JPH11149807A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH11149807A
JPH11149807A JP9317069A JP31706997A JPH11149807A JP H11149807 A JPH11149807 A JP H11149807A JP 9317069 A JP9317069 A JP 9317069A JP 31706997 A JP31706997 A JP 31706997A JP H11149807 A JPH11149807 A JP H11149807A
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JP
Japan
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light control
shade
lighting
light
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Application number
JP9317069A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Mogi
恒男 茂木
Nobuo Kanai
伸雄 金井
Kiyoshi Arai
清 荒井
Toru Kurosawa
透 黒沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主照明や間接照明の切り換えを適宜行なえ、
またその主照明や間接照明のときの照明の色合いを変え
て照明雰囲気を変えるような種々のバリエーションを採
ることができる照明器具を提供する。 【構成】 器具本体4と、この器具本体4の下面に設け
られた複数の環形の蛍光ランプ10a,10b,10c
と、これら蛍光ランプ10a,10b,10cを含めて
器具本体4の下面を覆ったセード11とを具備し、前記
蛍光ランプ10a,10bの相互間に光制御部材15を
設け、この光制御部材15でセード11内を少なくとも
2つの領域に仕切り、その各領域内に配置するランプの
発光色をその各領域ごとで異ならせ、その各領域内に配
置する蛍光ランプ10a,10b,10cを選択的に点
灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、器具本体の下面
に複数のランプおよびこれらランプを覆うセードを設け
てなる照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】室内を照明する照明器具として、器具本
体の下面に複数の環形の蛍光ランプを同心的に設け、こ
れら蛍光ランプをセードで覆うようにした照明器具が一
般に提供されている。そして各蛍光ランプの全部を点灯
させたり、一部を選択的に点灯させて室内を望みの明る
さに照明するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の照明器具においては、蛍光ランプの選択的な点
灯により照明の明るさを変えることができるだけで、照
明形態を主照明や間接照明に切り換えたり、その主照明
や間接照明のときの照明の色合いを変えて照明雰囲気を
変えるようなバリエーションを採るようなことができな
い。
【0004】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、主照明や間接照明
の切り換えを適宜行なえ、またその主照明や間接照明の
ときの照明の色合いを変えて照明雰囲気を変えるような
種々のバリエーションを採ることができる照明器具を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、器具本体と、この器具本体の下面
に設けられた複数のランプと、これらランプを含めて器
具本体の下面を覆ったセードとを具備し、前記ランプの
相互間に光制御部材を設け、この光制御部材でセード内
を少なくとも2つの領域に仕切り、その各領域内に配置
するランプの発光色をその各領域ごとで異ならせ、その
各領域内のランプを選択的に点灯可能としたものであ
る。
【0006】そして請求項2の発明では、光制御部材を
不透光性の材料で形成してあることを特徴としており、
請求項3の発明では光制御部材を透光性の材料で形成し
てあることを特徴としており、請求項4の発明では、光
