JPH09110103A - 塵芥容器 - Google Patents

塵芥容器

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Publication number
JPH09110103A
JPH09110103A JP27406295A JP27406295A JPH09110103A JP H09110103 A JPH09110103 A JP H09110103A JP 27406295 A JP27406295 A JP 27406295A JP 27406295 A JP27406295 A JP 27406295A JP H09110103 A JPH09110103 A JP H09110103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
bottom plate
inside wall
panel
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27406295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ejiri
宏 江尻
Tetsuo Nagaoka
哲生 長岡
Hiroshi Moritake
博 森武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP27406295A priority Critical patent/JPH09110103A/ja
Publication of JPH09110103A publication Critical patent/JPH09110103A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底板の内壁面の清掃を容易とした塵芥容器を
提供する。 【解決手段】 容器本体が2重構造のパネルによって形
成されるとともに、底板部6に水抜き穴68が形成され
た塵芥容器において、底板部6の内壁パネル61を、そ
の内壁底面部分の全体を平滑面に形成するとともに、内
壁底面の周囲縁64から水抜き穴68に向かって下斜め
方向に傾斜する傾斜面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵芥などを保管す
るとともに、塵芥収集車による搬送、反転収集が可能な
塵芥容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の塵芥容器は全て金属製で
あったが、容器の軽量化、作業性の向上、廃棄処理の容
易性などの観点から、現在では容器の樹脂化が進んでい
る。
【0003】容器を樹脂で形成する場合、金属製のもの
と同様の形状にすると強度がかなり低下することにな
る。
【0004】この強度低下を防止するために、例えば実
公平4−47122号公報に記載の塵芥容器は、図4に
示すように、容器全体を2重パネルの構造としている。
そして、天板を兼ねる左右の蓋体74,75、前板7
6、後板77,左右の側板78,79及び底板80を構
成する内外の各パネルに凹凸の溝を設けて、強度を確保
している。
【0005】例えば、底板80には、両側板78,79
を連結して全体の強度を増加させるための補強パイプ8
3を通す凹溝部84や、車輪88を取り付けるための取
付凹部85、及び底板80の強度を増加させるために任
意の箇所に複数個形成された円形状の凹段部86,86
・・・等が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の塵
芥容器は、蓋体74,75、前板76、後板77,左右
の側板78,79及び底板80を構成する内外の各パネ
ルに凹凸の溝を設けているので、この凹凸の溝に塵芥が
溜まりやすいといった問題があった。
【0007】特に、底板80の内壁パネルに凹凸の溝等
84,85,86を多数形成すると、この溝等84,8
5,86に塵芥だけでなく汚水なども溜まるため汚れや
すく、また清掃時には取りにくいため、大変面倒なもの
であった。
【0008】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたもので、その目的は、底板の内壁面の清掃を容
易とした塵芥容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の塵芥容器は、容器本体が2重構造のパネル
によって形成されるとともに、底板部に水抜き穴が形成
された塵芥容器に適用し、前記容器本体の内壁底面全体
が平滑面に形成されるとともに、内壁底面の周囲縁から
前記水抜き穴に向かって下斜め方向に傾斜する傾斜面に
形成されたものである。
【0010】内壁底面全体を平滑面に形成し、かつ内壁
底面の周囲縁から水抜き穴に向かって下斜め方向に傾斜
させることにより、汚水は水抜き穴部分に溜まることに
なる。そのため、水抜き穴を塞いでいる栓を抜くだけ
で、容器の内部に溜まった汚水の大部分が外部に排出さ
れることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の塵芥容器の斜視図、図2
は図1のA−A線に沿う端面図、図3は図1のB−B線
に沿う端面図である。
【0013】この塵芥容器は、その全体が合成樹脂製の
2重パネル構造となっている。
【0014】すなわち、この塵芥容器は大別すると、天
板部1、前板部2、後板部3、左右の側板部4,5、底
板部6、天板部1と前板部2及び後板部3との間にそれ
ぞれ設けられた扉部7,8によって構成されている。
【0015】天板部1は、平板状のパネルによる2重構
造となっている。
【0016】前板部2及び後板部3は同様の構造となっ
ており、扉部7,8を開くために指を差し込むための凹
み部21,31及び容器としての強度を保持するための
凹み溝22,32や段部23,33を内外の各壁パネル
に形成した構造となっている。
【0017】左右の側板部4,5も同様の構造となって
おり、内壁パネル41,51は平板状に形成され、外壁
