JPH09110342A - エレベータ照明装置 - Google Patents
エレベータ照明装置Info
- Publication number
- JPH09110342A JPH09110342A JP26437195A JP26437195A JPH09110342A JP H09110342 A JPH09110342 A JP H09110342A JP 26437195 A JP26437195 A JP 26437195A JP 26437195 A JP26437195 A JP 26437195A JP H09110342 A JPH09110342 A JP H09110342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- car
- fluorescent lamp
- elevator
- color
- Prior art date
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- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 螢光灯や保護カバーをその都度交換すること
なしに所望の時間に所望の発光色で照明させることが可
能なエレベータ照明装置を提供する。 【解決手段】 エレベータ乗かご内を螢光灯２で照明す
るエレベータ照明装置において、螢光灯保護カバー１を
２つ割りの円筒形状のもので構成し保護カバー１にタイ
マー２により回転制御されるモータ４を結合しモータ４
を回転することによる乗かご内の照明を時間的に変更さ
せる。
なしに所望の時間に所望の発光色で照明させることが可
能なエレベータ照明装置を提供する。 【解決手段】 エレベータ乗かご内を螢光灯２で照明す
るエレベータ照明装置において、螢光灯保護カバー１を
２つ割りの円筒形状のもので構成し保護カバー１にタイ
マー２により回転制御されるモータ４を結合しモータ４
を回転することによる乗かご内の照明を時間的に変更さ
せる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ照明装
置に係り、特に乗かご内を照明する螢光灯の保護カバー
の回転制御を可能にし、照明色を所望の色に選択するこ
とができるエレベータ照明装置に関する。
置に係り、特に乗かご内を照明する螢光灯の保護カバー
の回転制御を可能にし、照明色を所望の色に選択するこ
とができるエレベータ照明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエレベータ照明装置は、乗かごの
天井に取り付けた複数本の螢光灯と、これら螢光灯を覆
うように配置された保護カバーとからなっており、螢光
灯から発光された光は、光透過性材料で構成された保護
カバーを通して乗かご内に照射され、乗かご内を一様に
照明するようにしている。
天井に取り付けた複数本の螢光灯と、これら螢光灯を覆
うように配置された保護カバーとからなっており、螢光
灯から発光された光は、光透過性材料で構成された保護
カバーを通して乗かご内に照射され、乗かご内を一様に
照明するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これまでのエレベータ
照明装置は、使用される螢光灯の本数によって乗かご内
の照度が決定され、また、使用される螢光灯の発光色及
び保護カバーの色によって照明色が決定される。
照明装置は、使用される螢光灯の本数によって乗かご内
の照度が決定され、また、使用される螢光灯の発光色及
び保護カバーの色によって照明色が決定される。
【０００４】一方、エレベータ照明装置は、時間や季節
に応じてその照明色を適宜変更させたいという要望があ
る。
に応じてその照明色を適宜変更させたいという要望があ
る。
【０００５】ところで既知のエレベータ照明装置は、照
明色を変更させようとすれば、発光色の異なる螢光灯に
変換したり、保護カバーを他の着色したものに交換しな
ければならず、このような交換作業は、保護カバーが半
固定的に取付けられていることから、簡単にできない場
合が多く、まして、時間に応じて照明色を変更させるた
めには、その都度この簡単でない交換作業を行なわなけ
ればならないという問題がある。
明色を変更させようとすれば、発光色の異なる螢光灯に
変換したり、保護カバーを他の着色したものに交換しな
ければならず、このような交換作業は、保護カバーが半
固定的に取付けられていることから、簡単にできない場
合が多く、まして、時間に応じて照明色を変更させるた
めには、その都度この簡単でない交換作業を行なわなけ
ればならないという問題がある。
【０００６】本発明は、前記問題点を解決するもので、
その目的は、螢光灯や保護カバーをその都度交換するこ
となしに所望の時間に所望の発光色で照明させることが
可能なエレベータ照明装置を提供することにある。
その目的は、螢光灯や保護カバーをその都度交換するこ
となしに所望の時間に所望の発光色で照明させることが
可能なエレベータ照明装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータ乗かご内を螢光灯で照明する
エレベータ照明装置において、前記螢光灯の保護カバー
を２つ割りの円筒形状のもので構成し、前記保護カバー
にタイマーにより回転制御されるモータを結合し、前記
モータを回転することによる乗かご内の照明色を時間的
に変更させるものである。
に、本発明は、エレベータ乗かご内を螢光灯で照明する
エレベータ照明装置において、前記螢光灯の保護カバー
を２つ割りの円筒形状のもので構成し、前記保護カバー