制御部材が筒形で下端側に向かってテーパ状に漸次縮径
する逆ラッパ状となっていることを特徴としており、請
求項5の発明では、光制御部材が筒形で下端側の開口の
形状が花柄等の模様形状となっていることを特徴として
おり、請求項6の発明では、光制御部材が器具本体の反
射板に取り付けられていることを特徴としており、請求
項7の発明では、光制御部材に弾性変形可能な係合体が
設けられ、この係合体を介して光制御部材が器具本体の
下面に配置するランプに係脱可能に取り付けられている
ことを特徴としており、請求項8の発明では、光制御部
材に弾性変形可能な係合体が設けられ、この係合体を介
して光制御部材が器具本体の下面に配置するランプホル
ダに係脱可能に取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1には照明器具の全体
の構成を示してあり、1は室内の天井面、2は天井面1
に設けられた引掛けシーリングである。そしてこの引掛
けシーリング2にアダプター3が取り付けられ、このア
ダプター3を介して照明器具の器具本体4が天井面1に
直付けされている。
【0008】器具本体4は下面に反射板5を備えてお
り、この反射板5の内側にインバータ等の点灯制御機器
(図示せず)が組込まれている。反射板5にはその直径
方向に延びる嵌合溝6が形成され、この嵌合溝6内にホ
ルダ7が着脱可能に嵌着され、このホルダ7の両端部に
例えば3組のランプホルダ8a,8b,8cが取り付け
られている。そしてこれらランプホルダ8a,8b,8
cに第1、第2、第3の3本の環形の蛍光ランプ10
a,10b,10cが反射板5の下方に同心的に配置す
るように着脱可能に取り付けられている。
【0009】これら蛍光ランプ10a,10b,10c
としては、断面の管径が16.5mmである細管径のランプが
用いられている。そして例えば最も外側に配置する第1
の蛍光ランプ10aは、暖かみのある落ち着いた電球色
に発光するランプで、その内側に配置する第2および第
3の蛍光ランプ10b,10cは、白さがすっきりした
昼光色あるいは自然色に近い昼白色に発光するランプと
なっている。
【0010】蛍光ランプ10a,10b,10cの交換
等に当たっては、各蛍光ランプ10a,10b,10c
をホルダ7ごと器具本体1から取り外し、その取り外し
たホルダ7を手元におき、この状態のもとでホルダ7に
対して蛍光ランプ10a,10b,10cを着脱してそ
の交換等の作業を容易に能率よく行なうことができるよ
うになっている。
【0011】器具本体1には前記各蛍光ランプ10a,
10b,10cを含めて器具本体1の下面の全体を覆う
ようにセード11が着脱可能に取り付けられている。こ
のセード11は透光性を有する合成樹脂により円形をな
すほぼ皿形状に形成されている。
【0012】セード11の内側には光制御部材15が設
けられており、この光制御部材15は図2に示すよう
に、例えば光の適度な透過が可能な透光性をもつ合成樹
脂により、円筒形で内側の開口が下端側に向かって漸次
拡開するラッパ状に形成されている。そしてこの光制御
部材15の下端縁部がセード11の上面の水平部に接着
材で一体的に接合されている。
【0013】光制御部材15はセード11内に配置した
最外周側の第1の蛍光ランプ10aとその内側に配置し
た第2の蛍光ランプ10bとの間に介在し、この光制御
部材15によりセード11内が第1の蛍光ランプ10a
が配置する領域と、第2および第3の蛍光ランプ10
b,10cが配置する領域とに仕切られている。
【0014】この照明器具においては、点灯制御機器を
介してセード11内の蛍光ランプ10a,10b,10
cの全部が点灯する場合と、光制御部材15の外周側に
配置する第1の蛍光ランプ10aが点灯する場合と、光
制御部材15の内周側に配置する第2および第3の蛍光
ランプ10b,10cが点灯する場合とに切り換えられ
るようになっている。
【0015】そして蛍光ランプ10a,10b,10c
の全部が点灯したときには、第1の蛍光ランプ10aが
電球色に発光し、第2および第3の蛍光ランプ10b,
10cが昼光色あるいは昼白色に発光し、室内の全体が
照明される。
【0016】ここで、第1の蛍光ランプ10aが配置す
る領域と、第2および第3の蛍光ランプ10b,10c
が配置する領域とが光制御部材15により仕切られてお
り、このためセード11を下方から見たとき、第1の蛍
光ランプ10aにより赤味を帯びた電球色に照らされた
