得られた1-ヨードプロプ-1-
イン-3- イルN- n- ドデシルカーバメイトの結晶は全
て粉状であり、塊状の固形物のようなものは全く見られ
なかった。結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】実施例4 実施例1において、原料をプロプ-1- イン-3- イルN-
シクロヘキシルカーバメイト 19.05g(0.050 モル)に
変えた以外は全く同様に操作し、1-ヨードプロプ-1- イ
ン-3- イルN- シクロヘキシルカーバメイトの製造を行
った。この例においても、得られた1-ヨードプロプ-1-
イン-3- イルN- シクロヘキシルカーバメイトの結晶は
全て粉状であり、塊状の固形物のようなものは全く見ら
れなかった。結果を表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】比較例1 実施例1において、反応後の生成液を塩酸を用いて中和
した後、水を添加することなく、反応生成液にトルエン
40gずつを用い計5回の抽出操作を行い、これらのトル
エン抽出液を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。次
いで減圧下にトルエンを蒸発させ、1-ヨードプロプ-1-
イン-3- イルN- n- ブチルカーバメイトの結晶を得
た。得られたこのものは塊状の固化物であり、叩いて粉
砕するも、とても粉状とすることのできるものではなか
った。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のヨードア
ルキニルカーバメイトの製造方法によれば、トルエンの
ような抽出溶媒や再結晶用の溶媒を使用せずとも、非常
に選択性よく、高純度のヨードアルキニルカーバメイト
を得ることができる。しかも何らの煩雑な操作をせずと
も、すぐに出荷又は次工程に即使用し得るような粉状の
ものが直接製造できるのである。
【0036】また、本発明に記載の方法によれば、ヨウ
素化反応時に使用する有機溶媒、及び結晶を析出させる
際に用いる水は、ともに反応系より容易に回収すること
ができ、これらが繰り返しヨードアルキニルカーバメイ
トの製造に使用することが可能である。このため、必要
とする副原料も大幅に削減することができるので、工業
的なヨードアルキニルカーバメイトの製法としても極め
て好適な方法であり、産業上有用性をもった発明である
と言える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 政芳 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 渡辺 清一 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)(化1) 【化1】 (式中、Rは炭素原子1〜20個を有し、かつm価を有す
    る、置換されているか又は置換されていないアルキル
    基、シクロアルキル基、アリール基若しくはアラルキル
    基を示し、m及びnは、それぞれ1〜3の整数を示
    す。)で表されるアルキニルカーバメイトを、有機溶媒
    又は有機溶媒と水との混合溶媒中でヨウ素化し、一般式
    (2)(化2) 【化2】 (式中、R,m及びnは一般式(1)の場合と同じ意味
    を示す。)で表されるヨードアルキニルカーバメイトを
    製造するに際し、反応後のヨードアルキニルカーバメイ
    ト生成液に水を添加し、ヨードアルキニルカーバメイト
    を析出させ分離することを特徴とするヨードアルキニル
    カーバメイトの製造方法。
  2. 【請求項2】 ヨードアルキニルカーバメイトを分離し
    た後の液を蒸留して有機溶媒を分離し、該有機溶媒を反
    応溶媒として再びヨードアルキニルカーバメイトの製造
    に用いることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 ヨードアルキニルカーバメイト生成液に
    添加する水として、ヨードアルキニルカーバメイトを分
    離した後の液を蒸留し、該蒸留により有機溶媒が分離さ
    れた後に得られる水を用いる請求項1又は2に記載の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 有機溶媒がメタノール又はエタノールで
    ある請求項1〜3いずれかに記載の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503137A (ja) * 2009-08-31 2013-01-31 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー ヨードプロパルギル化合物の製造方法

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