JPH0911006A - 高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具 - Google Patents
高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具Info
- Publication number
- JPH0911006A JPH0911006A JP7179431A JP17943195A JPH0911006A JP H0911006 A JPH0911006 A JP H0911006A JP 7179431 A JP7179431 A JP 7179431A JP 17943195 A JP17943195 A JP 17943195A JP H0911006 A JPH0911006 A JP H0911006A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cbn
- cutting
- sintered material
- cutting tool
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮するＣＢ
Ｎ基焼結材料製切削工具を提供する。 【構成】 ＣＢＮ基焼結材料製切削工具を、容量％で、
ＴｉＣ，ＴｉＮ、およびＴｉＣＮの１種以上：２５〜４
５％、ＴｉＢ2 ：５〜１０％、ＡｌＮ：３〜７％、Ａｌ
Ｂ2 ：１〜５％を含有し、残りがＣＢＮと不可避不純物
からなる組成を有し、かつ走査型電子顕微鏡による組織
観察で、不均一な粒径のＣＢＮ粒が混在し、ＣＢＮ粒に
占める割合で８０面積％以上のＣＢＮ粒が相互結合した
組織を示すＣＢＮ基焼結材料で構成する。
Ｎ基焼結材料製切削工具を提供する。 【構成】 ＣＢＮ基焼結材料製切削工具を、容量％で、
ＴｉＣ，ＴｉＮ、およびＴｉＣＮの１種以上：２５〜４
５％、ＴｉＢ2 ：５〜１０％、ＡｌＮ：３〜７％、Ａｌ
Ｂ2 ：１〜５％を含有し、残りがＣＢＮと不可避不純物
からなる組成を有し、かつ走査型電子顕微鏡による組織
観察で、不均一な粒径のＣＢＮ粒が混在し、ＣＢＮ粒に
占める割合で８０面積％以上のＣＢＮ粒が相互結合した
組織を示すＣＢＮ基焼結材料で構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、熱伝導性にすぐれ、
したがって熱発生の高い高速切削に用いた場合にすぐれ
た耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削
工具（以下、ＣＢＮ系切削工具という）に関するもので
ある。
したがって熱発生の高い高速切削に用いた場合にすぐれ
た耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削
工具（以下、ＣＢＮ系切削工具という）に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＣＢＮ系切削工具として、例えば
特公昭５７−３６３１号公報に記載されるように、容量
％で（以下同じ）、２０〜８０％を占める連続結合相
が、周期律表の４ａ，５ａ、および６ａ族金属の炭化
物、窒化物、硼化物、およびけい化物、並びにこれらの
２種以上の固溶体からなる群のうちの１種または２種以
上で構成され、残りの硬質分散相が立方晶窒化硼素（以
下、ＣＢＮで示す）からなる組成を有するＣＢＮ基焼結
材料で構成されたものが知られている。また、上記ＣＢ
Ｎ系切削工具が、例えば高硬度焼入れ鋼などの仕上切削
に主に用いられていることも知られている。
特公昭５７−３６３１号公報に記載されるように、容量
％で（以下同じ）、２０〜８０％を占める連続結合相
が、周期律表の４ａ，５ａ、および６ａ族金属の炭化
物、窒化物、硼化物、およびけい化物、並びにこれらの
２種以上の固溶体からなる群のうちの１種または２種以
上で構成され、残りの硬質分散相が立方晶窒化硼素（以