周縁部分の領域と、第2および第3の蛍光ランプ10
b,10cにより白味を帯びた昼光色あるいは昼白色に
照らされた中央部分の領域とに比較的明瞭に色別され、
したがってその各蛍光ランプ10a,10b,10cが
もつ色合いを有効に生かして独特の雰囲気をもつ照明効
果が得られる。
【0017】一方、第1の蛍光ランプ10aを消灯し、
第2および第3の蛍光ランプ10b,10cのみを点灯
する照明状態に切り換えると、その第2および第3の蛍
光ランプ10b,10cが発する昼光色あるいは昼白色
の光が光制御部材15による規制で主にセード11の中
央部分からその下方が照射される主照明の状態となる。
この際、光制御部材15はその下端側に向かってテーパ
状に拡開するラッパ状をなしており、このためセード1
1の直下の比較的広い範囲の部分が照明される。
【0018】また、第2および第3の蛍光ランプ10
b,10cを消灯し、第1の蛍光ランプ10aのみを点
灯する照明状態に切り換えると、その第1の蛍光ランプ
10aが発する電球色の光が光制御部材15による規制
で主にセード11の周辺部から照射される間接照明とな
る。そしてこの間接照明の光が赤味を帯びた電球色であ
るから、室内の照明雰囲気が暖かみのある落ち着いた状
態となる。
【0019】このように蛍光ランプ10a,10b,1
0cの選択的な点灯により、照明形態を主照明や間接照
明に切り換えることができるとともに、その主照明や間
接照明のときの照明の色合いを変えて照明雰囲気を変え
ることができる。
【0020】光制御部材15はセード11に一体的に取
り付けられており、このため蛍光ランプ10a,10
b,10cの交換等に際してセード11を器具本体4か
ら取り外すと、そのセード11と一体に光制御部材15
が蛍光ランプ10a,10b,10cの周辺から離脱し
て蛍光ランプ10a,10b,10cの周辺が広く開放
され、したがってその交換等の作業を容易に能率よく行
なうことができる。
【0021】光制御部材15の材料としては、光の全量
を反射させて光を透過させない合成樹脂等の不透光性材
料を用いる場合であっても、光を反射させるとともに、
光の一部を適度に透過させることが可能な合成樹脂等の
透光性材料を用いる場合であってもよい。そして不透光
性材料を用い場合には、主照明および間接照明のときに
おける第1の蛍光ランプ10aが配置した領域と、第2
および第3の蛍光ランプ10b,10cが配置した領域
とでの輝度の差を明瞭にすることができ、透光性材料を
用いた場合には、主照明および間接照明のときにおける
第1の蛍光ランプ10aが配置した領域と、第2および
第3の蛍光ランプ10b,10cが配置した領域とでの
輝度の差を和らげることができる。
【0022】前記実施形態においては、光制御部材15
を下端側に向かってテーパ状に拡開するラッパ状に形成
して主照明のときにセード11の直下の比較的広い範囲
の部分を照明するようにしてあるが、この形態に限ら
ず、図3に示すように、光制御部材15をストレートの
筒状とする場合であっても、あるいは図4に示すよう
に、光制御部材15を下端側に向かってテーパ状に漸次
縮径する逆ラッパ状とするような場合であってもよい。
光制御部材15を下端側に向かってテーパ状に漸次縮径
する逆ラッパ状とした場合には、主照明の際にセード1
1の直下の比較的狭い範囲をスポット的に照明すること
ができる。
【0023】光制御部材15は前記実施形態のように、
セード11に接着剤で固定する場合に限らず、図5に示
すように、セード11に段差部18を形成し、この段差
部18に光制御部材15の下端の開口縁を載置して係合
させるような場合であってもよい。そしてこの場合に
は、光制御部材15をセード11にいちいち接着剤で固
定する必要がないから、製造時の組立性が良好となり、
また実際の使用時にはセード11の段差部18に光制御
部材15の下端縁部を掛け止めて所定の位置に容易に位
置決めすることができる。
【0024】また、図6に示すように、セード11を下
面に開口部19を有する環状の主部材11aと、前記開
口部19に嵌合可能な副部材11bとによる分割構造に
構成し、その主部材11aにおける開口部19の周縁に
光制御部材15を一体に形成し、前記開口部19に飾り
枠20を介して副部材11bを取り付ける構成とした
り、あるいは図7に示すように、セード11を下面に開
口部19を有する環状の主部材11aと、前記開口部1