にタイマーにより回転制御されるモータを結合し、前記
モータを回転することによる乗かご内の照明色を時間的
に変更させるものである。
【０００８】そして、本発明は前記のように構成したの
で、螢光灯の保護カバーを回転可能な略円筒形状のもの
で構成し、保護カバーの照明光照射部を周囲の状態に応
じて変更させるようにしているので、例えば昼間の場合
は比較的さわやかな明るい色の照明色で乗かご内を照明
し、夜間の場合は比較的落着いた暖かい色の照明色で乗
かご内を照明できるようになる。
で、螢光灯の保護カバーを回転可能な略円筒形状のもの
で構成し、保護カバーの照明光照射部を周囲の状態に応
じて変更させるようにしているので、例えば昼間の場合
は比較的さわやかな明るい色の照明色で乗かご内を照明
し、夜間の場合は比較的落着いた暖かい色の照明色で乗
かご内を照明できるようになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１０】図１は、本発明に係るエレベータ照明装置
の一実施の形態を示す概略構成図である。また、図２
は、図１に図示の実施の形態に用いられる保護カバーの
一例を示す分解斜視図である。
の一実施の形態を示す概略構成図である。また、図２
は、図１に図示の実施の形態に用いられる保護カバーの
一例を示す分解斜視図である。
【００１１】図１において、１は螢光灯２を保護する略
円筒形状の保護カバー、２はエレベータ乗かご内を照明
する螢光灯、３は保護カバー１の一端部に結合される結
合部、４は軸心が結合部３に連結されたモータ、５はモ
ータ４内に組み込まれたタイマーである。
円筒形状の保護カバー、２はエレベータ乗かご内を照明
する螢光灯、３は保護カバー１の一端部に結合される結
合部、４は軸心が結合部３に連結されたモータ、５はモ
ータ４内に組み込まれたタイマーである。
【００１２】また、図２において、１Ａ、１Ｂは２つ割
りされた半円筒形状の保護カバー片で、これら保護カバ
ー片１Ａ、１Ｂのフランジ部をねじ等によって接合させ
ることにより、略円筒形状の保護カバー１が形成される
ものである。
りされた半円筒形状の保護カバー片で、これら保護カバ
ー片１Ａ、１Ｂのフランジ部をねじ等によって接合させ
ることにより、略円筒形状の保護カバー１が形成される
ものである。
【００１３】この場合、螢光灯２は乗かごの天井に吊金
具等によって取付けられ、螢光灯２が軸心部分にあるよ
うに、螢光灯２の周囲に保護カバー１を配置する。保護
カバー１の一端に結合部分を着脱自在に取付け、モータ
４を乗かごの天井の凹部に配置する。そして、好ましく
は、螢光灯２の配置面が、乗かごの天井面に一致するよ
うにし、保護カバー１の下半分が乗かごの天井面から突
出するように配置する。
具等によって取付けられ、螢光灯２が軸心部分にあるよ
うに、螢光灯２の周囲に保護カバー１を配置する。保護
カバー１の一端に結合部分を着脱自在に取付け、モータ
４を乗かごの天井の凹部に配置する。そして、好ましく
は、螢光灯２の配置面が、乗かごの天井面に一致するよ
うにし、保護カバー１の下半分が乗かごの天井面から突
出するように配置する。
【００１４】また、保護カバー２としては、図２に示す
ような２つ割りの保護カバー片１Ａ、１Ｂを結合させた
ものを用い保護カバー片１Ａとして例えばライトブルー
系の色のもの、保護カバー片１Ｂとして例えばアイボリ
ー系の色のものを選択し、乗かごの天井面から突出する
部分は、これら保護カバー片１Ａ、１Ｂのいずれか一方
のみであるように配置する。前記構成による本実施の形
態のエレベータ照明装置は次のように動作する。
ような２つ割りの保護カバー片１Ａ、１Ｂを結合させた
ものを用い保護カバー片１Ａとして例えばライトブルー
系の色のもの、保護カバー片１Ｂとして例えばアイボリ
ー系の色のものを選択し、乗かごの天井面から突出する
部分は、これら保護カバー片１Ａ、１Ｂのいずれか一方
のみであるように配置する。前記構成による本実施の形
態のエレベータ照明装置は次のように動作する。
【００１５】始めに、タイマー５として例えば１２時間
タイマーを選択し、タイマーの動作開始時刻が６時にな
るようにセットし、朝の６時及び夕方の６時（１８時）
にそれぞれモータ４が回転駆動され、保護カバー１を螢
光灯２を軸心として半回転させる。具体的には朝の６時
になるとタイマー５の起動によりモータ４が半回転し、
その回転に伴って結合部３とともに保護カバー１が半回
転する。この時、保護カバー１はライトブルー系の色の
保護カバー片１Ａの部分が乗かごの天井面から突出する
ようになり、螢光灯２による乗かご内の照明色を淡い青
色にし、昼間の照明色に適した色に設定することができ
る。次に夕方の（１８時）になると、再びタイマー５の
起動によりモータ４が半回転し、その回転に伴って保護
カバー１が半回転する。このときに保護カバー１はアイ
ボリー系の色の保護カバー片１Ｂの部分が乗かごの天井
面から突出するようになり、螢光灯２による乗かご内の
照明色を白っぽい暖色にして、夜間の照明色に適した色
に設定することができる。
タイマーを選択し、タイマーの動作開始時刻が６時にな
るようにセットし、朝の６時及び夕方の６時（１８時）
にそれぞれモータ４が回転駆動され、保護カバー１を螢
光灯２を軸心として半回転させる。具体的には朝の６時
になるとタイマー５の起動によりモータ４が半回転し、
その回転に伴って結合部３とともに保護カバー１が半回
転する。この時、保護カバー１はライトブルー系の色の
保護カバー片１Ａの部分が乗かごの天井面から突出する
ようになり、螢光灯２による乗かご内の照明色を淡い青
色にし、昼間の照明色に適した色に設定することができ