下、ＣＢＮで示す）からなる組成を有するＣＢＮ基焼結
材料で構成されたものが知られている。また、上記ＣＢ
Ｎ系切削工具が、例えば高硬度焼入れ鋼などの仕上切削
に主に用いられていることも知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の切削機械
の高性能化および高出力化はめざましく、省力化と相ま
って、切削速度は高速化の傾向にあるが、上記の従来Ｃ
ＢＮ系切削工具においては、これを高速切削に用いる
と、高い発熱のために、特に切刃のすくい面の摩耗進行
が著しく、比較的短時間で使用寿命に至るのが現状であ
る。
の高性能化および高出力化はめざましく、省力化と相ま
って、切削速度は高速化の傾向にあるが、上記の従来Ｃ
ＢＮ系切削工具においては、これを高速切削に用いる
と、高い発熱のために、特に切刃のすくい面の摩耗進行
が著しく、比較的短時間で使用寿命に至るのが現状であ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、高い発熱を伴なう高速切削にも
すぐれた耐摩耗性を発揮するＣＢＮ系切削工具を開発す
べく研究を行なった結果、ＣＮＢ系切削工具を構成する
ＣＢＮ基焼結材料の組成を、Ｔｉの炭化物、窒化物、お
よび炭窒化物（以下、それぞれＴｉＣ，ＴｉＮ、および
ＴｉＣＮで示し、これらを総称してＴｉの炭・窒化物と
いう）のうちの１種または２種以上：２５〜４５％、硼
化チタン（以下、ＴｉＢ2 で示す）：５〜１０％、窒化
アルミニウム（以下、ＡｌＮで示す）：３〜７％、硼化
アルミニウム（以下、ＡｌＢ2 で示す）：１〜５％、を
含有し、残りがＣＢＮと不可避不純物からなる組成に特
定し、かつ上記ＣＢＮ基焼結材料におけるＣＢＮ粒の粒
径を不均一にして、その含有割合が相対的に少量の３３
〜６６％でも、その８０面積％以上（走査型電子顕微鏡
による組織観察にもとづく）が相互結合した組織をもつ
ようにすると、切削で発生した熱は、すぐれた熱伝導性
を有するＣＢＮ粒の相互結合を通してすみやかに放熱さ
れ、切刃が加熱されることがないので、ＣＢＮ粒のもつ
高硬度によってすぐれた耐摩耗性が確保され、加えて上
記Ｔｉの炭・窒化物によって高靭性が、また上記ＴｉＢ
2によって高強度が確保され、さらに上記ＡｌＮおよび
ＡｌＢ2 による焼結性向上に伴なう強度向上と相まっ
て、切刃における欠けやチッピングの発生も抑制され、
長期に亘ってすぐれた耐欠損性を発揮するという研究結
果を得たのである。
上述のような観点から、高い発熱を伴なう高速切削にも
すぐれた耐摩耗性を発揮するＣＢＮ系切削工具を開発す
べく研究を行なった結果、ＣＮＢ系切削工具を構成する
ＣＢＮ基焼結材料の組成を、Ｔｉの炭化物、窒化物、お
よび炭窒化物（以下、それぞれＴｉＣ，ＴｉＮ、および
ＴｉＣＮで示し、これらを総称してＴｉの炭・窒化物と
いう）のうちの１種または２種以上：２５〜４５％、硼
化チタン（以下、ＴｉＢ2 で示す）：５〜１０％、窒化
アルミニウム（以下、ＡｌＮで示す）：３〜７％、硼化
アルミニウム（以下、ＡｌＢ2 で示す）：１〜５％、を
含有し、残りがＣＢＮと不可避不純物からなる組成に特
定し、かつ上記ＣＢＮ基焼結材料におけるＣＢＮ粒の粒
径を不均一にして、その含有割合が相対的に少量の３３
〜６６％でも、その８０面積％以上（走査型電子顕微鏡
による組織観察にもとづく）が相互結合した組織をもつ
ようにすると、切削で発生した熱は、すぐれた熱伝導性
を有するＣＢＮ粒の相互結合を通してすみやかに放熱さ
れ、切刃が加熱されることがないので、ＣＢＮ粒のもつ
高硬度によってすぐれた耐摩耗性が確保され、加えて上
記Ｔｉの炭・窒化物によって高靭性が、また上記ＴｉＢ
2によって高強度が確保され、さらに上記ＡｌＮおよび
ＡｌＢ2 による焼結性向上に伴なう強度向上と相まっ
て、切刃における欠けやチッピングの発生も抑制され、
長期に亘ってすぐれた耐欠損性を発揮するという研究結
果を得たのである。