パネル42,52に、指を差し込んで持ち上げるための
凹み溝部43,53及び容器としての強度を保持するた
めの凹み溝44,54や段部45,55を形成した構造
となっている。
【0018】底板部6は、A−A線に沿う断面形状が上
向きコ字状に形成されており、その底面部分の中央部に
水抜き穴68が形成されている。そして、この水抜き穴
68に、底面の下方側から引き抜き可能な栓部材9が嵌
入保持されている。
【0019】また、底板部6の内壁パネル61は、その
内壁底面部分の全体が平滑面に形成されるとともに、内
壁底面の周囲縁64から水抜き穴68に向かって下斜め
方向に傾斜する傾斜面に形成されている。つまり、内壁
底面は、その全体が水抜き穴68に向かうゆるやかな円
錐曲面(上戸面)に形成されている。
【0020】また、底板部6の外壁パネル62は、その
外壁底面部分に、容器としての強度を保持するための複
数の線状段部63が両側板部3,4にわたって形成され
ているとともに、その4隅部に車輪12が取り付けられ
ている。
【0021】また、扉部7,8は、その左右両側の上端
縁が、それぞれ左右の側板部4,5の周縁部に対して支
持ピン10により回動可能に支持されており、自重によ
って通常は閉じた状態(各図に示す状態)となってい
る。
【0022】このように、本発明の塵芥容器によれば、
底板部6の内壁パネル61は、底面全体を平滑面に形成
し、かつ水抜き穴68に向かって下斜め方向に傾斜する
傾斜面に形成したので、塵芥とともに汚水が投入されて
も、汚水は水抜き穴68部分を中心として溜まることに
なる。そのため、水抜き穴68を塞いでいる栓部材9を
抜くだけで、容器の内部に溜まった汚水が外部に排出さ
れることになる。
【0023】なお、このような塵芥容器を作製する合成
樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリカーボネート、ABS等が好適に使用される。ただ
し、パネルとして成形できる材料であればよく、上記し
た材料の種類に限定されるものではない。
【0024】また、上記実施形態では、水抜き穴68を
底面部分の中央部(すなわち、対角線の交わる部分)に
設ける構造として説明しているが、中央部分からずれた
位置に設けられた構造であってもよいものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の塵芥容器は、容器本体が2重構
造のパネルによって形成されるとともに、底板部に水抜
き穴が形成された塵芥容器において、容器本体の内壁パ
ネルの底面全体を平滑面に形成するとともに、内壁パネ
ルの底面の周囲縁から水抜き穴に向かって下斜め方向に
傾斜する傾斜面に形成したので、塵芥とともに汚水が投
入されても、汚水は水抜き穴部分を中心として溜まるた
め、水抜き穴を塞いでいる栓部材を抜くだけで、容器の
内部に溜まった汚水を外部に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塵芥容器の斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う端面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う端面図である。
【図4】従来の塵芥容器の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 天板部 2 前板部 3 後板部 4,5 側板部 6 底板部 7,8 扉部 61 内壁パネル 64 周囲縁 68 水抜き穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体が2重構造のパネルによって形
    成されるとともに、底板部に水抜き穴が形成された塵芥
    容器において、前記容器本体の内壁パネルの底面全体が
    平滑面に形成されるとともに、内壁パネルの底面の周囲
    縁から前記水抜き穴に向かって下斜め方向に傾斜する傾
    斜面に形成されたことを特徴とする塵芥容器。
JP27406295A 1995-10-23 1995-10-23 塵芥容器 Pending JPH09110103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27406295A JPH09110103A (ja) 1995-10-23 1995-10-23 塵芥容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27406295A JPH09110103A (ja) 1995-10-23 1995-10-23 塵芥容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09110103A true JPH09110103A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17536445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27406295A Pending JPH09110103A (ja) 1995-10-23 1995-10-23 塵芥容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09110103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159061A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Kaisui Maren:Kk 組立式容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159061A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Kaisui Maren:Kk 組立式容器

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