9に嵌合可能な副部材11bとによる分割構造に構成
し、その副部材11bの周縁に光制御部材15を一体に
形成し、主部材11aの開口部19に飾り枠20を介し
て副部材11bを取り付けるような構成とする場合であ
ってもよい。
【0025】このような場合には、セード11を構成す
る主部材11aと副部材11bとを、光の反射や透過性
能等の異なる材料で形成して照明のバリエーションをさ
らに多様化することが可能となる。例えば、主部材11
aを通常の光透過性の材料で形成し、副部材11bを光
散乱性の材料で形成し、さらに主部材11aと副部材1
1bとの色合いを変えるように構成したり、あるいは副
部材11bとして、光散乱度合いや色合いが異なる種々
のものを作成し、ユーザがそのうちの好みの副部材11
bを選択して使用できるようにすることが可能である。
【0026】セード11は円形に形成する場合に限ら
ず、図8に示すように、例えば和紙風のアクリルシート
を用いて四角形に形成し、その外面に白木の桟材21を
格子状に取り付けて和風の趣をもつセードとすることも
可能である。
【0027】この和風のセード11の場合、セード11
の内部に設ける光制御部材15としては、図9に示すよ
うに、下端の開口の形状をセード11に対応し、かつセ
ード11の下面に取り付けられている四角形状の桟材2
1aに合致する四角形状とし、上部には円筒状の筒部1
5aを一体に形成した構造とし、その下端の開口を図8
に示すようにセード11の下面に取り付けられている桟
材21aの上に対向合致させる。そしてこの光制御部材
15における筒部15aの外側に間接照明用の蛍光ラン
プを配置させ、内側に主照明用の蛍光ランプを配置させ
る。
【0028】このような構成によれば、セード11の形
状と照明時にセード11の下面に生じる主照明と間接照
明との境の輪郭形状が対応して視覚上のバランスが良好
となり、また光制御部材15の下端の開口縁による影が
前記桟材21aで覆い隠されから外観上の見栄えが向上
する。
【0029】セード11は四角形状とする場合のほか、
五角形状、六角形状、八角形状のような多角形状とする
場合であってもよく、また光制御部材15の下端の開口
をセード11の形状に対応させる場合であっても、ある
いはセード11の形状と異なる形状とする場合であって
もよい。
【0030】例えば図10に示すように、セード11を
四角形状とし、光制御部材15の下端の開口を図11に
示すように星形形状とする場合であってもよく、この場
合には照明時にセード11の下面に生じる主照明と間接
照明との境の輪郭形状が独特の趣のある形状となる。さ
らに、図12に示すように、光制御部材15の下端の開
口を花柄形状とすることも可能である。
【0031】また、前記実施形態においては、セード1
1内を光制御部材15で2つの領域に仕切るようにした
が、3つあるいはそれ以上の領域に仕切り、その仕切っ
た各領域内に1つずつ、あるいは複数ずつ蛍光ランプを
配置させるような場合であってもよい。
【0032】図13にはこの発明の第2の実施形態を示
してあり、この実施形態においては、器具本体1の嵌合
溝6内に嵌着されたホルダ7にランプホルダ8a,8b
を介して2つの蛍光ランプ10a,10bが取り付けら
れている。そして一方の蛍光ランプ10aと他方の蛍光
ランプ10bとの間に介在してセード11内を2つの領
域に仕切る光制御部材15が前記ホルダ7に取り付けら
れている。
【0033】図14にはこの発明の第3の実施形態を示
してあり、この実施形態においては、器具本体1の反射
板5に直接ランプホルダ8a,8bが取り付けられ、こ
れらランプホルダ8a,8bを介して2つの蛍光ランプ
10a,10bが支持されている。そして一方の蛍光ラ
ンプ10aと他方の蛍光ランプ10bとの間に介在して
セード11内を2つの領域に仕切る光制御部材15が前
記反射板5に取り付けられている。
【0034】図15および図16にはこの発明の第4の
実施形態を示してあり、この実施形態においては、光制
御部材15の外周外面に弾性変形可能な合成樹脂等で形
成された係合体25が取り付けられている。この係合体
25は弾性的に拡開可能なC字状をなす係合部25aを
有し、この係合部25aが蛍光ランプ10aの外周にそ
の下方から弾性的に係脱可能に嵌着され、この嵌着によ
り光制御部材15が係合体25を介して蛍光ランプ10
aに着脱可能に取り付けられている。
【0035】この構成の場合には、弾性変形可能な係合