る。次に夕方の（１８時）になると、再びタイマー５の
起動によりモータ４が半回転し、その回転に伴って保護
カバー１が半回転する。このときに保護カバー１はアイ
ボリー系の色の保護カバー片１Ｂの部分が乗かごの天井
面から突出するようになり、螢光灯２による乗かご内の
照明色を白っぽい暖色にして、夜間の照明色に適した色
に設定することができる。
【００１６】このように、本実施の形態によれば昼間の
時間体と夜間の時間体でエレベータ乗かご内の照明色を
自動的に変更させることができるもので、保護カバー１
や螢光灯２をわざわざ交換することなしにその時間帯に
最も適した照明色により乗かご内を照明することができ
る。なお、乗かご内の照明色は、保護カバー片１Ａ、１
Ｂの色だけでなく使用する螢光灯２の発光色によっても
適宜変化させることができ、螢光灯２の発光色と保護カ
バー片１Ａ、１Ｂの色の選択により種々の色の照明色を
現出させることができる。また、保護カバー片１Ａ、１
Ｂの色を季節に応じて、例えば夏期と冬期とに応じて選
べるように、夏期はライトブルー系とアイボリー系、冬
期はクリーム系とライトグリーン系というように、いく
つかの色のものを用意しておけば、季節毎の保護カバー
１の交換によりさらに多種の照明色を現出させることが
できる。
時間体と夜間の時間体でエレベータ乗かご内の照明色を
自動的に変更させることができるもので、保護カバー１
や螢光灯２をわざわざ交換することなしにその時間帯に
最も適した照明色により乗かご内を照明することができ
る。なお、乗かご内の照明色は、保護カバー片１Ａ、１
Ｂの色だけでなく使用する螢光灯２の発光色によっても
適宜変化させることができ、螢光灯２の発光色と保護カ
バー片１Ａ、１Ｂの色の選択により種々の色の照明色を
現出させることができる。また、保護カバー片１Ａ、１
Ｂの色を季節に応じて、例えば夏期と冬期とに応じて選
べるように、夏期はライトブルー系とアイボリー系、冬
期はクリーム系とライトグリーン系というように、いく
つかの色のものを用意しておけば、季節毎の保護カバー
１の交換によりさらに多種の照明色を現出させることが
できる。
【００１７】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、螢光灯や保護カバーをその都度交換しなくても自
動的に所望の時間帯に所望の発光色で乗かご内を照明す
ることができ、また季節によっても一度保護カバーを交
換するだけでその季節に適合した発光色により自動的に
所望の時間帯に所望の発光色の照明を達成することがで
きる。
れば、螢光灯や保護カバーをその都度交換しなくても自
動的に所望の時間帯に所望の発光色で乗かご内を照明す
ることができ、また季節によっても一度保護カバーを交
換するだけでその季節に適合した発光色により自動的に
所望の時間帯に所望の発光色の照明を達成することがで
きる。
【図１】本発明に係るエレベータ照明装置の一実施の形
態を示す概略構成図である。
態を示す概略構成図である。
【図２】図１に示す保護カバーの分解斜視図である。
１ 保護カバー １Ａ、１Ｂ 保護カバー片 ２ 螢光灯 ３ 結合部 ４ モータ ５ タイマー
Claims (3)
- 【請求項１】 エレベータ乗かご内を螢光灯で照明する
エレベータ照明装置において、前記螢光灯の保護カバー
を２つ割りの円筒形状のもので構成し、前記保護カバー
にタイマーにより回転制御されるモータを結合し、前記
モータを回転することによる乗かご内の照明色を時間的
に変更させることを特徴とするエレベータ照明装置。 - 【請求項２】 前記円筒形状の保護カバーは、約半分が
前記乗かご側に露出するように配置されていることを特
徴とする請求項１に記載のエレベータ照明装置。 - 【請求項３】 前記円筒状のカバーは、前記乗かご側に
露出している部分が、半日ごとに反転することを特徴と
する請求項２に記載のエレベータ照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26437195A JPH09110342A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | エレベータ照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26437195A JPH09110342A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | エレベータ照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09110342A true JPH09110342A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17402231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26437195A Pending JPH09110342A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | エレベータ照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09110342A (ja) |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP26437195A patent/JPH09110342A/ja active Pending
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