【０００５】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、Ｔｉの炭・窒化物のうちの１種
または２種以上：２５〜４５％、ＴｉＢ2 ：５〜１０
％、ＡｌＮ：３〜７％、ＡｌＢ2 ：１〜５％、を含有
し、残りがＣＢＮと不可避不純物からなる組成を有し、
かつ走査型顕微鏡による組織観察で、不均一な粒径のＣ
ＢＮ粒が混在し、ＣＢＮ粒に占める割合で８０面積％以
上のＣＢＮ粒が相互に接合した組織を示すＣＢＮ基焼結
材料で構成してなる、高速切削ですぐれた耐摩耗性を発
揮するＣＢＮ系切削工具に特徴を有するものである。
なされたものであって、Ｔｉの炭・窒化物のうちの１種
または２種以上：２５〜４５％、ＴｉＢ2 ：５〜１０
％、ＡｌＮ：３〜７％、ＡｌＢ2 ：１〜５％、を含有
し、残りがＣＢＮと不可避不純物からなる組成を有し、
かつ走査型顕微鏡による組織観察で、不均一な粒径のＣ
ＢＮ粒が混在し、ＣＢＮ粒に占める割合で８０面積％以
上のＣＢＮ粒が相互に接合した組織を示すＣＢＮ基焼結
材料で構成してなる、高速切削ですぐれた耐摩耗性を発
揮するＣＢＮ系切削工具に特徴を有するものである。
【０００６】つぎに、この発明のＣＢＮ系切削工具にお
いて、これを構成するＣＢＮ基焼結材料の組成および相
互結合したＣＢＮ粒の割合を上記の通りに限定した理由
を説明する。 Ａ．組成 （ａ） Ｔｉの炭・窒化物 これらの成分には、ＣＢＮ粒間に存在して靭性を向上さ
せる作用があるが、その割合が２５％未満では、切刃に
所望の耐欠損性を確保することができず、一方その割合
が４５％を越えると、ＣＢＮ粒の相互結合が困難になる
ばかりでなく、耐摩耗性が低下するようになることか
ら、その割合を２５〜４５％と定めた。
いて、これを構成するＣＢＮ基焼結材料の組成および相
互結合したＣＢＮ粒の割合を上記の通りに限定した理由
を説明する。 Ａ．組成 （ａ） Ｔｉの炭・窒化物 これらの成分には、ＣＢＮ粒間に存在して靭性を向上さ
せる作用があるが、その割合が２５％未満では、切刃に
所望の耐欠損性を確保することができず、一方その割合
が４５％を越えると、ＣＢＮ粒の相互結合が困難になる
ばかりでなく、耐摩耗性が低下するようになることか
ら、その割合を２５〜４５％と定めた。
【０００７】（ｂ） ＴｉＢ2 ＴｉＢ2 には、他の構成成分と強固に結合して強度を向
上させる作用があるが、その割合が５％未満では所望の
強度向上効果が得られず、一方その割合が１０％を越え
ても強度に低下傾向が現われるようになることから、そ
の割合を５〜１０％と定めた。
上させる作用があるが、その割合が５％未満では所望の
強度向上効果が得られず、一方その割合が１０％を越え
ても強度に低下傾向が現われるようになることから、そ
の割合を５〜１０％と定めた。
【０００８】（ｃ） ＡｌＮおよびＡｌＢ2 これらの成分には、共存した状態で焼結性を向上させ、
もって強度を一段と向上させる作用があるが、その割合
がいずれかでもＡｌＮ：３％未満、ＡｌＢ2 ：１％未満
になると前記作用に所望の効果が得られず、一方その割
合がいずれかでもＡｌＮ：７％およびＡｌＢ2 ：５％を
越えると靭性が低下し、切刃に欠けやチッピングが発生
し易くなることから、その割合をそれぞれＡｌＮ：３〜
７％、ＡｌＢ2 ：１〜５％と定めた。
もって強度を一段と向上させる作用があるが、その割合
がいずれかでもＡｌＮ：３％未満、ＡｌＢ2 ：１％未満
になると前記作用に所望の効果が得られず、一方その割
合がいずれかでもＡｌＮ：７％およびＡｌＢ2 ：５％を
越えると靭性が低下し、切刃に欠けやチッピングが発生
し易くなることから、その割合をそれぞれＡｌＮ：３〜
７％、ＡｌＢ2 ：１〜５％と定めた。
【０００９】Ｂ．相互結合したＣＢＮ粒の割合 ＣＢＮ粒の相互結合割合は、ＣＢＮ粒の粒度分布を変化
させることにより調整されるが、その相互結合割合が８
０面積％未満になると、放熱効果に急激な低下傾向が現
われ、すぐれた耐摩耗性を確保することができなくなる
ことから、その相互結合割合を８０面積％以上、望まし