体25を介して光制御部材15を容易に着脱でき、した
がって光制御部材15の清掃等を容易に行なえ、また光
制御部材15を取り付けた状態で使用したり取り外した
状態で使用する照明形態を選択することができる。ま
た、係合体25は光制御部材15の外周側の外面に設け
られているから、照明時にその影がセード11の下面に
映るようなことがほとんどない。
【0036】図17および図18にはこの発明の第5の
実施形態を示してあり、この実施形態においては、光制
御部材15の外周外面に弾性変形可能な合成樹脂等で形
成された係合体25が取り付けられている。この係合体
25は弾性的に拡開可能な二股状をなす係合部25aを
有し、この係合部25aがランプホルダ8aの基部にそ
の下方から弾性的に係脱可能に嵌着され、この嵌着によ
り光制御部材15が係合体25を介してランプホルダ8
aに着脱可能に取り付けられている。
【0037】この構成の場合においても、弾性変形可能
な係合体25を介して光制御部材15を容易に着脱で
き、したがって光制御部材15の清掃等を容易に行な
え、また光制御部材15を取り付けた状態で使用したり
取り外した状態で使用する照明形態を選択することがで
きる。また、係合体25は光制御部材15の外周側の外
面に設けられているから、照明時にその影がセード11
の下面に映るようなことがほとんどない。
【0038】そして第2、第3、第4、第5の実施形態
のように光制御部材15を器具本体4側の部材に取り付
けた場合には、器具本体4の下面側に設けるセード11
として既成のセードをそのまま共通して用いることがで
きる利点がある。
【0039】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ラ
ンプの相互間に光制御部材を設け、この光制御部材でセ
ード内を少なくとも2つの領域に仕切り、その各領域内
に配置するランプの発光色をその各領域ごとで異なら
せ、その各領域内のランプを選択的に点灯させるように
したから、その光制御部材による規制で照明形態を主照
明や間接照明に切り換え、また光制御部材で仕切られた
セード内の一方の領域に配置するランプの発光色と、他
の領域に配置するランプの発光色とを異ならせることに
よりその主照明や間接照明のときの照明の色合いを変え
て照明雰囲気を変えるようなバリエーションを採ること
ができる。
【0040】さらに請求項2の発明では、光制御部材が
不透光性の材料で形成されているから、主照明および間
接照明のときにおけるセード内の一方の領域と他方の領
域との輝度の差を明瞭にすることができる。
【0041】請求項3の発明では、光制御部材が透光性
の材料で形成されているから、主照明および間接照明の
ときにおけるセード内の一方の領域と他方の領域との輝
度の差を和らげることができる。
【0042】請求項4の発明では、光制御部材が筒形で
下端側に向かってテーパ状に漸次縮径する逆ラッパ状と
なっているから、主照明の際にセードの直下の比較的狭
い範囲をスポット的に照明することができる。
【0043】請求項5の発明では、光制御部材が筒形で
下端側の開口の形状が花柄等の模様形状となっているか
ら、照明時にセードの下面に生じる光制御部材による仕
切りの境界の形状が独特な趣のある形状となる。
【0044】請求項6の発明では、光制御部材が反射板
に取り付けられているから、その取り付け状態が安定す
る。請求項7の発明では、光制御部材が係合体を介して
器具本体の下面に配置するランプに着脱可能に取り付け
られているから、その取り外しにより光制御部材の清掃
等を容易に行なえ、また光制御部材を必要に応じて取り
付けたり取り外すことができる。
【0045】請求項8の発明では、光制御部材が係合体
を介して器具本体の下面に配置するランプホルダに着脱
可能に取り付けられているから、その取り外しにより光
制御部材の清掃等を容易に行なえ、また光制御部材を必
要に応じて取り付けたり取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る照明器具を示す断
面図。
【図2】その照明器具における光制御部材を示す斜視
図。
【図3】光制御部材の変形例を示す斜視図。
【図4】光制御部材の他の変形例を示す斜視図。
【図5】光制御部材の取付構造の変形例を示す断面図。
【図6】光制御部材の取付構造の他の変形例を示す断面
図。
【図7】光制御部材の取付構造のさらに異なる他の変形
例を示す断面図。