くは８５面積％以上と定めた。
させることにより調整されるが、その相互結合割合が８
０面積％未満になると、放熱効果に急激な低下傾向が現
われ、すぐれた耐摩耗性を確保することができなくなる
ことから、その相互結合割合を８０面積％以上、望まし
くは８５面積％以上と定めた。
【００１０】
【実施例】原料粉末として、それぞれ表１に示される平
均粒径を有するＣＢＮ粉末、ＴｉＣ粉末、ＴｉＮ粉末、
ＴｉＣＮ粉末、ＴｉＢ2 粉末、ＡｌＮ粉末、ＡｌＢ2 粉
末、およびＴａＮ粉末を用意し、これら原料粉末を同じ
く表１に示される配合組成に配合し、回転ボールミルで
７２時間湿式混合し、乾燥した後、３ton/cm2 の圧力で
直径：２０mm×厚さ：１．５mmの寸法をもった圧粉体に
プレス成形し、この圧粉体を、３×１０-4torrの真空
中、１０００〜１３００℃の範囲内の所定温度に３０分
間保持の条件で仮焼結し、引続いて直径：２０mm×厚
さ：２mmの寸法をもったＷＣ基超硬合金母材と重ね合せ
た状態で超高圧焼結装置に装入し、圧力：５ＧＰａで１
２００〜１４００℃の範囲内の所定温度に３０分間保持
の条件で超高圧焼結して、実質的に配合組成と同じ成分
組成をもったＣＢＮ基焼結材料チップを形成し、このチ
ップの上下面を研削し、ワイヤカットにて４分割し、Ｗ
Ｃ基超硬合金台金にろう付けし、所定のスローアウェイ
チップ形状に研磨仕上げすることにより切刃部が上記Ｃ
ＢＮ基焼結材料チップで構成された本発明ＣＢＮ系切削
工具１〜７および従来ＣＢＮ系切削工具１〜３をそれぞ
れ製造した。
均粒径を有するＣＢＮ粉末、ＴｉＣ粉末、ＴｉＮ粉末、
ＴｉＣＮ粉末、ＴｉＢ2 粉末、ＡｌＮ粉末、ＡｌＢ2 粉
末、およびＴａＮ粉末を用意し、これら原料粉末を同じ
く表１に示される配合組成に配合し、回転ボールミルで
７２時間湿式混合し、乾燥した後、３ton/cm2 の圧力で
直径：２０mm×厚さ：１．５mmの寸法をもった圧粉体に
プレス成形し、この圧粉体を、３×１０-4torrの真空
中、１０００〜１３００℃の範囲内の所定温度に３０分
間保持の条件で仮焼結し、引続いて直径：２０mm×厚
さ：２mmの寸法をもったＷＣ基超硬合金母材と重ね合せ
た状態で超高圧焼結装置に装入し、圧力：５ＧＰａで１
２００〜１４００℃の範囲内の所定温度に３０分間保持
の条件で超高圧焼結して、実質的に配合組成と同じ成分
組成をもったＣＢＮ基焼結材料チップを形成し、このチ
ップの上下面を研削し、ワイヤカットにて４分割し、Ｗ
Ｃ基超硬合金台金にろう付けし、所定のスローアウェイ
チップ形状に研磨仕上げすることにより切刃部が上記Ｃ
ＢＮ基焼結材料チップで構成された本発明ＣＢＮ系切削
工具１〜７および従来ＣＢＮ系切削工具１〜３をそれぞ
れ製造した。
【００１１】つぎに、この結果得られた各種のＣＢＮ系
切削工具におけるＣＢＮ基焼結材料で構成された切刃部
を走査型電子顕微鏡（倍率：５０００倍）で観察し、任
意５ヶ所におけるＣＢＮ粒の面積率、およびこのうちの
相互結合したＣＢＮ粒の面積割合をそれぞれ画像解析装
置を用いて測定し、この測定結果を表２に５ヶ所の平均
値として示した。また、図１には本発明ＣＢＮ系切削工
具４の組織写真、図２には従来ＣＢＮ系切削工具２の組
織写真を示した。
切削工具におけるＣＢＮ基焼結材料で構成された切刃部
を走査型電子顕微鏡（倍率：５０００倍）で観察し、任
意５ヶ所におけるＣＢＮ粒の面積率、およびこのうちの
相互結合したＣＢＮ粒の面積割合をそれぞれ画像解析装
置を用いて測定し、この測定結果を表２に５ヶ所の平均
値として示した。また、図１には本発明ＣＢＮ系切削工
具４の組織写真、図２には従来ＣＢＮ系切削工具２の組
織写真を示した。
【００１２】さらに、上記の各種ＣＢＮ系切削工具を用
い、 被削材：ＳＣＭ４１５焼入材（硬さ：ＨR Ｃ６３）の丸
棒、 切削速度：３５０ｍ／min.、 切込み：０．１mm、 送り：０．１５mm/rev．、 時間：３０分、 の条件で高硬度焼入鋼の乾式高速仕上切削試験を行な
い、切刃のすくい面摩耗深さを測定した。この測定結果
を表２に示した。
い、 被削材：ＳＣＭ４１５焼入材（硬さ：ＨR Ｃ６３）の丸
棒、 切削速度：３５０ｍ／min.、 切込み：０．１mm、 送り：０．１５mm/rev．、 時間：３０分、 の条件で高硬度焼入鋼の乾式高速仕上切削試験を行な
い、切刃のすくい面摩耗深さを測定した。この測定結果
を表２に示した。
【００１３】
【表１】
【００１４】
【表２】
【００１５】
【発明の効果】表１，２、並びに図１，２に示される結
果から、本発明ＣＢＮ系切削工具１〜７は、いずれもそ
の切刃部がＣＢＮ粒のうちの８０面積％以上が相互結合
した組織を有するＣＢＮ基焼結材料で構成されているの
で、切削時に発生した高熱は熱伝導性のすぐれた前記相
互結合ＣＢＮ粒を通してすみやかに放熱され、この結果
切刃部の過熱が抑制されることから、他の構成成分によ
る高靭性および高強度の確保と相まって、すぐれた耐摩
耗性を示すのに対して、従来ＣＢＮ系切削工具１〜３に
おいては、いずれもＣＢＮ粒が相互に分離した分散相を
形成したＣＢＮ基焼結材料で構成され、したがって放熱
はＣＢＮ粒に比して著しく熱伝導性の劣る連続結合相に
よって行なわれることから、高熱発生を伴なう切削では
切刃部の過熱は避けられず、これが原因で摩耗進行が著
しいことが明らかである。上述のように、この発明のＣ
ＢＮ系切削工具は、すぐれた熱伝導性を有するＣＢＮ基
焼結材料で構成されているので、高い発熱を伴なう切削
にも過熱されることなく、すぐれた切削性能を長期に亘
って発揮するのである。
果から、本発明ＣＢＮ系切削工具１〜７は、いずれもそ
の切刃部がＣＢＮ粒のうちの８０面積％以上が相互結合
した組織を有するＣＢＮ基焼結材料で構成されているの
で、切削時に発生した高熱は熱伝導性のすぐれた前記相
互結合ＣＢＮ粒を通してすみやかに放熱され、この結果
切刃部の過熱が抑制されることから、他の構成成分によ
る高靭性および高強度の確保と相まって、すぐれた耐摩
耗性を示すのに対して、従来ＣＢＮ系切削工具１〜３に
おいては、いずれもＣＢＮ粒が相互に分離した分散相を
形成したＣＢＮ基焼結材料で構成され、したがって放熱
はＣＢＮ粒に比して著しく熱伝導性の劣る連続結合相に
よって行なわれることから、高熱発生を伴なう切削では
切刃部の過熱は避けられず、これが原因で摩耗進行が著
しいことが明らかである。上述のように、この発明のＣ
ＢＮ系切削工具は、すぐれた熱伝導性を有するＣＢＮ基
焼結材料で構成されているので、高い発熱を伴なう切削
にも過熱されることなく、すぐれた切削性能を長期に亘
って発揮するのである。
【図１】本発明ＣＢＮ系切削工具４を構成するＣＢＮ基
焼結材料の走査型電子顕微鏡による組織写真（倍率：５
０００倍）である。
焼結材料の走査型電子顕微鏡による組織写真（倍率：５
０００倍）である。
【図２】従来ＣＢＮ系切削工具２を構成するＣＢＮ基焼
結材料の走査型電子顕微鏡による組織写真（倍率：５０
００倍）である。
結材料の走査型電子顕微鏡による組織写真（倍率：５０
００倍）である。
Claims (1)
- 【請求項１】 容量％で、 Ｔｉの炭化物、窒化物、および炭窒化物のうちの１種ま
たは２種以上：２５〜４５％、 硼化チタン：５〜１０％、 窒化アルミニウム：３〜７％、 硼化アルミニウム：１〜５％、を含有し、残りが立方晶
窒化硼素と不可避不純物からなる組成を有し、かつ走査
型電子顕微鏡による組織観察で、不均一な粒径の立方晶
窒化硼素粒が混在し、立方晶窒化硼素粒に占める割合で
８０面積％以上の立方晶窒化硼素粒が相互に接合した組
織を示す立方晶窒化硼素基焼結材料で構成したことを特
徴とする高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する立方晶