【図8】セードを四角形状の和風様式に構成した例を示
す斜視図。
【図9】その和風様式のセードに用いた下端の開口が四
角形状の光制御部材を示す斜視図。
【図10】セードを四角形状の和風様式とし、光制御部
材の下端の開口を星形形状とした例を示す下面図。
【図11】その星形形状の光制御部材を示す斜視図。
【図12】セードを四角形状の和風様式とし、光制御部
材の下端の開口を花柄形状とした例を示す下面図。
【図13】光制御部材を器具本体の下面のホルダに取り
付けた実施形態を示す断面図。
【図14】光制御部材を器具本体の下面の反射板に取り
付けた実施形態を示す断面図。
【図15】光制御部材を蛍光ランプに着脱可能に取り付
けた実施形態を示す断面図。
【図16】その実施形態における光制御部材を示す斜視
図。
【図17】光制御部材をランプホルダに着脱可能に取り
付けた実施形態を示す断面図。
【図18】その実施形態における光制御部材を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…天井面 2…引掛けシーリング 3…アダプター 4…器具本体 5…反射板 8a,8b,8c…ランプホルダ 10a,10b,10c…蛍光ランプ 11…セード 15…光制御部材
フロントページの続き (72)発明者 黒沢 透 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体と、この器具本体の下面に設けら
    れた複数のランプと、これらランプを含めて器具本体の
    下面を覆ったセードとを具備し、前記ランプの相互間に
    光制御部材を設け、この光制御部材でセード内を少なく
    とも2つの領域に仕切り、その各領域内に配置するラン
    プの発光色をその各領域ごとで異ならせ、その各領域内
    のランプを選択的に点灯可能としたことを特徴とする照
    明器具。
  2. 【請求項2】光制御部材は不透光性の材料で形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 【請求項3】光制御部材は透光性の材料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  4. 【請求項4】光制御部材は筒形で下端側に向かってテー
    パ状に漸次縮径する逆ラッパ状に形成されていることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の照明器具。
  5. 【請求項5】光制御部材は筒形で下端側の開口の形状が
    花柄等の模様形状となっていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4に記載の照明器具。
  6. 【請求項6】光制御部材は器具本体の反射板に取り付け
    られていることを特徴とする請求項1、2、3、4また
    は5に記載の照明器具。
  7. 【請求項7】光制御部材には弾性変形可能な係合体が設
    けられ、この係合体を介して光制御部材が器具本体の下
    面に配置するランプに係脱可能に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の
    照明器具。
  8. 【請求項8】光制御部材には弾性変形可能な係合体が設
    けられ、この係合体を介して光制御部材が器具本体の下
    面に配置するランプホルダに係脱可能に取り付けられて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に
    記載の照明器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030035649A (ko) * 2001-11-02 2003-05-09 문재원 이중조명 구조를 갖는 조명기구
JP2004152647A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Satoru Saito 色合いのある間接照明付き主照明装置
JP2009016180A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Fukei Secolo:Kk 街路灯用照明器具並びに街路灯

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