窒化硼素基焼結材料製切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179431A JPH0911006A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179431A JPH0911006A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911006A true JPH0911006A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16065749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7179431A Pending JPH0911006A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911006A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7670980B2 (en) * | 2005-10-28 | 2010-03-02 | Sandvik Intellectual Property Ab | Cubic boron nitride cutting tool insert with excellent resistance to chipping and edge fracture |
| WO2010119962A1 (ja) * | 2009-04-17 | 2010-10-21 | 株式会社タンガロイ | 立方晶窒化硼素焼結体および被覆立方晶窒化硼素焼結体 |
| US8507082B2 (en) | 2011-03-25 | 2013-08-13 | Kennametal Inc. | CVD coated polycrystalline c-BN cutting tools |
| US9028953B2 (en) | 2013-01-11 | 2015-05-12 | Kennametal Inc. | CVD coated polycrystalline c-BN cutting tools |
| JP2019167256A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 三菱マテリアル株式会社 | 立方晶窒化ほう素基焼結体及びこれからなる切削工具 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7179431A patent/JPH0911006A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7670980B2 (en) * | 2005-10-28 | 2010-03-02 | Sandvik Intellectual Property Ab | Cubic boron nitride cutting tool insert with excellent resistance to chipping and edge fracture |
| WO2010119962A1 (ja) * | 2009-04-17 | 2010-10-21 | 株式会社タンガロイ | 立方晶窒化硼素焼結体および被覆立方晶窒化硼素焼結体 |
| US8507082B2 (en) | 2011-03-25 | 2013-08-13 | Kennametal Inc. | CVD coated polycrystalline c-BN cutting tools |
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| JP2019167256A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 三菱マテリアル株式会社 | 立方晶窒化ほう素基焼結体及びこれからなる切削工具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010717 |